「コーディングスキルに自信のない文系SE」のおすすめキャリアアップ方法!
[最終更新日]2023/09/18

SEという職種は、意外にも文系出身者が多い仕事です。
大半の文系出身エンジニアはプログラムやコンピュータ・サイエンスを専門に学んできた経験がなく、IT系の仕事に就いてから技術的な勉強を始めたという人も少なくありません。
こういった文系出身エンジニアは、学生時代からバリバリとプログラムを書いていたり、数学や物理の知識に長けていたりする理系出身者にコンプレックスを持ちやすい面があります。
目次
SEの転職におすすめの転職エージェント
対象エンジニア層 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務経験3年以上 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 | 実務未経験~2年 |
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サービス名 | マイナビITエージェント![]() | リクルートエージェントIT![]() | レバテックキャリア![]() | ギークリー![]() | キャリアインデックス![]() | ワークポート![]() | doda![]() | type転職エージェント![]() |
メリット |
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デメリット |
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ITエンジニアの公開求人数 | 約1.7万件 | 約11万件 | 約2.0万件 | 約1.8万件 | 約19万件 | 約2.5万件 | 約5.0万件 | 約5,700件 |
特に多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル | プログラマー・SE全般、PL・PM | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) | Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE | Webエンジニア、インフラエンジニア、SE、PM、機械学習・AIエンジニア | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年9月時点のものです。
1)文系SEは、理系SEに負けないキャリアップが出来る!
文系・理系出身の違いはSEとしてのキャリアに大きく影響しない

3年、5年といったスパンで見た場合、SEの「もともと文系出身であるか、理系出身であるか」という違いは、キャリアにほとんど影響を及ぼしていないのが現実です。
学部にもよりますが、たしかに理系出身のほうが学生時代に学んだ知識を仕事で活かせるチャンスが多く、一見すると有利であるようにも思えます。
実際、就職時には研究室の教授から推薦を受け、楽に就職できたといった理系出身者の声を聞くこともあります。
少なくともIT系の技術職であれば、文系よりも理系のほうがこうしたチャンスに恵まれているように感じられるかもしれません。
しかし、理系出身のエンジニアよりも先に昇進していく文系出身エンジニアもいれば、その反対もあり得るのです。
文系・理系の差は入口でこそ有利・不利が若干感じられるケースもあるものの、長い目で見たとき大きな差が開いてしまうようなことはなく、先々のキャリアにあまり影響を与えないと言えます。
コミュニケーション能力や語学力、発想力では理系SEを上回るケースも

SEとして必要なのは技術的な知識だけでなく、コミュニケーション能力や語学力、発想力といったスキルも求められるケースがあります。
出身学部にもよりますが、一般的に理系の学部のほうが論理的思考を駆使する場面が多いのです。
論理的思考に長けていることは、エンジニアとして非常に大きなアドバンテージとなり得ますので、理系出身者が有利であるかのように言われる一因となっていると思われます。
ただし、SEとして実務を経験してみると、論理的思考力を駆使して理路整然とコードを書くだけでは通用しないことが分かってくるはずです。
たとえば、SEとして必要な能力の1つに要件定義があります。
顧客の要望の真意をくみ取り、顧客が本当に求めているソリューションは何であるのかを行間から読み取るようなプロセスは、文系出身者のほうが得意であるケースも少なくありません。
また、リーダーやマネージャークラスになれば、自分の技術が優れていること以上にチームをまとめ、マネジメントしていく力が求められていきます。
文系出身エンジニアの中には、これらの面で理系SEを凌ぐ能力を発揮する人も現れるのです。
2) 文系エンジニアが、SEとして活躍するための大事なポイント5つ
対応可能な開発言語、データベース、OSを複数身につけておく

IT業界では、技術的な知識は学んだとたんに古くなっていくと言われるほど、日々めまぐるしく技術が進歩しています。
1つの技術に固執するのではなく、複数の開発言語やデータベース、OSに対応できるよう知識の裾野を広げていくと、技術的なトレンドに変化の兆しが見られた場合にも柔軟に対応できます。
実際、SEの実務は複数の分野をまたがってマルチな能力を求められるケースが非常に多いと言えます。
特定の言語にこだわってしまったり、一部のOSでの開発経験がないので扱えないと決めつけてしまったりすると、結果的に自身の仕事の幅を狭めてしまうことになりかねません。
プログラムを書くという実務に関して言えば、ライバルは日本国内だけでなく、世界中のエンジニアが競争相手となるのです。
変化の速い業界で評価される人材であり続けるには、常に学び続けることが何より重要です。
対人折衝能力を伸ばし、顧客から信用してもらえる人材を目指す

