転職の際に「自分の強みがわからない…」と悩んだら。強み・特性の見つけ方
[最終更新日]2023/01/25

転職するなら、自分の強みを生かせる仕事を選ぶべきだ、などと言われることがあります。
自分の強みを具体的に把握している人はそれらを十分に生かして転職活動を進められますが、実際には「自分の強みがよく分からない」「やりたいことが見つからない」といった人は多いのではないでしょうか。
目次
1)そもそも、「自分の強み」とはなにか

人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。
上のメッセージは、経営学者P.F.ドラッカー(1909-2005)の主著「マネジメント」からの抜粋です。
様々なビジネス書で謳われる「自分の強みを見つけなさい」という文句に、居心地の悪さを感じる人もいるかもしれません。「でも、自分には強みなんてない」──と。
ですが、ここで言われている「その人の強み」とは、他人よりも優れているものを指すのではありません。
あなたが何かに取り組むときに、拠りどころとしていけるものです。
これまでの人生で、何ひとつ取り組んだことのない人はいないでしょう。あなたの強い興味・関心を持って長い間継続したもの、なんらかの成果をあげられたものがあるはずです。
つまり、人は皆「自分ならではの強み」があるものです。
繰り返しますが、人の強みとは他者との優劣で判断するものではなく、その人の意思・行動を決定づけ、そして促し続けている「なにか」です。
そのなにかを見つけることに意識を置いて、これからの文章を読み進めてみてください。
きっと、あなたならではの強みが、見つかるはずです。
2)自分の強みの見つけ方①これまでの経験を振り返る
強みとは、「その人の意思・行動を決定づけ、促し続けるなにか」であることを説明しました。
その「なにか」を知るには、過去にさかのぼって経験してきたことや体験してきた事実を振り返ってみることが重要になります。
こうした作業を通じて、自身の強みを改めて認識できることがあるのです。
具体的な進め方について見ていきましょう。
これまで時間を使ってきたこと、取り組んできたことを挙げてみる

強みと聞くと、どうしても「得意なこと」「人から上手だと言われたこと」といった、際立って優れた点を指すと考えてしまいがちです。
「自分にそんな優れたところがあっただろうか?」というところから入ってしまうと、「自分には強みなどない」と結論づけてしまいやすくなるのです。
ですが、さきにお伝えした通り自身の強みは必ずしも得意なことや優れていることにだけ表れるわけではありません。
これまでの取り組みから、自身の強みを見つける

たとえば、キャンプが趣味の人がいるとします。
まとまった休暇や連休には、気心の知れた仲間と集まってキャンプをする、ということを数年間続けているとしたら、それなりに時間を投じてきた趣味と言えるでしょう。
強制されたりやらざるを得なかったりしたから続けてきたのではなく、自分の意思で続けていることには、自分の特性が表れていることが少なくありません。
キャンプであれば、準備や下調べが必要になりますし、仲間との協調も欠かせません。また一緒にキャンプへ行きたいと思ってもらえるのなら、コミュニケーション能力もある程度以上あると考えられます。
このように、当たり前のように続けてきたことであっても、その行動の1つ1つに自分の良いところ、強みと言えるような特性が隠れていないか、ていねいに振り返ってみることが大切なのです。
職場での役割や担当している仕事などの「事実」にも着目する
現在の職場で割り当てられている役割や、担当している仕事の性質にも注目してみましょう。
適材適所という言い方があるように、企業の中で何年も担当しているような仕事は、結果的に自分に合っているから任されていることが多いものです。
ここでポイントとなるのが、自分が得意だと思っているかどうかではなく、周囲の人や上長から見て何が強みだと映っているか、という視点を持つことです。
職場での役割や担当業務から、自身の強みを見つける

そもそも自分の強みは、自分ではよく分からないものです。得意なことは自分では意識しなくてもできており、苦手なことは頑張ってもなかなかできないため、どうしても苦手なことのほうに目が向きやすいからです。
たとえば、「自分では整理整頓が得意だとは思っていないけれども、職場ではデータの保存場所や管理の仕方について頼られることが多い」という事実があるのなら、それは立派な強みと言えるかもしれません。
自分がどう思っているかとは別に、関わってきた仕事がどのようなタイプのものであったかという「事実」にも注目し、人から見て自分の強みがどのように映っているのかを意識してみると、新たな発見があるかもしれません。
3)自分の強みの見つけ方②振り返りからの「自己分析」を行う
「強み」とは、実は非常に曖昧で、受け取る人によって解釈に幅のある言葉です。インターハイに出場したレベルでなければ「水泳が得意」とは言えないと考える人もいれば、泳ぐことでリラックスできるので「水泳が得意」と言っていいのではないか、と考える人もいます。
つまり、強みと言っても「資格を持っている」「希少性の高いスキルがある」といった稀有なことだけでなく、自分の特性、特徴、キャラクターといったことを大枠でつかんでおくことが重要なのです。
こうした自身の気づき・理解を促す行為が、「自己分析」です。具体的な進め方について、見ていきましょう。
欠点とも長所とも言えるような特性に注目してみよう

