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ホワイト企業に転職したい! 自分に合った会社の見つけ方を解説!

[最終更新日]2021/07/07

ホワイト企業って、どうやって見つけるの?

働きやすく、ワークライフバランスを維持しやすい会社を「ホワイト企業」と呼ぶことがあります。

働く上で心身の苦痛を伴う職場よりも、無理なくいきいきと働ける職場で仕事をしたいと考えている人は多いことでしょう。

今回は、ホワイト企業を見つける方法や求人を探す際のポイントについて、実際にホワイト企業への転職を成功した人の体験談も交えながら解説していきます。

目次

1)ホワイト企業の定義とは?

企業イメージ

ホワイト企業と聞いて、どのような会社を連想するでしょうか。

いわゆる『いい会社』のイメージ
従業員に優しい会社のこと

など、さまざまな特徴を思い浮かべる人がいるはずです。

では、ホワイト企業とは一般的にどのような会社のことを指すのでしょうか。

「ホワイト企業に転職したい」と思っていても、具体的にどのような会社で働きたいのかイメージできていないと、転職を成功させる上で目標を定めにくくなってしまうでしょう。

まずはホワイト企業の定義や特徴について確認しておきましょう。

ホワイト企業の明確な定義はないものの、概ね「従業員にとって働きやすい企業」

職場イメージ

冒頭で触れた通り、ホワイト企業という言葉はそもそもブラック企業と対をなす職場の特徴を指す用語として使われるようになりました。
つまり、「この条件を満たしているのがホワイト企業である」といった明確な定義はなく、一般的に働きやすいといわれている職場がホワイト企業と呼ばれているわけです。

もちろん、どのような職場が働きやすいのか、働きやすさの尺度として何を重視するのかは人によって異なります。ある人にとってあまり働きやすいと感じない職場でも、別の人から見ると働きやすいと思えることもあり得るのです。

よって、ホワイト企業の定義をあえてざっくりと挙げるとすれば「従業員にとって働きやすい企業」と表現することができるでしょう。

ホワイト企業の特徴

ホワイト企業の特徴5つ
  • 給与水準が高い・低すぎない
  • 年間休日120日以上
  • 福利厚生や研修制度が充実している
  • 離職率が低い
  • 女性従業員に優しい制度が整っている

給与水準が高い・低すぎない

就労環境が悪化する大きな原因の1つに給与が低いことが挙げられます。
従業員の貢献度に対して適正な水準の給与を支給しない会社では従業員のモチベーションが低下しやすく、お互いに気持ちの余裕がなくなっていくことでギスギスとした雰囲気になりがちです。

反対に適正な給与水準の企業であれば、従業員が前向きな気持ちで仕事に取り組んでいる可能性が高いと考えられます。

年間休日120日以上

日本の企業における年間の休日数はおよそ108日前後が平均といわれています。
年間休日が120日以上ある企業は平均的な企業と比べて休みが多く、心身の健康を保ちやすい環境で就業できていると考えられます。

従業員にしっかりと休んでもらうことができる企業はビジネスモデルが確立されているケースが多く、確固とした収益基板があるために、従業員に無理な働き方を強いなくても売上を確保できていると考えられます。
このような企業は、従業員にとって働きやすい環境を提供できていると推測できます。

福利厚生や研修制度が充実している

社会保険の完備や残業手当の支給といった企業にとっての義務以外に、企業が独自に用意している福利厚生が多数あるようなら、ホワイト企業の可能性が高いでしょう。
たとえば、住宅手当や家族手当、社員食堂の完備、有給休暇とは別に取得できる記念日休暇といった制度が整っている企業は、従業員を大切にしていると考えられます。

同様に、新入社員に対する研修だけでなく、定期的に研修を実施して従業員の知識・スキル向上の機会を設けている企業は、従業員に長く働いてもらうことを見越している可能性が濃厚です。

離職率が低い

働きやすい職場の多くは従業員の満足度が高いため、頻繁に退職者が出るようなことがありません。

入社したら長期にわたって在籍し続ける人が多く、勤続年数が長くなりやすい特徴があります。目安として、新卒の3年以内離職率が10%程度に留まっているようなら、離職率は低い水準にあると見ていいでしょう(大卒3年以内の平均離職率は約32% ※厚生労働省「新規学卒者の事業所規模別・産業別離職状況」より)。

