『みんなの転職「体験談」。』
『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代社会人男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

ITエンジニアの職務経歴書の書き方と注意点まとめ【テンプレート・見本付き】

[最終更新日]2022/06/05

職務経歴書のサンプルと見本付き! ITエンジニアの職務経歴書で重要視されるものは?

転職の際、「職務経歴書の書き方が分からない」「書類選考で落とされることが多い」と悩むITエンジニアの方は多いと思います。

ITエンジニアの職務経歴書が厄介な点は、以下の2点が挙げられるでしょう。

  • エンジニアとしての活動は、具体的な成果・数値に落とし込みづらいことが多い
  • 職務経歴書を読む人が、必ずしもエンジニアの知識を持っているとは限らない(非エンジニアにも分かるように書く必要がある)

このように、ITエンジニアが職務経歴書を作成する場合には他職種とは違った注意が必要になります。

目次

1) ITエンジニアの職務経歴書で重要視されるものとは?

真っ先に見られるのは技術的スキル

職務経歴書でまず見られる点

ITエンジニアは技術職ですので、採用担当者が職務経歴書を見て真っ先にチェックするのは言うまでもなく「スキル」です。

開発言語や携わってきたプロジェクトの内容、規模などが求めるレベルに合致しているかどうかが最も重要視されると考えて間違いありません。

ただし、ここで1つ大きな落とし穴があるので注意が必要です。

ITエンジニアの多くは、自分が携わってきた開発分野や得意分野の技術に対して愛着を持っています。

そのため、自分が現状持っているスキルや過去の経歴を羅列して「これだけ書かれていれば十分説得力があるだろう」と安心してしまう傾向があるのです。

実は、採用担当者が見ているのはエンジニアの「これまで」だけでなく、「今後の成長性」に対する期待値も重視していることが少なくありません。

入社後よりいっそう技術レベルを高めるべく、自発的に課題を見つけて学び続けられる人物かどうかを見ているのです。

携わってきた仕事を羅列するだけでなく、自ら考えて課題を発見し、改良や改善を加えてきたのが伝わることがとても大切です。

ITエンジニアに求められる「コミュニケーション能力」とは?

ITエンジニアにとって必要なコミュニケーション能力:伝えるべきことを端的に、かつ正確に伝えられる力・チームやプロジェクトをまとめるのに役立つ力のこと

ITエンジニアにもコミュニケーション能力が求められるとよく言われます。

とくに経験を積んだエンジニアにとっては、外部折衝やマネジメントといった人と関わる仕事が増えていくだけに、コミュニケーション能力はよりいっそう重視されるのです。

しかし、この「コミュニケーション能力」は解釈を誤りやすいビジネススキルの1つとも言えます。

ITエンジニアにとって必要なコミュニケーション能力とは、伝えるべきことを端的に、かつ正確に伝えられる力や、チームやプロジェクトをまとめるのに役立つ力のことを言います。

決して愛想がいいとか、社交性があるといった類の能力のことではないのです。

とくに職務経歴書に記載するのであれば、「コミュニケーション能力がある」といった曖昧な書き方ではなく、それによってどのようにチームをまとめてきたか、その結果どういった成果に結びついたか、といった具体的な成果につながったことが分かるように書くことが重要になります。

2)職務経歴書を書くとき、特に意識しておきたいこと3点

職務経歴書を書くとき、特に意識しておきたいこと3点
  • 1.「プロジェクトの全体像」が伝わるようにする
  • 2.設計・開発の経験は、わかりやすく整理する
  • 3.応募先企業に合わせた強みを書く

「プロジェクトの全体像」が伝わるようにする

ポイント1.「プロジェクトの全体像」が伝わるようにする

ITエンジニアが「職務経歴」と聞くと、開発で使ってきた言語や開発環境を詳しく記載するイメージがあるかもしれません。

しかし、実は重要度が高いのは「どのレベルの仕事まで経験してきた人なのか」という点です。

  • 割り振られた仕事を仕様書通りにこなしていた人
  • プロジェクトの目的や全体像を理解して仕事をしてきた人

職務経歴書を一読して、上のような印象を持ったエンジニアが1人ずついたとしたら、「この人を採用するべきだ」と高く評価されるのは明らかに後者のエンジニアでしょう。

企業は採用コストを費やして人材を募集・選考して採用するわけですから、与えられた「作業」をこなすのに精一杯の人ではなく、自発的に考えて動くことができる人材を求めているのです。

