41歳の転職成功は厳しい?成功談・失敗談を交えてポイント、注意点を紹介!
[最終更新日]2022/01/25

41歳での転職を検討しつつも、「今このタイミングで転職して大丈夫だろうか」と悩んでいませんか。
転職市場では一時期、「35歳限界説」が定説として語られていました。
これは、20代から30代前半まではキャリアチェンジも含めて転職しやすいが、35歳までにキャリアプランを明確にしておかないと、その後のステップアップが難しくなるというものです。
そう考えると、41歳で転職する際には、若い世代とは違う探し方をする必要があります。
目次
参考:41歳の転職で、おすすめの転職サービス ランキング
順位 | サービス名 | 評価 | 対応エリア | 拠点 |
---|---|---|---|---|
1位 | doda | コンサル ◎ サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 全国 | 北海道・宮城・東京・横浜・名古屋・名古屋・大阪・岡山・広島・福岡 |
2位 | JACリクルートメント | コンサル 〇 サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 関東・中部・関西・中国地方圏 | 東京・埼玉・横浜・静岡・大阪・京都・神戸・広島 |
3位 | リクルートエージェント | コンサル 〇 サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 全国 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡 |
4位 | パソナキャリア | コンサル ◎ サポート ◎ 求人の質・量 〇 | 全国 | 全都道府県 |
5位 | リクルートダイレクトスカウト | コンサル ◎ サポート △ 求人の質・量 〇 | 全国 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡 |
1)41歳で「チャレンジ」の転職をする際は、入念な準備と、身近にいる周囲の人を味方に付ける

41歳での転職活動は、30代前半までと違って、かなり厳しいものになるのは事実です。
というのも、40代以降のミドル世代を中途採用する際には、企業側もスキルやキャリアはもちろん、入社させることで自社にどのようなメリットがあるかを重視するからです。
そのため、自分のスキルやキャリアに自信があっても、応募から面接まで進むのは容易ではないという現実に向き合うことになります。
そこで、まずは41歳での転職を行う際に、意識しておきたい「大切なポイント」について見ていきましょう。
「在職中」からの転職活動

41歳であれば、そうした現実を踏まえて、在職中に転職活動を行うことをおすすめします。
40代ともなると、家族を持っている人も多いので、生活のための収入を確保しておく必要があるからです。
また、転職活動を早め早めに準備しておくことで、活動品質自体を高めていくこともできるでしょう。
転職を支援してくれる人の確保

それから、ミドル世代の転職活動は、応募先が高い競争率になってしまうことも若年層の転職と比べて多く、そのため「一喜一憂せずに自らを信じて転職活動を続ける」というメンタルの強さも不可欠です。
──ですが、そうは言っても、「自分一人で成し遂げる」という意識を持ち続けるのはなかなか困難でしょう。できれば、家族や親しい友人など、自分の転職活動を応援してくれている人を確保しておきたいところです。
自分の味方になってくれる人が多ければ、そこから求人を紹介してもらえる可能性もあります。「そういった人が身近にいない」という場合は、転職エージェントのキャリアアドバイザーを活用されると良いでしょう。
キャリアの棚卸しを行う

41歳の転職においては、自分のキャリアの棚卸しをしっかり行い、自分のキャリアプランや市場価値を明確にしたうえで、それを生かしてどんな仕事をしていきたいかを熟考することが大切です。
そうすることにより、「ここを目指していこう」と応募する求人を絞り込むことができ、更には的を絞った企業研究ができるようになるのです。
そういった準備とアクションがあることによって、書類選考や面談の通過する確率を飛躍的に上げていくことができるでしょう。
補足:キャリアの棚卸しについて
「キャリアの棚卸しをしましょう」と聞いても、具体的にどう進めるかパッと思いつかない人もいると思います。
そんな際は、以下の手順で進めてみてください。
- これまで経験した業務をすべて書き出していく
例)「営業事務作業、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力」等 - 書き出した業務について、それら業務に求められる知識・スキルは何かを考える
例)「営業事務作業」=ヒアリング力、数値管理能力、PC操作の知識等 - 出てきた知識・スキルの中で、「これからも続けていきたいこと・伸ばしていきたいこと」が何かを考える
- それらを実現できる働き方について考える
特に転職前においては、キャリアの棚卸しは是非やっておきたいところです。
キャリアの棚卸しの進め方については、以下記事で詳しく紹介しています。興味のある方は併せてご覧ください。
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2)41歳で転職に成功した方の体験談
41歳の転職体験談①資源開発事業から、Webサービスの新規事業に転職 アール さん 男性 東京都

