30代後半の転職は、慎重かつ「情熱」を持って! 転職成功のポイント3つ
[最終更新日]2022/03/21

30代後半のビジネスパーソンが転職しようと思ったとき、まず心に留めておかなくてはならないことがあります。
それは「20代・30代前半と同じ土俵で戦うのではなく、30代後半ならではの経験やスキルで勝負すべき」ということです。全くの未経験業種にジョブチェンジするなど、ある意味思い切った挑戦でも20代なら可能ですが、30代、とくに30代後半になってくるとそう簡単にはいかないのが実情です。
目次
1) 30代後半の転職は、「管理能力」が求められる!
30代後半のビジネスパーソンに求められるもの、その一つに「管理能力」があります。
もちろん、人によっては役職に就いていたりいなかったりといった違いはあるかと思いますが、一口に管理能力と言っても、必ずしも「チームや組織を統率する業務に就いた経験がある」ことだけが全てではないのです。
この章では「管理能力」の詳細と、企業側が管理能力を求める背景についてご紹介していきます。
30代後半の転職者に、企業が求めていることは
冒頭でもお伝えしたように、30代後半のビジネスパーソンは、年齢的にも「新しいことを吸収する」期間をそろそろ終え、後進の育成など「自分が得てきたものを残していく」段階に入っていく年代です。
30代後半の転職者に企業が求めていることを挙げると、次のようになります。

- 十分な実務経験と、入社後すぐに活躍できる即戦力
- 年少者の模範となり人材を育成する指導・管理能力
- リーダーや管理職としての経験
- 取引先など業界内での人脈
- 経験業務に対する深い知識
企業側にとって30代前半までの転職者に求められる実務スキルや即戦力は、30代後半になると「持っていて当然」というレベルになっていきます。さらに持っているスキルや経験を年少者や部下となる若手の人材に継承し、指導していく「管理能力」が求められるのです。
つまり、この「管理能力」がきちんと担保されているならば、30代後半の転職者であっても、企業から大きな期待を寄せてもらえるのです。
では、「管理能力」とは具体的に何を指すのか、続いて見ていきましょう。
30代後半で転職に成功するには、「管理能力」が何より重要

20代や30代前半までの転職であれば、「自分はこの仕事をやってきた」「次の職場でもこの業務についての能力を発揮できる」とアピールできれば採用されることも少なくありませんでした。しかし、30代後半以降になると、企業は転職者に「管理能力」を求める場面が急激に増えていきます。
ここで注意しておきたいのが「管理能力」の捉え方です。
これは決して、「リーダーとして、チームの先頭に立った経験があります」「ある部署で課長のポジションまで上り詰めました」という肩書きそのものを指すわけではないことを理解しておきましょう。
管理能力を求められるということは、端的に言えば「自分が仕事ができる、というだけでは100点中50点でしかない」「後輩や部下を指導・育成し、かつチームや部署を引っぱっていき結果を残す力が必要とされる」ということなのです。
たとえば、あるタスクを部下に依頼するときに、ただ仕事を投げるだけでは部下も「自分の仕事が具体的にどのような利益に繋がるのか」を正確に汲み取れないまま業務にあたることになります。当然、それでは部下の成長には繋がりません。
仕事を自分だけで自己完結してしまうのではなく、周囲を巻き込んで各自に役割を与え、ときにはモチベーションを高める言葉を投げかけながら、チームや部署全体を見ていく必要があります。当然、そのためには実務をよく理解している必要がありますし、その業務が意味するところを正確に部下に伝えるコミュニケーション能力も求められます。
企業が求める「管理能力」は、これらの力を総合的に持っていることを指しているのです。
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「管理能力」が求められる求人は、「組織力強化」、「新事業立ち上げ」、「欠員補充」のケースが多い。