プロジェクトの全体像を把握していたことをアピールするには、「プロジェクト概要」「業務内容」を詳述する必要があります。

これらの項目の記載事項が薄くならないよう、しっかりと内容を練っておきましょう。

ITエンジニアの転職は、ポートフォリオも用意した方がよい?

ITエンジニアのポートフォリオは、応募者自身のスキルや実績をアピールするものです。職務経歴書や自己紹介書に書かれている内容の裏付けとなりますので、可能な限り用意した方がよいでしょう。

実務経験の豊富な方は、これまで参加したプロジェクトやその内容、作成したアプリやサービスなどをポートフォリオで紹介します。
まだITエンジニアとしての実務経験のない方は、新たにプログラムを作成し、Web上にアップしておきます。

■ITエンジニア経験者のポートフォリオ→これまで参画したプロジェクトやその内容、作成したアプリやサービスなど ■ITエンジニア未経験者のポートフォリオ→作成したプログラムをWeb上にアップし、リンクを貼っておく

また、GitHubを利用している人はそこで公開設定したソースコードをポートフォート代わりにすることもできます。

ITエンジニアのポートフォリオについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

設計・開発の経験は、分かりやすく整理する

ポイント2.設計・開発の経験は、分かりやすく整理する

職務経歴書に記載するのは自分がこれまで携わってきた開発の経験なので、自分にとっては「当たり前」のことです。

ところが、初めて読む人にとっては未知のことばかりですので、「このぐらいは何となく想像できるだろう」と思わずに、ていねいで客観的な書き方を心がけましょう。

たとえば、「設計」「開発」とだけ書かれていても、具体的に何の設計・開発をしたのか伝わりません。

クライアントサイドとサーバーサイドのどちらなのか、既存システムを改修したのか新規で開発したのか、といった基本的な情報をきちんと書きましょう。

また、細かく正確に伝えるべきことと、あまりこだわり過ぎないほうがいいことがありますので注意しましょう。

たとえばどのバージョンの言語で開発していたのか、といったことは重要な情報ですので詳述するべきですが、開発ツールやミドルウェアについては経歴を紹介する上でさほど重要でない場合もあります。

読む人にとって見やすいよう、情報を整理して書くことも大切です。

採用担当者が最も知りたいのは直近の経験ですので、時系列で古いものから書くよりも、直近のプロジェクトから新しいもの順に書いていったほうが読みやすくなります。

応募先企業に合わせた強みを書く

ポイント3.応募先企業に合わせた強みを書く

応募先企業の開発分野や職種が前職までと同じなのか、あるいは違うものになるのかによって、職務経歴書の書き方も変える必要があります。

同じ分野・職種であれば、これまでの経験とスキルをいっそう伸ばしていく方向でアピールすべきですし、異なる分野・職種であれば活かせそうな経験・スキルを優先的に記載すべきです。

マネジメント職を目指していきたいのであれば、リーダーやサブリーダーとして担ってきた役割を具体的に書き、どのような点にこだわって管理・育成に携わってきたのかをアピールしましょう。

顧客と直接の折衝を行う立場を目指したいのであれば、これまで開発に携わってきた中でニーズをどう捉えてきたのか、ユーザーの反応や顧客からのフィードバックを開発にどう活かしてきたのか、といったことに触れるといいでしょう。

このように、応募先企業や職種によってアピールポイントは大きく異なります。

同じ職務経歴書をそのままテンプレートとして使い回すことのないよう、応募先ごとに内容をよく練ってから提出することが大切です。

3)職務経歴書を書くときの注意点

応募企業の事業調査は必須

応募企業の事業調査は必須

職務経歴書は書類選考通過後の面接においても重要な意味を持ちます。

面接の際に担当者が見る資料が主に職務経歴書となることも多く、面接で何を聞かれるか、どの点を強調して伝えたいのか、といったことを職務経歴書の作成段階で考えておく必要があります。

