44歳の転職の判断軸と、転職成功のポイントは?体験談から失敗しない為の注意点を説明
[最終更新日]2022/04/27

現在44歳、もしくはもうすぐ44歳で、「転職しようか迷っている」という方は多いのではないでしょうか。
また、「年齢を重ねるごとに、転職は難しくなってくる」という認識を持たれている方も多いことでしょう。
その印象は実際に間違っているわけではなく、採用する企業側においても、成長の伸びしろのある20代の若手に比べると40代ミドル層の登用はやや後手に回ってしまいがちなのが実情です。
しかし、諦めてしまうのは早いです。近年、40代の転職はめずらしいことではなくなりつつあります。「40代ならでは」の、これまでのキャリアと経験を活かし、新たな活躍の場を見つける人も増えているのです。
とはいえ、40代ともなると家庭を持っている人も多く、教育費や住宅ローンを抱えていたりと、自分の思いひとつで気軽に転職をするわけにもいかないのも事実でしょう。
目次
参考:44歳の転職で、おすすめの転職サービス ランキング
順位 | サービス名 | 評価 | 対応エリア | 拠点 |
---|---|---|---|---|
1位 | doda | コンサル ◎ サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 全国 | 北海道・宮城・東京・横浜・名古屋・名古屋・大阪・岡山・広島・福岡 |
2位 | JACリクルートメント | コンサル 〇 サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 関東・中部・関西・中国地方圏 | 東京・埼玉・横浜・静岡・大阪・京都・神戸・広島 |
3位 | リクルートエージェント | コンサル 〇 サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 全国 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡 |
4位 | パソナキャリア | コンサル ◎ サポート ◎ 求人の質・量 〇 | 全国 | 全都道府県 |
5位 | リクルートダイレクトスカウト | コンサル ◎ サポート △ 求人の質・量 〇 | 全国 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡 |
1)44歳の転職は、自分の意思よりも周囲の環境(家族への要求等)を優先しがち

44歳の転職時に、意識したい「自利利他」の精神
40代の転職活動で意識したいのが「自利利他」の精神です。
冒頭でも申し上げたように、家庭を持つ40代の場合、20代の若手のように、自身のキャリアアップや待遇面の改善だけを求めての転職活動はできにくくなってきます。
たとえば、カーディーラーで販売を担当しているAさんがいたとします。Aさんは毎月のようにノルマ達成に向けて奔走していますが、Aさんがこんなにも一生懸命に車を売るのはなぜなのでしょう。
それには以下のような理由があったとします。
- ノルマ未達だと上司に叱責されるから
- 好成績をあげて賞与をアップさせたいから
- 家族との幸せな暮らしを維持したいから
- 支店を大きくして同僚と喜び合いたいから
- 売上に貢献して会社を大きくしたいから
- ドライビング体験を通じてお客様に喜んでほしいから
- エコカーの占有率を高めて次世代にきれいな空気を維持したいから
- エコカーへの買い換えを促進して地球環境に貢献したいから
以上の8つ挙げた「働く動機」のうち、下へ行けば行くほど「自分以外の誰かのために」という思いが強くなっており、「自分以外」の対象となる人数も増えていきます。Aさんにとって「家族との暮らしの維持」は、上から3番目の理由になります。
このように、家族のために働く、というのは一見すると責任感ある考えのように思えますが、実際のところは「転職せず無難に現状を維持したい気持ち」を家族の事情にすり替えているだけの可能性もあります。
真の意味で「自利利他」を貫くということは、自分以外の誰かのために働くことを自分事のように熱心にとらえること。「家族がいるせいで転職できない」といった他責意識に陥ってしまわないよう、Aさんのように転職理由を洗い出すなど、注意が必要です。
44歳の転職体験談① 家族を引っ越しさせてまで転職して・・・ ジョージさん 広島

