SIerを辞めて転職したいときの、3つの判断軸とおすすめ職種
[最終更新日]2022/01/22

現在SIerとして働くなかで「SIerを辞めたい・転職したい」と考えている方は少なくないでしょう。
そのような状況の人が、もし「SIerの仕事はきつい」「将来性に不安がある」といった理由で転職を検討しているとしたら、慎重に行動を起こした方が良いかもしれません。
なぜなら、SIerから異業種への転職は「失敗」するケースも非常に多いからです。
目次
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() レバテックキャリア |
|
![]() マイナビITエージェント |
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![]() WORKPORT |
|
![]() Geekly |
|
![]() doda ITエンジニア |
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1) 「SIerを辞めたい」と思う人の理由は、大きく3つ!
SIerを辞めたいと考え始めるきっかけには、代表的なパターンがいくつかあります。その中でも、多くのSIerが転職を考える契機となる3つの理由を挙げてみます。
「SIerを辞めたい」によくある理由
もしこれらのパターンのうち、いずれか1つでも自分にあてはまるものがあったら、「転職失敗パターン」に陥っていないか十分に注意しておく必要があります。
次の「振り返ってほしい3つの判断軸」と併せて読みながら、自分が本当はなぜ転職したいのか、理由を再度検証してみましょう。
激務で責任が重い仕事内容に疲れ果ててしまった

SIerは配属先の業界によってはとても忙しい日々を送ることもあります。
そのため、「仕事がきつい、重い責任を背負った立場にあって精神的につらい」といった理由で転職を考え始めるSIerはとても多いです。
SIerは職務の性質上、調整や管理といった役割に奔走し続けることになり、終わりの見えない状況や、解決しないまま残る課題を抱え続けることも日常茶飯事です。
生真面目で「どうにかして解決しないと」といった責任感が強い人ほど、SIerという仕事が抱える問題点や矛盾点が見えやすい傾向があります。
また、システムトラブルの報告や問い合わせが入れば、時間帯を問わず対応に走らなくてはならないことが多く、呼び出されれば顧客からクレームがつき謝罪しなくてはならない、といったことも、メンタルをやられてしまう理由の1つです。
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開発の「実務」に携わっていないためスキルが伸びない

SIerの多くは大手IT企業に所属しており、開発工程のいわゆる最上流に位置しています。
つまり、下請けの立場にあるSEやベンダーから見れば、非常に恵まれた待遇で働くことができており、「羨ましい」とみられることも多いでしょう。
ですが、SIerはSIerで悩みを抱えていることも少なくありません。
SIerの仕事の大部分は調整や管理にまつわる業務であり、実際にシステムの中身を触ったりプログラムを書いたりすることはありません。
また、大規模システムの開発となると最新の開発言語や開発環境ではなく、昔ながらの言語、環境に頼り続けることがほとんどです。
こうした仕事のやり方に浸り続けていると、「SIer自身の開発スキルを伸ばす機会がほとんどなくなってしまう」というケースも少なくありません。
最新の技術とも縁遠くなりがちなので、進歩のスピードについていけなくなるのではないか、といったことを危惧するSIerもいます。
もっとスピード感のある開発環境に身を置いて仕事をしたい

SIerが携わる案件は大規模開発となることが多く、3年~5年といった長期間にわたって巨大なシステムを開発していくケースも多くなります。
Web系やアプリ系に見られるような、数か月の間にローンチまで漕ぎ着けるようなスピード開発ではありません。
さまざまなタイプの開発に関わりスキルアップを続けるSEやPGと日々差が広がり続けているように感じ、危機感を覚えるSIerが多く存在するのは自然なことと言えます。
また、SIerが関わる金融系や公共システム系の案件は、「信頼性」が第一で「止まらずに動き続ける」ことが大前提となります。
そのため、年月が経過しても動き続けることが重視され、見方を変えれば古めかしい言語や開発環境が好まれる傾向があります。
反面、最新の技術をいち早く導入するといったスピード感とは無縁なので、スピード感のある開発環境を求めて転職に踏み切るSIerは多いです。
2)「SIerを辞めたい」と思った際に、振り返ってほしい3つの判断軸
いま現在SIerを辞めたいと思っている人に、転職すべきかどうか悩んだときに振り返ってほしい3つの判断軸があります。
「SIerを辞めたい」と思った際に、振り返ってほしい3つの判断軸
前章の3つの「辞めたい理由」にあてはまっていた人は特に、働き方やキャリアプランといった根本的なところに立ち返ってよく考えておく必要があります。
大前提として、SIerの多くはIT企業の中では比較的恵まれた待遇、就労環境にあるということを頭に入れておきましょう。
SEなどSIer以外の職種に転職すれば年収が下がることも十分あり得ますので、そういったトレードオフがあったとしてもSIerを離れる覚悟があるかどうか、がポイントになってきます。
「10年後のありたい自分」を思い描くことができているか?