職務経歴書の作成は、いわば面接のシナリオ作りなのです。

職務経歴書の志望動機を記載するにあたって、応募先企業の事業内容を調べておくことは非常に重要です。

必ずしも「貴社のサービスを以前から利用しており…」などと書く必要はありませんが、どういった事業展開をしており、入社後はどのサービスの開発に関わりたいのか、といったことはイメージしておくべきでしょう。

事業内容をよく知らずに応募したことが伝わってしまうと、志望の本気度が低いと判断される可能性があります。

「コミュニケーション力」をアピールポイントにするときは要注意

「コミュニケーション力」をアピールポイントにするときは要注意

まず、「コミュニケーション力」をアピールポイントに書く人はとても多いので、ここをアピールしても採用担当者の目にとまりにくいことを知っておきましょう。

ある成果をあげるためにコミュニケーション力が大きく貢献した、といったように、明らかにコミュニケーション力をアピールしたほうが効果的な場合を除いて、安易にアピールポイントにしないほうが無難です。

コミュニケーション力をアピールポイントに挙げる人が多い理由は、「書きやすい」からです。

単に「コミュニケーション力がある」とだけ書くのであれば、具体的な状況や成果を書かなくて済む代わりに、何も伝わらないアピールポイントになってしまいます。

コミュニケーション力をアピールする場合は、「誰と」「どのような状況で」「どんな成果につながった」といった具体的な書き方をしましょう。

具体的な状況を書きにくいのであれば、コミュニケーション力とは別のアピールポイントを探したほうがいいかもしれません。

長時間勤務や連勤をアピールしない

長時間勤務や連勤をアピールしない

ITエンジニアとしての最大の人材価値は技術力にあります。

何らかの問題が立ちはだかったとき、解決するために必要なのはスキルであって、「体力」や「根性」ではありません。

「自分がいかに今の職場で頑張ってきたか」をアピールしたいあまり、「月〇〇時間の残業をこなした」「土日を返上して対応した」といったことを書きたがる人がいますが、こうした表現は逆効果と考えて間違いないでしょう。

応募先の企業で長時間労働とそれに伴う残業手当の膨張が問題視されている可能性も全くないとは言い切れません。

反対に、体力と根性でピンチを乗り切れる人を積極的に採用したいと考えている会社であれば、職場環境の面で入社後の働き方が心配です。

ブラック企業対策の意味でも、長時間勤務や連勤をアピールするのをやめておきましょう。

書類のファイル形式は統一する

書類のファイル形式は統一する

応募書類の形式に指定がなければ、1ファイルのPDFにまとめて送るようにしましょう。履歴書と職務経歴書が別のファイル形式で作られていたり、2ファイルに分かれていたりすると、受け取る側が保存するときや印刷するときにひと手間増やさなくてはなりません。

また、採用担当者がどのような環境でファイルを開くか分からないため、OSの違いやソフトのバージョンに左右されにくい形式のほうが無難です。

書類としての扱いやすさや読みやすさにしっかりと配慮されていることが伝われば、好印象を持ってもらえる可能性もあります。

SNSアカウントは名刺代わりに紹介しておく

SNSアカウントは名刺代わりに紹介しておく

GitHubQiitaといったエンジニア向けSNSアカウントは名刺代わりになりますので、むしろ積極的に職務経歴書に記載して紹介しましょう。

エンジニアとしての活動の様子が伝わりやすくなり、入社後の配属チームや担当プロダクトを考慮してもらえるかもしれません。

また、FacebookやTwitterのアカウントは教えたくない人も多いかもしれませんが、実名登録しているSNSであれば簡単に本人が特定できますので、自己紹介を兼ねて自分から知らせてしまってもいいでしょう。

