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スマホゲームとコンシューマーゲームでは、求められる開発は大きく違う! エンジニア転職時の注意点

[最終更新日]2018/09/07

ゲーム好きの人や、ゲームの開発に興味がある人なら、ゲーム業界でエンジニアとして活躍してみたいと一度は思ったことがあるかもしれません。

世間では「ゲーム業界」とひとくくりにされがちですが、スマホゲームとコンシューマーゲームとでは、エンジニアに要求される開発スキルは大きく異なります。その違いをしっかりと理解し、自分が思い描くキャリアプランに合っているのか、よく考えておく必要があります。

目次

スマホゲームとコンシューマーゲーム、市況としては芳しくない

ゲーム業界を志すにあたって、まず知っておきたいのは業界の現状です。ゲーム業界で働く上で「ゲームが好き」という気持ちはもちろん大切ですが、それだけで転職を決めるのはリスクが大きすぎます。

転職先の業界全体が上向きなのか、不調なのかによって、同じように努力していても得られる成果の大きさや手にする報酬が大きく変わってくることは十分にあり得るのです。スマホゲームとコンシューマーゲーム、それぞれの市況はどうなっているのか、実態について確認しておきましょう。

スマホゲーム市場は完全なレッドオーシャン状態

スマホゲーム市場について考える前に、まずは消費者の立場で振り返ってみてください。

  • 最近、ヒットしたor話題になったスマホゲームがいくつ思い浮かびますか?
  • そのうち、今でも人気がありヒットが続いているものはいくつありますか?
  • 3年前に人気があったスマホゲームをいくつ覚えていますか?

なぜこの質問をしたかと言うと、近年のスマホゲーム市場がいかに栄枯盛衰の激しい世界で、しかもそのスピードが年々加速しているかを実感して欲しかったからです。

エンジニアの方なら想像がつくはずですが、ゲームをゼロから開発・制作するためには莫大なコストがかかります

ガラケー時代であれば、数千万円規模の制作予算でゲームをリリースできていた頃もあったのですが、スマホゲームに移行してからというもの、1本のゲームをリリースするために1億を超える予算が必要になることは当たり前のようにあります。

しかも、ゲームはリリースするまでヒットするかどうか読めません。莫大なコストをかけて開発したものの、鳴かず飛ばずで消えていったゲームはいくらでもあります。

こうした厳しい市況の中、新作ゲームが日々リリースされては消えていきます。スマホゲームは完全なレッドオーシャンと言えるでしょう。



コンシューマーゲーム市場はやや衰退期

消費者がスマホゲームへと流れつつある現在でも、コンシューマーゲームのハードウェアを所有している人は日本国内に5,000万人以上いると言われています。ところが、コンシューマーゲームを日常的にプレイしている人となると1,500万人程度とも言われています。

この数字から、コンシューマーゲームはユーザーの稼働率が低く、「家にあるけれども使わない」ものの1つになりつつあることが分かります。かつてコンシューマーゲームに夢中だった層も、現在はスマホゲームへと嗜好が移り変わっているのです。

こうした傾向から、コンシューマーゲームはやや衰退期に入っていると見ることができます。移動中や休み時間などの隙間時間に手軽にプレーできるスマホゲームと比べ、コンシューマーゲームはゲームをプレーするための時間を設け、ゲームに集中する時間帯を作らなくてはなりません。

今やコンシューマーゲームは、このようなコアな層に訴えかける商材になってきているのです。



スマホゲーム業界、コンシューマーゲーム業界、どちらも参入する際は自身の長期ビジョンを持って

スマホゲーム業界とコンシューマーゲーム業界の市況について、概要を見てきました。どちらの業界にも言えることとして、「決して芳しいとは言いがたい状況」であること、「今後、伸びていく可能性が高いとは言えない」ことがお分かりいただけたかと思います。

これからスマホゲーム業界やコンシューマーゲーム業界へ転職して働いてみたい、という意欲を持った人であれば、矛盾するようですが「ゲーム業界に一生を託そう」という考えで移るのはリスクが高いと言えるでしょう。

