30代後半の転職は、慎重かつ「情熱」を持って! 転職成功のポイント3つ
[最終更新日]2023/01/25

30代後半の社会人が転職しようと思ったとき、まず心に留めておかなくてはならないことがあります。
それは「20代・30代前半と同じ土俵で戦うのではなく、30代後半ならではの経験やスキルで勝負すべき」ということです。全くの未経験業種にジョブチェンジするなど、ある意味思い切った挑戦でも20代なら可能ですが、30代、とくに30代後半になってくるとそう簡単にはいかないのが実情です。
目次
1) 30代後半の転職は、「管理能力」が求められる!
30代後半の社会人に求められるもの、その一つに「管理能力」があります。
もちろん、人によっては役職に就いていたりいなかったりといった違いはあるかと思いますが、一口に管理能力と言っても、必ずしも「チームや組織を統率する業務に就いた経験がある」ことだけが全てではないのです。
この章では「管理能力」の詳細と、企業側が管理能力を求める背景についてご紹介していきます。
30代後半の転職者に、企業が求めていることは
冒頭でもお伝えしたように、30代後半の社会人は、年齢的にも「新しいことを吸収する」よりも、後進の育成など「自分が得てきたものを残していく」働きかけを求められがちです。
30代後半の転職者に企業が求めていることを挙げると、次のようになります。

- 十分な実務経験と、入社後すぐに活躍できる即戦力
- 年少者の模範となり人材を育成する指導・管理能力
- リーダーや管理職としての経験
- 取引先など業界内での人脈
- 経験業務に対する深い知識
企業側にとって30代前半までの転職者に求められる実務スキルや即戦力は、30代後半になると「持っていて当然」というレベルになっていきます。
さらに持っているスキルや経験を年少者や部下となる若手の人材に継承し、指導していく「管理能力」が求められるのです。
30代後半は、企業からとくに「管理能力」が求められる

20代や30代前半までの転職であれば、「自分はこの仕事をやってきた」「次の職場でもこの業務についての能力を発揮できる」とアピールできれば採用されることも少なくありませんでした。
しかし、30代後半以降になると、企業は転職者に「管理能力」を求める場面が急激に増えていきます。
ここで注意しておきたいのが「管理能力」の捉え方です。
これは「リーダー」「課長」などの肩書きそのものを指すわけではないことを理解しておきましょう。
管理能力を求められるということは、端的に言えば「後輩や部下を指導・育成し、かつチームや部署を引っぱっていき結果を残す力が必要とされる」ということです。
仕事を自分だけで自己完結してしまうのではなく、周囲を巻き込んで各自に役割を与え、ときにはモチベーションを高める言葉を投げかけながら、チームや部署全体を見ていく必要があります。
当然、そのためには実務をよく理解している必要がありますし、その業務が意味するところを正確に部下に伝えるコミュニケーション能力も求められます。
企業が求める「管理能力」は、これらの力を総合的に持っていることを指しているのです。
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「管理能力」が求められる求人は、「組織力強化」、「新事業立ち上げ」、「欠員補充」のケースが多い。

中途採用者に管理能力を求める企業によく見られるのが、「組織力強化」を課題としていることです。
たとえば中小企業の場合、新入社員を毎年採用できるわけではない企業も少なくありません。
よって、新卒の段階で将来的にマネージャーとしての活躍する資質を持っている人物かどうか、判断を下すのは極めて難しいケースが多いのです。
新卒採用者からの管理職登用が難しいとなると、外部から中途採用で適任の人材を引っぱってくるしかありません。これが「管理能力」を条件に中途採用募集が行われる背景なのです。
また、組織にとって前例のない新規事業の立ち上げに際して、経験のある人材を採用し責任者に抜擢するケースもよく見られます。
その他にも、中堅の社員が急に退職することになり、欠員を補うために同等のレベルのスキルや経験を持つ人材を採用する、といったパターンもめずらしくありません。
上記に挙げたように、中途採用者からの管理職登用を検討する背景には様々ありますが、共通して言えるのは「自社の将来を担える人材を見極めている」ということです。
企業にとっても中途採用は大きな決断であるだけに、ミスマッチを避けるためかなり慎重に採用活動を行っていることが予想されます。
ですので、求職者側もその企業のビジョンに合致するようなアピールポイントを複数用意しておく必要があります。
2)30代後半の転職を成功させるために、意識したいポイント3つ