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 商社 | Webサービス |
職種 | 資源開発 | 新規事業開発(事業本部長) |
従業員規模 | 約100,000名 | 1,000人 |
年収 | 1,000万円 | 1,300万円 |
転職する前の私は商社に勤務し、原油の油田の権益を獲得するため世界中を飛び回り、国益にもなる仕事にやりがいを感じていましたが、「会社で与えられた仕事ではなく、自分でビジネスを生み出したい」と考え、転職を決意しました。
海外出張が多かったので転職エージェントに登録し、現職のWebサービス事業を手掛けるベンチャー企業に出会い、新規事業部長として入社しました。
新たな職場で10名のスタッフと新規事業のアイデアについて話し合いを始めたものの、仕事に対する消極的な姿勢やアイデアへの反対意見が多く、困り果てて叱ったこともあります。
その後は、社内外でコミュニケーションをはかり、スタッフ全員が前向きに仕事に取り組むようになり、6つの新規事業を立ち上げました。
黒字化したのは2つでしたが、失敗をカバーする収益を創出でき、スタッフみんなと喜びを分かち合うことができたのです。
その経験を通して思うのは、マネジメントする人間は、組織の気持ちを一つにするのが大切だということでした。
チャレンジするということは、自分だけでなく相手も巻き込むこと
上記の体験談を語ったアールさんは、商社からITベンチャー企業へとキャリアチェンジして成功しています。
アールさんは商社時代に、発展途上国で子どもでも自分のアイデアで物を仕入れ、それを販売して利益を得るたくましさを目の当たりにしたことで、「彼らと同じように自分自身でビジネスを産み出していきたい」という想いを感じ、転職を検討するようになりました。
その想いを胸にベンチャー企業で新規事業の立ち上げに携わったものの、それを目的に登用された人材は自分を含めて2人、残る8名は他部門からの移動だったため、当初は温度があり、自分のアイデアを否定されるばかりの会議が続いたといいます。
ここで大事なのは、メンバーが同じ想い、目線、目的意識を形成することが、成果をあげることにつながると気付くことです。
アールさんは組織の雰囲気づくりに努め、日常会話や飲み会のセッティングを通してスタッフとコミュニケーションをはかりながら、相手を巻き込んでいきました。
転職の理由と目指す仕事が明確だったから、組織を一つにまとめあげることに注力できたのだと思います。
指揮官として組織の気持ちを一つにまとめあげる大切さを学んだアールさんが、経営者を目指すという新たな目標を見つけたのは、当然の帰結といえるかもしれません。
41歳の転職体験談② 「ものづくり」の情熱を掲げて初めての転職 ひろと さん 男性 京都府

