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20代女性の「転職で年収を上げたい」を適えるために意識したいポイント3点

[最終更新日]2024/03/14

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転職で年収UPしたい20代女性へ。

転職成功の条件の中に、「年収アップ」という項目が入っている人は少なくないかもしれません。

特に20代女性であれば、結婚や育児といったライフステージを見据えて、少しでも多くお金を稼ぎたいという思いもあるのではないでしょうか。

一方で、年収アップを実現するためには、必ずしも給与をアップさせる必要はないことをご存知でしょうか。

目次

地域によって、年収の格差が大きいことを把握する

転勤を経験したことがある人はピンとくるかもしれませんが、年収は日本国内で同じ水準ではないのです。同じ会社でも、首都圏にある本社と地方にある支局では給与水準に差がある場合が見られます。

一見すると不公平にも思えますが、なぜこのような差をつけているのでしょうか。その理由について見ていきましょう。

都心と地方とで、年収差はこんなに違う!

各地方の平均年収の図

都心部と地方とでは年収に差があると聞いても、いまいちイメージしづらいかもしれません。そこで、具体的に各地方の平均年収を挙げてみます。

【各地方の平均年収】

 
地域 関東地方 東海地方中国・四国地方 関西地方 北信越地方 北海道・東北地方 九州・沖縄地方
年収 436万円 403万円 383万円 398万円 378万円 373万円 373万円

参照元:doda「平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】」(参照時:2023年12月)

このように挙げてみると、最も高い地方と最も低い地方とでは、年収にして60万円以上の差がついていることになり、単純に月収で割った場合、月5万円の差があることが分かります。月収が5万円変わるとなると、それなりに生活への影響も大きいように思えます。

ところが、各地方でかかる生活コストは一律ではありません。特に大きいのは住宅費用で、都市部と地方では地価に開きがあることから、たとえば賃貸住宅に住む場合も、月の家賃は数万円単位の違いがあることはめずらしくありません

収入が少なかったとしても、出ていくお金も少ないのであれば、可処分所得としては変わらないことになるのです。

住む地域によって、生活費も変わる。まずは、「どれだけ年収があれば良いか」を考えよう

どのぐらい年収があればよいかは住む地域や希望のライフスタイルによって大きく変わる

転職サイトやメディアで紹介されている「平均年収」では、たいてい全国平均の数値が使われています。しかし、前で見てきたように住む地域によって生活コストが異なる分、年収もそれに合わせて増減するのです。つまり、どのぐらい年収があればよいかは、住む地域や希望するライフスタイルによって大きく変わるわけです。

転職サイトなどで、よく適性年収をWeb診断できるサービスを見かけますが、「年収が低め」「もっと高い年収を狙えます」といった結果が出たとしても、その基準が全国平均なのか首都圏なのかよく確認する必要があります。

単純に「年収が低いようだから、転職すればもっと上げられる」と考えるは危険ですし、年収という仕事のひとつの側面からキャリアを決めてしまうのもよくありません。

今現在のことだけでなく、3年後、5年後のライフスタイルや働き方を見据え、中長期的なキャリアプランを立てた上で、その中の要素の1つとして年収という条件がある、といった認識を持っておくことが重要なのです。

20代女性の年収アップのための視点#1「働く場所」で考える

都市部か?地方か?働く場所で考える。

転職による年収アップを考える上で重要な条件の1つに「働く場所」があります。今現在、都市部で働いていて同じ都市部で転職するのか、都市部から地方へUターンやIターン転職するのか、によって「年収アップ」の意味合が大きく変わってくるからです。

ここでは、都市部で働く場合と地方で働く場合の2パターンについて考えてみましょう。

現在都市部で働いている、もしくはこれから都市部で働こうとしている場合は──

初年度の年収だけに固執しないこと

転職先を都市部で検討している人は、転職による年収アップは比較的実現しやすいかもしれません。それだけに、年収アップ「だけ」にフォーカスした転職活動にならないよう注意が必要です

転職初年度の年収をどのように決めるかは、企業によって考え方が異なります。今現在持っているスキルから初年度年収を算出する場合もあれば、単純に入社時の年齢で考える場合もあります。

