35歳 転職のポイントと体験談事例、おすすめの転職サービスを紹介!
[最終更新日]2023/02/26

現在35歳、もしくはもうすぐ35歳で、「転職しようか迷っている」という方は多いのではないでしょうか。
売り手市場と言われる世の中になり、30代半ば以降のミドル層と呼ばれる年代の転職がごく一般的なものになりつつあります。35歳で転職を検討するのは、もはや珍しくないことになりつつあるのです。
ただし、35歳というタイミングで転職するにあたっては、いくつか注意しておくべきポイントもあります。
目次
1)35歳の転職者は、企業から「期待」と「不安」両方の目で見られる
「35歳の転職者を企業はどのように見ているのか」を紹介します。
かつては「35歳の壁」という言葉があり、35歳以上の転職は難しい傾向にありましたが、時代は変わり転職自体は非現実的ではなくなりました。
それでも若い世代より選考がシビアになるのも事実です。
そこで35歳の転職者に対して企業はどういう見方をするのか知っておきましょう。
35歳の転職者に対して、企業はどういう見方をする?

- 高いスキルや経験への期待
- 即戦力としての期待
- 自我が強くないかという不安
- 費用をかける価値がある採用かという不安
企業は、35歳の転職者に対して「高い知識やスキル、経験」などを期待しています。
スキルや業務知識の高さを証明する資格がある場合は即戦力としての期待が高まります。
研修を繰り返してゼロから教えていくよりも効率は良いと考えられるでしょう。
また、35歳であればマネジメント経験を持つ転職者も歓迎される傾向にあります。
ゆくゆくは若い世代の指導も任せたいと転職者に期待している企業もあります。
しかし企業が感じているのは「期待」ばかりではありません。
経験があるからと自分の手法を押し通す人もいるため、「自我が強くないか」を企業は不安に感じています。
さらに35歳なら給与なども高くなるため、「費用をかける価値がある採用かどうか」も企業が感じる不安要素です。
そのため企業から「期待」と「不安」両方の目で見られると考えられます。
「スキルや経験を活かしつつ、新人として謙虚に学ぶ意欲がある」とアピールする必要があるでしょう。
2)35歳転職の判断軸は?「転職」が良いケースと「再検討」が良いケース

35歳の転職者は、それぞれ経験などが違うため、転職するべきか自分でしっかり検討しなくてはなりません。
状況によっては、現在の職場でキャリアを積んだほうが良い場合もあります。
ここで「転職」が良いケースと「再検討」が良いケースについて1つずつ紹介します。
判断軸を参考にしながら、自分がどちらに当てはまるのか考えてみましょう。
35歳で転職した方が良いケース |
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いったん再検討する方が良いケース |
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35歳で転職した方が良いケース
即戦力で活躍が見込める業界・職種がある

35歳で転職した方が良いケース1つめは「即戦力で活躍が見込める業界・職種がある」場合です。
培ってきた知識や技術がそのまま活かせる業種や職種もあります。
そんな業界や職種で即戦力として活躍できるなら、転職も成功しやすいと考えられます。
ただし、このケースは転職直後から活躍を期待される可能性があります。
慣れる余裕がないままに実績を求められるという厳しい状況も考慮しておきましょう。
目指すべき明確なスキルアップ・キャリアアップのプランがある

35歳で転職した方が良いケース2つめは「目指すべき明確なスキルアップ・キャリアアップのプランがある」場合です。
転職によりスキルアップやキャリアアップが叶うならば、転職を現実的に考えてみても良いでしょう。
このとき、客観的に現在の職場・自分のスキル・目標などを把握することをおすすめします。
そのうえで「現在の職場では目標達成が難しい」と判断できる場合は、転職した方が良いと考えられます。
現在のライフスタイルの変化を求めている

35歳で転職した方が良いケース3つめは「現在のライフスタイルの変化を求めている」場合です。
家族の転勤、介護、育児など、ライフスタイルの変化に伴い転職する必要が生じることもあります。
転職せざるを得ない状況なのであれば、積極的に転職先を探しましょう。
このときも、自分のキャリアやスキルを見直す必要があると考えられます。
転職先の会社に対してアピールできる要素を探し、転職活動を行いましょう。
いったん再検討する方が良いケース
5年後のキャリアイメージが描けていない

