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20代・30代の「ジョブチェンジしたほうが良い?」とキャリアに悩んだときの思考法&解決法!

[最終更新日]2022/09/04

「転職したほうが良い?」「しないほうが良い?」と  悩んだ時の、おすすめ思考法!

社会人になってまだ数年の頃は、「ジョブチェンジしたほうが良いのかな?」と思っても、明確にこれをやりたいといった目標が無い限りはなかなか決心も付きにくいことでしょう。

ですが、ジョブチェンジ(職種や業種を変えること)を伴う転職はできれば20代~30代前半のうちに済ませておきたいもの。その為の判断・決断は早いに越したことはありません。

目次

1)9割以上の社会人が「ジョブチェンジ」について考えている

はじめに、世の中のビジネスパーソンの人達がどれくらいの割合で「ジョブチェンジ」について考えているか、見ていきましょう。

人材採用・人材育成事業を担うエン・ジャパン株式会社では、2016年9月に実施した「転職のきっかけ」アンケートにて、「現在、転職について考えていますか?」という設問を設けました。

そして、それに応えた回答者の97%の人が、「転職について考えている」という項目を選ばれたのです。

転職について
考えたことはある?エン・ジャパン「転職のきっかけについて」アンケートより回答者:9,227名 (転職について真剣に考えている…77% 漠然と考えている…20% 考えていない…3%)

参照:エン・ジャパン株式会社 アンケート集計結果「「転職のきっかけ」について」(https://employment.en-japan.com/enquete/report-25/)

上記アンケート結果を見ると、現ビジネスパーソン男女のほぼ全員が「転職について考えている」ことが伺えます。

つまり、もし現在あなたが「転職しようか悩んでいる」としても、それは特殊なことでも珍しことでもなく、いわば「(ほぼ)自然に発生する悩み」でもあるのでしょう。

私たちはなぜ「ジョブチェンジしよう」と考えるのか?

「転職したい」という、この気持ちはどこからやってくるんだろう…?

では、なぜ私たちは「ジョブチェンジしよう」と考えるのでしょうか。

その理由はいくつかの観点で説明することができますが、一番納得のいきやすい回答からすると「人は誰しも、『自分らしく生きたい』という欲求を持っているから」という点が挙げられるでしょう。

多くの人達は、仕事での活動に日々の大半を費やしています。
そのような中、もし今の仕事で「自分らしく振舞えていない…」と感じるとしたら、自然とそれは「仕事の仕方を変えたほうが良いのでは」という意識と、そして「ジョブチェンジ」というキーワードにも紐づいていくのではないでしょうか。

ですが一方で、果たして「ジョブチェンジ」という行為が、より「自分らしく生きる」ことに確実に繋がるかというと、そうは言い切れませんよね
そもそも「自分らしく生きる」とはどういうことなのかさえ、明確に定義するのは容易ではありませんし、転職したことによって一層自分らしさから遠ざかってしまうリスクもあるでしょう。

つまりはこの点が、ジョブチェンジについて考えながらも実際に決断・行動に踏み切る際の難しさと言えるでしょう。

2)「ジョブチェンジしたほうが良い?しないほうが良い?」という際に、おすすめの思考プロセス

前章にて、「ジョブチェンジについて考えながらも実際に決断・行動に踏み切るのは難しい」とお伝えしました。

ですが、転職について本気で向き合っていく際に、その難しさを軽減していく為の思考法といったものもいくつか存在します。

今回はその思考法なかでも、特におすすめのものとして「自身の志向の、未来探求プロセス」を紹介していきましょう。
すべての年代の方々にも有効な思考法ですが、特に20代~30代前半の方々におすすめです。

「自身の志向の、未来探求プロセス」とは

「自身の志向の、未来探求プロセス」とは、ご自身の志向や得意分野をフォーカスした際に、その先(未来)に何が実現できそうかを探求していく思考プロセスです。

「転職したほうが良い?しないほうが良い?」を考える際に有効な「自身の志向の、未来探求プロセス」|STEP 1 「自分は今、仕事で何ができるのか?」を考える|STEP 2 出てきた知識・スキルに対して、「好きか・嫌いか」を考える|STEP 3 「その先の未来に何があるか」を探求する|STEP 4 「未来と現職とのギャップ」を見る

自身の志向の、未来探求プロセスは全部で4ステップ。
この記事を読まれている皆さんも、ご自身で進めていくことが可能です(紙とペンをご用意することをおすすめします)。

プロセスの進め方を、ステップごとに順を追って見ていきましょう。

STEP1 「自分は今、仕事で何ができるのか?」を考える

「ジョブチェンジしたほうが良いか、しないほうが良いか」を突き詰めていく際にまずやっておきたいことは、「今現在、自分が仕事で出来ること」の洗い出しです。

「そうは言っても、できることはあまりない」という方や、「今現在できることだけで考えてしまっては、選択・判断の幅も縮まってしまうのでは」と不安視される方もいらっしゃるでしょう。
ですがが、実際のところでは、一年以上社会人として働いてきた人でしたら誰しもこれまでの業務経験から「できること」は少なからず出てくるものです。

