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ホワイトハッカーになるには?向いている人とキャリアパス・目指し方を紹介

[最終更新日]2024/04/21

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ホワイトハッカーになるには?仕事内容とキャリアパス、目指し方を紹介

ITエンジニアとして働いている人の中には、ホワイトハッカーの仕事に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。

とくにネットワーク・サーバー系の案件に携わっている人にとって、ホワイトハッカーは憧れの職種かもしれません。

目次

●ホワイトハッカー:サイバー攻撃や不正アクセスに対する防衛・セキュリティ対策に携わる ●セキュリティエンジニア:サーバーやネットワークの構築・運用・保守を担う ●ブラックハッカー・クラッカー:セキュリティの知識を悪用して攻撃を試みる者

ホワイトハッカーの役割

ホワイトハッカーとは、サイバー攻撃や不正アクセスに対する防衛・セキュリティ対策といった仕事に携わる方々の総称です。

昨今、国や企業がサイバー攻撃の対象になったり、不正アクセスによる情報漏洩などの被害に遭ったりする事態が少なからず起きています。
現代の情報社会においてはあらゆる事業にコンピューターやネットワークが活用されており、情報セキュリティ対策を講じることは必須の課題となっているのです。

セキュリティ対策のエキスパートとして活躍するホワイトハッカーは、組織にとってなくてはならない存在です。
事業をサイバー攻撃から守り、万が一の事態が発生した際には対応にあたることがホワイトハッカーの役割です。

ホワイトハッカーが向いている人

コンピューターシステムやネットワークに関する技術的なスキルを「常に高めていく」意識の強い人は、ホワイトハッカーに向いているでしょう。

そのほか、正義感が強く、「社会に貢献したい」という気持ちや責任感の強い人は、ホワイトハッカーで働くことへのやりがいを感じやすいはずです。

そのほか、探究心と好奇心の強い人、問題解決能力や論理的思考力の高い人も、ホワイトハッカーで活躍しやすいといえます。

ハッカー・ブラックハッカーとの違い

セキュリティに関する専門知識や高度なスキルを持つ技術者のことを「ハッカー」と呼びます。ホワイトハッカーは、卓越した知識や技術を善良な目的のために活用する技術者のことです。

セキュリティの仕組みを熟知していることは、セキュリティを突破して攻撃を仕掛ける手段にも通じていることを意味します。
知識を悪用して攻撃を試みる者を「クラッカー」または「ブラックハッカー」と呼びます。

ホワイトハッカーにとって、クラッカー・ブラックハッカーの手口を把握することはセキュリティ対策を講じる上で欠かせない視点です。
ハッカーの知見は、活用する目的しだいで防御にも攻撃にも利用できてしまうのです。

セキュリティエンジニアとの違い

ホワイトハッカーと混同されやすいのが「セキュリティエンジニア」です。ホワイトハッカーとセキュリティエンジニアにはどのような違いがあるのでしょうか。

実は、ホワイトハッカーは正式な職種名ではありません。セキュリティ領域のプロフェッショナルを指す呼称として使われています。
したがって、ホワイトハッカーの仕事もセキュリティエンジニアに含まれているケースが多いです。

より厳密な意味合いとしては、サーバーやネットワークの構築・運用・保守を担うのがセキュリティエンジニアの仕事です。
一方、ホワイトハッカーはすでに構築済みのサーバーやネットワークを攻撃から守ることが主な役割です。

実際には両者の業務領域に明確な線引きはないため、セキュリティエンジニアがホワイトハッカーの役割を果たしていることも多々あります。

ホワイトハッカーの主な仕事内容を紹介します。
サーバーやネットワークを攻撃から守ることがホワイトハッカーの役割ですが、その役割を果たすには次の業務をこなす必要があります。

ホワイトハッカーの主な仕事内容:●ペネトレーションテスト…疑似的にハッキングしてセキュリティホールを探す  ●脆弱性診断…ネットワークやOS、アプリケーションなどの脆弱性を診断する  ●不正侵入調査…不正侵入の被害の大きさや新国土、発生源などを特定する ●セキュリティ設計…あらゆる攻撃のパターンを想定し、セキュリティ設計をする ●保守・アップデート…運用・保守と安全な運用を継続するための調査をする