30代後半の転職者に対して、企業は大きな期待を寄せています。裏を返せば、それだけ厳しい目で見られるということでもあります。
そこで、30代後半の社会人が転職活動の準備をするにあたっては、「戦略的」な考え方が欠かせません。
職務経歴書の作成や求人の検索などの具体的な行動に移る前に、今回の転職に際してどのような方向性やスタンスでのぞむのか、よく考えておく必要があります。何となく転職活動を始めてしまうことがないよう、ポイントを押さえてしっかりと準備を進めましょう。
自身のキャリアプランをしっかり描いておこう

転職準備を進める前に、就業開始後の姿をイメージしてみましょう。
20代の転職者であれば「時間をかけて少しずつ職場に慣れていきます」というスタンスでも問題ないかもしれませんが、30代後半の転職者となると、それでは物足りません。
入社してから半年、1年後、3年後、5年後といったスパンで、どのような仕事をこなしていたいのか、どういった立場で仕事をしていたいのか、といった具体的な「あるべき姿」をイメージしておきましょう。
そうすることで、
- 何を優先し、何を切り捨てるべきか
- 転職、さらには仕事に何を求めているのか
- その仕事を通じて達成したいことは何か
といったことがより明確になっていくはずです。
反対に、こうしたことが曖昧なまま「今より条件が良い職場」といった近視眼的な仕事の選び方をしてしまうと、入社後にミスマッチに苦しんだり、求められている力を発揮できず居づらくなってしまったりといった事態になりかねません。
まずはキャリアビジョンを描き、そこから逆算して転職先を選ぶという手順で考えることが大切です。
補足:キャリアプランとキャリビジョンについて
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
その際に、キャリアプランとセットで使われる言葉に「キャリアビジョン」があります。 キャリアビジョンは、あなたが未来に「こういう働き方をしたい」というイメージのことです。
つまり、まず「目標」としてキャリアビジョンを描き、それを実現するためにキャリアプランを建てるということです。
キャリアビジョンとキャリアプランは、以下のように表に落とし込むことによって考えやイメージを整理しやすくなります。
キャリアビジョン、キャリアプランの作成表

キャリアビジョン、キャリアプランの作成表(記入例)
キャリアビジョン (仕事で実現したいこと) | キャリアプラン (そのためにやるべきこと) | |
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1年後 |
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5年後 |
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10年後 |
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「キャリアビジョンのイメージが持てない」という人は、さきに「キャリアの棚卸し」を行っておくことをおすすめします。
以下の記事にキャリアの棚卸しの進め方を紹介しています。興味のある方はあわせてご覧ください。
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冷静さはとても大切。でもそれだけでなく、「情熱」もしっかり出していく

30代後半になると、会社とはどのような場所なのか、自分が働く上で発揮できる力のレベルと範囲はどのぐらいなのか、客観視するだけの冷静さが身についてくることでしょう。
もちろん、年齢相応に物事を客観視できることは重要なことですし、転職活動を進めるにあたって動向をじっくりと見極める冷静さを持つことはとても大切です。
しかし、こうした冷静さは、ときとして「凡庸さ」と紙一重になることがあります。
「この人はとても理知的にしっかりと物事を考えているのだけれど、どこか決定的な魅力に欠けるなあ……」と採用担当者に思わせてしまったら、採用決定まであと一歩のところでチャンスを逃してしまう可能性もあるのです。
20代の転職希望者のように情熱や意欲で乗り切ることは難しいかもしれませんが、年相応に「情熱」を持ち続けていることが伝わるのはとても大切なことです。
仕事に対する熱量や、「これを実現したい」という思いを持ち続けていることをアピールするためにも、まずは自分の中でその思いを再確認し、言語化しておくようにしましょう。
転職は、可能な限りじっくりと。「勝機をじっと見極める」ような転職を

身も蓋もないようですが、30代後半からの転職は「焦っても仕方ない」ものになっていきます。
20代や30代に入ったばかりの人材なら、ある程度「急ぎの転職」をしようとしても実現できるケースがあるのですが、30代後半でそれをやろうとするとリスクが高いことを理解しておきましょう。
仮に30代後半に転職してからミスマッチが発覚した場合、40代に入ると転職はよりシビアに、狭き門になっていきます。
そうなると、より良い条件で転職できる確率は確実に下がっていくため、できる限りじっくりと見極めるつもりで転職活動を進めておくべきなのです。
また、30代後半の社会人は職務経歴が豊富なこともあり、企業側も転職希望者の力量やスキルレベルを見極めやすい面があります。
よって、「決まるときはトントン拍子に決まる」という現象が起こりやすくなるのです。
希望に合った条件や仕事内容の職場がなかなか見つからないようであれば、「今はまだその時期ではない」と余裕を持って待ち、勝機を虎視眈々と待つ覚悟も必要です。
「キャリアアップ」「初めての転職」には、転職エージェントの活用を

