「下請けSEから抜け出したい!」で悩むエンジニアが転職成功するポイント3つ
[最終更新日]2022/03/22

いわゆる下請け会社でSEやプログラマ、SIerとして働いている人の中には、「チャンスがあれば上流工程に携わっていきたい、元請け企業へ転職したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
また、そのように考える理由についても、給与などの条件面や仕事のやりがいなど、複数の要因が絡み合っているのかもしれません。
目次
1) そもそも「下請け」とはどんなものか 「元請け」と「下請け」の違い
まずは根本的な話になりますが、そもそもIT業界における「下請け」とはどのような位置のことを示すのでしょうか。
「下請けと元請けの違いぐらい分かっているよ!」と思った人も、ここは重要なところなので飛ばさずにしっかりと読んでいただきたいです。
下請けと元請けの違いを正確に把握しておかないと、元請けへ転職するのは良い面ばかりではなく、リスクも伴うことが理解できていない可能性があるからです。
元請けや上流工程だからといって「天国」とも言い切れないのはなぜなのか、確認していきましょう。

「元請け」(上流工程)の仕事は、こんな感じ
元請け(直請け・一次受け)企業とは、クライアントから直接仕事を受注し、ベンダーなどの下請け会社へ業務を委託する立場にある企業のことを指します。
クライアントが抱える課題のうち、どの部分をどのようにシステムで解決できるかを考え、提案します。
システムの設計や要件定義といった開発の出発点から自分で考えるため、システム開発の根本的な部分を経験することができます。
また、クライアントの課題を直接聞くことができたり、クライアントからの評価がダイレクトに伝わってきたりする位置にいるため、やりがいが大きい反面、大きなプレッシャーと戦わなくてはならない場面も多いと言えます。
ゼロから1を生み出す部分を担い、実務は外部へ委託するというイメージです。
こうした元請け企業には、いわゆる一流企業、大企業と呼ばれる会社が多く、下請け企業と比較するとたいてい待遇面において恵まれています。
給与や各種手当、休日数、福利厚生といった条件に関しては、下請け元請けへ転職することで改善されるケースが圧倒的に多いと言えるでしょう。
「下請け」の仕事は、こんな感じ
元請け企業が仕事を委託する先が、いわゆる下請けです。ただし、元請けから直接依頼を受けるのは一次請けで、そこからさらに二次、三次と下請けが連なるため、元請けと直接やりとりができる会社ばかりではありません。
下請け会社は、基本的に委託元から依頼された通りにプログラムを書き、納品します。
つまり、元請けの仕事が「顧客の課題解決」や「要件定義」といった、考える要素の多い仕事であるのに対して、下請けはそれらを実現するための実務部隊と位置づけることができます。
待遇については、元請けよりも劣るのが一般的です。
では残業時間や休日数などは元請けよりも恵まれているかというと、労働条件としては下請けのほうがずっと過酷であるのが実情です。
なぜなら、上述の通り、「注文通り、納期通りに進める」ことが下請けには課せられているからです。
無茶な納期で依頼されたり、バグが解決しないまま時間が過ぎたりした場合は、深夜まで残業が続いたり、会社に泊まり込んで作業を続けることも決してめずらしくありません。
「元請け」「上流工程」だからといって、天国という訳ではない

元請けと下請けの仕事内容や待遇を単純に比較すると、元請けは天国で下請けは地獄のように見えてしまうかもしれません。
では、下請けSEは元請けへ転職すれば天国に行ったかのような気分で働けるかというと、一概にそうとも言い切れないところがあるのです。
元請けの社員の待遇が良い最大の理由は、クライアントから直接依頼を受けているからです。
このとき引き受けるのは、受注や開発に伴うリスクも含まれています。下請けであれば、より上流の工程から流れてきた要件通りに作業すればいいところを、元請けの場合はあらゆることを自分で判断し、決断していかなくてはなりません。
自分たちの仕事だけでなく、顧客のビジネスにも踏み込み、他社であるクライアントの経営課題を半分背負い、責任を負わなくてはならないケースも出てきます。
この部分の仕事を担うことができる能力とバイタリティを併せ持ち、顧客から信頼されることができなければ、元請けの社員は務まりません。
このように、元請けの仕事には待遇に見合うだけの責任が伴うこと、そのポジションにあり続けるだけの能力も求められることを抜きにして、大手企業としての待遇の良さだけにフォーカスするわけにはいかないのです。
2) 下請けSEから抜け出すためのポイント3点
下請けと元請けにはそれぞれ大変な面があることは前で述べた通りですが、それでもやはり「下請けSEから脱却したい!」「上流工程へステップアップしたい!」という思いが依然強ければ、脱却へ向けて一歩一歩進んでいきましょう。
注意しておきたいのは、一足飛びに下請けSEから脱却しようとするのではなく、下請けSEの仕事の中でも意識しておくべきポイントがあることです。
特に意識しておきたいポイントとして、3つの点をまとめてみました。
自身のエンジニアとしてのキャリアアップを描いてみよう

