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未経験からインフラエンジニアに転職するには?目指し方とおすすめ企業

[最終更新日]2024/03/14

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インフラエンジニアになるには?

現在、「インフラエンジニアの仕事に就きたい・転職したい」と考えている人は多いでしょう。

インフラエンジニアは、ITインフラにおける設計・構築・運用保守を行う仕事です。
ITエンジニアの職種の中でも「縁の下の力持ち」とも言える重要な業務を担っています。

インフラエンジニアには、ネットワークやサーバに関する知識だけではなく、昼夜問わず急なトラブルに対処する体力・精神力も求められます。

目次

インフラエンジニアへの転職におすすめの転職エージェント

     
対象エンジニア層 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務経験3年以上 実務未経験~2年 実務未経験~2年 実務未経験~2年 実務未経験~2年
サービス名 マイナビIT AGENT
マイナビITエージェント
リクルートエージェントIT
レバテックキャリア
ギークリー
マイビジョン
マイビジョン
キャリアインデックス
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ワークポート
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type転職エージェント
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メリット
  • 書類添削・面接対策が充実
  • 優良企業やレア求人が豊富
  • 国内No1のITエンジニア求人数
  • スピーディな対応。急ぎの転職に◎
  • 求人のマッチング率が高い
  • 担当は全員エンジニア経験者
  • コンシューマ系開発案件に強い
  • 現役のエンジニアが転職をサポート
  • 未経験からITコンサルを目指せる
  • 利用者の95%が年収アップ
  • ITエンジニア求人を横断検索
  • エージェントからのスカウトも
  • 担当からの積極的な求人提案
  • 未経験転職への支援に強い
  • 企業からのスカウトが多い
  • 常時3万件以上のエンジニア求人
  • マッチ度の高い求人を紹介してくれる
  • 年収アップ率が高い
デメリット
  • 求人は都市部に寄っている
  • 担当者が活動や応募を急かすことも
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 地方の求人少なめ。拠点は東京のみ
  • コンサル業界以外の求人は少ない
  • 求人案内メールが多く届く
  • 求人は質よりも量を重視
  • 提案の電話・メールが多い
  • 地方の求人はやや少なめ
ITエンジニアの公開求人数 1.8万 8.9万 2.3万 2.0万 非公開 20万 2.5万 5.4万 5,800
特に多いエンジニア職種 アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル プログラマー・SE全般、PL・PM プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) ITコンサルタント など Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE
対象地域 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 東京・神奈川・埼玉・千葉
おすすめの人
  • 書類添削・面接対策のサポートをしっかり受けたい人
  • なるべく早く転職したい人
  • キャリアアップ・年収アップを目指す人
  • エンタメ・BtoCの求人を多くチェックしたい人
  • ITコンサルを目指す人
  • なるべく多くの求人を確認したい人
  • 未経験分野にチャレンジしたい人
  • 積極的にエンジニア求人をチェックしたい人
  • 担当にじっくりサポートしてほしい人
公式サイト

表内の求人数は2024年3月時点のものです。

インフラエンジニアはソフトウェアやWebアプリなど、システムの動作に欠かせない基礎の部分、すなわち「システム基盤」を担当するエンジニアです。

システム基盤とひとことで言っても、実際に業務で取り扱う領域はネットワーク、ハードウェア、ミドルウェア、ときにアプリケーションまでと、非常に幅広さがあります。

インフラエンジニアの業務範囲

インフラエンジニアの業務範囲

まずは、上の図にあるネットワーク、ハードウェア・OS、ミドルウェア、アプリケーションの項目に沿って、インフラエンジニアの業務範囲を見てみましょう。

ネットワーク

ここでいうネットワークとは、組織の内外と情報のやり取りをするためのIT技術のことです。

たとえば社内ネットワークにおけるパソコン─サーバ間の情報のやり取りは、ルーターやスイッチ、LANケーブルといったネットワーク機器を使って行われます。

ネットワークの設定ではそのほか光ファイバーや無線通信、クラウドやセキュリティに関する知識・スキルも求められます。

インフラエンジニアはこれらネットワーク領域において、可能な限り高速・スムーズな通信を行える設計や構築はもちろん、ひとたびトラブルが発生した場合は迅速な対応が求められます。