さらには、入社後に活躍し、昇給していくことを織り込んで初年度年収を決めることもあるのです。よって、初年度年収「だけ」にフォーカスしてしまうと、その企業で働き続けていく中で得られる収入を見誤る可能性があるのです。

とくに20代の転職者の場合、これからの「伸びしろ」に期待を寄せる企業が少なくないはずです。初年度の年収が今現在とあまり変わらないとしても、今後の昇給幅や期待されている能力によっては、報酬を大きく伸ばせるかもしれないのです。

年収アップを目的としているからこそ、目先の年収アップに固執しないことが重要です。

現在地方で働いている、もしくはこれから地方にUターン転職しようとしている場合は──

生活コストが重要

地方で転職しようとしているのであれば、入社初年度の年収条件、昇給の見込み、企業間の待遇格差など、都市部と比べて厳しい状況であることを、ある程度は覚悟しておく必要があります。都市部から地方へUターン転職した人の多くが、前職よりも年収が下がったと実感しています。

ただし、前に述べた通り地方と都市部の年収は単純に比較できません。年収で言えば都市部の企業のほうが恵まれているように見えても、その分生活コストがかさんでいれば可処分所得が少なくなります。

反対に、地方へ転職して年収がダウンしたように見えたとしても、諸々の生活コストが割安になれば、体感的には都市部とあまり変わらない暮らしができるかもしれないのです。

どうしても年収ダウンが気になるようであれば、ダブルワークや副業も視野に入れて転職活動を進めるといいでしょう。

最近では副業可の方針に切り替える企業も増えていますし、自分のキャリアの幅を広げるためにも有効ですので、副業やダブルワークは選択肢の1つとしておすすめです。

また、地方での転職活動の際は、その地域に強い転職サービス(転職エージェント)を活用した方がよいでしょう。その地域企業との繋がりの強いアドバイザーから、適切な求人提案を受けやすいです。

各都道府県のおすすめ転職エージェント

地域区分 都道府県別おすすめ転職エージェント紹介記事
北海道・東北地方 北海道青森秋田宮城岩手山形福島
関東地方 東京神奈川千葉埼玉茨城栃木群馬
中部地方 新潟長野富山山梨静岡岐阜愛知石川福井
関西地方 大阪兵庫京都滋賀三重奈良和歌山
中国地方 鳥取岡山広島島根山口
四国地方 香川徳島愛媛高知
九州地方 福岡佐賀大分長崎熊本宮崎鹿児島沖縄

20代女性の年収アップのための視点#2「ライフスタイル」で考える

何に重きを置くか?ライフスタイルで考える。

20代の女性が転職する際に重要になることとして、20代から30代にかけてのライフスタイルがあります。どのようなライフスタイルを望むかは個人の考え方によって異なりますので、自分は向こう5年間、何を優先して働いていきたいのか、よく考えておく必要があります。

仕事もライフイベントも、どちらも充実させたいのはやまやまですが、何に重きを置くかによって転職活動の方向性が変わることは理解しておいたほうが得策です。

「ここ5年間は、正社員として働いてキャリアアップしたい」と考えている場合は──

限られた期間内で最大の成果をあげられる職種へ

20代はのちのちのキャリアにおいて重要な時期にあたることは間違いありません。30代、40代のキャリアの基盤は20代にあると言う人もいるぐらい、ビジネスパーソンとしての基礎を固めておく時期として、20代は軽視できない時期なのです。

そこで、向こう5年間ほどは正社員としてバリバリ働き、キャリアアップできるところまでしておきたい、と考える人は、次のような特徴の仕事を探すといいでしょう。

  • リーダーや店長など、責任ある立場を20代で任せてもらえる仕事
  • 営業や販売など、成果が数字となって明確に表れる仕事
  • 専門性が高く、身につけたスキルや知識に希少価値がある仕事
  • 業績が良い会社や伸び盛りの業界

なぜこのような環境に身を置いたほうがいいかというと、限られた期間内で最大の成果をあげておきたいからです。20代のうちに一定以上の成果を出してきた人は、30代以降の人材価値が高まり転職するのが難しくなくなる傾向があります。