SEとしてのキャリアアップには、顧客との折衝力など、対人スキルも重要になります。
顧客はシステムやアプリケーションの専門家ではありません。
だからこそ開発のプロフェッショナルに仕事を委託しているわけです。
SEとしては「技術的な問題が解決できれば顧客は満足してくれるだろう」と考えがちですが、実は顧客はもっと幅広い意味での満足を求めていることがあるのです。
たとえば、顧客の要望をヒアリングするための初回の打ち合わせ時、顧客は対面するSEから受ける印象をしっかりと確認しているはずです。
いわば、相手が「信用できる人間かどうか」をチェックしているのです。立ち居振る舞いや言葉遣い、受け答えの的確さ、きちんと話を聞いてもらえる相手かどうか、といったことを総合的に判断されています。
「そんなことは技術力でカバーすればいい」と考えてしまうのは失敗の元です。
顧客は専門家ではなく、一人の人間として良い印象を受けたかどうか、信用できそうかどうか、といった部分に大きく影響されることを意識しておく必要があります。
まずは顧客から信用してもらえる人材を目指すことがSEとして求められているのです。
常に最新のテクノロジーに関する情報を仕入れ、学び続けていく

先述したように、IT業界のテクノロジーは日進月歩です。常に最新の情報を収集し、学び続ける姿勢が求められます。
SEとして実務にどっぷりと浸かっていると案外、業界の外の世界のことが見えづらくなってくることがあります。
たとえば組込み系SEとして経験を積んできた人がWeb系の知識も持っているかというと、Web系は日常業務で接点がないので最新の動向はよく分からない、といったことがあり得るのです。
しかし、自分が担当している分野の技術が日進月歩であれば、他の分野の技術もめざましい勢いで進歩を続けていると考えたほうが自然です。
多くの業界では経験を積めば積むほどベテランとして重用されていくものですが、IT業界に関してはその変化の速さから、かえって経験に縛られることが弊害となって表れてくる場合があるのです。
C言語やJAVAといった汎用的な言語による開発に長年携わってきたSEは、その守備範囲の広さから新しい技術への関心が薄れてしまっていないでしょうか。
スタートアップ企業などでは、開発スピードの速いRubyなどの言語を好んで採用する企業が増えています。「ここまで学んだから安心」という水準は存在せず、常に新しい情報を仕入れ続けていく必要に迫られるのは、SEという職業の宿命なのかもしれません。
得意分野をつくり、他のSEが簡単に真似できないキャリアを形成する

SEとしての得意分野を持つことは、他のSEとの差別化を図る上で大変重要な要素です。
受託開発の場合、顧客から求められるソリューションは毎回のように異なります。
しかし、それぞれの顧客の要望にただ従って聞き入れていくだけでなく、これまで蓄積してきた実例を挙げて顧客に提案するのもSEとして重要な仕事の1つです。
顧客は技術的な面で専門家ではありませんので、自分たちが望んでいるソリューションが何であるのかを言語化できないこともめずらしくありません。
まして、そのソリューションをもたらすシステムを導入した後、何年何十年というスパンでどのような問題が生じてくるのか、顧客が正確に予測できる可能性は極めて低いと言えます。
過去の実例や技術的な知識を駆使して、将来にわたって起こり得る問題を先回りして予測し、長期にわたって安定的な運用が可能なシステムを提案できれば、SEとしての付加価値は一気に高まります。
さらに、顧客企業の成長を見越した提案ができれば、他のSEが簡単には真似できないキャリアプランを形成することも視野に入れることができるようになります。
参考:キャリアプランとは
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
具体的には、以下のようにプランを建てていきます。
キャリアプランを立てる際、まず「キャリアの棚卸し」を行います。
キャリアの棚卸しで出てきた経験(または知識・スキル)をもとに、あなたが新天地でチャレンジしたい働き方をイメージし、そしてそれを実現するためにどんな行動が必要かを考えていきます。
キャリアプランは、上記の「キャリアプランの例」にあるように時期ごとに「実現したいこと」と「そのためにやること」を表形式に落とし込むと、そのイメージを整理しやすくなります。
ポイントは、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えることです。
今のうちにマスターしておくべき知識・スキルや取得しておくべき資格が出てくるかもしれません。
数か月に1度のペースでキャリアプランを考えておくと、普段においてもキャリアの軸を持てるようになり、迷いのない判断をしやすくなります。
仕事を請け負うだけでなく、自ら仕事を創り出せるSEになる

