30代前半の転職は、大きなターニングポイント!30代前半転職成功のポイント3つ
[最終更新日]2021/02/25

「将来を見据えて転職したい」
そんな気持ちが芽生えるのも、社会人としての経験も知識も蓄え、将来を考える余裕の生まれた30代前半ならではと言えます。
つまり、社会人にとって30代前半の転職は、一つのタイミングであるとともに、人生においての「大きなターニングポイント」であることが伺えます。
そんな大事な時期だからこそ、きちんとポイントを見定めたうえで後悔のない転職をしたいものです。
目次
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現在、新型コロナウィルスの感染拡大防止に向けて、多くの企業また転職エージェントサービスにて電話面談、またはオンライン面談の利用を促しています。
在宅においても転職活動は可能ですので、「なるべく早く転職活動を進めたい」という方は、以下オンライン対応の転職サービスへの相談をお薦めします。
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・求人提案が強い|全世代向け:doda
・サポートが丁寧|若手社会人向け:マイナビエージェント
・豊富な求人|全世代向け:リクルートエージェント
・IT業界の転職支援に強い|全世代向け:ワークポート
・キャリア相談に強い|ハイクラス向け:JACリクルートメント
・サポートが丁寧|全世代向け:パソナキャリア
登録後に担当者から連絡が来ますので、そこで転職の希望条件と、どのように転職活動を進めていくと良いかのアドバイスをもらいましょう。
1)30代前半の転職は、企業からのニーズも高い!

即戦力として企業からのニーズが高い30代前半
「30歳を過ぎると、転職がしづらくなってくるのでは?」
かつてはそのようなイメージが持たれていた時期もありました。
30代前半になると、社会人経験も10年ほどになり、第二新卒や20代とはちがい、働いてきた組織の「色」が付いていたり、社会人としてのものの見方や考え方が固まってきたりする時期と考えられていたためです。
しかし、近年では事実上65歳まで働くことができるようにもなり、30代前半であっても、向こう30余年の社会人人生が残っていることになります。
そのため、「若手」と「中堅」の境目にあたる年代と見なされ、20代で得た経験を武器に即戦力として活躍できる層であると、多くの企業が認識を新たにしているのです。つまり、30代前半の転職活動には、それほど大きな年齢的なハンデは無いということです。
以下のグラフをご覧ください。

こちらは年齢別の転職成功者の割合を示したものになります。
20代に比べれば減少傾向は見られるものの、30代前半の割合もまた、高水準を保っていることが伺えます。
また、即戦力とはいえ、30代前半の誰しもが管理職などマネジメントの経験が必須というわけではありません。
30代後半や40代となるとマネジメント経験を問われるケースも増えていきますが、30代前半ではリーダーやサブリーダーなど、マネジメントに準ずる経験であれば評価される可能性があるのです。
一方で、「未経験職種」への転職は、30代前半がラストチャンス
一方で、30代前半の転職がぎりぎりのタイミングというケースもあります。それは、未経験職種に転職したい場合です。
20代の社会人が未経験職へ転職するのは、それほど難しくないと言われています。
それは、残された社会人生活の長さを考えたときに、転職先の企業が新たに研修を施し、育成していくだけの期間が十分にあると考えられるからです。
ところが、30代後半や40代となると、「ゼロから育成していく」というよりは「後進を育成・指導する」立場として活躍してもらいたいというニーズが高まります。そのため、未経験の状態で入社し、仕事を覚えていくタイミングとしては30代前半がぎりぎりのタイミングと言えるのです。
もちろん、業種や職種によって未経験でも転職可能なタイミングは異なります。
たとえば建設業界やIT業界、介護福祉系の職種は人手不足が深刻化していることもあり、比較的高い年齢であっても未経験で転職可能な場合があります。
しかし一般的に、未経験職種への転職を検討している人は30代前半がラストチャンスとなるかもしれません。「いつか転職したい」と考えているのであれば、今のタイミングでその一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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2)30代前半の転職を成功させるために、意識したいポイント5つ

