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20代の転職で年収を上げるには?年収アップ成功のポイント・注意点

[最終更新日]2022/11/13

20代の転職で年収を上げるには?年収アップ成功のポイント・注意点

「もっと年収・待遇の良い職場に転職したい」と思っていませんか。

20代で転職を検討している人の中には、転職したい一番の理由が「年収アップのため」という人も多いことでしょう。

働く以上は少しでも高い報酬を得たい、努力に見合った年収を手にしたい、といった思いから転職を検討するのは、決して不自然なことではありません。

ただし、年収アップだけにフォーカスして転職先を選んでいくと、思わぬ落とし穴にはまってしまうリスクも潜んでいます。

目次

 

1)20代の平均年収はどれくらい?

20代前半の平均年収…男性は257.5万円、女性は251.0万円 20代後半の平均年収…男性は303.1万円、女性は280.1万円

現在の年収に不満があり、年収アップを理由に転職を検討している…という人は、まず20代の平均年収について知っておきましょう。

20代を前半と後半に分けると、前半は平均254万円、後半は平均293万円前後という結果になっています(厚生労働省『令和2年 賃金構造基本統計調査の概況』を参考)。

20代前半 20代後半 30代前半
男女平均 254.6万円 293.5万円 329.3万円
男性平均 257.5万円 303.1万円 347.4万円
女性平均 251.0万円 280.1万円 296.2万円

参考データ:厚生労働省『令和2年賃金構造基本統計調査の概況』


新卒で入社して数年の社会人と、経験が増え始める20代後半の社会人では、平均で40万円ほどの年収の差がついていることが分かります。

ただし、上記の年収はあくまで「平均」ですので、さまざまな業種の年収をならした数字になっています。

同じ年代でも、業種や職種、さらには就業する会社の給与水準によって、年収に差が生じます。平均年収よりも高いか低いかによって、その人自身の能力を測れるかというと、一概にそうとは言えないところがあるのです。

一般的には、高度な知識や経験が必要とされる職種は給与水準が高いと言われています。

たとえば、投資銀行業務や経営コンサルタント、臨床開発、情報通信業などです。また、外資系企業は同じ業種の日本企業よりも年収が高くなる傾向がありますが、成果主義が徹底されているケースが少なくないため、成果が出せなければ解雇となるリスクと隣り合わせです。

参考:令和2年度の業種・年代別平均年収

20代前半 20代後半 30代前半
建設業 266.0万円 308.2万円 350.0万円
製造業 243.8万円 283.7万円 321.4万円
情報通信業 273.0万円 319.9万円 392.0万円
運輸業、郵便業 266.6万円 295.2万円 326.3万円
卸売業、小売業 257.3万円 303.1万円 340.3万円
金融業、保険業 278.0万円 352.7万円 462.6万円
学術研究、専門・技術サービス業 273.2万円 340.0万円 409.7万円
宿泊業、飲食サービス業 243.7万円 271.1万円 305.5万円
生活関連サービス業、娯楽業 244.1万円 297.6万円 337.7万円
教育、学習支援業 261.5万円 334.6万円 404.5万円
医療、福祉 268.3万円 317.5万円 360.2万円
サービス業(他に分類されないもの) 252.3万円 282.0万円 319.7万円

厚生労働省『令和2年賃金構造基本統計調査の概況』をもとに作成しています。

上記表から、20代の平均年収といっても業種によって大きく変わることが確認できるでしょう。また、各業種ごとの20代前半~後半の年収の上り幅にも注目すると良いかもしれません。

このように、平均年収1つで転職すべきかどうかを判断することは難しい面があります。

POINT!

