30代の転職で、「ハローワーク」は利用した方が良い?メリット・デメリット紹介
[最終更新日]2022/03/21

30代の転職は、20代と比べるとハードルが高くなっていくイメージを持つ人が少なくありません。
徐々にミドル層としての能力や実績を求められるようになり、転職する動機や今後のビジョンについてもシビアに見られやすくなるからです。
転職活動をスタートさせるにあたって、どこで求人を探すかは非常に重要なポイントとなります。
目次
1)30代で、「これまでハローワークを使ってこなかった」という人は多い
30代の方は、新卒で就活をしたとき就活サイトからエントリーする方法がごく一般的なものになっていた世代です。
これまでに転職した経験があるという人も、転職サイトで求人を探して応募した人が多いのではないでしょうか。このように、30代の転職希望者にとってハローワークは実は「意外と利用する機会がない」存在なのかもしれません。
そこで、まずはハローワークの仕組みや転職市場における位置づけについて確認しておきましょう。
そもそも、ハローワークとはどのようなものか

ハローワークは厚生労働省が設置している「公共職業安定所」という行政機関で、求人紹介、職業相談、職業訓練の斡旋、雇用保険事務を行っています。
雇用保険事務と聞くと耳慣れないかもしれませんが、いわゆる失業給付の申請をし、給付を受けるための事務手続きのことです。
ハローワークを利用するには、次の持ち物が必要です。
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- マイナンバーカードか個人番号
- 運転免許証、パスポートなどの身分証書
- 証明用写真2枚
- 印鑑
これらを持ってハローワークの窓口へ行き、求職申込書を記入・提出すると、ハローワークカードが発行されます。
ハローワークの求人に応募するには、このハローワークカードが必要になります。応募時には「この求人に応募したい」旨を窓口で申し出ると、紹介状を発行してもらえます。
応募先企業への連絡や面談のアポイントは原則として求職者本人が行いますが、ハローワークの職員が代行してくれるケースもあるようです。
これまで転職サイトや転職エージェントを使っていた人も、30~40代になるとハローワークを使いだすことも

- 年齢的な制限があまり設けられていないため
- 地元に根差した企業を見つけやすいため
20代まで転職サイトで転職活動を行ったり、実際に転職したりといった経験のある人でも、30代に入ってハローワークを利用した転職を検討するケースが出てきます。これには大きく2つの理由があります。
1つめの理由は「年齢」です。
20代と比べると、30代は一般的な転職サイトで検索結果にヒットする求人数が絞り込まれてきます。20代なら実務未経験可であっても、30代以降は即戦力として経験や実績を求める企業が少なくないのです。
また、35歳前後を境に年齢要件に引っかかるケースも増えていきます。
ハローワークの求人は比較的幅広い年齢層を対象にしていますので、見方によってはハローワークのほうが応募するチャンスは多いとも言えます。
2つめの理由は「地域密着」です。
ハローワークで探すことのできる求人は、その多くが地元企業や、地元の支社や支店が勤務地となる求人です。
家族の事情等でUターンして地元で仕事を見つけたいと考える人もいますので、全国区の転職サイトより自宅周辺の求人が見つかりやすいハローワークを利用するというわけです。
企業側は、ハローワークをどうやって使っている?

では、企業がハローワークに求人を扱ってもらうようにする場合、どういった手続きを踏んでいるのでしょうか。
ハローワークの求人は、掲載費用が必要ありません。
ハローワークに事業所登録シートを提出し、これが受理されれば求人を掲載できる状態になるのです。大手の転職サイトに求人を掲載してもらうとなると、数週間の掲載期間で数百万円にものぼる掲載料が必要なこともめずらしくありませんので、求人を出すためのコストが発生しないのは、人材募集をかけたい企業にとって非常に大きなメリットと言えます。
別の見方をすれば、無料で求人を掲載してもらえるわけですから、「どうしても今、人材を採用したい」という強い思いのある企業ばかりでもありません。 「一応、求人を載せておいてもらおう」といったスタンスの企業もあるということです。
ただし、ハローワークは前に述べた通り行政機関ですので、企業が利用するにはそれなりの書類手続きが必要になります。
複雑な書類手続きを経て求人を出しているわけですから、真剣に人材募集をしたいという思いからハローワークに求人を出している企業ももちろんたくさんあります。
2)30代の転職で、ハローワークを活用する際のメリット
メリットその1 「地元企業の仕事を見つけやすい」