続いては、30代前半の転職活動を成功へと導くために意識しておきたいポイントをご紹介します。
ポイントは、以下の5つです。
- 「本当に転職が必要なのか?」を見直す
- 「何を求めて転職するのか?」を考え優先順位を明確に
- 自身のキャリア・人生をしっかり描いてから、転職活動を行おう
- 将来のイメージを描く際は、ギャップ・アプローチだけでなく、ポジティブ・アプローチも意識して
- 転職サービスはなるべく2社以上に登録を
各項目について、詳しく見ていきましょう。
「本当に転職が必要なのか?」を見直す
「転職をしたい」という願望は同じでも、その背景は人によって様々です。
次の表は、転職エージェントdodaが30代のビジネスパーソンを対象に行った「転職したいと思った理由」ランキングです。
順位 | 転職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 会社の将来性が不安 | 11.70% |
2位 | ほかにやりたい仕事がある | 11.50% |
3位 | 給与に不満がある | 7.70% |
4位 | 専門知識・技術力を習得したい | 5.40% |
5位 | 残業が多い/休日が少ない | 4.90% |
6位 | 幅広い経験・知識を積みたい | 3.90% |
7位 | U・Iターンしたい | 3.30% |
8位 | 市場価値を上げたい | 2.70% |
9位 | 会社の評価方法に不満がある | 2.50% |
10位 | 業界の先行きが不安 | 2.50% |
このランキングから、「他にやりたいことがある」「経験を積みたい」などのポジティブな理由から、「会社の将来性への不安」や「給与への不満」などネガティブな理由まで、実に様々な思いを抱えながら転職を決意されていることが分かります。
ネガティブな理由に関しては、確かに転職をすることで解消される可能性もあります。
しかしその逆に、転職後、新しい職場でさらに悪環境に陥ってしまう可能性も同様にしてあります。
30代前半の社会的需要が高まっているとはいえ、自分に合わない環境から逃れるため何度も転職を繰り返す「転職グセ」は、その後の経歴として残ってしまうため徐々に不利になってしまいます。
そういった事態はぜひとも避けたいものです。
そのためには転職活動を始める前に、今自分が置かれている状況が「本当に転職でしか解決できない問題か」を見極めておく必要があります。
「人間関係」や「仕事内容」といったネガティブ因子は、たとえば転職をせずとも「異動願い」などのかたちで同じ会社の違う環境で働けるといった可能性もあります。
「転職すれば必ず楽になる」と信じて行動してしまう前に、今一度、ご自身の置かれた状況をしっかり振り返ってみましょう。
「何を求めて転職するのか?」を考え優先順位を明確に

「転職をすべきか否か」の見極めができたら、次に行うべきは「転職においての譲れない条件の洗い出し」です。
具体的には希望条件に「優先順位」をつけると良いでしょう。
たとえば「年収を上げたい」「通勤は片道〇分以内がいい」「残業が少ない方がいい」「キャリアアップしやすい職場がいい」など、転職の際の希望条件が複数あったとします。
しかし実際には、それらすべての条件を満たすことができる企業を見つける、というのはなかなか一筋縄ではいかない作業です。こだわりを捨てられないばかりに、転職活動がどんどん長期化する恐れもあります。
転職活動においては、「絶対に手に入れたいもの」と「失っても構わないもの」の優劣をつけられているかが、成功の秘訣であると言っても過言ではありません。
希望条件に優先度をつけ、それが適う職場を探したり対策を立てた方が、はるかにスムーズに転職を進められるでしょう。
自身のキャリア・人生をしっかり描いてから、転職活動を行おう