中途採用者に管理能力を求める企業によく見られるのが、「組織力強化」を課題としていることです。
たとえば中小企業の場合、新入社員を毎年採用できるわけではない企業も少なくありません。よって、新卒の段階で将来的にマネージャーとしての活躍する資質を持っている人物かどうか、判断を下すのは極めて難しいケースが多いのです。
新卒採用者からの管理職登用が難しいとなると、外部から中途採用で適任の人材を引っぱってくるしかありません。これが「管理能力」を条件に中途採用募集が行われる背景なのです。
また、組織にとって前例のない新規事業の立ち上げに際して、経験のある人材を採用し責任者に抜擢するケースもよく見られます。
その他にも、中堅の社員が急に退職することになり、欠員を補うために同等のレベルのスキルや経験を持つ人材を採用する、といったパターンもめずらしくありません。
上記に挙げたように、中途採用者からの管理職登用を検討する背景には様々ありますが、共通して言えるのは「自社の将来を担える人材を見極めている」ということです。
企業にとっても中途採用は大きな決断であるだけに、ミスマッチを避けるためかなり慎重に採用活動を行っていることが予想されます。
ですので、求職者側もその企業のビジョンに合致するようなアピールポイントを複数用意しておく必要があります。そしてこのアピールポイントの用意こそが、多くの30代後半の求職者が躓くポイントでもあるのです。
2)実際に30代後半で転職成功した方の体験談
私の転職体験談:コンプライアンス違反を指摘したらリストラされ、その後システムアーキテクトを初挑戦

転職活動を始めて、一番悩んだのは「転職理由」でした。
──退職に至る経緯を素直に話せば、前職での不正行為を露呈させることになりかねなかったので。企業との面談の場で、転職理由を歯切れよく話せない私がいました。
そんな折、前職の際に付き合いがあった取引先の担当の方から、「システム構築関連の仕事で募集している会社があるからどうだ」という話を頂いたのです。
まさに、願ったり叶ったりのお話でした。紹介いただいた方は、私のこれまでの経歴についても口添えしてくれていて、あくまで機密保持契約に関わらない範囲ですが、私も本当の転職理由を話すことができました。
幸運なことに、私の「コンプライアンスにうるさい」性質を、好意的に解釈していただきました。
「まあ、そういう頑固な方が、かえってうちの会社に合ってるかもしれない」と言っていただいて。
ようやく、私の転職先が決まりました。
私の転職体験談:33歳。DTPオペから、未経験でWebデザイナーに転職!

38歳という年齢は、転職をする上で決して若いとは言えない年齢です。
そこで私は、転職エージェントを利用してみることにしました。希望職種は、Webデザイナー職。
DTPオペをやっていたのでソフトウェアは使えるし、経験は買ってくれるだろうと思いまして。──ですが、業界未経験が大きなハンディであったのか、、、まったくうまくいきませんでした。
70社近く書類を送って、書類が通ったのがたった5社。
その5社も、面接で全部落とされました。それで私は、やり方を変えることにしました。
それは、「転職サイトでWebデザイナーの求人を探すのではなく、人員の足りていないWeb制作会社を調べる」という方法です。早速、Webサイトで企業を探していき、可能性のありそうなところに1社ずつ電話しました。
幸運なことに、とある企業さんが、私の話をそのまま聴いてくれて、そして採用されました。
成功の要因は、、その企業(今現在働いている会社です)が、Webの会社でありながらチラシ制作などの印刷の仕事もたくさん持っていたからです。
私のこれまで培った「印刷の知識と経験」という、強みが活かせたのでしょう。あとは私の「転職にかける熱意」が、先方に伝わったのでしょうか。
私の転職体験談:営業職から人事の仕事へ。「女性が働ける社会」を作りたい。