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | 製造メーカー | 製造メーカー |
職種 | 購買課長 | 購買担当 |
従業員規模 | 120人 | 100人 |
年収 | 500万円 | 500万円 |
新しい職場への期待や思惑は、すべてが真逆だった・・・
それが、転職後しばらく経ってから私が抱いた感想でした。「課長」というポジションは肩書きだけで、私は何の権限もない一介の平社員でした。
仕事も完全なデスクワークで、購入する品物の伝票処理で一日の大半をすごしました。実際の品物に触れることも見ることもなく、現場の担当者とのやり取りもメールか電話のやり取りで、顔を会わせることもありませんでした。
さらに現場が24時間365日稼働している職場だったので、夜間や休日に直接取引先に注文することも頻繁にあって、当然ながら私も処理に追われることになりました。
そんな緊急対応での購買は、えてしてかなり高い価格を提示されるものです。そして、その値引き交渉を行うのが私の役目でした。
上司から何度も「もっと値下げしろ」とダメだしを食らいながら、また取引先に嫌な顔をされることもしょっちゅうでした。
転職は、周りの為のものでもあり、自分の為でもある
管理職採用でありながら契約社員で、面接は喫茶店で話しただけ。ちょっと怪しい感じのする話ですが、経営状態の悪化から倒産もあり得たという状況で、ジョージさんも精神的に追い詰められていたのでしょう。提示された年収や肩書きに惹かれ転職を決めてしまいます。
ところが、働き始めてみると想定していた条件からはかけ離れた職場の実態が待っていました。
このケースのように引っ越しを伴う転職ですと、家族の暮らしにも大きく影響を与えてしまいます。収入は家族との暮らしを維持していくために大切な条件であることに間違いはありませんが、その職場で働き続けていくことを考えると、職場の様子が分からないまま転職を決めてしまうのはリスクが高いように思います。
転職にあたって家族や周りの為を考えるのも大切ですが、何より自分の為であることも忘れてはいけません。「働き続けていけそうな環境か」「仕事にやりがいは感じられそうか」そんな視点も持っておくと良いでしょう。
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2)44歳の転職で、「未経験分野への転職」を余儀なくされた場合は
44歳の転職で意識したい、「グロース・マインドセット」

44歳のビジネスパーソンは、社会人経験がすでに20年を超える人がほとんどです。これまで積み上げてきたキャリアや人脈を手放して未経験分野へと転職するのは、かなりの勇気が要るはずです。
「またゼロから人脈を築いていかないと…!」「年下の上司や同僚に仕事を教わるのかぁ…」といった不安や恐怖心が、転職を踏み留まらせる原因になることもあるかもしれません。
しかし、状況によっては未経験分野への転職を余儀なくされる場合もあり、そうすると、新天地で成長していくほか選択肢はありません。新たな分野で失敗を恐れず、学ぶことを楽しんで成長していくためには「他人からの評価より自分の成長」という意識(グロース・マインドセット)を持つことです。
44歳というタイミングであっても、未経験分野への転職は可能ですし、転職後に活躍していくことも十分可能です。実際に未経験分野へ飛び込んだ2人の方の体験談から、グロース・マインドセットが成功に結びついた実例を見ていきましょう。
グロースマインドセットの育て方
グロースマインドセットの思考にしていく為には、まずはそれを「意識」することです。
常に「グロースマインドセットであろう」という意識を持ち続けること──これだけで人はグロースマインドセットに寄っていくと言われています。
「グロースマインドセットのイメージが持ちにくい」という方は、以下の3つのポイントを意識してみてください。

- 「自分は自分」他人と比較しない
- 「結果はしょせん、過去のもの」結果よりも、現在の行動を大切にする
- 「成功が必ずしもゴールではない」成功よりも、成長を目指す。
グロースマインドセットの言葉の「グロース(成長)」にあるように、大切なのは「成長すること」への意識です。
そして、人は本来「成長したい」という欲求を持っているものです。
「他者からの評価の目」や「失敗への恐れ」が、その自然な欲求を抑制する要因になっていないかを振り返りながら、「自分はこれから先、どんな成長をしていきたいか」に目を向けていくことによって、自然とグロースマインドセットは育まれていきます。
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44歳の転職体験談② アルバイトから正社員、そして管理職に きょうこさん 愛知県