希望条件に優先度をつけたことによって、転職活動の方針も見えやすくなったと思います。
次に意識したいのが、「将来のキャリアプラン」をしっかりと描くこと。転職活動における「軸」の部分になります。
転職した先で「5年後、10年後にどのような働き方ができているか」「その仕事を通じて何が得られそうか」を思い描くことで、自ずと今足りていないものや、そこに至るまでに準備しておくべきことが明確になります。
自分自身を客観視し、「理想のキャリアを歩んでいる自分」を定めておくことで、転職活動自体も「そのキャリアへ近づけるための活動」となり、スムーズに進めることができるのです。
また、30代前半は仕事だけでなくプライベートにおいても結婚や出産・育児など大きな変化が訪れやすい時期です。
それに伴い「仕事と家庭を両立する生活」を理想とするならば、「定時に帰れる」「福利厚生等の手当てが充実している」などの企業を選ぶという目標が生まれます。
仕事でもプライベートでも「なりたい人生を歩めているか」を転職の「軸」として胸に留め置いておくことで、前向きに転職活動に臨むことができます。
将来のイメージを描く際は、ギャップ・アプローチだけでなく、ポジティブ・アプローチも意識して

転職を始めるにあたって、「希望の職種に求められるスキルがすべて備わっている」というような完璧な状態でのぞめる人はほとんどいません。「自分の強みは認識しているが、希望職種に必須なスキルについては十分な自信がない」といった状態が大半でしょう。
そんな時、自分に足りないものは何かを考え、そこを埋めようとする方法を「ギャップ・アプローチ」と言います。
既に自分の課題が明確になっている場合、このギャップ・アプローチがポジティブに機能することもありますが、転職活動で必要となるスキルや経験は一朝一夕に身につくものではありませんので、「自分には〇〇が足りない」「〇〇が身につくまで転職できない」といったネガティブな方向へ向かってしまうリスクもあります。
そこで意識したいのが、自身の強みを最大化し、理想とする方向へと能力全体を底上げしていく「ポジティブ・アプローチ」で転職活動にのぞむことです。
自身の足りない部分にこだわるのではなく、今持っている能力やスキル、経験を肯定して最大限にアプローチをしていく。そうすることで、自然と企業からの評価も高くなり、好条件で転職が決まるといった可能性も出てくるのです。
転職サービスはなるべく2社以上に登録を
30代の転職では、「転職エージェント」のサービスを利用することがおすすめです。
転職エージェントは、私たち転職者に対して求人の紹介だけでなく、今後のキャリアについてのアドバイスや、書類添削・面接対策などのサポートを行ってくれます。

転職エージェントを利用する際に意識しておきたいのが、「2社以上」に登録するということです。
社会的ニーズの高い30代前半の人であれば、転職エージェントに登録した時点で企業からのスカウトやエージェントからの企業紹介を複数受けることもあるはずです。
そうすると「これだけ紹介してもらえれば十分」と安心してしまいがちです。
しかし、転職エージェントには各社の強みがあり、ある転職サービスでしか見つからない非公開求人を見逃してしまう恐れもあるのです。
今、あなたが登録を検討しているサービス以外で、中にはあなたにとって他のどの求人よりも魅力的なものがあるかもしれません。
その際は、複数の転職エージェントを活用することで各社の強みに相乗効果が起こり、希望条件に合った求人情報をできるだけ漏れなく収集することが期待できるのです。
また、複数の転職エージェントに登録することは、「転職活動を円滑に行う」うえでも効果を発揮しやすくなります。
参考:転職活動を円滑に行うための、転職エージェント活用法
転職エージェントを有効活用していくうえで意識したいポイントは、以下の3点です。
- Point1 30代向けの主要な転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 担当アドバイザーとのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する


特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は、就職活動を成功に導くためにとても重要な要素となってきます。
というのも、担当するキャリアアドバイザーによっては、あなたの望む方面での知識が十分でなかったり、相性等の不一致から活動を進めにくくなるといった問題が出てくる可能性もあるからです。
事前に複数の転職エージェントに登録しておくことで、「自分に合ったサービス、および担当アドバイザー」を早めに見出し、円滑に就職活動を進めていくことができるのです。