離職率が低い職場は人間関係が良好なだけでなく、職場としての魅力や働きがいを感じて貢献している社員が大勢いるものです。

離職率の低さは、働きやすさや仕事のやりがいと密接に関わっていることが多いです。

女性の従業員に優しい制度が整っている

産休や育休の制度が整っており、実際に育休から職場に復帰した事例が数多くある職場はホワイト企業の確率が高いでしょう。これは女性にとってだけでなく、男性にとっても言えることです。

女性の従業員に優しい制度を整えているということは、ライフサイクルの変化に伴って従業員が退職せざるを得ないような事態に陥らないよう、十分に配慮している企業である可能性が高いでしょう。
つまり、女性に限らず従業員を大切にしている企業と考えられるのです。

2)ホワイト企業への転職を成功した方の体験談事例

ここからは、実際にホワイト企業への転職に成功したと実感している方々の事例を見ていきましょう。

とくに注目すべきポイントは、具体的にどのようなところで「ホワイト企業に転職できた」と感じ、転職して良かったと実感できたのか?という点です。

ホワイト企業への転職に成功すると具体的にどんなメリットがあるのか、ぜひ自分自身のケースに当てはめてイメージしてみてください。

土日出勤が無いだけでも「転職して良かった」と感じた。(はぐれ狼さん 男性 30歳 埼玉県)

土日出勤が無くなっただけでも転職して良かったと思った。

転職した後は、様々なところで前職とは良い意味での「違い」を感じました。

例えば、上司が威張り腐っていないことや残業の少なさ。それから、ゆるい社風にもとても驚きました。

また、顔と名前を覚えられるのは早かった気がします。
内陸の埼玉県が新しい職場であったため、私の前職が造船会社であることがほとんどの人にとって印象的だったようです。

さらに、作業工程に余裕があることにも新鮮な印象を持ちました。

前職では土曜はもちろん、日曜出勤をしても工程が間に合わないことが多かったので、この点が改善されただけでも「転職して良かった」と心から思えました。 参照:転職体験談:上司からのパワハラ、月100時間以上にもなる残業が続いて、鬱(うつ)になって。

仕事もプライベートも充実した生活を送れるようになった。(たきさん 女性 25歳 東京都)

仕事後にジムに行ったり友だちと食事に行ったり、プライベートがかなり充実した。

普段ファッション通販サイトをよく利用することから、

(アパレル商品を取り扱うECサイトを運営する企業も良いかもしれない…)

と思い始めて。それで、たまたま見ていた企業が求人を出していて、応募したところ運よく転職することができました。

転職先の職場は今までの環境と本当に正反対でした。
土日祝休みはもちろんのこと、有給休暇も自由に取得できる、まさにホワイトな企業でした。

周りで働く上司も30代以降と年上が多く、大人の落ち着いた雰囲気で働くことができました。

また、よっぽどのことがない限り残業がないため、ほとんど毎日19時に退勤することができます。──これはありがたかったです。

仕事後はフィットネスにジムに行ったり、学生時代の友人とご飯に行ったりと、店舗時代には考えられないほどの仕事もプライベートも充実した生活を送れるようになりました。 参照:私の転職体験談:「好きなことを仕事にしたい…!」アパレル販売員から、ECサイト運営に転職!

仕事の裁量もスケジュールも自分の判断でできる。(sttacさん 男性 26歳 大阪府)

残業は月に10時間ほど。仕事の裁量も、ぜんぶ自分で決められます。

今の職場はとても働きやすいです。
出社は9時前で、残業は月に10時間弱。
風通しもとても良く、社長とお酒を飲む事もしょっちゅうです。

飛び込み営業しか経験していなかったので、当初法人営業ができるか不安でした。
しかし、上司がしっかりフォローしてくださり、何も苦労する事なく独り立ちする事ができました。

確かに前職の職場環境はきつかったですが、飛び込み営業の経験も今の仕事に生きているので無駄ではなかったかと。
仕事の裁量も自分の判断でできるので、スケジュールの調整もしやすいです。

休日に関しても、プライベートの予定が立てられるようになり、有給も気軽に取る事ができるようになりました。 参照:転職体験談:23歳営業職。休日返上で営業の日々から…。

3名の方々に共通することとして、転職する以前は時間的・精神的にかなりの制約を受けており、しかもその状況を「避けられない」「耐えるしかない」と受け入れていたことが挙げられます。

就労時間・残業時間・休日数といった要素は、従業員の個人的な努力によって改善できる範囲に限界があります。裏を返せば、これらの要素を改善したいと感じるのであれば、働く環境そのものを変えることが近道となるケースが少なくないのです。

