「悪い転職エージェント」はどう見極める?自分に合ったアドバイザーの見分け方!
[最終更新日]2022/03/21

転職を一人で乗り切るのが難しいと感じたとき、転職市場を知り尽くしたプロが相談に乗ってくれたら、とても頼もしいですよね。
転職エージェントは、そのようなニーズに応える転職支援のプロ集団です。「どのように転職活動を進めればいいのか」であったり、「自分に合った会社はどう探せばいいのか」と迷っている人は、転職エージェントの活用が一番の方法です。
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目次
そもそも、転職エージェントは何をしてくれるのか?
興味や適性を踏まえ、今後のキャリアについてカウンセリングをしてくれる

転職エージェントと聞くと、仕事の紹介をしてくれるというイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし、実はこの「キャリアカウンセリング」こそが、転職エージェントを活用する大きなメリットの1つなのです。
転職を希望している人の多くは、自分がこれまで培ってきたスキルや経験の本当の価値に気づいていません。自力で転職活動をすると、これまで経験してきた仕事と似た仕事や、全く同じ業種の仕事に偏って探してしまいがちになるのはこのためです。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、いわば「第三者の視点」です。
キャリアアドバイザーは、私たちのこれまでのキャリアで身につけてきたスキルや経験をきちんと評価し、その上で今後やってみたいことや興味関心、適性を踏まえて仕事選びを手伝ってくれるのです。
希望条件に合った企業を紹介してくれる

転職エージェントは、豊富な求人案件を抱えています。様々な企業の採用担当者や経営者と話し、求める人物像について直接聞いているキャリアアドバイザーもいます。
専門とする業種や職種を絞っているコンサルタントであれば、業界の動向や内情に合わせてアドバイスをしてもらえることもあるのです。
さらに、多くの転職エージェントが独自の「非公開求人」を抱えています。ライバル会社に欠員を知られたくない企業や、新事業の立ち上げのようなケースでは、一般には公開されない非公開求人として募集をかけることが多いのです。

非公開求人へ応募するには、転職エージェントを通じて紹介してもらうしかありません。
このように、自力で転職活動をしているだけでは探しようのない求人情報にアクセスできるのも、転職エージェントを活用するメリットの1つです。
面接日程の調整や条件交渉を代行してくれる

とくに在職中に転職活動をする場合、面接日程の調整ひとつとっても、独力で行うのはなかなか大変です。
忙しい合間をぬって他社の採用担当者と連絡を取り合うのは、たいていの会社員にとってかなりハードルが高いはずなのです。
そこで、転職エージェントは応募者本人に代わって面接日程を調整し、アポイントを取ってくれます。
事前に面接についてアドバイスをもらえることもありますので、1人で面接当日にのぞむよりも断然心強くなることでしょう。
選考中や内定後に、給与などの条件交渉について自分から切り出しにくいと感じる人は少なくありません。転職エージェントはこうした交渉も代行してくれますので、不本意な条件で内定を承諾してしまうといったミスをしにくくなります。
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2)「良い転職エージェント」の傾向は、こんな人
「良い転職エージェント」で多く見られるタイプ
業界について専門知識があり、実態に即したアドバイスができる

たとえば、キャリアアドバイザー自身が過去にその業界で働いた経験を持つ人であれば、仕事のやりがいと厳しさの両面を理解しており、どのようなスキルや経験が求められるのか知り尽くしていることでしょう。
そのような人が担当してくれれば、転職後に働くイメージを持ってアドバイスしてくれるので、ミスマッチが起きるリスクをかなり下げることができるのです。
また、業界専任で担当しているコンサルタントなら、過去に同じ業界へ送り出した人の事例を豊富に持っていることもあります。
転職してうまくいっている人の先例があれば、より安心して転職を決断することができるはずです。
しっかりした転職エージェントでは、キャリアアドバイザーは実際に企業へ足を運び、採用担当者や経営層から直接話を聞いてきています。
それゆえに、私たちは事前にキャリアアドバイザーを通じて、社風や社員の雰囲気といったリアルな情報を知ることができるのです。
希望条件に対して的確に、ときには厳しいアドバイスもしてくれる

