『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代ビジネスマン男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

「SIerを辞めたい・転職したい」というときに、必ず意識してほしい3つの判断軸

[最終更新日]2017/12/14


20

この記事を読みはじめようとされている方々の中で、現在SIerとして働いていて「SIerを辞めたい・転職したい」と考えている方も多いことでしょう。

もしそのような状況の人が、「SIerの仕事はきつい」「将来性に不安がある」といった理由で転職を検討しているとしたら、慎重に行動を起こした方が良いかもしれません。

なぜなら、SIerから異業種への転職は「失敗」するケースも非常に多いからです。

目次

 

1) 「SIerを辞めたい」と思う人の理由は、大きく3つ!

SIerを辞めたいと考え始めるきっかけには、代表的なパターンがいくつかあります。その中でも、多くのSIerが転職を考える契機となる3つの理由を挙げてみます。

もしこれらのパターンのうち、いずれか1つでも自分にあてはまるものがあったら、「転職失敗パターン」に陥っていないか十分に注意しておく必要があります。

次の「振り返ってほしい3つの判断軸」と併せて読みながら、自分が本当はなぜ転職したいのか、理由をよく検証してみましょう。


激務で責任が重い仕事内容に疲れ果ててしまった

SIerは配属先の業界によってはとても忙しい日々を送ることもあります。

そのため、「仕事自体がきつい、重い責任を背負った立場にあって精神的につらい」といった理由で転職を考え始めるSIerはとても多いです。

SIerは職務の性質上、調整や管理といった役割に奔走し続けることになり、終わりの見えない状況や解決しないまま残る課題を抱え続けることも日常茶飯事です。

生真面目で「どうにかして解決しないと」といった責任感が強い人ほど、SIerという仕事が抱える問題点や矛盾点がよく見えてしまう傾向があります。

また、システムトラブルの報告や問い合わせが入れば、時間帯を問わず対応に走らなくてはならないことが多く、呼び出されれば顧客からクレームがつき謝罪しなくてはならない、といったことも、メンタルをやられてしまう理由の1つです。


開発の「実務」に携わっていないためスキルが伸びない

SIerの多くは大手IT企業に所属しており、開発工程のいわゆる最上流に位置しています。

つまり、下請けの立場にあるSEやベンダーから見れば、非常に恵まれた待遇で働くことができており、「羨ましい限り」とみられることも多いでしょう。

ですが、SIerはSIerで悩みを抱えていることも少なくありません。
SIerの仕事の大部分は調整や管理にまつわる業務であり、実際にシステムの中身を触ったりプログラムを書いたりすることはありません。

また、大規模システムの開発となると最新の開発言語や開発環境ではなく、昔ながらの言語、環境に頼り続けることがほとんどです。

こうした仕事のやり方に浸り続けていると、「SIer自身の開発スキルを伸ばす機会がほとんどなくなってしまう」というケースも少なくありません。
最新の技術とも縁遠くなりがちなので、進歩のスピードについていけなくなるのではないか、といったことを危惧するSIerもいます。


