『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

20代で未経験から建築士に転職するには?

[最終更新日]2019/11/01


15
20代未経験。
これから建築士になれますか?

未経験から建築士を目指してみたい、と考えている20代の人にとって、思い切ってキャリアチェンジすべきかどうかは悩みがちなところでしょう。

そもそも未経験から本当に建築士を目指すことができるのか、目指せるとして何から手をつけたらいいのか、など調べておくべきことは山ほどあります。

目次

1)そもそも、建築士ってどんな仕事?

建築士の仕事設計
工事管理
手続き

建築士の主な仕事内容

建築士の仕事は大きく3つに分けられます。

  • 設計(建築物の図面を引いて設計する)
  • 工事監理(施工中の工事が図面通りに行われているかチェックする)
  • 手続き(建築工事契約、既存建築物の調査・鑑定、各種許可の手続きなど)

これらの業務は建築法という法律で定められており、建築士は保有資格によって扱うことができる仕事の範囲が変わります。

建築士の国家資格には一級建築士と二級建築士があります。

一級建築士は住宅から高層ビルまで、ほぼあらゆる建築物を扱うことができるのに対して、二級建築士が扱えるのは延べ面積が30㎡から300㎡までの建築物に限られています。
一般的な住宅であれば、二級建築士の資格で対応可能です。

建築士はデザイン性や機能性に優れた建築物を設計することが求められる一方で、耐久性や安全性についても十分に考慮された設計を考える必要があります。

一度建てられたからには、建築物は何十年という長い年月にわたって残っていくものですので、やりがいや達成感が得られると同時に責任が重い仕事と言えます。



建築士のやりがい/大変なこと

建物は大抵の場合、人が出入りし、暮することを想定したうえで造られます。

たとえば家であれば、そこに住む家族の団欒を。
学校であれば、そこで学ぶ子供たちの姿を思い描きながら設計や手続きを行うのが建築士の仕事であり、大きなやりがいと言えるでしょう。

また、そのような思いを込められた設計図が、やがて建物としてできあがった時の感動も、建築士ならではの感覚でしょう。


建築士は「人」をターゲットにした仕事ですから、当然、クライアントの意見を尊重したうえで作業を進めていく必要があります。

そのため、「自分の作りたいものを作れる」という考えでいると、建築士の仕事を続けていくのは困難かもしれません。

お客様のニーズに合わせ、かつ法律面や安全性にも適した建物を造っていく必要がありますから、責任も大きい仕事です。



建築士の年収イメージと将来性

先ほども挙げた、建築士の国家資格である「一級建築士」か「二級建築士」かによって、やはり収入面でも差が生じてきます。

「一級建築士」はおよそ500~600万円、「二級建築士」はおよそ350~500万円が相場と考えて良いでしょう。

もちろん、会社規模の大小などによっても違いはあると思います。

なので20代未経験者が、将来的により稼げる建築士になるためには
「まずは二級建築士の資格を取得」
「二級建築士→一級建築士へ」
「一級建築士→ゼネコンに転職/独立・起業する」

といったステップアップが可能です。

現在は都会に限らず地方でも都市開発プロジェクトが盛んですので、今後も建築士の需要は増え続けることでしょう。



2)未経験から建築士になることは可能? 必要な資格はあるの?

二級建築士の資格大学・短大・高専の建築学科卒→実務経験なしで受検可能
大学・短大・高専の土木科卒→実務経験1年以上で受検可能
高校の建築科・土木科卒→実務経験3年以上で受検可能
建築学科・土木科卒ではない→実務経験7年以上で受検可能

未経験には、完全な未経験者「実務未経験者」がいます。
実務未経験者とは、たとえば大学の建築科や土木科を卒業している人のことを言います。
つまり、建築について基礎的な知識や見聞はあるものの、仕事として建築業界に携わったことがない人のことを「実務未経験」と呼んでいるのです。

なぜこの点が重要なのかと言うと、二級建築士の受検資格を得るための年数に差があるからです。

  • 大学・短大・高専の建築学科を卒業した人…実務経験なしで受検可能
  • 大学・短大・高専の土木科を卒業した人…実務経験1年以上で受検可能
  • 高校の建築科・土木科を卒業した人…実務経験3年以上で受検可能
  • 建築学科・土木科を卒業していない人…実務経験7年以上で受検可能

