32歳からの転職成功は厳しい?成功談・失敗談とおすすめの転職エージェント
[最終更新日]2023/05/20

「32歳の時期を目途に、転職をしようか」と迷われていませんか。
32歳というと、30歳を過ぎ、そろそろ30代半ばが見えてくる年代です。
転職活動においても、20代の頃とは異なる戦略が必要になりますが、とはいえ30代後半や40代以降の中堅〜ベテラン世代と同じ闘い方ができるかと言うと、「若干不安…」という方も多いのではないでしょうか。
ですが、32歳という年齢は「新しい環境へのチャレンジ」の時期として適しているのです。──つまり、転職のタイミングとしても、前向きに検討してみるべきでしょう。
目次
32歳の転職におすすめの転職エージェント
サービス名 | マイナビエージェント![]() |
doda![]() |
リクルートエージェント![]() |
パソナキャリア![]() |
ワークポート![]() |
JACリクルートメント![]() |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約4.5万件 | 20万件以上(※非公開求人を含む) | 約38万件 | 約3.6万件 | 約6.8万件 | 約1.4万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年5月時点のものです。
1)30代の転職成功率は高い

上の図は、みんなの転職「体験談」。に寄せられたエピソード(2018年1月~2023年3月現在)での、30代の方の転職成功─失敗の内訳を示したものです。
「成功」「まあまあ成功」と答えた人は全体の84%と高い数値となっています。
ここから、32歳を含む30代の転職は多くの人が成功を収めていることが確認できます。
ただし、上記図では5人に1人の割合で「失敗・やや失敗」と答えています。
32歳の転職をより有意義なものにして、そしてあとから振り返ったときに「今回の転職は成功だった」と思える為に、どんな取り組みが必要か、他の人の体験談も参考にしつつ確認していきましょう。
2)32歳の転職は、「将来のビジョン」をいかに描くかが重要

近年の転職事情から見た場合、32歳という年齢は「まだ十分に転職可能」「ただし、大きく失敗するとリカバリーに苦労することもある」といった年代と言えるでしょう。
感覚として、20代ほど気軽に転職するわけにはいかない、と感じる人が増え始める時期と考えられます。
転職の実態として、必ずしもポジティブな理由から転職に踏み切る人ばかりでないのは否めません。
いま現在の仕事や職場から離れたくて転職を検討し始める場合もあれば、人間関係など一般的に好ましくないと思われがちな理由から転職を考える場合もあることでしょう。
32歳というタイミングで転職するのであれば、目先の事情だけで転職に踏み切るのはリスクが高いと言えます。
目先の事情を理由に転職に踏み切ると、転職先でミスマッチのために苦しんだり、新たな悩みが出てきたりする原因になりやすいからです。
もし転職を検討し始めた理由がポジティブなものでなかったとしても、30代後半、さらには40代以降を見据えた「将来のビジョン」を描いた上で転職活動に取り組むことが重要です。
32歳の転職体験談①保険営業から、医療機器営業に転職! ワンターン さん(男性 兵庫県)

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 生命保険会社 | 医療機器メーカー |
職種 | 営業 | 営業 |
従業員規模 | 3,000人 | 3,000人 |
年収 | 600万円 | 600万円 |
(この生活が、今後もずっと続くのか・・・)
ふとそんな考えがよぎり、それは以降もたまに考えるようになりました。
思い浮かぶのは、30代、40代になってもこうやって、昼夜休日問わず働き続ける自分の姿です。
そして、その表情には今の活気はなく、ぬぐえぬ疲労の陰がつきまとって・・・。
(さすがに、このままではビジョンが見えない)と思い、上司に「転職を考えているんですけど」と思い切って、そう考えた理由と併せて伝えてみました。
「ビジョンを持って働きたい」という気持ち
30代に入ると、20代の頃には気にしていなかった体調のことが気になり始めることがあります。
また、自分自身だけでなく両親や祖父母も年齢を重ねていくため、家族が病気にかかるといったこともあり得るでしょう。
そういったとき、働き方を見直したり、仕事に求めるものの優先順位を考え直したりし始める人も多いようです。
この方は良い条件がいくつか重なって、良い転職をすることができた事例と言えます。前職の上司に対して、転職を検討中であることをオープンにしたところ、本人の考えを尊重してくれています。
また、前職の保険営業において実績もあり、営業として能力があることをアピールできる状況にあったと考えられます。
そして何より、「ビジョンを持って働きたい」こと自体が、この方の「将来のビジョン」でした。自身の入院という経験から、将来の展望がしっかりと見通せる仕事に変わりたいという明確な意思があったわけです。
この点が功を奏し、良い転職先に巡り会うことに結びついたのでしょう。
32歳の転職体験談② SIerから社内SEに転職し、はじめて「前の会社の良さ」に触れて。 ゆうまさん(男性 東京都)