ハローワークを利用するメリットの1つとして、地元企業の求人を見つけやすいという点が挙げられます。
大手転職サイトに掲載されている求人は、勤務地が都市部に偏りやすい傾向があります。
地方で働きたいと思っている人は、希望勤務地を条件に求人を絞り込んでみたら、大手転職サイトであってもヒットした求人はごくわずか、といった経験はないでしょうか。
労働人口の多い都市部の求人がどうしても多くなる傾向があるため、地方での転職は「レア求人」のような扱いになりがちです。
その点、各地のハローワークで扱っている求人は近隣が勤務地のものが多いため、地元企業の仕事を見つけるには良い方法と言えます。
地域密着型の企業を探したい場合、ハローワークを利用するメリットを活かせるでしょう。
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メリットその2 「転職サイトよりも低倍率の求人が多め」

転職サイトの場合、大手で有名なサービスになればなるほど掲載される求人が多くの人の目に触れています。
人気職種や人気企業の求人が掲載されると応募者が殺到し、求人あたりの倍率が跳ね上がることもめずらしくありません。
当然、応募者が多いほど書類選考や面接を通過できる確率は下がっていき、結果的に採用される確率も低くなりやすいのです。
ハローワークの求人もインターネット上で公開されていますが、大手転職サイトと比較するとチェックしている人の数は少ないと推測されます。
よって、ハローワークには求人あたりの倍率が高くないケースが比較的たくさんあり、転職サイトの求人にやみくもに応募するよりは打率が良い場合もあるのです。
メリットその3 「職業訓練を受けられる」

ハローワークでは仕事に活かせる知識・技能が身につく「職業訓練(ハロートレーニング)」のサービスを提供しています。
学べる内容は多岐に渡り、とくに人気が高いコースとしては下記の7つが挙げられます。
- Web制作
- 宅建不動産・金融FP
- Javaプログラミング
- 国際ビジネス
- パソコン・オフィス
- 介護士
- 医療事務
職業訓練は一定の条件を満たせば無料で受講できます(※ テキスト代は自己負担になります。また、申込者が多い場合は抽選になることもあります)。
自費でスクールや通信講座に申し込むよりもはるかに安価で利用することができるのは、大きなメリットです。
私の知人でも何人か職業訓練を受けた人がいますが、現在の職業に役立てられている人は多いです。
ハローワークの職業訓練は以下の流れで行われます。

参照:厚生労働省「ハロートレーニング(離職者訓練、求職者支援訓練)について知る」
ハローワークの職業訓練については以下の記事でも詳しく紹介しています。併せてご覧ください。
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メリットその4 条件を満たせば失業給付がもらえる

ハローワークは仕事を見つけるための機関ですが、ハローワークを利用して求職活動に取り組んでいるにも関わらず転職先が決まらない場合、一定の条件を満たせば失業給付を受け取ることができます。
ここで注意したいのは、ハローワークから紹介状を受理して求人に応募するという一連の流れを取らないと、失業給付を受給することはできないことです。
また、失業給付を受けるには、ハローワークへ離職票を提出して7日後から起算して3ヶ月が経過していなくてはなりません。
その間、ハローワークで求職活動をしていたにも関わらず就業先が決まらなければ、失業認定され失業給付の給付が開始されます。
ただし、失業給付の受給期間中もずっと求職活動中であることが前提となりますので、求職活動を続けていても仕事が見つからない状態なのかどうか、4週間に一度失業認定を受ける必要があります。
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3)30代の転職で、ハローワークを活用する際のリスク・デメリット
デメリットその1 「給与条件の良い求人は少ない」