とくにいま現在、どちらかと言えばブラック企業の部類に入ると思われる環境で働いている人は、働く環境が改善されることによって「まるで嘘のように」働き方や暮らし方が大きく変わり、健康的に過ごせるようになる可能性があります。

ホワイト企業にこだわって転職先を探すことは、今後のQOL(生活・人生の質)に多大な影響を与えると言っても過言ではありません。

もし3名の方々の体験談のうち、どれか1つでも「うらやましい」「自分もこうなりたい」と感じる部分があったとすれば、ホワイト企業であることを条件に転職先を見つけることを目標に掲げてみてはいかがでしょうか。

3)ホワイト企業を見つけるための4つのポイント

実際にホワイト企業への転職を成功させた事例を目にすると、「転職するならホワイト企業がいい」と今までに増して強く感じる人もいることでしょう。
せっかく転職して新たな環境に身を置くのであれば、ブラック企業よりはホワイト企業で働きたいと考えるのは極めて自然なことです。

では、ホワイト企業を見つけるにはどのような点を意識して探せばいいのでしょうか。とくに重視しておきたいポイントとして、次の4点が挙げられます。

まずは「理想の働き方」を明確に福利厚生・残業時間などの条件チェック会社の業績・成長性も確認しておく転職エージェントの活用
  • まずは自身の「理想の働き方」を明確にしよう
  • 求人情報や口コミサイト等から福利厚生・残業時間などの条件をチェック
  • 会社の業績と成長性についてもチェックしておこう
  • 転職エージェントの担当者から、ネットからは確認できない詳細情報を教えてもらおう

まずは自身の「理想の働き方」を明確にしよう

ホワイト企業への転職を目指すと言っても、「とにかく条件のよさそうな求人を探す」では基準が曖昧すぎます。
休日数が多く残業が少ない会社を見つけたいのか、研修制度が整っていて着実にスキルアップを図ることができる会社を探したいのか、自分の中で重視したい要素を明確にしておく必要があります。

「あれもこれも」と欲張ってしまうと、結果的に理想とする求人がなかなか見つからず、転職先が決まるまでに時間がかかってしまうこともあり得るでしょう。
まずは自分にとって「理想の働き方」とは何か、基準を明確にしておくことが大切です。
「理想の働き方なんて、イメージが付かない」という方は、いちど「自己分析」を行っておくと良いでしょう。

自己分析をすることによって、自分は今現在何が出来て、そして何を大切にしていて、将来どうしていきたいのかを明確にしていくことができるからです。

自己分析は、以下の4つのステップで進めるのが効果的です。

自己分析は、振り返り→Will→Can→Mustの順番で行う

自己分析は、振り返り→Will→Can→Mustの順番で行う
  • STEP1 キャリアの棚卸し
  • STEP2 転職後の環境で望む働き方(身につけたいスキルなど)を整理する
  • STEP3 自分の強み・活かせるスキルを整理し、言語化する
  • STEP4 企業が求めるもの・そのためにやるべきことを明確にする

自己分析は1~2時間かけて行うだけでも、今後の行動方針をかなり明確にしていけます。
後悔のない転職にしていくためにも、ぜひ取り組んでみてください。

求人情報や口コミサイト等から福利厚生・残業時間などの条件をチェック

口コミイメージ

求人情報には、各企業が求職者に対してとくにアピールしたいと考えている項目が掲載されています。別の見方をすると、企業が人材を募集する上で不利な情報を積極的に掲載するとは考えにくいでしょう。

つまり、求人情報からは読み取れない職場の実態が隠れている可能性もあるのです。

そこで、情報収集の一環として確認しておきたいのが口コミサイト等の情報です。
実際にその企業で働いたことのある人や、現在就業している人が書き込んでいる口コミを探してみましょう。

「福利厚生は充実しているが、仕事が多忙で活用している暇がない」「有給は取得できるものの、ノルマ達成のために休まず働く人が多い」といった生々しい情報が見つかることがあるからです。

口コミ情報をすべて鵜呑みにするべきではありませんが、全体的な傾向を知る上で役立つ場合もあります。

福利厚生は、女性の働き方に理解のある制度になっているかを確認しておこう

福利厚生をチェックする際には、女性の従業員に対する配慮や理解がある企業かどうかを必ず確認しましょう。具体的には、次のポイントを重点的にチェックしておくことをおすすめします。

