エンジニアの転職は何歳まで大丈夫? 年齢的な限界はあるの?
[最終更新日]2021/11/29

ITエンジニアが転職するタイミングについて考えるとき、必ずと言っていいほど挙がるのが「年齢の壁」です。
30代・40代のITエンジニアは転職するにあたって、20代のうちは意識しなかった年齢的な限界を強く意識する人も出てくることでしょう。
ただ転職できさえすればいいのではなく、できるだけ希望を叶えられる転職を実現したいと思うと、なおさら「若いうちのほうが有利だろうか?」と感じるはずです。
目次
1)ミドル層エンジニアの転職は難しいの?
長らくミドル層エンジニアを不安にさせ続けてきた「35歳限界説」

ITエンジニアが転職する上で有名な言葉の1つに「35歳限界説」があります。納期に追われながらプログラムをひたすら書き続ける過酷な開発現場は、若いうちでなければついていくことが難しく、活躍できるのは35歳頃までが目安になるのではないか、という意味合いの言葉です。
ITエンジニア=若いうちしかできない仕事と思われがちだったのは、次のようなITエンジニアの仕事に次のようなイメージを持つ人が多かったからです。
- 残業が多い、長時間労働が常態化している
- 過酷な就労環境に耐える体力とメンタルが求められる
- 新しい技術を学び続ける気力、好奇心、記憶力が必要
よって、年齢を重ねるとともに体力・気力に衰え始めると、ITエンジニアを続けるのは難しくなる、というわけです。
ミドル層ITエンジニアの人材価値が見直されつつある

ところが、IT業界全体が慢性的な人材不足に陥り始めたあたりから潮目が変わってきました。
「若くて体力があり、学習スピードが速い」人材が重宝されるばかりでなく、「さまざまなプロジェクトに携わってきた実績がある」「チームリーダーや管理職としてマネジメントに携わった経験がある」といった人材が即戦力として頼りにされるようになってきたのです。
多様な分野の開発に携わってきた人や、さまざまな開発現場を経験してきた人は、特定の開発現場しか知らない人と比べて横断的な知識を持っていることが多く、複雑な案件になればなるほど頼りになる存在なのです。
「35歳限界説」はいまや過去の話となり、むしろ場数を踏んだITエンジニアのほうが人材価値を高く評価される時代になりつつあります。ミドル層のITエンジニアにとってはチャンスが増えたと言えるでしょう。
2)ミドル層以降のITエンジニアに企業が期待することとは?
続いて、ミドル層以降のエンジニアに対して、「企業が具体的にどのような点を期待しているのか」について解説します。
企業が求めている人材像を把握し、自身と照らし合わせてみることで、転職活動の際の指針になるはずです。
- スペシャリストか、ゼネラリストか。──それぞれに企業が求めることは
- 関わる業界・産業に関する知識と理解
- コミュニケーションスキル・英語スキルも重要
それぞれのポイントについて見ていきましょう。
スペシャリストか、ゼネラリストか。──それぞれに企業が求めることは

ITエンジニアのキャリアパスとしては、エンジニアとしての技術力を更に磨いていく「スペシャリスト」か、チームや組織全体のパフォーマンスを中長期的に高める働きかけを行う「ゼネラリスト」と、大きく2つの方向性があるでしょう。
それぞれの方向性によって、企業が求める働き方も変わってきます。
「スペシャリスト」→特定分野での知識とスキル
企業がスペシャリストのエンジニアに期待するのは、「どれだけその分野を知っているか・スキルを持っているか」よりも、「その分野で、実際にどれだけの活躍ができるか」です。
AIやビッグデータなどのトレンド技術を扱う業務であっても、汎用系などの既知のシステムを扱う業務であっても、その分野への深い知識・スキルを有しているだけでは企業の満足レベルには達しないでしょう。
それよりも、いかに携わる事業のビジョン・目的を理解して、そのための目標や課題をクリアしていくかの働きかけが求められます。
ここでいう目標や課題とは、技術的な解決だけではありません。ときにスピードや正確性、作業の透明性(関係者への共有レベルの高さ)が要求されることもあります。
つまり、スペシャリストとして企業の期待に応える働き方を実現するためには、その分野の知識・スキルを常に高めていくだけではなく、企業の事業内容への深い理解と共感、そして高い業務遂行力が必要になります。
「ゼネラリスト」→プロジェクトを統括した経験やエンジニア業務の広範な知識
IT業界でいうゼネラリストとは「システムやプロジェクト全体、またはチーム・部を統括する人」、もしくは「ITエンジニアリングに関して幅広い知識とスキルを持つ人」のことを指します。
ここで注意すべきは、企業の「ゼネラリストのエンジニア」に求められる働き方は、上記のどちらの解釈に寄っているかで変わることです。
ゼネラリストを「システムやプロジェクト全体、またはチーム・部を統括する人」と解釈する企業の場合、PL・PMとしてのスキル・経験、その他マネジメントスキルや育成スキルが求められるでしょう。
一方で「ITエンジニアリングに関して幅広い知識とスキルを持つ人」と解釈する企業の場合、その企業が推進している事業に関わるエンジニアリングについて、満遍なく知識・スキルを有していることが求められます。
どちらのゼネラリストも、スペシャリスト以上に深い企業理解と、広い範囲を俯瞰する視野が必要となるでしょう。
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関わる業界・産業に関する知識と理解