希望をかなえて転職していくのは、必ずしも容易なことではありません。
完全に希望通りにいかないけれども、希望に近い仕事内容や条件であれば転職が実現できることもあります。
中には、自分では良かれと思って書いていた履歴書や職務経歴書のちょっとしたニュアンスひとつで、大きく損をしてしまうこともあり得ます。
そういった耳の痛い話であっても、的確にアドバイスをしてくれるのは良い転職エージェントです。
場合によっては、現状のスキル・経験と希望する条件がかけ離れていて、厳しいアドバイスが必要になることもあるでしょう。
転職を成功させるには、自分の現状を正しく理解することが非常に大切です。本当に本人のことを思って、より良い転職ができるようにと導いてくれるのは、プロの仕事であり良い転職エージェントと言えます。
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時期を待ってくれる。または、転職せず今の仕事を続けるという選択肢も与えてくれる

転職を希望して転職エージェントに登録しているからといって、誰しもが転職に最適な時期とは限りません。もしかしたら、今の勤務先を辞めたい一心で転職エージェントに駆け込んだ人もいるかもしれないのです。
数多くの転職者を見てきたプロのキャリアアドバイザーなら、「この人は今この時期で転職すべきタイミングなのかどうか」を判断することができます。
もちろん、仕事を紹介して転職してもらったほうがコンサルタント自身の実績になることは間違いないはずですが、それでも「今の仕事を続けたほうがいいですよ」と言えるのはプロ意識の証なのです。
このようなアドバイスをするためには、当然ながら現状の仕事の状況や勤務先の待遇についてじっくりとヒアリングする必要があります。
そういった地道なプロセスをおろそかにせず、基本に忠実に仕事をしていることが分かれば、良い転職エージェントである可能性が高いでしょう。
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3) 「あまり良くない転職エージェント」の傾向は、こんな人
「悪い転職エージェント」で多く見られるタイプ
業界の事情をよく理解しておらず、通り一遍のアドバイスに終始する

希望する業界についてよく知らないキャリアアドバイザーが担当になると、たとえば「やりがいのある仕事です」「良い会社です」といった抽象的な言葉で紹介先の企業を説明されることがあります。
こうした通り一遍の説明は「どの企業にも当てはまる説明」であり、言ってみれば「誰にもできる説明」なのです。
こうした転職エージェントでは、希望にマッチした企業をきちんと探してもらえる可能性はかなり低くなります。運よく条件の良い企業を紹介してもらえることもないわけではありませんが、運に頼った転職になってしまう面は否めません。
キャリアアドバイザーが抽象的な言葉ばかり使っていないか、誰でも言えるような通り一遍の説明に終始していないか、といった点は、よく観察する必要があります。
半ば強引に応募させようとするなど、ノルマに追われていることがすぐに分かる

じっくりとカウンセリングをすることもなく、いきなり求人を紹介する転職エージェントや、希望に合わない会社に半ば強引に応募させようとするような転職エージェントは、営業ノルマを達成するために焦っている可能性が高いと見るべきです。
こうした転職エージェントでは、転職者の身になって考えてもらえないリスクがあると言わざるを得ません。
転職者の希望よりも、「内定の可能性が高いかどうか」を重視して紹介先を選んでいる素振りがあるようなら要注意です。いわゆるブラック企業のような体質の会社で、退職者が後を絶たない職場は常に人手不足です。
そのような会社へ「内定が出やすい」というだけの理由で紹介されてしまうことがないよう、転職エージェントが何を重視して紹介先を選んでいるのか見極めることが大切です。
メールや電話のレスポンスが鈍いなど、対応の遅さが目立つ

