ITエンジニアの転職市場【2023年】傾向とおすすめ業界・職種は?
[最終更新日]2023/01/27

ITエンジニアとして転職するにあたって、転職市場の最新動向や注目すべき業界を把握しておきたいと考えていませんか?
昨今はテクノロジーの進歩・発展がますます加速化しており、今後のキャリアを検討する際に動向を押さえておく重要性はいっそう増しています。
目次
1)2023年、ITエンジニア転職市場の動向

2023年のITエンジニアの転職市場では、大きく以下3点の動向が確認できます。
①リモートワークや複業等、働き方が多彩に
2020年のコロナ禍以降、とくにIT・通信業界においてリモートワークの普及が進んでいます。
参考:リクナビNEXTで「在宅勤務OK」となっている求人の業種別企業数

参照:【リクナビNEXT】在宅勤務OKの積極採用中求人・転職情報50選(求人数は2022年10月時点のもの)
ITエンジニアは、とくにリモートワークで働く人の多い職種です。
たとえば転職エージェントの「マイナビIT AGENT」では、リモートワーク可の求人が約4,000件、「レバテックキャリア」では約1万件確認できます(2023年1月現在)。
上記サービスでは、「オフィス出社は週1または月1のみで、それ以外の日は在宅勤務可」の求人も多く見られます。
具体的にどのような求人があるかを確認したい人は、いちどサービスをチェックしておくとよいでしょう。
こうした傾向は、2023年以降も一層高まることが予想されています。
リモートワーク環境で働きたい人だけでなく、「地方(地元)で働きたい」、「家事や育児との両立を目指したい」というITエンジニアの人は、転職によって新しい働き方を得るチャンスを得やすい時期といえます。
また、全体数はまだそれほど多くはないものの、「複業(パラレルワーク)可」とする求人企業も増加傾向にあります。
2023年に転職予定のITエンジニアの方は、「どの領域・分野で働きたいか」だけでなく「どのような働き方をしたいか」も踏まえて、企業選びをするのがよいでしょう。
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②未経験可・ポテンシャル重視の求人の増加
2023年1月現在において、ITエンジニアの人手不足は依然色濃く見られます。
そうした背景もあり、ITエンジニアの「未経験可・ポテンシャル重視」の求人も前年比で増加傾向にあります。
ITエンジニアの求人数国内トップを誇る「リクルートエージェント」では、以下のITエンジニア職種で「未経験可」の求人が多く見られます(2023年1月現在)。
- アプリエンジニア
- サーバエンジニア
- ネットワークエンジニア
- データベースエンジニア
- セキュリティエンジニア
- インフラエンジニア
- サポートエンジニア・運用SE
- 組込み・制御エンジニア
また、企業においてはITエンジニアを育成する機運が高まっています。
未経験職種であっても、ITや開発に関する知識・経験が一定あれば、ポテンシャル重視で採用される可能性があります。
③ DX人材ニーズの高まり
DXとは「デジタル・トランスフォーメーション」の略で、ビジネス環境の変化に伴い、デジタル技術を駆使した様々な改善・変革を実現する取り組みを指す言葉です。
クライアント企業のDX推進を主事業とする株式会社フレクトの2021年の調査※によると、「DXに関する必要性を感じていますか」という問いに対して社員300名以上の企業の70.5%が「YES」と回答したといいます。

※ 参照 株式会社フレクト「企業と顧客がデジタルでつながる「攻めのDX」を支援するフレクト、 企業のDX推進に関する実態調査レポートを発表」
国内の企業がDX推進において特に重視しているのが、「コスト削減」、「業務プロセスや業務システムの改善」です。
DX推進という言葉からは「サービスやビジネスモデルの変革」をイメージする人も多いと思いますが、日々の業務・活動からのスモールスタートの改善を求めている企業も少なくありません。
また、ITエンジニアは企業のDX推進の取り組みに最も関わりやすい職種です。
DXエンジニアやDXコンサルタントなどDX推進専門の職種も存在しますが、それ以外のITエンジニア職も企業からDX推進への取り組みとその理解を求められるケースが多いことを、意識しておくとよいでしょう。
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④ ITインフラ・ITセキュリティへの課題感
コロナ禍を経て、リモートワークの普及が加速しました。
業界によってはリモートワークに従事する社員の比率を大幅に引き上げたことに加え、人材採用の観点からもリモートワークの推進は多くの業界で重要な課題となりつつあります。
リモートワークを推進するにあたって、課題となりやすいのがインフラ整備とセキュリティ強化です。
オフィスでの業務を遠隔地で再現するには、各種ツールの導入と適切な運用が欠かせません。
しかしながら、自社にとって必要な施策やツールを判断しづらいと感じている事業者は決して少なくないのです。
ITインフラ・ITセキュリティ分野では、今後さらにITエンジニアの需要が高まっていくと考えられます。
これまで需要のなかった業界からも、システムやセキュリティに関する知見が求められる可能性は十分にあるでしょう。
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2)2023年のITエンジニア転職で注目しておきたい業界
転職先の業界を選ぶ際には、ITエンジニアの人材ニーズだけでなく業界全体の成長性や将来性も見据えて判断することが大切です。
次に挙げる3つの業界は、いずれも2023年以降も成長していくことが見込まれます。
気になる業界があれば、求人の動向を早めにチェックしておくことをおすすめします。
SaaS業界