もっとスピード感のある開発環境に身を置いて仕事をしたい

SIerが携わる案件は大規模開発となることが多く、3年、5年といった長期間にわたって巨大なシステムを開発していくケースも多くなります。

Web系やアプリ系に見られるような、数か月の間にローンチまで漕ぎ着けるようなスピード開発ではありません。

さまざまなタイプの開発に関わりスキルアップを続けるSEやPGと日々差が広がり続けているように感じ、危機感を覚えるSIerが多く存在するのは自然なことと言えます。

また、SIerが関わる金融系や公共システム系の案件は、「信頼性」が第一で「止まらずに動き続ける」ことが大前提となります。

そのため、年月が経過しても動き続けることが重視され、見方を変えれば古めかしい言語や開発環境が好まれる傾向があります。

反面、最新の技術をいち早く導入するといったスピード感とは無縁なので、スピード感のある開発環境を求めて転職に踏み切るSIerは多いです。


2)「SIerを辞めたい」と思った際に、振り返ってほしい3つの判断軸

いま現在SIerを辞めたいと思っている人は、転職すべきかどうか悩んだときに振り返ってほしい3つの判断軸があります。

前述の3つの「辞めたい理由」にあてはまっていた人は特に、働き方やキャリアプランといった根本的なところに立ち返ってよく考えておく必要があります。

大前提として、SIerの多くはIT企業の中では比較的恵まれた待遇、就労環境にあるということを頭に入れておきましょう。

SEなどSIer以外の職種に転職すれば年収が下がることも十分あり得ますので、そういったトレードオフがあったとしてもSIerを離れる覚悟があるかどうか、がポイントになってきます。


「10年後のありたい自分」を思い描くことができているか?

目の前の仕事が大変でキツいから転職したい、という人にとって、特に重要な判断軸になります。

現状を変えたいと考えているとき、SIerの仕事はマイナスポイントばかりが目につきやすく、SIer以外の仕事は良い面ばかりが目につきやすくなるものです。

まずは、そういった目の前の問題を判断材料にせず、視点を「未来」に置いてみましょう。

たとえば10年後、ありたい自分を思い描くことができ、それを実現するための転職と位置づけることができるでしょうか。

このとき、いまの仕事で不満を抱いている部分を転職という手段で埋めようとするのではなく、得意なことや長所を理想に向かってさらに伸ばしていこうとするマインドセットが重要になってきます。

そのためには、一時的に年収が下がったり、企業規模が小さくなったりすることがあったとしても、中長期的な視点に立ったとき「ベターな選択だ」と思える転職になるかどうかが判断軸になるはずです。


今の業務の延長で、1年後に「成長している」ことをイメージできるか?

SIerから転職するべきかどうか迷っている人の中には、SIerを続けるという選択肢を残している人もいることでしょう。

この場合、続けるべきかどうか?を判断する上で重要になってくるのが「このまま続けて1年後に成長しているかどうか」という判断軸です。


成長と聞いて、技術的な意味でのスキルアップをすぐに連想した人は、SEやプログラマーに転職したほうが「成長」を実感できるでしょう。

反対に、マネジメントや調整能力といった方向で自身の力をブラッシュアップしていくことにも「成長」を感じられる人は、SIerを続けたとしても成長を実感できる可能性が残っています。


日々の激務に耐えていても成長を実感できないのはつらいものです。あえて手近な1年後の自分をイメージすることで、今の仕事に自身の成長イメージが持てるかどうかを確認することができるのです。


「辞めたいから転職」か、「やりたいことがあるから転職」か?

よりスピード感のある環境に身を置きたい、Web系やゲーム系のSEに転向したい、と思っている人は、それらが「辞めたい」気持ちのカモフラージュになっていないか、しっかりと振り返ってみましょう。

自分の考えや気持ちをいちど疑ってみることが重要です。


転職したい理由を思いつくままに紙に書き出してみましょう。

気の向くままに挙げていった後、それらを「辞めたい」と「やりたいこと」の2つに分類していきます。

このとき、辞めたい理由のほうが多かったり、一見すると「やりたいこと」を挙げているように見えて、実は今の職場ではできないことを挙げており、正直な気持ちとしては現状に対する不満の表れだったりするようであれば注意が必要です。

漠然とした「気持ち」ではなく、何年後に何を実現したいのか、といった具体的な目標に落とし込み、転職理由がポジティブなものかどうかをより明確にしてきましょう。


3) SIerを辞めた後は、どんな職種がお薦めか

IT業界とひと口に言っても、SIerの転身先としてはさまざまな職種が考えられます。自分の適性や目指したい方向性を明確にしておくことで、どのような職種へ転職していきたのか絞り込みやすくなっていきます。

求人を探し始めてから「Web系の求人が多かったので、結果的にWeb系が第一志望になった」といった順序で志望職種を決める人もいるにはいますが、入社後のミスマッチを防ぐためにもあまりお薦めしません。