ペネトレーションテスト

ペネトレーションテストとは、いわゆる疑似ハッキングテストのことです。
ネットワークやアプリケーションの脆弱性を事前に発見するには、擬似的にハッキングしてセキュリティホールを探す必要があります。

ブラックハッカーが用いる手口を実際に試し、セキュリティ対策が高水準で達成できているか確認するのがペネトレーションテストの目的です。

ブラックハッカーの手口は日々進歩しています。過去に見られたハッキングの事例から、よくある手口に関しては一通り試しておく必要があるでしょう。

新たなハッキングの手口が登場するたびに、テストすべき項目は増えていきます。ペネトレーションテストを適切に実施するためにも、ブラックハッカーの手口について常に最新情報を収集しておくことが欠かせません。

脆弱性診断

組織が利用しているネットワークやOS、ミドルウェア、アプリケーションなどに脆弱性がないかを診断するのもホワイトハッカーの役割です。

具体的には、脆弱性の種類(カテゴリ)や危険性、重要度をCVSS(共通情弱性評価システム)にもとづいて評価し、ランク付けを行います。

CVSSの評価基準

  • 基本評価基準(Basic Metrics):攻撃が可能な状態か分析し、脆弱性の特性を評価する
  • 現状評価基準(Temporal Metrics):脆弱性の深刻度を評価し、現状値を算出する
  • 環境評価基準(Environmental Metrics):攻撃を受けた際の二次被害の規模を製品や利用者ごとに算出する

ペネトレーションテストでは擬似的にシステムへの侵入を試みるのに対して、あらかじめ既知の脆弱性を特定し、講じるべき対策を理解しておくことが脆弱性診断の目的です。

不正侵入調査

不正な侵入が行われた場合や、その兆候が見られた場合に被害の大きさや深刻度、発生源などを特定することを不正侵入調査(デジタルフォレンジック)といいます。
具体的には、次の手順で調査を進めるのが一般的です。

不正侵入調査の進め方

  • 証拠保全のためにデータを複製する
  • 不正削除されたメールの送受信データを抽出する
  • 隠蔽のための削除されたファイルを検出する
  • インターネット閲覧履歴を抽出する
  • ソフトウェアの実行履歴や端末の起動ログを解析する
  • 不正が行われた経路や発生源を特定する

とくに証拠保全は、法的紛争や訴訟に備える意味でも重要なプロセスです。
ハッキング時には証拠を隠蔽する手法が採られるケースが大半のため、証拠を保全しつつ不正が行われた形跡を調査する必要があるのです。

セキュリティ設計

サイバー攻撃に備えるには、現状想定し得る最上のセキュリティレベルの確保が欠かせません。

あらゆる攻撃のパターンを想定し、サーバーやネットワーク、アプリケーションなどの運用形態を把握した上でセキュリティ設計をする必要があります。
外部からの攻撃と組織内の運用実態の両面から考えることが求められるのです。

不正アクセスや情報漏洩といったリスクの発生源は、外部からの攻撃のみとは限りません。
場合によっては組織内部で不正が行われることも想定されます。組織内で不正を行いにくい設計にすると同時に、万が一不正が行われた場合には発生源を特定できる仕組みにしておくことも重要です。

ホワイトハッカーには、組織内外のリスクに備える視点が求められます。

保守・アップデート

セキュリティ対策を施した後も、ホワイトハッカーの仕事は続きます。
セキュリティシステムの運用・保守を担い、安全な運用を継続するための調査をするのもホワイトハッカーの重要な役割です。

年月の経過とともに、組織の体制や人員、ポジションなどが変化することも想定されます。
最新の状況に合わせてネットワークや機器のアクセス権限を変更したり、閲覧制限の階層を調整したりする必要に迫られるでしょう。

また、サーバーのOSやセキュリティシステムは定期的にアップデートされます。
アップデートに伴い、新たなセキュリティホールが生じていないか分析・評価することもホワイトハッカーの大切な仕事の1つです。

