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【2018年】売り手市場のIT業界で転職前にエンジニアが注意するべきこと

[最終更新日]2018/07/26

2018年現在、転職市場はまれに見る売り手市場と言われています。殊にIT業界においては人手不足が常態化しつつあり、ITエンジニアにとっては転職しやすい環境にあると考えられています。

では、「売り手市場だから、ITエンジニアなら誰でも転職できる」かというと、そうではありません。

転職を有利に進めることができるエンジニアが存在する一方で、売り手市場になっていると体感できていない人もいます。ともすれば、売り手市場だからこそのデメリットという落とし穴さえあるのです。

目次

1)今、IT業界は売り手市場

IT業界が全体として売り手市場の傾向にあるのは事実ですが、なぜ売り手市場になっているのか?という原因について知っておくことは非常に重要です。

IT業界はしばしばゼネコンに喩えられるように、多重下請け構造の業界として知られています。下流に向かうほど報酬は中抜きされ、スケジュールはきつくなりがちな面があります。

人間がコードを書いて開発を進める以上、開発現場は常に人海戦術によって乗り切るしかなく、労働集約型の産業から脱却できていないのが実情です。

その上、エンジニアは一定以上のスキルと知識が要求される職業ですので、未経験者をすぐに開発現場へ投入するわけにいかず、ある程度の育成期間を必要とします。

以上の理由から、エンジニアは人手不足が常態化しており、人手不足がさらに現場を圧迫して長時間労働を余儀なくされるといった悪循環に陥っているのです。

IT業界が売り手市場と言われる背景には、こうした深刻な人手不足があります。売り手市場と人手不足は表裏一体なのです。

なぜIT業界は人手不足になっているのか

ITエンジニアの代表的な職種と言われて思い浮かぶものに「SE」があります。

SEとはシステム・エンジニアのことですが、この呼称は職種が細分化されている日本特有のものです。

プログラマからSEになり、さらにリーダーやマネージャーへと階段を上っていく日本的な組織構造の中では、あるポジションの即戦力を外部から採用し、現場で力を発揮してもらうのは至難の業です。

そのため、現場の第一線で活躍できる人材を育てるには期間を必要とし、人材の供給が追いつかない状況を招いているのです。

海外のIT企業では専ら「エンジニア」と呼ぶのが一般的であり、プログラマがSEの役割も兼ねているのが普通です。

裏を返せば、エンジニアの社会的地位や報酬の水準が日本よりも高いことを意味しています。

日本のIT業界は長時間労働に加え、決して高額とは言えない報酬も相まって、ブラックな業界というイメージがつきまとっています。

このことが新たな人材確保をより困難にし、人手不足にさらに拍車をかけているのです。



2)売り手市場だからといって転職が成功するとは限らない

IT業界は人手不足が慢性化しており、売り手市場だということがお分かりいただけたかと思います。

ここで「売り手市場なら、わりと楽に転職できるのでは?」と思った人がもしいたとしたら、少し立ち止まって冷静に考えておいたほうがよさそうです。

実は、売り手市場には売り手市場なりのデメリットや注意点があるのです。売り手市場の今だからこそ、エンジニアが転職時に気をつけておきたい落とし穴について確認していきましょう。

売り手市場ならではの「デメリット」もある

売り手市場が人材不足と表裏一体と前で述べましたが、売り手市場はエンジニアにとって決してメリットばかりでなく、デメリットもあることを知っておきましょう。

採用されやすく、すぐに内定がもらえる職場は、高い確率で人手不足です。

当面、エンジニアが絶対的に足りない状況にあるため、1日でも早くエンジニアを補充したいと考えているのです。

こうした職場が常に多忙で、エンジニア1人あたりにかかる負荷が非常に高いことは容易に想像できるでしょう。

面接が1回だけだったなど、あっけなく採用された印象が残る場合は、どのような就労環境の会社なのか、口コミサイトなども参考にしてリサーチしておいたほうが無難です。

また、「転職先の選択肢が多い」と思っていると、「より知名度の高い企業へ」「人気企業に入りたい」といった欲が出やすくなりますが、本当に重要なのはその会社が自分にとって合っているか今後のキャリアプランにプラスになるか、といった点です。