《女性の働き方に理解のある企業の特徴》
  • 産休、育休の制度が整っている
  • 産休や育休から復帰した複数の事例がある
  • 時短勤務や時差出勤の制度がある
  • 育児のために休暇を取得できる
  • 女性特有の病気に関する検診補助がある

これらの項目は、女性だけでなく男性にとってもホワイト企業を探す上で重要なポイントとなります。
女性社員の活躍を応援する制度を設け、実際に活用・推進できている企業の多くは離職率が低く、結果的に男性社員も働きやすい環境が整備されている可能性が高いからです。

福利厚生は各企業が独自に定める制度ですので、従業員をどのようにサポートしようとしているのか、企業としての姿勢や考え方の一端を知る上で重要な手がかりとなるのです。

会社の業績と成長性についてもチェックしておこう

会社の成長性イメージ

企業は売上を確保し収益を得ることで、従業員に利益を還元しています。

どんなに立派な理念や充実した福利厚生を掲げていても、肝心の業績が芳しくなければその状態もいつかは変わってしまうでしょう。ホワイト企業を探すにあたって、直近の業績や事業の将来性をチェックしておくことは非常に重要です。

具体的には、ここ数年間の売上・従業員数の推移などを目安にするといいでしょう。

多くの企業は公式サイトにて直近の財務情報を掲載しており、上場企業であれば会社四季報に業績の詳細が掲載されています。

売上が伸びているだけでなく、一定以上の利益率を維持できている企業は経営状態が良く、従業員にも気持ちの面で余裕があるケースが少なくありません。

さらに、主事業に将来性があり、今後も成長が見込めるビジネスに経営資源を投下している会社であれば、ホワイト企業である確率はさらに高まるでしょう。

転職エージェントの担当者から、ネットからは確認できない詳細情報を教えてもらおう

ホワイト企業かどうかを見極めるにあたり、入念に情報収集を行うことは大変重要です。リサーチできる限りの情報を自分で集め、総合的に判断した上でホワイト企業かどうかを判断するようにしましょう。

ただし、ネットから収集できる情報には限度があるのも事実です。

とくに口コミ情報は、投稿した人自身の主観によって記載内容やニュアンスが大きく変わることから、情報の真偽を確認するのが困難な面があるのは否めません。

できるだけ客観的な視点から働きやすさを判断するためには、転職エージェントを活用することで第三者によるアドバイスを受けたほうが、より精度の高い情報を得られる確率が高まります。

転職エージェントサービスの仕組み。転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求人紹介やキャリアプランへのアドバイス、書類添削・面接対策などのサポートを行ってくれます。

転職エージェントは転職者と企業の間に立ち、企業の採用担当者や経営者から得た一次情報を提供してくれます。

信憑性の高い情報を転職者へのアドバイスに反映してもらえますので、ホワイト企業を転職先に選ぶことができる可能性が高まるのです。
ホワイト企業への転職を目指すのであれば、実績が豊富な転職エージェントを活用することをおすすめします。

4)転職成功実績の豊富なおすすめ転職エージェント

世の中には数多くの転職サービスがあります。転職成功実績が豊富な転職エージェントを活用するのが重要なのはもちろんのこと、各エージェントの強みや得意分野を上手に活用することが転職成功のカギを握ります。

転職エージェントは各社が独自に非公開求人を保有しています。ある転職エージェントでは紹介されなかった求人を、別の転職エージェントですぐに紹介してもらえた、といったことは往々にしてあり得るのです。

転職エージェントを活用するのであれば複数のエージェントに登録しておき、並行して活用していくのが望ましいでしょう。

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まとめ)入念なリサーチで「自分にとってのホワイト企業」を見つけよう

微笑む女性

ホワイト企業に転職して、いきいきと健康的に働きたい——。これは多くの人が望んでいることでしょう。一方で、何をもってホワイト企業と呼ぶのか、その定義は人によって若干、ときに大きく変わります。
つまり、ホワイト企業への転職を目指すことは、自分にとって重視すべき条件は何であるのかを明確にすることを意味しているのです。

求人内容に惹かれて入社したところ、実際の職場は思い描いていたものと違っていた、といったことも十分に考えられます。
もちろん入社してみないと分からないことは出てくるのですが、じっくりとリサーチを行うことで事前に把握できる情報もあるはずです。

得られる限りの情報を事前に調べておくことは、ホワイト企業への転職を目指す上で欠かせないプロセスです。入念なリサーチを通じて、ぜひ「自分にとってのホワイト企業」を見つけてください。

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