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30代後半の転職は、慎重かつ「情熱」を持って! 30代後半転職成功のポイント3つ

[最終更新日]2018/08/29

30代後半のビジネスパーソンが転職しようと思ったとき、まず心に留めておかなくてはならないことがあります。

それは「20代と同じ土俵で戦ったら、ほぼ間違いなく負ける」ということです。全くの未経験業種にジョブチェンジするなど、ある意味で無謀な挑戦でも20代なら可能ですが、30代、とくに30代後半になってくるとそうはいきません。

目次

1) 30代後半の転職は、「管理能力」が求められる!

企業が求める「管理能力」とは?

20代や30代前半までの転職であれば、「自分はこの仕事をやってきた」「次の職場でもこの業務についての能力を発揮できる」とアピールできれば採用されることも少なくありませんでした。しかし、30代後半以降になると、企業は転職者に「管理能力」を求める場面が急激に増えていきます。

管理能力を求められるということは、端的に言えば「自分ができるというだけでは100点中50点」「後輩や部下を指導・育成し、チームや部署を引っぱっていく力が必要とされる」ということなのです。

仕事を自分だけで自己完結してしまうのではなく、周囲を巻き込んで各自に役割を与え、ときにはモチベーションを高める言葉を投げかけながら、チームや部署全体を見ていく必要があります。当然、そのためには実務をよく理解している必要がありますし、それを人に伝えるコミュニケーション能力も求められます。

企業が求める「管理能力」は、これらの力を総合的に持っていることを指しています。

決して、「リーダーの経験があります」「課長をやっていました」という肩書きそのものを指すわけではないことに注意が必要です

「管理能力」が求められる求人は、「組織力強化」、「新事業立ち上げ」、「欠員補充」のケースが多い。

中途採用者に管理能力を求められるパターンとして最も多いのは、組織力強化を課題としている企業です。

たとえば中小企業の場合、新卒を毎年採用できるわけではない企業も少なくありません。新卒の段階で将来的にマネージャーとしての活躍する資質を持っている人物かどうか、判断を下すのは極めて難しいと言わざるを得ません。

数年に1回の新卒採用で管理職に適した人材を確保できていないとなると、外部から中途採用で適任の人材を引っぱってくるしかありません。これが「管理能力」を条件に中途採用募集が行われる背景なのです

また、組織にとって前例のない新規事業の立ち上げに際して、経験のある人材を採用し責任者に抜擢するケースもよく見られます。

中堅の社員が急に退職することになり、欠員を補うために同等のレベルのスキルや経験を持つ人材を採用する、といったパターンもめずらしくありません。

このように、組織力強化、新規事業立ち上げ、欠員補充と理由はさまざまですが、中堅にあたる中途採用者を組織の中核を担っていく人材として重要視している企業が多いことは間違いなさそうです。

30代後半の転職者に、企業が求めていることは

30代後半の転職者に対する企業の要求は高く、誰でもすぐに転職できるとは限らないことが分かります。

年齢的にも「新しいことを吸収する」期間をそろそろ終え、後進の育成など「自分が得てきたものを残していく」段階に入っていく年代です。

30代後半の転職者に企業が求めていることを挙げると、次のようになります。

  • 十分な実務経験と、入社後すぐに活躍できる即戦力
  • 年少者の模範となり人材を育成する指導・管理能力
  • リーダーや管理職としての経験
  • 取引先など業界内での人脈
  • 経験業務に対する深い知識

30代前半までの転職者に求められる実務スキルや即戦力は、30代後半になると「持っていて当然」というレベルになっていきます。さらに持っているスキルや経験を年少者や部下となる若手の人材に継承し、指導していく力が求められるのです。

個人として活躍できるのは当たり前、その力を組織全体のために役立てることができるかどうかが重視される、と言い換えることもできるでしょう。

以上のように、30代後半の転職者に対して、企業は大きな期待を寄せています。

逆の見方をすれば、企業が求める力を発揮できる人材であれば、30代後半という年齢は全くネックにならず引く手あまたであることが分かるはずです。

2) 30代後半の転職を成功させるために、意識したいポイント3つ

30代後半の転職者に対して、企業は大きな期待を寄せています。裏を返せば、それだけ厳しい目で見られるということでもあります

そこで、30代後半のビジネスパーソンが転職活動の準備をするにあたっては、「戦略的」な考え方が欠かせません。

職務経歴書の作成や求人の検索などの具体的な行動に移る前に、今回の転職に際してどのような方向性やスタンスでのぞむのか、よく考えておく必要があります。何となく転職活動を始めてしまうことがないよう、ポイントを押さえてしっかりと準備を進めましょう。