年収だけでなく、仕事内容や今後のキャリアプランを総合的に考えた上で、転職すべきかどうかを決めていくことが大切です。

2)年収アップを目的とした転職が年収ダウンに繋がることも

年収アップを主な目的とした転職は失敗することが多い? 20代転職者「この求人、年収高い!いってみるか」→「今日もサービス残業…ブラック会社だった…」■20代に高い年収を提示する会社が、優良企業とは限らない。企業理念や仕事内容もしっかり確認して、転職先を決めるべき

年収アップを主な目的とした転職は失敗することが多いと言われることがあります。

年収アップを実現できればモチベーションも上がりそうにも思えますが、なぜ転職理由として失敗の原因になりやすいと考えられているのでしょうか。

その最大の理由は、求人を探す時点で年収「だけ」に注目してしまう人があまりにも多いからです。

仕事内容や企業理念といった、実際に働く上で重要なチェックポイントをないがしろにして、モデル年収が希望額以上かどうかのみに着目するような選び方をすれば、偏った判断を下してしまいかねません。

他にも、20代に高い給与を支払う会社が、必ずしも働きやすい会社とは限らないという面もあります。

給与額の高さをアピールしなければ、人材が集まらないような仕事内容や就労環境なのかもしれないのです。

一般的に、20代の人材を中途採用する場合、企業側はその人の将来性に期待を寄せて採用していることが多いと考えられます。

すでに十分な経験を積んできた年齢には達していないため、今現在の力量よりも先々発揮するであろう潜在能力に着目しているわけです。

よって、長期的に人を育てていこうとしている企業ほど、転職初年度から高い給与を支払わない可能性があります。

目先の年収にとらわれて転職先を決めてしまうと、長い目で見た場合に続けることが難しい仕事だったり、人材として成長の伸びが鈍化するような仕事内容だったりすることもあり得ます。

そうなると、長期的に見たとき結果的に年収ダウンに繋がっていた、といったことになりかねません。

POINT!

目の前の年収だけにとらわれてしまうことにはリスクがあることを、よく理解しておくようにしましょう。

年収だけでなく福利厚生・手当もチェックする

参考:給与体系(給与の構成)の例 給与 基準内給与 基本給 諸手当→役職手当・資格手当・家族手当・通勤手当…等  基準外給与→時間外勤務手当・深夜勤務手当・夜勤手当・代休手当…等「転職で給与額の提示があった場合は、その「内訳」もしっかり確認!」

従業員が会社から受け取る給与には、諸手当が加算されていることがあります。

現在の職場で福利厚生や諸手当が手厚いとは言えないようであれば、それらが手厚い会社へ転職することで実質的な年収アップを実現することができます。

手当の代表的なものとして、住宅手当や家族手当が挙げられます。

家族がいる方の場合、配偶者や子供の人数に応じて家族手当が加算される仕組みになっていれば、家族手当だけでもそれなりの金額になることがあります。

他にも、昼食代の一部を会社が負担してくれる制度や、資格取得などに向けた勉強に必要な費用を負担してくれる制度があれば実質的な支出減となりますので、体感として収入アップと同じ効果が得られることもあります。

「年収アップ=転職」と決めつけず、転職以外の収入アップの方法も考える

●今の職場で収入を上げることは可能?・資格手当の制度がある場合該当の資格を取得・昇進などで賞与アップや昇給を目指す・副業OKの職場なら副業を ●今の職場では収入アップを目指すのは難しい ・資格手当の制度がない・昇進して残業代が支給されないと収入が減る・入社以来、昇給していない・副業は禁止されている

転職したい主な目的が収入アップであれば、今の職場で収入を上げることができれば何ら問題なく続けることができ、転職というリスクを冒さずに済むのかもしれません。

職場を変えずに収入を上げる方法はいくつか考えられます。

  • 資格手当の制度がある会社なら、該当する資格を取得する
  • 実績を積んで賞与アップや昇給を目指す
  • 昇進を目指し、役職手当や昇給を実現する
  • 副業OKの職場なら、副業にチャレンジする

反対に、次のような職場であれば、続けることで収入アップを目指すのは難しい可能性が高いかもしれません。該当する場合は、収入アップを目指して転職するのもひとつの手です。