ハードウェア・OS

ハードウェアとは、コンピュータなどのシステムにおいて、機械、装置、設備、部品といった物理的な構成要素を指します。

近年では仮想化技術(クラウドサービス等)の発展により、ハードウェアを直接いじらなくなった方も多いと思います。

ですが、直接サーバを扱うデータセンターでの勤務やサーバを自社内で管理・運営する「オンプレミス」を採用する企業での勤務など、インフラエンジニアがハードウェアを直接取り扱うケースはあります。

また、仮想化された環境においてもロードバランサやストレージなど、共通して必要となるハードウェアの知識も少なくありません。

インフラエンジニアにとって、ハードウェアの知識は欠かせない要素のひとつです。

一方でOSは、インフラエンジニアにとってふんだんに使用する業務ツールです。
Windows、Linux、MacOSなど、種類やバージョンによって特徴は異なります。

インフラエンジニアはそれらに対して設計・構築およびチューニングを実施し、快適かつ高速な動作を実現します。

ミドルウェア

ミドルウェアとは個々のアプリケーションとOSとの間に立ち、処理を行うソフトウェアのことす。
代表的なミドルウェアでは、以下のようなものがあります。

  • Webサーバソフトウェア
  • アプリケーション間連携ソフトウェア
  • データベース管理システム

ミドルウェアは多くのアプリケーションで共通して使われており、システムの性能を決める要素のひとつです。

インフラエンジニアは適切なミドルウェアの選定や、要求事項を満たす設計や構築、チューニング、そして適切な対応を短時間で行えるトラブル対処スキルが求められます。

アプリケーション

業務ソフトウェアやWebアプリといったアプリケーションに対しても、インフラエンジニアが関わることがあります。

その理由は、「アプリケーションの仕様を、ミドルウェアやOSに適合させる」業務や、トラブル調査のため、アプリケーションの仕様を確認することがあるからです。

開発現場では要件定義や設計、テストといったフェーズで関与し、アプリケーションエンジニアに対してアドバイスする場合があります。

トラブルの原因がアプリケーションにある場合でも、必要に応じた支援を行うことで、早期の復旧と円滑な業務の遂行につながります。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアの仕事内容

上記で挙げたネットワーク、ハードウェア・OS、ミドルウェア、アプリケーションに対して、インフラエンジニアは以下の仕事を担います。

設計

システム基盤の設計を行います。仕様書や設計書の作成、そのほか予算やスケジュールを決めるフェーズです。

構築

仕様書・設計書に沿ってシステム基盤を構築していきます。

運用・監視・保守

構築後、正常運用を確認し、そのほか監視システムを構築して急なトラブルにも迅速に対応できる体制を設けます。

ヘルプデスク・トラブル対応

システムを利用する顧客や社内スタッフからの質問や相談をうけるヘルプデスク業務、そのほかトラブル対応を行います。

インフラエンジニアはこれら設計、構築、運用・監視・保守まですべて行うこともあれば、設計・構築の業務が中心という場合や、監視業務を主とする場合もあります。

インフラエンジニアとしての仕事を探す際は、こうした業務範囲についてもチェックしておくとよいでしょう。

【インフラエンジニアの年収目安】求人ボックス:320~879万円 doda:20代360万円前後 30代500万円前後

インフラエンジニアの年収は、人によって大きく異なることが特徴です。

平均年収1つを取ってみても、調査会社により400万円~550万円といった幅があります。お持ちのスキルや年齢、就職先などにより、年収が大きく変わる職種といえるでしょう。

たとえば「求人ボックス 給料ナビ」では、全体の給与幅が320万円~879万円と広いことが示されています。

また、転職サービスdoda「平均年収ランキング(165職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」では20代の平均年収が360万円前後である一方、30代の平均年収は500万円前後に跳ね上がることが示されています