30代後半の転職活動、特に「キャリアアップ」や「今回が初めての転職」という方は、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントの主流サービスとして「キャリアアドバイザーとの面談ができる」ことが挙げられます。
参考:転職エージェントの仕組み

キャリアアドバイザーは皆、業界や転職に関する知識を有していますので、今後のキャリア形成へのアドバイスや面接・職務経歴書での強みの出し方など「転職支援のプロ」として実用的なアドバイスをもらうことができます。
さらに、複数のエージェントを並行して活用することで、目にすることのできる求人数や転職への選択肢も増えていきます。
参考:30代の転職で、「自分に合った転職エージェント」の選び方


30代の転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 30代向けの主要な転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 担当アドバイザーとのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は、就職活動を成功に導くためにとても重要な要素となってきます。
というのも、担当するキャリアアドバイザーによっては、あなたの望む方面での知識が十分でなかったり、相性等の不一致から活動を進めにくくなるといった問題が出てくる可能性もあるからです。
キャリアアップやキャリアチェンジを考えている方にとっては、あなた自身がアドバイザーに求めるレベルも高くなってくると思いますので、この辺りの見極めはより一層重要になってくるでしょう。
事前に複数の転職エージェントに登録しておくことで、「自分に合ったサービス、および担当アドバイザー」を早めに見出し、円滑に就職活動を進めていくことができるのです。

自分に合う担当アドバイザーを見つけるには、以下のポイントについて確認すると良いでしょう。
- 「親身に相談に乗ってくれるか」
- 「紹介する求人について、おすすめの理由をきちんと説明してくれるか」
- 「紹介・連絡のペースは適切か」
以上のような点を確認することで、あなたにマッチする担当(サービス)かの判断がつきやすくなります。
次の章からは30代の転職者をターゲット層とするおすすめの転職エージェントの特徴をご紹介していきます。
3)30代後半の転職におすすめの転職エージェント
JACリクルートメント
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管理職・役員クラスの転職で4年連続No.1!キャリア相談の手厚さに定評があり、キャリアアップ転職におすすめです。
30代後半からの「ミドル世代」への転職サポートに強いのがJACリクルートメントのサービスです。
キャリアアップを念頭に置いた転職の際は、ぜひ利用しておきたいサービスと言えます。
JACリクルートメントの特徴として「転職エージェント形式」に特化したサービスを展開していることが挙げられます。
こちらは、在籍するキャリアアドバイザーが、「求人紹介~選考対策~内定後のフォロー」までを一手に引き受けてくれるサポート体制で、業界の中でも珍しく、利用者から高い評価を得ています。
紹介する求人も、約7割がJACリクルートメントだけの非公開求人であるのも魅力の一つです。
また、紹介先企業へはエージェント自らが訪問し、「企業文化」や「事業戦略」をリサーチしたうえで求職者の適性に見合ったものを紹介してくれるので、入社後のミスマッチも極力減らすことに成功しているのです。
転職でキャリアアップを目指している方は、JACリクルートメントのサービスが大きく役立つことでしょう。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.5万件(2022年11月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
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リクルートダイレクトスカウト
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「実績豊富なヘッドハンターに出会いたい」ならココ!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サービスです。
年収600万円以上のミドル・ハイクラス層をメインにサポートを行っており、優秀なヘッドハンターからのスカウトを待つことができます。
リクルートダイレクトスカウトでは「転職者がヘッドハンターを選ぶ」という逆指名制を採用しているのが大きな特徴です。