のちのちの選択肢を広げておく意味でも、20代の5年間を「結果」にこだわって過ごすのは意味のあることと言えるでしょう。

また、その際はこれからの働き方について「キャリアプラン」を検討しておくことをおすすめします。

参考:キャリアプランとは

キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。

具体的には、以下のようにプランを建てていきます。

キャリアプランの立て方 Step1 キャリアの棚卸しを行う これまで経験した業務を洗い出します。そして更に「得意なもの」「これからも続けていきたいこと」についても考えていきます。 STEP2 新たにチャレンジしたいことを考える STEP1で出したリストを見ながら、「新たにチャレンジしたいこと・実現したいこと」を考えてリストに追加します。 STEP3 実現するために、必要な知識・スキルを考える STEP2の「実現したいこと」を叶えるために、どんな知識・スキルが必要になるか、またそのために求められるアクションを考えます。 STEP4 キャリアプランのスケジュールを立てる STEP2と3で導き出した「実現したいこと」と「必要なアクション」を時系列で整理します。 ※ まず1年~3年のスパンで考えると、整理しやすいです □キャリアプランの例 1年後 実現したいこと ・リーダー職 ・ディレクターとして充分な業務遂行スキルを持つ そのためにやること ・ディレクションスキルを高める ・業界知識を深める 3年後 実現したいこと ・マネージャー職 ・プロジェクトの責任者として活躍 そのためにやること ・マネジメントスキルを高める ・育成スキルを高める 5年後 実現したいこと ・自身のサービスを手掛ける、または独立起業 そのためにやること ・事業運営の上流から下流までの経験 ・経営の知識を深める

キャリアプランは、上記の「キャリアプランの例」にあるように時期ごとに「実現したいこと」と「そのためにやること」を表形式に落とし込むと、そのイメージを整理しやすくなります

ポイントは、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えることです。
今のうちにマスターしておくべき知識・スキルや取得しておくべき資格が出てくるかもしれません。

数か月に1度のペースでキャリアプランを考えておくと、普段においてもキャリアの軸を持てるようになり、迷いのない判断をしやすくなります。

キャリアプランの描き方を詳しく見る

スキル不足の不安がある人は、キャリアアップ支援のあるスクールがおすすめ

ここまでの内容について、「キャリアップには興味はあるけど、現在のスキル不足が不安…」という女性の方もいるかもしれません。

その場合は、キャリアップ支援の充実したスクールの利用を検討するとよいでしょう。

例えば女性向けオンラインスクール「シーライクス(SHElikes)」では、Web系スキルを学びながら転職・キャリアップに向けての相談をじっくり受けられます。

シーライクス(SHElikes)

シーライクス 公式サイト
シーライクスの主なサービス特徴
  • カリキュラムはWeb系が中心。とくにデザイン、マーケティング関連のコースが充実
  • 女性のためのキャリアアップスクール。キャリアや働き方の女性ならではの悩みについても随時相談可能
  • 副業や転職に向けての、お仕事チャレンジの機会も用意

シーライクスの特徴でもっとも際立つのが、学んだ『その後』のキャリア・働き方に向けてのサポートが充実している点です。

これからWeb系の領域でキャリアアップや転職を目指す女性の方に、とくにおすすめのオンラインスクールです。

「数年後もしくは直近のライフイベント(結婚や出産)にも備えたい」と考えている場合は──

無理のない計画と幅広い選択肢を用意しておく

近々結婚を考えている人や、20代のうちに出産したいと考えている人は、キャリアを重ねつつライフイベントに備えるという考え方をしたほうがいいかもしれません。

どちらも全力で取り組みたい!という熱意を持つのは重要なことですが、保育園の空き状況や職場の時短勤務制度など、仕事の能力以外のところで折り合いをつけなくてはならないことが多々出てくるのも事実なのです。