自分に合う担当アドバイザーを見つけるには、以下のポイントについて確認すると良いでしょう。
- 「親身に相談に乗ってくれるか」
- 「紹介する求人について、おすすめの理由をきちんと説明してくれるか」
- 「紹介・連絡のペースは適切か」
以上のような点を確認することで、あなたにマッチする担当(サービス)かの判断がつきやすくなります。
3)30代前半の転職におすすめの転職エージェント
30代前半の転職は引く手数多だからこそ、転職サービスをフル活用して後悔のない選択をすることが大切です。
ただし、この年代を対象としている転職サービスは数多く存在するため、どれに登録したらいいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。
転職サービスは新卒採用のときと比べ、各社で特徴や強みが大きく異なりますので、自身が転職先に求めることや転職活動の目標として掲げていることに合わせて選ぶようにしましょう。
【最初に登録しておきたい】求人数が多いおすすめ転職エージェント

ここでご紹介する5社のエージェントサービスは、いずれも対応エリア求人数ともに幅広いサポートを行っているため、「どのエージェントを利用すべきか」悩んだときは、まず登録しておいて間違いありません。
代表する5社の特徴をご紹介します。
対応エリア | 求人数 | サポートの質 | 対応スピード | |
---|---|---|---|---|
doda | 全国 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
パソナキャリア | 全国 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
リクルートエージェント | 全国 | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
マイナビエージェント/a> | 全国 | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
type転職エージェント | 関東 | ★★☆ | ★★★ | ★★☆ |
初めての転職ならdodaがおすすめ
知名度、対応エリア、求人数ともにトップクラスなのが転職エージェントのdoda。
それだけに在籍するキャリアアドバイザーのスキルも高く、多くの利用者が登録しています。
今回が初めての転職という方も、ご自身の希望を絶対に叶えたいという方も、まずは登録しておいて損はないサービスです。
また、豊富な求人の多くは、dodaでしか見ることのできない「非公開求人」です。その数は、常時10万件近くにも上ります。
dodaへの登録者は、その非公開求人情報を「スカウトメール」という形で受け取ることができ、ご自身の希望職種や年収などを比較・検討しながら転職活動を続けられるのです。
今回が初めての転職だという方は、まずはdodaへの登録を検討してみましょう。
![]() |
サービス名 | doda(デューダ) |
---|---|---|
特徴 | 全国対応、かつ国内トップレベルの膨大な求人数! すべての業種・職種を網羅した求人情報だけでなく、キャリアアドバイザーの良質なサポートで、転職成功者の実績・評判が共に高い、初めに登録しておきたい鉄板の転職サービスです。 |
|
企業名 | パーソルキャリア株式会社(1989年6月) |
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丁寧なサポートが欲しい方にはパソナキャリアがおすすめ
パソナキャリアもdodaと同様、豊富な求人案内と対応エリアの広さを得意としています。また、エージェントの拠点自体も全国にあるため、たとえ地方在住の方であっても問題なく登録・利用できることが魅力の一つです。
業界大手のエージェントサービスの弱点として、「登録者が多い分、一人ひとりの求職者にかけられる時間が少なくなっていく」点があるのですが、パソナキャリアはその中でも、かなり高い評判・満足度を誇っています。
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サービス名 | パソナキャリア |
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特徴 | 手厚く、そして親身な転職者支援で評判の高いパソナキャリア! 幅広い業界に向けての求人案内数と、地方転職者含めた全国の方々がサービスを利用できる体制を整えています。 はじめての転職ならではの不安や疑問を解消できるよう、転職活動のやり方や自己PRの仕方など、丁寧にサポートしています。 |
