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「上司と相性が合わないから/上司が嫌いだから転職します」という理由は、正しい?間違ってる?

[最終更新日]2019/07/17


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「上司が嫌いだから転職します」って、アリ?

職場における人間関係は、今も昔も仕事が嫌になったり、転職を検討したくなったりする理由の1つです。とくに上司と馬が合わないような場合はストレスを抱えやすく、「仕事を辞めたい」と考え始める直接の原因になり得るでしょう。相手が直属の上司ともなれば毎日のように顔を合わせ、言葉を交わさなくてはならないため、かなりの苦痛を味わう要因になるでしょう。

目次

1)上司と相性が合わない/嫌いな理由とは?

上司と相性が合わない/嫌いな理由って何?・言動が理不尽・自己中心的・自分の考えを押し付けてくる・部下の言い分を聞き入れない・管理職として能力不足

上司と合わないと感じる理由は人によってさまざまですが、合わないと感じる原因になりやすいパターンがいくつか存在するのも事実です。原因によっては、部下と上司の双方に非があることもあれば、どちらか片方に原因があることも考えられます。いずれにしても、まずは「なぜ上司と合わないのか」を振り返り、考えを整理することが大切です。

上司と合わないと感じる代表的な3つの理由を挙げますので、自分のケースに当てはまるものがあるかどうかをチェックしてみましょう。



言動が理不尽・自己中心的

部下にとって上司の発言や行動が理不尽と感じられたり、上司の都合や感情ひとつで物事が進んでいるように思えたりすることがあります。部下としては常に上司に振り回されているように感じられるはずですので、ストレスを抱える原因になりやすいと言えるでしょう。

このタイプの上司には2つのパターンが考えられます。1つは、部下が感じている通り、本当に自分勝手でわがままなタイプの上司であるケースです。もう1つは、部下が知り得ない事情があるために、表面的には上司が自分勝手な振る舞いをしているかのように見えているケースです。

とくに新入社員など年次の浅い従業員の場合、組織の現状や自部署が置かれている状況を把握できていないことがあるため、上司の真意を理解しかねているかもしれないのです。上司の言動が理不尽に感じられたら、それが上司の性格によるものなのか、何か他の事情があって致し方なく理不尽に思える振る舞いをしているのか、については慎重に見極める必要があります。



自分の考えを押し付けてくる・部下の言い分を聞き入れない

いわゆる「部下を認めようとしない」「信頼してくれない」タイプの上司です。部下から見ると自信満々で、自分の意見や考えを微塵も疑っていない上司のように映るかもしれません。

しかし、実際はこのタイプの上司は自分に自信がなく、部下の言い分を聞くだけの余裕がないことも少なくありません。管理職経験が浅い上司や、年齢的に若い上司の場合、上司らしく振る舞おうとして力が入りすぎてしまい、空回りしているだけなのかもしれません。

また、単に部下との関係性に慣れていないだけかもしれません。期間を経てお互いが慣れてくれば、徐々に部下の言い分を聞き入れる余裕が出てきたり、部下の側も上司の考えが理解できたりするタイミングが訪れる可能性があります。



管理職として能力不足

部下にとって深刻なのはこのケースです。年功序列の組織の場合、明らかに能力不足であるにも関わらず年齢が高くなったというだけの理由で役付になることがあります。そういった管理職の中には、そもそもビジネスパーソンとしての資質が怪しい人も紛れているため、極端なケースでは「上司をフォローする」必要に迫られることもあるかもしれません。

また、プレーヤーとして優秀な人がマネージャーとしても有能とは限りません。自分自身がプレーヤーとして成果をあげてきた人ほど、管理職になってから「部下が使えない」「自分でやったほうが早い」と感じやすい傾向があります。これは一見すると管理職自身が優秀な証のように思えますが、実際には管理職として必要な資質を欠いている可能性があり、直属の部下となる人が大変な思いをする原因になりやすいのです。



2)「上司と合わない」は転職理由として妥当?

「上司と合わない」が理由で転職活動を始めるとどうなる?・大半のケースは部下にも非がある・どの職場でも「合わない上司」に出会う可能性はある・上司の行動が問題なら、転職以外の方法も考える

さて、ここからが本題です。「上司と合わない」と感じるケースは多々あるわけですが、果たして「上司と合わない」という理由で転職してしまっていいのかどうか?が気になるところです。転職活動を進めるにあたって、転職理由がネックとなって転職先が確保できなくなってしまうようでは元も子もないからです。

上司と合わないことが発端で転職活動を始めるとしたら、どのようなことが想定されるのか、3つのポイントに絞って見ていきましょう。



大半のケースは部下の側にも非がある

厳しい言い方ですが、事実です。100%上司の側に原因があり、部下には何の落ち度もないケースは「ほとんどない」と言っていいでしょう。部下が上司に対して不満を持っているということは、同等かそれ以上に上司の側も不満を抱え、ストレスを感じているはずなのです。

