「文章を書く仕事がしたい!」ライター・物書きに携わる仕事に転職するには
[最終更新日]2023/04/28

本を読むのが好き、自分で文章を書くのが好きという方は、一度は「文章を書いて生活したい」と考えたこともあるのではないでしょうか。
文章を書く仕事となると、作家や記者が思い浮かびますが、他にもライターという道があります。
目次
ライターを求める企業は大きく、「出版社」・「Web会社」・「ゲーム会社」
ライターという職業が指す仕事内容は、実は非常に幅広く、さまざまな業界で就業していることをご存知でしょうか。
「ライターを求めている企業」としては、出版社、Web会社、ゲーム会社が代表的なものとして挙げられます。
まずは、それぞれの業界でライターがどのように働いているのか、具体的に知ることから始めましょう。一口にライターと言っても、業界が変わればライターに求められる資質や能力も大きく異なることが分かるはずです。
出版社でのライターの働き方

紙媒体の書籍や雑誌を発行する出版社には、日々大量の原稿が入稿されます。
本の著者や雑誌のコラムニストに原稿を依頼し、編集者は原稿をチェックするのが基本ですが、中には出版社内で文章を書き起こす必要がある箇所もあります。
この場合、編集者がライターを兼ねていることもあれば、専属のライターとして就業していることもあります。
ライターの場合、作家やコラムニストのように自分自身の考えや体験を文章にするというよりは、たとえばインタビューを記事として読みやすくまとめたり、著者がプロの物書きでない場合などは文章を読みやすく書き直したりする(リライト)といった仕事があります。
このように、出版社でのライターの仕事はあくまで編集者の延長線上にあると考えることができます。
本や雑誌の読者にとって、どのような文章が読みやすいのか、伝えるべきことがきちんと伝わる文章になっているのか、といったことを、校正者と協力しながら検討し、書籍や記事を作り上げていくのがミッションとなります。
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Web会社でのライターの働き方

Webには、毎日大量の記事やコラムが配信されています。
いわゆるメディア系のサイトを運営する会社であれば、毎日記事を更新する必要がありますので、掲載する記事を執筆するライターが不可欠になります。
また、企業などのホームページを制作する会社でも、ページ上に掲載されるコンテンツを執筆するライターの存在は欠かせません。
こうしたコンテンツを社内で社員が書いているかというと、必ずしもそうではありません。フリーランスのライターに外注したり、制作会社に委託したりすることもあります。
近年ではランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングも広く認知されつつありますので、こうした仕組みを活用して執筆を外注することもあります。
Webの場合、紙の書籍や雑誌のように書店で売れた部数によって仕事の成果が見えるわけではなく、日々のアクセス数やPV(ページビュー)といった数値をいかに伸ばすかが重要になってきます。
よって、Webに掲載する記事を執筆するライターには、読みやすい文章を書く技術だけでなく、検索ワードやSEOを意識した執筆が求められることが多いです。
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ゲーム会社でのライターの働き方

「ゲーム会社にライター?」と不思議に思った人もいるかもしれませんが、ゲームを制作している会社でもライターは求められています。
ゲームの世界観やキャラクター設定、途中どのようなイベントがあり、エンディングはどうなるのか、といった物語をすみずみまで考えていくのが、ゲーム会社におけるライターの仕事です。一般的には、シナリオライターと呼ばれることが多いです。
ただし、シナリオライターはゲームの筋書きだけを書いていればいいのか?と言えば、実はそうではありません。
プレイヤーの選択によってゲームのストーリーが変化し、キャラクターの役割が微妙に変化したり、キャラクター同士の会話の内容に重大なヒントが隠されていたりすることもあります。
ゲームのシナリオを考える以上は、ゲーム全体のコンセプトや仔細にわたるキャラクター設定といったことまで踏み込んで考える必要があるため、ゲームプランナーやディレクターがシナリオライターを兼ねていることもめずらしくありません。
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2)ライターからのキャリアパスでは、どんなものがあるか