選択肢が多いからこそ、自分に合うかどうかという視点を忘れないようにしたいものです。



「即戦力」と「伸びしろ」両方が求められる点に注意

エンジニア職に求められる力は、とくに中途採用者の場合は「即戦力」と言われます。

一定以上のスキルと知識がすでに備わっており、自社でゼロの状態から育成する必要がない人材であれば、採用する価値があるからです。

ただし、この「即戦力」という一面にフォーカスし過ぎるのも、企業が求める人材像の本質を見失う原因になりやすいため注意が必要です。

一定以上のスキルと知識があり、経験も積んでいるエンジニアが抱えやすい問題点があることをご存知でしょうか。

しかも、この問題点は経験とともに上乗せされていくため、自分では気づきにくいところがあります。

その問題点とは「慢心」です。

たとえば、「自分はWebサービスに携わってきたから、Web系の会社ならどこか雇ってくれるのではないか」という考えの人がいたとします。

企業から見ると、この人物は「Web系の開発経験がある」という「だけ」の人材です。

企業としては、今後のスキルアップも含めた「伸びしろ」を見ていることを忘れてはなりません。

新しいことに取り組み、自ら学び続ける熱意を持ったエンジニアを積極的に採用したいと考える企業が多いことを念頭に置いて転職活動に取り組みましょう。



3)特にニーズが高まっているエンジニア職

エンジニア職とひとくくりにしていますが、職種・分野によって浮き沈みがあるのがIT業界です。

自分が今後やってみたいことを考えると同時に、今現在、さらに近い将来ニーズが高まっていくであろう分野は何かを知っておくことは重要です。

希少性の高いスキルや、ニーズが極めて高い分野であれば、大幅な年収アップを実現することも夢ではありません。

興味があり、これまでのスキルが活かせそうな分野があれば、ぜひ検討してみてください。

データサイエンティスト

IoTの爆発的な普及が見込まれる中、人の日常生活全般から収集されるデータはますます増え続けていくと考えられます。

こうして蓄積されたビッグデータを深層学習に利活用することが期待されていますが、そこで圧倒的に不足するのがデータサイエンティストです。

アメリカでは、高度なデータ分析のスキルを持つ人材が2018年までに14万~19万人不足するという予測も算出されています(McKinsey社調べ)。

統計解析やデータ解析によってビッグデータ解析を行うデータサイエンティストは、今後急速に不足し、ニーズが高まっていくエンジニア関連職の1つになると予測できます。

実務経験がない人であっても、大学で統計解析を学んだ経験のあるエンジニアであれば採用される可能性があります。

また、たとえエンジニアとして経験を積んでいたとしても、線形代数など数学の力が不足していて重回帰分析や線形計画法が理解できない、といったケースが非常に多く見られます。

大学で数学が得意だった、というエンジニアの人は、データサイエンティストを目指してみる価値はあるでしょう。



セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、情報セキュリティ分野を専門とするエンジニアのことです。

近年はクラウド環境を整備しデータをクラウド運用する企業が増えています。

クラウドの運用におけるセキュリティ全般を担当します。

もともとサーバやネットワークによって社内インフラを整備していたところをクラウドで置き換えるという位置づけのため、従来のインフラエンジニアがセキュリティエンジニアにシフトするケースが多く見られます。

セキュリティ全般についての企画・提案から介入することもあるため、セキュリティ・コンサルタントと呼ばれることもあります。

ネットワークエンジニアからの転職だけでなく、情報セキュリティスペシャリストなどセキュリティ関連の知識を持つエンジニアであれば、セキュリティエンジニアへ転身することができるケースがあります。

近年注目されるようになった新しい職種ですので、これからさらに需要が高まっていくことが予想されます。



金融業界の知識があるエンジニア

決済サービスや家計簿アプリなど、金融業界を変革するテクノロジーとしてFinTechが注目を集めています。

近年では暗号通貨やブロックチェーンが世界中で取引されるようになり、取引所やウォレットアプリを運用していく上でエンジアの存在は欠かせないものとなっています。

もともと金融とテクノロジーは親和性が高いと言われている通り、この分野におけるIT業界の伸びは目を見張るものがあります。

こうしたシステムの開発には金融業界に関する知識が必要です。

銀行・証券・保険に加え、クレジットカード、株取引といった、何らかの金融関連の知識や開発経験があると重宝されます。

どの業界でもシステムの誤作動や障害によって多くの人に不自由を強いるのは避けなければならないことですが、殊に金融業界においては「現金が引き出せない」「決済されない」といったトラブルは重大な信用問題へと発展しかねません。

こうしたシビアな現場を経験してきたエンジニアに対しては信頼のレベルが高く、人材価値も高く評価される傾向があります。



ニーズだけで決めず、今後のキャリアプランを明確に

ここまでで近年ニーズが高まっているエンジニア職の分野を見てきましたが、これらはあくまでも「今現在ニーズが高い分野」です。

今後、他にもニーズが高まっていく分野があるはずですし、いま需要が高いからといって未来永劫その傾向が続くとは限りません。

トレンドの変化が激しく、浮き沈みや流行り廃りがある業界という点は、今も昔も変わらないのです。

また、中長期的な視点で考えたとき、重要なのは「いまニーズがあるかどうか」よりも「今後の自分のキャリアプランをどうしたいか」のはずです。

たとえニーズが高い分野の開発に携わる機会を得られたとしても、将来にわたってその分野に関心を持ち続け、新しい技術やトレンドを追いかけていく情熱を維持できないようでは意味がありません。

現状のニーズに振り回されず、自分のキャリアと将来を見据えて転職活動を進めることが大切です。



4)ITエンジニアにお薦めの転職エージェント

IT業界が売り手市場ということもあり、ITエンジニアを対象とした転職サービスは年々増え続けています。

サービスの種類が増えるだけでなく、各社が特徴を打ち出し、サービスの質を高めていくことでエンジニアの満足度を高めるべく切磋琢磨していますので、エンジニアが転職するにあたってこうしたサービスを使わない手はありません。