上司が怖い、高圧的だと感じているとすれば、部下を叱責するのは上司にとっても「本当はやりたくないこと」なのかもしれません。もし上司から同じことばかり注意されているようであれば、部下の立場として努力すべきことは最大限やっているか、努力の方向性や方法は正しいのかどうか、今一度検証してみたほうがいいかもしれません。

少なくとも、一般的に「上司から叱責される」「注意ばかりされている」と採用面接でストレートに伝えた場合、「この人自身に何か問題があるのでは?」と思われやすいものです。自分の側に大部分の非があるにも関わらず、上司に責任転嫁してしまっていないか自分自身を振り返ってみましょう。



どの職場に行っても合わない上司に当たる可能性はある

中には、癖が強くたいていの人が「この人とは合わない」と感じるような上司も存在します。そういった管理職が幅を利かせていることで、部下が入れ替わり立ち替わり辞めてしまっているかもしれません。では、「上司の癖が強すぎる」ことを理由に転職しても問題ないのでしょうか。

これも、かなりNG寄りのグレーと言わざるを得ないでしょう。なぜなら、そういったタイプの上司はどの組織にも一定数いる可能性が高いからです。仮に転職して今の上司から解放されたとしても、新たな職場でまた癖の強い上司の下につかなくてはならないかもしれません。そうなると、「合わない人」が出てくるたびに転職するのか?ということになってしまうでしょう。

採用選考の面接では、前職の退職理由はたいてい注意深くヒアリングされます。辞める理由によっては、転職してもまた同じ理由で悩む可能性があるからです。「上司と合わなかった」という理由で転職しようとしているとなると、「うちに入社してもらっても、また上司と合わないと言って辞めてしまう可能性がある」と判断されかねないのです。



上司の問題行動が原因の場合は転職以外の方法も検討を

上司の側に非があるケースがないわけではありません。典型的な例としては、上司による部下へのハラスメントが常態化しているようなケースです。明らかにパワハラと言える行為や、部下に対するセクハラ行為が原因であれば、転職する以外にも対策を取ることができるかもしれません。困っているのは、あなただけではない可能性が高いからです。

職場に内部通報窓口や相談窓口があれば、活用するのもひとつの方法です。あるいは、課長のことで悩んでいるなら次長へ、といったように、もう1つ上の役職者に相談する方法もあります。もちろん、相談する相手が信頼できる人物かどうかをよく見極める必要がありますが、うまく対処してくれそうであれば相談しておく価値はあるでしょう。

上司の問題行動から逃れるために転職するのは、部下の側が負うリスクに見合っておらず最適な判断とは言い切れません。まずは社内でできることを考え、それでもダメそうであれば転職に踏み切る、といった段階を踏んだほうが、自分としても納得した上で転職活動を進めることができるはずです。



3)転職に踏み切る場合に注意しておきたいこと

転職に踏み切る前に注意しておきたいポイント・「上司と合わない」以外の転職理由も考えておくと吉・「上司への仕返し」など、組織の空気を乱すことはしない・転職エージェントを活用する

上司とうまくやっていく方法を摸索しても良い解決策が見えず、改善される見込みもないのであれば、転職に踏み切るのも1つの手でしょう。ただし、転職するのであれば「転職先が見つかればいい」のではなく、「転職先で活躍でき、転職して良かったと思える」ことで、転職に成功したと言えるはずです。嫌な上司との関係を断ちたいがために慌てて転職活動に取り掛かっても、望むような成果は期待できないかもしれません。

上司と合わないことに悩んだ末、転職に踏み切る場合に注意しておきたい3つのポイントについて確認しておきましょう。



上司と合わないこと以外に転職理由があったほうがベター

転職に踏み切った直接の理由が「上司と合わない」だったとしても、転職理由をその一点だけに絞る必要はありません。これまでのキャリアをていねいに棚卸しした上で、これからのキャリアプランをどうしていきたいのか、目先の人間関係にとらわれず長い目で見て考えておくことが大切です。

転職先が見つかることを「ご縁をいただく」と表現することがありますが、上司と合わないことがきっかけで転職したとしても、結果的に自分のキャリアをより良い方向へと向かう転職先が見つかったのであれば、そのタイミングで転職して良かったということになります。とくに次の3点を意識しておくと、応募先企業に堂々と伝えられる転職理由を見つけやすくなるでしょう。

  • 上司と合わないことを直接の転職理由にするのは避ける
  • 目先の人間関係からいったん離れ、広い視野で自身のキャリアを展望する
  • ポジティブな転職理由が見つかるように心がける

このプロセスを踏んでおくことで、書類選考や面接の通過率を高めることにつながるのです。



上司への仕返しなど組織の空気を乱すことはしない

転職することを決意したとしても、「辞める原因を作った上司が憎い」という感情を持つべきではありません。まして、上司の悪口を社内で流布したり、上司に直接嫌がらせをしたりといった行為に及ぶと、あなた自身の人間的な価値を下げてしまうことにもなりかねません。