再検討する方が良いケース1つめは「5年後のキャリアイメージが描けていない」場合です。
待遇への不満により転職を考えている場合などに生じやすいケースです。
漠然と「会社を変えれば良くなる」と考えていると、同じことを繰り返してしまうかもしれません。
5年後や10年後を考えると現在の職場で働くほうが良いというケースもあります。
現状だけではなく、将来もイメージして転職を考えると良いでしょう。
「年収アップ」または「やりたいこと」重視の転職で、かつ知識・スキルが伴っていない

再検討する方が良いケース2つめは「年収アップ、やりたいこと重視の転職で、かつ知識・スキルが伴っていない」場合です。
「年収を上げたい」「やりたいことを探したい」とだけ考えて漠然と転職すると失敗しがちです。
転職をしたら年収が下がってしまった、という人もいます。
知識やスキルが伴っていない場合は、安易に転職せず、再検討してみましょう。
現在の職場で知識をつけ、スキルを高めた方が良いかもしれません。
3)35歳の転職で成功するためのポイント3つ
ここからは「35歳の転職で成功するためのポイント」を3つ紹介します。
35歳で転職を考えているなら、失敗しないよう注意を払わなくてはなりません。
なぜなら漠然と行動すると、若い世代よりも転職成功率が低いと考えられるからです。
成功するための方法を考えながら転職活動を行いましょう。
実際に転職活動を行うときは、ぜひ、この3つのポイントを活用してみてください。
それでは、転職活動のポイントを1つずつ見ていきましょう。
これから先10年間の、具体的な「キャリアプラン」を立てよう
ポイント1つめは「これから先10年間の具体的な「キャリアプラン」を立てる」ことです。
10年間、つまり35歳から45歳「どう働くのか」「何を目指していくのか」を考えましょう。
キャリアプランを立てることにより、自分の目標が明確になります。
目標が定まると仕事に対するモチベーションも維持しやすくなるものです。
また、キャリアプランは転職活動をする場合の自己PRにも活用できます。
では、キャリアプランを立てる手順も見てみましょう。
ここでは分かりやすいように4つのステップで紹介します。
キャリアプランを立てる4つのステップ
- STEP1 過去の自分を客観的に振り返る
- STEP2 現在の自分の「スキル」「楽しいこと」を掘り下げる
- STEP3 10年後の自分はどうなっていたいかを考える
- STEP4 10年後の理想を叶えるために、今何が必要かを考える

「キャリアプラン」と聞くと少し難しそうな印象を受けるかもしれません。
しかしステップごとに1つずつ見てみると、決して難解なものではありませんよね。
頭の中で思うだけではなく、文章にしてみるとより自分を客観視できます。
ぜひキャリアプランを実際に作り、転職活動に役立てていきましょう。
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企業研究・業界研究は入念に
ポイント2つめは「企業研究・業界研究は入念に行う」ことです。
企業や業界の魅力・特徴を把握できれば、自分の希望に近い会社か見極められるはずです。
このとき、メリットだけでなくデメリットもチェックしておく必要があります。
なぜなら良い部分だけ見てしまうと「イメージと違った」という結果になりかねないからです。
35歳に限らずミドル世代の転職は、新卒の就職活動とは大きく違います。
「自分が持つ知識やスキル」と「企業が求める知識やスキル」の領域の重なりを意識しましょう。
そのうえで転職先を探し、アピールするのが大切なのです。

企業側が求める要素がまったくなければ、アピールしても採用されるのは難しいと考えられます。
この2つがどれだけ重なっているかを確認できるのが「企業研究・業界研究」です。
そんな企業研究において「見るべきポイント」も確認しておきましょう。
ぜひ実際に企業研究をするうえでの参考にしてください。
企業研究 見るべきポイント
企業研究を行う際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。
チェック項目 | 確認ポイント | どこで確認するか |
---|---|---|
事業内容 | 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持続して持ち続けられる内容かを確認する | 企業HP |
主力商品・サービス | その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する | 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHP等 |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す | |
企業理念 | 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を家訓する | |
社風・雰囲気 | 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする | インタビュー記事、口コミサイト等 |
求められる知識・スキル | 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する | 企業HP、求人票等 |
こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得ることができれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。
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転職エージェントのサービスを活用しよう
ポイント3つめは「転職エージェントのサービスを活用する」ことです。
転職エージェントに登録すると、専任の「キャリアアドバイザー」がつきます。
キャリアアドバイザーは、求人の紹介・書類の作成・面接対策・条件の交渉まで幅広いサポートを行います。