ハローワークの求人は条件が良くないものが多いとよく言われます。
もちろん中には良い条件の求人もないわけではありませんが、全体として見たとき、やはり給与条件が良い求人は少ない傾向があります。
この理由として、条件の良い求人には多数の応募が期待できるため、転職サイトに多額の掲載料を支払ったとしても十分に元が取れるレベルの人材を採用できる可能性が高いことが挙げられます。
ハローワークに求人を出す場合、企業にとって費用面での負担はゼロで済みますので、もし応募者が少なかったとしてもさほど問題はないというわけです。
また、専門的なスキルが必要な仕事の場合、企業は転職エージェントを活用して募集をかけるケースがよくあります。こうした求人は対象となる人材が限られているため、必然的に対価として給与水準は高くなります。
ただ、広く世間一般に募集をかける類の求人ではないため、ハローワークでこういった求人を見かけるのはかなり稀なケースと言わざるを得ません。
デメリットその2 「専門性の高い転職相談は期待薄」

ハローワークでは求人の紹介だけでなく、転職相談に乗ってもらうこともできます。
ただし、ハローワークで対応可能な転職相談はごく基本的なレベルです。
たとえば求人の応募要件に「表計算ソフト」と記載されていた場合、「エクセルが使える必要があります」という説明はしてもらえますが、「この職種であればマクロが組めるかどうかは重視されません」「この企業は実務でVBAを使うので必須事項の1つです」といったレベルでの詳しい説明は期待できない、ということです。
職種や企業ごとの事情を踏まえた具体的なアドバイスが欲しいのであれば、転職エージェントのコンサルタントに相談すべきでしょう。
ハローワークの職員はさまざまな利用者に対応する必要があるゼネラリストです。
転職を希望する職種の業界事情や、求人を出している企業の実態について熟知しているわけではないことを前提に利用する必要があります。
デメリットその3 「人材募集に対する企業の本気度が高くない場合がある」

ハローワークに求人を掲載する上で、企業にとって大きなメリットの1つは「費用がかからない」ことです。
もちろんハローワークの求人の中には、地元で良い人材を集めたいという思いで求人を出している企業もあるはずです。
しかし、求人を数週間掲載すると数百万円規模の掲載料が必要となる転職サイトと比べると、どうしても求人を出す上での「覚悟」のようなものに差があることは否めません。
端的に言えば、「求人を出しておいて、良い人材が来てくれたらラッキー」というスタンスの企業も中には存在するというわけです。
ハローワークの求人に応募したものの、一向に返事がなく放置されてしまったといった話を聞くことがありますが、その理由の1つとして考えられるのが「求人を打つためにコストがかからないので、本気度が高くない企業も中には存在する」という点なのです。
4)結論:30代の転職は、転職エージェントメインが王道。そのうえで、予防線として「ハローワーク」の活用を
なぜ、30代の転職では、「ハローワーク」より転職エージェントのほうがおすすめなのか

ここまでハローワークのメリットとデメリットを見てきましたが、どうしも地元で働きたいなど強いこだわりがある場合を除いて、30代の転職でハローワークをメインに求人を探すのはあまりおすすめしません。
転職エージェントでは、登録後に面談が行われ、現状のスキルや経験の確認と今後のキャリアプランの希望などについて詳細なヒアリングが実施されます。
このとき、30代から40代以降にかけてのキャリアプランといった中長期的な展望も加味した上で相談に乗ってもらうことができます。
これに対してハローワークの転職相談では、「失業状態を解消すること」が重視されます。
つまり、「当面、仕事を見つけること」が最優先されるため、中長期的なキャリアプランが考慮されているかどうかという点では、決して十分な対応とは言えない面があります。
30代の転職は、20代までのキャリアを活かしつつ、40代、50代とキャリアを重ねていくことも見越して検討する必要があります。
ところが、ハローワークで「年齢の面で紹介できる仕事が限られます」と言われてしまうと、そういうものと思い込んでしまい、選択肢を狭めてしまうリスクがあるのです。
「現在、どんな求人があるか」のチェックは、まずはリクナビNEXT等の転職サイトを活用して
「ハローワークでの求人紹介は『失業状態を解消させること』が主な目的である」とお伝えしましたが、「では、他の求人情報はどこで確認すると良いの?」と疑問に思われた方もいらっしゃることでしょう。
一番のおすすめは、次の項で紹介する「転職エージェント」で求人情報を紹介してもらうことですが、手始めにご自身で確認される際はリクナビNEXT等の「転職サイト」(インターネット上で求人情報を確認できるサービス)を利用されることをおすすめします。
リクナビNEXTでは、常28,000件ほどの求人数が掲載され、週二回新たに数千件の新規求人が紹介されます。 その範囲も地域や職種・業種、年代に関わりなく幅広く、「今現在、どんな求人があるのだろう」と確認するには最も適したサービスと言えるでしょう。
![]() |
サービス名 | リクナビNEXT(リクナビネクスト) |
---|---|---|
特徴 | 求人企業の多さは安定の国内No1!。転職を少しでも検討し始めたら、まずは登録して間違いのない、ブランド力、実績共に信頼できる転職サイト | |
企業名 | 株式会社リクルート(1977年11月) |
転職先の求人情報を「ハローワークのみ」で探そうとされていた方は、まず上記リクナビNEXTに登録して、求人情報を幅広く確認していくことをおすすめします。
転職エージェントも種類・タイプは多数。自分に合った転職エージェントに登録を