ライターになった場合、その後どのようなキャリアパスが考えられるのでしょうか。
まず、そもそもライターとして専任で働いているわけではなく、編集者を兼ねている人は非常に多いです。
よって、編集者兼ライターだったけれども、ゆくゆくは編集がメインになっていく人、自分のコラムコーナーを持つなどしてライターの仕事の割合が増えていく人、といったキャリアパスが考えられます。
編集者もライターも、能力が高い人は文章の読みやすさや伝わりやすさといった「読者の視点」を必ず意識しているため、どちらも担当できるハイブリッドの人もいます。
また、Web系のライターやゲーム会社でのライターは、その後ディレクターやプランナーになる、というケースも多いです。
シナリオや記事自体を書く仕事から、更に上流の企画やコンセプト固めといった職に移っていく、ということです。
その他でいうと、ライターとして就業していた人が、フリーランスのライターになっていくこともあります。
フリーランスを続けるには、仕事を一定量受託できることが絶対条件となりますので、ライターとして経験を積み、クライアントから十分な信頼を得た人が名指しで仕事を頼まれるようになり、その延長で独立していくケースが考えられます。
小説家を目指すのは、あり?なし?

ライターを目指す人の中には、一時期は小説家を目指していた、といった人も一定数います。純粋に文章を書くことで食べていきたいのであれば、小説家は憧れの職業のようにも思えます。
ただし、よく言われているように小説家として売れっ子になり、印税だけで生活できるほど稼いでいくことができるのはほんの一握りの人です。
余談ですが、以前「キッチン」や「つぐみ」の作品で有名な吉本ばななさんの講演会に行った際、吉本ばななさんが「作家って本当に、儲からないですよ」と仰っていたのがとても印象的でした。
実際、芥川賞などの有名な文学賞を受賞した人でさえも、物書きとしての収入だけでは生活できないケースは多いのです。
職業としての小説家は狭き門であるのと同時に、稼ぎ続けるには「売れる」作品を書き続けなくてはならないため、よほど才能がある人を除いて、小説家として食べていくのは至難の業と言えるでしょう。
ただし、最近では作品をWeb上に誰でも公開できるnoteのようなサービスが登場したり、ブログが話題になって書籍化されたりする事例も出てきました。
こうした新しい潮流に乗り、ライター業のかたわら小説家の夢も追い続ける、というのはありかもしれません。
フリーライターはどうなの?

ライターとして転職するのではなく、フリーライターとして独立する、というのはどうでしょうか。
結論から言えば、フリーライターには「いつでも」「誰でも」なることができます。「私はライターです」「フリーランスで活動しています」と名乗れば、その瞬間からフリーライターなのです。
ただし、当然のことながら仕事が受託できなければ、ライターとして食べていくことはできません。ライターとして雇われて働き、経験を積みクライアントの信頼を得て独立する人が多いのはそのためです。
クラウドソーシングには、ライターとして登録している人が大勢います。中にはプロのライターとして活躍している人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は本業が別にあり、副業としてクラウドソーシングでライターをしているはずです。
極端なことを言えば、「文章を書く」こと自体は特殊なスキルではないため、フリーライターになることへの障壁はほとんどありません。
それだけに、ライターの仕事1本で生活できるほどの収入を最初から得るのは難しいのが現実です。ライターとしての仕事1本で生活できる職業ライターになるには、やはり相当な資質や経験が必要と言えるでしょう。
フリーライターになりたい!という人は、まずは副業ライターから挑戦してみることをおすすめします。
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3)文章を書く仕事に転職に成功するためのポイント3つ
ここからは、実際にライター・執筆の仕事に転職するうえで、成功の確度を高めていく為のポイントを紹介していきましょう。
実務未経験から文章を書く仕事に転職する際に、特に意識しておきたいのは以下の3点です。
それぞれ、順を追って見ていきましょう。
世の中のことに、より深く関心を持ち、様々な分野で自身の考えを持てるようにする。