  • 入社以来、昇給していない。周囲にも昇給したことがある人がほとんどいない
  • 資格取得などスキルアップにつながる努力に対して経営者が無関心
  • 昇進して残業代が支給されなくなると実質的に収入が減る
  • 社内規程で副業が禁止されている

3)20代の転職で年収アップするためのポイント

ここからは、具体的な20代の年収アップ成功のポイントについて見ていきましょう。

まずは、キャリアプランを立てる

キャリアプランを策定することで転職活動に「軸」ができる

20代で年収アップを目指す際は、はじめにキャリアプランを立てておくべきです。

キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。

年収アップ転職のためになぜキャリアプランが必要になるのかというと、先にお伝えしたとおり「年収アップのみ目的の転職は、失敗しやすい」からです。

「これが自分の望む働き方だ」という方針が明確になっていれば、転職活動においても企業に適切な自己PRがしやすくなりますし、転職後も活躍しやすいでしょう。

POINT!

キャリアプランを定めることで、年収アップが実現されやすくなります。

キャリアプランの具体的な進め方は、以下のように4つのステップを辿ります。

キャリアプランの建て方 Step1 キャリアの棚卸しを行う これまで経験した業務を洗い出します。そして更に「得意なもの」「これからも続けていきたいこと」についても考えていきます。 STEP2 新たにチャレンジしたいことを考える STEP1で出したリストを見ながら、「新たにチャレンジしたいこと・実現したいこと」を考えてリストに追加します。 STEP3 実現するために、必要な知識・スキルを考える STEP2の「実現したいこと」を叶えるために、どんな知識・スキルが必要になるか、またそのために求められるアクションを考えます。 STEP4 キャリアプランのスケジュールを建てる STEP2と3で導き出した「実現したいこと」と「必要なアクション」を時系列で整理します。 ※ まず1年~3年のスパンで考えると、整理しやすいです □キャリアプランの例 1年後 実現したいこと ・リーダー職 ・ディレクターとして充分な業務遂行スキルを持つ そのためにやること ・ディレクションスキルを高める ・業界知識を深める 3年後 実現したいこと ・マネージャー職 ・プロジェクトの責任者として活躍 そのためにやること ・マネジメントスキルを高める ・育成スキルを高める 5年後 実現したいこと ・自身のサービスを手掛ける、または独立起業 そのためにやること ・事業運営の上流から下流までの経験 ・経営の知識を深める

キャリアプランは、上記の「キャリアプランの例」にあるように時期ごとに「実現したいこと」と「そのためにやること」を表形式に落とし込むと、そのイメージを整理しやすくなります

ポイントは、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えることです。
今のうちにマスターしておくべき知識・スキルや取得しておくべき資格が出てくるかもしれません。

キャリアプランは今回のみでなく、数か月に1度のペースで見直しておくと、普段においてもキャリアの軸を持てるようになり、迷いのない判断をしやすくなります。

「成長中の優良企業」の見つけ方を知る

応募先企業が目指す方向性とキャリアプランの整合性を確認

キャリアプランを立てたあとは、いよいよ求人探しです。

求人探しは後述する転職エージェントのサービスを利用して担当エージェントから求人を紹介してもらうのも手ですが、年収アップを目指す20代の方は「まず、自分でも求人を探す」ことを意識するとよいでしょう。
具体的には、リクナビNEXTやマイナビ転職などの転職サイトを使って求人を探します。

