「営業辞めたい…」辞めるべきかの判断ポイントと営業職から別職種に転職する際の考え方
[最終更新日]2023/09/18

大手企業にはさまざまなセクションがあり、女性でも総合職で入社すれば営業に配属になる可能性があります。
新入社員時代は、配属された営業部で頑張ろうと意気込んでいても、向き・不向きが明確な職種なので、中には「うまくいかない」「営業を辞めたい」と感じている方もいるでしょう。
この記事を読んでわかること
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目次
1)営業を辞めたくなったときの対策
営業職を辞めたいと思う理由の多くに、「ノルマへのプレッシャー」や「営業成績だけで評価される」「目標達成ができない」など、自分の成績が思うように上がらないことに対する不満が多いようです。
ですが、これらの理由の場合は対策を実践することで、退職を回避できる可能性もあります。
そこで、営業職を辞めたくなったときの対策を、いくつかご紹介します。
「どうしたらうまくいくのか」を考えてみる

まず、営業職で思うように仕事の成果が出ないと悩んでいるなら、「どうしたらうまくいくのか」について、考えてみましょう。
営業がうまくいかない理由も、
- 人見知りで、取引先の担当者と会うと緊張してしまう
- 営業目標が達成できると思えない
- 自分の営業トークに自信が持てない
など、人によって様々です。
「営業がうまくいかない理由」を、たとえば紙に書き出してみましょう。
仮に「人見知りで取引先の担当者に会うと緊張してしまう」という理由なら、何度も訪問するうちに慣れてくるでしょうし、人間関係ができれば必要な商談だけでなく、雑談もできるようになるものです。
書き出した原因に基づき、どう対処できるのかを考えて書き加えることで、どうしたらうまくいくかが見えてくるはずです。
できる人の「良い部分」を真似てみる

営業スタイルは人それぞれですが、自分のやり方では結果が出ていないとしたら、次のような方法があります。
それは、職場で「できる営業職の人」を真似してみること。
営業職に求められる大きな要素の一つに、相手の心を掴む「営業トーク力」があります。
少ない会話の中であっても、相手の求めていることを正確に汲み取り、それを提示してあげるということが、「できる営業」のイメージかと思います。
あなたの職場の中に「この人のトーク力はすごいなぁ」と思う人はいませんか?
もしいれば、その人のトークを真似して、業務に取り入れてみましょう。
それでうまくいくことも(もちろん変わらない場合も)あるため、手軽にできるこの方法はとてもおすすめです。
真似続けていくうちにアドリブもきくようになり、自分なりの営業トークを手に入れることができます。
「営業がつらい」と正直に相談してみる

営業成績がふるわないときや、自分の仕事ぶりを上司に叱責されたとき、ふと仕事が辛いと思うのは仕方がないことです。
しかし、その気持ちを一人で抱えていても、何も解決しませんし、自分を追い詰め、どんどん袋小路にはまっていってしまいかねません。
そんなときには、信頼できる先輩や同僚に「営業が辛い」という気持ちを正直に話してみましょう。
特に同期の営業職なら相談のハードルも下がると思います。相手も同じ気持ちを抱えていれば、その悩みや苦しみを共有できるだけで楽になれることもあります。
また、少し話しづらかったとしても先輩や上司であれば、有益なアドバイスをもらうこともできるかもしれません。
一人で抱えこまずに、正直に本音を話す機会を設けてみましょう。
2)営業を辞めた方がいいケース/続けた方がいいケース
営業職の人が仕事を辞めたいと思ったとき、辞めて転職した方がよいケースもあれば、反対にそのまま続けた方がいいケースもあります。
自分の状況が、そのどちらに分類されるのか分からないという方もいることでしょう。
そこで、辞めた方がよいケースと続けた方がよいケースを、具体例をあげて紹介したいと思います。
営業を辞めた方がいいケース