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 製造メーカー | 製造メーカー |
職種 | 技術職 | 技術職 |
従業員規模 | 4000人 | 700人 |
年収 | 700万円 | 700万円 |
メーカーでものづくりの仕事に携わっていましたが、課長職に昇進したことでメイン業務が人の仕事に変わりました。
ものづくりの仕事をしているときは「みんなが楽しめればいい」と考えていましたが、管理職になって製造現場に顔を出す機会が減り、自分が仕事を楽しめなくなったことが転職を考えたきっかけです。
そこで、従業員数4000人のメーカーから700人規模の会社に転職。それまでは縦割りで業務が制限されることも多かったのですが、入社した会社では何でも担当させてもらえたのは、うれしかったです。
とはいえ、未経験の業務も多く、業者さんやクライアントのやりとりのなかで連絡不足によるトラブルが起こり、怒られたことも多々ありました。
ですが、「叱ってもらえるうちが花」と考えめげずに対応し、フォローが欲しいときにはほかの社員にお願いするうちに、社会人としてのパフォーマンスが高まったように感じます。
「みんなが楽しむこと」と「自分が楽しむこと」の折り合い
「自分が楽しめる仕事をしたい」という想いで、それまででより規模の小さい同業他社に転職したひろとさん。
ラジコンが趣味だったひろとさんにとって、大企業で管理職として働くよりも、ものづくりの現場で商品を形にしていく方が想いを実現できると考えての決断でした。
転職後はそれまで担当したことのない業務に四苦八苦したこともあったようですが、現在ではクライアントに「ひろとさんと一緒に仕事をしたい」と言ってもらえるようになり、充実した毎日を送っているようです。
41歳の転職であっても、自分がどんなふうに働きたいのかが明確であれば、チャレンジする価値は十分にあると教えてくれる一例でした。
41歳の転職体験談③ 保険会社の事務職転職と、そしていつかの独立を目指して。 ZERORO さん 男性 新潟県

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 保険会社事務職 | 保険会社事務職 |
職種 | 事務 | 事務 |
従業員規模 | 2000~3000人(全国規模) | 150名 |
年収 | 600万円 | 200万円 |
保険会社で20年、事務職としてお客さま対応を中心に仕事をし、困っている方が問題を解決し、笑顔で帰っていただくことにやりがいを感じていました。
しかし、管理職になり重役会議に出席するようになったことで、会社の将来に不安を覚え、独立を考えるようになったのです。
とはいえ、独立するには知識が不足しており、実行に移すには不安があるなかで、持っている資格が生かせる専門職の求人を見つけて応募し、転職を果たしました。
経験者ではあるものの、新たな職場では新人です。
前職とのルールの違いや、上司が自分より年下なことで、仕事がしにくいと感じたことも事実です。
人間関係の構築も一からで、自分の本音を押し殺して仕事をすることに、もどかしさを感じたこともあります。ですが転職したことで、どんな会社にも問題があり、前職ではそれを考えずに文句を言うだけだった自分に気がつくことができました。
今回の転職は独立へのステップと割り切っていますが、年収や働き心地など、転職によってトレードオフしたものもあります。
現職でたくさんのことを学び、独立への土台を固めていければと考えています。
「そのチャレンジは、何とのトレードオフか」を考える
「お客さまに満足していただける仕事がしたい」という強い思いを持った、ZEROROさんの転職体験談です。
顧客対応の仕事にはやりがいを感じていたものの、20年在籍した会社への不安を感じ、将来の独立を視野に入れ、そのために足りないスキルの修得を目的に転職を果たしました。
資格の取得や業務の広がりという点では転職は成功でしたが、業界経験の長いZEROROさんにとって、新しい職場の業務効率の悪さや、年下の上司の下での働き心地など、前職の方がよいと感じることもあったようです。
転職というチャレンジで得られるものもあれば、反対に失うものもあります。
41歳で転職をする際には、トレードオフするものについても、考えておくべきと教えてくれる一例でした。
3)41歳の、「将来の漠然とした不安」からの転職を成功するポイント

年齢に関わらず、仕事を辞めたいと思う理由は
- 仕事内容
- 勤務条件(待遇)
- 職場環境
- プライベートな事情
の4つに大別され、そのうち2つに該当すると、本気で退職を検討するといわれています。
キャリアを重ねた41歳ともなると、自分が社内でどこまで昇進できるかなど、勤務先での先行きが見えるようになります。
また、現場から管理業務に移行することで、仕事に面白みを感じられなくなる人も多いようです。
そうした将来への漠然とした不安から、新天地であれば変わるのではないかという思いで、転職に踏み切る人も少なくありません。
ですが、キャリアを積んでいるからこそ目を背けている、会社を辞めたいという思いに気づくことなく転職するのは逃げでしかなく、成功する確率は低いといえます。
41歳で転職するなら、キャリアアップややりがいを求め、チャレンジしようとする前向きな気持ちがあるかどうかが大事です。
そんな41歳の転職に関わる、一つの体験談を以下に紹介していきます。
41歳の転職体験談④ 40代でのエンジニア転職で、私が思ったことは。 一郎 さん 男性 東京都