SEとして重要な能力の1つに営業力があります。営業力と聞くと飛び込み営業やテレアポといった手法を連想する人がいますが、ここで言う営業とは「新たに仕事を創り出す力」のことを指します。
顧客自身も気づいていない潜在的な問題をすくい上げ、顧客にその重要性を気づいてもらった上で提案を行うといった、まだ仕事以前の何もない段階からビジネスを創出していく力のことです。
顧客の業務内容を深掘りして踏み込んでいくヒアリングの力や、顧客に本音を話してもらい「この人なら突っ込んだ相談もできそうだ」と信頼してもらえる力があれば、自ら仕事を創り出せるようになっていきます。
他にも、SEにとっての営業力には「人脈」が挙げられます。
「何か困ったことがあったら〇〇さんに聞いてみよう」と記憶してもらい、実際に事あるごとに連絡してもらえるような存在になることが重要なのです。
取引先の担当者の一人という位置づけで終わってしまわず、「IT系のことなら何でも知っている人」「専門家として頼りになる人」と認識してもらうことがその第一歩となります。
3) キャリアアップ、スキルアップを目指しての転職も視野に入れて
スキルアップやキャリアアップを志向する転職であれば積極的に!

次のような心境に近いものを抱いている人は、今がキャリアアップやスキルアップを目指すための転職を検討するタイミングなのかもしれません。
- 現職の仕事は十分にこなせるけれど物足りない、もっとレベルの高い仕事にも挑戦したい
- 新しい技術を取り入れた仕事に携わってスキルアップを目指したい
- 一人のSEとして終わるのではなく、もっと大きな仕事を手掛けてみたい
IT業界で働いていく上で、変化を恐れず新たなフィールドに挑戦していく姿勢は高く評価される傾向があります。
現状ですでに体得している知識やスキルに満足することなく新しい分野や技術に高い関心を寄せ、好奇心を持ち続けること自体が、SEとして成長を止めないための重要な条件でもあるからです。
反対に、こうしたより高みを目指すための転職は、「いずれタイミングが来たら検討しよう」「十分に準備が整ったらスタートしてみよう」と考えていると、いつまで経っても始められないものです。
見切り発車ぐらいでちょうどいいので、少し背伸びをするつもりで次のステップへの第一歩を踏み出してみてもいいでしょう。
キャリアの描き方には、大きく4つの方向性がある
キャリアアップ→出世すること
キャリアチェンジ→転職すること
上記のようなイメージを持つ方は多いと思いますが、実際にはもう少し複雑です。
とくに最近では多様なキャリア観が台頭していますので、最終的に自分自身が納得できる形でキャリアを築くことができたら、それは良いキャリアである、という考え方をする人が増えています。
キャリアのあり方は多様化・細分化しつつありますので、これが正解というものがあるわけではありません。ただし、多くの人が歩む代表的なキャリアというものは存在します。下の図は、代表的な4つのキャリアの描き方を示しています。
キャリアの描き方① 役職・ポストの上昇(昇格・昇給など)
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キャリアの描き方② 組織・周囲への貢献度向上
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キャリアの描き方③ スキル・専門性の高まり(専門化)
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キャリアの描き方④ 能力の拡がり(できることが増える)
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キャリアアップと聞くと、上の図の①のイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実際には専門スキルを高めていく③のような成長も、キャリアアップの1つです。
また、キャリアチェンジと聞くと、どうしても「転職」を連想してしまいがちですが、実際には上の図の④のように、知識の幅やこなせる業務の幅を広げていくことも、キャリアチェンジの1つと考えられます。
このように、キャリアアップの定義はひとつではありません。
①~④について、「自分が望ましい働き方を実現するうえでもっとも適切と思えるもの」を定めておくと良いと思います。
会社を辞めるための転職寄りの考えになっている場合は要注意!