まずは自身のタイプ、今後やってみたいことから逆算し、どの職種がいいかを考えていきましょう。


開発スピードを最優先したい人は、Webエンジニアがお薦め

膨大な設計書やドキュメントを作成するSIerにとって、Web系の仕事のスピード感は非常に身軽で魅力的なものに映るのではないでしょうか。

アジャイル開発が主流となっているWebエンジニアの仕事は、早く形にしたもの勝ち、ユーザーの反応を見ながら修正するサイクルを回したもの勝ちの世界です。

そのため、企画からリリースまでの期間が非常に短く、次々と新しい案件に関わることができるようになります。間違っても止まることがないよう堅実な大規模システムを構築するSIerの仕事とは対照的と言えます。


ただし、Webエンジニアの世界は変化が激しく、技術の淘汰スピードも速いのが特徴です。常に勉強し続ける努力は必須となりますので、技術的な関心が高く新しい技術に触れることが楽しいと思える人にとっては、最適な転職先となるでしょう。


キャリアの幅を広げたい人は、社内SEがお薦め

SIerから社内SEを目指す人も多いです。一般的にSEの多くが受託開発を行っているのに対して、社内SEであれば自社システムの開発を行うことができるため、やりがいも大きいからです。

社内SEの顧客は、同じ社内にいる別部署の人となるパターンがほとんどです。

ここで重要なのは、同じ社内だからSEに対して理解があるのではなく、むしろ逆であることのほうが多いという点です。

中には、SEという職種の仕事内容をよく理解していない人や、仕事の依頼方法など基本的なことをほぼ全く知らない人も社内にはいます。

社内開発ではなく仕事を外注するのであれば、場合によっては委託先のコントロールや管理を1人~数人の社内SEで行わなくてはならないこともあります。

そのため、折衝やマネジメントの総合的な力としてはSIerよりも高いものが要求されると言われることもあります。


こうしたキャリアを認められれば、社内SEからITコンサルタントなどの上流工程へキャリアの幅を広げやすくなるのです。


新しいサービスを創りたい人は、IT・Webディレクター・プランナーがお薦め

SIerを経験してきたことの強みの1つに、調整や管理の力が否応なく身についていることが挙げられます。

それらの仕事に毎日追い立てられてきたからこそ、SIer経験者はいざというときの踏ん張りがきいたりします。

SIerから転職して何をしたいかを考えたとき、新しいサービスを創ってユーザーに届けたい、という指向の人はIT・Webディレクター・プランナーを目指すとよさそうです。

これらの仕事は、サービスの企画段階から関わり、プロジェクト全体を見わたして把握する力が求められます。

大規模システムの開発に携わっていたSIerの中には、大人数のプロジェクトでも全体が抱えている問題点や置かれている状況を適切に把握し、解決策を見出してきた人も多いはずです。

その力を活かす意味でも、次のキャリアにIT・Webディレクター・プランナーとしての活躍を選択肢に入れておくのはひとつの手と言えるでしょう。


4) SIerからWebエンジニアに転職する際の、お薦めの転職サービス

SIerのキャリアチェンジで特に人気が高い職種の1つにWebエンジニアがあります。

ただし、人気があるだけに競争率も高く、優良求人はすぐに採用が決まってしまうなど、自力で転職しようとするとタイミングや運もかなり必要になります。


そこで、転職エージェントの力を借りて転職活動を進めることをお薦めします。

幸い、IT系の仕事に特化した転職サービスが近年増えてきています。ここからは、各転職サービスのうちIT系に特化した転職エージェントの特徴を紹介していきます。


今回が初めての転職という人は、レバテックキャリアを!

