「33歳の転職を成功させる為のポイント・対策は?」成功・失敗の体験談事例と併せて紹介
[最終更新日]2021/03/12

33歳で転職を検討している方は、20代に比べると転職活動が難しくなるのでは?と不安を抱いているかもしれません。
しかし、結論から言えば33歳の転職者を求める企業は多くあります。
培った経験・スキルによっては、これまで以上にやりがいがあり、かつ条件の良いところに転職できる可能性も少なくないでしょう。
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目次
1)33歳転職の判断軸は?「転職」が良いケースと「再検討」が良いケース

人によって転職に至る動機は様々でしょう。
しかし、中にはすぐに転職活動を進めてしまうのではなく、一度しっかりと自身の状況を客観的に振り返ってみた方がいい場合もあります。
「33歳で転職した方が良いケース」と「いったん再検討する方が良いケース」について確認してみましょう。
33歳で転職した方が良いケース | ・現職では自身の望むキャリアが叶えられそうにない ・キャリアアップ・年収アップなどの明確な目的がある ・今後のライフステージの変化を見据えている |
---|---|
いったん再検討する方が良いケース | ・「転職によって実現したいこと」が明確になっていない ・家族の同意を得ずに転職しようとしている |
33歳で転職した方が良いケース

現職では自身の望むキャリアが叶えられそうにない
新卒採用から数えれば、33歳という年齢は社会人として丸10年間勤務し続けたことになり、今後のキャリアについてもある程度見通しを立てられる時期でしょう。
5年後、10年後を見据えた時に、今の職場では自身の理想とするキャリアを歩めないと判断した場合は、転職を検討すべきタイミングかもしれません。
「キャリアアップ」「未経験の職種への挑戦」などの明確な目的がある
「もっと自分の力を伸ばせる場所で仕事をしたい!」「挑戦したい業界・職種がある」など、転職の目的が明確な方は、33歳時期の転職は適切かもしれません。
特に未経験の業界・職種への挑戦は、年齢を重ねていくほどに実績や高いスキルが求められる傾向にありますが、33歳の年齢でしたら「これからの成長見込み」といったポテンシャルを加味する企業も少なくないでしょう。
新しい働き方への想いの強さと、これからの頑張りに自信があるのなら、1年後や2年後ではなく33歳の今、行動に移した方が、成功の角度は高くなるはずです。
今後のライフステージの変化を見据えている
30代は、結婚や出産、育児といった私生活におけるライフイベントが続けて発生しやすい時期です。
今後のライフステージの変化を見越しての転職は、いざその時を迎えたときに、「忙しくてなかなか転職活動に時間をさけない」という事態を防げますし、自身の望む将来像を見直すきっかけにもしていけるでしょう。
いったん再検討する方が良いケース

「転職によって実現したいこと」が明確になっていない
33歳に限らず、転職活動においては「何のために転職をするのか」の軸を持っておくことが大切です。
待遇面を改善したいのか、職場環境を改善させたいのか、今後の働き方やキャリアを見直したいのか、人によって動機の核心は様々でしょう。
その際に、それら動機について「これは確実に実現したい」というものをあいまいにしたままに転職をしてしまうことはおすすめできません。企業面接の場で明確な転職の意思が伝わらず、結果として転職活動が必要以上に長引いてしまったり、転職した先でミスマッチを感じる要因にもなりかねません。
また、現在「転職したいけど、『実現したいこと』ははっきりしていない」という方は、転職のタイミングとしてまだ熟していない可能性があります。
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パートナーの同意を得ずに転職しようとしている
33歳で既に家庭を持っていたり、パートナーと共に暮らしている方は少なくないでしょう。
転職は一人だけの問題ではなく、家族・パートナーとの生活にも影響を及ぼすものです。
転職だけでなく、その後の新しい仕事について、家族・パートナーが応援してくれるかどうかはとても重要です。あなた自身の活動のしやすさや働き甲斐にも大きく関わってきますので、極力パートナーの同意と応援を得たうえで転職活動をスタートすると良いでしょう。
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2)33歳の平均年収はどれくらい?