これらの事実は、インフラエンジニアは経験とスキルを積み重ねることで、年収を上げられることを表しています。

優秀な方ならば、年収1,000万円も狙える職種です。

3)インフラエンジニアの将来性

【インフラエンジニアのキャリアパス】 ■システムにインフラは必須。今後も需要は高い。 ■最新の技術を磨き続ける努力は必須。

多くのシステムにおいて、サーバやミドルウェアといったインフラは必須です。
そのため、インフラエンジニアは、「これからも需要の高まりが続く職種」といえます。

ただし、現在の技術がこの先も主流であり続けるとは限りません。
実際、オンプレミスのサーバから、クラウドや仮想化技術を用いた構築・運用へ移行する企業は多いです。

インフラエンジニアとして活躍し続けるためには、既存の技術に終始せずに常に最新のテクノロジー動向をキャッチして自らの知識・スキル、そして業務に活かす持続的な取り組みが求められます。

新しい技術に対して積極的に取り組むインフラエンジニアであれば、将来性は明るいといえるでしょう。

4)インフラエンジニアのやりがい

【インフラエンジニアのやりがい】 ■幅広い分野のスキルを得られる ■最新の技術を追い続けることが可能 ■システムの種類に影響を受けにくい ■企業の重要システムを支えている達成感

インフラエンジニアのやりがいとして、以下の点を挙げる方は多いのではないでしょうか。

  • 幅広い分野のスキルを得られる
  • 最新の技術を追い続けることが可能
  • 業務システムの種類に影響を受けにくく、お持ちのスキルを発揮し活躍できる
  • 企業の重要なシステムを支えているという満足感と達成感を得られる

本記事「インフラエンジニアの業務範囲」で解説したとおり、インフラエンジニアが担当する分野は広範囲にわたります。各分野とも、技術は日進月歩であることが特徴です。

幅広い分野のスキルを得られ現場で発揮できることは、大きな喜びとやりがいをもたらします。

インフラエンジニアは業務SEと異なり、職場が変わっても取り扱うツール(OSやミドルウェア)は変わらない場合が多いです。

幅広い業種のシステムに対して、スキルを活かせる汎用性は見逃せません。「企業や担当業界が変わっても技術を活かせる」点も、やりがいを支える重要なポイントです。

また、企業活動は「安定したインフラがあってこそ」です。企業を支えているという実感も、やりがい・働きがいにつながるでしょう。

5)インフラエンジニアの大変な点

【インフラエンジニアの大変な点】 ■常に勉強し続けなければならない ■深夜や休日に及ぶ業務もある ■急な呼び出し・トラブル対応が発生することも ■「動いていて当たり前」と思われ、正当な評価に繋がりにくい

一方で、インフラエンジニアには以下のように大変な点もあります。

  • 常に勉強し続けなければならない
  • 深夜や休日におよぶ業務もある
  • 職場によっては急に呼び出され、トラブル対応にあたる場合もある
  • 「動いていて当たり前」と思われやすく、良い評価を受けにくい場合がある

インフラを構成するハードウェアやOS、ミドルウェア、ネットワークは、いずれも絶えず新しい技術が現れています。常に勉強してキャッチアップしなければ、他のエンジニアに追い抜かれかねません。

また、現場では以下のケースで働いていることも少なくありません。

  • 監視業務があり、24時間365日体制で働く
  • システムを停止できる土日や深夜を使って、OSやミドルウェアの切り替えを行う

もしインフラのトラブルが起きた場合、影響は大きくなりがちです。急に呼び出され、迅速なトラブル対応を求められるケースも少なくありません。

インフラエンジニアは大変な業務である一方、「動いていて当たり前」と思われがちです。

トラブル発生時の悪い印象が目立つため正常稼動を維持する取り組みが軽視され、良い評価を受けにくいことも大変な点に挙げられます。

企業がインフラエンジニアに求めるスキルは、大きく3つに分けられます。

いずれも、職務の遂行には欠かせません。それぞれのスキルについて、詳しく確認していきましょう。

技術系の知識・スキル

技術系の知識・スキル:実務でプログラミングの知識が求められることもあるため、1つの言語を学び自力でシステムを組めるレベルまで習得しておく

インフラエンジニアは、技術力を武器とする代表的な職種です。

業務知識は必ずしも求められない代わりに、インフラに関する広く深い知識とスキルが求められます。

前章の「インフラエンジニアの業務領域」で紹介した項目は、ぜひ押さえておきましょう。

また、インフラエンジニアにおいてもプログラミングの知識が求められることもあります。実務ではシェルスクリプトなどのプログラミングを行う機会もあります。

転職後に苦労しないためにも、なにか1つの言語を学び自力でシステムを組めるレベルまで習得しておくと安心でしょう。

コミュニケーション力・調整力

コミュニケーション力・調整力:■プロジェクトを組んで、チームで行う業務が多い ■他職種との連携や顧客に報告する場面がある ■監視などの交代制勤務の場合は、申し送りが必須