そもそも「強み」「弱み」は、自分自身で定義づけているものです。
もちろん、人によって得意とすること、苦手とすることはそれぞれあるかと思いますが、そのことと「社会的な望ましさ」の間には、やや乖離があると考えておいた方がよいでしょう。
たとえば「人と話すことがあまり得意ではない」ことは、必ずしも仕事をするうえでの「弱み」には繋がらないということです。
性格的に大人しかったとしても、「落ち着いた判断が求められる環境」であれば、その性格は「強み」にもなり得ます。
あわせて、「どんな仕事でも『意義』を見出そうとする気持ち」が大切です。
あまり気持ちの乗らない作業や、ルーティン化した仕事であっても、その中に自分なりの仕事の意義を持てるかどうかによって、パフォーマンスにも大きな差が表れてくるからです。
現状、自分が弱いと感じている面でも、見方を変えれば「強み」となり得る状況・環境は必ずあります。
重要なのは「概念化」すること!事実の列挙で終わらないように注意

ただし、注意しなくてはいけないポイントがあります。それは、事実を列挙するだけではなく「概念化」まで持っていく必要があるという点です。
たとえば、周囲とコミュニケーションを図りながら仕事を進めるのが好き、または得意、という自分の特性に気づいたとします。このとき、「社交的」という表面的な解釈で終わってしまい、それ以上掘り下げようとしないと、自分の強みの本質的な部分がなかなか見えてこないのです。
強みを掘り下げて、より明確な「概念」にしていく

社交的なのはなぜか?を掘り下げていくと、実は他者との摩擦が苦手で、できれば衝突を避けたいと思っているところがあるのかもしれません。
できればチームの和を乱すことなく、周囲の人が気分を悪くしないように気をつけて振る舞っているのかもしれないのです。
そのように考えていくと、常に場の空気が悪くならないよう注意深く発言しているという特性は「感受性」という言葉で概念化できるかもしれません。
このように、自分の特性を概念化するところまで掘り下げ、本質的な部分をつかんでいくことが大切です。
決して事実の羅列で終わってしまうことのないよう、「なぜ?」と掘り下げていく意識を持つようにしましょう。
4)自分の強みの見つけ方③自己分析ツールや転職エージェントの利用
ここまでの内容を読まれて、「それでも強みが見つからない…」という方は、自己分析ツールや転職エージェントを活用するとよいでしょう。
ここでは、代表的な自己分析ツールとしてリクナビNEXTの「グッドポイント診断」、そして自己分析を始めキャリア相談の手厚い転職エージェントを紹介します。
リクナビNEXTの「グッドポイント診断」
自分の強みを分析する上で、「概念化」という言葉が引っかかっている人もいるかもしれません。
たしかに、過去の自分の行動や考え方を事実として挙げることはできても、それらを概念化するのはなかなか難しいものがありそうです。表面に出てくる特性や行動を支えているのはどのような概念なのか、自分ではよく分からないことも多いからです。
そこで、質問に答えていくだけで、自分の強みを表す「概念」を教えてくれる診断ツールを紹介します。

「グッドポイント診断」とは、リクルート社がリクナビNEXTの中で提供しているツールです。リクナビNEXTのアカウントさえ持っていれば、誰でも無料で診断を受けることができます。
STEP1:リクナビNEXTにアクセス

リクナビNEXTの会員ページにアクセスします。
まだ会員でない方は、以下より無料サービス登録をしておきましょう。
STEP2:会員ページTOPの下部にある、「グッドポイント診断」をクリック

「グッドポイント診断」はページのかなり下部にあります。見逃さないようにご注意ください。
STEP3:「グッドポイント診断」スタート!質問の回答を選択していきます。

グッドポイント診断の質問数はおよそ300問。結構多いですよね。
私もやりましたが、所要時間は大体10分~15分くらいです。
あと、「あれ…自分って、本当のところはどっちなんだろう」と思うような「悩ませる質問」もかなり多いです。まさに、自分自身の内面を探求していく作業──と言ったところでしょうか。
STEP4:「グッドポイント診断」を終え、診断結果が表示されます。