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | ライター | 会社員 |
職種 | 健康食品販売会社 | 電器計量機械メーカー |
従業員規模 | 12人 | 50人 |
年収 | 180万円 | 400万円 |
アルバイトのライターから正社員で管理職という、真逆の仕事に移ったわけですが、不思議と今の仕事は私の性格に合っているんですよね。
実力がすべてなので、上司も部下も関係なく、上を目指すことができます。
自分が学びたいこと・やりたいことは、自分の頑張り次第で実現できます。ただその分、人間関係もドライで、それは寂しいですね。
人の入れ替わりもかなり早いです。別の会社に引き抜かれて転職していく人も多いです。
私も同じ立場になった時に、どういう選択をすればいいのか、結構悩みます。
ただ、転職活動自体にはとても満足しています。
給与はアルバイトに比べてぐんと上がりましたし、正社員は何かと安心します。
良い環境で働けていると思います。次に取り組んでみたいのは、管理職としてもっとマネジメント力を磨いていくことですね。
そのために身につけなければいけない素養はたくさんあると思います。
変化を恐れない心が「真の安定」を実現する
アルバイトのライターから外資系企業の管理職へと転身したきょうこさん。新しい職場は「実力主義」とのことですので、転職後も努力を続けて信頼を得ることに成功した良い事例と言えるでしょう。
異業種や未経験職種への転職経験者は、変化に対応することでかかる負荷がある程度想像することができます。「簡単なことではないけれど、できないことではない」という感覚が、変化を恐れない心を形成していきます。実際、きょうこさんからは「これから身につけていきたいこと」「今後また転職するとしたら」といった、将来への展望(=キャリアプラン)を見据えて働いている様子が窺えます。
社会の変化は著しく、業界や企業がこの先もずっと同じ状況で続いていくとは限りません。変化を恐れない心を持つことが、逆説的に真の安定を実現するのです。そのようなグロース・マインドセットへとシフトしていくことで、これからの働き方に対応したビジネスパーソンになっていくことも可能になるでしょう。
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44歳の転職体験談③ カスタマーサービスから未経験で保険営業に転職 moyoさん 東京都

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | ITサービス | 保険代理店 |
職種 | カスタマーサービス | 営業 |
従業員規模 | 約120名 | 約20名 |
年収 | 非公開 | 非公開 |
今回の転職を通じて学んだことは、「仕事と忍耐について」です。
仕事に忍耐はつきものですが、前向きな、生産的な忍耐はいいとして、ストレスで体を壊してしまうほどの忍耐はもはや意味のないものだと感じています。
終身雇用の時代は終わりつつあるとはいえ、世界的にみると、日本人は転職することにあまり積極的でない国民性です。
努力や忍耐が美徳とされているので、どうしてもコロコロ職を変わったりするとマイナスイメージとして捉えがちです。自分自身も今回の転職を決断するまでは、色んな葛藤もあってなかなか決断ができませんでした。
転職事情は人によって様々ですが、転職することで新たな自分の可能性に気づいたり、環境が変わるだけで全てが好転するケースもあります。そういった可能性を見失わないことも、とても大切だと思います。
「石の上にも三年」は忍耐orリスク?
「子どもが小さいうちは転職を控えたほうがいいのでは?」という考えを持つ人は少なくないはずです。体験談中にもあるように、転職に対して「職を変えるのは良くないこと」という引け目のようなものがあると、なおさら転職したいという気持ちにブレーキをかけてしまいがちです。
「石の上にも三年」ということわざがありますが、辛抱して続けることがリスクになる場合もあります。moyoさんの事例のように、心身を磨り減らすような環境で働き続けていると、転職するモチベーションまで奪われてしまい、結果的に身動きの取れない膠着状態に陥ってしまう恐れもあります。
44歳というタイミングでの転職にはたしかにリスクが伴いますが、「続けることにもリスクは生じている」ことも忘れてはいけません。
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3)44歳の転職で、「ステップアップ」としての転職を目指す際は