あまり無理をして体を壊すようなことがあっては元も子もありませんので、無理のない計画をあらかじめ立てておくことが大切です。

こうした目的意識にもとづいて、あえて正社員から派遣社員に切り替えるという選択肢をするのも1つの手です。派遣社員は勤務時間の希望を通しやすかったり、残業や出張といった仕事を担当する必要がなかったりと、働き方の融通を利かせやすいメリットがあります。

ライフイベントに備えつつ、実務経験を積んでキャリアを維持しておきたいのであれば、正社員への転職だけにこだわらず、幅広い選択肢を用意しておくのもいいかもしれません。

また、その際はこれから先の生活をどうしていきたいかという「ライフプラン」についてもイメージを持っておくと良いと思います。

参考:ライフプランとは

ライフプランとは、人生の中で想定される大きなイベントを考え、お金が必要になるタイミングやその金額を把握して計画をたてることです。

具体的には、以下のプロセスでプラン立てを行います。

ライフプランの作り方 Step1  目標を立てる 「実現したいこと」の洗い出し 自家用車や持ち家の購入、海外旅行、子どもの大学進学等、これから先の人生で「実現したいこと」をリストアップします。 STEP2 スケジュールを立てる 「いつまでに実現したいか」を 考える STEP1で出したリスト項目それぞれについて、「何年後に実現したいか(またはすべきか)の時期・スケジュールを考えます。 STEP3 「どのくらいの金額が必要か」を出す 実現したいことそれぞれにどのくらいのお金が必要か、またお金を積み立てていくとして毎月どのくらいの金額があると良いかを算出します。 STEP4 毎月の収支イメージ・生活様式を新たにする STEP3で算出した金額を毎月の支出に落とし込みます。その後、その支出を継続するうえで現実的な生活プランを建てます。 □ライフプランの例: 海外旅行(2年に1度)・マイカー購入・マイホーム購入(頭金)・子どもの大学費・老後を楽しむ為の資金 それらすべて毎月の積立額にした場合の合計:24万円

上記図の例では、ライフプランの目標として海外旅行、マイカーとマイホームの購入、そして子どもの大学入学と老後資金を挙げており、これら全てを貯蓄でまかなうとしたら毎月24万円の積立が必要となることが分かります。
(※ すでに貯蓄がある場合や積立投資等の資産運用を行っている場合は、この限りではありません。)

ライフプランを立てることによって、「早めの貯蓄が必要になりそうだ」という気づきがあるかもしれません。
または、「転職時の給与条件として、これくらいは欲しい」という新たな希望条件が出ることもあるでしょう。

パートナーや家族のいる方は、転職の際にこれからのライフプランについてパートナー・ご家族の方と話し合うことをおすすめします。
ライフプランを交えての転職活動はパートナー・ご家族の方にとも共有する「共通目標」となり、活動を応援してもらいやすくなるでしょう。

ライフプランについて詳しく見る

20代女性の年収アップのための視点#3「自分らしさ」で考える

メリット?デメリット?自分らしさで考える。

転職して年収が上がるというのは良いことのように聞こえますが、実はそのために我慢しなくてはならないことが増えたり、お金とは単純に比較できないものを犠牲にしなくてはならなかったりと、新たなリスクが出てくることがあります。

年収がアップすることによって、どういったメリット・デメリットがあるのかを少し視野を広げて考えてみることも大切です。

「年収アップしたら、どんな良いことがあるか」「また、その為に我慢することは何か」で考える

年収アップの為に自分らしい働き方が崩れないか確認

年収が上がることで、仕事の面以外にもどのような良い点があるか考えてみましょう。通勤時間が長いと感じている人は、職場の近くに引っ越して通勤時間を短縮できるかもしれません。

収入に余裕ができると身だしなみにお金をかけることもできますので、欲しかったものが買えたり、今まで手が届かなかったものが手に入ったりすることもあるでしょう。

反対に、年収を上げることで我慢しなくてはならないことも出てくるかもしれません。仕事の責任が重くなることで、常にプレッシャーと闘わなくてはならないことも考えられます。

