「ゲーム業界から転職したい」他業種に転職する際のポイント・注意点
[最終更新日]2022/05/30

「ゲームが好きだからゲーム業界へ」
そう聞くと、人によっては「華やかな世界でうらやましい」と思われる方もいることでしょう。
しかし、実際にゲーム業界へ従事されている方の中には、
「いやいや、実際は大変なんだけどなぁ」
そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特にこの記事を開かれたあなたは、今まさにゲームプランナー、ゲーム業界のエンジニアとして奮闘中で、「異業種へ転職したい」と思っているのでは。
目次
1)「ゲーム業界を辞めたい」という主な理由は3つ
- 深夜残業・休日出勤は当たり前
- 「面白い」ゲームより「売れるゲーム」
- 将来性・キャリアパスが不明確
ゲーム会社で一度でも働いたことのある人の多くが、「ゲーム業界の過酷さ」について口にします。
ゲーム会社で働いていて「もう辞めたい」「転職したい」と感じるのは、勤務先の会社特有の問題ではなく、業界全体の問題であることも多いのです。
まずは、ゲーム会社を辞めて別の業界へ転職したいと考える、典型的な3つのケースについて見ていきます。このうちいずれか1つ以上にあてはまっている人は、ゲーム業界の「沼」にはまりつつある可能性が高いと言っていいでしょう。
深夜残業、休日出勤は当たり前で、とにかく忙しい

ゲーム業界で求められるスキルや業務知識のレベルは、決して低くありません。
それどころか、特にエンジニアともなれば高度なスキルや専門知識を持たなければ、実務をこなすことは不可能でしょう。誰にでもできる仕事ではないのです。
ところが、上司(プロデューサ)やクライアントが無茶な要求をしてくることはめずらしくありません。
「それは徹夜しないと無理な要求なのだけど…」と思いながらも、とにかく納期に間に合わせなくてはならないからと、深夜残業が常態化していたり、会社に泊まり込んだり、休日も当たり前のように出社している現場が後を絶ちません。
それでは、ゲーム業界の現場で実務をこなすメンバーが十分な報酬を得ているかというと、決してそうではないことがほとんどでしょう。
生活できないレベルの給与で、過酷な残業を強いられる日々──そんな状況で、転職という言葉が頭をよぎらないとしたら、よほど奇特な人かもしれません。(もちろん、ゲーム会社に勤めている人すべてがそんな環境という訳ではありませんが)
心身を病むほどの仕事の忙しさ、残業の多さ、休日の少なさといった、就労環境を理由に転職を考え始める人が非常に多い業界です。
「面白いゲーム」よりも「売れるゲーム」ばかりに意識がいってしまう

ゲーム業界で働きたい!と考えた当初、おそらく誰しもが「面白いゲームを作って、世の中の人に楽しんでもらいたい」「新しいゲームをリリースして話題を席巻してみたい」といった理想を持っていたはずです。
ところが、実際にゲーム業界で働き始めてみると、クライアントの要求や会社としての売上目標といった現実が重くのしかかってきます。
売上をいかに上げるか、が会社として緊急かつ至上の課題となってしまうと、日々何を目指して何のために働いているのか分からなくなっていき、仕事をする上でのやりがいや目標が失われてしまったと感じる人は多いようです。
実際、新作ゲームアプリを開発するにあたり多額の融資を受けている手前、何らかのトラブルでゲームが完成しなかったり、完成したとしても売れない・売上金が入らないといった事態に陥ったりすれば、企業としての存続がすぐに危うくなってしまう状態の会社が大半ではないでしょうか。
面白いゲームを創りたい、という理想とは裏腹に、目前の売上を得るために必死にならざるを得ない現実を突きつけられ続けた結果、この業界を去る道を選ぶ人は少なくありません。
ゲーム会社の将来と、自分のキャリアの将来、どちらも不透明