営業を辞めた方がよいケースには、
- ノルマがプレッシャーで大きなストレスになっている
- 営業成績の悪さが原因で落ち込んだ気分が続く
- 営業職に向いてないという自覚がある
- 仕事のストレスで心身が不調である
- うつ病を発生した
などが挙げられます。
営業職は、成績次第では上司に叱責されたり、トラブルが起これば取引先に頭を下げることもある仕事です。
さらに、仕事の結果が数字として見えやすいこともあり、ストレスにさらされる機会も多いのです。
そのため、気分が落ち込んでしまったり、それが元となって心身のの不調となって表れることも多いのです。
たとえば胃痛や腹痛のほか、自律神経失調症、不眠症など、ストレスが原因で病気になり、入院や休職を余儀なくされるケースもあります。
さらに悪化すると、うつ病を発症する可能性も高いので注意が必要です。
こうした状況の場合、その職場あるいは営業職から離れることでしか解決しえない問題と言えます。
営業を続けた方がいいケース

営業職を辞めたい理由が、ノルマや達成率でないケースもあります。
具体的には、
- 残業が多く、拘束時間が長い
- 取引先の担当者と相性が悪い
- 職場の人間関係がうまくいかない
- 売っている商品に自信がない
などです。
その場合は、営業職を辞めるのではなく、部署異動や他社への転職によって解決できる可能性があります。
営業職は取引先の都合に左右されるため、早出や残業、休日出勤を余儀なくされるケースが多いことは否定しません。
ですが、会社によってはノー残業デーを設けていたり、休日出勤を禁止しているところもあります。
また、取引先の担当者との相性が悪い場合、社内で担当変更を申し出ることもできます。
職場の人間関係が悪いあるいは商品に自信がもてない場合は、部署を移動したり、思い切って違う会社に転職するのも一つの方法です。
この場合は、営業職を辞めるより、環境を変えてみることをおすすめします。
3)転職する?しない?を決断する3つのポイント
営業職として働いているけれど、将来を考えて、異業種へ転職した方がよいのではないかと考える人も少なくないはずです。
特に20代の場合、まだ先の長い社会人人生、将来のキャリアプランを再構築したうえで、転職した方がよいか否かを決断することは大切です。
そこで、営業職を辞めたいと思っている人が、転職を決断するうえで考えてほしいポイントをご紹介します。
その1 同じ「営業職」でも、会社によって内容に違いがある

営業職と一口に言っても、業界や会社によってその形態も異なります。
たとえば、法人間の取り引きであるBtoBと、モノやサービスを一般消費者に販売するBtoCでは、ノルマのかかり方は違います。
BtoCの営業職の場合ですと、新規の飛び込み営業やテレアポ、訪問営業などを行うことが多く、それがストレスになる人は少なくありません。
ですがBtoBがメインのルート営業の場合、ノルマはありつつも、クライアント別に提案を行うなどのスタイルが多いので、それほどプレッシャーを感じない人もいます。
また、営業ノルマの達成を個人の能力に委ねる会社と、目標達成のために上司や部署がサポートしてくれる会社では、働き心地に自ずと差が生まれます。
この場合は営業職を辞めるのではなく、転職をして職場環境を変えることで、解決できる可能性が高いです。
他業種の営業職についても知識を持っておこう
営業職は、業種・分野によっても働き方に違いが出やすい職種です。
現在の仕事が向いていないと感じている方も、他の業種ではマッチすることもあるでしょう。
以下に代表的な営業職の業種をまとめました。
他業種の営業職についても知識を持っておいて損はありません。併せて、関心の持てる領域があるかチェックしてみてください。
業界 | 説明 |
---|---|
人材業界 | 仕事を探している人と、人材を募集する企業とをマッチングする事業です。 主な業務は企業の新規開拓や既存顧客への営業、そのほか企業が求める人材像のヒアリングや、求職者のカウンセリングなどを行うコンサルタント業務もあります。 |
広告・メディア業界 | 広告業界は、その名の通り「広告」を取り扱う分野を指します。広告業の営業は、広告を出す「広告主」と広告を掲載する「メディア」との間に立ち、橋渡し的な役割を担います。 メディア業界は、テレビやインターネット、雑誌・新聞などのメディアを通して人々に情報を届ける仕事全般を指します。メディア業の営業は、前述の広告に関わる取引やスポンサーとの交渉等を行います。 |
インターネット業界 | インターネットおよび通信に関わる製品・サービスを取り扱う業界です。インターネット業界の営業では、「広告営業」、「製品・サービス営業(個人向け・法人向け)」といったものがあります。 顧客に製品・サービスの紹介・説明等を行う上でIT・インターネットに関わる知識を求められることも多いです。 |
不動産業界 | 不動産(建物や土地)の取引を行います。不動産営業の主な仕事は「物件の仲介」または「販売」です。 オフィスや施設などの物件の仲介や販売を行う法人向け営業と、住まい物件の仲介・販売を行う個人向け営業とがあります。 |
保険業界 | 生命保険・医療保険・火災・地震保険等の保険商材を取り扱う分野です。 個人向け営業が多いですが、企業に保険を提案する企業向け営業をメインに活動する企業もあります。 |
その2 今現在のキャリアを活かせる職種はあるか

