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「優秀な人、デキる人を見ると、自信をなくしてしまう…」という方が意識したい、3つのポイント

[最終更新日]2018/04/19


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優秀な人、仕事ができる人が身近にいたほうがビジネスパーソンとして成長できるとよく言われます。職場の先輩や親しい取引先の担当者の仕事ぶりを見て学ぶことが多ければ多いほど、成長に結びつけるチャンスも増えていくはずです。

ところが、優秀な人やデキる人を実際に目の当たりにすると、「自分はこんなふうにできない」「そもそも生まれ持った才能が違いすぎる」などと考えてしまい、自信をなくしてしまうという人もいるかもしれません。

目次

1)なぜ人は自信をなくしてしまうのか

誰しも、常に自信満々というわけにはなかなかいきません。

ときには自信をなくしかけることもあるはずです。

しかし、必要以上に自信を喪失して落ち込んでしまうようであれば、そこには何らの理由があると考えたほうがよさそうです。自信をなくす理由としては、大きく分けて次の3点があります。

  • 「認知の歪み」が発生していることからの影響
  • 周囲の人たちと「信頼関係」が築けていないことからの影響
  • 「今現在起きていること」と「自身の評価」に意識が拠りすぎていることからの影響

ここに挙げた3つの理由はいつでも、また誰にでも起こり得ることです。

自信を失いたくないからといって、自信喪失の原因となる一切の状況を寄せつけないわけにはいきません。日々仕事をしている中で、こうした心境に陥ることは十分に考えられます。

重要なのは、こうした心境になったときは自信を失いやすいタイミングだと知っていることと、そうなったときの有効な対処方法を知っていることなのです。



2)「認知の歪み」が発生していると、人はネガティブスパイラルに陥りやすい

「認知の歪み」とは?

認知の歪みとは、言いかえれば「思考の偏り」のことです。

特定のことにこだわり過ぎていたり、悪く解釈し過ぎてしまったりするのも、認知の歪みがもたらす特有の思考と言っていいでしょう

  • 全か無か思考(中間がなく、2つのうちどちらかしかないという考え)
    善悪のどちらか、または勝敗に固執されるような意識・認知、更には極端な「原因─結果論」的思考(「結果に対する原因は一つしかない」等の考え)も含まれます。
  • 固定観念
    「私はこう考える」という考えがやや強くなりすぎて、「これはこういうものだ」という決めつけやレッテル化の意識が強まっている状態です。または「これはこうしなくてはいけない」というような「すべき思考」も含まれます。
  • 過小評価、マイナス思考
    例えば、「私はコミュニケーションが苦手だから、私と話しても誰も楽しくないだろう」という考え(決めつけ)があったりと、その後の思考や行動に影響を与えるような自身に対する否定的な意識、認知です。
  • 個人化(またはその逆の「自分は関係ない」という意識)
    周囲で起きている出来事の責任(原因)の所在が「すべて自分にある」と考えたり、必要以上に自分に責任があると考える意識、認知です。
    またはその逆で、自身に関わる事象に対しても「自分には(あまり関係のないことだ)」と認知してしまう、 いわゆる「責任転嫁」的状態になる認知もあります。

認知の歪みの典型例として、極端な思考が挙げられます。

生真面目な性格の人に多く見られる傾向として、物事がゼロかイチか、全か無か、といった白黒二択でとらえていたり(「全か無か思考」)、ほんの数回程度起きただけことを「常にそうだ」「必ずそうなる」と決めつけたりする人(「固定観念」)がいます。

これらは認知の歪みに陥りやすい思考法と言えます。

物事を必要以上に悪い方向に考える(「過小評価」、「マイナス思考」)のも、認知の歪みによる思考です。

「どうせ良いことなど起きない」といったように良い事象を自らシャットアウトしているケースや、「仕事で褒められたって、私はそもそもダメ人間だ」などと自分を卑下しているケースが考えられます。

こうした認知の歪みは人をネガティブな思考へと導きやすく、自信を失う原因となります。

このスパイラルに一度はまってしまうと、なかなかポジティブな考えへと切り替えられなくなってしまうのです。

「認知の歪み」が発生したときの対処方法

今まさに自分の中で生じている認知の歪みに気づくのは、簡単なことではありません。

自分の心の動きを正確にとらえることは非常に難しいだけでなく、マイナス思考に陥りやすい状態で自分自身を客観視するのは容易ではないからです。

そこで、自分の内側から湧き上がってくる言葉に注目してみましょう。

最近どのような言葉がよく浮かんでくるか、振り返ってみるのです。「〜に決まっている」「どうせまた〜だ」といった言葉を使いがちであれば、極端な思考に陥っている可能性を疑ってみましょう。

自分のことを「だからダメなんだ」といったように悪く評価する言葉が目立っていたようなら、必要以上に物事を悪くとらえていたり、自分を卑下したりしがちになっているかもしれません。

こうした自分の傾向を自己解決するのはハードルが高いため、身近な第三者をモデルケースにして考えてみるといいでしょう。

ポジティブに見える人や、明るく感じられる人を観察し、コミュニケーションを取ってその人の考え方や感じ方を参考にしてみるのです。

認知の歪みが発生しているときは、得てして視野狭窄に陥っており、自分のことばかり考えてしまっているものです。ですので、そんな際はあえて「第三者」に目を向けて、自分以外のものに視野を広げていくことが、とても大切なのです。

「そんなに悪く考える必要もないのかもしれない」といったように、自分の極端な思考や必要以上に悪くとらえていた面を客観視できるようになってきたら、良い方向に進んでいると考えていいでしょう。



3)職場での「人間関係」の影響で、自信喪失になる場合も

そもそも、職場の人間関係は、「他者承認」をしあうことで育まれる

職場の人間関係は働きやすさに直結するとよく言われます。なぜでしょうか?