ミドル世代の転職を有利に進めたいなら、転職エージェントはぜひ活用したいサービスです。
キャリアアドバイザーは求人企業が求める要素を把握しています。
そのうえで、利用者の経験やスキルなどを考慮して求人を紹介するのです。
面接につながる求人紹介が多いため、1人で転職活動を行うよりもスムーズに進みます。
特に初めて転職するのなら、転職エージェントを活用しましょう。
4)35歳の転職におすすめの転職サイト・エージェント5社
35歳の転職におすすめの転職エージェントを5社紹介します。
キャリアアドバイザーから応募書類の添削や面接対策などにより、転職の成功率が高まることでしょう。
転職エージェントは、サービスごとに特徴や取り扱っている非公開求人が違いますので、はじめに2~3つ登録し、使用感を確認しつつメインで利用するサービスを見定めていくのが得策です。
参考:転職エージェントを利用する際のポイント

実際に利用するとしたらどの転職エージェントが良いか考えながらチェックしてみてください。
サービス名 | doda![]() |
リクルートエージェント![]() |
パソナキャリア![]() |
JACリクルートメント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 20万件以上(※非公開求人を含む) | 約37万件 | 約3.7万件 | 約1.5万件 | 約41万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年3月時点のものです。
doda(デューダ)
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豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。「本気でいい求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
「doda」は、パーソルキャリア株式会社が運営する全国エリア対象の転職エージェントサービスです。
35歳の転職で、「目指すべき明確なスキルアップ・キャリアアップのプランがある」という人は、dodaのサポートがマッチしやすいでしょう。
「doda」は、転職サイトとして自分で求人検索することも可能ですが、おすすめはエージェントサービスです。
なぜならエージェントサービスでは、dodaのみが保有する「独占求人」ほか、一般の求人サイトには出回らない「非公開求人」も紹介してくれるからです。
さらに企業からのスカウトやオファーも貰いやすいという大きなメリットがあります。
また、「アドバイザーから積極的な求人提案を受けたい」という方にもおすすめです。
dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約16万件(2022年10月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
dodaを活用する際は「受け身」にならないこと!スカウトや求人紹介を待つだけでなく、自分からも情報を「取りに行く」姿勢が大切です。
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リクルートエージェント
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国内No1の求人数の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
「リクルートエージェント」は、国内人材紹介会社の中で、トップの保有求人数と転職成功実績を持つ転職エージェントです。また、対応エリアは全国です。
リクルートエージェントは、求人数の豊富さと支援実績豊富なアドバイザーの存在によって、35歳の転職において「キャリアアップしたい」や「新たな職種・業種にチャレンジしたい」、「自分の今の知識・スキルを活かせる職場を探したい」など、様々なニーズに応えられるでしょう。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約28万件(2022年10月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
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JACリクルートメント
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管理職・役員クラスの転職で4年連続No.1!キャリア相談の手厚さに定評があり、キャリアアップ転職におすすめです。
「JACリクルートメント」は、キャリアアップ転職や外資系等のグローバル企業の転職への支援に強い転職エージェントです。
JACリクルートメントは前述のdoda・リクルートエージェントと比べると保有求人数は少なめですが、その分求人の「質」は高く、特にハイクラス層の求人、外資系・金融系・グローバル企業の求人の品質においてはこれまでの利用者から高い評価を勝ち得ています。
35歳の転職で管理職やハイクラス転職を狙っている人にとって、特におすすめの転職エージェントサービスです。
「アドバイザーからの良質なキャリアプラン相談を受けたい」という方におすすめです。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.5万件(2022年10月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉などなど |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
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パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
「パソナキャリア」は、株式会社パソナが運営する、全都道府県に拠点を持つ転職エージェントサービスです。
パソナキャリアは、「担当者がキャリア相談をしっかり聞いてくれる」ことで定評があり、転職活動に不安を感じている35歳の方には心強いサポートをしてくれることでしょう。
「アドバイザーの丁寧かつきめ細やかなサポートを希望する」という方におすすめのサービスです。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.9万件(2022年10月現在) |
公開求人数とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を整理しておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
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リクルートダイレクトスカウト
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「実績豊富なヘッドハンターに出会いたい」ならココ!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サービスです。
年収600万円以上のミドル・ハイクラス層をメインにサポートを行っており、優秀なヘッドハンターからのスカウトを待つことができます。
リクルートダイレクトスカウトでは「転職者がヘッドハンターを選ぶ」という逆指名制を採用しているのが大きな特徴です。