44歳の転職活動では、「これまでのキャリアを活かしてステップアップしたい」といった前向きな理由で転職を決意するケースもあるはずです。
44歳の中途採用者に企業が期待することの1つに、マネジメントスキルがあります。若手の優秀な人材をマネージャーに登用するよりも、状況次第ではマネジメント経験のある40代を起用する方が得策な場合もあるためです。
たとえば若手マネージャーの場合、「自分ができている=部下も当然できてしかるべき」という思い込みから、ややきつく部下に当たってしまうなど、部下を追い詰めてしまう可能性もあります。そのため、ミドル層以上の中途採用者をマネージャーに登用するというケースは決して少なくありません。
管理職採用は企業にとっても大きな賭けであり、人材募集の背景には複雑な事情が絡んでいることも考えられます。中には内定はほぼ確実と思われた選考で不採用となることもあり得るでしょう。転職活動時には気持ちに余裕を持つことを忘れずに取り組むことが大切です。
自身の想いも大切にしつつ、家族への配慮もしっかりと
ステップアップを志向する転職において、もう1つ忘れてはならないことがあります。それは「重要なポジションを任される=そのぶん負荷も増す」ということ。
転職直後は、どの職場でも仕事に慣れたり人間関係を構築したりするために一定以上の負荷がかかるのはやむを得ません。ですので、少し背伸びをして転職に踏み切ったりすれば、その負荷はより大きなものになっていきます。
また、転勤や単身赴任、宿泊を伴う出張の頻度など、家族との生活に影響を与えやすい条件については、家族にもきちんと説明して了解を得ておくことは非常に重要です。自分の想いを重視するあまり、家族への配慮を欠くことがないよう注意しましょう。
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44歳の転職体験談④ ソーシャルゲーム事業から「次のステージ」を目指して投資会社へ アールさん 東京都

転職前 | 転職後 | |
---|---|---|
職業 | ソーシャルゲーム開発・運用 | 投資会社 |
職種 | 新規事業開発 | 投資コンサルタント |
従業員規模 | 約1000人 | 約150人 |
年収 | 1300万円 | 1300万円 |
妻に2度目の転職希望を伝えると、
「たった3年で、また転職するの?
・・・部長ポジションでで、年収も前の会社より増えているのに。
── 一体、何が不満なの。」と言われてしまいました(予想はしていましたが)。
私のイメージするキャリアプランについて、根気強く妻に説明と、そして説得しました。──3か月くらいかかりました。
そして、「家族を路頭に迷わせることは絶対にしない」という条件つきで、やっと納得してもらえました。時間はかかりましたが、最終的に妻から理解を得られたのは嬉しかったですね。
ステップアップ志向の転職時こそ、パートナーの話し合いが重要
ステップアップのための転職は、転職する本人にとっては「メリットのほうが大きい」もの。しかし、パートナーである妻や夫、そして家族にとっては、生活に関わる決断であり、転職したことで状況が悪化することは避けて欲しいと考えるのも自然なことのように思えます。
転職市場では「嫁ブロック」という言葉もありますが、パートナーは生計だけでなく、あなたの健康面など、さまざまなことを考慮して心配しているはずです。
ステップアップを志向する一方で、身近な人への配慮を忘れることなく、しっかりと話し合いの時間を取ることも非常に重要です。アールさんの体験談にもあるように、パートナーに快く了解を得ることができれば、背中を押してもらえる可能性もあるのです。
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4)44歳の転職で、お薦めの転職サービス ランキングTOP5