「仕事もプライベートも両立できる場所」を探していたのですが、私は30半ばに差しかかったころ。
年齢的にも「結婚や出産で辞めてしまうのではないか」そのように懸念する面接官の方も多かったです。なかなか一筋縄ではいきませんでした。
自分一人で行動するのには限界かもしれないと思い、私は「type女性の転職エージェント」に登録しました。
こちらは担当者も女性の方で非常に話しやすく、かつ「女性向け」の求人をたくさん紹介してくれました。
そこで紹介していただいた人事の仕事に応募し、見事内定をいただくことができたのです。内定後も入社日の設定であったり、給与の交渉で年収UPをしてくれたりと、エージェントの方には本当にお世話になりました。
以上、3名の方の転職体験談をご紹介させていただきました。
こうして並べてみると、どの方も共通して「これまでのキャリア・管理能力」「転職への熱意」を推して転職活動を進めた結果、納得のいく転職をされたことがうかがえます。
30代後半の転職は特に「自身の強み」を理解したうえで進めていくことが成功へのカギです。
続いての章では、転職成功のために具体的に意識しておくべき3つのポイントについて解説いたします。
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3)30代後半の転職を成功させるために、意識したいポイント3つ

30代後半の転職者に対して、企業は大きな期待を寄せています。裏を返せば、それだけ厳しい目で見られるということでもあります。
そこで、30代後半のビジネスパーソンが転職活動の準備をするにあたっては、「戦略的」な考え方が欠かせません。
職務経歴書の作成や求人の検索などの具体的な行動に移る前に、今回の転職に際してどのような方向性やスタンスでのぞむのか、よく考えておく必要があります。何となく転職活動を始めてしまうことがないよう、ポイントを押さえてしっかりと準備を進めましょう。
自身のキャリア・人生をしっかり描いてから、転職活動を行おう

転職準備を進める前に、就業開始後の姿をイメージしてみましょう。
20代の転職者であれば「時間をかけて少しずつ職場に慣れていきます」というスタンスでも問題ないかもしれませんが、30代後半の転職者となると、それでは物足りません。
入社してから半年、1年後、3年後、5年後といったスパンで、どのような仕事をこなしていたいのか、どういった立場で仕事をしていたいのか、といった具体的な「あるべき姿」をイメージしておきましょう。
そうすることで、
- 何を優先し、何を切り捨てるべきか
- 転職、さらには仕事に何を求めているのか
- その仕事を通じて達成したいことは何か
といったことがより明確になっていくはずです。
反対に、こうしたことが曖昧なまま「今より条件が良い職場」といった近視眼的な仕事の選び方をしてしまうと、入社後にミスマッチに苦しんだり、求められている力を発揮できず居づらくなってしまったりといった事態になりかねません。
まずはキャリアビジョンを描き、そこから逆算して転職先を選ぶという手順で考えることが大切です。
補足:キャリアプランとキャリビジョンについて
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
その際に、キャリアプランとセットで使われる言葉に「キャリアビジョン」があります。 キャリアビジョンは、あなたが未来に「こういう働き方をしたい」というイメージのことです。
つまり、まず「目標」としてキャリアビジョンを描き、それを実現するためにキャリアプランを建てるということです。
キャリアビジョンとキャリアプランは、以下のように表に落とし込むことによって考えやイメージを整理しやすくなります。
キャリアビジョン、キャリアプランの作成表

キャリアビジョン、キャリアプランの作成表(記入例)
キャリアビジョン (仕事で実現したいこと) | キャリアプラン (そのためにやるべきこと) | |
---|---|---|
1年後 |
|
|
5年後 |
|
|
10年後 |
|
|
「キャリアビジョンのイメージが持てない」という人は、さきに「キャリアの棚卸し」を行っておくことをおすすめします。
以下の記事にキャリアの棚卸しの進め方を紹介しています。興味のある方はあわせてご覧ください。
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冷静さはとても大切。でもそれだけでなく、「情熱」もしっかり出していく

30代後半になると、会社とはどのような場所なのか、自分が働く上で発揮できる力のレベルと範囲はどのぐらいなのか、客観視するだけの冷静さが身についてくることでしょう。もちろん、年齢相応に物事を客観視できることは重要なことですし、転職活動を進めるにあたって動向をじっくりと見極める冷静さを持つことはとても大切です。
しかし、こうした冷静さは、ときとして「凡庸さ」と紙一重になることがあります。
「この人はとても理知的にしっかりと物事を考えているのだけれど、どこか決定的な魅力に欠けるなあ……」と採用担当者に思わせてしまったら、採用決定まであと一歩のところでチャンスを逃してしまう可能性もあるのです。
20代の転職希望者のように情熱や意欲で乗り切ることは難しいかもしれませんが、年相応に「情熱」を持ち続けていることが伝わるのはとても大切なことです。
仕事に対する熱量や、「これを実現したい」という思いを持ち続けていることをアピールするためにも、まずは自分の中でその思いを再確認し、言語化しておくようにしましょう。
転職は、可能な限りじっくりと。「勝機をじっと見極める」ような転職を