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企業名 | 株式会社パソナキャリア(1976年) |
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多くの求人から比較・検討したい方にはリクルートエージェントがおすすめ
転職エージェントと聞いて、多くの方がリクルートエージェントの名前を思い浮かべることでしょう。
実際、その知名度の高さに裏打ちされるかのように、これまで数多くの求職者を転職成功へと導いてきた豊富な実績があります。
中でも評判が高いのが「求人数の多さ」と「エージェントサポートの質の高さ」です。
非公開求人はdoda同様、常時10万件以上を保有しており、「IT業界」の求人も触れる機会がたくさんあります。
リクルートエージェントのその他の転職サポートとして、「面接力向上セミナー」や「エージェントレポート」と呼ばれる、選考にあたってのポイントをまとめたレポートを受け取ることもできます。
豊富な非公開求人の中から転職先を吟味したい方は、リクルートエージェントを利用することで目的が叶うでしょう。
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サービス名 | リクルートエージェント |
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特徴 | 転職後の利用者満足度によると、99%の方が「満足」!20代~40代まで幅広い利用者の方からの高い満足を実現する、業界最大手の転職エージェント。 | |
企業名 | 株式会社リクルートキャリア(1977年11月) |
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じっくりと腰を据えて転職先を選びたいという方にはマイナビエージェントがおすすめ
マイナビエージェントが対応している地域は全国ですが、その中でも首都圏エリアと関西エリアでは特に良質な求人が揃っています。
そして、多くの転職エージェントがサポート期間を「3か月」としているのに対して、マイナビエージェントはその期間を「無期限」としています。
つまり、ご自身の納得いくまでじっくりと転職先を決めたいという方には、とてもおすすめのサービスなのです。
また、マイナビエージェントでは「業界別」のキャリアアドバイザーの専任制という体制を取っています。これによって、転職希望者に対して、業界や分野に特化した専門的なアドバイスを伝えることができるのです。
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サービス名 | マイナビエージェント |
---|---|---|
特徴 | 全国約10か所にわたる拠点ネットワークで、地方でも転職者とのOne to Oneのコミュニケーションが可能! 「転職エージェントのきめ細やかなサポート」で定評の、満足度も抜群に高い転職エージェントサービスです。 |
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企業名 | 株式会社マイナビ(1973年8月) |
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高い確率で年収アップを実現したいという方はtype転職エージェントがおすすめ
Type転職は、株式会社キャリアデザインセンターが運営する老舗の転職支援サービスで、特にIT・通信業界への転職サポートを得意としています。
利用者の71%が転職後に年収アップを果たしており、「年収アップを高い確率で実現したい」という方にはとっておきのサービスと言えるでしょう。
一方で、サービスの対応地域が東京・神奈川・千葉・埼玉と、地域が限られてしまうので、お住いの地域や希望する転職先の場所によっては注意が必要です。
ただ、対応エリアを絞っている分、アドバイザーが一人ひとりの転職希望者に対して丁寧にサポートすることができるという点で、type転職エージェントは多くの利用者から高評価を得ているのです。
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キャリアアップを実現したい方におすすめの転職エージェント