4)職務経歴書のテンプレートと見本のダウンロード

ITエンジニアが応募時に参考にしやすい職務経歴書のテンプレートをご紹介します。

テンプレートと合わせて見本も紹介していますが、自分の経験や応募先企業の事業内容に合わせて内容をしっかりと練っておくようにしましょう。

職務経歴書としての体裁など基本的なことを押さえた上で、自分の言葉でアピールできることが重要です。

テンプレートと見本をひととおり確認したら、自分の言葉で職務経歴書を書いてみましょう。

職務経歴書のテンプレートと見本

各項目を記入する際のポイント

ポイント

1.職務経歴概要

職務経歴概要には、これまで担当してきた仕事について要点を絞って書きます。

採用担当者は職務経歴書を上から順に読んでいくため、転職の経験がある人はここで職歴を整理して示しておくと伝わりやすくなります。

大学を卒業後、20yy年、〇〇〇株式会社に入社しました。
入社後の2年間は、主に社内Webサービス向けのフロントエンド、サーバーサイドの開発・運用に従事してまいりました。
近年は新規事業として立ち上がったAndroid・iOSアプリ開発チームのチームリーダーとして従事し、企画・ディレクション・開発業務も兼任しております。

2.得意とする分野・スキル

得意とする分野・スキルは具体的に書きましょう。また、初めて読む人にとって分かりやすい表現になっていることが重要です。

社内で使われている独特の用語、特に異業種に応募する場合は業界特有の用語が使われていないかチェックしましょう。

思いつくままに書くのではなく、アピールしやすいものから優先順位をつけて挙げていくようにしましょう。

テクニカルスキル。担当業務:要件定義・基本設計・詳細設計・構築、設定・保守、改善。リーダーとしてクライアントとのやり取り経験あり。OS:Windows インストールから環境構築、設定、開発が可能。・Unix 設計書を元に環境構築が可能。・Linux 設計書を元に環境構築が可能。言語:PHP 要件定義から設計、開発および指導も可能・Java Script 簡単なプログラミングが可能・Swift ライブラリ作成経験あり・C# 簡単なプログラミングが可能。フレームワーク:Struts。DB:PostgreSQ。インストールから簡単なテーブル作成が可能。その他ネットワーク、クラウド等:AWS アプリケーション構築可能・Apache キャパシティ管理が可能

3.職務経歴

職務経歴では、「いつ(When)」「どこで(When)」「何をしてきたか(What)」が明確になるように意識して書きます。

また、成果・実績は出来るだけ詳細に書くことを意識します。

職務経歴。20yy年mm月~20yy年mm月。【プロジェクト内容】自社Webサービスの構築と運用。【担当業務】サーバーおよびDB、CMSの構築・ユーザーインターフェースの設計、開発、テスト・管理画面の設計、開発、テスト・テスト項目書の作成。【成果・実績】
 ・企画段階から携わり、開発時はメインエンジニアとして従事しました。結果、スケジュール通りのリリース、および安定稼働を実現しました。 (開発期間:5か月 運用:1年)。【組織】5名。【役割】 設計・開発メンバー。【言語・環境】PHP・Java Script。20yy年mm月~現在。【プロジェクト内容】
 ・コンシューマ向けiOSアプリの開発。【担当業務】Swiftを用いたiOSアプリの設計・開発・ユーザーインターフェースの設計・ディレクション・チームリーディング業務。【成果・実績】
 ・企画段階から携わり、開発時はチームリーダー兼メインディレクターとして従事しました。結果、リリース後の安定稼働および早期収益化を実現しました。(リリース初月収益 予定:〇〇円 実績:△△円)。【組織】7名。【役割】設計・開発・ディレクション・リーダー。【言語・環境】Swift・C#