営業職に嫌気が差した時、異業種転職を目指す人も多いことでしょう。
その場合、たとえば営業職からキャリアもノウハウもない、一般事務職に転職するのは簡単なことではありません。
そのため、転職に成功するために、営業職だったキャリアを生かせる職種を目指すことをおすすめします。
たとえば営業事務職であれば、営業での経験やスキルがダイレクトに役に立ちますし、あくまでサポート業務なので、メインの営業職の時ほど、プレッシャーやストレスを感じずに済むはずです。 また、営業職の時に自分が「誰かにサポートしてほしい」と思っていた部分をサポートすることで、周囲の社員が働きやすい環境をつくることができそうです。
また、企画やマーケティングの仕事や、人事などのバックオフィス業務なども、営業経験があるからこそ活かせる仕事です。
異業種転職であっても、営業職で得たスキルを生かせる仕事なら、キャリアアップ転職が見込めます。
営業職の代表的なキャリアアップ分野
- 営業エキスパート
- マーケティング・プランナー
- プロデューサー
- コンサルタント
- 総務・人事
- 管理職(組織マネージャ)
その3 1人で決断が難しい時は、転職エージェントへの相談がおすすめ

転職は人生にとって大きな決断の一つですし、異業種転職を検討している人は、「もし受からなかったら」などの失敗へのリスクで、なかなか前に踏み出せないかもしれません。
そんなときに活用してほしいのが、転職エージェントです。
転職エージェントに登録すると、すぐに活動を始めなければいけないと考える人もいそうですが、そんなことはありません。
転職エージェントに登録してキャリアカウンセリングを受けることで、自分の市場価値を知ることができたり、自分のスキルやキャリアの振り返りを行ういい機会にもなります。
キャリアプランの再構築の過程で、もう一度現職でがんばってみようと、転職活動を踏みとどまる人もいます。
それもこれも、転職エージェントを活用するメリットですので、上手に活用することをおすすめします。
4)営業職経験者におすすめの転職エージェント(タイプ別に紹介)
ここからは、営業色であった方が「転職しよう」とした際におすすめの転職エージェントを、タイプ別に紹介していきます。
- なるべく早く転職したい、積極的に求人提案を受けたいという人
- キャリアアドバイザーにじっくり相談してもらいたい人
- キャリアアップ転職を目指す人、好待遇の求人をチェックしたい人
- 専門スキルを活かしての転職を検討している人
どれか一つのタイプではなく、複数のタイプが当てはまるという人もいるでしょう。
その場合は、それぞれのタイプでおすすめしているサービスを見て、自分にマッチしそうなサービスを2~3ピックアップしてみてください。
なるべく早く転職したい、積極的に求人提案を受けたい人はdoda・リクルートエージェント・ワークポート