自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧することができます。
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できるのです。
また、ヘッドハンターは複数名を同時に指名することも可能です。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士等、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約31万件(2022年11月現在) |
ヘッドハンターには並行して2人目、3人目に相談することも可能です。スカウトを待つだけでなく、自分からも積極的に求人情報や相性のいいパートナーを見つけに行きましょう。
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ビズリーチ
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転職後の平均年収840万円!企業からのスカウトが非常に多い転職サイトです。
30代後半となると、社会人として多くのスキルや経験を積み重ねてきたことでしょう。
そんな中での転職は、ぜひともミスマッチのない、自身の経歴をきちんと理解してくれる企業と出会いたいものです。
そんな方におすすめなのがBIZREACH(ビズリーチ)のサービス。
こちらは「スカウト制」の転職サービスで、「あなたの経歴に興味を持ったヘッドハンターからのコンタクトを待つ」というかたちで転職活動を進めていきます。
だからこそ、転職前に双方のミスマッチも無く、企業側は「本当に欲しい人材」を、求職者側は「本当に行きたい会社」を選ぶことができるのです。
ビズリーチはハイクラス向けへのサポートに特化しており、対象となるのは年収750万円以上の求職者になります。
さらなるステップアップを目指す方、自分を本当に欲しいと思ってくれている企業に入りたいという方は、ビズリーチのスカウトサービスを利用してみるとよいでしょう。
ビズリーチの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約8.4万件(2022年11月現在) |
とくに多い職種 | 経営(経営者・CxO・事業推進等)|管理(経理・財務・税務・IR等)|マーケティング|営業|コンサルタント|専門職(公認会計士・税理士・弁護士等)|IT技術職(SE・その他ITエンジニア)|ゲーム|電気・電子|半導体|機械|化学|金融|研究・臨床開発・治験|建築・土木など |
ビズリーチで企業からのスカウトを多く得るためには、レジュメ(職歴書)の品質を上げること!どのような自己PRが企業からの目にとまりやすいかをじっくり考えて、取り組んでみましょう。
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doda X(デューダ エックス)
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ハイクラス向け転職エージェントでありながら、キャリアカウンセラーの充実サポートが評判の、いま勢いのある転職サイトです。
doda X(デューダエックス)は、「キャリアに戦略を。」をキーワードにハイクラス人材に向けた支援を行うヘッドハンティング型の転職サービスです。
doda Xに登録すると、ヘッドハンターがあなたの経歴と希望に合わせて厳選スカウト求人を提案してくれます。
紹介される求人の多くは、年収800万円以上の企業経営戦略や事業戦略に直結する重要なポジションのものが殆ど。
今よりさらに活躍できるフィールドで働きたいという人にマッチしやすいサービスでしょう。
dodaXに在籍するヘッドハンターは4,500人。レジュメ(職歴書)の効果的な見せ方や面接対策などの転職サポートもしっかりサポートしてくれます。
doda Xの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京・埼玉・神奈川・愛知・静岡・大阪・京都・兵庫・広島 |
公開求人数 | 約1.7万件(2022年11月現在) |
とくに多い職種 | 事業企画・経営企画|営業|IT・Webエンジニア|経理・財務・人事・法務|マーケティング・販促・商品開発|技術職(機械・電気)|コンサルタント|金融系専門職|医療専門職|技術職(化学・食品系)|技術・専門職(建設・不動産系)|クリエイター・クリエイティブ職|サービス系(店舗管理・運営管理)|技術職(組み込みソフトウェア)|SCM・物流・購買系など |
dodaXでは登録後に職種別の経歴書のサンプルも入手できます。doda専属のキャリアカウンセラーのサポートを合わせて利用すれば、書類作成の準備は万全でしょう!
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リクルートエージェント
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国内No1の求人数の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
とくに活用したい支援ツールは、企業の特徴から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」です。
ここまでお伝えした通り、30代後半のミドルの転職においては企業研究が非常に重要です。その際に、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約29万件(2022年11月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
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Spring転職エージェント
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営業、エンジニア、経理、人事等、専門領域のエージェントが担当に付き、非常に高精度な企業情報をシェアしてくれます。
Spring転職エージェントは、人材紹介会社のアデコが運営する転職エージェントサービスです。
アデコグループは全国に拠点を持つだけでなく、海外60ヵ国にもエリアを広げ、「いずれは海外勤務を」と考える社会人に向けての「外資系・グローバル企業」の転職サポートも手厚く行っています。
Spring転職エージェントの最大の特徴は、求人企業に関する詳しい情報を知ることができる点です。
「360°式コンサルティング」と呼ばれるサポート体制で、「企業からの採用相談」から「転職者のサポート」までを、同一のコンサルタントが行うことにより、より詳細な企業の情報を伝えることを可能にしています。
30代後半で転職を考えている方の中には、「今回が最後の転職にしたい」「次の職場でキャリアップを叶えたい」という方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのかSpring転職エージェントのサービスです。
Spring転職エージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.7万件(2022年10月現在) |
とくに多い職種 | 営業系|販売・サービス系|ファッション系|マーケティング系|クリエイティブ系|IT系|エンジニア(電気・電子・機械・化学・素材・食品・化粧品・プラント・インフラ・エネルギー)系|メディカル系|人事・労務系|総務・広報|法務・知財|経理・財務系|経営/事業企画系|コンサルタント系|内部統制・監督系|購買・物流・貿易系|金融系|建築・不動産系|事務系など |
豊富な求人を擁するSpring転職エージェントですが、担当エージェントの数はやや少なめです。レスポンスの遅れ等が気になる場合は、他の転職エージェントにも登録しておきましょう。
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パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアは求人数も、扱っている業種の幅広さも豊富な転職サービスとして、利用者からの評判も高いです。
また、全国に拠点があるため、地方在住の求職者の方であっても、気軽に利用できる点も魅力の一つです。
パソナキャリアの最大の特徴は、キャリアアドバイザーのサポートの手厚さにあるでしょう。
特に今回が初めての転職だという方にとっては「転職活動の進め方」や「応募書類の書き方」など、不安な点も多いでしょうから、それらの不安を払拭するためにも登録して損はないサービスと言えそうです。
取り扱っている求人はIT・Web業界の他、ものづくりや不動産、営業職など多岐にわたります。
また、「女性の転職」というカテゴリーがあるのも、女性の求職者にとっては嬉しいポイントです。
パソナキャリアを通じて転職を成功された方のうち、実に67.1%もの人が年収UPを果たしたというデータもあり、いかに求職者の希望と企業をマッチングさせる力に長けているかが伝わってきます。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.9万件(2022年11月現在) |
公開求人数とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を整理しておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
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doda(デューダ)
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豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。「本気でいい求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は常時10万件以上、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
また、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