SaaSとは「Software as a Service」の略で、インターネット上でソフトウェアを提供するサービス形態です。別名ではクラウドサービスとも呼ばれています。
SaaS業界は、2018年以降、毎年120%~130%のペースで市場規模が拡大し続けており、2023年以降も大きく成長が見込まれる業界の1つです。

出典:ITR「ITR Market View:ERP市場2021」
総務省が公表した「情報通信白書」によれば、2020年時点でクラウドサービスを「全社的に利用している」と回答した全社的に導入済みの企業は4割弱に留まっています。
一方、「一部の部門で利用している」「今後利用する予定がある」と回答した企業は39.4%にのぼることから、クラウドサービスの需要がは依然として高いことが分かります。
参考)令和3年版情報白書「基本データと政策動向」
SaaS業界で求められるITエンジニアは、大きく以下があります。
- アプリケーションエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- インフラエンジニア
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Web3業界

「Web3」は「Web3.0」や「分散型ウェブ」とも呼ばれており、主に以下の領域の総称として扱われます。
- ブロックチェーン
- NFT
- メタバース
いずれも今後の社会にとって不可欠となり、飛躍的な拡大が見込まれるサービスです。
Web3は概念そのものが2014年に提唱され、本格的に実用化され始めたのは2021年頃という新しい領域です。
そのため、2023年1月現在においては多くの企業でWeb3開発未経験者も選考対象としています。
ブロックチェーン・NFT・メタバースそれぞれの領域で、業務で求められる知識・スキルは以下のとおりです。
領域 | 求められる知識・スキル |
---|---|
ブロックチェーン |
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NFT |
|
メタバース |
|
ただし、転職時からこれらの知識・スキルを全て求める企業は少数派です。
ブロックチェーンやNFT、メタバースの分野に興味があって、自主的に知識・スキル獲得をしいるITエンジニアの方でしたら、企業から採用を受けられる可能性は充分にあるでしょう。
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コンサルティング業界

コンサルティング業界は今、大きな過渡期を迎えています。総合コンサル・戦略コンサルを問わず、経営・事業戦略を構築する上でITの知見が欠かせなくなったからです。
そうした背景から、2023年1月現在はSE、PL・PMといったITエンジニアの採用を積極的に行うコンサルティングファームが多く見られます。
ITコンサルタントの主な種類・業務領域は以下が挙げられます。
主な種類・業務領域 | 業務内容 |
---|---|
ITマネジメント戦略コンサルタント | 経営戦略や事業戦略の一環として、ITを活用した組織変革・業務改革の立案、計画、支援を行う |
ERPコンサルタント | 企業にERPパッケージの選定・分析、設計を提案し、業務改革を行う |
CRMコンサルタント | 顧客戦略の立案やマーケティングなどを行い、業務効率化のためのCRMシステムの企画・運用を行う |
SCMコンサルタント | プロダクトの生産から販売までの全工程の効率化を目指して企画立案、計画、支援を行う |
PMOコンサルタント | 顧客が計画または進行しているITプロジェクトのマネジメント、ディレクション、関係者との調整を行う |
ITエンジニア(SEやPM・PL)とITコンサルタントの大きな違いは、「作る行為」と「解決する行為」の違いで言い表すことができます。
DX推進へのニーズと呼応して、課題解決に向けての企画立案を行う人材の需要は非常に高まっています。
「顧客の課題解決に対して、直接かかわっていきたい」という意思のあるITエンジニアの方は、キャリアのひとつの選択肢として、ITコンサルタントも検討しておくとよいでしょう。
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3)2023年、ITエンジニアの転職を成功させるためのポイント
ITエンジニアの方が転職を成功させるには、どのような点を意識しておく必要があるのでしょうか。
ここまで紹介してきた業界動向や人材ニーズを踏まえて、2023年に押さえておきたいポイントをまとめました。
次に挙げる3点を踏まえて、採用担当者に響くアピールポイントを用意しましょう。

IT業界にこだわらず幅広い業界を視野に入れる
転職先の希望分野は、IT業界にこだわらず幅広い業界を視野に入れましょう。
ITエンジニアの知見や経験を求めているのはIT業界だけではありません。
これまで想定していなかった業界であっても、近年になって急速にITエンジニアの人材ニーズが高まっていることは十分に考えられます。
非IT分野の企業においても、システム開発や保守運用におけるベンダー依存から脱却を試みる動きが加速しています。
ベンダーロックインの状況が長く続くほど開発・保守運用のコスト増につながりやすいだけでなく、管理体制がブラックボックス化しがちになり、自社にノウハウやリソースが蓄積されないからです。
非IT企業がベンダー依存から脱却するには、インハウスエンジニアの存在が欠かせません。幅広い業界を視野に入れておくことで、思いもよらない優良案件に出会える可能性があります。
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経験業務やプロジェクト内容をどう活かせるのかを明確にする
職務経歴書やポートフォリオを作成する際には、経験業務やプロジェクトの羅列に終始しないよう注意してください。
現状のスキルや業務知識を正確に伝えることは重要なポイントですが、企業側が知りたいのは「入社後にどのような貢献ができる人材か?」という部分です。
経験業務やプロジェクト内容は、あくまでも過去の実績という点を忘れないようにしましょう。
企業研究を入念に行った上で、応募先企業が求めるスキルと自身の経験が重なる部分を明らかにしておくことが大切です。