求人数の豊富な転職サイト

   
タイプ 全般・網羅型 全般・網羅型 全般・網羅型 IT・Web業界に強み 20代・若手に強み ベンチャー企業に強み ハイクラス転職に強み 女性の転職に強み 女性の転職に強み 女性の転職に強み
サービス名 doda
doda
リクナビNEXT
リクナビNEXT
エン転職
エン転職
Green
Green
Re就活
Re就活
Wantedly
Wantedly
ビズリーチ
ビズリーチ
LIBZ
LIBZ
女の転職type
女の転職type
とらばーゆ
とらばーゆ
メリット
  • 常時10万件以上の求人。地方にも強い
  • 転職エージェントの併用も可
  • 全業種・職種に向けて新着求人が活性
  • 未経験者歓迎の求人が豊富
  • サイト上で詳細な求人情報が確認可
  • 中小の優良企業の求人が豊富
  • IT・Web系の求人が豊富
  • 企業からのスカウトが多い
  • 20代・既卒・第二新卒向に強い
  • 未経験可・ポテンシャル重視の求人が多い
  • 採用に積極的なベンチャー企業多数
  • 企業と気軽にコンタクトを取りやすい
  • 企業からのスカウト・オファーが活性
  • 都市部・地方の優良求人が豊富
  • 女性活躍に積極的な企業が多く提携
  • 企業からのスカウトが多い
  • 女性ならではの業界・職種への転職に強い
  • 企業からのスカウトが多い
  • 女性向けの新着求人の更新頻度が高い
  • 転職ノウハウやトピックが充実
デメリット
  • 営業の電話・メールが多い
  • 営業の電話・メールが多い
  • 全体的な求人数はやや少なめ
  • IT職種以外の求人は少ない
  • 全体的な求人数は少ない
  • キャリアアップ向けの求人は少ない
  • 年収600万円以下の求人は少ない
  • 全体的な求人数は少ない
  • 求人は東京首都圏のものがほとんど
  • キャリアアップ向けの求人は少ない
求人数 17万 6.4万 5,100 3.2万 1万件(※募集職種と勤務地の組み合わせで件数算出) 1万 8.4万 非公開 2,000 1,500
得意業界/職種 全業界・職種 全業界・職種 全業界・職種 IT・Web業界 営業・企画・事務・管理・販売・技術職(エンジニア)等 全業界・職種 全業界・職種 営業・企画・管理・販売系職種 全業界 営業・企画・管理・販売系職種
対象地域 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県
スカウトの多さ 多い 多い ふつう 多い ふつう 多い 多い 多い ふつう 少ない
おすすめの人
  • 多くの求人を比較検討したい人
  • 未経験者可の求人をチェックしたい人
  • 中小企業求人をメインにチェックしたい人
  • IT・Web業界への転職を検討中の人
  • 20代で未経験可の求人を探している人
  • ベンチャー企業求人を探している人
  • スカウト・オファーを多く受けたい人
  • 女性の働きやすい職場を探している人
  • 女性の働きやすい職場を探している人
  • 女性の働きやすい職場を探している人
公式サイト

表内の求人数は2022年11月時点のものです。

代表的な転職サイトを見る
POINT!

自身で求人を探すことで、「成長中の優良企業への感知力」を高められるでしょう。

成長中の優良企業とは、今後も伸びるマーケットで効率的な事業展開ができており、かつ社員への待遇が手厚い企業です。
言い換えれば、「転職後も順当に年収アップを目指しやすい会社」ということです。

成長中の優良企業に見られる特徴

  • ①今後も伸びるマーケットにいる
  • ②効率的な事業展開ができている
  • ③社員への待遇が手厚い

①の「今後も伸びるマーケットにいる」かどうかの確認は、業界ニュースをチェックするなどいくつか方法があります。
すぐに確認したいという人は、業界動向サーチ市場規模マップで調べたい業界をチェックしてみるとよいでしょう。

業界動向サーチ
業界動向サーチ

URL:https://gyokai-search.com/

市場規模マップ
市場規模マップ

URL:https://stat.visualizing.info/msm

活性している市場には、ベンチャー企業の参入が多い、専門の業界ニュースサイトがあるなどの特徴があります。

また、②および③の「効率的な事業展開ができているかどうか」、「社員への待遇が手厚いかどうか」については、企業HPおよび業界誌・サイト(上場企業の場合は「四季報」など)、および口コミサイトからの情報収集が有効でしょう。
ただし、口コミサイトは主に退職者からのコメントなのでややネガティブ意見の割合が多くなっています。すべての情報を鵜吞みにせず、ポジティブ意見とバランスよく収集していくのがポイントです。