転職に踏み切るかどうかを見極める上で重要なポイントとして、「今の会社を辞めたい」ことが本音の部分では大きな理由の1つになっていないか、必ずチェックしておきましょう。
今現在の仕事の嫌な面から逃れるために転職という手段を選んでしまうと、他社や他業種の仕事の良い面ばかりが際立って見えてしまう、いわゆる「隣の芝生は青い」状態に陥りやすいからです。
さらに、転職の成功率という点でも「辞めるための転職」は不利になりやすいところがあります。
転職を検討するに至った動機の大部分を「今の仕事を辞めたい気持ち」が占めているため、転職先で実現したいことや将来的なキャリアアップに対する動機付けが弱くなりやすく、説得力に欠けた志望動機になりがちだからです。
もちろん転職には多かれ少なかれネガティブな理由も含まれるものですが、辞めることが第一の目的とならないよう、「辞めたい」を上回る志望動機や転職理由をしっかりと持っておくことが大切になってくるのです。
4)文系SEが転職する際に、活用したいおすすめの転職エージェント
リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2023年6月のITエンジニア向け公開求人数は8.6万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
とくにアプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、フロントエンドエンジニアの求人紹介および転職支援に強みがあります。
リクルートエージェントの活用メリットとITエンジニアの転職へのおすすめポイント
これまで培ったノウハウをもとに開発された「サービス体制」と「支援ツール」が非常に高品質であることが、リクルートエージェントの強みです。

たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
ITエンジニアの転職では、その職場の開発環境から必要なスキルや働き方まで、ネットで公開されていないような企業情報が必要となることも多いでしょう。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにITエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
そのほか、リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
![]() 職務経歴書エディタ | テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
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![]() 面接力向上セミナー | 企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2023年6月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約9.5万件(2023年6月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援を行うエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
マイナビIT AGENTの活用メリットとSE転職へのおすすめポイント
マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。
幅広い職種に対応している総合型転職エージェントとは異なり、エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、転職者一人ひとりに適した開発環境や企業へのアプローチ方法についてアドバイスしてもらえます。
そのため、転職者からは書類通過率、面接通過率が高いという評判も勝ち得ています。
また、マイナビIT AGENTは優良企業のレア案件(=非公開求人)を独自に保有しています。

就業条件が恵まれているエンジニア求人には、大量の応募者が殺到する傾向があります。そのため選考の競争率も高くなりやすく、強力なライバルが数多く現れる可能性もあるでしょう。
マイナビIT AGENTの非公開求人は、専任アドバイザーを通じてのみ紹介されます。エンジニアのスキルや経験にマッチした非公開求人を個別に紹介してもらえるので競争率が低く、採用に至る確率を高めることにつながるのです。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.6万件(2023年6月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
SEとして活躍してきた実績を正当に評価してほしい、携わってきた案件から得た経験を活かせる分野で活躍していきたい、といったように、ITエンジニアとしてのスキルや実績をきちんと見て欲しい人は、レバテックキャリアを活用することをおすすめします。
レバテックキャリアはITエンジニアに特化した転職エージェントのため、キャリアカウンセラーはITエンジニアに負けないレベルの専門知識を持ち、日々知識の研鑽に励んでいます。
そのため、開発現場で実際に就業しているITエンジニアに対してもきめ細やかなヒアリングを行うことができ、開発現場のニーズをきちんと捉えたカウンセリングを行うことができるのです。
実際にレバテックキャリアを利用した人の声として、開発現場のことをしっかりと理解しているキャリアカウンセラーから適切なアドバイスをしてもらうことができた、といった満足度の高い感想が聞かれます。
実務レベルまで突っ込んだ話を聞き、納得した上で転職先を決めたいと考えている人であれば、レバテックキャリアは登録先の1つに加えておきたいところです。
レバテックキャリアの活用メリットとSE転職へのおすすめポイント
大手転職サービスであるdodaやマイナビには及ばないものの、レバテックキャリアは「AI」、「機械学習」、「クラウドエンジニア」、「ビッグデータ」、「FinTech」などのトレンド技術を扱う求人を多く抱えており、エンジニアとしてキャリア開拓を目指す人にフィットしやすいのです。