人間関係が良好でない職場とは、言いかえれば互いの信頼関係が薄い職場です。

信頼関係を育むうえで大切なことは、「他者承認」。
言葉の通り、周囲の人たちを承認しあうことです。

もしあなたが、「私は周囲から承認されていない(他者承認を受けていない)」と感じたとき、その逆も言えるのではないでしょうか。──つまり、あなた自身も周囲を他者承認できていない可能性がある、ということです。

これは、「どちらのほうが悪い」というものではなく、職場環境が悪化しているときは、往々にしてそこにいる人たちの他者承認の掛け合いが弱まっているものなのです。

他者承認が十分になされていない職場では、そこで働く人々は自信喪失に陥りがちです。

逆に、他者承認が活性している職場では、そこで働く人々は「自分はここにいていいのだ」という意識が高まり、自信や働く上での活気に繋がっていくのです。



職場での人間関係で自信喪失になっているときの対処方法

職場で周囲の同僚や上司と信頼関係が築けている自信がないことが自信喪失につながっているとしたら、まずはほんのちょっとしたことから周囲の人に貢献してみることから始めてみましょう。

自分のことをどう見て欲しいか、ではなく相手が何を求めているのかを先に考えるよう、意識的に癖をつけていくのです。

たとえ苦手意識を持っている相手であっても、相手の性格や考え方を変えることはできません。
それよりも、自分の側が相手の良いところに目を向けようとするほうがすぐに実行可能で現実的な手段なのです。

「認める」「認められる」という感覚は、実はかなり上下関係にとらわれた考え方です。
「自分はここにいていい」と実感するには、感謝し感謝されるという横の人間関係を形成していくことが重要になってきます。

小さなことでも周囲の人を受け入れ、感謝の言葉を伝えていくことが、結果的に自信を持って働くことにつながっていくのです。



4)「今現在起きていること」と「自身の評価」に意識が拠りすぎている

働いている中で自信喪失になってしまった際に意識したいポイントの3つ目は、「フィックスト・マインドセット」と「グロース・マインドセット」です。

「フィックスト・マインドセット」と「グロース・マインドセット」それぞれの特徴については、以下の図をご覧ください。





「フィックスト・マインドセット」になっていると、自信喪失に陥りやすい

フィックストとは「硬直的」という意味です。

上の図にあるように、フィックスト・マインドセットの考え方にとらわれていると人は自分に変化をもたらすものを恐れるようになり、「今現在の自分」が全てと信じ込んでしまいます。

ある課題に対して固定的な考え方しかできなくなってしまうため、苦手なことはずっと苦手なままになりやすいのです。

その結果、「進歩している」という実感や「うまくいった」という達成感を積み重ねるチャンスを逃しやすくなり、いつまで経っても自信がつかない、という悪循環に陥ってしまうのです。

このスパイラルにはまってしまうと自信は「得にくく」「失いやすく」なり、何をやってもうまくいかない状況から脱することができなくなってしまいます。


フィックスト・マインドセットの対極に位置するのが「グロース・マインドセット」です。グロースとは「成長」のことで、何事も自分しだいで好転・向上させることができるという考え方を指します。

フィックスト・マインドセットから脱するには、グロース・マインドセットへの切り替えを図ることがポイントになってきます。


「グロース・マインドセット」にしていくためには、「未来への意識・関心」を高めること

では、グロース・マインドセットの考え方へと変えていくには、どうしたらいいのでしょうか。

まず、フィックスト・マインドセットとグロース・マインドセットは「性格」によって決定づけられてしまうものではありません。

よく「明るい人」「前向きな人」といった言い方をされることがありますが、自分には明るい・前向きな傾向がないと考えている人がいるとすれば、それは思い込みによる部分が大きいはずです。


グロース・マインドセットは、心の持ちようでいつでも手に入れることができます。たった今から、上の図のグロース・マインドセットに挙げられている考え方を意識してみましょう。

急激に変えるのが難しかったとしても、意識し続けることでグロース・マインドセット寄りの考え方へと徐々に持っていくことは可能です。

また、身近にグロース・マインドセットを持つ人がいると、意識しないうちに影響を受けて自分もグロース・マインドセットに近づいていくと言われていますので、未来への前向きな関心を持っている人と意識的に接していくのも効果的です。



5)まとめ 「自信の持ち方」は自分で創ることができる

自信をなくしやすい人に「自信を持とう」と言うのは、ひどく無理難題のように思えます。

しかし、「自信の持ち方」は決して天性のものではなく、考え方や心の持ちよう次第で良い方向へと「自分で」持っていくことができるのです。

ただし、どうしても今の環境で自信を持つことが難しく、つらいようであれば、転職という道を選択するのもありでしょう。

環境を変えることで負のスパイラルから脱し、少しずつ自信を取り戻していくことができるとしたら、その転職は成功だったと言えるはずです。

優秀な人やデキる人も、最初から自信を持って仕事をしていたわけではありません。「自分には無理だ」「自分はずっとこのままだ」と思い込んでしまうことなく、まずは小さな行動やちょっとした心がけからスタートしていきましょう。



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