そしてそれら出てきたものは、今後の皆さんのキャリアの描き方に大きな影響を与えうることでしょう。

STEP 1「自分は今、仕事で何ができるのか?」を考える考えるポイント:現在の業務と、そこで活用している知識・スキルを洗い出す。|イメージ:業務内容→営業業務、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力、定例会議参加| 必要な知識・スキル→調整力、提案力、交渉力、製品の知識|パワーポイントの知識、企画力、資料作成力、調査業務|Excelの知識(関数等)、収益計算|状況理解力、課題創出力、協調性

STEP1「自分は今、仕事で何ができるのか?」を考える際は、まずご自身が今携わっている(もしくはこれまで携わってきた)業務で主なものを5~6個リストアップします。

その後、それら業務を遂行するにあたり、必要と思われる知識・スキルを洗い出します。

この際に注意すべき点は、「必要な知識・スキル」は必ずしも現在ご自身が会得していなくとも良いということです。一般的・客観的に見て、提示した業務内容を進めるにあたって求められる知識やスキルを書き出していきましょう。

STEP2 出てきた知識・スキルに対して、「好きか・嫌いか」を考える

続いてSTEP2では、STEP1で書き出した知識・スキルに対して、好きか嫌いかを考えていきます。

STEP 2 出てきた知識・スキルに対して、「好きか・嫌いか」を考える|考えるポイント:STEP1で導き出した知識・スキルについて、「今後もやっていきたい」「もっとスキルを伸ばしていきたい」と思えるものに〇を付けていく|イメージ:業務内容→営業業務、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力、定例会議参加| 必要な知識・スキル→調整力、提案力〇、交渉力、製品の知識|パワーポイントの知識、企画力〇、資料作成力〇、調査業務〇|Excelの知識(関数等)、収益計算|状況理解力、課題創出力、協調性

ここでのポイントは、「好きか嫌いか」を考える際に、「得意かどうか」で選ぶのではなく、「今後もやっていきたいと思えるか」または「(その項目に対して)もっと高みを目指していきたいか」で選ぶことです。

特にポジティブに思える項目を4~5個ほど選んでおくと良いでしょう。

STEP3 「その先の未来に何があるか」を探求する

続いてのSTEP3においては、STEP2で導き出した「これからも伸ばしていきたいスキル」を見て、それらスキルを高めたその先に、どんな活躍(働き方)があるかを見ていきます。

ここでは、具体的な職種名や業種名で出していくと、よりイメージがされやすくなるでしょう。

STEP 3 顕れた自身の志向(「やりたい」という気持ち)を意識したとき、「その先の未来に何があるか」を探求する | 考えるポイント:STEP2で出した、「今後もやっていきたい」「スキルを伸ばしたい」要素にフォーカスし、それらを今後も継続してスキルアップした際にどんな活躍ができそうかをイメージする。 | イメージ:これからも伸ばしていきたいスキル→ ・ 提案力 ・ 企画力 ・ 資料作成力 ・ 調査業務 | それらスキルを伸ばしたとき、どんな活躍ができそう?→・ サービスプランナー(商品企画)または・・・・ プロデューサー(商品開発)

ここで、「活躍イメージや、具体的な職種・業種が思い浮かばない」という方は、一度他の人にも相談してみることをおすすめします。

「適切な相談相手がいない」という方は、転職エージェントに相談されると良いでしょう。転職エージェントは「転職しようかどうか迷っている」という人にも無償での相談サービスを受け付けています。

キャリアの専門家に、より客観的で具体的なアドバイスをもらう

転職エージェントはいわば「人材登用のプロ」ですので、様々なキャリアに精通しています。
あなたの「伸ばしていきたいスキル」から、どんなキャリアプランが有効か、適切なアドバイスを提供してくれることでしょう。

「現在、充分な相談相手がいない…」という方は、転職エージェントの活用を

転職活動の際には、殆どの人が「転職エージェント」を利用しています。

その主な理由は、国内の少なくない企業がハローワークや転職サイトではなく転職エージェントのみ求人を出しているからです。

ですが、私たちが転職エージェントを利用する際は「求人を紹介してくれる人」としてではなく、「転職活動全般を相談できる人」として活用したほうがより効果的でしょう。

転職エージェント サービスの仕組み

上記図で表す通り、「求人紹介」は転職エージェントが提供するサービスの一部でしかありません。

それ以外のサービス、例えばキャリアプランのアドバイス(キャリア相談)、書類添削、面接対策などの選考通過のためのサポートも受けることによって、転職成功の確度を高めていけるはずです。

ただし、転職エージェントは国内多くのサービスがあり、またどの担当者が付くかによってもサポートの提供のされ方が変わります。

あなたに合った転職エージェント(または担当アドバイザー)を見つけるためにも、はじめに2~3つのサービスに登録して、利用のしやすさやコミュニケーションの取りやすさを比較しておくことをおすすめします。

国内の主要転職エージェント一覧
サービス名 特徴

マイナビエージェント
  • 特におすすめの人:20代~30代前半の若手社会人
  • 一人ひとりへの丁寧なサポート。3ヶ月以上の中長期的な活動にも支援してくれる
  • 書類添削、面接対策に時間をかけて行ってくれる。応募書類の選考通過率が高い
  • サポート対象地域:全国