残業が増えたり、休日が減ったりといったように、プライベートの時間を仕事に回す必要がある場面が増える可能性もあります。

こうしたことを天秤にかけたとき、「それでも20代のうちに年収を上げておきたい」と思えるか、あるいは「年収アップのためにそこまでしたくない」と思うか、人によって考え方は異なるはずです。

自分らしい働き方やライフスタイルとは何か?を考え、それが大きく崩れることがないかどうかを確認しておきましょう。

10年後、20年後、30年後の自分をイメージしてみる

キャリアの見通しを立てる

転職によるキャリアアップの1つに年収アップという要素があることは間違いありませんが、年収アップだけが今後のキャリアにとって有益なわけではありません。人が働いていく上で重要なのは、承認欲求が満たされることと言われています。

給与が上がるのは承認されることの1つではありますが、承認欲求が満たされるのは一時的で、長続きしないとも言われています。つまり、年収が上がったことをずっとモチベーションの源泉にし続けるのは難しいのです。

年収アップが転職の目的でもいいのですが、同時に10年、20年、30年というスパンでキャリアの見通しを立て、「自分はこうやって働いていきたい」というビジョンから逆算した結果、転職という選択肢が出てきたのでなければ、今は転職すべきタイミングではないのかもしれません。

目先の年収アップだけを目的に転職するのはリスクが高いと言えます。先々のキャリアプランをよく考え、年収という「点」ではなく、働き方やライフスタイルという「線」でキャリアをイメージできているか、セルフチェックしておくといいでしょう。

補足:キャリアプランとキャリビジョンについて

キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。

その際に、キャリアプランとセットで使われる言葉に「キャリアビジョン」があります。 キャリアビジョンは、あなたが未来に「こういう働き方をしたい」というイメージのことです

つまり、まず「目標」としてキャリアビジョンを描き、それを実現するためにキャリアプランを立てるということです。

キャリアビジョンとキャリアプランは、以下のように表に落とし込むことによって考えやイメージを整理しやすくなります。

キャリアビジョン、キャリアプランの作成表
キャリアビジョン・キャリアプランの作成シート
キャリアビジョン、キャリアプランの作成表(記入例)
キャリアビジョン
(仕事で実現したいこと)
キャリアプラン
(そのためにやるべきこと)
1年後
  • リーダー職
  • ディレクターとして充分な業務遂行スキルを持つ
  • ディレクションスキルを高める
  • 業界知識を深める
5年後
  • マネージャー職
  • プロジェクトの責任者として活躍
  • チームビルディング、マネジメントスキルを高める
  • 人材育成スキルを高める
10年後
  • 自身のサービスを手掛ける、または独立起業
  • 事業運営の上流から下流までの経験を積む
  • 経営の知識を深める

キャリアビジョンのイメージが持てない」という人は、さきに「キャリアの棚卸し」を行っておくことをおすすめします。

以下の記事にキャリアの棚卸しの進め方を紹介しています。興味のある方はあわせてご覧ください。

年収アップを望む20代女性におすすめの転職エージェント

現在、国内に転職エージェントは17,000以上もあります。当然ながら、それら転職エージェントにはそれぞれ特徴があり、「どの転職エージェントも一緒」ということはありません。

そこで、「20代女性への転職支援実績の豊富な転職エージェント」について、以下6サービスをピックアップしました。
それぞれのサービスで紹介している特徴やメリットを見て、自分にマッチしそうなサービスを2~3つピックアップして登録を検討してみてください。

type転職エージェント

type転職エージェント。ひとつ上を目指すあなたの転職アドバイザー。

東京・神奈川・千葉・埼玉をメインに、20代~30代の若手社会人を対象に転職支援をするエージェント。マッチング度の高い求人紹介が評判です。

type転職エージェントは一都三県を中心に、既卒・第二新卒~ミドル・ハイクラス世代まで幅広く転職支援を行っており、サービス利用者のおよそ71%が内定後に年収アップを実現させています(※公式サイトより)

