テックストックの評判・口コミと使い方を紹介！フリーランスに寄り添うエージェント

テックストックの特徴

テックストックは、主にITエンジニア向けのフリーランス案件を紹介する、フリーランスエージェントです。

運営会社のINTLOOP株式会社がとくに重視しているのが、「人と企業の成長が循環する社会」、そして「日本のIT人材の地位向上」です。

そのため、テックストックはフリーランサーのスキルアップ・キャリアアップに向けて注力しており、これからフリーランスとしてキャリアを積み上げたい人にマッチしやすいサービスとなっています。

テックストックの主なサービス特徴

テックストックがおすすめの人

テックストックの案件に多いITエンジニア職種は？

テックストックの案件に多い職種は、「システムエンジニア（SE・PG）」、「コンサル・PM・PMO」、「インフラ・ネットワークエンジニア」です。

業種別では、幅広い業界に対応しており、とくに「Webサービス（IT業界）」、「製造」、「金融」、「小売・物流・商社」といった業界の案件が豊富です。

他のフリーランスエージェントと比較したときに、いわゆる上流工程といわれる職種の案件が多い傾向にあります。

テックストックの職種別求人数（2024年1月現在）

テックストックの業種別求人数（2024年1月現在）

ここからは、実際にテックストックを利用した人の評判・口コミについて見ていきましょう。

テックストックの評判・口コミで多く見られる意見

テックストックを利用した人の評判・口コミで多く見られる意見が、「迅速な対応・案件開始までが早い」、「高単価案件・上流工程の案件が多い」といったものです。

他のフリーランスエージェントのサービスを利用した人たちのネット評価では、「案件開始まで時間がかかった」という声が少なくありません。

一方のテックストックでは、コーディネーターのフットワークの軽さをもってスピーディな先導をしていることがうかがわれます。

また、一つの案件を終えた後に次の案件に向けての相談をする等の、「中長期的な付き合いができる、信頼関係」を評価している声も注視すべきでしょう。

フリーランスは、そのときどきの案件を通してキャリアを積み上げていくことが求められます。
中長期的な活動に向けて担当コーディネーターが並走してサポートしてくれる点に、心強さを感じている利用者が多いことが見受けられます。

上流工程の案件、キャリアアップ案件に強い

先に挙げたように、テックストックでは上流工程の案件が豊富で、フリーランスエンジニアとしてのキャリアップ経験を積みやすいです。

また、コーディネーターとは案件開始後もコミュニケーションを取れますので、「次の案件をどうしていくか」「これから先、どのスキルを優先して見につけていくか」といった相談も可能です。

フリーランスとしてプログラマーからSEを目指している方、SEからPL・PM・PMOを目指している方、将来的にITコンサルに就きたい方など、様々なニーズに応えられるでしょう。

また、ITコンサルおよびPMOを目指すフリーランサーの人には、同社が運営する職種別の案件紹介「ハイパフォーマー」のサービスも併せて利用すると、適切な支援を受けやすいでしょう。

INTLOOP社の職種別フリーランス案件紹介サービス「ハイパフォーマー」

	ITコンサル向けのフリーランス案件紹介サービス「ハイパフォコンサル」
	PMO向けのフリーランス案件紹介サービス「ハイパフォPMO」

丁寧なヒアリングで、案件マッチングしやすい

テックストックの評判・口コミを見て、「マッチングの精度の高さ」への高評価が多いことに気付かれた方もいるでしょう。

丁寧なヒアリングとマッチングのしやすさも、テックストックの強みです。

中長期的なビジネスパートナーとして付き合える

テックストックのコーディネーターの方へのインタビューを通して、多く出てきたワードが「ライフパートナーとして、伴走する」。

その言葉通り、テックストックのコーディネーターはフリーランスのITエンジニアとの方々と中長期的なキャリア支援を意識してのサービスを提供しています。

ITエンジニアとして「自分自身の、これから先のキャリアパス」を考えない人はいないでしょう。
一方でITエンジニアが扱う技術は常に日進月歩ですので、定期的な振り返りと再設定が求められがちです。

