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スマホゲーム開発とコンシューマーゲーム開発は大きく違う!? エンジニア転職時の注意点

[最終更新日]2022/10/13

スマホゲームとコンシューマーゲームの転職は、こんなに違う!

ゲーム好きの人や、ゲームの開発に興味がある人なら、ゲーム業界でエンジニアとして活躍してみたいと一度は思ったことがあるかもしれません。

世間では「ゲーム業界」とひとくくりにされがちですが、スマホゲームとコンシューマーゲームとでは、エンジニアに要求される開発スキルは大きく異なります。その違いをしっかりと理解し、自分が思い描くキャリアプランに合っているのか、よく考えておく必要があります。

目次

スマホゲームとコンシューマーゲーム、市況としては芳しくない

ゲーム業界を志すにあたって、まず知っておきたいのは業界の現状です。ゲーム業界で働く上で「ゲームが好き」という気持ちはもちろん大切ですが、それだけで転職を決めるのはリスクが大きすぎます。

転職先の業界全体が上向きなのか、不調なのかによって、同じように努力していても得られる成果の大きさや手にする報酬が大きく変わってくることは十分にあり得るのです。スマホゲームとコンシューマーゲーム、それぞれの市況はどうなっているのか、実態について確認しておきましょう。

スマホゲーム市場は完全なレッドオーシャン状態

スマホゲームのイメージ

スマホゲーム市場について考える前に、まずは消費者の立場で振り返ってみてください。

  • 最近、ヒットしたor話題になったスマホゲームがいくつ思い浮かびますか?
  • そのうち、今でも人気がありヒットが続いているものはいくつありますか?
  • 3年前に人気があったスマホゲームをいくつ覚えていますか?

なぜこの質問をしたかと言うと、近年のスマホゲーム市場がいかに栄枯盛衰の激しい世界で、しかもそのスピードが年々加速しているかを実感して欲しかったからです。

エンジニアの方なら想像がつくはずですが、ゲームをゼロから開発・制作するためには莫大なコストがかかります

ガラケー時代であれば、数千万円規模の制作予算でゲームをリリースできていた頃もあったのですが、スマホゲームに移行してからというもの、1本のゲームをリリースするために1億を超える予算が必要になることは当たり前のようにあります。

しかも、ゲームはリリースするまでヒットするかどうか読めません。莫大なコストをかけて開発したものの、鳴かず飛ばずで消えていったゲームはいくらでもあります。

こうした厳しい市況の中、新作ゲームが日々リリースされては消えていきます。スマホゲームは完全なレッドオーシャンと言えるでしょう。

コンシューマーゲーム市場はやや衰退期

コンシューマーゲームのイメージ

消費者がスマホゲームへと流れつつある現在でも、コンシューマーゲームのハードウェアを所有している人は日本国内に5,000万人以上いると言われています。ところが、コンシューマーゲームを日常的にプレイしている人となると1,500万人程度とも言われています。

この数字から、コンシューマーゲームはユーザーの稼働率が低く、「家にあるけれども使わない」ものの1つになりつつあることが分かります。かつてコンシューマーゲームに夢中だった層も、現在はスマホゲームへと嗜好が移り変わっているのです。

こうした傾向から、コンシューマーゲームはやや衰退期に入っていると見ることができます。移動中や休み時間などの隙間時間に手軽にプレーできるスマホゲームと比べ、コンシューマーゲームはゲームをプレーするための時間を設け、ゲームに集中する時間帯を作らなくてはなりません。

今やコンシューマーゲームは、このようなコアな層に訴えかける商材になってきているのです。

スマホゲーム業界、コンシューマーゲーム業界、どちらも参入する際は自身の長期ビジョンを持って

「その先に何をしたいのか」「ゲーム業界を通過点として何を目指したいのか」を明確にしておく

スマホゲーム業界とコンシューマーゲーム業界の市況について、概要を見てきました。どちらの業界にも言えることとして、「決して芳しいとは言いがたい状況」であること、「今後、伸びていく可能性が高いとは言えない」ことがお分かりいただけたかと思います。

これからスマホゲーム業界やコンシューマーゲーム業界へ転職して働いてみたい、という意欲を持った人であれば、矛盾するようですが「ゲーム業界に一生を託そう」という考えで移るのはリスクが高いと言えるでしょう。

それよりも、長期的なビジョンを持って「その先に何をしたいのか」「ゲーム業界を通過点として何を目指したいのか」を明確にしておくことが重要です。

ゲーム業界は熾烈な世界です。だからこそ得るものがある、と思い切れる人、それでもゲームを開発してみたい、という強い気持ちを持った人であれば、将来的なキャリアプラン実現のために利用してやろう!というぐらいのスタンスで挑戦するといいでしょう。

それでも「ゲーム業界で働きたい」という方へ

スマホゲーム、コンシューマーゲームともに、決して生やさしい状況ではないことを承知の上で、それでも「ゲーム業界で一度は働いてみたい」「チャレンジしてみたい」という強い希望や熱意がある人は、挑戦してみる価値はあるかもしれません。

