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20代の転職で、「ハローワーク」は利用した方が良い?メリット・デメリット紹介

[最終更新日]2020/04/14


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20代の転職でハローワークってどうなの?

ハローワークで紹介される求人はブラックばっかり
……そんなイメージを持たれている方も多いと聞きます。

ハローワークは公共の職業安定所です。
失業者・求職者が次の仕事をスムーズに見つけられることを目的としているため、年齢や性別に限らずどなたでも足を運ぶことができます。

では、20代の転職活動でハローワークを利用することに、どのようなメリット、もしくはデメリットがあるのでしょうか?

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目次

● 現在転職活動中の方へ


現在、新型コロナウィルスの感染拡大防止に向けて、都市部の多くの企業また転職エージェントサービスにて電話面談、またはオンライン面談の利用を促しています。
在宅においても転職活動は可能ですので、「なるべく早く転職活動を進めたい」という方は、以下転職エージェントサービスへの電話相談をされることをおすすめします。

<電話相談が可能な、全国対応のおすすめ転職エージェントサービス>

マイナビエージェント
doda
リクルートエージェント
Spring転職
パソナキャリア
JACリクルートメント
ワークポート

登録後、それぞれの転職サービスから連絡が来ますので、電話で状況を伝えアドバイスをもらいます。
また、登録の際はなるべく複数のサービスに登録をして、あなたにとって一番「相性が良さそう」と感じた転職サービスを見極めて利用されることをおすすめします。

1)まずは、ハローワークの仕組みをおさらい

ハローワークとは

ハローワーク3つの役割。求人紹介。募集中企業の求人を、求職者に紹介。転職相談。履歴書・職務経歴書の書き方、面接のアドバイス。必要に応じ、職業訓練の斡旋も。雇用保険事務。失業給付の申請、給付を受けるための事務的手続き。

ハローワークの正式名称は「公共職業安定所」です。厚生労働省が各地に設置している行政機関で、その名の通り失業した人が次の仕事をスムーズに見つけ、安定して働けるようにすることが目的です

ハローワークには、利用者の立場から見ると「求人紹介」「転職相談」「雇用保険事務」の大きく3つの役割があります。

求人紹介とは、読んで字のごとく募集中の求人を紹介してもらえることです。

転職相談とは、履歴書や職務経歴書の書き方、面接時の注意点についてアドバイスをしてもらえることです。また、必要に応じて職業訓練の斡旋も行っています。

雇用保険事務とは、平たく言えば失業給付の申請をし、給付を受けるための事務手続きのことです。

失業給付とは 現在の会社を退職した際に、受け取ることのできる給付金。■ 受給される金額イメージ: 6ヶ月間の給与÷180×50~80%   ■受給開始タイミング: 会社都合の退職、または、病気やケガなどの事情により離職を余儀なくされた場合は、7日間の待機期間を経てから受給。 自己都合によって離職した場合には、7日間の待機期間と、さらに3カ月間を経てから受給。

退職すると勤務していた会社などから「離職票」を受け取ることになります。
すでに転職先が決まっている場合は必要のない書類ですが、ハローワークで失業給付の申請をする場合は離職票と雇用保険被保険者証が必要になります。

ハローワーク経由で求職活動をし、退職から一定期間を経て転職先が見つからない場合は失業給付の対象となります。


ハローワーク利用の流れ

ハローワーク利用までの流れ。必要なもの。離職票・雇用保険被保険者証・マイナンバーカードまたは個人番号・運転免許証・パスポートなどの身分証書・証明用写真2枚・印鑑。1窓口で求職申し込み書の記入・提出。2ハローワークカードを受け取る。3企業への連絡・面接日の決定。

まず、大前提としてハローワークは「就職先を見つける」ことが目的の機関です。

したがって、ハローワークで失業給付の手続きを開始するということは、ハローワークを通じて転職活動を進めることとセットになっています。

失業給付を受け取っている期間中は4週間に1度「失業認定」を受ける必要があります。「ハローワークで求職活動に取り組んでいるものの、仕事が決まらない」ことを認定してもらう必要があるのです。