「なるべく早く転職したい」、「積極的に求人提案を受けたい」という人はdoda、リクルートエージェント、そしてワークポートのサービス利用がおすすめです。
doda、リクルートエージェントは共に国内最大手の人材紹介会社として、豊富な求人と充実したサービス体制があり、「的確かつスピーディな対応」への評判が高く、職務経歴書などの書類添削や応募企業の情報収集、面接対策についても、これまでの実績に基づいた適切なサポートを行ってくれます。
ワークポートはIT・Web業界への転職支援に強い転職エージェントで、かつキャリアアドバイザーからの積極的な求人提案をしてもらえると評判です。ITエンジニアやWebディレクター・プロデューサーといった職種への転職を希望される30代の方にマッチしやすいでしょう。
ただし、これら大手転職エージェントは若手のキャリアアドバイザーも多く、当然その品質は一定ではありません。
相性の良くないアドバイザーや経験の浅いアドバイザ―が担当になったときにうまくリスクヘッジできるように、複数の転職エージェントに登録しておきサポート品質を比較確認できるようにしておいた方が良いでしょう。
サービス名 | 特徴 |
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![]() doda |
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![]() リクルートエージェント |
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![]() ワークポート |
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キャリアアドバイザーにじっくり相談してもらいたい人はマイナビエージェント・パソナキャリア・JACリクルートメント

転職エージェントでキャリア相談をしたい方、また今回の転職活動に不安を感じている方は、じっくり相談を聴いてもらえる転職エージェントがおすすめになるでしょう。
相談をどれだけ聞いてもらえるかは担当となるキャリアアドバイザーによっても変わってきますが、以下の転職エージェントは「話をよく聞いてもらえた」という評判が多いです。
マイナビエージェントは20代~30代前半の若手社会人向けの転職支援に強く、JACリクルートメントは年収600万円以上のリーダー・管理職層の転職支援に強いです。パソナキャリアは全年齢に満遍なく対応している転職エージェントです。
サービス名 | 特徴 |
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![]() マイナビエージェント |
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![]() パソナキャリア |
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![]() JACリクルートメント |
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キャリアアップ転職を目指す人は、リクルートダイレクトスカウト、ビズリーチ、パソナキャリアハイクラス

今回の転職で、「キャリアアップや年収アップを果たしたい」という方は、ハイクラス向けの転職サービスを利用すべきでしょう。
好待遇の求人はピンポイントのタイミングで募集されることが多く、その殆どが「非公開求人(転職サイト等一般の求人媒体には紹介されない求人)」か、それぞれの転職エージェントのみが持つ「独占求人」です。
よって、ハイクラス向けの転職エージェントは「中長期的に利用する」イメージで、かつ複数登録しておくのがおすすめです。
以下に紹介するのは、転職支援実績の豊富な、ハイクラス向けの転職エージェント(一部ヘッドハンターサービス)です。
サービスの特徴を見て、自分に合いそうと感じたものから登録を検討してみてください。
サービス名 | 特徴 |
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![]() リクルートダイレクトスカウト |
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![]() ビズリーチ |
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![]() doda X |
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![]() パソナキャリア ハイクラス |
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5)なぜ、あなたは営業を辞めたいのか。理由を明確に

営業職は、自分の業績が数値化されるため、プレッシャーのかかる仕事と言えます。
「目標が達成できない」「ノルマがきつい」「達成できなくて上司に厳しく叱られる」「自分は営業に向いていないのでは…?」など、営業の仕事に対してなにがしかのストレスを抱え「辞めたい」と考える方がたくさんいます。
あなたが営業職を辞めて転職を考えているなら、まずはその理由を明確にすることから始めてみましょう。
理由が明確になれば、転職活動の進め方の指針が見えるようになるはずです。
この先の社会人生活を、どのように過ごしていきたいか