ホワイトハッカーの平均年収

ホワイトハッカーの年収:平均558.8万円 ほわいとはっかーは現状他の職種と比べて好待遇。海外では年収3,000万円以上の例も。→優秀なホワイトハッカーの需要は今後ますます高まっていく

ホワイトハッカーを含むセキュリティエキスパートの平均年収は558.8万円です※。
全業種の平均年収と比べて給与水準が高く、好条件で就業できる可能性が高い職種です。

一方、海外では優秀なホワイトハッカーを年収3,000万円以上で雇用しているケースも見られます。
日本国内との給与水準の差は歴然としていることから、ホワイトハッカーへの期待が世界的に高まっていることが窺えます。

優秀なホワイトハッカーの確保に関しては、日本も本腰を入れ始めています。
2018年、防衛省政務官が「セキュリティ専門家を事務次官級の待遇で迎え入れたい」と発言したことが話題になりました。
仮に事務次官級の待遇で採用された場合、年収は2,300万円程度になるといわれています。

ホワイトハッカーは現状他の職種と比べて好待遇であるだけでなく、優秀なホワイトハッカーの需要は今後ますます高まっていくことを示唆しています。

※厚生労働省「職業情報サイトjobtag(日本版O-NET)」より

ホワイトハッカーの将来性

経済産業省によれば、情報セキュリティ人材は2020年時点で19.3万人不足しています※。

IT人材そのものが不足している中で、情報セキュリティのエキスパートであるホワイトハッカーの人材不足にも拍車がかかっていくことはほぼ確実でしょう。

加えて、サイバー攻撃のリスクは年々高まっており、国や企業の対応は喫緊の課題となっています。
サイバー攻撃の手口は多様化・巧妙化の一途を辿っていることから、継続的な人材の育成は欠かせない課題といわれているのです。

以上の状況から、ホワイトハッカーは今後いっそう人材需要が高まっていく職種と考えられます。

ネットワーク・サーバー系エンジニアやセキュリティ関連の知識・実務経験が豊富なエンジニアにとって、ホワイトハッカーへのキャリアチェンジは有望な選択肢といえそうです。

※参考:経済産業省「IT人材育成の状況等について

ホワイトハッカーのキャリアパス

ホワイトハッカーのキャリアパス ●民間企業でセキュリティ分野のスペシャリスト ●政府機関に専門家として招致される ●サイバーセキュリティ分野の人材育成に携わる

ホワイトハッカーのキャリアパスとして、代表的なパターンを3つ紹介します。
ホワイトハッカーになることをゴールと捉えるのではなく、ホワイトハッカーになってからのキャリアパスも十分に検討しておきましょう。

民間企業でセキュリティのスペシャリストとして活躍する

ホワイトハッカーの代表的なキャリアパスの1つは、民間企業でセキュリティ分野のスペシャリストになることです。
企業にとってなくてはならない存在として、サイバー攻撃への備えを随時更新していくことが主な役割となります。

政府機関に専門家として招致される

ホワイトハッカーとして実績を積み、トップレベルの人材になることで、政府機関に専門家として招致される可能性もあります。

優秀なホワイトハッカーは慢性的に不足しており、今後も人材不足に拍車がかかっていくと予想されることから、十分にあり得るキャリアパスといえるでしょう。

サイバーセキュリティ分野の人材育成に携わる

サイバーセキュリティ分野において、後進の育成に携わる道もあります。
自身の知見や培ってきた経験にもとづき、セキュリティ分野の人材を育成していくことは、あらゆる業界にとって必要不可欠です。

ホワイトハッカーへのキャリアチェンジを図るには、どのようなことを意識するべきなのでしょうか。
求められる経験や知識・スキルを元に、ホワイトハッカーを目指すために必要なアクションを見ていきましょう。

セキュリティエンジニアとして経験を積む

(セキュリティエンジニアとして働くうちに、ホワイトハッカーとして活躍する為の土台が形成されてる!) セキュリティエンジニアとしての経験を積むことはホワイトハッカーへのステップアップに役立つ