ライター職が業務で執筆するテーマは、その会社によっても、またそのときどきにおいても非常に様々です。
たとえばとある組織やサービスについてのインタビュー・体験レポートを執筆することになったり、別の機会においては国際情勢や金融、政治についての記事を求められることもあるでしょう。
もちろん、組織に属してライター業務を行う場合、(特別に融通が利くといったことがない限りは)求められたテーマに応えていく必要があります。
また、うわべだけの知識でライティングした場合は表面的な味のない文章になってしまうだけでなく、事実に反する情報を発信してしまうというリスクにも繋がります。
つまり、ライター職には、幅広い分野の知識・関心が求められるのです。
とはいえ、「ライターになるのだったら、政治から経済、国際情勢まで知識を持たないといけません」と言っているわけではありません。知識がまだ発展途上であったとしても、ライター職に就職する可能性は十分あります。
ただし、「自分は興味ある分野でしか文章を書けません」というスタンスは当然ながらNGです。
なぜなら、「ライターという職業は、多くの人達が『話したいと思っている』、または『聞きたい・知りたいと思っている』事柄を、(代わりに)言葉に表していく」職業だからです。
ですので、ライターは「他者」そして「世の中のこと」に対して高い関心を持つことが強く求められます。
現在、「自分の興味・関心の幅はやや狭い…」という方は、少しずつでもその幅を広げていく意識を持つと良いでしょう。
ライター求人は「希少性」が高い!転職の際は求人数の多い転職エージェントを利用して

ライター職(特に正社員)は基本的に求人も少なめです。
一方で、「ライター職を目指している」という人たちは常に一定数いますので、ライター職で転職する際は、「求人情報を常にチェックすること」「他の応募者よりも高い評価を得るための書類作成・面談対策を行うこと」を意識すると良いでしょう。
また、求人探しはライター職求人の多い「転職エージェント」を利用することをおすすめします。

転職エージェントでは、担当となるキャリアアドバイザーが、あなたの志向や希望、適性に沿った形で求人情報の提案をしてくれたり、その他書類作成や面接準備のサポート・アドバイスもしてくれます。
特に転職活動の進め方に不安を感じている方は、以下にライターの方におすすめの転職エージェント(求人情報の多い転職エージェント)を紹介しておきますので、ご自身に合いそうと思えるものを1~2つ、登録しておくと良いでしょう。
doda(デューダ)
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豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。「本気でいい求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくりライターの求人をチェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
dodaの活用メリットとライターの転職へのおすすめポイント
dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。
doda登録時に入力するレジュメをしっかり記入しつつ、かつライターとしての志向をアピールすることによって、希望する分野の企業からのスカウト・オファーが届く可能性を高められるでしょう。
また、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
![]() 年収査定 | これまでの経歴からあなたの適正年収を算出。 自身の市場価値を知りたい人におすすめ。 |
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![]() キャリアタイプ診断 | 120問の質問に答えることで、自身の「性格」や「向いている仕事スタイル」、「向いている企業風土」などがわかる。所要時間は10分程度。 |
![]() 転職タイプ診断 | 自身が仕事に対してどんなことを大切にしているか、また、今の仕事への満足度などを可視化することができる。 自己分析・適職探しにも役立つ。 |
![]() エゴグラム適職診断 | 50問の設問に回答することによって、自身の性格と「適職」を診断してくれる。 |
![]() doda転職フェア | 多くの企業が出展する転職イベント。 企業の担当者に直接話を聞ける機会がある。 ※現在はオンライン中心で開催されている(2023年3月) |
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dodaの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
ライターの求人数 | 約500件(2023年4月現在) |
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
サポート対応地域は全国で、地域ごとに専門のアドバイザーが対応しています。
マイナビエージェントの活用メリットとライターの転職へのおすすめポイント
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。
ライター職は業界によってその働き方や求められるスキルセットに違いが出やすいです。そうした際、業種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーからのサポート・アドバイスを受けられるのは大きなメリットでしょう。