自身のキャリア・人生をしっかり描いてから、転職活動を行おう

転職準備を進める前に、就業開始後の姿をイメージしてみましょう。

20代の転職者であれば「時間をかけて少しずつ職場に慣れていきます」というスタンスでも問題ないかもしれませんが、30代後半の転職者となると、それでは物足りません。

入社してから半年、1年後、3年後、5年後といったスパンで、どのような仕事をこなしていたいのか、どういった立場で仕事をしていたいのか、といった具体的な「あるべき姿」をイメージしておきましょう

そうすることで、

  • 何を優先し、何を切り捨てるべきか
  • 転職、さらには仕事に何を求めているのか
  • その仕事を通じて達成したいことは何か

といったことがより明確になっていくはずです。

反対に、こうしたことが曖昧なまま「今より条件が良い職場」といった近視眼的な仕事の選び方をしてしまうと、入社後にミスマッチに苦しんだり、求められている力を発揮できず居づらくなってしまったりといった事態になりかねません。

まずはキャリアビジョンを描き、そこから逆算して転職先を選ぶという手順で考えることが大切です

冷静さはとても大切。でもそれだけでなく、「情熱」もしっかり出していく

30代後半になると、会社とはどのような場所なのか、自分が働く上で発揮できる力のレベルと範囲はどのぐらいなのか、客観視するだけの冷静さが身についてくることでしょう。もちろん、年齢相応に物事を客観視できることは重要なことですし、転職活動を進めるにあたって動向をじっくりと見極める冷静さを持つことはとても大切です。

しかし、こうした冷静さは、ときとして「凡庸さ」と紙一重になることがあります

この人はとても理知的にしっかりと物事を考えているのだけれど、どこか決定的な魅力に欠けるなあ……」と採用担当者に思わせてしまったら、採用決定まであと一歩のところでチャンスを逃してしまう可能性もあるのです。

20代の転職希望者のように情熱や意欲で乗り切ることは難しいかもしれませんが、年相応に「情熱」を持ち続けていることが伝わるのはとても大切なことです。

仕事に対する熱量や、「これを実現したい」という思いを持ち続けていることをアピールするためにも、まずは自分の中でその思いを再確認し、言語化しておくようにしましょう。

転職は、可能な限りじっくりと。「勝機をじっと見極める」ような転職を

身も蓋もないようですが、30代後半からの転職は「焦っても仕方ない」ものになっていきます。

20代や30代に入ったばかりの人材なら、ある程度「急ぎの転職」をしようとしても実現できるケースがあるのですが、30代後半でそれをやろうとするとリスクが高いことを理解しておきましょう

仮に30代後半に転職してからミスマッチが発覚した場合、40代に入ると転職はよりシビアに、狭き門になっていきます。そうなると、より良い条件で転職できる確率は確実に下がっていくため、できる限りじっくりと見極めるつもりで転職活動を進めておくべきなのです。

また、30代後半のビジネスパーソンは職務経歴が豊富なこともあり、企業側も転職希望者の力量やスキルレベルを見極めやすい面があります。よって、「決まるときはトントン拍子に決まる」という現象が起こりやすくなるのです。

希望に合った条件や仕事内容の職場がなかなか見つからないようであれば、「今はまだその時期ではない」と余裕を持って待ち、勝機を虎視眈々と待つ覚悟も必要です

3)30代後半の転職にお薦めの転職サービス

30代後半の転職に際しては、利用する転職サービスもきちんと吟味する必要があります。転職サービスは世の中にあまたありますが、どこを利用しても同じではないのです。

特に、自分が今後のキャリアにおいて何を重視したいのか、キャリア観や人生観をしっかりと持った上で、目的に合致した強みや特徴を持つ転職サービスを利用することで、初めてベストな結果を得ることができるものです。

ここでは、タイプ別に3社の転職サービスをご紹介します。

キャリアアップを実現したい方は、JACリクルートメントがお薦め!