リクルートエージェント
  • 特におすすめの人:なるべく早く転職したい人
  • 国内の求人数および転職支援実績No.1。企業とのリレーションも強く、強固なサポート体制
  • 「面接力向上セミナー」、「職務経歴書エディタ」等の転職支援ツールも充実
  • サポート対象地域:全国

doda
  • 特におすすめの人:積極的な求人紹介を受けたい人
  • 国内トップクラスの求人数と、担当アドバイザーからの積極的な提案が受けられる
  • 企業からの熱意あるスカウト・オファーメールが届きやすい
  • サポート対象地域:全国

パソナキャリア
  • 特におすすめの人:じっくり相談を受けながら活動を進めたい人
  • 全国都道府県に支店があり、対面サポートしやすい。丁寧・じっくりのサポートが評判
  • 書類添削・面接対策などのサポートが手厚く、利用者の67.1%が年収アップ
  • サポート対象地域:全国

JACリクルートメント
  • 特におすすめの人:担当アドバイザーの品質を重要視する人
  • 充実したキャリア相談。キャリアプラン策定を一緒に考えてくれる
  • 年収600万円以上の優良求人が豊富。担当アドバイザーもベテラン揃い
  • サポート対象地域:全国

Spring転職エージェント
  • 特におすすめの人:営業・マーケティング、バイオ・製薬・化学関連で転職希望の人
  • 業種・職種ごとに専門コンサルタントを用意。しっかりした業界知識のもとサポートしてくれる
  • 企業情報に明るく、マッチ度の高い求人を紹介してくれる外資系・グローバル企業へのサポートに強い
  • サポート対象地域:全国

type転職エージェント
  • 特におすすめの人:関東圏でIT・Web業界の転職を検討している人
  • 一人ひとりに時間をかけて対応。面接通過率・内定後の年収アップ率が高い
  • 東京・神奈川・千葉・埼玉の良質求人が豊富。特にIT・Web系求人に強い
  • サポート対象地域:東京・神奈川・千葉・埼玉

ワークポート
  • 特におすすめの人:IT・Webエンジニア・クリエイターの求人を探している人
  • IT・Web系の転職支援に強い。業界未経験からの転職支援にもしっかり対応
  • 担当アドバイザーからの積極的な提案が好評。「未経験から、チャレンジしたい」人の転職におすすめ
  • サポート対象地域:全国

STEP4 「未来と現職とのギャップ」を見る

さて、最後のステップです。STEP3で将来どんな活躍ができそうか(またはどんな活躍をしたいか)を定めた後、「今の職場でそれが実現できるか?」について問いていきます。

ここでは、現職でそういったポジションがあるかどうかはもちろんのこと、その他(たとえそのポジションがあったとしても)環境・風土面から見て「前向きに頑張り続けられるか」についても見ていきます。

STEP 4 描かれた未来と、「現職」とのギャップを見る | 考えるポイント:STEP4で導き出した、「活躍したいイメージ」について現在の職場で実現できそうかを考える。 | イメージ: 将来、自分はどんな活躍ができそう?→・ サービスプランナー(商品企画)または・・・・ プロデューサー(商品開発) | 今の職場で、それが実現できる?Yes→現職で頑張る / No→転職して新天地でチャレンジ!

検討した結果、今の職場で、ご自身の目指す活躍ができそうだと思えるのだとしたら、「きっと今はジョブチェンジしなくても良いんだ」と考えても良いかもしれません。

ただ、目指す活躍ができなそうだと感じるようでしたら、ジョブチェンジ(転職)についてもう一歩具体的に検討を始めると良いでしょう。

ここまでご覧になられてお気づきになられた方も多くいらっしゃることでしょうが、STEP1~4で紹介した「自身の志向の、未来探求プロセス」とは、自己分析の手法のひとつでもあります。

実際に転職活動を始めるにしても、ここまで自己分析が進められていれば活動自体もかなりスムーズになるはずです。
一方で今回転職には踏み切らないと判断した方も、半年おきに再度実施して、ご自身の志向やキャリアイメージを確認しておくと良いでしょうね。

まとめ)「ジョブチェンジするかしないか」は、悩まずにまず考え、探求することが大事

進め!

ここまでお読みになられて、いかがでしたでしょうか。

「ジョブチェンジしようか、どうしようか」と悩んでいるときは、言い換えれば自身のこれまでの働き方に疑問を感じているということになるでしょう。

その際に、その疑問をそのまま放置せずに、しっかりと向き合うことが何よりも大切であるように、私は思います。

そして、向き合う際には今回紹介した「自身の志向の、未来探求プロセス」がきっと役立つはずです。

また、ジョブチェンジはじめキャリアへの思考・探求は一人で進めるよりも良き相談相手を見出すことも大切です。

前述の転職エージェントはじめ、あなたのこれからの働き方を一緒に考え、応援してくれる人はきっと見つかるはずです。
一人で抱え込まず、より良い答えを出していける為に多くの方の知見や見解を参考にしつつ、進めていかれると良いでしょう。

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