大手転職サービスdodaの公開している「年代別・年齢別 平均年収情報」(2019年9月~2020年8月調査のもの)によると、33歳の平均年収は以下のようになっています。
33歳(全体) | 33歳(男性) | 33歳(女性) |
---|---|---|
439万円 | 477万円 | 372万円 |
参考:doda『年代別・年齢別 平均年収情報』
職種・業種別では、おおよそ以下の通りです。
職種別 33歳の平均年収
職種分類 | 33歳平均年収 |
---|---|
専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人) | 645万円 |
企画/管理系 | 517万円 |
技術系(IT/通信) | 505万円 |
営業系 | 494万円 |
金融系専門職 | 492万円 |
技術系(電気/電子/機械) | 490万円 |
技術系(建築/土木) | 454万円 |
技術系(メディカル/化学/食品) | 437万円 |
クリエイティブ系 | 407万円 |
販売/サービス系 | 358万円 |
事務/アシスタント系 | 342万円 |
職種別 33歳の平均年収
職種分類 | 33歳平均年収 |
---|---|
金融 | 526万円 |
総合商社 | 494万円 |
IT/通信 | 492万円 |
メーカー | 472万円 |
建設/プラント/不動産 | 448万円 |
インターネット/広告/メディア | 441万円 |
メディカル | 437万円 |
専門商社 | 432万円 |
サービス | 398万円 |
小売/外食 | 380万円 |
上記「職種別 33歳の平均年収」および「業種別 33歳の平均年収」は、doda『年代別・年齢別 平均年収情報』の「30代の職種・業種別平均年収」の内容をもとに、33歳の平均年収を弊社が算出・計上しています
転職の際に年収アップを検討する際は、これら平均年収の数値を参考にしつつ希望する額のイメージを持っておくと良いでしょう。
その他、平均年収は地域および会社規模によっても変動があります。条件交渉の際はそれらも加味し、企業のモデル年収等を確認したうえで行うことをおすすめします。
3)企業は、33歳の転職に対して「即戦力」と「柔軟な対応力」を期待する
33歳の転職者に対して、企業はどういう見方をする?

- 前職で培った知識・スキルを活かし「即戦力」として活躍できる
- 企業文化を受け入れ、それを踏まえて部下・後輩の育成ができる
- 汎用的なスキルを持ちつつ、さらなる成長が見込める
33歳の転職が20代と大きく異なるのは、企業から「即戦力」としての活躍を期待されている点にあります。
前職での実績やスキルが自社での貢献に繋がるかどうかを、企業側は重点的に確認するでしょう。
また、「新しい職場の文化や価値観に対して、ポジティブに受けとめられるか」という点を大切にする企業も多いです。企業の目指す方向と足並みを揃えて、メンバーを牽引していける中堅社員は非常に貴重だからです。
その他、企業は33歳の年齢に対して「まだまだ新しい知識・スキルを吸収できる人材」と見ています。「入社後も、積極的に新しい分野にチャレンジして、経験を積んでいきたい」という転職者へのポイントは高くなるでしょう。
次章では、「33歳の転職を成功するための方法・進め方」について、より具体的なお話をしていきます。
転職成功の角度を更に高めていく為に、ぜひチェックしてみてください。
4)33歳の転職を成功するためのポイント3つ
ここからは33歳の転職活動を成功させるための3つのポイントについて解説していきます。

- 希望条件には優先順位をつける
- 企業研究・業界研究は入念に
- 転職エージェントのサービスを活用しよう
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
希望条件には優先順位をつける

転職をするにあたって叶えたい条件は人によって様々です。
しかし、希望条件が複数ある場合は、そのすべてを叶えようとするのではなく、「譲れない条件」と「妥協できる条件」に分けて、優先順位をつけることが大切です。
たとえば、「今よりも収入が多く、かつ残業が少ない、知名度のある企業」を探そうと思っても、全ての条件を満たした求人を見つけるのはなかなか難しいでしょう。
条件にこだわりすぎるあまりに活動期間が長引き、気持ちに焦りが生じてしまい、本当に転職すべきタイミングを逃してしまう可能性もあります。
転職活動をスムーズに、かつ後悔の無いように終わらせるためにも、希望条件には優先順位をつけておき、優先度の低い条件に関しては妥協点を見出していくことが大切です。
優先順位をつけるということは、先にも述べた「今回の転職で、必ず実現したいこと」を明確にすることと同義です。
必ず実現したいことが明確になれば、それがあなたにとっての「転職の軸」となります。転職活動を迷いなく進めていくことに繋がり、企業側にもあなたの転職にかける想いの強さが伝わりやすくなるでしょう。
企業研究・業界研究は入念に