近年、VRやAIといった最新鋭の技術が加速度的に進歩を続けています。
こういった最先端の技術をゲームに取り入れる動きがあるのは事実ですが、ゲーム業界に携わるすべての人が最先端の技術に触れているわけではありません。
むしろ、そういった業務に携わっている人は全体の5%程度とも言われており、ゲーム業界で働く大多数の人は「今月の売上を上げるため」の仕事を強いられているのが現実なのです。
とにかく目の前の売上を確保するための仕事ばかりしていては、スキルや経験値を高めていくことは非常に困難な状況となります。
個人としてのキャリアパスが描けず、自分は将来どうなってしまうのだろうと不安を感じる人は少なくありません。
さらに、ゲーム業界全般が淘汰の激しい業界です。M&Aや事業徹底はとても多く、資金難などを理由とした倒産も十分あり得ます。
数年後にいまの勤務先が存在しているかどうか、そのとき自分に仕事はあるのかどうか、常に不安を抱えながら、日々の過酷な業務に耐えていくのは非常につらいことです。
このように、自分も会社も数年後のレベルで将来性を感じられないことを理由に、ゲーム業界から飛び出すことを考える人も少なからずいるのです。
2)ゲーム業界から転職する際の、おすすめの業種・職種

- 「企画力」「演出のこだわり」→メディア系事業へ
- 「開発力」「技術力」→社内SE/プロジェクトマネージャ
- 「分析力」「リサーチスキル」→マーケティング/教育事業
日々の激務に忙殺され、「転職活動はおろか、転職について考えている余裕すらない」という人もいるかもしれません。
たしかに、あまりに過酷な労働が続いている場合、どうしても視野が狭くなってしまったり、思考が広がらなくなってしまったりすることがあります。
しかし、ゲーム会社で培った経験は決して無駄ではありません。
ほんの少し見方を変えるだけでも、ゲーム業界の経験を他業種で活かせる可能性は十分にあるのです。自分の興味関心や適性を鑑みて、「こんな業界へ転職できるかもしれない」といった可能性を考えることが、転職成功への第一歩につながっていきます。
「企画力」「演出のこだわり」を活かしたい⇒Webメディア系がおすすめ

ゲーム業界は、プランナーであろうとエンジニアであろうと、企画力や演出へのこだわりが強く求められる業界です。
ゲーム業界の中で働いているとこれが当たり前のように感じているかもしれませんが、外の世界、つまり他業種から見た場合、ゲーム業界で培われたこれらの経験やこだわりは、相当に高く評価される傾向があります。
企画業務や演出の検討で力を発揮できる業種の1つに、ネットメディア系の事業が挙げられます。
近年ネットメディアの数は増え続けていますので、単に「コンテンツの質が高い」「役立つ情報が多い」というだけでは競合他社を引き離して人気メディアへと成長させるのは難しくなっています。
コンテンツの質が高いこと、情報が役立つことは当たり前の大前提であって、いかにユーザーまでリーチできるか、さらにユーザーの可処分時間を割いてもらえるか、という勝負になってきているのです。
このような状況下では、企画はありきたりなものではメディアとして持続すること自体が困難です。
ユーザーをいかに飽きさせず、「また見よう」と思ってもらえるサービスにできるかは、企画・演出へのこだわりにかかっていると言っても過言ではありません。
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「開発力・技術力」を活かしたい⇒PL・PM、社内SEの業種がおすすめ

ゲーム業界でエンジニアとして働いてきた人であれば、社内SEやプロジェクトマネージャへと転職する道を検討する余地があります。
幸いなことに、ゲーム開発を経験してきたという経歴は、他業種から見ると「一定以上のスキルは必ず持っているはずだ」と思わせるのに十分なものがあります。
エンジニアとして働き始めたのがゲーム業界の人の場合、エンジニアは深夜残業や徹夜もやむなしの職業だと諦めてしまっている人もいるかもしれませんが、実は同じエンジニアでも社内SEやプロジェクトマネージャはゲーム業界と比べて残業が多くないことが多いようです。
残業時間が今現在の半分以下になることを想像してみてください。生活が大幅に改善され、心身ともに健康になれる可能性が高いのではないでしょうか。
さらに、社内SEやプロジェクトマネージャという仕事は、ごく身近な人の役に立ち、ダイレクトに感謝してもらえる仕事です。クライアントから無理難題を突きつけられ、目前の売上のために必死に働くのではありません。
こうしたやりがい・働きがいを求めて、ゲーム業界から社内SEやプロジェクトマネージャへと転身を試みるのは「あり」ではないでしょうか。
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「分析力」「リサーチスキル」を活かしたい⇒マーケティング会社や教育事業も狙い目