1人のキャリアアドバイザーに対して、担当する転職希望者が多すぎる場合、たいていメールの返信や電話の折り返しが遅くなります。
キャリアアドバイザーが仕事に追われ、キャパシティを超えた仕事量を抱えているために、このような事態になるのです。
担当する転職希望者が多すぎるようでは、1人1人にていねいな対応をするのが難しくなります。少しでも効率よく、悪い言えば手抜きをして内定に漕ぎ着けようという考えに陥りやすくなります。
さらに、連絡が遅いということは転職活動を円滑に進める上で大きな妨げになる危険性があります。求人の動向は日々変化しているので、連絡を待っている間に希望に合った求人が別の人のところへ紹介されているかもしれないのです。
しかるべきタイミングできちんと連絡してくれる転職エージェントかどうかをよく見極めるようにしましょう。
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4)「今のエージェントが合わない」と感じた時の対処法
転職エージェントの担当者の良し悪しを見分けるために、以下のような判断基準を持っておくといいでしょう。

- 話を親身に聞いてくれるか
- 求人紹介の際に納得いく説明をしてくれるか
- 目指す業界・職種・企業について詳しいか
上記のような視点を持って面談にのぞむと、限られた時間の中で良いキャリアアドバイザーかどうかを見分けやすくなるはずです。
現役キャリアアドバイザー 武蔵野さんからのアドバイス
- 武蔵野
さん -
転職エージェントの担当キャリアアドバイザーの良し悪しは、「①経験・実績」「②スタンス・モラル的なところ」の2点を見極めてみると良いですよ。
①の「経験・実績」については、経験・実績のあるエージェントなら、それだけ多くの選択肢を転職希望者へ提供できます。
「自分がこれまで何をやってきたか」の仕事内容を説明してもいまいちピンときていない様子のキャリアアドバイザーはあまり信用はできないかもしれません。例えば、「マーケティングの仕事で、こんなことをやってきた」と話した時に「ふーん」と聞き手に回るアドバイザーよりも、色々突っ込んでくれるアドバイザーの方が信頼できます。
また、レジュメの添削をあえて複数の転職エージェントでやってもらって、フィードバックされた内容の品質で選ぶというのも一つの手です。②の「スタンス・モラル的なところ」については、さすがに「転職者のキャリアよりも売上優先」と露骨には出しくるアドバイザーはいないと思うので、「自分の話を聞いてくれるか」を見極めると良いでしょう。
例えば、自身の生い立ちや部活、趣味など、キャリア以外の話をしてみて、あまり真剣に聞いてくれないようなアドバイザーは要注意です。売上優先のアドバイザーは、転職と直接関係のない話題をショートカットする傾向が強いです。逆に優秀なキャリアアドバイザーは、雑談からも転職者の志向や興味・関心の分野を知ろうと熱心に話を聴くことが多いです。また、「絶対この企業が良いですよ」といいつつ、その理由をきちんと説明できないアドバイザーも当然おすすめしません。「なんでこの求人を薦めてきたんだろう」と疑問に思ったらどんどん理由を聞いてみて、納得できる答えが返ってくるかを確認すると良いでしょう。
担当のキャリアアドバイザーは、気軽に変更してOK

転職エージェントに登録すると、まず担当キャリアアドバイザーがつきます。
ところで、面談の際の様子やその後の仕事紹介の状況から、「このコンサルは信用できるのだろうか?」「もしかして経験不足なのでは?」と感じた場合、どうすればいいのでしょうか。
そのような場合は、「別のコンサルタントの方のご意見も伺いたい」「業界に詳しい方のアドバイスをお聞きしたい」といった言い方で、暗に担当キャリアアドバイザーを変えてもらいたいということを伝えましょう。
転職エージェント側も、合う・合わないがあることは承知していますので、とくに問題はありません。
担当の変更をどうしても言い出しにくいときや、変更したにも関わらず改善が見られないようなときは、転職エージェント会社そのものを変更してしまうのもありです。
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正直に、かつ詳細に経歴、スキル、そして希望を伝えていこう