これら調査はひとつひとつの企業を調べるうえでどうしても時間がかかりがちですが、ネット上から取得できる情報も多いです。
また、そこで得た知識は転職時の求人選びや書類選考、面談においても役立つことも多々ありますし、自分のキャリアプランをより明確に機会にもなるでしょう。
手間を惜しまず、しっかり調べておくことをおすすめします。

企業研究 見るべきポイント

企業研究を行う際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。

チェック項目 確認ポイント どこで確認するか
事業内容 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持続して持ち続けられる内容かを確認する 企業HP
主力商品・サービス その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHP等
強み・独自性 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す
企業理念 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を家訓する
社風・雰囲気 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする インタビュー記事、口コミサイト等
求められる知識・スキル 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する 企業HP、求人票等

こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得ることができれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。

企業研究のやり方を詳しく見る

企業に「おっ!」と思わせる職務経歴書を作成する

職務経歴書を制する者は、面接を制す。

20代の年収アップ転職でとくに注力すべきは、職務経歴書でしょう。

その理由は、年収アップに関わる好条件求人ほどとうぜん応募者は集まりやすく、書類選考で落とされるケースが多くなるからです。

その一方、書類選考で好印象を勝ち取った場合は面接でもそのアドバンテージが活きますし、職務経歴書をしっかり考えて作成することは面接での自己PRの事前演習としても役立ちます。

では、「職務経歴書をしっかり考えて作成する」とは、どのような行為になるのでしょうか。
いくつか例をもって説明します。

「印象に残る職務経歴書」作成のポイント

  • Point1)最初の職務要約ですべてを語る
  • Point2)緩急をつける
  • Point3)企業毎に職務経歴書を書く
  • Point4)定量的に書く
  • Point5)「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。
  • Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
Point1)最初の職務要約ですべてを語る

採用担当はたくさんのレジュメに目を通すため、最初の職務要約しか見ない人もいます。逆にいうと、この部分は全員が見るということです。

そのため、「最初の職務要約ですべてを語る」くらいの気概で作成したほうが良いでしょう。

自分の強みが最初の数行でパッと分かるように表すなど、とにかくこの部分の品質に意識を集中して作成することが大切です。

Point2)緩急をつける

ある程度実務経験を持った人が陥りがちなミスが、「やってきたことを全部書いてしまう」ことです。

全部盛り込むと、強み(アピールポイント)が薄まってしまいます。
アピールすべきところとしなくてもいいところを分けて、しなくても良いところはバッサリ切る──、といったメリハリが大切です。

例えば総務部門を経験した転職者の場合、総務の幅広い業務範囲を全部書くとどうしても冗長になってしまいます。

その際に、例えば応募する企業の求人要件が「総務の資産管理」だった場合、そのポジションと関連する経験をアピールするのです。

「自分はそのほかにも人事、採用などを経験していた」という場合においても、応募企業側で人事、採用のポジションを求めていないようなら、その記載は軽く触れる程度に留めるなどの取捨選択を意識しましょう。

Point3)企業毎に職務経歴書を書く

職務経歴書は、基本応募企業毎に準備します。
テンプレートのようにひとつの職務経歴書を使いまわしていた場合、応募企業側はすぐにそれを見抜きます。

効果的な職務経歴書にしていくためにも、企業が募集しているポジションに合わせて書くことを意識すると良いでしょう。

イメージとしては、「60%は共通部分として、残り40%を企業毎にかき分ける」、「これまでやってきたことが20種類あったら、求人ポジションに合わせて12~3個に絞って、7~8個は削る」といった形で進めると良いと思います。

ポイントは、求人企業に対して「企業が求めているポジションと、自分の経歴がいかにフィットしているか」を伝えることです。

Point4)定量的に書く

よく言われることですが、職務経歴書は「定量的」に書くことが大切です。

例えば、「お客様に大変喜ばれた」といった表現は、第三者はその程度を知ることができません。また、「主観的、感覚的にしか物事を捉えられていない」と評価されてしまうリスクもあります。