サポート地域を絞っているぶん、転職者一人一人へのサポートの時間にじっくりと時間を充てており、希望条件をヒアリングしたうえでマッチ度の高い求人紹介を行っています。

type転職エージェントの活用メリット

type転職エージェントでは、面接対策をした場合としなかった場合とでは、対策をした方がおよそ12%通過率が高くなるというデータが出ています(※公式サイトより)。

これは老舗ならではの企業とのパイプが太いことと、転職者とのヒアリングや面接対策を丁寧に行うことによって、転職者と企業とのミスマッチを防げている結果と言ってよいでしょう。

「年収アップを目指したい」という20代女性の方はもちろん、「他の転職サービスではあまり良いアドバイスがもらえなかった」という方も、type転職エージェントを試してみると良いかもしれません。

type転職エージェントの特徴

特徴
  • サービス利用者の71%が年収アップ!企業との交渉力に強い
  • ひとりひとりの経歴と志向に合わせてのサポート・アドバイスが得意
  • 特にIT・Web業界への転職支援に強み
サービス対応地域 東京、神奈川、千葉、埼玉
公開求人数 約1.1万件(2024年1月現在)
とくに多い職種 システムエンジニア(IT・通信・ソフトウェア)|営業|Webエンジニア・クリエイター(Web・インターネット・ゲーム)|専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)|技術職(電気・電子・機械・自動車・半導体)など
ワンポイントアドバイス

type転職エージェントはIT・Web関連の求人紹介に強みがあります。一方で、他の業種はやや少なめです。紹介求人が少ないと感じる場合はdoda・リクルートエージェントにも併せて登録しておくと安心でしょう。

3人に2人が年収アップ

マイナビエージェント

書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。

マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。

とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。

また、マイナビエージェントは「女性のおしごと」という女性のための転職情報ページを開設するなど、以前から女性の転職サポートに力を入れています。

求人の検索条件に「女性の管理職活躍中」「育児中の社員在籍中」「産休・育休取得実績あり」といった人気キーワードを指定でき、希望条件に合った求人を探しやすくなっています。

マイナビエージェントの活用メリット

業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい人に適しています。

マイナビエージェント主な専門領域
 

引用元:マイナビエージェント公式HP

また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。

マイナビエージェントサポートの期間:dodaやリクルートエージェント等はサポート期間が3ヶ月間。マイナビエージェントは無期限でサポートを受けられます。

一般的に、大手転職エージェントのサポートは「3ヶ月間」などの期限が設けられています。

一方、マイナビエージェントでは期間の制限はなく、「無期限」でサポートを提供してくれます。「思いのほか活動期間が長引いてしまった…」とった場合も、マイナビエージェントであればサポートを継続してもらえるのです。

期間を定めることなく、かつ転職者の経歴と想いに合った転職先を紹介していくマイナビエージェントのスタイルは、「内定率のアップ」や「納得できる転職の実現」に大きく寄与しています。

実際にマイナビエージェントを利用して転職に成功した人は、入社後にミスマッチを感じることも少ない傾向があります。

マイナビエージェントの特徴

特徴
  • 国内企業とのリレーションが強く、優良求人の紹介を受けやすい
  • 特に20代~30代の若手社会人への転職支援に強み
  • 書類添削や面接対策などの支援サポートをじっくり丁寧に行ってくれる
サービス対応地域 全国
公開求人数 約5.0万件(2024年1月現在)
とくに多い職種 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど
ワンポイントアドバイス

業界・職種ごとの専任サポートチームが「じっくり親身になって」支援してくれるのがマイナビエージェントの強み。サービス入会時に登録する情報で担当が決まりますので、経歴・希望条件は丁寧に記入しておきましょう。

利用者のペースに合わせて転職活動をサポート

マイナビのプロモーションを含みます

JACリクルートメント

JACリクルートメント 公式サイト

20代でキャリアップしたい方に。キャリア相談の手厚さに定評があり、キャリアアップ転職におすすめです。

年収アップや管理職採用といったキャリアアップを目的として転職したいと考えている人は、JACリクルートメントに登録することをおすすめします。

JACリクルートメントはハイキャリア志向のビジネスパーソン向けの転職エージェントとして知られ、マネジメント経験や専門スキルを活かしてさらにステップアップしたい人が登録・活用する傾向があります。