転職エージェントを利用するにあたって最もやってはいけないのは、「スキルや経歴についてウソをつくこと」です。
キャリアアドバイザーは転職希望者からヒアリングした内容をもとに案件を探して紹介しますので、そもそも把握している情報が間違っていれば、転職決定後にミスマッチが起きるリスクが非常に高くなります。
必ず正直に、ありのままを伝えるようにしましょう。
また、キャリアアドバイザーにこれまでの経験や体得してきたスキルについて伝える際、謙遜して「そこそこ分かります」「ある程度できます」といった言い方をする人がいますが、実際には何がどのレベルでできる人材なのか、これでは伝わらないことがあります。
経歴やスキルに関してはできるだけ詳細に、誤解のないよう伝えることが大切です。
希望条件についても同様です。
年収など待遇に関する希望を聞かれると、お茶を濁して曖昧に応じてしまう人がいます。しかし、キャリアアドバイザーが知りたいのは本音の部分ですので、本心から希望を伝えるようにしましょう。
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5)転職エージェントの賢い使い方と、おすすめ9社

ここまで、転職エージェント側の良し悪しについて見てきました。転職エージェントの運営会社や担当キャリアアドバイザーの腕次第で、転職活動がスムーズに進んだり進まなかったりすることがあるのは事実です。
しかし同時に、転職エージェントのパフォーマンスを最大限に引き出し、使いこなせるかどうかは転職活動をする人自身にかかっている面もあるのです。
転エージェントには、大きく分けて「総合型」と「特化型」があります。
総合型転職エージェントは、幅広くさまざまな業種・職種に対応しているのが特徴です。
自分が希望する業種・職種だけでなく、関連する他の業種、職種への提案も受けられたりと、求人案件を多く入手できる機会は多くなるでしょう。
一方、特化型の転職エージェントとは、得意とする分野や対象が明確に打ち出されているので、希望する条件に合った転職エージェントであれば複数の案件を紹介してもらえる可能性が高くなります。
ただし、今後のキャリアで何をやりたいのか定まっていない人にとっては、特化型転職エージェントの専門性が高すぎるとかえって選択の幅が狭まってしまうこともあるでしょう。
それぞれ得意とする分野や守備範囲が異なりますので、できれば両方のタイプに登録しておくことをおすすめします。
おすすめ総合型転職エージェント
マイナビエージェント──じっくり・丁寧なサポート。若手社会人への転職支援に強い
マイナビエージェントの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
求人数 | 約70,000件(2022年2月現在) |
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
サポート対応地域は全国で、地域ごとに専門のアドバイザーが対応しています。
マイナビエージェントの活用メリットとデメリット・注意点
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。

