『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代ビジネスマン男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

「ベンチャー企業に転職したい!」──ベンチャー企業の転職にあるメリットとは?

[最終更新日]2017/07/23


20

ベンチャー企業への転職を希望する人は少なくありません。ただ、ベンチャー企業へ転職したものの、「思い描いていた働き方とは違っていた」といったトラブルが見られるのも事実です。

目次

 

1)ベンチャー企業とは?

ベンチャー企業=新しい会社=自由、とも限らない

ベンチャー企業といっても、法人設立前後や設立間もない時期のいわゆるスタートアップから、成長期にある零細企業ジャスダック上場企業メガベンチャーといったように、規模や歴史もさまざまです。「ベンチャー企業と言うぐらいだから、できたばかりの会社では?」といった固定観念に縛られていると、全然イメージと違った…といったこともになりかねません。

仮に、設立直後の会社で、少人数でこれから始めていこう!というスタートアップの状態だったとします。当然のことながら、仕事の進め方やビジネスモデルに至るまで、あらゆることを自分たちで計画し、実行していかなくてはなりません。

「大企業とはちがって自由気まま」などと思っていると、実際は「自由どころか、やらなくてはいけないことが多すぎる」という現実に直面してしまうかもしれません。ベンチャー企業=自由、と決めつけるのは性急でしょう。


転職前の勤務先の規模が大きいほど、戸惑う場面も多くなりがち

ベンチャー企業への転職前、比較的大きな会社に勤めていた人は、自分では意識していないところで頭の中が「大企業仕様」になっていることがあります。

たとえば、仮にベンチャー企業への転職に成功したとして、入社初日にどのような動きをすることを想定しているでしょうか。

何かやることはありますか?」と先輩社員に聞いてみよう、といった考えは、大企業であれば積極性の表れと評価してもらえるかもしれませんが、ベンチャー企業においては受け身の姿勢でしかありません。
仕事は常に自分たちで創り出すものであり、既に完成された仕事の進め方や仕組みが用意されているわけではないのがベンチャー企業だからです。

また、経理や総務といった部署ごとの役割が明確になっているのが当たり前の環境で働いていた人ほど、全てを自分たちでやらなくてはならない状況に戸惑うかもしれません。社員が数名規模の会社であれば、全員があらゆる仕事に関わる可能性がありますので、「私は開発職で採用されているのですが」などと言っていられない可能性が高くなります。

こういった状況が待っているかもしれないことを想定した上で、ベンチャー企業へ転職する必要があるでしょう。


2)ベンチャー企業に入社するメリットは──

大企業にはないスピード感、意思決定スピードの中で働ける

ベンチャー企業の醍醐味を挙げるとすれば、何と言っても「スピード感」です。
こんなことをやってみたい」「こんな企画を考えている」ということがあれば、早ければその日のうちにプロジェクトが始動してしまう、ということもあり得ます。

大企業であれば、まずは上長に相談し、企画書を提出し、稟議書を通して…といった手順を踏まなければならず、どうしても意思決定が遅くなりがちです。少人数の企業や設立間もない企業、急成長中の企業だからこそ、アイデアをすぐに形にできるエキサイティングな環境があると言えるでしょう。

大人数が参加する会議で、初めから着地点が見えている話し合いを何時間も続けるような不毛な過ごし方にイライラしていた人は、ベンチャー企業のこのスピード感はたまらなく爽快に感じるはずです。


若いうちから大きな裁量を与えられる可能性が高い

企業の規模が多くなればなるほど、ある程度以上のポストについたり、責任の大きな仕事を任せてもらえるようになったりするまでには、相応の年月が必要になります。管理職のポストが空くまでは昇進できない、といったこともあるでしょう。

ベンチャー企業の多くは、若い社員で構成されています。取締役や代表者が20代、30代ということもあるぐらいですので、事業統括やプロジェクトマネージャーといった重要なポストを若い人材に任せる可能性は大いにあり得ます。