身も蓋もないようですが、30代後半からの転職は「焦っても仕方ない」ものになっていきます。
20代や30代に入ったばかりの人材なら、ある程度「急ぎの転職」をしようとしても実現できるケースがあるのですが、30代後半でそれをやろうとするとリスクが高いことを理解しておきましょう。
仮に30代後半に転職してからミスマッチが発覚した場合、40代に入ると転職はよりシビアに、狭き門になっていきます。そうなると、より良い条件で転職できる確率は確実に下がっていくため、できる限りじっくりと見極めるつもりで転職活動を進めておくべきなのです。
また、30代後半のビジネスパーソンは職務経歴が豊富なこともあり、企業側も転職希望者の力量やスキルレベルを見極めやすい面があります。よって、「決まるときはトントン拍子に決まる」という現象が起こりやすくなるのです。
希望に合った条件や仕事内容の職場がなかなか見つからないようであれば、「今はまだその時期ではない」と余裕を持って待ち、勝機を虎視眈々と待つ覚悟も必要です。
「キャリアアップ」「初めての転職」には、転職エージェントの活用がおすすめ!

30代後半の転職活動、特に「キャリアアップ」や「今回が初めての転職」という方は、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントの主流サービスとして「キャリアアドバイザーとの面談ができる」ことが挙げられます。
参考:転職エージェントの仕組み

キャリアアドバイザーは皆、業界や転職に関する知識を有していますので、今後のキャリア形成へのアドバイスや面接・職務経歴書での強みの出し方など「転職支援のプロ」として実用的なアドバイスをもらうことができます。
さらに、複数のエージェントを並行して活用することで、目にすることのできる求人数や転職への選択肢も増えていきます。
参考:30代の転職で、「自分に合った転職エージェント」の選び方


30代の転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 30代向けの主要な転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 担当アドバイザーとのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は、就職活動を成功に導くためにとても重要な要素となってきます。
というのも、担当するキャリアアドバイザーによっては、あなたの望む方面での知識が十分でなかったり、相性等の不一致から活動を進めにくくなるといった問題が出てくる可能性もあるからです。
キャリアアップやキャリアチェンジを考えている方にとっては、あなた自身がアドバイザーに求めるレベルも高くなってくると思いますので、この辺りの見極めはより一層重要になってくるでしょう。
事前に複数の転職エージェントに登録しておくことで、「自分に合ったサービス、および担当アドバイザー」を早めに見出し、円滑に就職活動を進めていくことができるのです。