引用元:マイナビエージェント公式HP
また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。

一般的に、大手転職エージェントのサポートは「3ヶ月間」などの期限が設けられています。
一方、マイナビエージェントでは期間の制限はなく、「無期限」でサポートを提供してくれます。「思いのほか活動期間が長引いてしまった…」とった場合も、マイナビエージェントであればサポートを継続してもらえるのです。
期間を定めることなく、かつ転職者の経歴と想いに合った転職先を紹介していくマイナビエージェントのスタイルは、「内定率のアップ」や「納得できる転職の実現」に大きく寄与しています。
実際にマイナビエージェントを利用して転職に成功した人は、入社後にミスマッチを感じることも少ない傾向があります。
一方のマイナビエージェントのデメリット・注意点は、サポートは手厚いが、転職意欲の低い人は優先度を下げられる可能性がある点、そのほか職種・業種によっては提案される求人が少ない場合もあることです。
doda(全世代向け)、リクルートエージェント(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった求人数が豊富でかつ担当から積極的なスカウトや提案の受けられるサービスも並行して登録しておくと、安心でしょう。
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doda──幅広く充実したボリュームの求人と、積極的な提案
dodaの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
求人数 | 約160,000件(2022年2月現在) |
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は常時10万件以上、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
dodaの活用メリットとデメリット・注意点
dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認することができるでしょう。
スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。
また、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
![]() 年収査定 | これまでの経歴からあなたの適正年収を算出。 自身の市場価値を知りたい人におすすめ。 |
![]() キャリアタイプ診断 | 120問の質問に答えることで、自身の「性格」や「向いている仕事スタイル」、「向いている企業風土」などがわかる。所要時間は10分程度。 |
![]() 転職タイプ診断 | 自身が仕事に対してどんなことを大切にしているか、また、今の仕事への満足度などを可視化することができる。 自己分析・適職探しにも役立つ。 |
![]() エゴグラム適職診断 | 50問の設問に回答することによって、自身の性格と「適職」を診断してくれる。 |
![]() doda転職フェア | 多くの企業が出展する転職イベント。 企業の担当者に直接話を聞ける機会がある。 ※現在は新型コロナウイルスの感染拡大に伴いオンライン中心で開催されている(2022年1月) |
一方のdodaのデメリット・注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。
「丁寧かつ実績のあるアドバイザーに担当に付いてほしい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメント、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といったベテラン層が厚いと評判の転職サービスがおすすめです。
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リクルートエージェント──国内No1の求人数 転職支援ツールも充実
リクルートエージェントの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡 |
求人数 | 約350,000件(2022年2月現在) |
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。
リクルートエージェントの活用メリットとデメリット・注意点
リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
![]() 職務経歴書エディタ | テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
![]() 面接力向上セミナー | 企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2022年3月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
一方のリクルートエージェントのデメリット・注意点としては、これらサポートの提供は適切かつとても「スピーディ」であるということです。担当者によっては、活動ペースを急かしてくることもあるかもしれません。
「じっくりと、自分のペースで転職活動をしたい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、マイナビエージェント(若手社会人向け)、JACリクルートメント、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)にも併せて登録し、より自身にマッチするサービスを選んでおくと良いでしょう。
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パソナキャリア──全都道府県に拠点あり、地方転職に強い&じっくり相談に乗ってもらえる
パソナキャリアの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 全都道府県 |
求人数 | 約60,000件(2022年2月現在) |
パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。
転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、利用者の年収アップ率67.1%という実績からもサポート品質の高さがうかがえます。
サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面サポートもしやすいエージェントです。
パソナキャリアの活用メリットとデメリット・注意点
人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。
転職サービスによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、地方での転職にも対応できるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、エージェントの企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取っていることは重要です。
地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。
そうした背景もあり、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。

引用元:パソナキャリア公式サイト
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、さらには自己分析やキャリアの棚卸しについても、キャリアアドバイザーが親身になって二人三脚で取り組んでくれるので、「転職活動をひとりで進めるのは不安…」という人には特に心強いパートナーとなるでしょう。
一方のパソナキャリアの注意点は、サポートは手厚いが、転職意欲の低い人は優先度を下げられる可能性がある点、そのほか職種・業種によっては提案される求人が少ない場合もあることです。
doda(全世代向け)、リクルートエージェント(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった求人数が豊富でかつ担当から積極的なスカウトや提案の受けられるサービスも並行して登録しておくと、安心でしょう。
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ワークポート──未経験者向け支援、特にIT・Web業界へのサポートに強い
ワークポートの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡 |
求人数 | 約60,000件(2022年2月現在) |
ワークポート(WORKPORT)は「業界・職種未経験者」のサポートに優れており、なかでもIT・Web業界の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。
また、ワークポートに登録した際に担当となってくれる転職コンシェルジュ(アドバイザー)は、積極的な求人提案をしてくれることでも知られています。
転職先を検討するにあたって、できるだけ多くの求人を比較した上で応募先を決定したい人や、担当アドバイザーからの提案を多く受けたい人は、ワークポートのサポートがマッチしやすいでしょう。
ワークポートの活用メリットとデメリット・注意点

引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、今の職種から新たにジョブチェンジを検討している方は、ワークポートのサービスが適しているでしょう。