ハローワークに利用を申し込む際には、次のものを準備しておきましょう。

  • 離職票
  • 雇用保険被保険者証
  • マイナンバーカードか個人番号
  • 運転免許証、パスポートなどの身分証書
  • 証明用写真2枚
  • 印鑑

これらを持参してハローワークの窓口へ行き、求職申込書を記入・提出すると、ハローワークカードを渡されます。

このハローワークカードを発行されていることが、ハローワークの求人に応募する際に必要となるのです。

ハローワークの求人に応募するには、紹介状を発行してもらった上で、求職者が自ら企業へ連絡し、面接日時等を決める必要があります。


企業側は、ハローワークをどうやって使っている?

企業がハローワークに求人を掲載するには、まずハローワークに担当者が出向いて事業所登録を行います。

事業内容や会社の特徴を記した事業所登録シートを提出し受理されれば、ハローワークに求人を掲載できる状態になります。

ハローワークに求人を掲載する際、掲載企業が負担する広告費はゼロです。無料で求人を掲載できるのが、ハローワーク求人の最大の特徴です。

求人の内容はハローワーク側でチェックを受けています。仕事内容や給与条件がきちんと分かるように書かれているか、といった基本的なことを確認されることが多いです。


一般的な転職サイトに求人広告を打つ場合、掲載企業はそれなりの掲載料を支払っています。有名どころの転職サイトとなると、掲載料は数百万円にのぼることもめずらしくありません。

それに対してハローワークの求人は無料で掲載できるのですから、企業にとっては非常にありがたい人材募集の方法なのです。

ただし、ハローワークはあくまで行政機関ですから、利用するには相応の書類を作成し審査を受ける必要があります。書類手続きが複雑になりがちなところが、企業にとってハローワークを利用するデメリットと言えるかもしれません。


2)20代の転職で、ハローワークを活用する際のメリット

ハローワーク利用のメリット。1自宅近くの求人を探しやすい。2職員と対面で話すことができる。3条件を満たせば失業給付が貰える。

メリットその1 「自宅の近所の求人を探しやすい」

ハローワークは各地区に点在していますので、自宅の周辺にも見つかるはずです。

ハローワークに求人を掲載している企業の多くが地元に本社や支店がある企業ですので、自宅近辺で働きたい人はハローワークで仕事を探すのは決して無駄ではありません。


特に地方在住の方は、転職サイトは都市部の求人が多いと感じることがあるかもしれません。

自宅から通える範囲で仕事を探したい場合、全国区の転職サイトよりも地域に密着したハローワークの求人のほうが探しやすいケースもあるでしょう。

自宅から短時間で通える範囲」「通勤時間が長すぎない」といった点を重視して転職先を探したい人は、ハローワークを利用するメリットがあると言えます。


メリットその2 「職員と対面で話すことができる」

ハローワークでは、求人の紹介だけでなく職員による転職相談も行っています。

新卒で就職活動をしたときにはなかった「職務経歴書」の書き方や、中途採用での面接の注意点といった情報のほとんどは、インターネット上を検索することで見つけることができます。

近年、転職のハードルが下がっていると言われているのも、スマートフォンの普及によって知りたいことをすぐにその場で検索することができるようになり、効率的に情報を集められるようになったことが影響しています。

ただし、自分で検索して必要な情報を集めるのが苦手な人もいますので、その場合は対面で職員を話してアドバイスしてもらえるハローワークを利用するメリットがあると言えるでしょう。


メリットその3 「条件を満たせば失業給付がもらえる」

ハローワークは仕事を見つけるための機関ですが、ハローワークを利用して求職活動に取り組んでいるにも関わらず転職先が決まらない場合、一定の条件を満たせば失業給付を受け取ることができます。

ここで注意したいのは、ハローワークから紹介状を受理して求人に応募するという一連の流れを取らないと、失業給付を受給することはできないことです。


また、失業給付を受けるには、ハローワークへ離職票を提出して7日後から起算して3ヶ月が経過していなくてはなりません。

その間、ハローワークで求職活動をしていたにも関わらず就業先が決まらなければ、失業認定され失業給付の給付が開始されます。


ただし、失業給付の受給期間中もずっと求職活動中であることが前提となりますので、求職活動を続けていても仕事が見つからない状態なのかどうか、4週間に一度失業認定を受ける必要があります。