その際に、これからの働き方やキャリアの相談ができるコーディネーターの存在は、大きな頼りになるはずです。

続いては、テックストックを利用する際のデメリットについても見ていきましょう。
注意する点は、以下の点です。

希望職種・条件によっては、案件紹介に時間がかかることも

テックストックは、システムエンジニア（SE・PG）、コンサル・PM・PMO、インフラ・ネットワークエンジニアの案件が常時豊富に用意されています。

一方で、それ以外の職種──例えばクリエイター職（ディレクター、プランナー、デザイナー等）の案件はやや少なめです。
これらの職種メインで案件を探している方は、希望する案件がすぐに見つからないことや、案件紹介に時間がかかることがあるでしょう。

ここまでの内容で、テックストックのサービスについての理解は深められたのではないでしょうか。

「テックストックを、利用してみようかな」と思ったら、更にサービスを有効活用するための以下４つのポイントをご確認ください。

自身のフリーランスとしての適性を振り返っておく

今回はじめてフリーランスを目指すという方は、いちどご自身のフリーランスとしての適性を振り返っておくことをおすすめします。

フリーランスとして働くメリット・デメリットとしては、以下があります。

上に挙げた点、とくにデメリットの内容について「不安感が強い」という人は、すぐにフリーランスに転向するよりもまずは複業等で経験を積んで不安を解消したのちに目指す方がよいでしょう。

フリーランスを本業としてキャリアを歩むのなら、「自分はフリーランスとして、やっていける」という確固たる自信があってこそです。
その自信の裏付けとしての適性があるかを、いちどじっくり振り返ってみてください。

フリーランスとしてのキャリアプランを描いておく

テックストックに登録するのなら、フリーランスエンジニアとしてのキャリアプランを先に立てておきましょう。

将来のビジョンが明確になっていると、より適切なサポートと案件紹介を受けやすくなるからです。

キャリアプランは、通常キャリアビジョンとセットで考えていきます。

キャリアプランは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング（行動計画）です。
そしてキャリアビジョンとは、あなたが未来に「こういう働き方をしたい」というイメージのことです。

キャリアビジョンとキャリアプランは、以下のように表に落とし込むことによって考えやイメージを整理しやすくなります。

キャリアビジョン、キャリアプランの作成表（記入例）

「キャリアビジョンのイメージが持てない」という人は、さきに「キャリアの棚卸し」を行っておくことをおすすめします。

以下の記事にキャリアの棚卸しの進め方を紹介しています。興味のある方はあわせてご覧ください。

自分でも積極的に情報を取りに行く

テックストックに限らず、フリーランスとして仕事探しをするのなら「自ら積極的に情報を取りに行く」姿勢がとても大切です。

たとえば最近どのような案件が多いのか、どのようなスキルが求められる傾向にあるのかなど、フリーランサーとして活躍する人はコーディネーターからの情報提供以外にも自分でも調べていることが多いです。

こうした情報を普段から入手している人の方が、コーディネーターからのサポートを有効活用しやすくなります。

複数のフリーランスエージェントに登録しておく

フリーランスエージェントはテックストックのほかにも複数存在します。
それぞれのサービスによって、紹介する案件やサポート内容も異なるため、2～3社に登録しておくとよりフラットにサービス内容を見極められるでしょう。

また、複数の担当者からキャリアに関するアドバイスを受ける中で、「この担当者が一番頼りになりそう」という判断軸も持てるようになります。

フリーランスエージェントは、「一つにしか登録してはいけない」というルールはありません。

「この人は信頼できる」と思えるエージェントに出会いサポートを受けることが、理想とする働き方を実現させるための近道です。

テックストックのサービス登録から案件開始までの流れは、以下のとおりです。

①サービス申し込み

テックストックの公式サイトより登録を行います。

登録する項目は以下のとおりです。

登録後に、マイページから案件を参照・応募できます。

②コーディネーターとの面談

レジュメ登録後、履歴書、職務経歴書、および、ご登録いただいた情報をもとに、案件をご紹介可能と判断させていただいた方には、面談の場でヒアリングします。
※必ずしもご登録者全員に面談を実施するわけではございません。