セキュリティエンジニアはホワイトハッカーと業務領域が重なる部分が多いため、セキュリティエンジニアとして経験を積むことはホワイトハッカーへのステップアップに役立ちます。

OSやアプリケーション、ネットワークセキュリティに関する知識・スキルを向上させることで、ホワイトハッカーとして活躍するための土台が形成されるはずです。

また、セキュリティエンジニアとして就業する中で培われるコミュニケーション能力も、ホワイトハッカーとして必須の能力です。
こうした経験やスキルを磨いたのちに、セキュリティコンサルタントやセキュリティアナリストへの転職を目指すのが現実的でしょう。

セキュリティエンジニアへのキャリアチェンジにおすすめの転職エージェント

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ホワイトハッカーに求められる知識・スキルを磨く

(情報収集の制度を高めるために英語力を磨こう) ホワイトハッカーに求められる知識・スキルを磨く。特に英語力は非常に重要

ホワイトハッカーに求められる知識・スキルの全体像を把握し、意識して磨いていくことも大切です。
具体的には、次に挙げる知識や能力の向上を目指しましょう。

ホワイトハッカーに求められる知識・スキルの例

  • OS・データ・プログラムに関する基礎知識
  • ネットワークセキュリティの知識
  • プログラミングスキル
  • サイバー攻撃に関する知識
  • コミュニケーション力
  • 英語力

英語力に関しては、情報収集の精度を高める上でも非常に重要な能力です。
サイバー攻撃は日本国内が発生源とは限らないため、常に海外の最新動向を把握しておかなければなりません。

海外のメディアや文献を翻訳することなく読める英語力があれば、ホワイトハッカーに求められる情報収集の精度を目指すことも可能でしょう。

知識・スキルを証明する資格を取得する

・認定ホワイトハッカー(CEH) ・情報セキュリティマネジメント試験 ・情報処理安全確保支援士 ・シスコ技術者認定 (海外企業を視野に入れてCEHを取得しよう) 知識・スキルを証明するために、資格取得が有効。ハッキングコンテストで実績を挙げる方法も。

ホワイトハッカーには技術面の知識・スキルに加え、法令や企業活動に関する知識も求められます。

幅広い知識が身についていることを証明するには、ホワイトハッカーの職務との関連性が高い資格を取得しておくことも有効です。
具体的には、次に挙げるような資格の取得を目指すとよいでしょう。

ホワイトハッカーとしての基礎知識・スキルを証明できる資格の例

中でもCEHは2016年にスタートした国際認定資格で、アメリカ国防総省も活用していることで知られています。

日本での知名度はあまり高くないものの、外資系企業やグローバル企業では高く評価されている資格です。
海外企業を視野に入れてキャリアを検討している人は、CEHの取得を目指すとよいでしょう。

ハッキングコンテストで実績を挙げる方法も

ホワイトハッカーとして頭角を現すきっかけの1つに「ハッキングコンテスト」が挙げられます。
ハッキングコンテストとは制限時間内にシステムの脆弱性を発見して侵入する課題が与えられ、優勝者には高額の賞金が支払われるケースも少なくありません。

GoogleやAppleといった世界的な企業も過去にハッキングコンテストを実施しており、コンテストを通じてソフトウェアやハードウェアの脆弱性が実際に発見されています。

ハッキングの能力を証明する手段として、ハッキングコンテストへの出場を検討するのも1つの方法です。

有名なハッキングコンテストの例

ホワイトハッカーは正式な職種名ではなく、セキュリティ分野のエキスパートに用いられる呼称です。
そのため、目指すために必要な知識・スキルが分かりにくい面があるかもしれません。

今回紹介したポイント参考に、ホワイトハッカーとして求められる知識・スキルを把握した上でキャリアチェンジの道を模索していきましょう。

高度な知識・スキルを持つホワイトハッカーは、あらゆる業界で需要が高まっていくと予想されています。

ネットワークやサーバー系など、セキュリティ分野と親和性の高い領域で就業しているエンジニアの方は、ホワイトハッカーへのステップアップを目指してみてはいかがでしょうか。

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