ゲーム業界で運営に関わっていると、日々非常に多くのKPI(重要評価指標)と格闘することになります。
継続率や課金率、イベント参加率、バトル勝敗数、平均レベルといった数多くの指標を追い続ける業務に打ち込んできた経験は、たしかな分析力・リサーチスキルとなり、他業種でも活かせる可能性が十分にあります。
サービス全体を俯瞰し、いま現在はどのようなフェーズに位置しており、今後どういった戦略が必要になるかを論理的に考えるプロセスは、マーケティング会社などで必要とされるロジカルシンキングそのものです。
実際に話題になったゲームに関わった実績があればなおさら、マーケティングに通ずるスキルを強くアピールすることができるはずです。
さらに、近年ではこれまでゲームとは無縁だった業界でも、製品やサービスにゲーミフィケーションの要素を取り入れようと試みているケースが見られます。
ゲーム業界で実際にゲームを企画・開発・運営してきた経験は、商品やサービスを企画開発していく上で大きなアドバンテージとなる可能性を秘めています。
「ゲーム業界の経験は、他業種では役立たない」などと、自分自身が卑屈になってしまわないことが何より大切です。
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3)ゲーム業界からの転職の際に注意すべきポイント3つ
多忙なゲーム業界にあって、在職しながら転職活動を進めるのは、決して簡単なことではありません。
まずはそのことを念頭に置いた上で、どのように転職活動を実行に移していくのかを具体的に考えることが大切です。
転職活動を始めるにあたって、試行錯誤を繰り返しながら自分に合った方法を模索する期間が必要になる人もいるかもしれません。
ここでは、タイプ別に転職活動で意識すべきポイントをまとめていきます。できるだけスムーズに転職活動をスタートさせるために、参考になれば幸いです。
これからのキャリアプランを描きつつ、これまで培った経験の何を「武器」にしていくか定めておこう

これまで仕事が忙しすぎるあまり、「先々のキャリアプランを考える余裕がなかった!」というタイプの人は、まず自分の強みを整理し直すことから始めてみましょう。
ゲーム業界で培ってきた経験は多くあるはずですが、その中でも特に今後自分にとっての「武器」になりそうなスキルや経験を見定め、そこに絞ってキャリアプランを築いていくことが大切なのです。
ときどき、「キャリアの柱になるようなコアスキルなど持っていない」と言う人がいます。
「強み」「武器」と聞くと、国家資格や専門性の高い技術などをイメージしてしまうのかもしれません。
しかし、ここで言う武器とは、たとえば「チームをまとめ、小さな成功体験を積み重ねてきた経験」や「要望のあった機能を最短期間で実現してきた、実装する力」といったように、自分の中で「ここは自信がある」と言えることであれば何でもいいのです。
異業種でも活かせる底力というのはそういうもので、「資格」や「免許」では身につかない実務レベルの経験こそが重要なのです。
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参考:キャリアプランとは
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
具体的には、以下のようにプランを建てていきます。
キャリアプランを建てる際、まず「キャリアの棚卸し」を行います。
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キャリアの棚卸しで出てきた経験(または知識・スキル)をもとに、あなたが新天地でチャレンジしたい働き方をイメージし、そしてそれを実現するためにどんな行動が必要かを考えていきます。
キャリアプランは、上記の「キャリアプランの例」にあるように時期ごとに「実現したいこと」と「そのためにやること」を表形式に落とし込むと、そのイメージを整理しやすくなります。
ポイントは、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えることです。
今のうちにマスターしておくべき知識・スキルや取得しておくべき資格が出てくるかもしれません。
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転職活動は在職中から!「時間がない」という人は転職エージェントを有効活用して

ゲーム業界から転職するにあたって懸念されるのは、「忙しくて転職活動どころじゃない」と考える人が多いのではないか、という点です。
そして、あまりに忙しいがために、いったん退職して時間に余裕を持ってから転職活動を始めよう…、などと考える人が出てくることです。
退職してから転職活動を始めると、転職希望者から「失業者」の扱いへと企業の対応が変わります。
あなたは「ゲーム業界で培った経験を異業種で活かしたい」と考えているゲーム業界人ではなく、「何か仕事がないと生活できないので、ここで働かせてください」と言って応募してきた人、という認識に(勝手に)読み替えられてしまいます。
ですから、たとえどんなに忙しいとしても、転職活動は在職中に行い、次の職場への採用が確定してから退職を申し出るという順序を崩してはならないのです。
どうしても時間が取れなければ、人の助けを借りましょう。
転職エージェントであれば、あなたが働いている間にマッチングを行い、興味がありそうな求人を探しておいてくれます。
面接日時の調整や給与交渉といった労力のかかることを代行してくれる場合もあります。転職エージェントを有効活用することで、どんなに多忙でも転職活動を進めることが可能になるのです。
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転職活動時の最後に重要となるのは、「やる気」と「情熱」。普段から体調管理を意識しよう