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | IT系 | IT系 |
職種 | エンジニア | エンジニア |
従業員規模 | 3,000人 | 200人 |
年収 | 900万円 | 900万円 |
一般向けのサービスを展開しているIT企業に勤務し、給与や仕事内容に特に不満を感じないまま、10年以上エンジニアとして働きました。
とはいえ、満足しているとは言い難く、現状に停滞感があり、将来に対して漠然とした不安を感じるようになったタイミングで、上司から出向を打診されたのです。
その時点で周囲に転職する人が増えていたこともあり、転職エージェントに登録。
そこで紹介された、法人向けサービスを行っている中堅のIT企業に転職しました。現在は、事業ビジョンが明確な経営者の下、会社の推進力に感化され、毎日必至で仕事に取り組んでいます。
幸い会社の業績は好調ですが、IT業界は流動的ですから、この先どうなるかはわかりません。
そこに気づけたのは、転職したからだと思います。世の中の変化が激しいからこそ、安定し続けるためには、自分が成長する必要があると理解したからこそ、資格を取得したり、人脈を広げるなど、努力を続けてます。
それにより、自分の軸を見失わずにいられれば、何があっても落ち着いて対応できるのではないかと思います。
自分の「軸」を見失わずにいるために
ITエンジニアとして、個人向けサービスを主軸とする会社から法人向けサービスを行うところに転職した一郎さんの体験談です。
勤務先に特筆すべき不満はなくても、同じ仕事をくり返すことが続くと、停滞感や将来への漠然とした不安を感じるのは、誰にでも起こりうることです。
そんなタイミングで一郎さんの周りに転職する人が増え始め、その中の一人が「今の状態から打破していかないと」と話したことが印象に残ります。
その後、上司に出向を打診されたショックと、その言葉に触発されたことで、転職エージェントに登録。紹介された企業の事業ビジョンや経営陣に好印象をもち、入社を決めました。
一郎さんは転職したことで、「自分が流動的な業界の流れの中に身を置いていること」に気づいたといいます。
だからこそ将来に備えて、自分の軸を見失わないために、積極的に資格取得や人脈づくりに励み、自分が安定できるように成長したいと考えているそうです。
転職がゴールではなく、その後のキャリアについて考えて努力を続けることは、誰もが見習うべきポイントがもしれません。
4)41歳でフリーター・非正規雇用から正社員に転職する際の成功のポイント

41歳でパートやアルバイトをするフリーター、派遣社員を含めた非正規雇用者として働く人は少なくありません。
そういった方々の中で、「正社員になりたい」という意識から転職活動を行う方もいらっしゃることでしょう。
結論から言うと、41歳で正社員化に向けての転職をされる場合は、以下の観点を意識されると良いでしょう
41歳の求職者について、求人企業側のニーズは決して低くはありません。そのニーズに対してきちんと応えていく為には、転職エージェントのキャリアアドバイザー等のプロのサポートを受けるのが一番です。
また、その際は「何が何でも正社員になろう」という意識よりも、「これからの自身の成長・キャリアアップへのイメージを深めていこう」という意識を持つことが大切です。
なぜなら、求人企業の多くがミドル世代の中途採用者に求めているのは、「ともに成長してくれる人」「企業の発展を一緒に進めてくれる人材」だからです。
つまり、「現状どうか」だけに視点を終始するのではなく、その先の未来に向けて意識を持てていることが大切、ということですね。
41歳の転職体験談⑤ 40代の事務職の転職と、「正社員になる」という目標 ざくろ さん 女性青森県