30代後半は多くの企業で中堅からベテランへと移行し始める時期です。

管理職や部門のトップなど、責任ある立場で活躍する人も増えていることでしょう。転職後、今現在よりもステップアップしたポジションで働けるかどうかは、今後のキャリアを左右する非常に大きなポイントと言えます。

JACリクルートメントはハイキャリアやエグゼクティブを対象とした転職エージェントです。管理職として実績をあげてきた人材や高度な専門スキルを有する人材を対象としており、キャリアアップを目指したい人にとって適した転職エージェントと言えます

また、JACリクルートメントはロンドン発祥の外資系企業であり、アジアを始め世界各国に拠点を持つグローバル企業でもあります。海外勤務はJACリクルートメントの得意分野ですので、語学力や海外経験を活かしてキャリアアップしたいという思いのある人にもお薦めしたい転職エージェントです。

サービス名 JACリクルートメント
特徴 ミドル世代の転職者へのサポートに強く、かつグローバル企業、海外勤務の求人情報も多数
実績豊富なキャリアコンサルタントに対するサービス満足度も高い、「ステップアップの転職」を目指す際はぜひ登録しておきたい転職サービス!
企業名 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント(1988年3月)

今回が初めての転職という方は、パソナキャリアがお薦め!

30代後半の転職は、大きなチャンスであると同時に失敗が許されない重要な決断でもあります。ここでミスマッチが生じてしまうと、40代に入ってから挽回するのはかなり大変なことになります。

特に、これまで転職経験がなく今回が初めての転職という人は、できるだけ懇切丁寧にサポートしてくれる転職エージェントを頼るべきでしょう。

パソナキャリアは登録後の面談によるサポートが丁寧なことで知られています

職務経歴書の作成や面接に向けての準備といった、転職経験がない人にとって自力で対策が立てづらいところまで、じっくりアドバイスしてもらえます。

パソナキャリアでは、基本的な転職ノウハウが詰まっている小冊子を面談時に配布しています。転職活動で失敗しないために気をつけておくべきことが漫画で分かりやすく解説されていますので、転職経験がない人は参考にするといいでしょう。

サービス名 パソナキャリア
特徴 手厚く、そして親身な転職者支援で定評のあるパソナキャリア幅広い業界に向けての求人案内数と、地方転職者含めた全国の方々がサービスを利用できる体制を整えています。
はじめての転職ならではの不安や疑問を解消できるよう、転職活動のやり方や自己PRの仕方など、丁寧にサポートしています。
企業名 株式会社パソナキャリア(1976年)

自分の可能性を最大限に引き出したい方は、CAREER CARVERがお薦め!

30代後半の転職では管理能力が重要なポイントとなりますが、自分自身の「管理能力」が他社でどの程度通用するのか、転職市場においてどのように評価されるのか、不安に感じる人もいるかもしれません。

CAREER CARVERはリクルート社が運営するハイクラス人材向けの転職サービスです。

CAREER CARVERの最大の特徴は「スカウトサービス」です。登録後、自分で求人を探して応募するのではなく、ヘッドハンターからスカウトされるのを待つことになります

あなたの経験を活かせる仕事内容やポジションへとマッチングさせられる案件があると、ヘッドハンターからスカウトが届き、応募するかどうかを交渉する流れになります。

自身の可能性や能力を最大限に引き出したい人は、CAREER CARVERでヘッドハンターにマッチングしてもらってはいかがでしょうか。自分では気づいていなかった資質や能力に気づくチャンスが訪れるかもしれません。

サービス名 CAREER CARVER(キャリアカーバー)
特徴 国内人材紹介企業No1のリクルートが展開する、ハイクラス・エグゼクティブ向け転職サービス

エージェント・ヘッドハンターは厳選されたメンバーで構成され、ミドル世代からの転職はじめ、高年収や経営ボードを狙う求職者に対して、妥協しない転職活動を支援します。
企業名 株式会社リクルートキャリア(1977年11月)

まとめ 30代後半の転職活動は「戦い方」を理解して挑もう

若年層の転職は、がむしゃらな意欲やポテンシャルを買われて採用が決まる、といったケースも少なくありませんが、30代後半となるとそうもいかないところがあります。

転職市場においてどのような能力や経験が求められているのかを知り、そこへ向けて自分の強みを集中的にアピールする必要があります。

こうした「戦い方」を理解した上で転職活動に挑むことが、30代後半の転職では非常に重要です

決まるときはスピーディに決まる」と大きく構え、焦ることなく着実に転職活動を進めていきましょう。

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