転職で叶えたい条件が明確になったら、続いて応募先の企業・業界の調査を入念に行うようにしましょう。
自身が応募する企業の事業内容や具体的な業務内容は、最低限の知識として持っておく必要があります。
応募先の企業や業界について詳しく知っておくことで、選考の際の自己PR・志望動機の作成に役立ちますし、これから目指そうとしている企業・業界が「ブラックな環境ではないか」どうかも事前に把握することができます。
企業・業界研究では、主に以下のポイントについて調査を進めると良いでしょう。
企業研究の見るべきポイント
- 業績、企業情報
- 事業内容(直近のプレスリリースや業界ニュースを含む)
- 業務内容(求められる/歓迎されるスキルを含む)
- 条件(給与、福利厚生)
- オフィス環境や社風、一緒に働く人たち
調査を進める方法としては、企業HPや求人票だけでなく、インターネット上の業界ニュースやプレスリリース、その他「企業口コミサイト」のチェックや後述する「転職エージェント」でのヒアリングなども行っておくことをおすすめします。
また、同じ企業でなくとも同業種・同職種で働いている知人・友人がいるという方はぜひ相談してみると良いでしょう。その企業のことを詳しく知っている場合がありますし、その業界について更に詳しく知れる機会にもなります。
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転職エージェントのサービスを活用しよう
33歳の転職活動は、多くの場合「現職での業務を行いながらの活動」となるでしょう。 限られた時間の中で、自己分析や業界調査・企業研究だけでなく、職務経歴書や面接日程の調整を行う必要があり、それらをすべて一人で行うことに負担やストレスを感じてしまうこともあると思います。
ですが、転職エージェントのサービスを利用すれば、それら活動に関わる準備や対応を、担当に付くキャリアアドバイザーが力強くサポートしてくれます。

転職エージェントでは、主にキャリアプランへのアドバイスや求人紹介、応募書類添削・面接対策などのサポートについて、キャリアアドバイザーを介して無料で受けることができます。
また、選考のスケジュール管理や内定後の条件交渉も代行してくれるため、安心して転職活動に集中することができます。
現職を続けながらの転職活動で、なかなか時間を捻出できない方にもおすすめです。
次章では代表的な国内の転職エージェントサービスをご紹介しますので、あわせてご覧ください。
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5)33歳の転職におすすめの転職エージェント6点
現在、国内には数多くの転職エージェントサービスが存在します。
各サービスで強みとしている業界・業種や求人数、サポート内容等に違いがあるため、1社に絞らず2~3つのサービスに登録しておくと、各サービスの強みを享受でき転職活動を有利に進めやすくなるでしょう。
ここでは代表的なサービスを6つご紹介しますので、自身の転職の目的や希望する業界に合わせて、登録を検討してみてください。
参考:転職エージェントを利用する際のポイント