職務経歴-業務の経験から得たもの

経験・実績のうち、特にアピールしたいものについて詳述しましょう。面接の柱となる重要なところです。

エピソードをまじえるなどして、読んだ人が具体的にイメージできるように書くのがポイントです。

開発業務においては、各環境・言語の知識習得だけでなく、「顧客(エンドユーザー)の求めるサービスは何か」を意識した企画開発の重要性を学びました。
また、チームリーディング業務においては、様々な意見発信者の想いや意向をまとめ融合していくことにより、チームの関係性を高めるだけでなく相乗効果的な成果が見いだせることを経験できました。
これまでの経験で、開発スキル・コミュニケーションスキル共に相応の蓄積ができたと自負しております。

4.志望動機

自分ができること、今後やってみたいことをできる限り両方とも伝えましょう。

募集企業の提供するサービスと自身の興味・関心の「共通点」を提示し、明確な動機が伝わることを意識すると良いでしょう。

採用担当者は「この人を採用した場合に得られるメリット」を考えた上で合否を決めます。あなたを採用することで企業側が得られるメリットを意識して書きましょう。

1.皆のアイデアを融合して、一つのサービスを創り上げていく機会をより多く持つために
私は、現職でのリーディング業務で培ったチームビルディング力と、従来の「モノづくり」への熱意を最大限発揮できる環境を求めて、今回御社の求人に応募させていただきました。
貴社の「皆のアイデアを融合して、一つのサービスを創り上げていく」という事業コンセプトに惹かれました。前職は異業界ではありますが、これまでに培った経験を最大限発揮できればと思っております。貴社でマーケティング観点も身につけ、より多くのお客様に有益な時間と感情を提供するサービスを多く産み出していきたいと思っています。

2.私個人の更なる「成長」と、貴社への「価値提供」を目指して
社内育成制度が充実された貴社の育成体制に強い関心を持ちました。私自身、これから更にスキル面だけでなく人間性、リーダーシップにおいても貴社と共に成長していければと思っております。
また、ゆくゆくは新人・後輩の育成も担い、スタンス・スキル両面からの成長を手助けするとともに、これまで私が経験したノウハウも伝えていき、貴社の組織力向上に役立てられればと考えております。

5)転職エージェントで職務経歴書のアドバイスをもらうのもおすすめ

自分が書いた職務経歴書がどれだけ人に伝わるものになっているのか、自分だけで判断するのはなかなか難しいところがあります。

知人や家族など、自分以外の人に職務経歴書を読んでもらい、分かりにくいところや伝わりにくいところはないか、第三者の目で見てもらったほうがいいでしょう。

転職市場でプロとして活躍している転職エージェントのキャリアアドバイザーにアドバイスしてもらうのも、職務経歴書をブラッシュアップする上で有効な方法と言えます。

転職活動の際には、殆どの人が「転職エージェント」を利用しています。

その主な理由は、国内の少なくない企業がハローワークや転職サイトではなく転職エージェントのみに「非公開求人」を出しているからです。

「非公開求人」とは?=企業が社名を明かさず人材を募集すること。▽企業が非公開求人を行う理由●企業側で急な採用が必要となり、求人を公開して募集する時間がない。●企業の人事採用側の事務コストの節約。●機密性の高いプロジェクトや事業戦略に関わる人材採用。

ですが、私たちが転職エージェントを利用する際は「求人を紹介してくれる人」としてではなく、「転職活動全般を相談できる人」として活用したほうがより効果的でしょう。

転職エージェントサービスの仕組み。転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求人紹介やキャリアプランへのアドバイス、書類添削・面接対策などのサポートを行ってくれます。

上記図で表す通り、「求人紹介」は転職エージェントが提供するサービスの一部でしかありません。

それ以外のサービス、例えばキャリアプランのアドバイス(キャリア相談)、書類添削、面接対策などの選考通過のためのサポートも受けることによって、転職成功の確度を高めていけるはずです。

ただし、転職エージェントは国内多くのサービスがあり、またどの担当者が付くかによってもサポートの提供のされ方が変わります。

あなたに合った転職エージェント(または担当アドバイザー)を見つけるためにも、はじめに2~3つのサービスに登録して、利用のしやすさやコミュニケーションの取りやすさを比較しておくことをおすすめします。