その上で、「現状このスキルを持っている」「よって、入社後はこの分野での貢献が可能」といったように、現状と将来像を結びつける必要があります。
入社後に活躍する姿を採用担当者が具体的にイメージできるようにアピールするのがポイントです。
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今後のキャリアイメージを伝えられるようにしておく
直近の業務内容に関する希望条件だけでなく、中長期的なキャリアイメージを伝えられるように準備しておくことも非常に重要です。
コストをかけて人材を採用するからには、入社後はできるだけ長く活躍してほしいと考える企業が多いでしょう。今後のキャリアの方向性を自分の言葉で伝えられる人材であれば、採用するメリットを感じやすいはずです。
具体的には、特定の領域でエキスパートを目指すのか、マネジメント方面へ進みたいかによって、培っていくべきスキルや知識は大きく異なります。
中長期の目標を伝えることは、企業側にとって採用するメリットを見通すためのヒントとなるでしょう。
ITエンジニアとして今後どのようなキャリアを歩みたいのか、イメージを育んでおきましょう。
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4)ITエンジニアの転職におすすめの転職エージェント
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援を行うエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
また、マイナビIT AGENTを利用した人の転職後定着率は97.5%(※公式サイトより)。
転職者一人ひとりにマッチする求人紹介とサポートが期待できます。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.6万件(2023年1月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
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リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2022年10月のITエンジニア向け公開求人数は7万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
これまでの培ったノウハウと企業とのリレーションをもとにした支援ツール・サービスの充実がリクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
ITエンジニアの転職では、その職場の開発環境から求められるスキルや働き方まで、ネットで公開されていないような企業情報が必要となることは多いです。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにITエンジニアの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約8.4万件(2023年1月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
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レバテックキャリア
レバテックキャリアの担当エージェントは全員エンジニア経験者。「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上の高い実績を誇ります。
レバテックキャリアは「エンジニア実務経験者」のサポートに特化した転職エージェントサービスです。
保有求人数もIT・Web業界特化型サービスの中ではトップクラスで、かつエンジニアの専門知識を持つ担当エージェントからサポートを受けることができます。
とくに書類添削サポートおよび企業への交渉力に強みがあり、「希望の企業に転職」96%、「転職後の年収アップ率」80%以上と、非常に高い高い実績を誇っています(※公式サイトより)。
「年収アップなど待遇面での改善をしたい」、「エンジニアとしてのキャリアプランを掘り下げたい」、「書類や面接で評価してもらえるようアドバイスを欲しい」というエンジニアの方は、レバテックキャリアがおすすめです。
レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.7万件(2023年1月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
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ワークポートはリクルートエージェント・dodaに次ぐ豊富な求人を抱える転職エージェントです。
とくにIT・Web系職種に関する求人が多く、また同サービスは「業界・職種未経験者」への転職成功に多くの実績があります。
そのため、「プログラマーからSE」、「SEからPL」、「サーバーエンジニアからセキュリティエンジニア」といったエンジニアのキャリアアップ・キャリアチェンジの際は、とくに多くの求人を紹介されやすいでしょう。
「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約2.1万件(2023年1月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
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Geekly(ギークリー)
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。各職種別に専門コンサルタントが在籍しており、目指す領域の最新トレンドをキャッチしながらの転職活動が実現できます。
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントサービスです。
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。
また、サポートの際は細分化された職種別に担当が付きますので、目指す領域のトレンドや転職事例を知りつつの活動ができるでしょう。
そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は77%といいます(※2022年10月 公式サイトより)。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
Geekly(ギークリー)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
公開求人数 | 約1.8万件(2023年1月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) |
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まとめ 人材ニーズとキャリアイメージのバランスを大切に
今回紹介してきた通り、ITエンジニアが活躍できる場は今後いっそう広がっていくことが予想されます。
人材ニーズに関しても、ますます高まっていくのはほぼ間違いないでしょう。
一方で、転職が今後のキャリア形成に深く関わる重要な決断であることは間違いありません。
人材ニーズが高い分野をリサーチすることは重要ですが、自身のキャリアイメージを実現できる分野か、将来的なキャリアイメージが湧くかといった点もしっかりと考えておく必要があります。
今回紹介したポイントを参考に、人材ニーズとキャリアイメージのバランスを十分に考慮した上で転職活動を進めていきましょう。