30代の転職であれば、転職エージェントをメインに利用し、その上で地元の求人も見ておきたいといった希望があれば予防線としてハローワークも一応見ておく、という程度に留めたほうが無難です。
転職エージェントであれば求人の紹介だけではなく、「今後のキャリア」についての悩み相談などについてもアドバイスをしてくれます。
参考:転職エージェントの仕組み

転職エージェントでは、求人の紹介をはじめ、書類添削や面接対策、キャリアの相談まで幅広くサポートを行ってくれます。
ただし、転職エージェントに登録する場合、2社以上に登録しておくのが鉄則です。
現在、国内にはさまざまな転職エージェントがあり、大きく分けると次のようなタイプになります。
- 総合型(幅広くさまざまな職種を扱う)
- 特化型(IT系など特定の業種・職種に特化)
- ターゲティング型(ハイクラス・高年収など特定の層が対象)
どの転職エージェントに登録しても同じというわけではなく、各社に特徴があることを知った上で利用することが大切です。
複数の転職エージェントに登録しておくことで、各社の特徴を活かし弱点を補い合うシナジー効果を得られるというメリットもあります。
転職エージェントを利用するのであれば「複数登録」を強くおすすめします。
参考:転職エージェントの複数登録と選び方
30代の転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 30代向けの主要な転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 何度かのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する


特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。
転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。

自分に合う担当アドバイザーを見つけるには、以下のポイントについて確認すると良いでしょう。
- 「親身に相談に乗ってくれるか」
- 「紹介する求人について、おすすめの理由をきちんと説明してくれるか」
- 「紹介・連絡のペースは適切か」
以上のような点を確認することで、あなたにマッチする担当(サービス)かの判断がつきやすくなります。
5)30代の転職でおすすめの転職エージェント
ここからは、おすすめの転職エージェントをご紹介していきます。
30代の転職は、幅広い業種・職種から求人を紹介してもらえる「総合型」の転職エージェントと、特定の業種・職種に特化した「特化型」の転職エージェントを組み合わせて利用するのがおすすめです。

