『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』

『みんなの転職「体験談」。』は、20~50代ビジネスマン男女の、 「転職したいけれど、迷いや不安で行動を踏み出せない」を 解決し、
より良い将来を目指した一歩を踏み出していける為の、 生々しい体験談情報やナレッジを提供するWebサービスです。

MENU

転職・退職時に、100%有給消化するためのポイント4つ

[最終更新日]2018/11/22


15

転職先が決まり、いよいよ勤務先へ退職の意思を伝えるとき、チェックしておくべきことの1つに有給休暇があります。退職前に残っている有給休暇を消化するという話を耳にしたことがある人も多いことでしょう。

目次

1)転職・退職時に、「有給を100%消化できている」人は全体の半分ほど

マイナビ転職の調査によれば、転職に伴って退職する際、残っている有給休暇を100%消化できた人は全体の47.8%となっています。有給を全て使い切ることができた人は2人に1人に満たないという結果になっています。この結果を多いと捉えるか少ないと捉えるかは人それぞれのはずですが、少なくとも「100%消化できた人ばかりではない」という実態が浮かび上がってきます。

転職先への入社前は、何かと多忙な時期です。退職手続きや業務の引き継ぎがあり、同時並行で次の職場への入社準備も進めなくてはなりません。また、できることなら心身共にリフレッシュした状態で新しい職場でスタートを切りたいと考えるのは自然なことでしょう。そういった意味で、退職前に有給を取得できるのであれば「取れるに越したことはない」のです。

ところが、現実的には何らかの事情で有給を使い切らないまま退職した人が半数以上います。有給を消化し切れなかった人は、どういった理由で使い切れなかったのでしょうか。まずはその実態を見てみましょう。

参考:「退職する時、残っていた有給休暇はすべて消化しましたか?」のアンケート(マイナビ転職)

なぜ、転職・退職時に、有給を消化できないのか?

有給を使い切れなかった理由を複数回答可で挙げてもらった結果、以下のような声があがっています。


参考:なぜ残っている有給休暇を全部消化できなかったのですか?(複数回答可)(マイナビ転職)

最も多い理由は「消化しづらい雰囲気があった」です。これは共感する人も多いことでしょう。制度として有給があることも、自分の取得可能日数も知っていたけれども、有給を全て消化するとは言い出しづらいというのはありそうな話です。

仕事が忙しかったことを理由に挙げた人も4割弱います。そもそも日常業務が多忙で休みづらい職場だった場合もあれば、退職前の引き継ぎが立て込んでいて休むどころではなかった、という場合もあったはずです。

そして、意外と侮れないのが「次の職場の出社日」です。転職先の企業からは「〇月〇日入社予定」と日付を通知されますので、何か事情がない限りは先延ばしにするべきではありません。次の職場の出社日までに日にちがなければ、実質的に有給消化は難しくなりますので、転職スケジュールをよく考えておく必要があります。

全部消化できると知らなかった」という人も一定数いました。これは非常にもったいないことですので、そもそも有給制度とはどのようなものなのか、基本をおさらいしておきましょう。



2)そもそも、「有給制度」はどんな仕組み?

有給休暇とは「給与が発生する休暇」という意味で、休んでも賃金が減額されることのない休暇です。これは企業が福利厚生などで独自に定めているものではなく、労働基準法で定められた労働者の権利です。労基法では、採用されて6ヶ月が経過した従業員が、出勤日の80%以上出勤している場合、10日間の有給を付与することを義務づけています。勤続年数が長くなればなるほど、付与される有給の日数は増えていきます。

また、有給を取得するのは基本的に自由であり、取得する理由や事情を説明する必要はありません。ただし、従業員が休暇を取ることで事業に支障をきたす場合、有給取得の時期を変更するよう調整することが認められています。これを時季変更権と言います。

ここで注意しておきたいのは、退職することが決まっている従業員に対しては会社は時季変更権を行使できないという点です。また、取得できなかった有給を会社が買い取るという話を聞くことがありますが、本来の有給の主旨にそぐわないため、有給の買い取りは認められていません。



3)転職・退職時に、100%有給消化するためのポイント4つ

有給取得は労働者の権利であることが分かりました。しかしながら、職に際して有給を全て取得しようとすると、現実的にはさまざまな事情で容易に取得できないケースが出てきます。

有給を100%消化して退職するために、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。

  • 退職・転職前後のスケジュールを明確にしておく
  • 上司への報告、引継ぎはしっかりと、日数の余裕をもって行う
  • 会社からの「妨害」が想定される場合は、事前に対策を練る
  • 内定後のアフターフォローもサポートしてくれる転職サービスを利用しよう

それぞれ、順を追って見ていきましょう。



退職・転職前後のスケジュールを明確にしておく

転職先への入社予定日が決まったら、その日に間に合うように勤務先の退職日を決めましょう。正式に退職しないまま次の職場に在籍してしまうと、二重雇用の状態になってしまいます。退職日と入社日の間が空いてしまうと社会保険料で損をすることがあるため、できるだけ継ぎ目なく移ることができるのが理想です。

ここで悩ましいのが退職を申し出るタイミングです。あまり早く言い出すと居づらくなりますし、かといって遅すぎると引き継ぎ等に支障をきたす原因となります。就業規定で「遅くとも1ヶ月前には申し出ること」などと定めている企業もありますが、法的には14日前に退職の旨を伝えればよいとされています。ただ、円満退職を目指すのであれば、就業規定に従って申し出るのが無難でしょう。