面談はオンライン（Zoom等）で行われますが、電話面談を希望することも可能です。

ここでは、以下の点のヒアリングを受けます。

上記はコーディネーターがあなたにマッチする案件を探すうえで大切な情報となりますので、事前に伝える内容を整理しておくことをおすすめします。

③コーディネーターからの案件紹介

その後、マッチする案件が見つかった際にコーディネーターから都度連絡が入ります。
案件の詳細については、コーディネーターとの面談で確認していくとよいでしょう。

ご希望の案件 があった際に、応募の意向をコーディネーターに伝えます。

④書類選考・打合せ

応募企業での書類選考・打合せ が行われます。
日程調整等のスケジューリングは担当のコーディネーターが行ってくれます。

打合せ の際は、最終的な条件面の確認があります。
また、以下の点にも聞いておくと案件参画後の働き方のイメージも付きやすいでしょう。

⑤契約締結・業務開始

契約締結を経て、いよいよ業務開始です。
テックストックの担当コーディネーターには、業務開始後の相談も可能です。

契約内容の確認はもちろん、業務を進めていくうえで不安に感じた点があったら、都度相談していくとよいでしょう。

Q1) 現在は企業に在職中なのですが、登録はできますか？

テックストックでは現在企業にお勤めの方も、サービスの登録が可能です。
ただし、お仕事の案件紹介はフリーランスの方（個人事業主または会社設立されている方）に限られます。

Q2) 源泉徴収はありますか？

テックストックでは、個人事業主の方を対象に報酬支払の際に所得税の源泉徴収を行っています。

テックストックでの報酬は、報酬額から源泉徴収分（100万円以下の報酬では報酬額につき10.21%、また、100万円を超える報酬の場合、100万円以下の報酬部分につき10.21%、100万円を超える部分につき20.42%）を差し引いた金額が支払われます。

Q3) テックストックとの面談は、どこで行われますか？

テックストックとの面談は、基本オンラインで行われます（オンラインの面談が難しい場合は、電話での面談も可能です）。

Q4) 平日の夜の時間の相談は可能ですか？

テックストックでは、利用者の方のご状況に応じて、平日夜の時間帯の面談も受け付けています。

Q5) 登録する前に準備することはありますか？

テックストックの登録する前に、準備することは特段ありません。
ただ、希望条件やこれまでの経歴について軽くでも整理しておくと、初回面談をスムーズに進めやすいでしょう。

Q6）テックストックの退会方法を教えてください

テックストックを退会する場合は、マイページから退会の手続きを行います。

退会手順

①　マイページ下部の「退会をご希望の方」をクリック

② 退会手続きの画面に遷移するので、「退会フォームへ」をクリック

③ 退会フォームが表示されるので、お名前と連絡先、退会理由を記載後、ページ下部の「退会する」をクリック

退会手続きをすると、ご登録頂いた個人情報、レジュメファイル等は、自動的に削除されます。
また、削除後にデータの復旧はできませんので、ご注意ください。

ここまでのテックストックの特徴・評判をまとめましょう。

テックストックの特徴

テックストックの評判・口コミで多く見られる意見

他のITエンジニア向けのフリーランスエージェントと比較しての、テックストックの一番の特徴は「キャリアアップ・キャリアビジョンの実現へのサポート・働きかけの強さ」にあるでしょう。

同サービスの掲げる「ライフパートナーとして並走」、そして「日本のIT人材地位向上への貢献」に共感を持てるようなら、ぜひ登録してみてください。
フリーランサーとしてのキャリアの一歩を、一層力強く踏み出せるはずです。

編集後記

今回の紹介において、テックストックのエージェント小泉 裕也さまからサービスの特徴とフリーランスとしてのキャリアの培い方・ポイントについて多くの情報・アドバイスをいただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。