外資系転職エージェントということもあり、海外勤務や外資系企業への転職にも強く、語学力を活かしたい人にも最適です。

JACリクルートメントの活用メリット

JACリクルートメントを活用するメリットとして筆頭に挙げられるのが「ハイクラス向け求人の充実度」です。とくに年収600万円以上など好条件の求人を多数保有していることから、ハイクラス人材を求める企業と転職者のマッチングを得意としているのです。

JACリクルートメントは両面型サポートのため、コンサルタントが企業の採用担当者が直接コンタクトを取り、企業の情報や就業条件についてヒアリングを実施しています。

JACリクルートメント:企業の詳しい情報を直接教えてもらえる! 多くの大手転職エージェント:担当が企業情報を詳しく把握できていないことも…

つまり、転職者に伝えられる企業情報はコンサルタント自身が収集した一次情報なのです。

このため、企業担当と人材担当の間で情報が分断されてしまう心配がなく、精度が高く確実な情報を得ることが可能となっています。

JACリクルートメントの特徴

特徴
  • 「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェント
  • ベテランのキャリアアドバイザーが多く、キャリア相談の品質が高い
  • じっくりと転職者のペースに合わせたサポート。好条件求人も多い
サービス対応地域 全国
公開求人数 約1.2万件(2024年1月現在)
とくに多い職種 サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など
ワンポイントアドバイス

サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。

ミドル・ハイクラス転職6年連続No1

リクルートエージェント

リクルートエージェント 公式サイト

国内No1の求人数の豊富さ!担当者からの的確かつスピーディな支援も受けられるので、「なるべく早く転職したい」人に特におすすめのエージェントです。

リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。

全国に16拠点あり、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。

リクルートエージェントの活用メリット

リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

リクルートエージェントの特徴

特徴
  • 求人数および転職支援実績 国内No1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • エージェントレポートや面接力向上セミナー等の「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
公開求人数 約37万件(2024年1月現在)
とくに多い職種 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など
ワンポイントアドバイス

リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。

求人数・サポート実績No1

パソナキャリア

パソナキャリア。転職活動の成功を、全力でサポートします。専門アドバイザーがあなたの転職活動を全面サポート!!イチ押し

ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。

パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。

転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、女性転職者からの評判も高いです。

利用者の年収アップ率61.7%という実績からもサポート品質の高さがうかがえます。

パソナキャリアの活用メリット

人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。

転職サービスによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、地方での転職にも対応できるのは大きなメリットといえるでしょう。

また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、エージェントの企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取っていることは重要です。

地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。

パソナキャリアの特徴

特徴
  • 全都道府県に支店あり。対面サポートを受けやすく、UIターン転職にも強い
  • 「担当者がじっくり相談に乗ってくれる」という評判が多い
  • 企業への交渉力が強く、転職者の年収アップ成功実績が豊富
サービス対応地域 全国
公開求人数 約3.4万件(2024年1月現在)
とくに多い職種 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など
ワンポイントアドバイス

丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。

利用者満足度4年連続【1位】

doda

doda doda(デューダ)公式サイト

都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。

dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年1月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。

また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という場合は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。

dodaの活用メリット

dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

従来の採用形式:転職者が企業に応募する形式 ダイレクト・リクルーティング:企業から転職者に直接アプローチする形式

dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認できるでしょう。

スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。

dodaの特徴

特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
公開求人数 約23万件(2024年1月現在)
とくに多い職種 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など
ワンポイントアドバイス

dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。

豊富な求人&充実の支援ツール

年収アップが転職の目的でもOK、ただし最終目的はNG

線路を歩くイメージ

20代のうちにキャリアアップを目指し、年収アップを実現しておきたいと考えるのは、決して悪いことではありません。むしろ、高い意欲を持って転職活動にのぞむことで、ずっと同じ職場にいたのでは見えてこなかった可能性に気づくこともあるはずです。

ただし、年収アップはあくまでも転職の目的の1つに過ぎません。年収アップが最終目的の転職にならないよう、さまざまな角度から働き方やキャリアプランを考えておくことが大切です。

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