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | SI系企業 | ITエンジニアリング |
職種 | SIer | 社内SE |
従業員規模 | 10,000人程度 | 500人程度 |
年収 | 400万円 | 600万円 |
転職して「前会社の良さ」を感じられたことは、私にとって大きな発見でした。
前会社では働き方改革を実施することで、無駄な残業が無くなり、生産性が劇的に上がっておりました。
組織に所属する従業員全てが四苦八苦しながら業務効率化を行い、残業が減らそうとするので、必然的に従業員レベルが上がっていきました。
現会社では正直「ぬるま湯」の環境で、このままの生産性で業務を行っていたらビジネスマンとしてのレベルは下がってしまう可能性があるのでは、と思っています。
また、システムエンジニアにとっての「技術面を習得できる環境」も未整備な面が多々見受けられます。
前会社では様々な企業にシステム導入を行っていたため、幅広い技術力の習得が必要不可欠でしたが、現会社では特定システムのみの理解のみで充分となるため、社員の技術力が偏ってしまっている現状です。
このような気付きも、転職して二社を比較できたからこそのものなのでしょう。
大切なのは、これからです。これらの気づきをまずは私自身が意識して行動に変えていき、ゆくゆくは組織の改善に繋げられればと思っています。
転職の際、どの点を優先して改善していくべきかを検討すること
働き方改革による残業時間削減で残業手当が減り、結果的に年収が大幅ダウンする…。どの業種・職種にも起こり得ることです。
年収が2割下がったことを理由に転職を検討するのは、一見すると真っ当な動機のように思えます。転職によって年収アップを狙う人も少なくありませんので、この選択そのものは間違っていなかったのかもしれません。
ただし、この方がもう少し慎重になるべきだったこととして、転職先に求める条件の優先事項が「将来の安定性」だった点が挙げられます。
残業代が適正に支払われることや、業務量が過多でないことは、安心して働くために大切な要素であることは間違いありません。
しかし、それらに加えて「スキルアップできるかどうか」という点も非常に重要なポイントなのです。
ご自身が「ぬるま湯」と表現しているように、32歳という年齢であれば、レベルアップを目指して少し背伸びをした転職をすることも大切です。
スキルを研鑽し、ビジネスパーソンとしてレベルアップしておくことによって、結果的に仕事に困らない安定感につながっていくとも考えられるのです。
転職時の「優先順位」の定め方
転職の優先順位を持つことに難しさを感じる方は、まず転職の大方針(軸)を定めておくことをおすすめします。
転職の大方針(軸)は、以下の考えに沿って考えをまとめて行くと良いでしょう。
- ①目指したい業界・企業・ポジション(働き方)を、ざっくりとイメージする
- ②その分野で、自分が出来ること、得意なことをイメージする
- ③その分野で求められること(知識やスキル)が何かをイメージする
- ④改めて、その分野であなたがやりたいこと、そして情熱を持ち続けられることをイメージする
- ⑤イメージの重なりの部分を、自身の転職の「軸」とする

それぞれのイメージは、上記図のように「CAN(できること)」「MUST(求められること)」「WILL(やりたいこと)」と表すことができます。
そして、これらのイメージの重なる部分が、その人が長く活躍できる領域になり、あわせて転職の大方針として定めやすいのです。
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3)32歳の「人間関係への不満」の転職の際は、ポジティブな転職理由も併せて探そう