つまり、大企業であれば入社後10年、20年と経たなければ経験できないような仕事を、入社後数年という短期間で経験できてしまうのです。若いうちから大きな裁量を与えられ、ビジネスに携わることで、体得できる経験値は計り知れないものがあるでしょう。


経営者との距離が近く、仕事ぶりを間近で見られる

大企業では、経営層の方々に会う機会はめったにありません。会社の規模によっては、社長と直接話したことが一度もない、といった状況も十分あり得ます。こうした環境下では、経営者がどのようなことを考えているのか知る機会はほとんどありません。

ベンチャー企業では、社長も実務部隊の一員として社員とともに働いていることが多いものです。創業者がどのような思いでビジネスを立ち上げ、育ててきたのか、といったことを直接聞くチャンスも多いことでしょう。
あるいは、経営者がどのような視点でビジネスを見ているのか、といった仕事ぶりを間近で見られるのも、大企業ではなかなか味わえない体験と言えます。

ベンチャー企業をゼロから立ち上げる経営者を間近で見ることを通して、考え方、バイタリティ、ビジネスに対する姿勢、経営哲学といった多くの面において、参考になること、勉強になることがいくらでもあるはずです。


圧倒的なやりがいと達成感を味わえる機会が多い

何もなかったところから製品やサービスを創り出し、世の中に広めていくことができたり、インパクトを与えたりするのを目の当たりにするのは、何にも増してやりがいや達成感を味わえる瞬間でしょう。

ベンチャー企業だからこそ、自分の手で創り、育ててきたビジネスだと実感できるところもあるはずです。会社が成長し、自分が手掛けた事業が大きくなっていくのを目の当たりにするチャンスも十分にあります。

大企業となると、分業制で仕事を進めていることがほとんどです。営業は営業部、マーケティングはマーケティング部、広報は広報部といったように部署が多岐にわたっていますので、「他の部署のことはよく知らない」といったことになりがちです。

こうした状況で仕事へのやりがいや達成感が一切味わえないわけではありませんが、少なくとも「自分が最初から最後まで全て関わり、育ててきたビジネス」を経験する機会はあまりないでしょう。自分でビジネスを創り、育てていく圧倒的な達成感は、ベンチャー企業ならではのものです。


ビジネスの本質的な感覚や能力が磨かれる

小さな会社であればあるほど、あらゆる仕事を限られた人数でこなしていく必要があります。
たとえば、どのようにしてターゲットとなる顧客へリーチさせるのか、マネタイズの方法はどうすればいいのか、資金繰りをどうするのか、といった、ビジネスの本質的な部分についても日々考え抜くことになるでしょう。

大企業であれば「誰かがやってくれていた仕事」でも、ベンチャー企業では全て自分事として考えざるを得なくなります。こうしたビジネスの最前線に触れ続けることで、ビジネスパーソンとしての本質的な感覚や能力が研ぎ澄まされ、短期間でエキスパンドされていくのです。

これは、大きな組織で自分が担当している仕事だけを続けている状態では、決して開拓されることのない能力と言えるでしょう。


3) ベンチャー企業のデメリット

経営状態が不安定なことが多い

ベンチャー企業へ転職する上での最大のデメリットを挙げるとすれば、やはり経営が安定しているとは言いがたいことでしょう。

企業としてスタートしたばかりですので、下手をすれば近い将来、経営が立ち行かなくなることも考えられます。
世の中での知名度や信頼度がまだほとんど築かれていないことあるため、たとえば住宅ローンや車のローンを組みたいと思っている人は、審査に通らない、あるいは希望額で融資を受けられないといったこともあり得るので注意が必要です。

また、世の中には「大企業=優れた企業」と考えている人はまだたくさんいます。設立して間もない会社に勤めていると、「いい加減な会社なのではないか」といった見方をされてしまうことも現実問題としてあり得ます。