44歳の転職は、すでに転職先を紹介されているなどのケースを除いて、転職エージェントを活用することを強くお薦めします。40代の人材を求めている企業の中には重要なポジションやベテラン社員の欠員補充といった事情で採用活動を行っているところもあるため、転職エージェントを通じてしかアクセスできない非公開求人の場合も多いからです。
なお、転職エージェントにはそれぞれ強み・弱みがあるため、複数の転職エージェントに登録するのがお薦めです。キャリアアドバイザーとの面談を複数社で行うことで異なる視点からアドバイスをもらうことができ、視野が広がるというメリットもあります。
順位 | サービス名 | 評価 | 対応エリア | 拠点 |
---|---|---|---|---|
1位 | doda | コンサル ◎ サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 全国 | 北海道・宮城・東京・横浜・名古屋・名古屋・大阪・岡山・広島・福岡 |
2位 | JACリクルートメント | コンサル 〇 サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 関東・中部・関西・中国地方圏 | 東京・埼玉・横浜・静岡・大阪・京都・神戸・広島 |
3位 | リクルートエージェント | コンサル 〇 サポート ◎ 求人の質・量 ◎ | 全国 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡 |
4位 | パソナキャリア | コンサル ◎ サポート ◎ 求人の質・量 〇 | 全国 | 全都道府県 |
5位 | リクルートダイレクトスカウト | コンサル ◎ サポート △ 求人の質・量 〇 | 全国 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡 |
1位 doda ──業種や職種のキャリアチェンジも視野に入れている方におすすめ
- ◎求人数・拠点数共に国内最大級
- 〇組織力が高く、サービス品質も高い
転職を機に業種や職種の異なる仕事にチャレンジしてみたい方は、dodaを活用して転職活動を進めるといいでしょう。
dodaは国内でも随一のレベルと言われる求人数を保有している転職サービスです。転職サイトと転職エージェントが一体型になっているため、まずは転職サイトとして自分で求人を検索してみて、さらに求人のマッチングもして欲しい場合は転職エージェントサービスを利用するといった活用の仕方もできます。
転職エージェントとして活用すれば非公開求人まで含めて紹介してもらうことができますので、さらに選択肢を広げて求人を選ぶことも可能です。
dodaはカバーしている求人の業種・職種の幅が非常に広く、ほぼあらゆる仕事を探すことができるサービスです。
キャリアチェンジを検討している人は、これまでの自身の経験を別の業種・職種でどう活かせるのかをイメージすることから始める必要がありますので、さまざまな求人を幅広く見ておくことが大切です。
dodaを活用することで、これからのキャリアを幅広く検討し、納得度の高い転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。
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2位 JACリクルートメント ──年収UP、キャリアアップを目指している方におすすめ
- ◎エージェントの品質が高い
- 〇ハイキャリア層の転職支援に強い
年収の面で改善を図りたいなど、キャリアアップを目的とした転職を検討している人はJACリクルートメントに登録することをおすすめします。
JACリクルートメントはハイキャリア層向けの転職エージェントとして知られており、サポートの質の高さや好待遇の求人が豊富であるといった点で、ミドル層のビジネスパーソンから高い評価を得ています。
一般的な転職エージェントでも、希望年収を伝えた上で条件に合う求人を紹介してもらうことはできますが、JACリクルートメントの場合は保有している求人がハイキャリア向けのものであるため、待遇の良い企業に絞って探したい人にとっては効率よく求人を選ぶことができるわけです。
経験を積んだビジネスパーソンを求める企業の求人がほとんどですので、対象となる年齢層も30代以降と考えられます。
39歳の転職希望者はJACリクルートメントのターゲットそのものですので、多数の求人を紹介してもらえる可能性もあります。年収アップが希望条件の1つという人は、JACリクルートメントの活用を検討してみるといいでしょう。
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3位 リクルートエージェント ──転職の強力なバックアップが欲しい方におすすめ
- 〇拠点数の多さは国内最大級
- ◎幅広い職種を取り扱っている
- ◎サービス品質に高評価
リクルートエージェントは、求人数、転職成功実績ともに国内No.1を誇る転職エージェントサービスです。
サービスのブランド力も相まって、多くの企業からの信頼も得ており、転職者一人一人へ的確な求人紹介とアドバイスを可能にしています。
40代を迎え、今後のキャリアについて悩まれている転職希望者の方は、ぜひ相談だけでも足を運ぶ価値はじゅうぶんにあるでしょう。
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーのサポート品質も非常に高く、応募書類の添削から面接対策、内定後の条件交渉まで転職活動をトータルにサポートしてくれます。
実績あるエージェントのサポートが欲しい方は、リクルートエージェントのサービスがおすすめです!
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4位 パソナキャリア ──転職が初めてor久しぶりの転職という方におすすめ
- ◎拠点数は断トツ
- ◎利用者からのサービス満足度が高い
- ◎職種の幅が広い
パソナキャリアは転職エージェントにはめずらしく、全国の都道府県に営業本部を置いています。
大手の転職サービスであっても、実態は関東圏に求人が集中していたり、全国対応可と謳われていても主要都市のみだったりすることがありますが、パソナキャリアは「全都道府県」に対応可能です。
地方で転職活動をしたい方や、Uターン・Iターン転職をしたい方にとって、パソナキャリアの拠点の多さは心強い存在のはずです。
各地に拠点があるということは、地元企業とのつながりを地道に築いているはずですので、自力で転職活動を進めるのに比べて希少な情報を効率よく得られる可能性が高くなります。表に出てこない非公開求人も含めて紹介してもらうことで、いっそう選択肢を広げることもできます。
とくに、知らない土地で転職活動を進めざるを得ないような場合、転職のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを得られるのはありがたいものです。地方で転職活動を進めたい方は、パソナキャリアに登録して相談してみてはいかがでしょうか。
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5位 リクルートダイレクトスカウト ──企業からのスカウトが欲しい方におすすめ
- ◎ハイクラス層向け求人が豊富
- ◎優秀なヘッドハンターが在籍
- 〇サービス品質に高評価
リクルートダイレクトスカウトは「ハイクラス・エグゼクティブ層」を対象とした転職サービスを展開しています。
その特徴は、ヘッドハンターによるスカウトで、事前にヒアリングした経歴や希望条件をもとに、ヘッドハンターが条件に見合う企業をピックアップして紹介してくれる、という仕組みになっています。
在籍するヘッドハンターは、いずれも業界の現状に精通したプロフェッショナルですので、信頼して求人紹介を任せることができます。
また、紹介される求人の多くは、企業の「経営・幹部候補」や「年収800万円以上」といった好案件が多いのも魅力の一つです。
これからの社会人生活に向け、さらなるステップアップを目標にしている方は、ぜひリクルートダイレクトスカウトのサービスを活用されてみてはいかがでしょうか。
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目指す業種・職種が定まっている人は「特化型」エージェントの非公開求人もチェックしよう