上司や同僚と「合わない」といった、いわゆる対人関係の問題が引き金となって転職を考え始める事例は、意外と多いものです。
職場の人間関係は毎日のことであるだけに、継続的なストレスとなって徐々にメンタル面を蝕んでいきます。
ただ、どの年代に関しても言えることですが、人間関係を理由に転職する人は「また同じ理由で辞めるのではないか」「どちらかと言うと本人に原因があるのではないか」と思われがちであるため、転職理由として好ましくないと言われています。
では、どのように転職理由を伝えたらいいのでしょうか。
転職に踏み切る理由は、必ずしも1つだけとは限りません。事の大小の差こそあれ、複数の理由が折り重なって転職という結論に至ることが少なくないのです。たとえ人間関係が転職検討の最初の理由だったとしても、他にも転職理由にあたるものがあれば、そこを掘り下げていけばいいのです。
ポジティブな転職理由として伝えられそうなものが見つかったら、その部分が強調されて伝わるように工夫するといいでしょう。
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32歳の転職体験談③8年間システムエンジニアで勤務。人間関係に疲れ、転職して、その後。テンショクさん(女性 東京都)

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | IT企業 | IT企業 |
職種 | システムエンジニア | システムエンジニア |
従業員規模 | 300名以下 | 300名以下 |
年収 | 400万円 | 450万円 |
入社してしばらく経った頃に私はある小さなミスをしてしまい、そのことをきっかけにその「親しみやすい」雰囲気は少し変わってきてしまったのです。
思えばその頃、一人の女性社員が辞めたことが思い出されます。
その人は周りからの評判はあまり良くなく、信頼されていないような感じでした。
そう、まるで批判の対象がその人から私に移ったかのように、周囲の目が冷たくなっていったのです。
それ以来、私の仕事に粗がないかを徹底的にチェックされるようになり、小さなミスでもあろうものなら上司にネチネチと文句を言われるようになりました。
しばらく耐えていたのですが、だんだんと私に対する評価も低くなり、耐え続けている意味がわからなくなってしまいました。
この会社は表向きは非常に仲が良さそうなのですが、実態は「一人の人間を敵にして他のみんなが結託する」というやり方を取っていたのです。
私と同じことをした同僚は何も言われず、私だけが批判される──そんな状況でした。
転職は、活動中のリサーチ・情報収集が大切
会社組織はある意味で閉ざされたコミュニティですので、中に入ってみなければ分からないことも多々あります。この体験談にあるように、一見仲が良さそうな集団でも、実は独自のルールのもとにバランスが保たれているケースもないとは言えません。
こうした傾向の強い職場でいったん不利な立場になってしまうと、なかなか覆すのが難しいのが現実でしょう。こればかりはきれい事では片付けられない、人間関係の難しいところです。
人間関係をリフレッシュさせることを目的として、転職に踏み切るのもひとつの方法です。ただし、この方の体験談でとても参考になる点として、大学の同期というネットワークを活用して同業他社の実態をリサーチしていることが挙げられます。
「環境さえ変えれば何とかなる」と勢いで決めてしまわず、できる限り情報を集めようとしているのです。職場の人間関係が良好かどうかは、入ってみなければ分からないことも多いでしょう。しかし、実際に働いている人の意見や、取引先から見た社内の雰囲気といった生の情報は、非常に参考になるケースが多いのです。
企業研究 見るべきポイント
企業研究を行う際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。
チェック項目 | 確認ポイント | どこで確認するか |
---|---|---|
事業内容 | 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持続して持ち続けられる内容かを確認する | 企業HP |
主力商品・サービス | その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する | 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHP等 |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す | |
企業理念 | 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を確認する | |
社風・雰囲気 | 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする | インタビュー記事、口コミサイト等 |
求められる知識・スキル | 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する | 企業HP、求人票等 |
こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得ることができれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。
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32歳の転職体験談④ システムエンジニアとして、「今の自分の立ち位置」を知れて セラフィム さん(男性 東京都)