これまで大企業や有名企業に勤めていた人は、ベンチャー企業に転職することで周囲の見る目が変化する場合もあることを心に留めておく必要があります。


就業時間や休日などは二の次になる可能性あり

これまで就業規則が厳格に守られている職場に勤めていた人ほど、ベンチャー企業特有の環境にカルチャーショックを受ける可能性が高くなります。

特に、ビジネスを立ち上げたばかりの黎明期にある会社では、就業時間は何時から何時まで、休日は何曜日といった規程はあってないようなもので、ビジネスを軌道に乗せることが最優先されると思っておいたほうがいいでしょう。大きな会社のように「規程通りに勤務していれば問題ない」という世界ではありません。

反対に、ワークライフバランスや仕事以外の時間を大切にしたいと思うのであれば、ベンチャー企業への転職は慎重になったほうがいいかもしれません。そういったことを多少犠牲にしてでも、やりたいことに打ち込んでみたいといった強い思いがないと、「ただのブラック企業」と感じるかもしれません。


組織として未完成で仕組みが整備されていない

大企業ならずとも歴史が長い企業に勤めている人の中には、部署ごとの役割や部署内での分担をきちんと決めておくべきだ、と考えるタイプの人がいます。
こういった発想は、すでに仕事のやり方やこなすべきことや明確に決まっている組織でこそ重宝されるものです。

ベンチャー企業のように新しい組織では、そもそも組織としての仕組みが整備されておらず、これから自分たちの手で作っていかなくてはならないことばかりです。何か問題が発生したときなども、前任者はどう対応していたのか、といった前例がなく、全てゼロの状態から自分で解決策を探っていかなくてはならないことも多いでしょう。

自分で考えて解決するのが得意な人は楽しめるかもしれませんが、決められたことをきっちりとこなしたいタイプの人にとっては、非常にストレスフルな環境と感じるかもしれません。


給与が決して高くないこともある

ベンチャー企業の場合、まだビジネスが走り始めたばかりで収益を十分にあげられていないこともめずらしくありません。大企業のような各種手当やボーナスは期待できない可能性があると思っておいたほうが無難です。

マネージャー採用や役員として入社した場合であっても、待遇としては大企業とは比べものにならないほど厳しいものであるかもしれません。

ただし、ストックオプションが用意されているようであれば、将来的に会社が成長したときに大きな利益を得ることも可能になります。目の前の待遇にだけ目を奪われてしまうことなく、将来に向けた企業の成長を見据えることができるかどうかが、ベンチャー企業を転職先に選ぶべきかどうかの1つの指標になるかもしれません。


経営者と「合わない」可能性もある

ベンチャー企業は経営者との距離が近いことが多いだけに、経営者と「合う」タイプかどうかが重要な要素だったりします。
経営者も人間なので、一緒に仕事をする上で「合わない」タイプの人は一定数いるはずです。もし自分がその「合わない」タイプだった場合、会社に居づらくなってしまうこともあり得るのです。

それなりの規模の会社であれば、部署異動を願い出たり、転勤のチャンスをうかがったりといったように、同じ会社に在籍しながら環境を変えられる可能性が残っていますが、小規模のベンチャー企業であれば部署異動や転勤といった環境の変化は期待できないでしょう。

経営者や経営幹部と人間的、性格的に「合う」かどうかは、実はけっこう重要なポイントなのです。


4) ベンチャー企業に転職するための活動のポイントは

キャリアプランを明確にし、転職する目的を強烈に打ち出す

ベンチャー企業は大量採用を行わず、少数先鋭の厳選した採用をするのが一般的です。社員数自体が少なければ、新たに入ってくる人にどのような力を求めるのか、求めるスキルのレベルはどの程度以上なのか、といった明確な要求があるはずです。

逆を言えば、そのような要望に「はまる」人を採用したいと考えているのです。漠然と「ベンチャー企業で働きたいが、今の自分に何ができるのかよく分からない」というタイプの人を何となく採用することはまずあり得ないと思っていいでしょう。

ベンチャー企業でどのような仕事に携わりたいか、どのような力を発揮できるのかを明確にし、なぜその会社に転職したいのか、目的を強烈に打ち出す必要があります。
「ここの会社でなければできないことがある」といった強い思いがなければ、大きなリスクを背負って起業した創業者に「この人と働きたい」と思わせるのは難しいはずだからです。