インフラエンジニアは以下に挙げる理由から、コミュニケーション能力が欠かせません。

  • プロジェクトを組んで、またチームで行う業務が多い
  • 他職種との連携や顧客に報告する場面がある
  • 監視など交替制勤務の場合は、申し送りが必須

適切なタイミングで簡潔に正しく報告し、相手が伝えた内容を正しく把握できるスキルが求められます。

また、インフラエンジニアが関わる業務は、他の職種や顧客の実務・事業に直接影響を与えるケースも多いです。

いちど構築したシステムも、長く使っていれば新たな課題や改善点が出てくるものです。
インフラエンジニアとして高い評価を維持し続けるために、システムを実際に使う人たちに積極的にヒアリングする姿勢も大切です。

論理的思考と問題解決力

論理的思考と問題解決力:■問題箇所を特定する仮設立て ■同時進行するタスクを優先事項を整理して進める判断 ■問題の根本の特定 など

インフラエンジニアが携わる業務と製品は、多岐にわたります。
設計段階でスムーズに運用できるよう配慮するとともに、トラブルが発生した場合はなるべく短時間で復旧させることが重要です。

そのため、問題個所を特定する仮設建て同時進行するタスクを効率よく優先事項を整理して進める判断問題の根本を特定するといった、論理的思考や問題解決力が求められます。

たとえばログを活用しロジックを追うことで最短の時間で原因を見つけ出し解決へ導くなど、業務において常に「考えて実行する」姿勢が求められます。

インフラエンジニアへの転職を目指す場合は、以下に挙げる3つのポイントに取り組むことをおすすめします。

それぞれに取り組むべき理由を、確認していきましょう。

インフラエンジニアへの「適性」を知っておく

インフラエンジニアへの「適性」を知っておく:☑さまざまな技術に興味がある ☑論理的思考を好む ☑創意工夫を凝らす ☑諦めずベストを尽くす ☑常に自己研鑽を怠らず学び続ける ☑ストレスに強い ☑細かな変化にも気が付く ☑適切なコミュニケーションを取れる

「好きこそ物の上手なれ」ということわざもあるとおり、インフラエンジニアで成功するためには適性も重要です。以下の資質を持つ方は、向いているといえるでしょう。

  • さまざまな技術に興味がある
  • 論理的思考を好む
  • 創意工夫を凝らす
  • 諦めずベストを尽くす
  • 常に自己研鑽を怠らず、学び続ける
  • ストレスに強い
  • 細かな変化にも気がつく
  • 適切なコミュニケーションを取れる

これらすべてを満たす必要はありませんが、できるだけ多くの項目が当てはまるかを確認して、必要に応じて仕事への意識や習慣を振り返っておくことをおすすめします。

1つもあてはまらないという方は、転職後に苦労する可能性が高いです。その場合、インフラエンジニアへの転職はあまりおすすめできません。

知識・スキルに不安を感じる場合やまったくの未経験から目指す際は、資格取得を

知識・スキルに不安、未経験からの挑戦は資格取得も視野に

知識やスキルに不安を感じる方や経験の浅い方、未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、資格の取得も有効です。

インフラエンジニアに関する資格は多種多様です。代表的な資格を以下に挙げました。

ジャンル 代表的な資格の例
システム全般 基本情報技術者
ネットワーク ネットワークスペシャリスト
CCNA
OS LPI認定資格
LinuC技術者認定資格
Microsoft 認定資格
ミドルウェア データベーススペシャリスト
Microsoft 認定資格
Oracle Master
クラウド AWS認定
Microsoft 認定資格
Google Cloud 認定資格