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | ITシステム開発 | ITシステム開発 |
職種 | システムエンジニア | システムエンジニア |
従業員規模 | 5,000人 | 1200人 |
年収 | 600万円 | 500万円 |
転職後の仕事の内容については、転職前と同じような仕事をすることになっていたので、あまり心配はしていませんでした。
それよりも、新しい職場では「一から交友関係を築いていかないとならない」状況で(まあ、当然なんですが)、それが思った以上に煩わしかったですね。最初の頃は皆どこかよそよそしかったり、あまり心を開いてくれませんでしたので。
そこで僕が心がけたことは、あえて積極的に交友関係をこちらから築こうとするのではなく、長期のスパンで徐々にゆっくりと交友を深めていくことでした。
もちろん、飲み会や会社のイベントには積極的に参加しました。
あとは、これまでのスキルが最大限発揮できるように意識して、周囲の人たちの役に立てることを努力してきました。
転職後の人間関係の構築がこれほど大変だとは予想できていませんでしたが、努力の甲斐もあって、しばらく経ってからは多くの同僚との関係性も出来てきて。「頼りにされている」のを感じられるようになりました。
転職活動によって気づけた「スキル不足」という課題
馬の合わない上司や、社内で「クラッシャー」として知られるような上司に当たってしまったことがきっかけで、転職を考え始めた人も多いはずです。
この方のケースでは、もともと転職を検討し始めた理由3つあり、そのうちの1つが人間関係でした。「誰がやっても同じ」プロジェクトにやりがいを感じられなかったとのことですが、転職活動を通じてスキル不足を感じる場面をいくつか味わうこととなります。
必然的に、転職を通じてスキルアップを意識するようになり、エンジニアとしてより高いレベルに行きたいという考えを持つきっかけになったようです。
転職後の「周囲の人たちの役に立てるように」という目標設定がすばらしく、職場に馴染んで人間関係を円滑にするための努力と、エンジニアとしてスキルアップするための努力をうまく重ね合わせて一本化しています。
このように、人間関係が発端で辞めることになったとしても、解決するための方策を複数の方向から考え、具体的な行動に移していくことで解決に向かう場合もあるのです。
4)32歳の転職は、転職先の新しい職場でリーダーシップ・コミュニケーションスキルを求められがち

30代前半の人材に対する企業側の要求は、20代のときと比べてかなり高くなります。20代のうちは企業が求めるパフォーマンスを発揮してくれれば問題なかったのが、30代に入ると主体的にリーダーシップを発揮したり、自ら組織を牽引したりといったコミュニケーションスキルを求められるようになります。
20代のときと同じつもりで転職活動を進めていると、企業側の期待値との食い違いが露呈することにもなりかねません。
リーダーシップやコミュニケーションスキルといった言葉は、転職ノウハウでよく耳にします。しかし、リーダーシップとは何か、コミュニケーションスキルとは何を指しているのか、と言われると、漠然としていることがほとんではないでしょうか。
一歩間違えると、「我の強さ」や「人当たりの良さ」といった曖昧なものと勘違いされがちな面がありますので、具体的に自分がどのようにリーダーシップやコミュニケーションスキルを発揮していけばいいのか、よく考えておく必要があります。
32歳の転職体験談⑤広告営業職で、30代手前で東京の会社に転職! マサ さん(男性 東京都)

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 広告代理店 | 広告代理店 |
職種 | 営業 | 営業 |
従業員規模 | 30名 | 100名 |
年収 | 350万円 | 450万円 |
転職をして、「周囲の人たちと、いかにコミュニケーションをしっかりとるか」がとても大切だということを深く学びました。
転職をした会社から強く学んだことは、「自分がどんなことで悩んでいるのか?」「一緒に働いている仲間にしてどう動いてほしいのか?」ということを、スピードを意識してはっきり伝えないと相手も動いてくれないということです。
同じ会社で働く一人ひとりが「自分が会社の代表なのだ」「この会社を、日本を代表する企業にしていくのだ」という強い意志を持つことによって、会社全体の勢いというものが初めて発揮されていくのでしょう。
そのことを、働きながら感じることができました。
「背伸びした転職」であっても、その後の努力・取り組みでチャンスはものにできる
前職の業務が平坦で物足りなさを感じたことをきっかけに転職を決断したというマサさん(仮名)。実際に転職してみると、憧れやイメージの域を超えた業務スピードと、求められるアウトプットのレベルに驚くことになります。
しかし、この方の素晴らしいところはこのエピソードが「転職後のミスマッチ」ではなく、転職を通じて得られた教訓になっているところです。
具体的に行動や考え方を変え、適応しようとしているのです。さらに、転職を通じてビジネスに対する考え方がアップデートされ、将来的に起業も視野に入れるようになっています。
このように、30代前半での転職は、ある程度背伸びすることも必要で、見方を変えれば負荷がかかることは必然なのです。だからこそ、転職を通じて視野が広げ、その後のキャリアでより高みを目指していくことができるようになります。
30代に入り若手からミドル層へと徐々に移行する時期ですので、企業から多くを求められる場合もあること、それによってチャンスも大きくなっていることを理解した上で、転職活動にのぞむようにしましょう。
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5)32歳の転職では、転職エージェントを活用しよう