このように考えていくと、退職を申し出てから退職日までの期間と、業務の引き継ぎにかかる期間を勘案して、実質的に有給が取得できそうな期間が見えてくるはずです。



上司への報告、引継ぎはしっかりと、日数の余裕をもって行う

有給取得は権利ですが、円満退職したいのであれば上司や同僚への配慮もきちんとしておくことが大切です。「あれだけ頑張ってくれたのだから、最後に休んでもらおう」と気持ちよく有給申請を受理してもらえたほうが、自分自身も心置きなく休めるでしょう。

そこで重要になるのが上司への報告と引き継ぎです。退職を申し出た瞬間から、上司はあなたの引き継ぎの責任を持つことになります。引き継ぎの進め方やスケジュールは上司からの指示に従うのが原則ですが、実務面では担当者であるあなたが把握していることも多々あるはずです。上司が知りたいと思っている情報をていねいに伝え、文書にして残したり次の担当者が分かるように整理したりといった工夫をすることが大切です。

引き継ぎは日数の余裕を持って行うのが理想ですが、たいていは短期間で次の担当者か、暫定的に上司へ引き継がなくてはならないことが多いはずです。引き継ぎ準備にかかる時間を短縮するためにも、退職申し出前からふだんの仕事を整理し、少しずつメモにまとめておく、といったことを計画的に進めておきましょう。



会社からの「妨害」が想定される場合は、事前に対策を練る

退職前に有給を申請するにあたって、会社から妨害される可能性があるケースとしては、大きくは次の3点です。

  • 時季変更権を公使しようとする
  • 無責任だ、などと叱責する
  • 話を聞いてもらえない、取り合ってもらえない

時季変更権は企業側に認められている権利ですが、退職日が決まっている従業員に関しては退職日を超えて有給を取得させることができないため、行使することができません。場合によっては直属の上司がこのことを理解しておらず、他の社員と同様に「会社の都合で有給をずらすことができる」と考えている可能性があります。その場合、労基法に通じている総務や人事の管理職に相談するといいでしょう。

有給を取得することに対して快く思わないと伝えたり、叱責したりするケースも考えられます。前もって引き継ぎの打ち合わせをしておき、やるべきことは責任をもってやるという姿勢を見せることで、心証を良くしておくことも大切です。

話を聞いてもらえない、取り合ってもらえないのは最もタチの悪い対応ですが、他部署の管理職に協力を仰ぐなどして説得するか、悪質な場合は社労士や労基局といった外部に相談するのもひとつの手です。



内定後のアフターフォローもサポートしてくれる転職サービスを利用しよう

転職エージェントは求人の紹介をしてくれるというイメージを持っている人も多いはずですが、転職エージェントとしての役割はそれだけではありません。フォロー体制がしっかりしている転職エージェントであれば、入社するまでと、入社してからのサポートもしてくれるのです。

内定が決まってからも転職エージェントのサポートが続くのには理由があります。転職エージェントは人材を紹介して入社が決まった場合に、企業から成功報酬を得る仕組みになっています。つまり、内定が決まっただけでは不十分であり、実際に入社し、試用期間を終えて社員として定着しなければ、報酬を得られないのです。

万が一、せっかく内定したにも関わらず「いまの勤務先を辞められないので転職できない」などということになれば、転職エージェントとしては非常に困った事態になるわけです。

こうした事情から、内定後の退職手続きなど、アフターフォローが充実している転職エージェントは少なくありません。プロからアドバイスしてもらうことで、有給をスムーズに取得できる可能性を高めることにもつながるでしょう。



内定後のアフターフォローもサポートしてくれる転職サービス

サービス名 マイナビエージェント
特徴 全国約60か所にわたる拠点ネットワークで、地方でも転職者とのOne to Oneのコミュニケーションが可能!

転職エージェントのきめ細やかなサポート」で定評の、満足度も抜群に高い転職エージェントサービスです。
企業名 株式会社マイナビ(1973年8月)
サービス名 doda(デューダ)
特徴 全国対応、かつ国内トップレベルの膨大な求人数!

すべての業種・職種を網羅した求人情報だけでなく、キャリアアドバイザーの良質なサポートで、転職成功者の実績も多数の、初めに登録しておきたい鉄板の転職サービスです。
企業名 パーソルキャリア株式会社(1989年6月)
サービス名 パソナキャリア
特徴 手厚く、そして親身な転職者支援で定評のあるパソナキャリア幅広い業界に向けての求人案内数と、地方転職者含めた全国の方々がサービスを利用できる体制を整えています。
はじめての転職ならではの不安や疑問を解消できるよう、転職活動のやり方や自己PRの仕方など、丁寧にサポートしています。
企業名 株式会社パソナキャリア(1976年)

まとめ 有給を消化しつつ、円満退社を目指そう

有給をどうしても100%取得したい!という人もいるかもしれませんが、長い目で見ると職場を円満退職したおいたほうがのちのち自分に返ってくることが多いはずです。最後まで責任を持って勤務し、引き継ぎを誠実に行う姿を見せることで、有給を取得しやすい雰囲気にすることにつながります。

有給を取得する権利ばかりを主張するのではなく、お世話になった会社に対して「立つ鳥跡を濁さず」の姿勢をしっかりと見せることも大切なのです。



この記事を編集した人

アーティエンス株式会社 メディア事業部

アーティエンス株式会社(メディア事業・研修事業を営む会社)所属。
メディア事業部では、「サービスに携わる人たちの、”心揺さぶる瞬間”を創出していくこと」をモットーに、企画・運用活動を行っています。

良かったら、評価のご協力をお願いします!
この記事が参考になったら、
にチェックしてください!
1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars
(平均5.00
Loading...
<スポンサーリンク>