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 製造業 | 製造業 |
職種 | 事務(派遣) | 事務(正社員) |
従業員規模 | 20名 | 5名 |
年収 | 200万円 | 200万円 |
若いころに正社員として働いていた会社にリストラされてから、ずっと非正規雇用者として働いてきました。
仕事は好きでしたが、非正規雇用には保障も賞与もなく、早く正社員になりたいと考え続けていました。前職では派遣社員として働いていたのですが、正社員登用するといわれ、一生懸命仕事をしました。
ですが、業績悪化により正社員登用はおろか、派遣契約も打ち切られ、転職活動を余儀なくされたのです。すぐにハローワークに行って仕事を探し始め、2カ月ほどで事務職として正社員採用され、派遣社員時代と比べると月給が4万円ほど上がりました。
ですが、支給されると聞いていた賞与が1年たっても出ないままで、理由を尋ねたところ「業績が不安定だから」と返答されました。
そして、仕事量も少なく残業がないので、手取り額が派遣社員時代と変わらない状況に陥ったのです。
そのため今も、転職を考えています。前回の転職活動では「正社員になること」が目的で、会社についてよく調べずに就職した結果、今があります。
今後はもっと待遇がよい職場で正社員として働くことを目的に、勤務先で業績が上向くのを待つのか、再び転職活動を行うのか、きちんと見極めたいと思っています。 私の転職体験談:40代、事務職の転職。「正社員になる」という目標がありました。
転職の目的が「正社員になる」だけにならないように
「仕事が生きがい」と公言しながらも、長く非正規雇用者だったざくろさんが、正社員として転職する体験談を紹介しました。
派遣社員として働いていた職場で正社員登用の話が出ていたのに、会社の業績悪化を理由にその約束が保護にされたことで、転職活動を余儀なくされたざくろさん。
むなしさと涙も出ないほどのショックに打ちのめされながらも、「非正規雇用だからありえること」と気持ちを切り替え、正社員転職を目指します。
毎日地元のハローワークに通い、2カ月ほどかかって正社員転職を果たしますが、仕事量が少なく、年収も派遣社員時代と変わらず、満足感を得られないという現実でした。
そして、自分が目指していたのは、やりがいのある正社員の仕事だったと気付きます。
現在の勤務先は創業して間もなく、これから業績がアップする可能性はありますが、ざくろさんは次の人生のために、転職活動を視野にいれています。
「正社員採用されればどこでもよい」という想いで転職活動をすると、入社後にミスマッチが起きる一例として、心に留めておきたいエピソードといえるでしょう。
5)41歳の転職で、おすすめの転職サービス ランキングTOP5