自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧することができます。
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できるのです。
リクルートダイレクトスカウトの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士等、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など |
公開求人数 | 約30万件(2022年10月現在) |
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目指す業種・職種が定まっている人は「特化型」エージェントの非公開求人もチェックしよう

ITエンジニアや管理業務、マスコミや介護など、これまで培った専門スキルを活かしての転職を検討している人は、「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェント利用いちばんのメリットは、担当となるキャリアアドバイザーがその分野の業界情報やトレンドに詳しいということです。
30代で一定の知識・経験を培いつつ今後もキャリアを積み上げる為にどのような知識やスキルの開発が必要かであったり、応募する企業でどのような知識・スキルが求められるかについて、具体的なアドバイスを貰いやすいでしょう。
各分野のおすすめ特化型転職エージェント
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web系職種 | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビITエージェント![]() |
レバテックキャリア![]() | ワークポート![]() |
JACリクルートメント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
ビズリーチ![]() |
ジャスネットキャリア![]() |
マスメディアン![]() |
クリーデンス![]() |
MS Agent![]() |
エンワールド![]() |
ロバート・ウォルターズ![]() |
メイテックネクスト![]() |
きらケア![]() |
かいご畑![]() |
メリット |
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公開求人数 | 約1.7万件 | 約1.8万件 | 約6.6万件 | 約1.5万件 | 約41万件 | 約8.3万件 | 約3,500件 | 約3,900件 | 約1,300件 | 約8,500件 | 約900件 | 約2,000件 | 約1.1万件 | 約5.3万件 | 約1.0万件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年3月時点のものです。
中小規模の転職エージェント「ブティック型転職エージェント」を知っておこう
転職エージェントの会社は国内で1万7千ほどもあり、このサイトで紹介する以外にも非常に多くのサービスがあります。
また、これから転職活動をする方は、少数精鋭でサービスを運用している「ブティック型転職エージェント」についても知っておくと良いでしょう。

ブティック型転職エージェントは、従業員規模数十名で、かつ特定の業種・職種に特化して求人紹介を行っていることが多いです。
ブティック型転職エージェントの強みは、大手転職エージェントと比較して「一人ひとりのサポートが丁寧で、じっくり時間をかけてくれる」ことです。
特に、これまで転職エージェントに「断られた」という経験のある方、または「担当アドバイザーから応募を急かされる」ことに不安を感じる方は、こうしたブティック型転職エージェントのほうがフィットしやすいことが多いでしょう。
実際、2020年に入って「大手転職エージェントではなく、ブティック型転職エージェントで転職決定できた」という人が多くみられるようになっています。
大手転職エージェントのサポートは「数打てば当たらる」戦略になってしまうことがあります。「時間をかけて、じっくりと転職活動を進めたい」という人はブティック型転職エージェントの活用も視野に入れておくと良いかもしれません。
ブティック型転職エージェントは、ビズリーチやリクナビNEXT、AMBI、マイナビ転職といった転職サイトに登録した転職者に向けてスカウトをしてくることが多いです。
ブティック型転職エージェントの活用法
ブティック型転職エージェントは、企業とも親密なリレーションを取っていることが多く、他の転職エージェントが有していない意外な好条件求人を持っていることも少なくありません。
一方、求人の数自体はそれほど多く保有していませんので、「なるべく多くの求人を比較検討していきたい」という方は、複数のブティック型転職エージェントに登録する、転職サイトの登録数を増やしてみるなどの対策を取っておくと良いでしょう。
5)35歳で転職した人達の、様々なケースでの体験談事例を参考にしよう
ここからは、実際に35歳で転職した人達の体験談事例を紹介していきます。
あなたと近しい環境・状況での体験談もあるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。
企業から「即戦力」、「適応力」、「リーダーシップ」が求められた35歳の転職ケース