33歳の転職におすすめの転職エージェント
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() doda | ・求人数の多さとサポート体制の手厚さが◎ ・企業からのスカウト・オファーも貰いやすい |
![]() リクルートエージェント | ・国内TOPの求人数と転職支援実績 ・アドバイザーの的確なサポート支援 |
![]() マイナビエージェント | ・20~30代の転職支援に強い ・転職者一人一人へのサポート体制が充実 |
![]() JACリクルートメント | ・ミドル・ハイクラス層へのサポートに強い ・外資系・グローバル企業の求人が豊富 |
![]() type転職エージェント | ・東京・神奈川・埼玉・千葉の転職支援に強い ・年収アップ転職に向けての支援が得意 |
![]() パソナキャリア | ・利用者の年収アップ率67.1% ・書類添削・面接対策などのサポートが手厚い |
多くの求人の比較・検討を希望する人は「doda」
人材紹介の先駆けであるパーソナルキャリア社が運営しているdodaは、知名度も実績も高い転職エージェントの一つです。
取り扱っている求人数の豊富さに定評があり、80%以上が非公開求人といわれています。
あらゆる業界や職種、エリアの求人が集まっているため、自分の希望条件に合ったものが探しやすいと好評です。
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実績豊富なアドバイザーからの支援を希望する人は「リクルートエージェント」
リクルートエージェントは、求人数、サポート品質において高い水準を誇る転職エージェントです。
リクルート本来が持つブランド力と営業力も手伝い、業界No.1の幅広い求人を扱っています。
また、キャリアアドバイザーによるサポートの品質の高さにも定評があり、転職活動に伴う不安を解決に導いてくれます。
30代にさしかかっての転職活動を着実に進めていきたいという方は、リクルートエージェントのサービスが役立つはずです。
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アドバイザーの丁寧かつきめ細やかなサポートを希望する人は「マイナビエージェント」
今回が初めての転職活動になる方や、入社後の不安を抱えている方もたくさんいらっしゃることでしょう。
マイナビエージェントは、「キャリアアドバイザーが転職者ひとりひとりをじっくり対応してくれる」ことで評判の転職エージェントです。dodaやリクルートエージェントと比べると保有する求人数は若干少ないですが、その分丁寧なアドバイス・フォローが期待できるでしょう。
キャリアアドバイザーによる専門的かつ親身なサポートが欲しい方は、マイナビエージェントのサービスはうってつけでしょう。
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キャリアアップを念頭に置く人は「JACリクルートメント」
JACリクルートメントは、ミドル層のキャリアアップおよびハイクラス転職に強い転職エージェントです。
外資系企業だけでなく、日系の大手優良企業の求人も取り扱っており、求人の年収は600万円から1000万円と幅広いのが魅力です。
キャリアアップや年収アップを目指している方に、マッチしやすい転職サービスでしょう。
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東京・神奈川・千葉・埼玉での、年収UP転職を目指す人は「type転職エージェント」
type転職エージェントは、東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県にサポートを絞り、求人紹介を行っています。
中でも内定後の条件交渉において高い成約実績を持っており、利用者のおよそ71%は年収アップに成功しています。
一人一人へのカウンセリングに重きを置いているため、転職者の強みを活かせる企業へのマッチングの高さが、type転職エージェントの大きなメリットと言えるでしょう。
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キャリアアドバイザーの品質の高いサポートを希望する人は「パソナキャリア」
33歳の求職者のなかでも、初めて転職をする人に特におすすめしたいのが、パソナキャリアです。
取引のある企業が16,000社以上、転職支援をした延べ人数が25万人と豊富な実績を誇り、女性の転職にも強いと評判です。
企業との関わりが深いことから、どのような人材を求めているかをリサーチしたうえで、的確な応募書類の添削や面接指導を行ってくれるのも魅力です。
合わせて、面接日や入社日の調整や給与の交渉は、パソナキャリアが企業と責任をもって行ってくれます。
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6)33歳で転職した人達の、様々なケースでの体験談事例を参考にしよう
ここからは、実際に33歳で転職した人達の体験談事例を紹介していきます。
あなたと近しい環境・状況での体験談もあるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。
33歳、今後のキャリアを考えて転職したケース
33歳の転職体験談① システムエンジニアからITコンサルタントに転職! のぶたさん 東京