転職活動を進めるうえで、「営業職以外の仕事に就ければよい」と考えているだけではうまくいきません。
20代であれば、キャリアチェンジのための転職はそれほど難しくありません。しかし、転職にあたって自分はその後の社会人生活をどのように過ごしていきたいのかを、きちんと考えることが大切です。
それがひいては、自分のキャリアプランを再構築する作業に繋がります。
生きていくうえで生活費を稼ぐことは重要です。そのための仕事に「やりがいを感じたい」、「自分の成長につなげたい」、「キャリアアップできる職種に就きたい」などの目的があるならば、自ずと転職活動の方向性が見えてきます。
目先の自分だけでなく、30代・40代・50代になったときに理想の自分であるために、どんなスキルを磨き、チャレンジしていきたいのかを、じっくり考えてみましょう。
「キャリアプラン」を描いてみよう
今の仕事を辞めたいと思ったときは、いちど「キャリアプラン」を描いておくと良いでしょう。
キャリアプランとは、あなたが将来に望む仕事や働き方を実現するためのプランニング(行動計画)のことをいいます。
その際に、キャリアプランとセットで使われる言葉に「キャリアビジョン」があります。 キャリアビジョンは、あなたが未来に「こういう働き方をしたい」というイメージのことです。
つまり、まず「目標」としてキャリアビジョンを描き、それを実現するためにキャリアプランを立てるということです。
キャリアビジョンとキャリアプランは、以下のように表に落とし込むことによって考えやイメージを整理しやすくなります。
キャリアビジョン、キャリアプランの作成表

キャリアビジョン、キャリアプランの作成表(記入例)
キャリアビジョン (仕事で実現したいこと) |
キャリアプラン (そのためにやるべきこと) |
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1年後 |
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5年後 |
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10年後 |
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「キャリアビジョンのイメージが持てない」という人は、さきに「キャリアの棚卸し」を行っておくことをおすすめします。
以下の記事にキャリアの棚卸しの進め方を紹介しています。興味のある方はあわせてご覧ください。
「とりあえず3年」に縛られすぎないように

学生が新卒で入社する際、大学のゼミ教員や就職課の職員に、「とりあえず3年は続けなさい」とはっぱをかけられることが多いと聞きます。
確かに、その仕事を理解できるようになるためには、少なくとも3年の月日が必要という考えは間違いではないかもしれません。
また、同じ部署で3年働き続けることで、自分自身が成長し視点も変わり、業務の裁量が広がることで解決できる問題も増えてきます。
営業職を辞めたい理由が、自分のスキル不足や努力で変えられるのであれば、我慢して続けてみるのは賢明な判断でしょう。
しかし、明らかに自分には向いていないと感じたり、あるいは仕事によって精神的な苦痛を伴うのならば、かえって心身を病んでしまいます。それでは本末転倒です。
今あなたの抱えている問題の解決策としてどんな方法があるのかを、今一度、冷静に考えてみましょう。
まとめ)「営業を辞めたい」と思ったときは、自分と向き合うことから始めよう

今回は、営業職を辞めたいと考えている人が、次の転職に失敗しないための方法について、お話ししました。
この記事をまとめると、
- 営業を辞めたくなる理由は様々だが、転職だけが解決方法ではない
- 異業種転職を果たすためには、自己分析とキャリアの再構築が不可欠
- 転職でしか解決できないケースもあるので見極めが重要
の3つです。
営業職を辞めたいことだけが理由で転職活動を行っても、望む結果につながるとは限りません。
私自身、広告代理店で制作職から営業職に異動になったときは戸惑いましたし、目標にプレッシャーを感じなかったといえば嘘になります。
ですが、制作の視点で企画提案を行ったことでコンスタントに受注ができるようになり、営業目標を達成したことで意識が変わった経験があります。視点を変えることで、自分の適性を知り、やりがいを感じられる可能性は否定できません。
一方で、営業職に適性がなく、続けることで心身に不調が出ているなら、仕事を辞めるのも決して間違った選択ではありません。
この記事を、営業職を続けるか否かを考えるきっかけにしていただけたら幸いです。