これまでご紹介した体験だからも分かる通り、転職活動にあたっては転職サービスの活用とキャリアアドバイザーの方などのアドバイスを元にすることで、転職成功への道が開けることがあります。
転職エージェントは無料で利用できますので、少しでもご自身の納得がいく転職先を見つけるためにも活用してきたいところです。
参考:転職エージェントの仕組み

転職サービスにはそれぞれ特徴や長所がありますが、ほとんどの転職エージェントが求人の紹介をはじめ、書類添削や面接対策など、転職活動に必要な様々なサポートを行ってくれます。
また、転職エージェントに複数登録をしておくことで、そのサービスにしか無い「非公開求人」や豊富な求人の中から、自分の興味のある会社を選択していくことも可能です。
参考:転職エージェントの複数登録と選び方


30代の転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 30代向けの主要な転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 担当アドバイザーとのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は、就職活動を成功に導くためにとても重要な要素となってきます。
というのも、担当するキャリアアドバイザーによっては、あなたの望む方面での知識が十分でなかったり、相性等の不一致から活動を進めにくくなるといった問題が出てくる可能性もあるからです。
事前に複数の転職エージェントに登録しておくことで、「自分に合ったサービス、および担当アドバイザー」を早めに見出し、円滑に就職活動を進めていくことができます。

自分に合う担当アドバイザーを見つけるには、以下のポイントについて確認すると良いでしょう。
- 「親身に相談に乗ってくれるか」
- 「紹介する求人について、おすすめの理由をきちんと説明してくれるか」
- 「紹介・連絡のペースは適切か」
以上のような点を確認することで、ご自身にマッチする担当(サービス)かどうかの判断をつける材料となります。
30代の転職の際は、幅広い業種・職種から求人を紹介してもらえる「総合型」の転職エージェントと、特定の業種・職種に特化した「特化型」の転職エージェントを組み合わせて利用するのがおすすめです。

以下、総合型・特化型それぞれの、30代の転職におすすめの転職エージェントを紹介します。どのサービスも無料で利用できますので、「自分に合いそう」と思ったものから試しに登録してみると良いでしょう。
「総合型」の転職エージェントおすすめ一覧
サービス名 | マイナビエージェント![]() |
doda![]() |
リクルートエージェント![]() |
パソナキャリア![]() |
ワークポート![]() |
JACリクルートメント![]() |
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メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約4.5万件 | 20万件以上(※非公開求人を含む) | 約38万件 | 約3.6万件 | 約6.8万件 | 約1.4万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年5月時点のものです。
マイナビエージェント
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書類作成、面接準備のサポートの手厚さが特徴。とくに「はじめての転職で、不安…」という人におすすめです。
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、専門知識を持つプロからアドバイスしてもらえるのが特徴です。業界・職種に特有の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談したい30代の人に適しています。

引用元:マイナビエージェント公式HP
また、大企業だけでなく中小企業の求人も豊富に保有しているため、企業規模に関わらず自分の希望に合った会社を探している人に向いています。
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約4.6万件(2023年3月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
登録時に「転職理由」と「希望条件(優先したいこと・叶えたいこと)」を丁寧に記入しておくと、その後の求人紹介やサポートもスムーズに進みます。
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doda
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豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。「本気でいい求人を探したい!」ならぜひ登録しておきたい転職サイトです。
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
そのほか、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認することができるでしょう。
また、スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されますので、「この業界・職種に転職したい」という意思をレジュメにアピールすることによって、希望する分野の企業からのスカウト・オファーが届く確率を高められるでしょう。
特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約19万件(2023年3月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
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リクルートエージェント
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国内No1の求人数の豊富さ!転職支援ツールも豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
とくに活用したい支援ツールが、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
「企業研究が苦手・やり方が分からない」という32歳の転職者の方は、レポート情報が大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに32歳時期の転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約36万件(2023年3月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
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パソナキャリア
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ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。
パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。
転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする転職者の方は多いです。
人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約3.7万件(2023年3月現在) |
公開求人数とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を整理しておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。
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ワークポート
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エンジニア、営業、メーカー系はじめ豊富な求人。未経験可の求人も多く、「新しい領域にチャレンジしたい!」という人におすすめです。
ワークポート(WORKPORT)は「業界・職種未経験者」のサポートに優れており、なかでもIT・Web業界の支援に強い転職エージェントです。
全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、今の職種から新たにジョブチェンジを検討している32歳の転職者の方は、ワークポートの担当から積極的な支援を受けやすいでしょう。