ミドル層のエンジニアに対して、多くの企業が求めるのが「関わる業界・産業に関する知識と理解」です。
この傾向が顕著に顕れるのは、いわゆる「事業会社」でしょう。
その企業が扱う事業分野において深い知見を持っていれば、適切な共通理解、課題解決を実現しやすくなります。
私の知り合いで、とある外資系保険会社の社内SEに転職した際に「保険営業に関わる資格の取得を要求されて、勉強が大変だった…」と話してくれた人がいました。
つまり、業務において社員からの相談の際に専門的な用語が出た際に、それらを「共通言語」として扱えないと業務に支障が生じてしまうということでしょう。
事業会社ではないシステム会社においても、保有する案件は特定の業界・産業分野に寄っているケースが多いです。
それら分野に対しての知識・理解を持っておくことは、ミドル以降のエンジニア転職で有利に働きやすいでしょう。
コミュニケーションスキル・英語スキルも重要

エンジニア職に限らず、ミドル・シニア層と年齢を重ねるにつれて重要となるのが「コミュニケーションスキル」です。
これは、役割の変化とともに関わる人たち(顧客や社内メンバー、部下、委託先等)の広がりが見られるようになり、その際のコミュニケーション品質が業務の進捗や成果に一層影響してくるためです。
これまでコミュニケーションスキルを、「相手と円満に意思疎通するスキル」と解釈していた人は、更にもう一歩進んで、「コミュニケーションを活用して業務品質と成果を高めるスキル」という認識を持って、自身のコミュニケーションスキルを見直しておくと良いでしょう。
また、エンジニアの「英語力」を重宝する企業も少なくありません。
海外との取引のある企業はもちろんのこと、その他日本語に対応していないドキュメントやリファレンスの参照の際に英語力が役立つからです。
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3)ミドル層以降のエンジニアが転職を成功させるためのポイント
続いて、実際にミドル層以降のエンジニアが、転職活動の際に意識しておくべきポイントについて見ていきましょう。
- 5年後、10年後を見据えたキャリアパスを定める
- 常に学び続けておくこと
- 自身の「市場価値」について、客観的な評価を持てるようにする
5年後、10年後を見据えたキャリアパスを定める

ミドル層以降のITエンジニアが転職活動を始める際は、まず以下の2つの軸を意識しておくと良いでしょう。
- ①スペシャリスト or ゼネラリスト
- ②業界・産業分野の軸
20代から30代前半までは、沢山の実務経験を積みながら、自身の適性や目指したい領域を模索できる時期でしょう。「自身の可能性の広がり」をどれだけ意識できるかが、キャリアパスを描いていくうえでのポイントになります。
ですが、30代後半以降のミドル世代が、その感覚を変わらずに持ち続けてしまうのは危険です。
年齢の上昇につれて新しいものを習得する力は衰える一方で、企業からは「即戦力」を求められる度合いが高まる為です。
30代以降になっても「あるときはスペシャリスト、あるときはゼネラリストで、そして業界、産業は浅く広く──」という働き方は、キャリア・市場価値の積み上げという観点では効率的ではありません。
ミドル世代以降のエンジニアは、「5年後、10年後に自分はどんな環境で、どんな働き方をしていたいか」というキャリアビジョンを描いて、そのためのキャリアパスを上記の2つの軸を意識しながら設定しておくことが大切です。
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常に学び続けておくこと