転職エージェントについての説明を詳しく見る

求めるアドバイスのパターン別に4社の転職エージェントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

働き方や就労環境を改善したい人は、マイナビエージェントIT AGENT

マイナビエージェント。ITエンジニアの方へ
マイナビIT AGENTの特徴
  • ITエンジニアの求人数は国内トップレベル。システム会社から事業会社まで幅広く網羅
  • 担当者の対応が丁寧。書類添削から面接対策までじっくり取り組んでくれる
  • 企業とのリレーションが強く、独自の非公開求人が多数
サービス対応地域 全国
拠点 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡
ITエンジニア公開求人数 約14,000件(2022年6月現在)

転職しようと思い立った理由は、必ずしもポジティブなものばかりではないかもしれません。

度重なる残業など過重労働を改善したくて環境を変えるという選択をする人も決して少なくはないはずです。

マイナビエージェントIT AGENTはマイナビ社が運営するIT業界向けの転職エージェントです。

新卒採用で築き上げてきた企業との信頼関係を礎に、他社にはない独自の求人を保有している点が大きな特徴です。また、有名企業や大企業だけでなく、働きやすい中小企業の求人にも強いことに定評があります。

キャリアアドバイザーを通じて、知る人ぞ知る優良企業を紹介してもらえる可能性もありますので、働き方や就労環境を改善したい人はマイナビエージェントIT AGENTの活用をおすすめします。

マイナビIT AGENTの活用メリットとITエンジニアの転職へのおすすめポイント

マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。

幅広い職種に対応している総合型転職エージェントとは異なり、エンジニアの転職事情を十分に理解しているため、転職者一人ひとりに適した開発環境や企業へのアプローチ方法についてアドバイスしてもらえます。
職務経歴書についても、企業ごとにアピールポイントや注意点の指南を受けられるでしょう。

また、マイナビIT AGENTは優良企業のレア案件(=非公開求人)を独自に保有しています。

「非公開求人」とは?=企業が社名を明かさず人材を募集すること。▽企業が非公開求人を行う理由●企業側で急な採用が必要となり、求人を公開して募集する時間がない。●企業の人事採用側の事務コストの節約。●機密性の高いプロジェクトや事業戦略に関わる人材採用。

就業条件が恵まれているエンジニア求人には、大量の応募者が殺到する傾向があります。そのため選考の競争率も高くなりやすく、強力なライバルが数多く現れる可能性もあるでしょう。

マイナビIT AGENTの非公開求人は、専任アドバイザーを通じてのみ紹介されます。エンジニアのスキルや経験にマッチした非公開求人を個別に紹介してもらえるので競争率が低く、採用に至る確率を高めることにつながるのです。

一方のマイナビIT AGENTの注意点は、未経験者向けの求人が少なめな点、求人がやや都市部に集中している点です。

未経験者歓迎・実務経験の浅い人向けの求人を見たい」、「地方での求人を中心に見たい」という場合は、幅広い層・地域に向けて求人紹介をしているdodaリクルートエージェントパソナキャリア(全世代向け)といった幅広い分野で評判の高いの転職サービスがおすすめです。

企業ごとの対策についてアドバイスが欲しい人は、レバテックキャリア

レバテックキャリア。IT/Web業界のエンジニア・クリエイター専門
レバテックキャリアの特徴
  • 担当アドバイザーは全員エンジニア経験者。専門分野において適切なサポート・アドバイスが受けられる
  • 企業情報を熟知した担当のフォローにより、書類通過率・内定決定率が高い
  • AI・ビッグデータ・FinTechなどのトレンド技術を扱う求人が豊富
サービス対応地域 全国
拠点 東京、神奈川、大阪、福岡
エンジニア公開求人数 約14,000件(2022年6月現在)