リスクを具体的に理解し、「受け身」を排除する

ベンチャー企業で働く上で覚悟しておくべき点として、「自分で引き受けなければならない責任が急激に増える」ことが挙げられます。将来的に安泰な会社かどうか分からないといったリスクを引き受けたり、仕事の進め方や仕組みが自分から考案して築いていく責任を引き受けたり、といったことです。

こういったリスクをきちんと理解した上で、リスクを引き受けてチャレンジする覚悟を決めなくてはなりません。

比較的大きな企業や古くからある企業に勤めていると当たり前のように感じることであっても、実は会社から与えてもらっている、ということは多々あるものです。ベンチャー企業への転職を本気で考えるのであれば、自身に会社員特有の「受け身」の部分がないか、徹底的に考え抜いて排除しておく必要があるでしょう。


転職エージェントなどプロの意見を取り入れる

ベンチャー企業は組織としてまだ新しかったり、経営者の手腕が見えにくかったりすることもあり、転職先として検討するべき企業かどうかの判断は非常に難しい部分があります。

まして、ベンチャー企業で働いた経験がない人であれば、応募する企業をどのような基準で決めていけばいいのか、見当さえつかないかもしれません。

ベンチャー企業への転職こそ、転職エージェントのようなプロの力を借りることを強くおすすめします。
できれば、キャリアアドバイザーが自ら企業へ足を運び、経営者や採用担当者と直接話している転職エージェントを選ぶようにしたほうが望ましいです。

ベンチャー企業は特に、会社の「中」に入って直接確認しないと、どのような会社なのか実態がよく分からないことも多いからです。反対に、経営者と直接話して良い関係性を築くことができているようであれば、自分のビジョンやキャリアプランを話した上で、ミスマッチがないかどうかしっかりと確認しておきましょう。


 

「転職エージェントに相談を受けながら転職活動をしていきたい」という方にオススメの転職支援サービス

1位DODA(デューダ)

全国対応、かつ国内トップレベルの膨大な求人数!

すべての業種・職種を網羅した求人情報だけでなく、キャリアアドバイザーの良質なサポートで、転職成功者の実績も多数の、初めに登録しておきたい鉄板の転職サービスです。

2位JAC Recruitment(ジェイエイシー リクルートメント)

ミドル世代の転職者へのサポートに強く、かつグローバル企業、海外勤務の求人情報も多数
実績豊富なキャリアコンサルタントに対するサービス満足度も高い、「ステップアップの転職」を目指す際はぜひ登録しておきたい転職サービス!

3位ハタラクティブ

ハタラクティブは、株式会社レバレジーズの運営する、20代に特化した就職・転職支援サービスです。
職歴がない方、正社員未経験の方含め、これまでの就職成功実績50,000人!若年専門のプロがパートナーとなって、就職・転職支援をサポートします。

5)まとめ ベンチャー企業の魅力はリスクと表裏一体

ベンチャー企業は事業を自分たちの手で創り、育てていくというビジネスの醍醐味を感じられるという意味で、大変魅力的な環境と言えます。

その反面、長年にわたって安定経営を続けてきた企業と比べると安定感に欠けていたり、あらゆることを自分で考えて実行しなくてはならないという責任が伴ったりといったように、ベンチャーならではの大変な面があるのも事実です。

ベンチャー企業の魅力は、そのままリスクと表裏一体になっていると言ってもいいでしょう。

入社後にミスマッチが発生すると、転職者が困ってしまうだけでなく、企業側にも多大な迷惑が及んでしまいます。事業内容や事業計画、経営者の考え、待遇条件など、確認しておくべきことは多岐にわたりますが、妥協することなく1つ1つしっかりと確認しておくと良いでしょう。

この記事の作成者:ash.


良かったら、評価のご協力をお願いします!
この記事が参考になったら、
にチェックしてください!
1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars
(平均5.00
Loading...