レバテックキャリアITエンジニアの転職に特化した転職エージェントです。

そのため、業界の最新動向や最先端の技術について造詣の深いキャリアカウンセラーが担当についてくれます。

さらに、特にSIerからWebエンジニアを目指す人のための個別相談も行っていますので、Webエンジニアに転向したい人にはぜひ利用してほしい転職エージェントです。

実際にレバテックキャリアを利用した人の声の中には、キャリアカウンセラーが職務経歴書を一緒に考えて作成してくれたり、面接に動向して給与条件について代わりに質問してくれたりと、とてもきめ細やかなフォローをしてもらえたという感想が多く見られます。

二人三脚で内定まで応援してくれるレバテックキャリアは、初めての転職にぴったりの転職エージェントです。

サービス名 レバテックキャリア
特徴 IT・Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービス! 業界最大級の非公開求人数と、業界情報や技術に精通したキャリアコンサルタントが、転職者に対して、キャリア相談から企業のご提案、条件面交渉などトータルな転職サポートを提供してくれます。
企業名 レバレジーズ株式会社( 2005年4月)

専門性の高い案件にも挑戦してみたい人は、Geeklyを!

GeeklyIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

在籍コンサルタントの専門性が高く、技術的な話が理解できるコンサルタントでなければ務まらないような高度な案件についても扱うことができるのが特徴です。

SIerからWebエンジニアを目指すにあたって、経験者ならではの高い専門性を要求されるポジションに挑戦したいという人もいることでしょう。

しかし、求められる専門性と実力との間に乖離があると、入社後にミスマッチが発覚する、といった事態にもなりかねません。

Geeklyのコンサルタントは、登録者の経歴や経験業務からスキルを正確に把握し、企業が求める技術レベルや専門性の高さに見合っているか、きちんと判断した上で求人を紹介してくれます。

専門性の高い案件に挑戦してキャリアアップしたい人は、マッチングの失敗を最小限に抑えられるGeeklyがお薦めです。

サービス名 GEEKLY(ギークリー)
特徴 ギークリーは、I​T​・W​E​B​・ソーシャルゲーム業界を専門とした転職支援サービス。大手を中心に非公開求人数は2​0​0​0​以上!
独占求人案件も多数扱っており、転職希望者のスキルや経験を元に、多角的に分析してのマッチングが人気です。
企業名 株式会社GEEKLY(ギークリー)(2011年8月)

より中立な立場からのアドバイスが欲しい人は、DODA ITエンジニアを!

DODA ITエンジニアは、総合型転職サービスDODAをITエンジニア向けに特化させた転職エージェントです。

転職サービスとして国内最大級の規模を誇るDODA本体と求人データベースを共有しているため、求人数の豊富さではトップレベルとなっています。

DODA ITエンジニアの大きな特徴として、担当者が2名体制でサポートしてくれる点が挙げられます。

キャリアアドバイザーに加え、プロジェクト担当と呼ばれる担当者がついてくれます。

プロジェクト担当は企業と密に連絡を取り合い企業の動向や募集背景を熟知しています。
キャリアアドバイザーは求職者の立場から、プロジェクト担当は企業の立場からサポートしてくれるため、より中立で客観的なアドバイスをもらうことができるのです。

サービス名 DODA ITエンジニア
特徴 国内最大級の求人案件と信頼を誇るDODAで、さらにITエンジニア向けの転職に特化したサービスが、この「DODAエンジニアIT」です。 大企業や上場企業から中小、ベンチャーに至るまで多種多様なITエンジニア向けの求人にアプローチできるほか、業界に詳しい専任アドバイザーがしっかりサポートしてくれます。
企業名 パーソルキャリア株式会社(1989年6月)

5)まとめ SIerの転職は「未来志向」であることが大前提!

SIerの転職で多い失敗の典型として、今まさに目の前で起きている問題や抱えているストレスから逃れようとして転職するパターンが挙げられます。

そのような心理状態のとき、多くの人はより安易な方へと流れやすくなるため、「隣の芝は青い」ように見えてしまい、「どこへ言っても今よりは状況が良くなるだろう」と安直な判断をしてしまいがちになるのです。

転職を検討しているSIerの皆さんは、いったん立ち止まって前述の3つの判断軸を1つずつ確認してみましょう。

転職したい理由がただの「逃げ」ではなく、先を見据えた未来志向であることが確認できれば、より自信をもって転職活動にのぞむことができるはずです。

この記事の作成者:ash.


良かったら、評価のご協力をお願いします!
この記事が参考になったら、
にチェックしてください!
1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars
(平均5.00
Loading...
>