そのほか、レバテックキャリアでは他の転職サービスにはない良質な「非公開求人」も豊富に扱っており、サイト上では閲覧できない案件もキャリアアドバイザーを介して紹介してもらえます。

非公開求人の中には、大手企業のプロジェクトや高年収求人も含まれているので、「SEの経験を活かし、さらなるキャリアアップをしたい」という人にとっては大きなメリットになるでしょう。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.9万件(2023年6月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
dodaエンジニアIT
dodaのITエンジニア転職に特化した転職エージェント。幅広いエンジニア職種と地方求人の豊富さに強みがあります。
dodaエンジニアITは国内大手人材会社「doda」の、ITエンジニアに特化した転職エージェントサービスです。
ITエンジニア系のエージェントは都市部に特化したところが多い中、dodaエンジニアITは都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
dodaエンジニアITでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため実績のあるエンジニアは企業から熱意あるスカウトメールが届くことが多いでしょう。

dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認できるでしょう。
スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されますので、「スカウト・オファーを沢山ほしい」という方は、レジュメ内容を充実させることをおすすめします。
doda エンジニアITの特徴
dodaエンジニアITの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約4.9万件(2023年6月現在) |
ワークポート
「未経験からの転職に強い」と評判の転職エージェント。PG→SE、SE→PLといったエンジニアのキャリアチェンジの際にも積極的な支援が期待できます。
転職すると決めたらダラダラと転職活動を長引かせず早期に決めたい、今の仕事が忙しいので転職活動にあまり時間を割けない、という人はワークポートの利用がおすすめです。
ワークポートはIT業界に強みを持つ転職エージェントで、IT・Web関連の求人について言えば大手転職エージェントよりも優れていたと感じる人もいるほどです。
また、登録時に必要な入力情報が必要最低限の項目に絞られており、登録が1分程度ですぐに完了することや、対応が速く登録後の案件紹介がとても迅速であることなどから、早期に転職先を決めて次のキャリアをスタートさせたい人にとってワークポートは非常に頼りになる転職エージェントと言えます。
ワークポートを利用した人の実体験として、初回面談を終えた当日中に20件もの仕事紹介をもらえたという人や、数日間のうちに50件近い紹介があったといった感想が見られます。
多くの案件の中から比較検討し、できるだけ早期に転職先を絞り込んでおきたいという人にとって、ワークポートはぜひとも登録しておきたい転職エージェントと言えるでしょう。
ワークポートの活用メリットとSE転職へのおすすめポイント

引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、今の職種から新たにジョブチェンジを検討している方は、ワークポートのサービスが適しているでしょう。

引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.3万件(2023年6月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
ギークリー(Geekly)
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。各職種別に専門コンサルタントが在籍しており、目指す領域の最新トレンドをキャッチしながらの転職活動が実現できます。
ギークリー(Geekly)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントサービスです。
他の転職サービスには掲載されていない「非公開求人」の数も豊富で、独自のノウハウにより転職者の希望の条件にマッチする企業の紹介を行っています。
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。中には文系SEへの転職に成功した事例をいくつも持っているコンサルタントもいることでしょう。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
Geeklyの活用メリットとSE転職へのおすすめポイント
特化型エージェントだけにゲーム業界に強く、企業のコアな情報を転職希望者に提供していることに定評があります。キャリアコンサルタントの専門性も高く、エンジニアの経験やスキルレベルをしっかりと把握してくれるので、マッチングの精度が高いのも大きな特徴です。
また、エンジニア、クリエイター、ゲーム、営業など、分野ごとに専門チームを設けて、それぞれの分野の知見の深いカウンセラーがキャリア相談やおすすめの求人を紹介してくれます。
そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は81%といいます(※2023年6月 公式サイトより)。
Geekly(ギークリー)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
公開求人数 | 約1.9万件(2023年6月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) |
まとめ)文系SEでもキャリアアップ志向の転職は十分可能!
日本では、学生時代の文系・理系の専攻の壁が分厚く、文系出身か理系出身かという区別が社会人になってからもつきまとっているように感じられることがあります。
しかし、SEに関して言えば就職時や就職直後こそ多少の差はあれど、キャリアを積んでいくに従って文系・理系の差はほとんどなくなり、転職に至ってはどちらが有利ということはほぼないと言っていいレベルです。
文系SEがキャリアアップを志向する転職を実現するのは十分可能なのです。