以下、総合型・特化型それぞれの、30代の転職におすすめの転職エージェントを紹介します。どのサービスも無料で利用できますので、「自分に合いそう」と思ったものから試しに登録してみると良いでしょう。
「総合型」の転職エージェントおすすめ一覧
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() doda |
|
![]() マイナビエージェント |
|
![]() JACリクルートメント |
|
![]() パソナキャリア |
|
![]() type転職エージェント |
|
「特化型」の転職エージェントおすすめ一覧
業種 | サービス名 | 特徴 |
---|---|---|
IT | ![]() レバテックキャリア |
|
![]() ワークポート |
|
|
![]() マイナビITエージェント |
|
|
女性向け | ![]() リブズ |
|
![]() type女性の転職エージェント |
|
|
マスコミ | ![]() マスメディアン |
|
介護 | ![]() きらケア |
|
![]() マイナビ介護職 |
|
|
管理職業務全般 | ![]() MS-Japan |
|
外資系 | ![]() ロバート・ウォルターズ |
|
![]() エンワールド |
|
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ハイクラス | ![]() リクルートダイレクトスカウト |
|
![]() パソナキャリア ハイクラス |
|
|
フリーター・派遣社員からの転職 | ![]() JAIC |
|
![]() ハタラクティブ |
|
以下、30代の方に特におすすめの転職サービスについて、その詳細・おすすめの理由について紹介しています。あわせてご参考ください。
なるべく多くの求人を紹介してほしい方は、dodaがおすすめ
dodaは総合型転職エージェントで、国内最大級の転職エージェントとして知られています。
大手だけに取り扱う求人数が幅広く求人数も豊富なので、なるべく多くの求人を紹介してもらい、その上で取捨選択したいという人はdodaに登録しておくといいでしょう。
dodaの求人数が豊富な理由の1つとして、転職サイトと転職エージェントが一体型になっている点が挙げられます。
転職サイトと転職エージェントで求人データベースを共有しているため、登録者の希望にマッチした求人を紹介してもらえる可能性が高いのです。
実際にdodaを利用したことのある人の感想として、面接対策や職務経歴書対策について具体的にアドバイスしてもらうことができたという声が多く聞かれます。
キャリアコンサルタントという第三者の目が入ることで、自分のアピールポイントをブラッシュアップすることができ、面接や書類選考の通過率を高めることができるのです。
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コンサルタントにじっくりと転職相談をしたい方は、Spring転職エージェントがおすすめ
Spring転職エージェントは、人材紹介会社のアデコが運営する転職エージェントサービスです。
日本国内のみならず世界60か国にも拠点を広げており、外資系・グローバル企業の求人も多数取り扱っています。
Spring転職エージェントの特徴は、企業への営業と転職者への求人紹介を同一の担当者が担っている点にあります。
そのため求人企業についての詳しい情報を直接転職者へ伝えることができ、ミスマッチを避け、希望に即した転職活動を行うことができます。
転職活動において、プロのコンサルタントにじっくりと相談の機会を設けたい方は、ぜひSpring転職エージェントのサービスを活用してみてください。
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転職しようかどうか迷っている方は、パソナキャリアがおすすめ
パソナキャリアは前出のdodaやリクルートエージェントほど大規模な転職エージェントではなく、求人数に関しては大手よりも少なめとなります。
ただしキャリア相談のきめ細やかさには定評があり、親身で丁寧な対応をしてもらえるという声が多く聞かれます。
30代の転職となると、そもそも本当に転職すべき時期なのかどうか、このまま今の勤務先で頑張っていったほうが総合的に良いキャリアを築ける確率が高いのではないか、といったことも秤にかけて転職を決める必要があります。
転職先の候補を紹介してもらうだけでなく、長い目で見たとき今のタイミングで転職したほうがいいかどうかを相談することも可能なのです。
パソナキャリアのきめ細やかな対応であれば、こうした根本的なことについての相談もしやすいはずです。転職したほうがいいか迷っている人は、ぜひパソナキャリアへ登録してみてください。
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すでに転職の意思が固まっており、できるだけスピーディに転職先を決めたい人、在職のまま転職活動を進めたい人にとって最適な転職エージェントと言えます。
スピーディな一面はWORKPORTへの初回登録時にも表れています。
一般的な転職エージェントでは初回登録時に経歴や希望条件を詳細に入力しなくてはならないことが多く、しかも最初にしっかりと入力しておかないと求人を紹介してもらいにくいこともあるため、転職エージェントは登録時に手間がかかるという印象を持っている人も多いはずです。
その点、WORKPORTは約1分で完了すると言われるほど、必要最低限の情報だけを入力すれば登録が完了するため、負担感なく転職活動をスタートさせることができます。
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6) まとめ 30代の転職でハローワークを利用するなら目的を明確にしておこう
30代の転職はそれまでの経験の違いや今後のキャリアに求めるものの違いが一人一人明確になってくるだけに、一筋縄にいかないのが実情です。
専門知識を持ち一人一人の状況に合ったキャリア相談が可能な転職エージェントにサポートしてもらうのが王道と言えるでしょう。 ハローワークを利用するのであれば、たとえば「地元の会社に転職したい」といった明確な目的を持って利用することが大切です。
「とりあえずハローワークに相談してみよう」といった目的意識の薄い状態で利用してしまうことのないよう、キャリアプランや転職の目的についてしっかりと考えておくようにしましょう。