引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
「〇ヶ月以内に転職したい」など、具体的な期限を決めて転職活動を進めたい人におすすめのサービスといえます。急ぎの転職に向いているのは、ワークポートを利用するメリットといえるでしょう。
一方のワークポートのデメリット・注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。
「丁寧かつ実績のあるアドバイザーに担当に付いてほしい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメント(キャリアアップ、ハイクラス向け)、マイナビIT AGENT(IT/Webエンジニア向け)といった各分野で評判の高いの転職サービスがおすすめです。
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おすすめ特化型転職エージェント
各分野別のおすすめ特化型転職エージェント
分野 | サービス名 | 特徴 |
---|---|---|
IT・Web | ![]() マイナビITエージェント | ■手厚いサポートを受けたい全国のITエンジニアの転職におすすめ
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![]() レバテックキャリア | ■都市部でキャリアアップを目指すITエンジニアの方におすすめ
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20代・若手 | ![]() マイナビジョブ20’s | ■20代のはじめての転職、正社員経験の浅い人におすすめ
|
![]() JAIC(ジェイック) | ■20代~30代前半のフリーター・既卒・若手社員におすすめ
| |
![]() 就職Shop | ■20代のフリーター・既卒・第二新卒におすすめ
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ハイクラス | ![]() JACリクルートメント | ■キャリアプランについてじっくり相談したい人におすすめ
|
![]() リクルートダイレクトスカウト | ■年収700万円以上の転職を目指す全国の転職者におすすめ
| |
![]() ビズリーチ | ■ハイクラス層向けのスカウト・オファーが欲しい転職者におすすめ
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マスコミ | ![]() マスメディアン | ■テレビ・書籍・Web等のメディア系事業を目指す転職者におすすめ
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アパレル | ![]() クリーデンス | ■アパレル・ファッション業界を目指す転職者におすすめ
|
経理・財務、人事、管理業務 | ![]() ジャスネットキャリア | ■会計、税務、経理・財務分野の転職におすすめ
|
![]() MS-Japan | ■管理部門(経理・財務・人事・総務・法務等)の転職におすすめ
| |
外資系 | ![]() ランスタッド | ■製造業・ものづくり業、医療機器・医薬品業界の好条件求人が豊富
|
![]() エンワールド | ■質の高いグローバル求人を提案してもらえる
| |
![]() ロバート・ウォルターズ | ■外資系企業・日経グローバル企業の転職におすすめ
| |
製造系エンジニア | ![]() メイテックネクスト | ■製造系エンジニアへの転職を目指す人におすすめ
|
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【IT業界向け】マイナビIT AGENT──IT・Web業界への転職支援に強い&丁寧なサポート
マイナビIT AGENTの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
求人数 | 約21,000件(2022年2月現在) |
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援を行うエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
マイナビIT AGENTの活用メリットとデメリット・注意点
マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。
幅広い職種に対応している総合型転職エージェントとは異なり、エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、転職者一人ひとりに適した開発環境や企業へのアプローチ方法についてアドバイスしてもらえます。
また、マイナビIT AGENTは優良企業のレア案件(=非公開求人)を独自に保有しています。

就業条件が恵まれているエンジニア求人には、大量の応募者が殺到する傾向があります。そのため選考の競争率も高くなりやすく、強力なライバルが数多く現れる可能性もあるでしょう。
マイナビIT AGENTの非公開求人は、専任アドバイザーを通じてのみ紹介されます。エンジニアのスキルや経験にマッチした非公開求人を個別に紹介してもらえるので競争率が低く、採用に至る確率を高めることにつながるのです。
一方のマイナビIT AGENTの注意点は、未経験者向けの求人が少なめな点、求人がやや都市部に集中している点です。
「未経験者歓迎・実務経験の浅い人向けの求人を見たい」、「地方での求人を中心に見たい」という場合は、幅広い層・地域に向けて求人紹介をしているdoda、リクルートエージェント、パソナキャリア(全世代向け)といった幅広い分野で評判の高いの転職サービスがおすすめです。
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【IT業界向け】レバテックキャリア──IT・Web業界の実務経験ある担当が力強くサポート
レバテックキャリアの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京、神奈川、大阪、福岡 |
求人数 | 約13,000件(2022年2月現在) |
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つキャリアアドバイザーからサポートを受けることができます。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアの方は、レバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアの活用メリットとデメリット・注意点
大手転職サービスであるdodaやマイナビには及ばないものの、レバテックキャリアは「AI」、「機械学習」、「クラウドエンジニア」、「ビックデータ」、「FinTech」などのトレンド技術を扱う求人を多く抱えており、エンジニアとしてキャリア開拓を目指す人にフィットしやすいのです。