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | システム・インテグレーション | ITソリューション |
職種 | システムエンジニア | ITコンサルンタント |
従業員規模 | 10,000~20,000名 | 1,000~1,500名 |
年収 | 500~600万円 | 600~800万円 |
31歳の私は、都内のIT企業でシステムエンジニアとして働いていました。
クライアントの要望を叶えるシステムを導入するため、幅広い業務に関わる仕事に充実感がありましたし、自分でタイムマネジメントができたので、ストレスを感じることもありませんでした。
しかし、そのまま経験を積めば、先輩たちと同じようにプロジェクトリーダーを任させることになるとわかっていました。
そうなれば、さらにやりやすい環境はつくれても、自社製品をカスタマイズして導入することのくり返しにやりがいを感じられるかどうか、疑問に思うようになったのです。
それをきっかけに熟考を重ね、私は次のステージに向かいたいという気持ちは固まったのですが、本当に転職すべきかどうかの判断がつかず、キャリアプランの再構築には時間がかかりました。
それで辿り着いたのが、自分の強みであるITの知識とスキルを生かして、経験を積んでキャリアの幅を広げられそうな「ITコンサルタント」を目指すことにしたのです。
転職エージェントの尽力もあって、ITコンサルティングを行っている会社に転職できました。
キャリアの棚卸しを行い、自分が本当にやりたいことは何かに気づいたことで、満足のいく転職ができたと思います。
私の転職体験談:システムエンジニアのプロジェクトリーダーの道を捨て、ITコンサルタントに転職!
自分が歩みたい未来を明確に描くことで転職を成功
システムエンジニアからITコンサルタントに転職したのぶたさんは、「これが自分がやりたかったことだった」と実感したといいます。
要件が決まった後でクライアントに依頼されるシステムエンジニアとは違い、ITコンサルタントは構想段階から関わることができます。
市場や社内の環境を踏まえた提案を行ったり、クライアントのニーズは考慮しながらも、一歩進んだ提案をするなど仕事の幅も広がり、人との出会いを通して多様な価値観を知り、日々勉強だと感じているのぶたさん。
それが実現できたのは、自分のキャリアを踏まえて、何がやりたいかが明確に決まっていたからです。
33歳の転職で、見習いたい事例の一つといえるでしょう。
33歳の転職体験談② 「もっと未来を【選べる】人生」にしていくこと。 ゆうたながさん 東京

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 医療系人材紹介 | 人材紹介 |
職種 | 営業 | 営業 |
従業員規模 | 301~500名 | 5,001名以上 |
年収 | 500万~550万 | 650万~700万 |
3度目の転職活動を始めたとき、私と妻は31歳、6歳と4歳の子どもがいました。
仕事自体にはやりがいを感じていたものの、勤務先は親会社からの出向者が多く、優秀でない人が戻れずにポジションを独占していたり、仕事に慣れてルーティン化してきたり、将来の待遇面で大きな夢を描けない現実が重なり、徐々に転職の意思が固まっていったのです。
とはいえ、家族がいての転職ですから、待遇を落とすことはできません。
そこで、自分のキャリアを生かした転職をするために、2つの転職エージェントに登録。応募を始めました。
転職活動で苦労したのは、面接時間をつくることです。仕事を続けながらの活動だったので、結局4社しか受けられず、内定をいただいた現在の会社に決めました。
振り返ると、もっとたくさんの企業を受ければよかったと思います。
きちんと比較検討をしたうえで、自分に本当に合う職場かどうかを考えたかったからです。
だからこそ現在の目標は、「自分のキャリアをもっと『選べる』未来にしていくこと」です。
これからもさまざまな出会いのなかでいろいろな価値観に触れ、ワークライフバランスのとれた生き方をしていけたらと考えています。
私の転職体験談:人材紹介会社で10年働いて、今思うことは「もっと未来を【選べる】人生」にしていくこと。
「何が改善されれば転職成功か」を明確にする
前職と同じ人材紹介業で、ハイクラス転職を実現したゆうたながさんの転職体験記を紹介しました。
新卒で入社した不動産会社はリーマンショックの影響でリストラ、2社目の外資系保険会社では成果を上げられず5カ月で退社。
3社目の医療系人材紹介の会社でようやく成果をあげたものの、福岡から東京に転勤したことをきっかけに、このままでよいのかと自問自答をくり返すようになったといいます。
在職中の転職活動だったため、時間は限られていましたが、組織のトップのビジョンや方向性、組織づくりに共感できた会社に入社を決めます。
しかし、考えを深めることなく転職活動を終わらせてしまったという気持ちがぬぐえないといいます。
この経験をムダにせず、いずれ戻る予定の田舎で、一つではなく、パラレルキャリアを目指す予定だそうです。
不満はないけれど、満足ともいいきれない転職をしないために、選択肢を多く持つ重要性に気づかせてくれるエピソードでした。
33歳で、やむを得ず転職したケース
33歳の転職体験談③ 「暗くて長いトンネルを潜り抜けるような日々」 まさみさん 福岡県