転職理由は人によって様々かと思いますが、中でも多いのが「キャリアアップ」を目的とした転職。
「管理職としてのキャリアを活かしたい」「年収800万円を達成したい」など明確な目的がある際にはぜひ、キャリアアップ転職のサポートに強いエージェントへの登録をおすすめします。
中でも評判の高い5社についてご紹介していきます。
対応エリア | 求人数 | サポートの質 | 対応スピード | |
---|---|---|---|---|
JACリクルートメント | 関東・中部・関西・中国地方 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
パソナキャリアハイクラス | 関東・関西・東海地方 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
Bizreach(ビズリーチ) | 全国 | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
CAREER CARVER(キャリアカーバー) | 全国 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
iX転職 | 全国 | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
海外勤務を目指す方にはJACリクルートメントがおすすめ
JACリクルートメントが扱う求人の多くは、グローバル企業や海外勤務のある企業です。
そのため、「キャリアアップ」を目標に掲げ転職活動をされている方にとってはうってつけのサービスでしょう。
キャリアアドバイザーによるヒアリング、求人紹介、選考対策に重きを置いたサービスを展開しており、中でも30~40代のミドル層へのサポートの厚さが強みです。
また、紹介する企業のすべては、事前にJACリクルートメントのキャリアアドバイザーが事前に訪問しているため、「企業文化」や「今後の事業戦略」など、かなりの有益情報を得ることができます。
転職にあたって「キャリアアップ」を目的としている方、「海外進出」も視野に入れている方は、JACリクルートメントへの登録をご検討されてみてはいかがでしょうか。
![]() |
サービス名 | JACリクルートメント |
---|---|---|
特徴 | ミドル世代の転職者へのサポートに強く、かつグローバル企業、海外勤務の求人情報も多数! 実績豊富なキャリアコンサルタントに対するサービス満足度も高い、「ステップアップの転職」を目指す際はぜひ登録しておきたい転職サービス! |
|
企業名 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント(1988年3月) |
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年収700万越えの求人を紹介してもらいたいという方にはパソナキャリアハイクラスがおすすめ
パソナキャリアハイクラスは、パソナグループが運営している、ハイクラスに特化した転職支援サービスです。
紹介する求人は、「年収700万円以上」の求人が多く、利用者の67.1%が転職後に年収アップを果たしています。
それを可能にしているのが、先の求人の質の高さに加えて、アドバイザーのサポートが丁寧であることが挙げられるでしょう。
また、通常転職エージェントでは、アドバイザーを選ぶことはできませんが、パソナキャリアハイクラスでは首都圏限定で、転職希望者からアドバイザーを指名する「逆指名サービス」を利用することもできるのです。
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サービス名 | パソナキャリア ハイクラス |
---|---|---|
特徴 | パソナキャリア ハイクラス転職支援サービスは、人材サービスを展開するパソナグループが運営するハイクラス・エグゼクティブ向けの転職支援サービスです。 パソナキャリアが取り扱っている求人の中でもとくに管理職や役員クラスといった、いわゆるハイクラス人材を求める企業に特化しています。 |
|
企業名 | 株式会社パソナ(1976年) |
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自分の経歴・スキルをしっかり把握してもらいたい方にはBizreach(ビズリーチ)がおすすめ
キャリアアップを目標に掲げている方にとって重視したいのが「ミスマッチのない」転職。
自分のこれまでの経歴やスキルを十分に理解してもらったうえで、自身が輝ける職場で働きたい、というのが本音ではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのがBIZREACH(ビズリーチ)のサービスです。転職エージェントサービスの中でも珍しい「スカウト制」での転職活動が可能であることが特徴です。
たとえば「管理職転職」や「年収800万円以上」などの希望を掲げている場合、一般的な転職サービスを利用してもなかなか希望に適う求人が見つからない可能性もあります。
その点、ビズリーチで求人募集をかけている企業のほとんどが「管理職採用」や「年収800万円以上」の好条件を提示しています。
自分を本当に必要としてくれる企業から「声がかかる」のは、まさにビズリーチならではの強みです。
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サービス名 | BIZREACH(ビズリーチ) |
---|---|---|
特徴 | BIZREACH(ビズリーチ)は、国内最大級のエグゼクティブ・ハイクラス向け転職サービスです。 国内外の優良企業と、厳正な審査基準をクリアした一流ヘッドハンターたちが、転職活動をされている方々に直接スカウトします。 |