現在20代の人の中でも、20代の前半・半ば・後半によって、「受検資格を得るまで」に何歳になっているか、計算できるわけです。

建築系の勉強をしたことがない完全な未経験の状態から建築士を目指すのは、絶対に不可能なこととも言い切れませんが、相当な努力と粘り強さが必要になりますので、スタートする年齢によってはかなりの覚悟を要します。

「建築士になりたい」という思いの理由や今後のキャリアプランをしっかりと考えた上で、厳しい道のりになることは覚悟の上で目指すべきでしょう。

反対に、建築学科や土木科を卒業したものの別の業界に就職した人にとっては、20代のうちに改めて建築士を目指すのは現実的な選択肢の1つと言えます。国家資格取得に向けて、具体的に計画を立てていきましょう。



建築士になるために資格は必須?

会社に1人でも
有資格者がいれば
その下で資格なしで
働くことが可能

建築士として働く上で資格が必須かと言えば、実は資格がなくても働くこと自体はできます。

建築業界には「管理建築士制度」があり、設計業務を行う会社は管理者として有資格者である建築士を立てなくてはなりません。

逆を言えば、有資格者が1人以上いれば、その下で資格を得ていない人が働くことは可能なのです。

「建築士になるには資格が必要」「ただし、受検資格を得るためには実務経験が必要」という条件は矛盾しているように聞こえますが、この管理建築士制度によって建築士志望者が実務経験を積むことができるわけです。

ただし、建築士として第一線で活躍したい人や、将来的に独立したい人は、一級建築士や二級建築士の資格をできるだけ早期に取得しておくべきでしょう。

建築学科や土木科を卒業して新卒で建築士として働き始めている同年代の人たちは、すでに何年か経験を積み、キャリアを重ねています。
キャリアチェンジして後から建築士になる人が遅れを取っているのは否めません。

スタートが遅くなってしまっただけに、「いつかは資格を取得しよう」といった考えではなく、明確に「いつまでに」と決めた上でキャリアプランを考えおくことが大切です。

実務経験を積んでいくことで受検資格を得るか、建築系の学校に戻って勉強し直すのか、どちらが近道なのかは転職希望者の現在の年齢によって変わってきます。

重要なのは「学校に戻らなくては絶対に資格が取れない」といった誤った思い込みをしないように注意すること、実務経験が重視されるという現実を知っておくことです。



3)資格の取得方法は2種類ある

実務経験を積む夜間学校に通う

実務経験を積んで取得する

前で述べた通り、大学・短大・高専の建築学科を卒業した人以外は、建築士の資格試験を受検するために実務経験が必要になります。

学校で建築系の勉強をしたことがない人であれば7年間の実務経験が必須となるわけですが、働いて経験を積みながら受検要件を満たすことができるため、学校へ入り直すことはせず、実務経験を積んで資格取得を目指す人は少なくありません。

この方法の最大のメリットは、現場で重視される「実務経験」を身につけられる点にあります。

仮に何年間も学校に通い直して受検資格を得たとしても、その期間中の社会人としてのキャリアは「ブランク」と見なされることがほとんどです。

資格を取得する年齢にもよりますが、30代に入ってから二級建築士の資格を取得し、しかも実務未経験だった場合、受け入れてくれる転職先はかなり限られてくると考えられます。

実務経験を積みながら資格要件を満たせば、少なくとも職歴にブランクができることは避けられます。また、資格取得後は実務経験者としてキャリアアップを図ることも可能になります。



建築系の学校に通い取得する

建築学科を卒業すれば、実務経験なしで二級建築士資格を受検することができますので、現在の年齢によっては建築系の学校に入り直したほうが早いケースもあります。

ただし、この方法は大学を卒業した直後など、よほど若い人を除いてあまりおすすめできません。

では、建築学科に通い直すことが全く無意味かと言えば、建築に関する体系的な知識が基礎から身につけやすくなるという意味で、意味のあることではあります。

長い目で見たとき、基礎基本がしっかりと理解できている人のほうが伸びるケースが多いため、状況さえ許せば建築系の学校に通うことも検討してみましょう。

ただし、「建築士の資格を取るための実務経験が不要になるから」というだけの理由で、安易に仕事を辞めて大学に入り直したりするべきではありません。

最近では社会人を受け入れる大学も増えてきましたが、「キャリアアップのために大学に入り直す」という考えそのものが、まだまだ日本国内では一般的ではないと言わざるを得ないのです。