「目の前の仕事が大変でキツいから転職したい」という人にとって、「10年後のありたい自分を思い描けているか」は特に重要な判断軸になります。
現状を変えたいと考えているとき、SIerの仕事はマイナスポイントばかりが目につきやすく、他の仕事の良い面ばかりが目につきやすくなるものです。
まずは、目の前の問題だけを判断材料にせず、視点を「未来」に置いてみましょう。
たとえば10年後、ありたい自分を思い描くことができ、それを実現するための転職と位置づけることができるでしょうか。
このとき、いまの仕事で不満を抱いている部分を転職という手段で埋めようとするのではなく、得意なことや長所を理想に向かってさらに伸ばしていこうとするマインドセットが重要になってきます。
そのためには、一時的に年収が下がったり、企業規模が小さくなったりすることがあったとしても、中長期的な視点に立ったとき「ベターな選択だ」と思える転職になるかどうかが判断軸になるはずです。
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キャリアプランとキャリビジョンについて
「今の仕事を変えたい」という際は、いちど「キャリアプラン」を描いておくと良いでしょう。
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
その際に、キャリアプランとセットで使われる言葉に「キャリアビジョン」があります。 キャリアビジョンは、あなたが未来に「こういう働き方をしたい」というイメージのことです。
つまり、まず「目標」としてキャリアビジョンを描き、それを実現するためにキャリアプランを建てるということです。
キャリアビジョンとキャリアプランは、以下のように表に落とし込むことによって考えやイメージを整理しやすくなります。
キャリアビジョン、キャリアプランの作成表

キャリアビジョン、キャリアプランの作成表(記入例)
キャリアビジョン (仕事で実現したいこと) |
キャリアプラン (そのためにやるべきこと) |
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---|---|---|
1年後 |
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5年後 |
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10年後 |
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|
「キャリアビジョンのイメージが持てない」という人は、さきに「キャリアの棚卸し」を行っておくことをおすすめします。
以下の記事にキャリアの棚卸しの進め方を紹介しています。興味のある方はあわせてご覧ください。
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今の業務の延長で、「1年後の成長」をイメージできるか?

SIerから転職するべきかどうか迷っている人の中には、SIerを続けるという選択肢を残している人もいることでしょう。
この場合、続けるべきかどうかを判断する上で重要になってくるのが「今のままSIerを続けて1年後に成長しているかどうか」という判断軸です。
成長と聞いて、技術的な意味でのスキルアップをすぐに連想した人は、SEやプログラマーに転職したほうが「成長」を実感できるでしょう。
反対に、マネジメントや調整能力といった方向で自身の力をブラッシュアップしていくことにも「成長」を感じられる人は、SIerを続けたとしても成長を実感できる可能性が残っています。
日々の激務に耐えていても成長を実感できないのはつらいものです。あえて手近な1年後の自分をイメージすることで、今の仕事に自身の成長イメージが持てるかどうかを確認することができるのです。
「辞めたいから転職」か、「やりたいことがあるから転職」か?

よりスピード感のある環境に身を置きたい、Web系やゲーム系のSEに転向したい、と思っている人は、それらが「辞めたい」気持ちのカモフラージュになっていないか、しっかりと振り返ってみましょう。
自分の考えや気持ちをいちど疑ってみることが重要です。
まずは「転職したい理由」を思いつくままに紙に書き出してみましょう。
気の向くままに挙げていった後、それらを「辞めたい」と「やりたいこと」の2つに分類していきます。
このとき、辞めたい理由のほうが多かったり、一見すると「やりたいこと」を挙げているように見えて、実は今の職場ではできないことを挙げており、正直な気持ちとしては現状に対する不満の表れだったりするようであれば注意が必要です。
漠然とした「気持ち」ではなく、何年後に何を実現したいのか、といった具体的な目標に落とし込み、転職理由がポジティブなものかどうかをより明確にしてきましょう。
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3) SIerを辞めた後は、どんな職種がおすすめか