自分に合う担当アドバイザーを見つけるには、以下のポイントについて確認すると良いでしょう。
- 「親身に相談に乗ってくれるか」
- 「紹介する求人について、おすすめの理由をきちんと説明してくれるか」
- 「紹介・連絡のペースは適切か」
以上のような点を確認することで、あなたにマッチする担当(サービス)かの判断がつきやすくなります。
次の章からは30代の転職者をターゲット層とするおすすめの転職エージェントの特徴をご紹介していきます。
4)30代後半の転職におすすめの転職エージェント
30代後半の転職に際しては、利用する転職サービスもきちんと吟味する必要があります。転職サービスは世の中に数多くありますが、「どこを利用しても同じ」というわけではありません。
自身の転職の目的を明確化し、それに見合ったサービスを利用することが、転職活動をスムーズに行うためのカギとなります。
ここからは、「キャリアアップを目的とした転職」「今回が初めての転職」の2つのパターンに分けて、それぞれの目的に見合った転職サービスをピックアップしていきます。
キャリアアップを実現したい方におすすめの転職エージェント
対応エリア | 求人数 | サポートの質 | 対応スピード | |
---|---|---|---|---|
JACリクルートメント | 関東・中部・関西・中国地方 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
dodaエグゼクティブ | 全国 | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
パソナキャリアハイクラス | 関東・関西・東海地方 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
Bizreach(ビズリーチ) | 全国 | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
リクルートダイレクトスカウト | 全国 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
ix転職 | 全国 | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
キャリアアップを目指す方にはJACリクルートメントがおすすめ
30代後半からの「ミドル世代」への転職サポートに強いのがJACリクルートメントのサービスです。
キャリアアップを念頭に置いた転職の際は、ぜひ利用しておきたいサービスと言えます。
JACリクルートメントの特徴として「転職エージェント形式」に特化したサービスを展開していることが挙げられます。
こちらは、在籍するキャリアアドバイザーが、「求人紹介~選考対策~内定後のフォロー」までを一手に引き受けてくれるサポート体制で、業界の中でも珍しく、利用者から高い評価を得ています。
紹介する求人も、約7割がJACリクルートメントだけの非公開求人であるのも魅力の一つです。
また、紹介先企業へはエージェント自らが訪問し、「企業文化」や「事業戦略」をリサーチしたうえで求職者の適性に見合ったものを紹介してくれるので、入社後のミスマッチも極力減らすことに成功しているのです。
転職でキャリアアップを目指している方は、JACリクルートメントのサービスが大きく役立つことでしょう。
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ハイクラス求人を多数検討したい方にはdodaエグゼクティブがおすすめ
業界最大手の転職サービス「doda」が、ハイクラス・エグゼクティブ向けのサポートに特化したのが「dodaエグゼクティブ」。
「専門性」や「社会貢献性」、「経営戦略」など、一口に「ハイクラス向け」と言っても、様々な角度から求人を集め、幅広い求職者へサポートを展開しています。
特徴は何と言っても、「十分にスキルや経験を身につけながらも、さらに高みを目指す30代~50代のビジネスパーソン」を対象に、高品質の求人を揃えていることでしょう。
求人の多くはdodaエグゼクティブでしか見られない「非公開求人」、それに加えて幹部層(CEO・CFO)や管理職などのスペシャリスト向け求人を多数揃えているのです。
在籍するキャリアアドバイザーも、いずれもハイクラス転職の知識を備えたプロフェッショナルですので、面談から導き出されるアドバイスも充実した内容であると、利用者からも評判です。
条件の良い求人を検討しているならdodaエグゼクティブの利用が良いでしょう。
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年収700万越えの求人を紹介してもらいたいという方にはパソナキャリアハイクラスがおすすめ
パソナキャリアハイクラスは、パソナグループが運営している、ハイクラスに特化した転職支援サービスです。
紹介する求人は、「年収700万円以上」の求人が多く、利用者の67.1%が転職後に年収アップを果たしています。
それを可能にしているのが、先の求人の質の高さに加えて、アドバイザーのサポートが丁寧であることが挙げられるでしょう。
また、通常転職エージェントでは、アドバイザーを選ぶことはできませんが、パソナキャリアハイクラスでは首都圏限定で、転職希望者からアドバイザーを指名する「逆指名サービス」を利用することもできるのです。
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自身が活躍できる企業で働きたい方にはビズリーチがおすすめ
30代後半となると、社会人として多くのスキルや経験を積み重ねてきたことでしょう。
そんな中での転職は、ぜひともミスマッチのない、自身の経歴をきちんと理解してくれる企業と出会いたいものです。
そんな方におすすめなのがBIZREACH(ビズリーチ)のサービス。
こちらは「スカウト制」の転職サービスで、「あなたの経歴に興味を持ったヘッドハンターからのコンタクトを待つ」というかたちで転職活動を進めていきます。
だからこそ、転職前に双方のミスマッチも無く、企業側は「本当に欲しい人材」を、求職者側は「本当に行きたい会社」を選ぶことができるのです。
ビズリーチはハイクラス向けへのサポートに特化しており、対象となるのは年収750万円以上の求職者になります。
さらなるステップアップを目指す方、自分を本当に欲しいと思ってくれている企業に入りたいという方は、ビズリーチのスカウトサービスを利用してみるとよいでしょう。
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ヘッドハンターを使って転職を進めたい方にはリクルートダイレクトスカウトがおすすめ