それよりも、長期的なビジョンを持って「その先に何をしたいのか」「ゲーム業界を通過点として何を目指したいのか」を明確にしておくことが重要です。

ゲーム業界は熾烈な世界です。だからこそ得るものがある、と思い切れる人、それでもゲームを開発してみたい、という強い気持ちを持った人であれば、将来的なキャリアプラン実現のために利用してやろう!というぐらいのスタンスで挑戦するといいでしょう。



それでも「ゲーム業界で働きたい」という方へ

スマホゲーム、コンシューマーゲームともに、決して生やさしい状況ではないことを承知の上で、それでも「ゲーム業界で一度は働いてみたい」「チャレンジしてみたい」という強い希望や熱意がある人は、挑戦してみる価値はあるかもしれません。

ただし、転職してから「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、十分な準備を整えてから動くことが重要です。ゲーム業界の厳しさを覚悟の上で転職するのであれば、どのような準備や覚悟が必要なのかを見ていきましょう。

スマホゲーム業界で働く場合は以下の準備と覚悟を

スマホゲーム業界に転職するにあたって、「新しいゲームを世に出すクリエイティブな仕事」といった感覚で捉えていると早々に現実とのギャップに直面することになります

スマホゲームは「課金」が要となるビジネスモデルであること、新作ゲームともなると作業量は膨大なものになることなどをよく理解しておく必要があります。

たとえば、次に挙げることをどのぐらい具体的にイメージできるか自問自答しておきましょう。

  • 「売上にも関わろう」という意識をどれだけ持てるか
  • 深夜残業、休日対応が発生する可能性は高い
  • 何より、スマホゲームへの情熱を持ち続けること




「売上にも関わろう」という意識をどれだけ持てるか

コンシューマーゲームとの大きな違いとして、スマホゲーム、とくにソーシャルゲームは無料でプレイ開始できる点が挙げられます。つまり、ゲーム中で課金してもらう必要があるビジネスモデルなのです。

当然、ゲームをリリースするまでには膨大な開発費が投じられていますので、これを回収するにはいかにユーザーが課金したくなるような仕組みを考えるかが重要になります。

ゲーム開発に携わる以上はゲーム好きであるほうが有利だろう、と多くの人は考えますが、純粋にゲームが好きなだけでビジネスモデルまで思い至っていないようだと、売上に直結するビジネスモデルそのものを考えることの重圧に耐えられない危険性があります

売上に関わろうという意識をごく自然に、しかも強く持つことができるかどうかが非常に重要な点なのです。



深夜残業、休日対応が発生する可能性は高い

エンジニアにとって、ゲーム開発の現場は過酷を極めます。

新作ゲームともなればゼロから作る必要がありますが、リリース予定日から逆算するととても間に合わない、といったスケジュールになっていることもめずらしくありません。結果、エンジニアは深夜残業や休日出社を余儀なくされ、最後は体力勝負と言われる状態になりやすいのです。

休日はしっかりと心身を休めたい人、長時間労働や深夜に及ぶ残業をなるべく避けたい人は、そもそもスマホゲーム業界の働き方になじめず、心が折れてしまったり体を壊してしまったりする可能性があります。

スマホゲーム開発のためならプライベートを犠牲にしてでも仕事第一を貫ける!といった気概のある人でないと厳しいかもしれません。



何より、スマホゲームへの情熱を持ち続けること

スマホゲームはビジネスモデルとしてハイリスクである上に、やりがい搾取的な働き方が常態化しているケースも見られるなど、よほどの情熱を維持できていないと続かない仕事です。

ゲームを創るというより、ユーザーに課金させるためのビジネスなのか」「当たるかどうか分からないゲームに何億円もかけるとは、まるで投資やギャンブルのようだ」といった冷めた見方をしてしまうのも自然な心理でしょう。

そういった過酷な状況に埋もれてしまい、不平不満を募らせてスマホゲーム業界を去って行く人は極めてたくさんいます。

しかし、それでもスマホゲームへの情熱という原点を見失うことなく保ち続けられた人が、結果を残したり有益な経験を得たりして、自身のキャリアを形成していくことにつながるのです。