転職活動が始まってから、途中で急に自信を失ってしまったり、「やっぱり今の仕事を続けるほうが自分には合っている」と思い直したりする人がいます。
もちろん、転職活動に取り組む中で本当にゲーム業界での仕事の良い面に気づき、本心から残ることを決めたであれば問題ありませんが、単に転職活動がうまくいかないことを理由に現状維持を指向するのは決して良い傾向とは言えないのではないでしょうか。
やる気や情熱といったモチベーションを維持するためには、心や体が健康である必要があります。
特に体調管理については、睡眠不足が続いているときや疲労が溜まっているときなどは、体力が下がりがちになり体調を崩しやすくなります。
これでは、やる気や情熱をもって転職活動に取り組むのは難しくなってしまいます。
仮に転職することができたとしても、新たな職場へ行ってから体調が回復せず倒れてしまう、などという事態になったら、せっかくの転職成功が水の泡になってしまうかもしれないのです。
疲れているからといって食事を抜いたり、簡単なもので済ませたりすると、かえって疲労が抜けにくくなることもあります。普段から体調管理を意識し、食事や睡眠に極力時間を割けるように心がけましょう。
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4) 「ゲーム業界・ゲーム会社から転職したい」という際に、おすすめの転職サービス
「ゲーム会社から転職したい!」という方の多くは、「ゲーム業界からは離れつつもITの分野で新しい職を探したい」という方が殆どでしょう。
一方で、「ITに関わりなく、これまで培った企画力や分析力を発揮したい」という方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は「ゲーム会社を辞めた後の目指すイメージ」毎に、おすすめ手の転職サービスを紹介していきます。
「引き続きIT業界で。でも、なかなか転職に欠けられる時間がない…」という人は、レバテックキャリアを!

「そうは言っても、転職にあまり時間と力をかけられそうにない・・・」という方は、面接や応募書類の作成に不安を感じられていることもあるでしょう。
また、他の応募者と同じようなことをアピールしても、内定まで漕ぎ着けられる可能性は決して高くはありません。
その際におすすめしたいのが、レバテックキャリアという転職サービスです。
レバテックキャリアはIT業界経験者に特化した転職エージェントです。
レバテックキャリアの大きな特徴の1つが、キャリアアドバイザーとの懇切丁寧な面談です。応募先企業の過去の面接資料や、過去の内定者の事例から、面接でアピールするポイントや応募書類の書き方について具体的なアドバイスをしてもらうことができます。
レバテックキャリアへの申し込みは、公式サイトよりわずか30秒で済ませられます。
また、登録後に「これまでの経歴」を記入しておくことで、「非公開求人」を優先的に紹介してもらえるといったメリットがあります。
転職にあまり時間をかけられないという方でも、安心して利用できるのが魅力的です。
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企業名 | パーソルキャリア株式会社(1989年6月) |
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5) まとめ 転職したい!という思いをポジティブな方向へ持っていこう

転職を考え始める理由はさまざまですが、「残業が多すぎる」「将来性が感じられない」といったネガティブな理由から仕事を辞めようと考えるケースは、決して少なくないはずです。
ゲーム業界においても、働く業界そのものをシフトさせる決意をするからには、それなりの理由があることでしょう。
ただし、転職を成功させるには、ネガティブな思いを引きずっているばかりではなかなかうまくいかないこともあります。
今後のキャリアで活かせそうなことや、ツラい思いをしたものの無駄ではなかった経験があったことを確かめていくことで、新天地へと向かうエネルギーを蓄えることができるかもしれません。
辞めたい!転職したい!という思いを、ポジティブな方向へと持っていくプロセスが、転職成功のために必要となるのです。