ヘッドハンターからの「スカウト制」サービスとして、もう一つご紹介しておきたいのが、リクルートが展開するハイクラス・エグゼクティブ向け転職サービスリクルートダイレクトスカウトです。
サービス登録者はまず、自身の経歴を記したレジュメ(匿名性)を公開し、あとはヘッドハンターからのスカウトを待つだけです。
ヘッドハンターはいずれもプロのコンサルタントで、求職者のレジュメを元に「その人に見合った、将来を見据えたキャリア支援」を行っています。
紹介先企業は「経営幹部クラス」や「エキスパート職」のものが多く、対象となるのは年収800万円以上の求職者です。
それらの条件にマッチし「ぜひキャリアアップを」と思う方は、サービスに登録して損はないでしょう。
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理想の働き方を実願したいという方にはiX転職がおすすめ
BIZREACH(ビズリーチ)とリクルートダイレクトスカウトに続くヘッドハンティングサービスでおすすめしたいのが、iX転職です。
IX転職は、dodaを運営するパーソルキャリアが提供しているハイクラス向けのヘッドハンティングサービス。
現在の年収が600万円を超える方にターゲットを絞っているので、「さらに高みを目指して転職したい」という方にはおすすめのサービスです。
また、iX転職は2018年に政府主導で行われている「働き方改革」に呼応する形で、多様な働き方に対応した求人を多く取り揃えています。
現在の働き方に疑問を感じている方は、一度ix転職のサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
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初めて転職する方におすすめの転職エージェント
対応エリア | 求人数 | サポートの質 | 対応スピード | |
---|---|---|---|---|
リクルートエージェント | 全国 | ★★★ | ★★☆ | ★★★ |
Spring転職エージェント | 1都3県(東京・埼玉・千葉・神奈川) 関西(大阪・京都・滋賀・和歌山・奈良・兵庫) 東海(静岡・愛知・岐阜・三重) | ★★☆ | ★★★ | ★★★ |
パソナキャリア | 全国 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
doda | 全国 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
type転職エージェント | 関東 | ★★☆ | ★★★ | ★★☆ |
利用者ならではの豊富なサポートサービスを期待するならリクルートエージェントがおすすめ
転職サイトとなると、一度はリクルートエージェントの名前を聞いたことがあると思います。
株式会社リクルート が運営するこちらのサービスは、求人数、職種、年齢層、いずれも幅広くカバーを行っている国内最大の転職エージェントサービスです。
特に利用者からの声でも圧倒的に多いのが、「担当エージェントのサポートが手厚い」というもの。
これはリクルートエージェントの転職成功実績にも裏打ちされており、約30万人もの求職者を転職成功へと導いているのです。
気になるサポート内容ですが、転職のプロであるキャリアアドバイザーの面談・アドバイスはもちろんのこと、随時開催している「面接力向上セミナー」や、詳細な企業情報を伝える「エージェントレポート」など、リクルートエージェント利用者だからこそ受け取れるサポートが多数用意されていることも魅力の一つです。
初めての転職にあたって、豊富なサービスを受けたい方にとって、リクルートエージェントは強力なサービスです。
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求人企業の詳しい情報を知りたいならSpring転職エージェントがおすすめ
Spring転職エージェントは、人材紹介会社のアデコが運営する転職エージェントサービスです。
アデコグループは全国に拠点を持つだけでなく、海外60ヵ国にもエリアを広げ、「いずれは海外勤務を」と考えるビジネスパーソンに向けての「外資系・グローバル企業」の転職サポートも手厚く行っています。
Spring転職エージェントの最大の特徴は、求人企業に関する詳しい情報を知ることができる点です。
「360°式コンサルティング」と呼ばれるサポート体制で、「企業からの採用相談」から「転職者のサポート」までを、同一のコンサルタントが行うことにより、より詳細な企業の情報を伝えることを可能にしています。
30代後半で転職を考えている方の中には、「今回が最後の転職にしたい」「次の職場でキャリアップを叶えたい」という方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのかSpring転職エージェントのサービスです。
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丁寧なサポートを受けたい方にはパソナキャリアがおすすめ
パソナキャリアは求人数も、扱っている業種の幅広さも豊富な転職サービスとして、利用者からの評判も高いです。
また、全国に拠点があるため、地方在住の求職者の方であっても、気軽に利用できる点も魅力の一つです。
パソナキャリアの最大の特徴は、キャリアアドバイザーのサポートの手厚さにあるでしょう。
特に今回が初めての転職だという方にとっては「転職活動の進め方」や「応募書類の書き方」など、不安な点も多いでしょうから、それらの不安を払拭するためにも登録して損はないサービスと言えそうです。
取り扱っている求人はIT・Web業界の他、ものづくりや不動産、営業職など多岐にわたります。
また、「女性の転職」というカテゴリーがあるのも、女性の求職者にとっては嬉しいポイントです。
パソナキャリアを通じて転職を成功された方のうち、実に67.1%もの人が年収UPを果たしたというデータもあり、いかに求職者の希望と企業をマッチングさせる力に長けているかが伝わってきます。
初めての転職だからこそ、失敗のない丁寧なサポートを受けたい方はパソナキャリのご利用を検討されてみてはいかがでしょう。
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多くの求人を比較したい方にはdodaがおすすめ
初めての転職で、「とにかくたくさんの求人が見たい!」と願うなら、dodaの利用が鉄板です。
dodaの最大の特徴は「転職サイトとエージェントサービスがセットになっている」ことでしょう。