IT業界とひと口に言っても、SIerからの転職先としてはさまざまな職種が考えられます。
自分の適性や目指したい方向性を明確にしておくことで、どのような職種へ転職していきたのか絞り込みやすくなっていきます。
求人を探し始めてから「Web系の求人が多かったので、結果的にWeb系が第一志望になった」といった順序で志望職種を決める人もいますが、入社後のミスマッチを防ぐためにもあまりおすすめしません。
まずは自身のタイプ、今後やってみたいことから逆算し、どの職種がいいかを考えていきましょう。
「SIerを辞めて転職」おすすめの職種
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Webエンジニア ――「開発スピードを最優先したい」人向き

膨大な設計書やドキュメントを作成するSIerにとって、Web系の仕事のスピード感は非常に身軽で魅力的なものに映るのではないでしょうか。
アジャイル開発が主流となっているWebエンジニアの仕事は、早く形にしたもの勝ち、ユーザーの反応を見ながら修正するサイクルを回したもの勝ちの世界です。
そのため、企画からリリースまでの期間が非常に短く、次々と新しい案件に関わることができるようになります。間違っても止まることがないよう堅実な大規模システムを構築するSIerの仕事とは対照的と言えます。
ただし、Webエンジニアの世界は変化が激しく、技術の淘汰スピードも速いのが特徴です。そのため常に勉強し続ける努力は必須となりますので、技術的な関心が高く新しい技術に触れることが楽しいと思える人にとっては、最適な転職先となるでしょう。
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社内SE ――「キャリアの幅を広げたい」人向き

SIerから社内SEを目指す人も多いです。一般的にSEの多くが受託開発を行っているのに対して、社内SEであれば自社システムの開発を行うことができるため、やりがいも大きいからです。
社内SEの顧客は、同じ社内にいる別部署の人となるパターンがほとんどです。
ここで重要なのは、同じ社内だからSEに対して理解があるのではなく、むしろ逆であることのほうが多いという点です。
中には、SEという職種の仕事内容をよく理解していない人や、仕事の依頼方法など基本的なことをほぼ全く知らない人も社内にはいます。
社内開発ではなく仕事を外注するのであれば、場合によっては委託先のコントロールや管理を1人~数人の社内SEで行わなくてはならないこともあります。
そのため、折衝やマネジメントの総合的な力としてはSIerよりも高いものが要求されると言われることもあります。
こうしたキャリアを認められれば、社内SEからITコンサルタントなどの上流工程へキャリアの幅を広げやすくなるのです。
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Webディレクター・プランナー ――「新しいサービスを創りたい」人向き

SIerを経験してきたことの強みの1つに、調整や管理の力が否応なく身についていることが挙げられます。
それらの仕事に毎日追い立てられてきたからこそ、SIer経験者はいざというときの踏ん張りがきいたりします。
SIerから転職して何をしたいかを考えたとき、新しいサービスを創ってユーザーに届けたい、という指向の人はIT・Webディレクター・プランナーを目指すとよさそうです。
これらの仕事は、サービスの企画段階から関わり、プロジェクト全体を見わたして把握する力が求められます。
大規模システムの開発に携わっていたSIerの中には、大人数のプロジェクトでも全体が抱えている問題点や置かれている状況を適切に把握し、解決策を見出してきた人も多いはずです。
その力を活かす意味でも、次のキャリアにWebディレクター・プランナーとしての活躍を選択肢に入れておくのはひとつの手と言えるでしょう。
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4) SIerからweb制作会社や開発ベンダー企業、社内SEなどに転職する際の、おすすめの転職サービス
SIerのキャリアチェンジでは、開発エンジニアや社内SEなどの職種を想像される方が多いと思います。
ただし、やはりどの職種も人気があり競争率も高く、優良求人はすぐに採用が決まってしまうなど、自力で転職しようとするとタイミングや運も必要になります。
そこで、転職エージェントの力を借りて転職活動を進めることをおすすめします。
幸い、IT系の仕事に特化した転職サービスが近年増えてきています。ここからは、各転職サービスのうちIT系に特化した転職エージェントの特徴を紹介していきます。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() マイナビITエージェント |
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![]() レバテックキャリア |
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![]() WORKPORT |
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![]() Geekly |
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![]() doda ITエンジニア |
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ITエンジニアの転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 各ITエンジニア向け転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 何度かのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。