35歳の人材に企業が求めるのは、主に「即戦力」「適応力」「リーダーシップ」です。
即戦力は、経験を積んできたミドル層の人材としては必須の能力です。若手の人材にはない経験と、安定的に発揮できるスキルがあってこそ、30代の人材を採用するメリットがあるからです。完全に同一の業種・職種へ転職する場合でないとしても、転職先での業務内容に通じる知識や経験があり、それらを発揮してすぐに行動へと移せることは必須条件と考えていいでしょう。
経験を積んでいるとはいえ、新しい職場や仕事内容に適応する力も必要です。前職までのやり方に固執するのではなく、新天地で求められる力を的確に把握し、企業文化や人間関係にも適応していくことが求められます。
さらに、30代半ばの人材にはリーダーシップが期待される傾向があります。近い将来起こり得る問題点やビジネス上のチャンスを見通し、ビジョンを持ってチームを率いていくリーダーシップを発揮できる人材であれば、企業から歓迎されることでしょう。
このように、35歳の人材に対しては、若手とは異なるレベルの能力が求められていると理解しておくことが大切です。
35歳の転職体験談① 金融業から、製造業へ転職 akasaさん 神奈川県

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 金融関係 | 製造業 |
職種 | 事務 | 営業事務 |
従業員規模 | 500人 | 600人 |
年収 | 380万円 | 500万円 |
-
現在は職場で、1年という短い期間ながら役職をもらうこともできました。
今後はしっかり後輩の指導を行うとともに、会社自体がクリーンな組織を目指しているので、自分の経験も活かして活動していきたいです。
また、海外勤務への異動も確約されております。
日本にいては気づかなかった経験や考え方を吸収し、今後の人生にしっかり反映していきたいと思います。さらに、私生活の部分も充実できるようにしていきたいです。
35歳でこれまで転職を経験したことのない人は、10年以上同じ職場で働いているはずですので、転職に対して「本当にいいのだろうか?」と恐れを抱いてしまう部分があるかもしれません。同時に、慣れた職場環境で少々不満があったとしても、「仕事はこういうもの」と諦めてしまっているところもあるのかもしれません。
akasaさんがそうだったように、転職先で活かせるスキルを自分でも気づかないうちに持っていた、という人は案外多いのではないでしょうか。同じ職場にずっといると気づきにくいことですので、転職エージェントに相談するなどしてキャリアの棚卸しをすることから始めるといいでしょう。
結果的に転職せず今の職場で続けていくことになったとしても、自身のスキルや経験を客観視する機会を持つことは、働いていく上で大きな意味を持つはずです。
未経験業種・職種を目指して、35歳で転職するケース

35歳のタイミングで未経験の業種や職種にチャレンジすることはできるか?については、「絶対に不可能というわけではないものの、かなり慎重に判断するべき」と考えたほうがいいでしょう。
前述のように、30代半ばの人材に対して企業は即戦力を求めています。仕事の基本的な部分から教えていかなくてはならないのであれば、第二新卒など若手を採用したほうが企業側にとってメリットが多いはずです。
「転職してから必死で覚えれば何とかなるのでは?」と思う人もいるかもしれません。実際には、転職後「待ったなし」の状況で責任あるポジションを任されたり、はじめから「中途だから十分経験があるはず」と周囲から見られていたりする可能性が高いでしょう。
職種経験があり業種未経験、といったケースであれば対応可能な場合もありますが、全くの初めてで仕事内容がイメージできないような転職を決行する前に、キャリアアドバイザーなど専門知識を持つ人からもアドバイスをもらい、よく考えて行動することが大切です。
35歳の転職体験談② パチンコ業界から、アパレル業界に転職 Yさん 千葉