3)20代の転職で、ハローワークを活用する際のリスク・デメリット

ハローワーク利用のデメリット。1求人の質にバラつきがある。2職員によって対応がまちまち。3何度も足を運ぶ必要がある。

デメリットその1 「求人の質にばらつきがある」

前で述べた通り、企業はハローワークに「無料」で求人を出すことができます。

ハローワークで審査が行われているとはいえ、さまざまな企業が登録していることは間違いないので、中には転職者にとって決して条件が良いとは言えない求人が混ざっていることもめずらしくありません。

いわゆる「ブラック企業」の求人が含まれている可能性もないとは言い切れないところがあるのです。


もちろん、民間の転職サービスを利用しさえすればブラック企業が一切含まれていないかというと、そんなことはありません。

しかし、求人を出稿するには掲載料を支払う必要がある転職サービスと、無料で掲載できるハローワークを比較した場合、確率的に後者のほうが求人の質にばらつきが生じやすい面は否めません。


デメリットその2 「職員によって対応がまちまち」

ハローワークの職員は公務員です。
もちろん、熱心にアドバイスをしてくれる職員もいますが、実際にハローワークを利用したことのある人の声として、事務的な対応だったという感想が聞こえてくることがあります。

転職エージェントのキャリアコンサルタントであれば、実績がそのまま評価や報酬に跳ね返ってくるため、熱心にアドバイスしてもらえる確率は高いと言えるでしょう。


そもそもハローワークの転職相談は担当制ではありません。

対応可能な職員が順番に転職相談を受ける仕組みのため、希望職種に関する業務知識がほとんどない人が担当する可能性もあるということです。

転職活動そのものが初めてという人であればなおさら、「いま紹介できる仕事はこれだけです」と言われるがままに応募してしまった、といったことにもなりかねません。


デメリットその3 「何度も足を運ぶ必要がある」

ハローワークは実際に足を運んで紹介状を受け取らなければ、ハローワーク経由での応募ということになりません。

ハローワークの求人はインターネットでも閲覧できますが、実際に応募するとなると紹介状が必要になるのです。つまり、ハローワークを利用する以上は必ず現地に行かなくてはなりません。


一度行っただけで希望通りの仕事が見つかれば理想的ですが、たいていは何度も足を運んで求人を探すことになります。

ハローワークは公的な機関ですので、土日祝は休みとなります。
できるだけ早く次の仕事を見つけたいと考える人ほど、時間をロスしていることに焦りを感じるのではないでしょうか。

民間の転職サービスであれば、インターネットでいつでも求人を検索することができます。

転職エージェントであれば、土日祝でも面談してもらえるケースが多いものです。
転職サービスを比較すると、手間や時間がかかるという点はハローワークのデメリットと言えそうです。


4)結論:20代転職で、「ハローワーク一本」は危険。必ず、転職エージェントの併用を

なぜ、20代の転職で、「ハローワーク一本」は危険なのか

ハローワークだけで転職活動を進めた場合のことをイメージしてみましょう。

ハローワークの転職相談で「希望職種だと、このA社と、あとこちらのB社の求人があります」と紹介されたとします。

これらの求人は、たまたまそのタイミングでハローワークに掲載されていたに過ぎません。

あなたの適性や今後のキャリアプランに合った仕事なのかどうか、といったことまで検討した上で提示された求人ではない可能性があるのです。

ところが、「求人はこの2社しかない」と言われると、「そんなものかもしれない」と納得してしまう人は少なくありません。

その結果、他にどのような求人があるのか十分に比較検討しないまま、紹介された求人に応募してしまいかねないのです。


転職活動は「次の仕事が決まりさえすればよい」というものではありません。先々のキャリアプランをしっかりと考え、納得のいく選択をすることが大切です


本来あったはずの選択肢に気づけない可能性があるという面で、ハローワーク一本の転職にはリスクが潜んでいると言えます。