学校に通うなら、仕事は辞めずに両立しながらがおすすめ

  • 学校の建築科で基礎基本から習ったほうがよい
  • キャリアアップのために大学へ戻るのは日本では一般的でない

では、結局のところ実務経験を積むしかないのか?と思った人もいるかもしれません。

学校に通うメリットと、仕事を続けキャリアにブランクを作らないこと。この両方のメリットを得るための折衷案として、「夜間学科に通う」という選択肢があります。

つまり、仕事を辞めずに続け、かつ仕事が終わってから学校に通うというように「両立」を目指す方法があるのです。

もちろん、仕事を続けながら学校にも通うのは並大抵のことではありません。
どうしても建築士になりたい!という、よほど強い思いがなければ途中で体力・気力の面で続かなくなってしまう可能性もあります。

ただ、裏を返せば「専門知識が必要な仕事に異業種から転職するのは、そのぐらい大変なことである」とも言えます。

働きながら夜間学科に通ってでも目指したい!という強い思いのある人は、チャレンジしてみる価値はあるはずです。



4)まずは転職エージェントに相談してみるのもアリ

20代で転職に踏み切るということ、キャリアチェンジを伴う異業種への挑戦ということ、さらには専門性の高い建築士への転職となれば、難易度が低い転職であるはずがありません。

ほんのちょっとした判断ミスや見通しの甘さが、のちのちのキャリアに大きく響いてしまうことにもなりかねないのです。

まずは第三者の意見を聞くという意味でも、転職エージェントに相談してキャリアカウンセリングを受けてみるのもひとつの手でしょう。



大手のサービスで、安心して転職活動を進めたい方は、リクナビNEXTがおすすめ

転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人・転職に関する情報満載!

「リクナビNEXT」と言えば、転職を検討している方ならば一度は耳にしたことのある名前かもしれません。

実際、扱っている求人規模で言うと国内最大級を誇る転職サイトです。

若手求職者へのサポートも積極的に行っているため、建築士を目指す20代の方は、まず登録しておいて間違いはないでしょう。

サイト内での検索機能も非常に優れており、「職種」や「勤務地」「雇用形態」など、様々な角度から情報を集めることが可能です。

空いた時間で求人検索ができるので、まずは登録だけでもしておくとよいかもしれませんね。





自己PR・面接対策をじっくり固めたい方は、dodaがおすすめ

doda 転職なら、・・転職サイトdoda(デューダ)

近年では、転職サイトで自分で求人検索をしつつ、プロの転職エージェントからアドバイスをもらう、といった転職活動の進め方がポピュラーになっています。

dodaは、キャリアアドバイザーによるサポートがスピーディーで高品質な点が特徴の転職エージェントサービスです。

20代の実務未経験者の場合、まずはなぜその仕事に就きたいのかという「企業が納得できる理由」「転職への確固たる意志」が不可欠です。

dodaのキャリアアドバイザーは、求人情報の比較・検討から面接練習まで、トータルにサポートしてくれるため、転職活動の強い味方となりそうです。





質の高いサポートを受けたい方は、パソナキャリアがおすすめ

パソナキャリア。転職活動の成功を、全力でサポートします。専門アドバイザーがあなたの転職活動を全面サポート!!

近年では、都市部だけでなく地方での土地開発も積極的に進められており、建築士になるチャンスは全国各地にあります。

パソナキャリアは、全国展開でサポートを行う数少ない転職エージェントサービスです。

転職者一人一人への時間をかけたサポートに定評があり、実務未経験で挑戦するからこその不安も、「プロの観点」から的確なアドバイスをもらえることでしょう。

転職活動にあたって、プロのサポートを受けたい方は、パソナキャリアがおすすめです。





まとめ)建築士へのキャリアチェンジは「なってから」を視野に入れておこう

難関資格の取得が要件となる職種の場合、どうしても資格取得までをゴールとして考えてしまいがちです。

しかし、実際のキャリアは建築士に「なってから」が本番であり、どのようにキャリアを築き、活躍していきたいかをしっかりと考えておく必要があります。

未経験者の場合、どうしても二級建築士資格取得にフォーカスしてしまいますが、より長い目でキャリアを見据え、「なぜ建築士なのか」「将来的に何を作っていきたいのか」といったことを考えておきましょう。