ただし、転職してから「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、十分な準備を整えてから動くことが重要です。ゲーム業界の厳しさを覚悟の上で転職するのであれば、どのような準備や覚悟が必要なのかを見ていきましょう。

スマホゲーム業界で働く場合は以下の準備と覚悟を

スマホゲーム業界で働く場合は…

スマホゲーム業界に転職するにあたって、「新しいゲームを世に出すクリエイティブな仕事」といった感覚で捉えていると早々に現実とのギャップに直面することになります

スマホゲームは「課金」が要となるビジネスモデルであること、新作ゲームともなると作業量は膨大なものになることなどをよく理解しておく必要があります。

たとえば、次に挙げることをどのぐらい具体的にイメージできるか自問自答しておきましょう。

  • 「売上にも関わろう」という意識をどれだけ持てるか
  • 深夜残業、休日対応が発生する可能性は高い
  • 何より、スマホゲームへの情熱を持ち続けること

「売上にも関わろう」という意識をどれだけ持てるか

ゲームが好きなだけでは× 売上に直結するビジネスモデルまで考えられることが重要

コンシューマーゲームとの大きな違いとして、スマホゲーム、とくにソーシャルゲームは無料でプレイ開始できる点が挙げられます。つまり、ゲーム中で課金してもらう必要があるビジネスモデルなのです。

当然、ゲームをリリースするまでには膨大な開発費が投じられていますので、これを回収するにはいかにユーザーが課金したくなるような仕組みを考えるかが重要になります。

ゲーム開発に携わる以上はゲーム好きであるほうが有利だろう、と多くの人は考えますが、純粋にゲームが好きなだけでビジネスモデルまで思い至っていないようだと、売上に直結するビジネスモデルそのものを考えることの重圧に耐えられない危険性があります

売上に関わろうという意識をごく自然に、しかも強く持つことができるかどうかが非常に重要な点なのです。

深夜残業、休日対応が発生する可能性は高い

休日はしっかりと休みたい人残業は避けたい人には不向きな過酷な環境

エンジニアにとって、ゲーム開発の現場は過酷を極めます。

新作ゲームともなればゼロから作る必要がありますが、リリース予定日から逆算するととても間に合わない、といったスケジュールになっていることもめずらしくありません。結果、エンジニアは深夜残業や休日出社を余儀なくされ、最後は体力勝負と言われる状態になりやすいのです。

休日はしっかりと心身を休めたい人、長時間労働や深夜に及ぶ残業をなるべく避けたい人は、そもそもスマホゲーム業界の働き方になじめず、心が折れてしまったり体を壊してしまったりする可能性があります。

スマホゲーム開発のためならプライベートを犠牲にしてでも仕事第一を貫ける!といった気概のある人でないと厳しいかもしれません。

何より、スマホゲームへの情熱を持ち続けること

過酷な状況でも耐えられる程の情熱をスマホゲームに持っているか

スマホゲームはビジネスモデルとしてハイリスクである上に、やりがい搾取的な働き方が常態化しているケースも見られるなど、よほどの情熱を維持できていないと続かない仕事です。

ゲームを創るというより、ユーザーに課金させるためのビジネスなのか」「当たるかどうか分からないゲームに何億円もかけるとは、まるで投資やギャンブルのようだ」といった冷めた見方をしてしまうのも自然な心理でしょう。

そういった過酷な状況に埋もれてしまい、不平不満を募らせてスマホゲーム業界を去って行く人は極めてたくさんいます。

しかし、それでもスマホゲームへの情熱という原点を見失うことなく保ち続けられた人が、結果を残したり有益な経験を得たりして、自身のキャリアを形成していくことにつながるのです。

コンシューマーゲーム業界で働く場合は以下の準備と覚悟を

コンシューマーゲーム業界で働く場合は…

スマホゲーム業界が過酷なら、コンシューマーゲーム業界はまだ良いほうなのかと言うと、そうでもありません。

コンシューマーゲームはスマホゲームにユーザーを奪われつつあるだけでなく、精細さや複雑さが増すごとに開発費は膨れあがっています。コンシューマーゲーム業界に転職する上で覚悟しておくべきことを挙げると、次のようになります。

  • 人手不足ではありつつ、相当のスキルを要求される
  • 深夜残業、休日対応が発生する可能性はかなり高い
  • 何より、コンシューマーゲームへの情熱を持ち続けること

人手不足でありながらも、相当のスキルを要求される

人手不足で即戦力が求められる未経験者や経験の浅いエンジニアにとっては狭き門

コンシューマーゲームの黎明期と比べると、近年のゲーム開発にかかっている費用は桁がいくつも違うほど開きがあります。結果、資金力のある大手メーカーのみがコンシューマーゲームの開発を続けることができており、中小零細はスマホゲームや受託開発に移行しているのが実情です。