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | パチンコチェーン店 | アパレル販売 |
職種 | ホールスタッフ | 販売員 |
従業員規模 | 501〜1,000名 | 501〜1,000名 |
年収 | 500万~550万 | 600万 |
-
全くの異業種への挑戦だったこともあり、次から次へと新しい業務が出てきて、それらを覚えていくだけで一杯一杯な毎日を過ごしています。
そんな、全く知識のない私ですが、やはり中途採用のため、周囲からは「ある程度できて当然」というプレッシャーをかけられます。そうして、大した経験も出来ていないまま、入社2ヶ月目に店長としての辞令が出たのです。
──もちろん、給与面ではありがたいお話ではありました。「良かったね」と家族で喜びあったりもしました。
ですが、いざ店長になってみると、自分の仕事の出来なさを更に感じさせる結果になりました。責任のある業務、スタッフの育成や管理、専門的な知識の活用──店長として活動するには、すべてが経験不足でした。
最近は、以前からの周囲のプレッシャーは更に強くなり、精神的にも疲弊してきています。また、ここ数日は上司も圧迫の気配も出始めました。
──正直に言いますと、現状はあまり「良い状態」ではありません。悔やまれることは、転職活動中や入社前においては業界の知識や経験を、もっと自分から積極的に取り入れるべきでした。
中途で入社して間もなく、店長など重要なポジションを任される…。いかにもありそうな話です。
中途採用の場合、多かれ少なかれ「適応力」が重要になる面があります。新しい職場の仕事内容や社内ルールを理解し、即吸収・即実践を繰り返していく必要があるのです。
ある程度の器用さや、細事に拘泥しないメンタルも求められますので、自分が適応可能なタイプかどうかをよく見極めておいたほうがいいでしょう。
転職先が「大手」「有名企業」だと、チャンスをものにしたいという気持ちになる面があるかもしれませんが、一方で、入社してからの「現実」をしっかりと考えておかなくてはなりません。自分は何がやりたいのか、将来のビジョンを持って転職活動に取り組むことが大切です。
体験談事例35歳の転職体験談③ 企画営業から、WEBプロデューサに転職 おじりんさん 東京都

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 企画会社 | WEBサービス会社 |
職種 | 企画営業 | ディレクター・プロデューサー |
従業員規模 | 15名 | 150名 |
年収 | 450万 | 450万 |
-
カルチャーショックだったのは、前の職場ではかなりトップダウン気質で、企画の細部まで上司の指示や確認を必要としていたのですが、今回の職場ではそこが自由。
勿論数値結果は追求されますが、そこまでのプロセスはかなり自由(任されていて)で、意見の出し合いもとても活性していました。私自身も何時間もかけて作ってきた企画案を10歳以上も年下の社員から徹底的にダメ出しされるとか──、結果としてはそれでよかったと思いますが、最初はかなり戸惑いましたね(笑)
例えば、10歳くらい下の子から、私の出した企画書に対して、
「〇〇さんのこの企画、ジョークかと思いましたよ。──いけてないでしょー笑」
みたいなこと言われたり。まあとにかく、慣れるしかないと思いました。仕事にも、社員間のコミュニケーションにも。──そして、少しずつ、馴染んでいきました。
業種・職種とも転身し、条件は前職と同じというおじりんさん。35歳の転職事例としては、十分成功の部類に入ると言えるでしょう。企業カルチャーの違いや自分よりも若い同僚など、慣れが必要な部分があるにしても、全体として転職してよかったと言えそうです。
この事例で重要なのは、転職者自身が「こういう職場で働きたい」という具体的なイメージを強く持っていることです。「人が活気づいていて、寂しい気持ちにならない職場」を求めていたとのこと。転職先に求める条件としては異例のものかもしれませんが、自分自身にとって重要な条件であれば、転職エージェントにきちんと伝え、相談に乗ってもらうべきでしょう。
転職先で不慣れなことがあったとしても、最優先の条件さえ満たされていれば、前向きに頑張り続けることができる可能性が高いからです。
リストラや家族の都合等、致し方ない理由での、35歳の転職ケース

30代半ばになり、社会経験を重ねるとともに、「想定していなかった事情で転職せざるを得ない」といった状況に置かれることもあります。
日本の雇用制度は解雇をしづらい仕組みになっています。雇用者側が簡単に従業員を解雇できないことは、メリット・デメリットの両面があると言われていますが、従業員にとって安心材料の1つになっていることは間違いないでしょう。
そのため、リストラに代表されるように「辞めなくてはならない」状況に追いこまれるのは、誰にとっても想定外の事態と言えるでしょう。
また、自分以外の事情、たとえば家族の介護や病気といった事情で転職を迫られるケースも考えられます。こうしたことは事前にキャリアプランに織り込まれていない、言葉通り「想定外」のケースがほとんどのはずですので、いちどキャリアプランを練り直す必要があるでしょう。
致し方ない事情で転職を経験することとなった、2名の方々の転職経験談を見ていきましょう。
35歳の転職体験談④ 事務職勤務。リストラを受けての転職 なかま さん 滋賀県