引用元:マイナビエージェント公式HP
また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。

一般的に、大手転職エージェントのサポートは「3ヶ月間」などの期限が設けられています。
一方、マイナビエージェントでは期間の制限はなく、「無期限」でサポートを提供してくれます。「思いのほか活動期間が長引いてしまった…」とった場合も、マイナビエージェントであればサポートを継続してもらえるのです。
期間を定めることなく、かつ転職者の経歴と想いに合った転職先を紹介していくマイナビエージェントのスタイルは、「内定率のアップ」や「納得できる転職の実現」に大きく寄与しています。
実際にマイナビエージェントを利用して転職に成功した人は、入社後にミスマッチを感じることも少ない傾向があります。
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マイナビエージェントの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
ライターの求人数 | 約100件(2023年4月現在) |
パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。
転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、じっくり相談に乗ってくれたという転職者からの評判・口コミも多いです。
サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面サポートもしやすいエージェントです。
パソナキャリアの活用メリットとライターの転職へのおすすめポイント
人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。
転職サービスによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、地方での転職にも対応できるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、エージェントの企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取っていることは重要です。
地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。
そうした背景もあり、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。

引用元:パソナキャリア公式サイト
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、さらには自己分析やキャリアの棚卸しについても、キャリアアドバイザーが親身になって二人三脚で取り組んでくれます。今回、はじめてライター職を目指しての転職になる人には特に心強いパートナーとなるでしょう。
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パソナキャリアの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 全都道府県 |
ライターの求人数 | 約200件(2023年4月現在) |
リクルートエージェント
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国内No1の求人数の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。
リクルートエージェントの活用メリットとライターの転職へのおすすめポイント
ライターに関しての求人は約700件と、恐らく国内サービス内でトップの求人数です(2023年4月現在)。
リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにライターへの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
![]() 職務経歴書エディタ | テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
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![]() 面接力向上セミナー | 企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2023年4月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
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リクルートエージェントの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡 |
ライターの求人数 | 約500件(2023年4月現在) |
ライターおすすめの転職エージェント(フリーランス向け)#5 レバテッククリエイター
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クリエイター向けのフリーランス案件の豊富なエージェント。フリーランス・ライターを目指す人におすすめです。
レバテッククリエイターは、レバテッククリエイターは、クリエイター案件に特化したフリーランスエージェントです。
中でも、Web・ゲーム業界専門のクリエイターを専門として、案件の獲得をサポートしています。
案件を紹介していくにあたって、あなたのクリエイターとしての経験やスキル、経歴、希望などをヒアリングする必要がありますが、レバテッククリエイターでは、このカウンセリングの質が高いと評判です。
面談を担当するテクニカルカウンセラーは各業界に精通しているので、あなたのスキルや経験にぴったりの案件を紹介してくれるでしょう。
テクニカルカウンセラーのサポートは、こうした案件紹介にとどまらず、単価や参画日などの条件交渉も代わりに行ってくれます。
レバテッククリエイターの活用メリットとライターの転職へのおすすめポイント
ライター職でフリーランスとして活動する人にレバテッククリエイターにおすすめする理由は、まず「案件単価の高さ」が挙げられます。
ライター系のお仕事で30万円を超える案件を常時豊富に取り揃えており、フリーランサーとして年収アップを狙う人は是非チェックしておくべきでしょう。
また、担当アドバイザーが案件マッチングのサポートをしてくれるので、スキルや希望業務のミスマッチも起きにくいです。
また、レバテッククリエイターは福利厚生も充実しており、「レバテックケア」というサービスで以下のようなサービスが受けられます。
- 人間ドックなどのヘルスケアサポートを優待価格で提供
- 経験豊富な税理士に、特別価格で確定申告代行を依頼
- スポーツジム、フィットネスクラブ、スタジオ等の施設の優待価格利用
- 個人の学習用途から商用利用まで幅広いシーンで利用できるレンタルサーバや、オンライン学習サービスを無料で利用
- レストランでの食事・映画鑑賞・旅行などの優待利用
- 引っ越し・結婚・出産・住宅購入等、さまざまな人生の転機に、お祝い金制度
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レバテッククリエイターの特徴 |
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サービス対応地域 | 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西(大阪) |
ライターの案件数 | 約150件(2023年4月現在) |
クラウドサービス系のサイトで、一度自身の文章力を試してみよう

