『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代ビジネスマン男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

30代の転職で「管理職経験、マネジメントスキルがない…」という場合の4つの対処方法!

[最終更新日]2017/10/30


10

30代に入って転職を検討し始めた人は、求人を見ていくうちに「管理職経験」「マネジメントスキル」といったキーワードを見かけることが増えているのではないでしょうか。

そんなとき、「自分は役職についたことがないから」「マネージャーの経験がないから」といった理由で、応募要件を満たしていないとあきらめてしまっていませんか?

目次

 

1)そもそも、「管理職」「マネジメント」のスキルってどんなもの?

管理職・マネジメントの定義

意外に思うかもしれませんが、世の中における「マネジメントスキル」の定義はあいまいです。

実際、多くの企業では現場経験を積んできた人が功績を認められた後に役職についていくため、マネジメントをどこかで集中的に学んだとか、トレーニングを受けたという経験がほぼ全くない人も大勢いるのです。

では、管理職として必要な能力、いわゆるマネジメントスキルとは何を指すのでしょうか。


マネジメントスキルを構成するもの

  • 「組織」と「人」を繋げていくスキル(コミュニケーションスキル、調整・交渉スキル等)
  • 人の成長を促していくスキル(育成スキル、評価スキル等)
  • 組織の状態を最適にしていくスキル(概念化スキル、推進力、企画スキル等)

上記のスキルをすべて網羅していなくてはいけない、ということはありません。
現在マネジャーとして活動している人でも、これらスキルがすべて申し分なく適えられている人は、ごくわずかでしょう。

そして、これらスキルの構成要素をひとつひとつ見ていると、マネジメントスキルは必ずしも管理職に限定されたものではないことにお気づきになることでしょう。


例えばプロジェクトリーダーや主任といったポジションの人、ふだん後輩を指導する立場にある人も、マネジメントスキルを発揮しているケースが多々あるのです。


30代の転職で、管理職・マネジメントスキルが求められる時とは──。

人材を採用する企業側の立場で考えたとき、30代の転職者には一定の経験や業界知識を求めるはずです。

新卒で入社してくる社員と違い、基本的な社会人としてのふるまいはもちろんのこと、仕事の段取りや要所を理解している即戦力としての活躍が期待されているのです。

ただし、いかに優秀な人材を採用したとしても、個人が発揮できる力は限られています。

仮に一社員が発揮できる力を「1」とした場合、後輩を育成することに長けている人部署全体を牽引する力のある人を採用すれば、「5」や「10」の力を会社にもたらしてくれる可能性があるわけです。

あるいは、現場のリーダークラスの人材が退職してしまったケースや、偶然にも若手から中堅にあたる世代の社員にリーダーの資質がある人材が不足している組織では、人材を外部から採用し、ゆくゆくは現場のリーダーや管理職候補として採用する場合もあります。

こうしたポジションでの採用であれば、あまり若すぎる人や経験が浅い人では務まらないため、30代以降の経験を積んだ人材に的を絞って募集をかけることがあるのです。


2)30代で管理職・マネジメント経験なしで転職を成功させる4つのポイント

管理職経験がなくても、マネジメントスキルを求める企業に採用される可能性はあります。

ただし、自身にマネジメントスキルやそのポテンシャルが備わっていることをアピールするために、いくつかコツが必要になってきます。

ここからは、30代でマネジメント経験がない人が転職を成功させていくためのポイントを、大きく4つに分けて見ていきます。

マネージャー採用や管理職候補ではない一般的な求人に募集する場合でも、マネジメントスキルをアピールできると有利に働くことがありますので、ぜひ活用してみてください。


「マネジメント」「管理職」がどういうものかを知っておく

管理職と一般社員とでは、仕事のとらえ方やものの見方が異なるケースがあります。

そこで、管理職とはどのような仕事かを知ることによって、マネジメント能力を発揮するためのシミュレーションを行うことがとても重要になってきます。そのためには、大きく3つの方法があります。


1.管理職経験のある人にヒアリングする

これは最も手軽な方法です。

他部署や他社の知人で、管理職を経験したことがある人に苦労話や一般社員との違いについて直接ヒアリングします。特に、役職についた直後の心境や、仕事に対する考え方の変化について聞いてみると、参考になる話が聞けるはずです。


2.管理職系の関連書籍を読む

管理職は必読と言われるような、役職についている人が勉強のために購入する本を読んでみるのもひとつの手です。例として3冊ほど挙げますが、この手のビジネス書は多数発刊されていますので、いくつか読んでみるといいでしょう。

  • 『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』アンドリュー・S・グローブ
    Intel元CEOによるマネジメント指南書。アウトプットを最大化するための仕事の基本原理を追究しています。
  • 『マネジメント』P.F.ドラッカー
    ドラッカーがマネジメント理論をまとめた著書。単なる理論ではなく、実践することにマネジメントの意義を見出しており、長年にわたって管理職に読み継がれています。
  • 『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』松下幸之助
    パナソニックグループ創設者自らが設立した松下政経塾において、松下幸之助が塾生に伝えてきた言葉を中心に構成された書籍。本質を突く言葉の数々は、管理職を目指す人にとって必読とも言えるものです。