そのほか、レバテックキャリアでは他の転職サービスにはない良質な「非公開求人」も豊富に扱っており、サイト上では閲覧できない案件もキャリアアドバイザーを介して紹介してもらうことができます。

非公開求人の中には、大手企業のプロジェクトや高年収求人も含まれているので、「エンジニアの経験を活かし、さらなるキャリアアップをしたい」という人にとっては大きなメリットになるでしょう。
一方のレバテックキャリアの注意点は、未経験者向けの求人が少なめな点、求人がやや都市部に集中している点です。
「未経験者歓迎・実務経験の浅い人向けの求人を見たい」、「地方での求人を中心に見たい」という場合は、幅広い層・地域に向けて求人紹介をしているdoda、リクルートエージェント、パソナキャリア(全世代向け)といった幅広い分野で評判の高いの転職サービスがおすすめです。
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【ハイクラス向け】JACリクルートメント──紹介される求人と、キャリア相談の品質が高い
JACリクルートメントの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京、埼玉、神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫・、広島 |
求人数 | 非公開 |
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらうことができます。
JACリクルートメントの活用メリットとデメリット・注意点
JACリクルートメントを活用するメリットとして筆頭に挙げられるのが「ハイクラス向け求人の充実度」です。とくに年収600万円以上など好条件の求人を多数保有していることから、ハイクラス人材を求める企業と転職者のマッチングを得意としているのです。
高年収帯の求人や、重要なポジションを募集する求人を探している人にとって、登録を検討する有力な理由となるはずです。
JACリクルートメントは両面型サポートのため、コンサルタントが企業の採用担当者が直接コンタクトを取り、企業の情報や就業条件についてヒアリングを実施しています。

つまり、転職者に伝えられる企業情報はコンサルタント自身が収集した一次情報なのです。
このため、企業担当と人材担当の間で情報が分断されてしまう心配がなく、精度が高く確実な情報を得ることが可能となっています。
一方のJACリクルートメントのデメリット・注意点は、保有求人数が大手サービスよりも少なめである点です。
「希望している求人が思ったより多く紹介されなかった…」という場合は、求人数の豊富なリクルートエージェント(全世代向け)、doda(全世代向け)、パソナキャリア(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった転職サービスがおすすめです。
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【介護】きらケア──介護業界に精通したアドバイザーが積極支援
きらケアは介護業界に特化した転職エージェントです。
業界の経験や知識の豊富なスタッフで構成されているのが大きな特徴で、「正社員向け」「派遣社員向け」と、別々にサービスを展開しています。
介護業界は就業時間が不規則な側面もあるため、正社員か派遣か、人によって考え方はさまざまですから、働き方に見合ったアドバイスやサポートをもらえるのはとても助かりますね。
また、介護業界未経験の方への転職活動支援や、内定後の条件交渉、さらに入職後のキャリア相談までサポートを行っているため、介護業界への転職において心強い味方となることでしょう。
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【女性】リブズ──女性の働き方に理解ある企業からのスカウトが多い
リブズは、「女性のライフステージに合わせた働き方をサポートする」転職サイトです。
女性の働き方に理解のある企業から多くの提携を受けており、サイト登録ごにはそれら企業からのスカウト・オファーを受けられることもあります。
結婚や出産・育児などのライフステージの変化や、仕事でのさらなるステップアップなど、人によってさまざまな働き方への希望にあわせて、マッチ度の高い求人紹介を行ってくれます。
気になった求人に対しては、転職者から相談や応募することも可能です。
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まとめ)転職エージェントの見極めは、転職者が自ら考え、判断すること。「受け身」で利用しないように注意!
転職エージェントは転職希望者にとって心強く、頼れるプロフェッショナルです。
ただし、「任せておけばいい」といった完全な受け身の姿勢で利用しようとすると、期待していたような効果が得られなかったり、転職決定後にミスマッチが生じたりする原因になることさえあります。
転職エージェントの選び方に始まり、キャリアアドバイザーの良し悪しの見極めや希望条件の伝え方については、転職者が自ら考え、判断していくことが大切なのです。
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