企業からのスカウト・オファー狙いの転職活動を予定している方、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について知りたい方は、dodaがよりおすすめでしょう。
そのほか、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約17万件(2022年11月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaを活用する際は「受け身」にならないこと!スカウトや求人紹介を待つだけでなく、自分からも情報を「取りに行く」姿勢が大切です。
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「特化型」の転職エージェント
エンジニアや経理、医療専門職など特定分野で求人を探す予定の人は特化型エージェントにも登録しておくとよいでしょう。
特定の業界・職種へのサポートに強く、アドバイザーの深い知識と豊富な経験が期待できるのが特化型エージェントの特徴です。
ただし、特化型エージェントは総合型エージェントほど規模が大きくなく、対応エリアが限られているケースがあります。地方での転職支援には対応していないケースもありますので、対応エリアを事前によく確認しておくことが大切です。
「特化型」の転職エージェントおすすめ一覧
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web系職種 | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サービス名 | マイナビITエージェント![]() | レバテックキャリア![]() | ワークポート![]() | JACリクルートメント![]() | リクルートダイレクトスカウト![]() | ビズリーチ![]() | ジャスネットキャリア![]() | マスメディアン![]() | クリーデンス![]() | MS-Agent![]() | エンワールド![]() | ロバート・ウォルターズ![]() | メイテックネクスト![]() | きらケア![]() | かいご畑![]() |
メリット |
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公開求人数 | 約1.6万件 | 約1.7万件 | 約6.4万件 | 約1.5万件 | 約40万件 | 約8.6万件 | 約3,400件 | 約4,000件 | 約1,300件 | 約8,000件 | 約1,000件 | 約2,000件 | 約9,200件 | 約3.5万件 | 約1万件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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まとめ 30代後半の転職活動は「戦い方」を理解して挑もう
若年層の転職は、がむしゃらな意欲やポテンシャルを買われて採用が決まる、といったケースも少なくありませんが、30代後半となるとそうもいかないところがあります。
転職市場においてどのような能力や経験が求められているのかを知り、そこへ向けて自分の強みを集中的にアピールする必要があります。
こうした「戦い方」を理解した上で転職活動に挑むことが、30代後半の転職では非常に重要です。
「決まるときはスピーディに決まる」と大きく構え、焦ることなく着実に転職活動を進めていきましょう。