41歳で転職活動を行うなら、転職サービスを活用するのがおすすめです。
転職サービスを活用する場合、必ずキャリアカウンセリングを受けることになります。
そこで自分のキャリアを棚卸しし、自身の市場価値や応募にあたっての優先順位を決めることが、入社後のミスマッチを防ぐことにつながるのです。
また、非公開求人も多数扱っているので、自分の希望条件に見合う会社も見つけやすくなります。
そこで、おすすめしたい転職サービスを5つ、ご紹介しておきましょう。
順位 | サービス名 | 評価 | 対応エリア | 拠点 |
---|---|---|---|---|
1位 | doda | コンサル ◎ サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 全国 | 北海道・宮城・東京・横浜・名古屋・名古屋・大阪・岡山・広島・福岡 |
2位 | JACリクルートメント | コンサル 〇 サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 関東・中部・関西・中国地方圏 | 東京・埼玉・横浜・静岡・大阪・京都・神戸・広島 |
3位 | リクルートエージェント | コンサル 〇 サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 全国 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡 |
4位 | パソナキャリア | コンサル ◎ サポート ◎ 求人の質・量 〇 | 全国 | 全都道府県 |
5位 | リクルートダイレクトスカウト | コンサル ◎ サポート △ 求人の質・量 〇 | 全国 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡 |
1位 doda ──業種や職種のキャリアチェンジも視野に入れている方におすすめ
- ◎求人数・拠点数共に国内最大級
- 〇組織力が高く、サービス品質も高い
転職を機に業種や職種の異なる仕事にチャレンジしてみたい方は、dodaを活用して転職活動を進めるといいでしょう。
dodaは国内でも随一のレベルと言われる求人数を保有している転職サービスです。転職サイトと転職エージェントが一体型になっているため、まずは転職サイトとして自分で求人を検索してみて、さらに求人のマッチングもして欲しい場合は転職エージェントサービスを利用するといった活用の仕方もできます。
転職エージェントとして活用すれば非公開求人まで含めて紹介してもらうことができますので、さらに選択肢を広げて求人を選ぶことも可能です。
dodaはカバーしている求人の業種・職種の幅が非常に広く、ほぼあらゆる仕事を探すことができるサービスです。
キャリアチェンジを検討している人は、これまでの自身の経験を別の業種・職種でどう活かせるのかをイメージすることから始める必要がありますので、さまざまな求人を幅広く見ておくことが大切です。
dodaを活用することで、これからのキャリアを幅広く検討し、納得度の高い転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。
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2位 JACリクルートメント ──年収UP、キャリアアップを目指している方におすすめ
- ◎エージェントの品質が高い
- 〇ハイキャリア層の転職支援に強い
年収の面で改善を図りたいなど、キャリアアップを目的とした転職を検討している人はJACリクルートメントに登録することをおすすめします。
JACリクルートメントはハイキャリア層向けの転職エージェントとして知られており、サポートの質の高さや好待遇の求人が豊富であるといった点で、ミドル層のビジネスパーソンから高い評価を得ています。
一般的な転職エージェントでも、希望年収を伝えた上で条件に合う求人を紹介してもらうことはできますが、JACリクルートメントの場合は保有している求人がハイキャリア向けのものであるため、待遇の良い企業に絞って探したい人にとっては効率よく求人を選ぶことができるわけです。
経験を積んだビジネスパーソンを求める企業の求人がほとんどですので、対象となる年齢層も30代以降と考えられます。
39歳の転職希望者はJACリクルートメントのターゲットそのものですので、多数の求人を紹介してもらえる可能性もあります。年収アップが希望条件の1つという人は、JACリクルートメントの活用を検討してみるといいでしょう。
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3位 リクルートエージェント ──転職の強力なバックアップが欲しい方におすすめ
- 〇拠点数の多さは国内最大級
- ◎幅広い職種を取り扱っている
- ◎サービス品質に高評価
リクルートエージェントは、国内最大の求人数と転職成功実績を誇る転職エージェントサービスです。
リクルートエージェントは、企業への営業力もとても高く、知名度もあいまって数多くの企業から高い信頼を獲得しています。
また、キャリアアドバイザーによる転職者へのサポートにも力を入れており、転職にまつわる様々な悩みや不安に対して、有益なアドバイスをもらえます。
リクルートエージェント独自のサービスにも定評があり、「面接力向上セミナー(無料)」や、選考のポイントをまとめたマニュアルなど、転職活動を進めていくうえでの強力なバックアップとなりそうです。
非公開求人も多数。
希望に即した転職をしたい方は、ぜひサービスを活用してみてください。
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4位 パソナキャリア ──転職が初めてor久しぶりの転職という方におすすめ
- ◎拠点数は断トツ
- ◎利用者からのサービス満足度が高い
- ◎職種の幅が広い
パソナキャリアは転職エージェントにはめずらしく、全国の都道府県に営業本部を置いています。
大手の転職サービスであっても、実態は関東圏に求人が集中していたり、全国対応可と謳われていても主要都市のみだったりすることがありますが、パソナキャリアは「全都道府県」に対応可能です。
地方で転職活動をしたい方や、Uターン・Iターン転職をしたい方にとって、パソナキャリアの拠点の多さは心強い存在のはずです。
各地に拠点があるということは、地元企業とのつながりを地道に築いているはずですので、自力で転職活動を進めるのに比べて希少な情報を効率よく得られる可能性が高くなります。表に出てこない非公開求人も含めて紹介してもらうことで、いっそう選択肢を広げることもできます。
とくに、知らない土地で転職活動を進めざるを得ないような場合、転職のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを得られるのはありがたいものです。地方で転職活動を進めたい方は、パソナキャリアに登録して相談してみてはいかがでしょうか。
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5位 リクルートダイレクトスカウト ──企業からのスカウトが欲しい方におすすめ
- ◎ハイクラス層向け求人が豊富
- ◎優秀なヘッドハンターが在籍
- 〇サービス品質に高評価
リクルートが運営する「ハイクラス・エグゼクティブ層」向け転職サービスがリクルートダイレクトスカウトです。
現在の転職市場でも、経営や幹部候補、スペシャリストなどのハイクラス層は需要が高まってきています。
リクルートダイレクトスカウトの最大の特徴は、事前の面談で経歴や希望条件を伝えた後、ヘッドハンターを通じてスカウトを受け取れる仕組みであることです。
「年収800万円以上」などの高年収の案件も多数扱っており、将来を見据えたキャリアアップにうってつけのサービスです。
今後、さらなるステップアップを目指す方は、ぜひリクルートダイレクトスカウトのサービスを活用してみてください。
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目指す業種・職種が定まっている人は「特化型」エージェントの非公開求人もチェックしよう