エンジニアとしてのキャリアをどのように描いていきたいのか、キャリアプランは明確になっているでしょうか。
SEのキャリアの代表的な例としては、まずは一人のSEとして現場で経験を積み、チームリーダー、プロジェクトリーダーへと進んだあと、プロジェクト全体を統括するプロジェクトマネージャーを目指すというものです。ただし、SEのキャリアパスはこれ「だけ」ではありません。
SEの別のキャリアとしては、テクニカルエンジニアとしての道があります。
ネットワークやデータベースのスペシャリストとしてスキルを研鑽し、いずれはテクニカルスペシャリストとなり、さらには企業への助言や提案を行うテクニカルコンサルタントを目指すというものです。
もう一つの道として、IT業界での営業職やITコンサルタントへと転身する方法もあります。いずれもシステムやプログラムの基本的な知識が必須となる仕事ですので、SEとして就業した経験は必ず役立てることができます。
こうしたキャリアパスのうち、自分のやりたいことや適性に合ったものを選び、キャリアのおおよその方向性を定めておくことが大切です。

マネジメントスキルを高めていこう

SEとプログラマの大きな違いとして、プログラマはコーディングの実務を自ら遂行するのに対して、SEはプログラマへ指示を出し、人を動かす仕事であるという点が挙げられます。
このように、SEはそもそも「人」がキーとなる仕事であり、いかに人をまとめるか、指揮をとっていくことができるか、が重要な要素となってきます。
SEとしてレベルアップしていくには、人を束ねていくためのマネジメントスキルが欠かせなくなっていきます。プロジェクトのヒト・モノ・カネ・時間に関する調整力、それらを相手に的確に伝えるとともに、トラブルが起きた際には臨機応変に対応するコミュニケーション能力が求められます。
指示を出すときやコミュニケーションをとる際に、こうしたスキルを日々の業務の中で意識していくことが大切です。
マネジメントスキルと聞くと、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーといった職位をイメージする人もいるかもしれません。
しかし、SEがキャリアアップしていく上では職位そのものよりも実務経験のほうがよほど重要です。
転職の面接時に、どのようなことを日々の業務で意識してきたか、十分な説得力をもってアピールするためには、日頃から意識して仕事をする必要があるのです。
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エンジニア向けの転職エージェントを活用しよう

転職活動に取り組むにあたって必要なのは、求人を探すことです。
転職サイトや転職エージェントといったサービスを利用することになるはずですが、他職種と比べてエンジニア特有の転職事情が多々あるため、できるだけIT業種に特化したエンジニア向けの転職サービスを活用するようにしましょう。
転職サイトを利用して自分で求人を探す場合、エンジニア向けのサービスであれば職種や分野を詳細に検索することができ、効率よく求人を探すことができます。
あらゆる職種の求人が掲載されている総合型転職サイトの場合、「ITエンジニア」とひとくくりにされていたり、開発分野が大雑把にしか分類されていなかったりすることがあるからです。
なお、下請け会社のSEから元請けへのキャリアシフトのように、一般的にキャリアアップとされる転職に挑戦する場合は、独力だけで何とかしようとせず、転職エージェントなどプロの力を借りることを強くおすすめします。
人材募集の事実を同業他社に知られたくない場合や、一般公開されていない新規プロジェクトのメンバーを募集するような場合、非公開求人という形で募集をかけるケースがありますが、こういった求人にアクセスするには、転職エージェントを経由するしかないのです。
3) 下請けSEからの脱出を目指した転職をする際に、おすすめの転職サービス
下請け会社のSEから脱却したい!という思いで転職活動を始めるとしたら、よほどの事情がない限りは転職エージェントを活用しましょう。
近年はITエンジニアの転職支援を強みとする転職サービスがいくつも立ち上がっています。キャリアアップを志向する難易度の高い転職を目指すITエンジニアなら、こうした転職サービスを使わない手はありません。
ただし、転職エージェントは各社どこでも同じではありません。
転職エージェントごとに強みとする職種や分野がありますので、自分が目指す開発分野に強い転職エージェントかどうかをチェックした上で、登録していくといいでしょう。
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引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
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