エンジニアは、「常に学び続けること」が特に求められる職種です。
ミドル層以降のエンジニアが転職する際も、この点は意識しつつ適切にPRしていくべきでしょう。
「日々の実務経験で、常に学んでいる」という認識の方も多いでしょうが、ミドル層以降のエンジニア転職で成功する人の多くは、「実務経験+α」の学びを自発的に行っています。
いま現在業務で必要な技術だけでなく、「これから先、必要になるであろう技術」を学ぶ姿勢が企業からの信頼を得やすくなるのです。
新たな資格取得についても、その一環で検討してみると良いかもしれません。
企業の採用担当は、転職者の「直近で取得した資格」について関心を持ちやすいです。「年齢を経てからも、絶えず学び続ける姿勢を持っている」というイメージも与えやすいでしょう。
自身の「市場価値」について、客観的な評価を持てるようにする

転職活動において「自身の市場価値を正しく認識する」とはよく聞くフレーズですが、実際にこれを適切にできている人は少ないです。
「市場価値」とは、お金や株価のような「誰もが共通認識を持てる価値」ではなく、その市場(業界、または個別企業)で「この人はこれだけの活躍をしてくれる」という客観的な評価をもって導き出されるものです。
そのため、転職においてあなた自身の市場価値を確認する際は、まずは「自分自身を知る」、そして「企業の求めていることを知る」という以下のプロセスが求められます。
転職時の市場価値を行う際のプロセス
- ① これまでのスキルの棚卸しを行う
- ② 自身の強みと課題、そしてこれから伸ばしていきたいスキルを言語化する
- ③ 企業研究を行い、企業が求めている人物像(人材要件)とそれに対する対価(待遇条件)を確認する
- ④ 改めて、自身の知識・スキル・経験が応募する企業に対して見合っているかを確認する
①~②は、先にお伝えした「5年後、10年後を見据えたキャリアパスを定める」とも重なる部分です。
その後③の「企業研究」および④の「自身とのマッチング性」については、対象の企業に対して以下の点を中心にチェックしておくと良いでしょう。
チェック項目 | 確認ポイント | どこで確認するか |
---|---|---|
事業内容 | 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持続して持ち続けられる内容かを確認する | 企業HP |
主力商品・サービス | その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する | 企業HP、業界ニュース、競合他社のHP、四季報、業界地図等 |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す | |
企業理念 | 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を家訓する | |
社風・雰囲気 | 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする | 経営者や社員のインタビュー記事、口コミサイト等 |
求められる知識・スキル | 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する | 企業HP、求人票等 |
上記の作業を進めることへの難しさを感じる方は、いちど転職エージェントに相談することをおすすめします。
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4)ミドル層のエンジニアにおすすめの転職エージェント
ITエンジニア向けの転職エージェントは年々増えています。
転職エージェントを利用するメリットとしてはキャリアアドバイザーにキャリアパスや自身の市場価値について客観的なアドバイスをもらえること、求人サイトには掲載されていない非公開求人を紹介してもらえることなどが挙げられます。
エージェントごとにサポートの内容や保有している求人の数は異なります。
自身に合ったサポートを見極めるうえでも、転職エージェントには2~3つ登録しておくことをおすすめします。
ここでは、代表的なITエンジニア向け転職エージェントを5つご紹介します。
エンジニアとしてキャリアアップしたい人は、レバテックキャリアを!
レバテックキャリアはエンジニア実務経験者に特化した転職エージェントで、エンジニアの立場になって丁寧なカウンセリングをしてくれる点が強みです。
レバテックキャリアのキャリアアドバイザーは、IT業界に関する高度な知識を持っていますので、他の総合型転職エージェントでは対応が難しい専門領域に踏み込んだカウンセリングを行うことも可能です。
これまでの実績をしっかりと評価してもらった上で、希望条件に合った案件を紹介してもらうことができますので、経験を積んできたミドル層のITエンジニアに最適な転職エージェントと言えるでしょう。
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中小ソフトウェア企業を希望する人は、マイナビ IT AGENTを!
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現職においても責任の重い仕事を任せられるようになり、時間に追われている人は少なくないはずです。
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まとめ 企業が「欲しがる人材」になれば、年齢の壁は取り払える!

35歳限界説に代表される「年齢の壁」には、スキルレベルが同等であれば若い人材のほうが使いやすい、という採用企業側の考えが表れています。
逆を言えば、企業にとってどうしても欲しい人材であれば、年齢が多少高くても選考にあまり影響しないケースも多いものです。
20代の若いエンジニアと比べると、ミドル層のITエンジニアの転職が「どこでも可能」でなくなっているのは事実です。
しかし、ミドル層の経験やスキルを強く求めている企業はたくさん存在します。自身の市場価値を高め、企業が「欲しがる人材」になることで、年齢の壁を越えて転職を成功させることができるのです。