ITエンジニアや管理業務、マスコミや介護など、これまで培った専門スキルを活かしての転職を検討している人は、「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェント利用いちばんのメリットは、担当となるキャリアアドバイザーがその分野の業界情報やトレンドに詳しいということです。
40代で一定の知識・経験を培いつつ今後もキャリアを積み上げる為にどのような知識やスキルの開発が必要かであったり、応募する企業でどのような知識・スキルが求められるかについて、具体的なアドバイスを貰いやすいでしょう。
各分野のおすすめ特化型転職エージェント
分野 | サービス名 | 特徴 |
---|---|---|
IT・Web | ![]() マイナビITエージェント | ■ITエンジニア実務経験者におすすめ
|
![]() ワークポート | ■ITエンジニア未経験者~実務経験者全般におすすめ
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![]() レバテックキャリア | ■ITエンジニア実務経験者におすすめ
| |
マスコミ | ![]() マスメディアン | ■テレビ・書籍・Web等のメディア系事業を目指す転職者におすすめ
|
アパレル | ![]() クリーデンス | ■アパレル・ファッション業界を目指す転職者におすすめ
|
管理業務 | ![]() MS-Japan | ■管理部門(経理・財務・人事・総務・法務等)の転職におすすめ
|
外資系 | ![]() ロバート・ウォルターズ | ■外資系企業・日経グローバル企業の転職におすすめ
|
製造系エンジニア | ![]() メイテックネクスト | ■製造系エンジニアへの転職を目指す人におすすめ
|
介護 | ![]() きらケア | ■介護・福祉分野への転職を目指す人におすすめ
|
まとめ 41歳の転職は、「成功ポイント」を踏まえた活動を意識しよう!
さて、ここまでの内容をざっとまとめてみましょう。
41歳の転職をする際のポイント
- 転職にあたって、明確な目的と入念な準備が不可欠
- 応募にあたって、企業側のニーズを理解し、自己PRをする必要がある
- 積極的に転職サービスを活用するのがおすすめ
現在の景気が続くうちは、ミドル世代の求人が減ることはないと考えられます。
ですが、41歳で応募する時点で、企業側は幹部候補生として選考しているものです。
自分の希望だけでなく、入社することで応募企業にどんな貢献ができるのか、その会社で実現したいことを熟考することも大切といえます。
この記事を、41歳の転職活動を行う際の参考にしていただけたら幸いです。
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