約300の質問に答えた後は、診断結果が表示されます。
感想としては、「グッドポイント診断、かなりおすすめ」です(感想というか、結論になってしまいましたが)。
なぜなら、読んでいて「なるほど」「確かにそうかもしれない」「やっぱりな」というところが非常にたくさんあるんです。
そして、診断を見終えた後に、「自分のこれらの強みを、もっと発揮していけたら良いな」という、ほのかな自信とポジティブさ、そして前向きなエネルギーを感じられました。
さすがに300問の鋭い質問から導き出された結果です。
「自分の強みが分からない…」という方には、是非とも試してほしい診断ツールです。
自分の強みを概念化するプロセスが難しいのは、強みは「意外なところで生かされている」パターンが割と頻繁にあるためです。
たとえば「柔軟性」が強みの場合はどういった行動となって表れるか?というと、「いろいろなことに先入観なくトライしてみる」といったことだったりします。
通常、いろいろなことに挑戦する特性は「積極性」や「行動力」といった言葉でまとめそうなものですが、より本質的な概念としては「柔軟性」に分類されるものです。──「意外…」と思われる方もきっと多そうですよね。
こうした概念化のプロセスを手伝ってくれるツールとして、グッドポイント診断はとても役立つはずです。
自分で自分の行動を振り返ることはできても、それらを概念化するのは難しいと感じている人、質問に答える形で診断ができたら便利だと思っている人は、ぜひグッドポイント診断を活用してみてください。
グッドポイント診断は、「リクナビNEXT」から無料で行えます。
キャリアアドバイザーのフォローが充実した転職サービスの活用

転職活動時に、エージェントの活用することの一番のメリットは「プロのキャリアアドバイザーからのサポートを受けられる」点でしょう。
特に、自分自身の「強み」を打ち出していくことに苦慮されている方は、第三者からのアドバイスによって、思わぬ打開策が見いだせることもあります。
転職エージェントサービスではその他にも、応募書類の添削や面接対策、内定後の条件交渉などのサポートも行っています。
ここでは、代表的な6社の特徴をご紹介いたします。
JACリクルートメント
JACリクルートメントはイギリス発祥の人材サービスで、アジアを中心に世界に営業拠点を置いています。
国内での実績・評判もとても高いハイクラス向け転職エージェントで、なかでも管理職系の求人に強く、キャリアアップを目指す人におすすめです。
業界知識の豊富な専任アドバイザーが担当してくれますので、転職先のマッチングだけでなく、転職先候補の企業文化や今後の事業戦略といった詳細にわたる情報を得ることも可能です。
キャリアアドバイザーによる的確なサポートと求人の品質のどちらも重視したい人は、JACリクルートメントに登録しておくといいでしょう。
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より専門分野に関わるサポート・アドバイスを受けたい人は「特化型」の転職エージェントも利用しよう

ITエンジニアや販売員など、特定の職種分野においての「強み」についてキャリアアドバイザーに相談したいという方は「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェントは、特定の分野に精通したエージェントがキャリアサポートをしてくれます。
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web系職種 | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビITエージェント![]() | レバテックキャリア![]() | ワークポート![]() | JACリクルートメント![]() | リクルートダイレクトスカウト![]() | ビズリーチ![]() | ジャスネットキャリア![]() | マスメディアン![]() | クリーデンス![]() | MS-Agent![]() | エンワールド![]() | ロバート・ウォルターズ![]() | メイテックネクスト![]() | きらケア![]() | かいご畑![]() |
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得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
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5)まとめ 圧倒的な強みがなくても、小さな強みの積み重ねを知ることが重要

ここまでの内容を振り返ってみましょう。
自身の強みを知るためのコツ
- これまで経験してきたことや過去の事実に目を向けると、強みを知るための材料を集めやすい
- 事実だけでなく、自身の特性を表す象徴的な言葉にするための「概念化」が必要
- 「強み」は得意だと自覚していることだけでなく、意識していない行動や考え方の中に隠れている
- 自分を客観視することに限界を感じたら、診断ツールやサービスを利用するのも手
「自身の強みが分からない」という人の多くが、際立って得意なことを探そうとし、自分には圧倒的な強みがないと考えてしまっている面があります。
ところが、強みを概念化していく上で必要な特性とは、そのような圧倒的な強みである必要はなく、むしろ小さな強みの積み重ねだったりするものです。小さな強みであるからこそ、自分では気づきにくく、つい見過ごしてしまっているところがあるのかもしれません。
自分の強みを概念化するプロセスは、これまで自分では気づいていなかった自分の一面にスポットライトを当て、再認識することでもあるのです。
このプロセスを経ることで、仕事で活かすことができる自分の強みをより意識することができるようになったり、転職活動において向き・不向きを判断するための軸がより強化されたりする効果が期待できます。
ここで紹介したような診断ツールやサービスなども利用しながら自分の強みを再認識し、強みを生かしやすい仕事、やりたい仕事をぜひ見つけていってください。