3.管理職系のセミナーを受講する

現職の管理職の人や、これから管理職を目指す人のためのセミナーを受講するのも、管理職としての心構えや基本的な考え方を知る上でとても役に立ちます。個人で受講できるセミナーも多数ありますので、勉強のために受講してみるといいでしょう。

  • アーティエンス 管理職向けセミナー
      新任管理職・リーダー向けのものから、管理職にとって頭の痛い問題への対処方法まで、さまざまな管理職向けセミナーを実施しています。年3回ほど東京(渋谷)にて開催されており、初回参加者は無料で入場できます。

これらのマネジメントに関する情報は、転職を成功させる上でプラスに働くことはもちろんのこと、のちのちのキャリアにおいても生きてくる場面が必ずあるはずです。

管理職経験がないことを負い目に感じるのではなく、むしろ「経験したことのない世界を積極的に知ろう」と考えるマインドが重要なのです。


「マネジメント経験」=「管理職ポストの経験」という先入観みを捨てよう

マネジメント経験と聞くと、課長や部長といったポストについた経験があるかどうかを問われていると考える人は多いのではないでしょうか。

実は、マネジメント経験は必ずしも管理職経験とイコールではありません。

マネジメントスキルとは、組織を統率したり人材を育成したりする能力のことですので、役職についていない主任やリーダー、あるいは後輩を指導する立場にある人であれば、何かしらのマネジメントを経験していることになります。


これまでの経験の中で自覚していないマネジメント経験を洗い出してみると、自分で思っていたよりもマネジメントに準じた経験をしていた、という人は多いはずです。

重要なのは、肩書きに惑わされないようにすることです。
たとえリーダーや主任といった呼称がなかったとしても、組織やチームの中でリーダー的な役割を果たしたことや、人を引っぱってきたと言える経験があれば、マネジメント経験として十分にアピールすることができます。

これまで経験してきた仕事の中で、自覚していなかったマネジメント経験はありませんか?
仕事内容や経験業務を振り返ってみて、マネジメント経験としてアピールできそうなものを書き出しみましょう。


自身のこれまでのリーダーシップを自覚し、アピールする

マネジメントに長けた人材を企業はなぜ求めるのでしょうか。この理由を考えるとき重要になってくるのが「リーダーシップ」です。

人をまとめたり複数の社員の業務を管理したりするためには、自分の仕事のことだけ考えているわけにはいきません。
プレーヤーとしてどんなに優れている人材であっても、周囲を巻き込んで仕事をする力や、チームとしてのまとまりを形成していく力を持っていないと人はついてきません。

つまり、企業がマネジメントスキルを求めるとき、ゆくゆく管理職として登用したいという意味以外にも、「人をまとめることで組織を盛り立ててもらいたい」、という意図が含まれているのです。

こうしたリーダーシップを感じさせるエピソードを伝えられれば、マネジメントの資質がある人材としてポテンシャルを認めてもらえる可能性は十分にあります。

これまで、チームで仕事をした経験のある人は、チームの中で結果的にどのような役割を果たすことが多かったのかを振り返ってみるといいでしょう。

リーダーシップとは先頭に立って指揮を執る役割を指すばかりではありません。

チーム内の意見を調整したり、ときにはムードメーカーになったりと、さまざまなタイプのリーダーシップがあります。自分がこれまでどういった形でリーダーシップを発揮してきたのか整理し、アピールできる材料としてストックしておきましょう。


スペシャリストとしてのスキル、特技、資格を棚卸しておく

マネジメント能力と同等に企業から重要視されるスキル、それは「スペシャリスト」としてのスキルです。

どうしてもこれまで「マネジメント」「管理職」に関わる経験がない──、という方は、その分特定の分野におけるスペシャリストとしてのスキルを有していることも多いことでしょう。
そういった点をしっかりアピールすることも、また大切です。

ただし、アピールするスキルは、応募先の企業が求める人材像に応じてよく考えておく必要があります。

ときどき、自分が持っているスキルは余すところなく全て伝えようとする人がいますが、企業が求めているスキルとは関係のないものをアピールしても求められている肝心なスキルがぼやけてしまい、かえって逆効果になることさえあります。

まずは求人を読み込んだ上で企業のホームページをチェックし、どのようなスキルを重視して採用活動を行っているのかを考えていきましょう。
その上で、求められている力に合った話し方、伝え方を企業ごとに工夫していくことは、特に書類選考や一次面接を突破する上で非常に重要な戦略になってきます。


3)まとめ マネジメントという言葉に惑わされないようにしよう!

マネジメントという言葉は、特に管理職未経験の人にとってはハードルが高い印象を受けるかもしれません。

しかし、多くの企業が求めているのはより幅の広い意味でのリーダーシップであり、役職や肩書きだけがモノを言うわけではないのです。

今まで「マネジメントスキル」という言葉を見かけた時点で求人を閉じてしまっていた人も、自身のリーダーシップや隠れたマネジメント経験を発掘し、むしろアピールポイントとして伝えられるようになると、応募できる企業の幅がさらに増えていくはずです。

この記事の作成者:ash.


良かったら、評価のご協力をお願いします!
この記事が参考になったら、
にチェックしてください!
1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars
(平均5.00
Loading...