ITエンジニアや管理業務、マスコミや介護など、これまで培った専門スキルを活かしての転職を検討している人は、「特化型」の転職エージェントがおすすめです。
特化型の転職エージェント利用いちばんのメリットは、担当となるキャリアアドバイザーがその分野の業界情報やトレンドに詳しいということです。
40代で一定の知識・経験を培いつつ今後もキャリアを積み上げる為にどのような知識やスキルの開発が必要かであったり、応募する企業でどのような知識・スキルが求められるかについて、具体的なアドバイスを貰いやすいでしょう。
各分野のおすすめ特化型転職エージェント
分野 | サービス名 | 特徴 |
---|---|---|
IT・Web | ![]() マイナビITエージェント | ■ITエンジニア実務経験者におすすめ
|
![]() ワークポート | ■ITエンジニア未経験者~実務経験者全般におすすめ
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![]() レバテックキャリア | ■ITエンジニア実務経験者におすすめ
| |
マスコミ | ![]() マスメディアン | ■テレビ・書籍・Web等のメディア系事業を目指す転職者におすすめ
|
アパレル | ![]() クリーデンス | ■アパレル・ファッション業界を目指す転職者におすすめ
|
管理業務 | ![]() MS-Japan | ■管理部門(経理・財務・人事・総務・法務等)の転職におすすめ
|
外資系 | ![]() ロバート・ウォルターズ | ■外資系企業・日経グローバル企業の転職におすすめ
|
製造系エンジニア | ![]() メイテックネクスト | ■製造系エンジニアへの転職を目指す人におすすめ
|
介護 | ![]() きらケア | ■介護・福祉分野への転職を目指す人におすすめ
|
まとめ 44歳の転職は「攻めと守り」のバランス感覚が重要
さて、ここまでの内容をざっとまとめてみましょう。
44歳の転職をする際のポイント
- 自分のため・他の人のため、のどちらかに偏らない自利利他の視点を持つこと
- これまでのキャリアを活かしつつ、今後の成長も見越したグロース・マインドセットを持つこと。
- 転職するリスクと現職に留まるリスクを天秤にかけ、注意深く見極めること
- 自分の想い1つで動くのではなく、家族にきちんと説明するなどの配慮を欠かさないこと
44歳の転職は、20代の若手のように「攻め」をメインで動くことがためらわれる場面も多々あります。攻めだけなく「守り」の部分も固め、どちらかに偏らないよう留意するバランス感覚が求められてくるでしょう。
ただし、転職に対して慎重になるあまり、決断をずるずると先延ばしにするのは好ましくありません。「自分はいま転職すべきタイミングなのかどうか」判断に迷うようであれば、転職エージェントに早めに相談するなどして客観的なアドバイスを求めることをお薦めします。
皆様の転職活動の成功を願っています。
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