コンシューマーゲーム業界で働く場合は以下の準備と覚悟を

スマホゲーム業界が過酷なら、コンシューマーゲーム業界はまだ良いほうなのかと言うと、そうでもありません。

コンシューマーゲームはスマホゲームにユーザーを奪われつつあるだけでなく、精細さや複雑さが増すごとに開発費は膨れあがっています。コンシューマーゲーム業界に転職する上で覚悟しておくべきことを挙げると、次のようになります。

  • 人手不足ではありつつ、相当のスキルを要求される
  • 深夜残業、休日対応が発生する可能性はかなり高い
  • 何より、コンシューマーゲームへの情熱を持ち続けること




人手不足でありながらも、相当のスキルを要求される

コンシューマーゲームの黎明期と比べると、近年のゲーム開発にかかっている費用は桁がいくつも違うほど開きがあります。結果、資金力のある大手メーカーのみがコンシューマーゲームの開発を続けることができており、中小零細はスマホゲームや受託開発に移行しているのが実情です。

当然の流れとして、開発者側もスマホゲーム業界へと転身していく人が絶えず、コンシューマーゲーム業界は慢性的な人手不足に陥っています。ただし、人手不足なのでスキル不足でも通用するかと言うと、そのようなことはありません。

人手不足だからこそ即戦力が求められており、未経験者や経験の浅いエンジニアにとっては狭き門になっていると考えたほうがいいでしょう。



深夜残業、休日対応が発生する可能性は高い

スマホゲーム業界と同様、コンシューマーゲーム業界においてもエンジニアは多忙を極めます。

リリースに間に合わせるために、深夜残業や休日出勤はもちろんのこと、ときには徹夜での作業が必要になる場合もあることを覚悟しておく必要があります。

大前提として、長時間労働になる可能性が高いことやプライベートを犠牲にする部分が大きいことは覚悟の上で、それ以上に「コンシューマーゲーム業界で働きたい」という気持ちを優先して転職に踏み切る、といった決断になるでしょう。

逆の見方をすれば、エンジニアとして働いていく上でワークライフバランスを軽視したくない人や、あまり体力に自信がなく耐えられそうにないと自分で思う人は、この業界への転職は相当慎重に考えたほうがよさそうです。



何より、コンシューマーゲームへの情熱を持ち続けること

スマホゲームの台頭と爆発的な普及によって、コンシューマーゲーム業界は確実にシュリンクしています。

Wii Uがファミリー層にターゲティングしていったように、かつてのコンシューマーゲームの定義や趣向に固執していてはユーザーを維持・獲得するのが厳しくなっているのが実情です。

スマホゲームやソーシャルゲームではなく、あえてコンシューマーゲームをプレイしてもらいたい、と思い続けられる情熱を維持できるかどうかが、最終的にはコンシューマーゲーム業界でエンジニアとして働いていく上で核となる重要な部分なのかもしれません。

なぜコンシューマーゲームなのか」を熟考した上で、それでもこの業界に進みたいという信念が揺るがないかどうか、自問自答してみる必要があるでしょう。



人脈の活用、もしくはゲーム業界に強い転職サービスを利用しよう

ゲーム業界に転職したいエンジニアがもう1つ見落としがちなことがあります。それは「応募先の企業の現在」だけでなく、「現在に至るまでの経緯」も知っておく必要があるという点です。

スマホゲーム業界、コンシューマーゲーム業界ともに「厳しい状況にある」「生やさしい仕事ではない」といった情報を事前に得ていれば、それなりの覚悟を持ってゲーム業界へ飛びこもうとするはずです。

ただし、同じ厳しさでも「ここ半年ほどで急激に会社が傾いてきた」「急にごっそりと人が辞めてしまった」といった状況下での厳しさであれば、その会社の経営自体に問題がある可能性があります。せっかく転職して入社しても、間もなく経営状況が悪化して倒産してしまった……、などということになっては大変です。

転職先に関するこうした情報を事前にキャッチするには、第三者の力を借りるのが一番です。知人の伝手などの人脈を活用できるのであれば、ぜひ活用しましょう。そういった伝手がない場合は、ゲーム業界に強い転職エージェントを活用するのが最も近道です。