- キャリア相談に、親身に乗ってくれるか
- 求人を紹介する際に、「何故おすすめなのか」についてきちんと納得できる説明をしてくれるか
- 求人紹介の量・その後の連絡ペースが、適切と感じられるか
マイナビITエージェント ――企業との太いパイプを構築している
マイナビITエージェントは、転職サイトとして有名な「マイナビ転職」と同じ企業が運営する転職エージェントで、その中でもIT・Web業界にターゲットを絞った転職エージェントです。
もともとマイナビはIT・Web分野の会社とのパイプが強力だったこともあり、在籍するアドバイザーもIT系業界出身者が多く、その豊富な経験や知識を元にし、企業へのニーズと転職者のスキルとのマッチングを果たした求人紹介を強みとしています。
マイナビITエージェントの「ココ」が違う!
エンジニア系の求人を常時豊富に取り揃えており、2021年9月時点での保有求人数は17,901件。
大手から中小企業まで幅広い求人を持ち、注目企業の求人があった場合は個別の説明会も実施しています。

特に都市部在住の方は、求人企業の選択肢の豊富さとサポートの「質の高さ」が期待できるでしょう。
エンジニアのジョブチェンジの提案も含めて、キャリアについて手厚なサポートを受けたい人におすすめです。
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レバテックキャリア ――エンジニアの知識はもちろん、求人企業に対する情報も豊富
レバテックキャリアはITエンジニア経験者の転職に特化した転職エージェントです。
そのため、業界の最新動向や最先端の技術について造詣の深いキャリアカウンセラーが担当についてくれます。
特にSIerからWebエンジニアを目指す人のための個別相談も行っていますので、Webエンジニアに転向したい人にはぜひ利用してほしい転職エージェントです。
レバテックキャリアの「ココ」が違う!
レバテックキャリアでは年3,000回以上の企業ヒアリングから得た最新情報をもとに企業別に対策を行っています。
そのため、転職希望者のスキルや希望にマッチした求人紹介を得意とし、ヒアリング後の初回マッチング率(内定率)は90%にものぼるといいます(同社担当より)。

引用元:レバテックキャリア公式HP
「エンジニアリングをどういった事業分野で発展させていくか」についてしっかり把握して転職活動をするうえで、自分だけの調査・研究では不安だという方はレバテックキャリアのサポートが役立つでしょう。
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取り扱う求人の数は、同じくIT・Web業界に特化したエージェントサービスの中でもトップクラスです。
ワークポートの「ココ」が違う!
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、今の職種から新たにジョブチェンジを検討している方は、ワークポートのサービスが適しているでしょう。

引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
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GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
在籍コンサルタントの専門性が高く、技術的な話が理解できるコンサルタントでなければ務まらないような高度な案件についても対応できるのが特徴です。
ギークリーの「ココ」が違う!
ギークリーではメガベンチャーや新規事業など、幅広い求人紹介を行っています。
これらの求人は「非公開」で募集されていることがほとんどのため、「ギークリーだからこそ出会えた企業」も豊富にあることが予想されます。

引用元: ギークリー公式サイト
また、ギークリーのターゲットは20~40代と幅広く、30代のエンジニアの方も転職先の選択肢を広げることができるでしょう。
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doda エンジニア IT ――アドバイザー+プロジェクト担当の2名体制でのサポート
doda ITエンジニアは、総合型転職サービスdodaをITエンジニア向けに特化させた転職エージェントです。
転職サービスとして国内最大級の規模を誇るdoda本体と求人データベースを共有しているため、求人数の豊富さではトップレベルとなっています。
dodaエンジニアITの「ココ」が違う!
大手転職サービスならではの求人数の多さと、担当にキャリアアドバイザーのほかに「プロジェクト担当」といって求人企業への採用支援を行うスタッフも就いてくれます。

引用元:doda「転職エージェントのdodaがあなたをしっかりサポート」
これにより、転職者は応募企業についての詳細情報を入手しやすくなり、ミスマッチ転職を回避しやすくなるのです。
エンジニア全体の求人数は約2万件と、国内トップクラスの豊富さです。
複数の職種候補から、自分に合う求人をアドバイザーとじっくり相談しながら進めていけるでしょう。
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まとめ)SIerの転職は「未来志向」であることが大前提!
SIerの転職で多い失敗の典型として、今まさに目の前で起きている問題や抱えているストレスから「逃れようとして」転職するパターンが挙げられます。
そのような心理状態のとき、多くの人はより安易な方へと流れやすくなるため、「隣の芝は青い」ように見えてしまい、「今よりは状況が良くなるだろう」と安直な判断をしてしまいがちになるのです。
転職を検討しているSIerの皆さんは、一度立ち止まって前述の3つの判断軸を1つずつ確認してみましょう。
転職したい理由がただの「逃げ」ではなく、先を見据えた未来志向であることが確認できれば、より自信をもって転職活動にのぞむことができるでしょう。