当然の流れとして、開発者側もスマホゲーム業界へと転身していく人が絶えず、コンシューマーゲーム業界は慢性的な人手不足に陥っています。ただし、人手不足なのでスキル不足でも通用するかと言うと、そのようなことはありません。

人手不足だからこそ即戦力が求められており、未経験者や経験の浅いエンジニアにとっては狭き門になっていると考えたほうがいいでしょう。

深夜残業、休日対応が発生する可能性は高い

スマホゲーム業界と同様、コンシューマーゲーム業界も残業や休日出勤の覚悟を

スマホゲーム業界と同様、コンシューマーゲーム業界においてもエンジニアは多忙を極めます。

リリースに間に合わせるために、深夜残業や休日出勤はもちろんのこと、ときには徹夜での作業が必要になる場合もあることを覚悟しておく必要があります。

大前提として、長時間労働になる可能性が高いことやプライベートを犠牲にする部分が大きいことは覚悟の上で、それ以上に「コンシューマーゲーム業界で働きたい」という気持ちを優先して転職に踏み切る、といった決断になるでしょう。

逆の見方をすれば、エンジニアとして働いていく上でワークライフバランスを軽視したくない人や、あまり体力に自信がなく耐えられそうにないと自分で思う人は、この業界への転職は相当慎重に考えたほうがよさそうです。

何より、コンシューマーゲームへの情熱を持ち続けること

なぜコンシューマーゲームなのか信念が揺るがないかどうか自問自答してみる

スマホゲームの台頭と爆発的な普及によって、コンシューマーゲーム業界は確実にシュリンクしています。

Wii Uがファミリー層にターゲティングしていったように、かつてのコンシューマーゲームの定義や趣向に固執していてはユーザーを維持・獲得するのが厳しくなっているのが実情です。

スマホゲームやソーシャルゲームではなく、あえてコンシューマーゲームをプレイしてもらいたい、と思い続けられる情熱を維持できるかどうかが、最終的にはコンシューマーゲーム業界でエンジニアとして働いていく上で核となる重要な部分なのかもしれません。

なぜコンシューマーゲームなのか」を熟考した上で、それでもこの業界に進みたいという信念が揺るがないかどうか、自問自答してみる必要があるでしょう。

人脈の活用、もしくはゲーム業界に強い転職サービスを利用しよう

転職先に関する情報収集の為にゲーム業界に強い転職エージェントを活用する

ゲーム業界に転職したいエンジニアがもう1つ見落としがちなことがあります。それは「応募先の企業の現在」だけでなく、「現在に至るまでの経緯」も知っておく必要があるという点です。

スマホゲーム業界、コンシューマーゲーム業界ともに「厳しい状況にある」「生やさしい仕事ではない」といった情報を事前に得ていれば、それなりの覚悟を持ってゲーム業界へ飛びこもうとするはずです。

ただし、同じ厳しさでも「ここ半年ほどで急激に会社が傾いてきた」「急にごっそりと人が辞めてしまった」といった状況下での厳しさであれば、その会社の経営自体に問題がある可能性があります。せっかく転職して入社しても、間もなく経営状況が悪化して倒産してしまった……、などということになっては大変です。

転職先に関するこうした情報を事前にキャッチするには、第三者の力を借りるのが一番です。知人の伝手などの人脈を活用できるのであれば、ぜひ活用しましょう。そういった伝手がない場合は、ゲーム業界に強い転職エージェントを活用するのが最も近道です。

ゲーム業界で働きたいエンジニアにおすすめの転職サービス

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マイナビエージェント。ITエンジニアの方へ

マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援を行うエージェントです。
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マイナビIT AGENTの活用メリットとゲーム開発エンジニアの転職へのおすすめポイント

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図参照:ワークポート 転職コンシェルジュとの面接シーン

引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!

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そのため、今の職種から新たにジョブチェンジを検討している方は、ワークポートのサービスが適しているでしょう。

ワークポートのここが強み! ■あなたの可能性を最大限に引き出すプロの力 ■個別の面接対策、書類作成のアドバイス

引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス

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従来の採用形式:転職者が企業に応募する形式 ダイレクト・リクルーティング:企業から転職者に直接アプローチする形式

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dodaエンジニアITのサポートの仕組み

引用元:doda「転職エージェントのdodaがあなたをしっかりサポート

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まとめ ゲーム業界への転職は軽く考えず「覚悟」を持とう!

ゲーム業界への転職で最もやってはいけないのが「入ってしまえば何とかなるだろう」「厳しくても、とにかく頑張るしかない」などと軽く考え、勢いで転職してしまうことです。求められるスキルレベルや労務環境、待遇、将来的なキャリアプランといったように、転職前に考えておくべきことはたくさんあります。

「何とかなる」と軽く考えず、ゲーム業界をとりまく厳しい状況もよく理解した上で、覚悟を持って転職することが非常に重要なのです。

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