通常の転職サービスは、「転職サイト」「転職エージェント」のどちらか一方の要素だけを持ち合わせていることが多いのです。
ではdodaのように「両方の要素を兼ね備えている」場合、何が得なのかと言いますと、「求人紹介から内定後の年収交渉」に至るまで、すべてワンストップで行えることでしょう。
よって、dodaのサービスを利用するからこそ、通常よりもスムーズに転職活動を進めることができるのです。
また、dodaの抱える「非公開求人」は、企業側は大至急人員を募集しているものであったり、社内の重要案件に関わるポジションでの採用であったりと、他社のサービスでは決して出会えない「レア案件」であることが多いです。
転職にあたって、とにかく豊富な求人数から比較・検討をしたいならdodaがおすすめです。
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高い確率で年収アップを実現したいという方はtype転職エージェントがおすすめ
Type転職は、株式会社キャリアデザインセンターが運営する老舗の転職支援サービスで、特にIT・通信業界への転職サポートを得意としています。
利用者の71%が転職後に年収アップを果たしており、「年収アップを高い確率で実現したい」という方にはとっておきのサービスと言えるでしょう。
一方で、サービスの対応地域が東京・神奈川・千葉・埼玉と、地域が限られてしまうことは少し残念な点かもしれません。
ただ、対応エリアを絞っている分、アドバイザーが一人ひとりの転職希望者に対して丁寧にサポートすることができるという点で、type転職エージェントは多くの利用者から高評価を得ているのです。
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「特化型」の転職エージェントおすすめ一覧
分野 | サービス名 | 特徴 |
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IT・Web | ![]() マイナビITエージェント | ■手厚いサポートを受けたい全国のITエンジニアの転職におすすめ
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![]() レバテックキャリア | ■都市部でキャリアアップを目指すITエンジニアの方におすすめ
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20代・若手 | ![]() マイナビジョブ20's | ■20代のはじめての転職、正社員経験の浅い人におすすめ
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![]() JAIC(ジェイック) | ■20代~30代前半のフリーター・既卒・若手社員におすすめ
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![]() 就職Shop | ■20代のフリーター・既卒・第二新卒におすすめ
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ハイクラス | ![]() JACリクルートメント | ■キャリアプランについてじっくり相談したい人におすすめ
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![]() リクルートダイレクトスカウト | ■年収700万円以上の転職を目指す全国の転職者におすすめ
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![]() ビズリーチ | ■ハイクラス層向けのスカウト・オファーが欲しい転職者におすすめ
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マスコミ | ![]() マスメディアン | ■テレビ・書籍・Web等のメディア系事業を目指す転職者におすすめ
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アパレル | ![]() クリーデンス | ■アパレル・ファッション業界を目指す転職者におすすめ
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経理・財務、人事、管理業務 | ![]() ジャスネットキャリア | ■会計、税務、経理・財務分野の転職におすすめ
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![]() MS-Agent | ■管理部門(経理・財務・人事・総務・法務等)の転職におすすめ
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外資系 | ![]() ランスタッド | ■製造業・ものづくり業、医療機器・医薬品業界の好条件求人が豊富
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![]() エンワールド | ■質の高いグローバル求人を提案してもらえる
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![]() ロバート・ウォルターズ | ■外資系企業・日経グローバル企業の転職におすすめ
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製造系エンジニア | ![]() メイテックネクスト | ■製造系エンジニアへの転職を目指す人におすすめ
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介護 | ![]() きらケア | ■介護・福祉分野への転職を目指す人におすすめ
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![]() かいご畑 | ■はじめて介護職を目指す人、資格取得を検討中の人におすすめ
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中小規模の転職エージェント「ブティック型転職エージェント」を知っておこう
転職エージェントの会社は国内で1万7千ほどもあり、このサイトで紹介する以外にも非常に多くのサービスがあります。
これから転職活動をする方は、少数精鋭でサービスを運用している「ブティック型転職エージェント」についても知っておくと良いでしょう。