引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
他の転職エージェントに登録したものの、想像していたほど求人を紹介してもらえなかった人や、担当者のレスポンスが鈍く転職活動が進まないと感じていた人にこそ、ワークポートを利用するメリットを実感できるはずです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約6.5万件(2023年3月現在) |
とくに多い職種 | ソフト開発・システムエンジニア系|クリエイティブ系|通信・インフラエンジニア系|ヘルプデスク・ユーザーサポート|研究・製品開発/品質・評価系|コンサルタント・プリセールス系|ゲーム制作関連|ものづくり系エンジニア|金融・保険・証券系|建設・土木・プラント・設備|不動産専門職|営業系|事務・管理系(総務・経理・財務・人事等)|経営企画・事業開発|マーケティング・プロモーション系など |
積極的な提案がウリのワークポートですが、「電話・メールが多い」という声も。初回面談時に、希望職種とあわせて活動ペースや時間帯も伝えておくとよいでしょう。
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JACリクルートメント
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ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で5年連続No.1!キャリア相談の手厚さに定評があり、キャリアアップ転職におすすめです。
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらうことができます。
JACリクルートメントを活用するメリットとしてそのほか挙げられるのが「ハイクラス向け求人の充実度」です。とくに年収600万円以上など好条件の求人を多数保有していることから、ハイクラス人材を求める企業と転職者のマッチングを得意としているのです。
高年収帯の求人や、重要なポジションを募集する求人を探している32歳の転職者の方は、JACリクルートメントを選択肢にマストでいれておくべきでしょう。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.5万件(2023年3月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。
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「特化型」の転職エージェントおすすめ一覧
ITエンジニアや管理業務、マスコミや介護など、これまで培った専門スキルを活かしての転職を検討している人は、「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web系職種 | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビITエージェント![]() |
レバテックキャリア![]() | ワークポート![]() |
JACリクルートメント![]() |
リクルートダイレクトスカウト![]() |
ビズリーチ![]() |
ジャスネットキャリア![]() |
マスメディアン![]() |
クリーデンス![]() |
MS Agent![]() |
エンワールド![]() |
ロバート・ウォルターズ![]() |
メイテックネクスト![]() |
きらケア![]() |
かいご畑![]() |
メリット |
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デメリット |
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公開求人数 | 約1.6万件 | 約1.9万件 | 約6.8万件 | 約1.4万件 | 約46万件 | 約8.4万件 | 約3,500件 | 約3,900件 | 約1,300件 | 約8,700件 | 約800件 | 約1,900件 | 約1.2万件 | 約5.3万件 | 約1.0万件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
おすすめの人 |
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公式サイト |
表内の求人数は2023年5月時点のものです。
特化型の転職エージェント利用いちばんのメリットは、担当となるキャリアアドバイザーがその分野の業界情報やトレンドに詳しいということです。
30代で一定の知識・経験を培いつつ今後もキャリアを積み上げる為にどのような知識やスキルの開発が必要かであったり、応募する企業でどのような知識・スキルが求められるかについて、具体的なアドバイスを貰いやすいでしょう。
まとめ)32歳の転職は「主体性」が鍵!

新卒で働き始めてから、年数が経てば経つほどスキルや経験、志向の違いは大きくなっていきます。32歳は新卒から10年というタイミングですので、仕事に求めるものや今後のキャリアに期待することも、人それぞれ大きく違っているはずです。
このようにばらつきがある年齢層の人材を採用することは、企業にとって一種の賭けのような面があります。だからこそ主体性を持ってキャリアプランを描き、どのように働いていきたいのかを明示ことが重要になってくるのです。32歳の転職は「主体性」が鍵になると言えるでしょう。
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