応募先の企業は応募者にとって「よその会社」であり、事業内容などをリサーチするにも限界があります。

そこで、企業の採用担当者や経営層とコンタクトを取っているキャリアアドバイザーの力を借りることは、情報収集として非常に有効な方法です。

レバテックキャリアでは、キャリアアドバイザーが採用担当者だけでなく現場のエンジニアにもヒアリングを行い、求めるスキルや人材像をきめ細かく聞き取っています。

もちろん、企業ごとの社風や社員の雰囲気も実際に見ていますので、一般の転職希望者が知り得ない濃い情報をキャッチすることができるのです。

レバテックキャリアへの申し込みは、公式サイトよりわずか30秒で済ませられます。
また、登録後に「これまでの経歴」を記入しておくことで、「非公開求人」を優先的に紹介してもらえるといったメリットがあります。

レバテックキャリアはIT業界経験者を対象にサービスを展開しています。IT業界経験者で、企業ごとの対策を念入りにしておきたいと考えている人は、レバテックキャリアを活用するといいでしょう。

レバテックキャリアの活用メリットとITエンジニアの転職へのおすすめポイント

大手転職サービスであるdodaやマイナビには及ばないものの、レバテックキャリアは「AI」、「機械学習」、「クラウドエンジニア」、「ビックデータ」、「FinTech」などのトレンド技術を扱う求人を多く抱えており、エンジニアとしてキャリア開拓を目指す人にフィットしやすいのです。

レバテックキャリアは最新技術・トレンド技術分野の求人が豊富! DX推進:約200件 AI・機械学習:1,000件以上 ビッグデータ:約1,000件 FinTech:約500件 クラウドエンジニア:約200件
 

レバテックキャリアは、こうしたITエンジニア向け企業への転職支援に強く、書類通過率も高いといいます。

そのほか、レバテックキャリアでは他の転職サービスにはない良質な「非公開求人」も豊富に扱っており、サイト上では閲覧できない案件もキャリアアドバイザーを介して紹介してもらうことができます。

「非公開求人」とは?=企業が社名を明かさず人材を募集すること。▽企業が非公開求人を行う理由●企業側で急な採用が必要となり、求人を公開して募集する時間がない。●企業の人事採用側の事務コストの節約。●機密性の高いプロジェクトや事業戦略に関わる人材採用。

非公開求人の中には、大手企業のプロジェクトや高年収求人も含まれているので、「エンジニアの経験を活かし、さらなるキャリアアップをしたい」という人にとっては大きなメリットになるでしょう。

一方のレバテックキャリアの注意点は、未経験者向けの求人が少なめな点、求人がやや都市部に集中している点です。

未経験者歓迎・実務経験の浅い人向けの求人を見たい」、「地方での求人を中心に見たい」という場合は、幅広い層・地域に向けて求人紹介をしているdodaリクルートエージェントパソナキャリア(全世代向け)といった幅広い分野で評判の高いの転職サービスがおすすめです。

新たな開発分野に挑戦したい人は、doda ITエンジニアを!

doda。企業との強いリレーションで口コミ転職者満足度No.1。ITエンジニアの転職ならdoda
doda ITエンジニアの特徴
  • 全国トップレベルのITエンジニア求人数。都市部だけだなく地方求人にも強い
  • 企業からのスカウト・オファーが届きやすい
  • 転職サイト・転職エージェントどちらのサービスも利用できる
サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡
エンジニア求人数 約35,000件(2022年6月現在)

これまで経験してきた業務や体得したスキルを活かして、新たな分野に挑戦したいと考えているITエンジニアの人もいることでしょう。

長い目で見たとき、現状持っているスキルでこなせる範囲のことを考えるよりも、「何を実現したいか」といったビジョンから逆算したほうが大きな仕事を成し遂げられると言われることがあります。キャリアを広げる意味でも、新たな挑戦は積極的にしていきたいものです。

doda ITエンジニアは転職サービスdodaから派生したITエンジニア専門の転職エージェントです。

他社と比べると圧倒的な求人数を保有していることが大きな特徴で、いろいろな会社の求人を比較検討したい人におすすめです。新たな分野に挑戦したいエンジニアにとって、新境地の候補は慎重に見極めたいもののはずです。

豊富な求人数からじっくりと比較したい人は、doda ITエンジニアに登録しておくといいでしょう。

doda ITエンジニアの活用メリットとITエンジニアの転職へのおすすめポイント

doda ITエンジニアでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため実績のあるエンジニアは企業から熱意あるスカウトメールが届くことが多いでしょう。