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | プラスチック製造関係 | 飲料製造会社 |
職種 | 一般事務 | 一般事務 |
従業員規模 | 150人位 | 30人位 |
年収 | 200万円 | 200万円 |
-
何年か働いているうちに、景気がどんどん悪くなってきまして。
それに伴い、下請会社への依頼価格がどんどんと低くなっていくのを見て、「こんな値段で、下請け会社さんはやっていけんだろうか」と心配になるようになりました。私のいた会社はいわゆる「中間会社」で、逆にクライアントの大手商社からは商品の単価を下げられます。
つまり、自分たちの会社自体もそれこそ「この先やっていけるのか」という状態だった訳ですが、当時私は会社の事務仕事をほぼひとりで行っていたので、「まあ自分が辞めさせられる時が来るとしたら、本当に会社が危ういときだろう」と思っていました。
ですが、それからすぐに社内でリストラが始まって。
何人もの人が会社を去っていくのを見て、(もしかしたら自分もリストラされるかもしれない…)という不安が、どんどん大きくなっていきました。そしてある日突然、私は人事部長に呼ばれ、 「今月いっぱいで退職してほしい」と言われました。
──かなりショックでした。こうやって話していても、当時のことが鮮明に思い出されます。
こればかりは、体験した人でないと分からない感情でしょう。
リストラを経験した人の多くが、「まさか自分がその対象になるとは思っていなかった」と言います。安定した地盤のある企業で働いていると、いっそ「リストラなんて自分には縁遠いはず」と思い込んでしまうところがあるのかもしれません。
体験談の中で注目すべきは、転職先の職場に自分が馴染めないかもしれない、という時期を乗り越えている点です。慣れた職場を離れ、馴染みのない組織に入って働くわけですから、はじめは誰でも孤独感や疎外感を感じる場面があることでしょう。
転職を通じて、仕事を変えることの意味や重みを改めて知り、それが今の職場で頑張っていきたいという前向きな気持ちを持つ原動力になっているようです。
リストラはショックを受ける出来事ですが、新たな職場でいきいきと働けるようにできる限りの準備をすることも大切なことだと分かる事例です。
35歳の転職体験談⑤ 父の介護のため、家族を連れてのUターン転職 かん さん 栃木県

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 土木会社 | 鉄道会社 |
職種 | 現場監督・施工管理 | 保守管理 |
従業員規模 | 200人 | 80人 |
年収 | 550万円 | 450万円 |
-
そんな私が転職をしようと思ったきっかけが、父の病気でした。
母は運転免許を持っていないので、病院へ連れていくのにも一苦労で、(これは俺がこっちに戻ってくるしかないか)と思うようになりました。これから2人の息子が小学校に上がるというタイミングだったので、地元に戻るのもいいかもなって気持ちもあって。
妻の地元も栃木なので、反対はされませんでした。
ただやっぱり大きな決断です。なかなか踏ん切りはつきませんでした。でも最終的には「両親を助けないと!」という思いで、転職と引っ越しを決めましたね。
父親の病気という、自身の仕事とは直接関係のない事情で転職せざるを得なかった事例です。
病気は突然やってきますので、前もって転職の準備をしておくことは難しいでしょう。しかし、この事例では保有資格や業務経験と親和性の高そうな仕事を優先的に探し、決して多くはない求人の中から自身の能力を活かせそうな仕事を探し当てています。
結果的に、仕事の幅が広がったことを実感するとともに、家族に対する思いにも変化があり、メリットの多かった転職だったと言えそうです。
事情によりやむを得ず転職する場合であっても自暴自棄にならず、仕事をする上で優先したいことを再考し自分の働き方を見直すなど、少しずつでも前向きに取り組む姿勢を大切にすることが、良い結果へと結びつくこともありそうです。
まとめ)35歳の転職は「求められるスキルや知識の把握」が大切
35歳での転職は以前より増加しています。
企業側は若さよりも「経験やスキル」を持つ人間を求めている場合があります。
自分の持っている経験やスキルと合致するなら、転職も成功するでしょう。
積み重ねた経験やスキルを把握し、上手に使ってアピールしてください。
反面、漠然と転職活動をしてしまうと失敗する可能性があるので要注意です。
経験やスキルによってはハイクラス求人にも挑戦できるかもしれません。
転職で大きくスキルアップ・年収アップが期待できるケースもあります。
ぜひキャリアの棚卸しをして「キャリアプラン」を作ってみてください。
そのうえで、転職エージェントを活用し、希望にあう企業を探していきましょう。
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