ゲーム業界で働きたいエンジニアにお薦めの転職サービス

スキルや経験に自信ありの方は、Geeklyがお薦め

サービス名 GEEKLY(ギークリー)
特徴 ギークリーは、I​T​・W​E​B​・ソーシャルゲーム業界を専門とした転職支援サービス。大手を中心に非公開求人数は2​0​0​0​以上!
独占求人案件も多数扱っており、転職希望者のスキルや経験を元に、多角的に分析してのマッチングが人気です。
企業名 株式会社GEEKLY(ギークリー)(2011年8月)

GeeklyはIT・Web・ゲーム業界を専門とする転職エージェントです。

特化型エージェントだけにゲーム業界に強く、企業のコアな情報を転職希望者に提供していることに定評があります。キャリアコンサルタントの専門性も高く、エンジニアの経験やスキルレベルをしっかりと把握してくれるので、マッチングの精度が高いのも大きな特徴です。

Geeklyはエンジニアにとって頼れる転職エージェントですが、一定以上のスキルや経験を持つ、中上級者向けのサービスです。あまりスキルに自信のない人や未経験者が利用するにはハードルが高い面があると言えるでしょう。

また、転職する意思が固まった人向けの転職相談であることが前提ですので、転職するかどうか決めていない人が相談だけするのは難しいでしょう。

エンジニアとしてスキルや経験に自信あり!の人にはGeeklyがお薦めです。



面接対策に力を入れて欲しい方はレバテックキャリアがお薦め

サービス名 レバテックキャリア
特徴 IT・Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービス! 業界最大級の非公開求人数と、業界情報や技術に精通したキャリアコンサルタントが、転職者に対して、キャリア相談から企業のご提案、条件面交渉などトータルな転職サポートを提供してくれます。
企業名 レバレジーズ株式会社( 2005年4月)

レバテックキャリアはエンジニアとクリエーターに特化した転職エージェントです。キャリアアドバイザーの業界知識が豊富な点や、レバテックキャリア独自の求人案件を多数保有している点などは、総合型転職エージェントでは太刀打ちできないところでしょう。

こうした「濃い情報」が発揮されるのが、転職希望者との面談です。企業が求めている人材やスキルレベルだけでなく、面接担当者の着眼点や過去に不採用となったケースの不採用理由に至るまで、蓄積してきた情報を活用して徹底的に面接対策をしてくれるのです。

求人を紹介してもらうだけでなく、応募する企業の面接対策にも力を入れて欲しい人は、レバテックキャリアを活用するといいでしょう。



できるだけ多くの求人を見ておきたい方は、DODA ITエンジニアがお薦め

サービス名 DODA ITエンジニア
特徴 国内最大級の求人案件と信頼を誇るDODAで、さらにITエンジニア向けの転職に特化したサービスが、この「DODAエンジニアIT」です。 大企業や上場企業から中小、ベンチャーに至るまで多種多様なITエンジニア向けの求人にアプローチできるほか、業界に詳しい専任アドバイザーがしっかりサポートしてくれます。
企業名 パーソルキャリア株式会社(1989年6月)

DODA ITエンジニアは転職サービスDODAから派生したエンジニア専門の転職エージェントです。国内最大規模と言われるDODAの膨大な求人データベースを活用し、大手からベンチャーまで多種多彩な求人を紹介可能な点が大きな特徴です。

ゲーム業界への転職が初めてであれば、仕事内容や待遇の相場観をつかんでおきたいところです。そのためには少しでも多くの求人を比較検討し、傾向を知っておくことが大切になります。

一般的な転職サイトを使って自力でゲーム業界の求人を探すだけでは、転職エージェントが保有している非公開求人にアクセスすることができません。転職活動の限られた期間の中でなるべく多くの求人を見ておきたい人は、DODA ITエンジニアへの登録を検討してみてください。



まとめ ゲーム業界への転職は軽く考えず「覚悟」を持とう!

ゲーム業界への転職で最もやってはいけないのが「入ってしまえば何とかなるだろう」「厳しくても、とにかく頑張るしかない」などと軽く考え、勢いで転職してしまうことです。求められるスキルレベルや労務環境、待遇、将来的なキャリアプランといったように、転職前に考えておくべきことはたくさんあります。

「何とかなる」と軽く考えず、ゲーム業界をとりまく厳しい状況もよく理解した上で、覚悟を持って転職することが非常に重要なのです。



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