従来の採用形式:転職者が企業に応募する形式 ダイレクト・リクルーティング:企業から転職者に直接アプローチする形式

doda ITエンジニアにすれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認することができるでしょう。
なかには書類選考無しで面接確約のスカウトメールもあります。

スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されますので、「スカウト・オファーを沢山ほしい」という方は、レジュメ内容を充実させることをおすすめします。

また、doda ITエンジニアでは担当にキャリアアドバイザーのほかに「プロジェクト担当」といって求人企業への採用支援を行うスタッフも就いてくれます。

dodaエンジニアITのサポートの仕組み

引用元:doda「転職エージェントのdodaがあなたをしっかりサポート

これにより、転職者は応募企業についての詳細情報を入手しやすくなり、ミスマッチ転職の回避が期待できます。

一方のdoda ITエンジニアのデメリット・注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。

丁寧かつ実績のあるアドバイザーに担当に付いてほしい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメント(キャリアアップ、ハイクラス向け)、マイナビIT AGENTレバテックキャリア(IT/Webエンジニア向け)といった各分野で評判の高いの転職サービスがおすすめです。

ワークポート──未経験者向け支援、特にIT・Web業界へのサポートに強い

ワークポート。各業界専門の総合転職エージェント。
ワークポートの特徴
  • 全国トップレベルの求人数。特にIT・Web業界への転職支援に強い
  • 幅広い業界において、未経験者へのサポート実績が豊富
  • 転職者の希望に合わせて、「チャレンジ転職」にも力強くサポートしてくれる
サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
ITエンジニアの公開求人数 約15,000件(2022年6月現在)

ITエンジニアの転職は時間との闘いになることも少なくありません。

「このプロジェクトが落ち着いたら」と言っていると、いつまで経っても転職活動が始められない…、などということにもなりかねないのです。

転職エージェントを活用するにしても、必要以上に時間を取られないことは必須の条件となるはずです。

ワークポートはIT系の職種に強いと定評のある転職エージェントで、実際に利用したことのある人からは対応がとてもスピーディだったという声が多いです。

初回面談から求人紹介まで、他社と比べて迅速な対応をしてもらえる点で、忙しいエンジニアに喜ばれています。

初回登録は希望勤務地と直近の職種を入力するだけなので、早い人なら1分程度のスピード登録も可能です。

ワークポートの活用メリットとITエンジニアの転職へのおすすめポイント

図参照:ワークポート 転職コンシェルジュとの面接シーン

引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!

ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、今の職種から新たにジョブチェンジを検討している方は、ワークポートから力強い支援を期待できるでしょう。

ワークポートのここが強み! ■あなたの可能性を最大限に引き出すプロの力 ■個別の面接対策、書類作成のアドバイス

引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス

検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。

他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。

スキル不足や実務経験の不足に対して、職務経歴書でどう補っていくかなどの具体的なアドバイスも受けられると思います。

一方のワークポートのデメリット・注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。

丁寧かつ実績のあるアドバイザーに担当に付いてほしい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメント(キャリアアップ、ハイクラス向け)、マイナビIT AGENT(IT/Webエンジニア向け)といった各分野で評判の高いの転職サービスがおすすめです。

まとめ)ITエンジニアの職務経歴書は、 採用担当者の「心に残ること」を意識しよう!

職務経歴書イメージ

職務経歴書を読む採用担当者も人間です。

ありきたりな文言が並んだ書類に目を通すよりも、「キラリと光るもの」を持つ人の応募書類を目にしたときのほうが、「この人に会ってみたい」「いちど話してみようか」と思ってもらえる可能性が格段に高くなるのです。

採用担当者は日々大量の応募書類に目を通していることを忘れずに、読みやすさや伝わりやすさに気を配ることも大切です。

採用担当者の「心に残る」職務経歴書を作成できれば、書類選考や面接を勝算のあるものへと変えていくことができるのです。