ここまで読んでいただいた人の中には、「ライター経験者を募集する企業が少なくないのに、最初はどうやってライターの経験を積めばいいのだろうか?」と疑問に思われた人もいるかもしれません。
実は、ライターが狭き門と言われてきた背景には、未経験からライターとして働ける環境に身を置くこと自体が「運」に左右されていたという事情があるのです。
「ライターになりたい」と思っていても、ライターとして働ける環境になかなか出合えないという問題があったわけです。
ただし、近年ではクラウドワークスやココナラ、ランサーズといったクラウドソーシングサービスが多数あるため、そこで「ライター募集」の仕事を請けることにより未経験者がライターに挑戦する機会が格段に増えています。
実際に、未経験者でもOKの案件が日々掲載されていますので、まずはクラウドソーシングで仕事を請けてみて、クライアントの評価を確認しながら自身の適性についてチェックしていくといいでしょう。
実際に仕事を請けてみると、納品した記事について修正の依頼が来たり、ときには厳しい評価を受けたりすることもあるかもしれません。しかし、そうした経験がライターとしての成長へとつながり、将来的にライターとして活躍するための土台になる可能性は十分にあるのです。
代表的なクラウドソーシング#1「ランサーズ」(https://www.lancers.jp/)
サービス名 | ランサーズ |
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案件数 | 常時6,000~1万件 |
主な案件ジャンル | システム開発、Web制作・デザイン、ライティング、動画制作、翻訳、事務、コンサル、営業、その他専門職 |
特徴 |
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公式サイト | https://www.lancers.jp/ |
ランサーズは国内トップの案件数を誇るクラウドソーシングです。
仕事内容のジャンルはシステム開発、Web制作・デザイン、ライティング、動画制作、翻訳、事務、コンサル、営業、その他専門職など幅広い職種で、初心者レベルからエキスパートレベルまで扱っています。
初心者の方でも安心して仕事を進められるよう、サポート体制も万全です。
仕事に関する悩みなどを気軽に相談できる「クラウドソーシング相談室」や、24時間365日体制のサポート窓口を設け、サポートチームでは、全ての仕事依頼について不正や不備がないか確認を行っています。
また「フリーランストータルサポート」として、仕事面だけでなく生活面のサポートも行っており、一定額以上の報酬獲得者は福利厚生「Lancers クラブオフ」に加入することができます。
代表的なクラウドソーシング#2「クラウドワークス」(https://crowdworks.jp/)
サービス名 | クラウドワークス |
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案件数 | 常時6,000~1万件 |
主な案件ジャンル | システム開発、Web制作・デザイン、ライティング、動画制作、翻訳、事務、その他専門職 |
特徴 |
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公式サイト | https://crowdworks.jp/ |
クラウドワークスはランサーズに次ぐ案件数を持つ、国内有数のクラウドソーシングサービスです。
初心者でも対応可能な「カンタン作業(質問やアンケート、データ入力等)」と「ライティング・記事作成」などの案件が豊富で、「すきま時間で小遣い稼ぎをしたい」、「まずは副業としてスモールスタートしたい」という人に特におすすめです。
エンジニア開発、デザイン・イラスト作成、ライティング等、おもにIT・Web関連の案件が多く、それらジャンルでは高額案件も多くあります。
クラウドワークスでは「プロクラウドワーカー制度」を取り入れています。厳しい認定基準を満たした一部のプロフェッショナルだけが「プロクラウドワーカー」として優遇され、受注数や報酬アップにもつながっています。
まとめ)文章を書く仕事に就くには、まずは小さな行動を起こしてみよう
ライターになりたいという人の中には、「ライティングスキルを伸ばすために専門学校に通ったほうがいいのだろうか」「通信講座を受講したほうがいいのだろうか」といったことを考える人もいるかもしれません。
もちろん、そういった講座を通じてライティングスキルを伸ばすことができないわけではありませんが、実務で求められているのはあくまで「実際に書いた」経験や実績です。
未経験でもライターに起用してもらえる求人をチェックし始めたり、クラウドソーシングで経験を積んだりといったように、小さな行動でもいいので、まずはライターの仕事を経験できるよう、最初の一歩を踏み出してみましょう。