アピールする事柄は、なるべく「数値」に落とし込むことが大切です。
「売上や会員数、またはPV数などが何パーセント増えた」であったり、「結果として作業時間がこれだけ短縮できた」などの定量的な説明を意識すると良いでしょう。

Point5)「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。

プライベートでの活動(ボランティア)などは、書いても書かなくても、書類通過や採用にそこまで影響は無いと見たほうが良いでしょう。

他の候補者と比較検討になった際に、その人と甲乙つけがたいくらいの同評価だったら効果はあるかもしれませんが、その他ではあまり効果を期待しない方が良いと思います。

たまに、経営層の価値観とマッチした等のラッキーパンチもありますが、やや運要素の強いPRと言えます。
また、そうした副次的なPRをたくさん書いてしまうと、「仕事でアピールできないから、そこでアピールするのかな?」と思われてしまうリスクもあるでしょう。

Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。

レジュメ(職務経歴書)は、「企業へのラブレター」と思って書くと良いです。

例えば、気になっている異性に「私はたくさんのスキルと知識がある。だから付き合ってください」とラブレターを書く人はいないでしょう。

それよりも、「あなたはきっと、こういう人を求めていますよね。私はまさにそういう経験をしてきています。つきましては、私と付き合ってくれませんか」といった形でアプローチする方が成功角度を高められるはずです。

ポイントは、「相手を基点」にあなた自身のペルソナを作っていくこと、──つまり、「顧客視点」を持って職務経歴書を書いていくことです。

「印象に残る職務経歴書」作成のポイントを詳しく見る

転職エージェントの「非公開求人」を活用する

転職エージェントのアドバイスは有効な解決策の1つ

20代の年収アップ転職は、転職エージェントの活用がおすすめです。

なぜなら、転職エージェントでは一般の求人サイト・求人誌では出回らない非公開求人を多く扱っているからです。

「非公開求人」とは?=企業が社名を明かさず人材を募集すること。▽企業が非公開求人を行う理由●企業側で急な採用が必要となり、求人を公開して募集する時間がない。●企業の人事採用側の事務コストの節約。●機密性の高いプロジェクトや事業戦略に関わる人材採用。

ここまで紹介した、20代転職者が年収アップ転職に向けて取り組むべきアクション「キャリアプラン立て・企業研究・職務経歴書の作成」について、転職エージェントはすべてサポートしてくれます。

また、あなたの志向にあった求人を紹介してくれるので、ミスマッチ転職のリスクを少なくできるでしょう。

転職エージェントサービスの仕組み。転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求人紹介やキャリアプランへのアドバイス、書類添削・面接対策などのサポートを行ってくれます。

ただし、転職エージェントは国内多くのサービスがあり、またどの担当者が付くかによってもサポートの提供のされ方が変わります。

あなたに合った転職エージェント(または担当アドバイザー)を見つけるためにも、はじめに2~3つのサービスに登録して、利用のしやすさやコミュニケーションの取りやすさを比較しておくことをおすすめします。

具体的な転職エージェントサービスは、次章で詳しく紹介します。

5)20代の年収アップ転職におすすめの転職エージェント

リクルートエージェント

転職エージェントならリクルートエージェント。非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介。転職エージェントがあなたの転職を成功に導きます。

求人数は国内No1!転職支援ツールも豊富で、「年収アップに向けて、正しい転職活動を知りたい」人におすすめです。

リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。

リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
前述した業界調査・企業研究をする際にも、レポート情報は大いに役立つはずです。

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに20代の年収アップ転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。

リクルートエージェントの特徴

特徴
  • 求人数および転職支援実績 国内No1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • 職務経歴書エディタや面接力向上セミナー等の「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
公開求人数 約27万件(2022年10月現在)
求人数・サポート実績No1
登録は5~10分程で完了します。

doda(デューダ)

doda 転職なら、・・転職サイトdoda(デューダ)

豊富な求人と担当からの積極的な提案が特徴。「年収アップに向けて、本気でいい求人を探したい!」人におすすめです。

dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は常時14万件以上、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。

また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。

dodaの特徴

特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡
公開求人数 約16万件(2022年10月現在)
転職者満足度 No1
登録は5~10分程で完了します。

マイナビエージェント

書類作成・面接準備へのサポートの手厚いエージェントです。「はじめての転職で不安」という人にもおすすめです!

マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。

とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。

業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。

マイナビエージェント主な専門領域
 

引用元:マイナビエージェント公式HP

また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。

マイナビエージェントの特徴

特徴
  • 国内企業とのリレーションが強く、優良求人の紹介を受けやすい
  • 特に20代~30代の若手社会人への転職支援に強み
  • 書類添削や面接対策などの支援サポートをじっくり丁寧に行ってくれる
サービス対応地域 全国
拠点 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡
公開求人数 約4.1万件(2022年10月現在)
20代の利用満足度No1
登録は5~10分程で完了します。

パソナキャリア

パソナキャリア。転職活動の成功を、全力でサポートします。専門アドバイザーがあなたの転職活動を全面サポート!!イチ押し

「じっくり、丁寧なサポート」で評判のエージェントです。年収アップに向けて、ときに厳しくもしっかりアドバイスを受けたい人に!

パソナキャリアは、人材派遣業の大手パソナグループが運営する転職エージェントです。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。

転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする20代転職者の方は多いです。

サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面サポートもしやすいエージェントです。

また、パソナキャリア利用者の67.1%が、内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。

転職後の年収の増減
 

引用元:パソナキャリア公式サイト

パソナキャリアの特徴

特徴
  • 全都道府県に支店あり。対面サポートを受けやすく、UIターン転職にも強い
  • 「担当者がじっくり相談に乗ってくれる」という評判が多い
  • 企業への交渉力が強く、転職者の年収アップ成功実績が豊富
サービス対応地域 全国
拠点 全都道府県
公開求人数 約3.9万件(2022年10月現在)
利用者満足度4年連続【1位】
登録は3分程で完了します。

目指す業種・職種が定まっている人は「特化型」エージェントの非公開求人もチェックしよう

目指す業界・職種等の分野が明確にある20代の方は「特化型」の転職エージェントがおすすめです。

総合型と特化型の違い

特化型の転職エージェントは、特定の分野に精通したエージェントがサポートと求人紹介をしてくれます。
「この分野における業界や市場について、詳しく知りたい」という方や、「これまで培った知識・スキルを活かせる働き方について相談したい」という方で、目指す分野に特化したエージェントがある場合は、いちど試してみることをおすすめします。