ブティック型転職エージェントは、従業員規模数十名で、かつ特定の業種・職種に特化して求人紹介を行っていることが多いです。
ブティック型転職エージェントの強みは、大手転職エージェントと比較して「一人ひとりのサポートが丁寧で、じっくり時間をかけてくれる」ことです。
特に、これまで転職エージェントに「断られた」という経験のある方、または「担当アドバイザーから応募を急かされる」ことに不安を感じる方は、こうしたブティック型転職エージェントのほうがフィットしやすいことが多いでしょう。
実際、2020年に入って「大手転職エージェントではなく、ブティック型転職エージェントで転職決定できた」という人が多くみられるようになっています。
大手転職エージェントのサポートは「数打てば当たらる」戦略になってしまうことがあります。「時間をかけて、じっくりと転職活動を進めたい」という人はブティック型転職エージェントの活用も視野に入れておくと良いかもしれません。
ブティック型転職エージェントは、ビズリーチやリクナビNEXT、AMBI、マイナビ転職といった転職サイトに登録した転職者に向けてスカウトをしてくることが多いです。
ブティック型転職エージェントの活用法
ブティック型転職エージェントは、企業とも親密なリレーションを取っていることが多く、他の転職エージェントが有していない意外な好条件求人を持っていることも少なくありません。
一方、求人の数自体はそれほど多く保有していませんので、「なるべく多くの求人を比較検討していきたい」という方は、複数のブティック型転職エージェントに登録する、転職サイトの登録数を増やしてみるなどの対策を取っておくと良いでしょう。
まとめ 30代後半の転職活動は「戦い方」を理解して挑もう
若年層の転職は、がむしゃらな意欲やポテンシャルを買われて採用が決まる、といったケースも少なくありませんが、30代後半となるとそうもいかないところがあります。
転職市場においてどのような能力や経験が求められているのかを知り、そこへ向けて自分の強みを集中的にアピールする必要があります。
こうした「戦い方」を理解した上で転職活動に挑むことが、30代後半の転職では非常に重要です。
「決まるときはスピーディに決まる」と大きく構え、焦ることなく着実に転職活動を進めていきましょう。