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 建設会社 | 法律事務所 |
職種 | 一般事務・総務関係 | 一般事務(法律事務) |
従業員規模 | 100人前後 | 5人 |
年収 | 300万円 | 270万 |
建設会社の事務職員として勤務していた私は、社員を裏で支える仕事にやりがいを感じていました。
しかし、会社の業績不振の影響で、突然リストラの宣告を受けたのです。
その直前に、社員の給与が下がるという噂は耳にしていて、総務部に通達があったことを教えてもらいました。
数十人規模の社員がリストラ対象として上司と面談していましたが、自分の身に及ぶとは想像もしておらず、「自分を完全に否定された」という気持ちだけが残りました。
精神的なショックも大きく、在職中もリストラ後も、何もする気にならない日々が続いたのです。
転職活動を始めようと思えたのは、友人の言葉がきっかけです。
何もできずにふさぎこんでいる私に対し、「リストラされてさらに腐っていたままでは、人生がもったいないのでは?」といわれ、「このまま人生を終わらせたくない」と強く思ったのです。
その後は、リストラされた会社よりよいところに就職することを目標に、ハローワークや転職サービスなど、ありとあらゆるものに登録・活用し、4カ月後に再就職を果たすことができました。
現職もよいことばかりではありませんが、自分が努力することで悩みが軽くなってきたので、今後もがんばっていこうと思っています。
私の転職体験談:退職勧告を受け、そして転職活動──「暗くて長いトンネルを潜り抜けるような日々」
「前よりもいい会社に」リストラ後も前向きな活動が大切
前職でリストラにあい、辛く落ち込む日々を経て転職を果たした、まさみさんの体験談でした。
リストラ後の転職活動は、自分に自信を持つことができず、モチベーションが低い状態で取り組みがちです。
そのため、希望にあった求人を見つけて応募しても、「前職で否定された自分には無理なのではないか」という自信喪失状態に陥り、それが応募書類や面接時の受け答えに顕れてしまうケースも少なくありません。
しかし、まさみさんは友人のひと言で、暗いトンネルを抜け出します。
そして、前職よりよい会社に転職するという目標を達成したのです。
現在のまさみさんは、「長い人生を考えれば、リストラも悪いようでよい経験だったのかもしれないと思えるようになった」といいます。
リストラという事実にとらわれるのではなく、それをステップに前向きに転職活動を行えば、事態を好転させてくれることもあると、教えてくれるエピソードでした。
33歳の転職体験談④ リストラ後も、前職(人材紹介会社)での経験を活かして ぶたさん 東京都

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 人材紹介会社 | 大手鉄鋼メーカー子会社 |
職種 | 法人営業 | 資材調達・購買 |
従業員規模 | 600名 | 1000名 |
年収 | 400万~450万 | 350万~400万 |
新卒で入社した人材紹介会社は当時活況で、目が回るほど忙しい毎日を過ごしていました。
昼は新規のテレアポとりと企業訪問、夕方に会社に戻って残務整理と、帰宅が21時を過ぎるのは当たり前。
それでも、さまざまな企業の人事担当者から話を伺い、登録されている単色希望者との間に入りながら折衝を行うという仕事を通して、1年でサラリーマンとして成長することができたと思います。
しかし、2008年9月にリーマンショックが起こり、状況が一変。クライアントが採用活動を中止したことで、会社の業績がみるみる悪化し、私も退職勧告を受けました。
入社してわずか1年でのリストラだったうえ、転職市場も冷え込んでいる状況でしたが、商材が求職中の他人から自分に変わっただけで、営業はこれまでの仕事と同じだと考えたからです。
職種は前職のスキルを生かせる営業に絞り、業界を人材紹介からメーカーに変更。人材紹介会社で培ったノウハウを駆使しながら、転職サービスを利用して50社ほど応募しました。
ですが、面接に進めたのは約20社で、手ごたえを感じても最終まで残れたのは数社だけでした。
企業側としては、即戦力を採用したかった結果だと思います。
その後、中堅製薬メーカーのMR職と、大手鉄鋼メーカーの総合職の内定をいただき、安定性を重視して後者を選択しました。
この経験を通して学んだのは、いざとなれば会社は非常であること。そして、短期間でも仕事で得たスキルは、転職活動を切り開く武器になることの2つです。
私の転職体験記:リストラ後も、前職(人材紹介会社)での経験を活かして
前職のスキルを何に活かせるか、しっかりと吟味する
「スキルを得るためには、目の前の仕事に一生懸命取り組むことが大事だ」という言葉が印象的なぶたさんは、新卒入社し1年でリストラという憂き目にあいます。
しかし、入社してからずっと、クライアントである企業と求職者の間に入り、がむしゃらに仕事をしていたことで、営業のスキルが磨かれたことが功を奏しました。
前職で得た「相手の懐に入り込む」「役員や人事の採用基準を見極める」「面接で相手が納得するストーリーづくり」「自己アピールを聞いてもらうための方法」など、得たノウハウを駆使して、前向きに転職活動に取り組んだのです。
内定が出るまでの道のりは決して楽なものではありませんでしたが、腰を落ち着けて働けそうな会社への転職が決まります。
真面目に仕事に取り組んで身につけたスキルがあれば、それを通して武器に転職活動で戦えることを教えてくれる体験談でした。
33歳で起業したケース
33歳の転職体験談⑤ 「起業したい!」自分で障害福祉サービスを立ち上げて 第一さん 北海道