ここでは、とくにお薦めの3社についてご紹介します。

できるだけ2社以上に登録し、各社の良い点や強みをフルに活用していくと、転職の成功率をさらに高めることができるはずです。

隙間時間を活用して転職活動を進めたい方は、WORKPORTがお薦め

WORKPORTはIT業界に強いと定評のある転職エージェントです。

実際に利用したことのあるエンジニアの声として多く聞かれるのが、対応が迅速で助かったという感想です。

在職中に転職活動を進めたい人にとって、現職の仕事の合間を縫って面接に出向いたり、企業からのメッセージをチェックしたりするのは至難の業です。

WORKPORTは転職エージェントですので、面接日時の設定や企業とのやりとりを全て代行してくれます。

しかもレスポンスは極めて速く、面談を終えた当日に求人の紹介があった、といった声も多数聞かれます。

初回登録時に入力すべき項目が必要最低限の情報に抑えられているのも、多忙を極めるエンジニアにとっては嬉しい配慮です。

仕事の合間に隙間時間をうまく使って転職活動を進めたい人は、WORKPORTへの登録をお薦めします。

サービス名 WORKPORT(ワークポート)
特徴 「WORKPORT」は、IT・インターネット業界をはじめ、様々なジャンルの転職サービスを提供している総合人材転職エージェントサービスです。
「ひとつでも多くの可能性を追求できる、専門性の高い転職支援サービスを提供する」というポリシーを掲げ、書類の添削から面接サポート、年収交渉までトータルでサポートしてくれる、心強い転職サービスです。
企業名 株式会社ワークポート(2003年3月)

自分のアピールポイントを知りたい方は、レバテックキャリアがお薦め

レバテックキャリアはIT業界を専門とする特化型転職エージェントです。

元エンジニアという経歴を持つキャリアコンサルタントも在籍しているので、技術的な話など専門的な領域まで踏み込んで相談に乗ってもらえるのが大きな特徴です。

総合型転職エージェントの場合、IT業界が専門分野ではないコンサルタントが担当者になることもあり得ますので、希望条件やスキルレベルをきちんと把握しているか心配になるかもしれませんが、レバテックキャリアであればそういった心配は無用です。

初回面談をていねいに行うことでも知られており、90〜120分もの時間をかけて現状のスキルや今後のキャリアプランについてヒアリングをしてもらえます。

自分では気づいていなかった強みやアピールできるスキルを引き出してもらえることもありますので、自分のアピールポイントを明確にしたい人はレバテックキャリアを頼ってみるといいでしょう。

サービス名 レバテックキャリア
特徴 IT・Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービス! 業界最大級の非公開求人数と、業界情報や技術に精通したキャリアコンサルタントが、転職者に対して、キャリア相談から企業のご提案、条件面交渉などトータルな転職サポートを提供してくれます。
企業名 レバレジーズ株式会社( 2005年4月)

複数の分野の求人を見ておきたい方は、doda ITエンジニアがお薦め

ITエンジニアの仕事は多種多様であり、現在も細分化が進むとともに新たな分野が台頭し続けています。

自分がこれまで携わってきた分野だけでなく、新しい分野に挑戦したり、今まで知らなかった分野にも関心を向けてみたりといったことは、転職活動の機会だからこそできる視野の拡張方法ですので、ぜひいろいろいな分野の求人を見ていただきたいところです。

doda ITエンジニアは、国内最大級の転職サービスdodaから派生したITエンジニア専用の転職エージェントです。

dodaの膨大な求人データベースを共有していますので、数多くの分野からエンジニア職の求人が集結しています。

複数の分野の求人を見てさまざまな可能性を考えてみたい人は、doda ITエンジニアへの登録を検討してみましょう。

サービス名 doda ITエンジニア
特徴 国内最大級の求人案件と信頼を誇るdodaで、さらにITエンジニア向けの転職に特化したサービスが、この「doda ITエンジニア」です。 大企業や上場企業から中小、ベンチャーに至るまで多種多様なITエンジニア向けの求人にアプローチできるほか、業界に詳しい専任アドバイザーがしっかりサポートしてくれます。
企業名 パーソルキャリア株式会社(1989年6月)

まとめ 売り手市場だからこそ、転職は「大胆に」「慎重に」踏み出そう

IT業界が空前の売り手市場ですので、エンジニアにとって大きなチャンスであることは間違いありません。

大胆にキャリアチェンジしたい人にとっては、またとない機会と言えるでしょう。

ただし、売り手市場だから「誰でも」「簡単に」「どこへでも」転職できるわけではありません。

キャリアプランの検討や自己分析を慎重に行っておかなくてはならないことに変わりはないのです。

売り手市場という言葉に躍らされることなく、大胆に・慎重に転職成功へ向けて踏み出していきましょう。



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