|
企業名 | 株式会社ビズリーチ(2007年) |
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ヘッドハンターの求人紹介を希望する方にはCAREER CARVER(キャリアカーバー)がおすすめ
CARRER CARVER(キャリアカーバー)は、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職エージェントサービス。
先に挙げたビズリーチと同様、ヘッドハンターからのスカウトを待つ形式で、転職活動を行うことができます。
登録後はあなたの経歴・スキルなどを記したレジュメ(匿名)を提出し、その内容に応じてCAREER CARVERに在籍するヘッドハンターが、あなたへ直接スカウトメールを送り、選考へ移るという仕組みです。
この選考形式の利点としては、やはり「自分で求人を探す手間が省ける」ことにあります。
中には現職で働きつつ転職活動を行っている方もいると思いますので、「時間」を手に入れられるこの転職方式は貴重であるはずです。
また、紹介先企業は「経営幹部クラス」や「エキスパート職」が多く、まさにキャリアアップを目指す方の希望を叶える条件のものが多いのが特徴です。
現職で働きつつ、効率よく転職活動を進めたい方は、CAREER CARVERのサービスをご検討してみてはいかがでしょうか。
![]() |
サービス名 | CAREER CARVER(キャリアカーバー) |
---|---|---|
特徴 | 国内人材紹介企業No1のリクルートが展開する、ハイクラス・エグゼクティブ向け転職サービス エージェント・ヘッドハンターは厳選されたメンバーで構成され、ミドル世代からの転職はじめ、高年収や経営ボードを狙う求職者に対して、妥協しない転職活動を支援します。 |
|
企業名 | 株式会社リクルートキャリア(1977年11月) |
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理想の働き方を実願したいという方にはiX転職がおすすめ
BIZREACH(ビズリーチ)とCAREER CARVER(キャリアカーバー)に続くヘッドハンティングサービスでおすすめしたいのが、iX転職です。
IX転職は、dodaを運営するパーソルキャリアが提供しているハイクラス向けのヘッドハンティングサービス。
現在の年収が600万円を超える方にターゲットを絞っているので、「さらに高みを目指して転職したい」という方にはおすすめのサービスです。
また、iX転職は2018年に政府主導で行われている「働き方改革」に呼応する形で、多様な働き方に対応した求人を多く取り揃えています。
新たなキャリアの可能性を模索したいという方は、一度ix転職のサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
![]() |
サービス名 | iX転職 |
---|---|---|
特徴 | iX転職は、「キャリアに戦略を」をキーワードにした、国内初のハイクラス転職サービス。 年収800万円以上のビジネスパーソンをターゲットに、「CxO」「コンサルタント」「金融系専門職」など、様々な業界・業種の求人を保有しています。 厳選されたヘッドハンターによるスカウトがもらえるため、おすすめです。 |
|
企業名 | パーソルキャリア株式会社(1989年6月) |
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その他にも、それぞれの業界に特化した転職サービスを一覧でご紹介しますので、ご参照ください。
「特化型」の転職エージェントおすすめ一覧
業種 | サービス名 | 特徴 |
---|---|---|
IT | ![]() レバテックキャリア |
|
![]() ワークポート |
|
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![]() マイナビITエージェント |
|
|
女性向け | ![]() リブズキャリア |
|
![]() type女性の転職エージェント |
|
|
マスコミ | ![]() マスメディアン |
|
介護 | ![]() きらケア |
|
![]() マイナビ介護職 |
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管理職業務全般 | ![]() MS-Japan |
|
外資系 | ![]() ロバート・ウォルターズ |
|
![]() エンワールド |
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ハイクラス | ![]() キャリアカーバー |
|
![]() パソナキャリア ハイクラス |
|
|
フリーター・派遣社員からの転職 | ![]() JAIC |
|
![]() ハタラクティブ |
|
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まとめ)人材としての需要が高い年代だからこそ、転職の目的をしっかり持とう

30代前半の転職は、上の世代の転職希望者と比べると、転職に成功しやすい年代と言えます。
しかし、人材としての需要が高いことと、自分自身にとっての転職成功へと漕ぎ着けられることとは必ずしもイコールではありません。
転職しやすい年代だからこそ、自分はなぜ転職するのか、転職先に何を求めているのか、今後のキャリアで何を実現したいのか、といった自分の中での「軸」をしっかりと持っておくことがよりよい転職へのカギとなります。