各分野別のおすすめ特化型転職エージェント

   
タイプ 20代に特化 20代・若手 20代に特化 ITエンジニア ITエンジニア IT・Web業界 リーダー・マネージャー リーダー・マネージャー リーダー・マネージャー 会計・経理・税務・財務 マスコミ・メディア アパレル・ファッション 管理部門 外資・グローバル 外資・グローバル 製造系エンジニア 介護・福祉 介護・福祉
サービス名 マイナビジョブ'20s
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JAIC(ジェイック)
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きらケア
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かいご畑
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メリット
  • 「担当のサポートがよかった」評判多数
  • 転職ノウハウを学べるオンラインセミナー
  • 利用者の81.1%が正社員転職に成功
  • 社会人基礎スキルを学べる研修
  • 未経験からの正社員内定率80.4%
  • 書類審査なし応募可能求人あり
  • 書類添削・面接対策が充実
  • 優良企業やレア求人が豊富
  • 求人のマッチング率が高い
  • 担当は全員エンジニア経験者
  • 担当からの積極的な求人提案
  • 未経験転職への支援に強い
  • ハイクラス向け求人が豊富
  • キャリア相談の品質が高い
  • 実績豊富なヘッドハンター
  • 転職者がヘッドハンターを指名できる
  • 企業からのスカウトが多い
  • 都市部から地方までハイクラス層求人が豊富
  • 会計、税務、経理分野に強み
  • 担当から専門性の高いサポート
  • マスコミ・メディア系転職に強い
  • 独占求人・非公開求人が多い
  • アパレル・販売系業界に特化
  • 業界経験ある担当のサポート
  • 管理部門・士業の転職支援専門
  • 管理部門支援実績は業界No1
  • 外資系・グローバル転職に強い
  • 入社後も定期的なフォロー・定着支援
  • 選考突破率の高さで評判
  • 英文レジュメの作成支援あり
  • 製造系エンジニア支援実績No1
  • 模擬面接サポートが手厚い
  • 職場環境を詳しく聞ける
  • 担当から専門性の高いサポート
  • 未経験向け求人豊富
  • 資格取得の支援制度あり
デメリット
  • 地方の求人は少なめ
  • 営業以外の求人は少ない
  • 希望の職種・業種以外を勧められることも
  • 求人は都市部に寄っている
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 求人は質よりも量を重視
  • 全体的な求人数は少なめ
  • 急ぎの転職には不向き
  • 全ての求人を見るには有料会員になる必要あり
  • 地方の求人は少なめ
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 地方の求人は少なめ
  • 地方の求人は少なめ
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 全体的な求人数は少なめ
  • 地方の求人は少なめ
  • 地方の求人は少なめ
  • 正社員求人は少なめ
公開求人数 3,700 非公開 非公開 1.6万 1.6万 6.1万 1.5万 30万 8.4万 3,500 4,100 1,200 7,500 1,000 2,000 3,000 2.9万 1万
得意業界/職種 全業種・職種 営業職メイン デスクワークメイン IT・Web IT・Web 全業種・職種 全業種・職種 全業種・職種 全業種・職種 会計・経理・税務・財務 マスコミ・メディア アパレル・ファッション 管理部門・士業 外資系 外資系 製造系エンジニア 介護・福祉 介護・福祉
対象地域 関東・関西・中部 関東・関西・東海・中国・九州 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 関東・関西・中部(東海) 東京・大阪 関東・関西・東海 全都道府県 東京・愛知・大阪+海外 東京・愛知・大阪+海外 東京・名古屋・大阪・福岡 全都道府県 全都道府県
おすすめの人
  • 既卒・第二新卒での転職を目指す人
  • フリーター・既卒・第二新卒から正社員を目指す人
  • 正社員への就職を目指している人
  • 書類添削・面接対策のサポートをしっかり受けたい人
  • キャリアアップ・年収アップを目指す人
  • 未経験分野にチャレンジしたい人
  • じっくりキャリア相談を受けたい人
  • ヘッドハンターの支援を受けたい人
  • 企業からスカウトを多く欲しい人
  • 会計、税務、経理、財務分野を目指す人
  • マスコミ・メディア系職種の人
  • アパレル・ファッション系業種の人
  • 管理部門・士業での転職を検討している人
  • ハイクラス・グローバル系企業を目指す人
  • 英語力を生かした転職をしたい人
  • ものづくり・製造系エンジニアの人
  • 職場環境を重要視する人
  • 未経験から介護職を目指す人
公式サイト

表内の求人数は2022年11月時点のものです。

まとめ)20代が年収アップを目指す転職は長期的な視点も忘れずに

転職と年収の関係は、年収を上げたくて転職すると失敗のリスクが高まりやすく、年収よりも優先度の高い目的がある場合ほど結果的に年収増に結びつきやすいという不思議な面があります。

年収アップを目指して転職に挑むのは決して間違いではありませんが、目先の収入のことだけでなく、10年、20年といった長いスパンの視点も持つように心がけることが大切です。

仕事を通じて何を実現したいのか、何のために働くのか、といった根源的な問いから考えていくことで、結果的に年収アップにつながる有意義な転職を実現できることも多いのです。

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