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 職業指導員 | 合同会社 代表 |
職種 | 障害福祉サービス | 障害福祉サービス |
従業員規模 | 5名程度 | 4名 |
年収 | 230万 | 400万円 |
障害福祉サービスの会社で5年間、職業指導員として働いていました。
障害を持っている人の就労支援を行っていましたが、周囲に対する関心は低く、誰に対しても当たり障りのない対応をするだけで、やりがいを感じることもありませんでした。
職場で特定の同僚との関係が悪いうえ、上司は仕事を部下に丸投げという環境では自分が成長することがなく、次第に支援されている方に申し訳ないと考えるようになったのです。
そんな閉塞感を抱えていたとき、ネットサーフィンをしていて「起業」という言葉が目についたのです。
当時は別な会社への転職を検討していましたが、起業した方が人生が充実するのではないかと思い、何をすべきかを調べることから始めました。
起業や福祉サービスの許認可の取得、開業資金の準備などを調べ、知り合いに行政書士の方を紹介してもらい、準備に入りました。
その後も、スタッフや利用者さんの募集、物件探し、内装、設備の搬入に奔走し、無事に開業することができたのです。
今後は利用者さんが就労まで進めるようサービスの充実を図りながら、収益を上げ、事業所数を増やしていけるよう、がんばっていきたいと思います。
私の転職体験談:「起業したい!」自分で障害福祉サービスを立ち上げて
起業では、必要な知識と頼れる人脈の確保が不可欠
会社員から自分で起業した、第一さんの体験談でした。
ネットで情報収集し、やるべきことがわかっても、それを一人でやりきるのは大変なことです。
そんなときに第一さんを助けてくれたのは、周囲の人たちでした。
起業や福祉サービスの許認可を担当する行政書士、物件を探してくれた不動産屋の方などを、知り合いに紹介してもらえたことは、大きな力になったはずです。
起業するためには、知識や人脈が不可欠です。
第一さんは会社員時代に意識してそれらを確保したわけではありませんが、周囲の方々の協力があって、現実の問題を一つひとつクリアしていきました。
とはいえ、起業後に知識不足を感じたこともあったようです。
いきなり起業するのではなく、段階的に必要なものを確保しながら準備する大切さを教えてくれるエピソードだったといえるでしょう。
まとめ)33歳の転職は、入念な情報収集と明確なキャリアプランが実を結ぶ!

ここまでの内容を振り返ってみましょう。
33歳の転職の転職を成功させるポイント
- 希望条件には優先順位をつける
- 企業研究・業界研究は入念に
- 転職エージェントのサービスを活用しよう
33歳で転職活動を始めるきっかけは様々でも、応募する企業が求めることは同じです。
それは、入社後に即戦力として活躍できるスキルやキャリアがあるかどうかです。
さらに、自社に貢献してくれると感じられるやる気・ポテンシャルも加味してもらえる最後のタイミングと言えるでしょう。
転職市場での自分の年齢と、企業から求められるものについて理解し、きちんと情報収集とキャリアプランの構築をすること。それが、33歳の転職を成功させるうえで大切なことです。
この記事が、これから転職しようと考えている人の参考になれば幸いです。
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