資格のレベルはさまざまです。

基本情報技術者はすべてのITエンジニアに共通するスキルですので、ぜひ取得しておきましょう。

一方でネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリストのレベルは高く、合格率も低くなっています。

また、LPIやLinuC、Oracle Masterの各資格には、複数のレベルがあります。一番下のレベルから順番に取得し、ステップアップを目指すといいでしょう。

未経験からインフラエンジニアを目指す際の「おすすめ企業」の見極めポイントを知る

未経験からインフラエンジニアを目指す際には、「どのような企業がおすすめなのか」を自身で見極められることも大切です。

とくに以下の観点はチェックしておくとよいでしょう。

チェックポイント 説明
業務で取り扱うシステムの種類 インフラエンジニアが取り扱うシステムの種類は、大きく以下の3つがあります。

  • 汎用系:企業の基幹システム、金融機関の大規模システム等
  • オープン系:業務効率化ツール(顧客管理システム、勤怠管理システム、経理・会計システム)等
  • Web系・クラウド系:Webアプリケーション、クラウドサービス

このうち、インフラエンジニア未経験から目指しやすいのは「汎用系」と「Web系」です。また、種類によって取り扱うシステムは大きく変わりますので、ご自身にとって「この分野のキャリアを身に付けたい」という領域を選ぶことが大切です。
受託開発か、自社サービスか 業務で携わるのが、受託・請負のもの(顧客企業のシステム・サービス)か、自社開発かどうかの観点です。

未経験からインフラエンジニアを目指す際は、業務範囲が明確であることの多い受託・請負の方がハードルはやや低くなります。
自社サービスは「自分たちの事業・サービスに携われる」というやりがいや醍醐味を感じやすい一方で、業務難易度が高まることが多いです。
(受託開発の場合)元請け案件が多いかどうか 受託開発の会社でインフラエンジニアとして働く際は、その会社での「元請け(一次請け)案件の割合」で待遇や経験できる業務が大きく変わる傾向があります。

二次請け、三次請けになるにつれて顧客単価は低くなり、また携われる業務も限られることが多いです。
福利厚生は充実しているか 福利厚生の充実度が、インフラエンジニアの働きやすさに直結することも少なくありません。とくに以下の点は、求人応募前にしっかりチェックをしておくとよいでしょう。

  • 深夜残業手当
  • 資格取得補助
  • 書籍購入費用補助
  • インフラエンジニアへの転職支援実績のある、転職エージェントを活用する

    ITエンジニアの支援実績豊富な転職エージェントの活用:【メリット】■キャリアプランの相談ができる ■非公開求人の紹介をしてくれる ■書類添削/面接対策をしてくれる ■内定後の条件交渉も代行してくれる

    インフラエンジニアへの転職には、業務SEと異なる工夫と配慮が求められます。転職後に活躍するためにも、IT業界に明るい転職エージェントの活用がおすすめです。

    なかでもインフラエンジニアへの転職支援実績が豊富なエージェントを選び、相談するとよいでしょう。これまで築いてきたキャリアを正確に判定してもらえるとともに、適したアドバイスを得られます。そのうえで、あなたに適した企業の紹介を受けられます。

    もちろん応募先企業の情報や面接のアドバイスなど、内定に向けた支援を受けられるメリットも見逃せません。エンジニアの転職に強い転職サービスを利用して、転職成功の確率を高めていきましょう。

    ここからは、インフラエンジニアとして活躍できる職場への転職を検討している方向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。

    紹介するサービスはどれもインフラエンジニアへの転職支援実績のあるエージェントです。

    エージェントによってサポートの傾向や担当となるアドバイザーのタイプも変わりますので、まずは自分に合うエージェントを見つけていくうえで2~3登録し、「ここがフィットする」というエージェントに利用を絞っていくと良いでしょう。

    マイナビIT AGENT

    マイナビエージェント。ITエンジニアの方へ
    POINT!

    マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。

    マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援を行うエージェントです。
    サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。

    マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
    インフラエンジニアにおいても、事業系サービスから社内SEまで幅広く求人を紹介してもらえるでしょう。

    また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。

    マイナビIT AGENTを利用した人の転職後定着率は97.5%(※公式サイトより)。
    転職者一人ひとりにマッチする求人紹介とサポートが期待できます。

    マイナビIT AGENTの特徴

    特徴
    • ITエンジニアの求人数は国内トップレベル。システム会社から事業会社まで幅広く網羅
    • 担当者の対応が丁寧。書類添削から面接対策までじっくり取り組んでくれる
    • 企業とのリレーションが強く、独自の非公開求人が多数
    サービス対応地域 全国
    インフラエンジニアの公開求人数 約3,800件(2023年12月現在)
    ITエンジニア求人トップクラス

    マイナビのプロモーションを含みます

    レバテックキャリア

    レバテックキャリア。IT/Web業界のエンジニア・クリエイター専門
    POINT!

    レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。

    レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。

    保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、インフラエンジニアの求人も約1,900件あります(2023年12月)。
    また、かつエンジニアの専門知識を持つ担当エージェントからサポートを受けられます。

    とくに書類添削サポートおよび企業への交渉力に強みがあり、「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上と、非常に高い実績を誇っています(※公式サイトより)。

    「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアの方は、レバテックキャリアがおすすめです。

    レバテックキャリアの特徴

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    • 担当アドバイザーは全員エンジニア経験者。専門分野において適切なサポート・アドバイスが受けられる
    • 企業情報を熟知した担当のフォローにより、書類通過率・内定決定率が高い
    • 「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績(※公式サイトより)
    サービス対応地域 全国
    インフラエンジニアの公開求人数 約2,200件(2023年12月現在)
    利用者の8割が年収アップ

    リクルートエージェント

    リクルートエージェントIT
    POINT!

    インフラエンジニア求人数は国内No1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。

    リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

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    たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
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    • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
    • 面接力向上セミナー等のセミナー・イベントも随時開催
    サービス対応地域 全国
    インフラエンジニアの公開求人数 約1.4万件(2023年12月現在)

    ギークリー(Geekly)

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    そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は81%といいます(※2023年12月 公式サイトより)。

    かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。

    ギークリー(Geekly)の特徴

    特徴
    • Web業界・ゲーム業界はじめコンシューマ向け開発への転職支援に強い
    • 担当アドバイザーのほとんどがITエンジニア経験者
    • 20代~40代まで、幅広い年代で転職成功実績がある
    サービス対応地域 全国
    拠点 東京
    インフラエンジニアの公開求人数 約2,000件(2023年12月現在)
    書類選考の通過率3.4倍

    ワークポート

    ワークポート。各業界専門の総合転職エージェント。
    POINT!

    「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。未経験可のインフラエンジニア求人も豊富です。

    ワークポートはリクルートエージェント・dodaに次ぐ豊富な求人を抱える転職エージェントです。

    とくにIT・Web系職種に関する求人が多く、また同サービスは「業界・職種未経験者」への転職成功に多くの実績があります。

    インフラエンジニア向けの求人は約5,900件(2023年12月時点)、未経験可の求人も多く見つけられます。

    検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、「他の転職エージェントを利用したけれど、インフラエンジニアの求人をあまり紹介してもらえなかった」という人にとくにおすすめです。

    ワークポートの特徴

    特徴
    • 全国トップレベルの求人数。特にIT・Web業界への転職支援に強い
    • 幅広い業界において、未経験者へのサポート実績が豊富
    • 転職者の希望に合わせて、「チャレンジ転職」にも力強くサポートしてくれる
    サービス対応地域 全国
    インフラエンジニアの公開求人数 約5,500件(2023年12月現在)
    とくに多い職種 SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE
    転職エージェント総合ランキング 3年連続顧客満足高評企業

    まとめ)インフラエンジニアは多くのシステムで活躍できる。努力の継続と転職エージェントの活用で夢の実現を

    インフラエンジニアは常に学び続けなければならないなど、大変な点はあります。
    一方で業種を問わず、多くのシステムで活かせる職種です。高いスキルを持つ方は、多くの職場で活躍できることでしょう。

    明るい将来を手にするためには、日々の努力が欠かせません。加えて転職エージェントの活用でより良い転職を実現し、職場での活躍につなげることが可能です。

    この記事を活用し、「インフラエンジニアになりたい」という夢を実現しましょう。

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