上司と合わないことに悩み抜いた末、転職を決意したのであれば、周囲の同僚もだいたいの事情は察してくれるはずです。目先の人間関係にとらわれてしまうと、「やられたらやり返す」といった短絡的な考え方をしてしまいがちです。それよりも、あなたと上司との関係がよりこじれていき、職場の雰囲気が険悪になってしまうことや、業務の遂行に悪影響が及ぶことがないよう、配慮するべきでしょう。

事例①:辞めると決めてから、嫌いな上司をいっそうサポートしたRさん

CASE1「辞める」と決めてからもサポートを続け…

Rさんの直属の上司であるS課長は、部下の手柄を自分のものにする上司の典型でした。もともと要領よく上役に取り入るのが得意で、実務面ではほぼ実績ゼロに等しいにも関わらず、役員から気に入られているという理由で昇進してきたような人だったのです。

Rさんが所属する営業3課は、「社員教育にもっと力を入れる必要がある」と営業部長から再三にわたって言われていました。課員がコツコツと信頼を築いてきた顧客であっても、クロージングの場面だけは必ずS課長が同行しているために、あたかもS課長が契約を取り付けたかのように見えていたのです。

「3課の課員はクロージングが弱い」「中堅社員も含めて、いまだに一人で契約を取れない」という目で見られているようでした。そして、「クロージングのことならS課長に聞きなさい」などと言われていましたが、実はS課長が同行しても黙って座っているだけで、契約を取り付けているのは部下たちというのが実態だったのです。

Rさんは退職を決意してから、いっそうS課長を献身的にサポートし、これまでお世話になった感謝の意を言葉に出して伝えるようになりました。その献身的な姿勢は退職当日まで続き、結局、S課長から受けてきた仕打ちについて誰にも悪態をつくことはありませんでした。

Rさんが転職してからも、3課の元同僚との交流は続きました。Rさんが退職してから2年の間に、3課の同僚6名のうち2名が転職に踏み切りましたが、誰とも人間関係が壊れることなく、お互いへの信頼関係を保つことができています。先日も、元同僚の縁でRさんは大口の契約を取り付けるきっかけをつかむなど、良き協力者であり続けています。

退職の直前にRさんに対する人間性への信頼感が増したことで、その後も長く続く信頼関係へと結びついたことは想像に難くありません。



転職エージェントを活用し、職場の内情についてできる限り把握しておく

新たな職場で仕事を始めてから、前の職場を辞めたのと同じことで悩み、再び退職を考えるのは避けたいところです。しかし、どんな人が職場にいて誰が上司になるのか、こればかりは入社してみないと分からないところがあります。

そこで、転職エージェントを通じて企業を紹介してもらうことで、できる限り応募先企業の詳しい情報をキャッチしておくようにするといいでしょう。自力でリサーチすることが難しい職場環境や配属部署の雰囲気について、キャリアアドバイザーが直接見てきて把握しているケースもあるからです。

ユニークな人事評価制度を採用している企業や、職場の人間関係を円滑にするための取り組みをしている企業だと分かれば、社風を推測するヒントになるかもしれません。入社して働くイメージがつかみやすくなるよう、できるだけ多くの情報を集めておくことが重要です。

事例②:面接中に垣間見た上司と部下の人間関係

CASE

Kさんは転職エージェントを通じてA社を紹介されました。キャリアアドバイザーから、「人間関係がとてもフラットな企業ですよ」と言われたことが強く印象に残り、応募を決意したのです。

Kさんはもともと、高圧的な上司のプレッシャーに耐えがたいものを感じ、転職することにしました。上下関係を重んじる社風だったため、上司が理不尽なことを言ったとしても「それは違います」「おかしくないですか」などとは口が裂けても言えない環境だったのです。上司自身が以前に言ったことを忘れていて、指示が二転三転していたとしても、「私が失念していました。申し訳ありません」と言わなくてはならない立場だったのです。

A社の一次面接は、Kさんが想像していたよりもずっと穏やかな雰囲気で行われました。若手と思われる男性社員と管理職らしき女性、そして役員と思われる男性の3名が面接官でした。面接中、場の雰囲気を和ませるためか、役員の男性がちょっとした冗談を言ったのですが、それに対して若手の男性が「つまらない冗談でごめんなさい」と冗談めかしてKさんに弁解しました。

その対応を咎めることもなく管理職の女性も笑っている姿を見て、「今までの職場なら絶対にあり得ない」「あんなことを若手が言ったら、その場で怒鳴られている」とKさんは驚いたのでした。

A社に採用が決まったKさんは、入社後もフラットな社風でのびのびと働いています。意見が言いやすい環境に身を置いたことで、次々と新たなアイデアが浮かんでくるようになりました。Kさんにとって合わなかったのは上司というよりは、社風そのものだったのかもしれません。



まとめ)「上司と合わない」は直接の転職理由としてはNG

上司と合わないから転職したい、という感情は、実際のところよくある事態と考えられます。しかし、どこの職場でも起こり得る事態であるからこそ、それを直接の転職理由としてしまうと陳腐な印象を与えやすいとも言えます。

「上司と合わない」は転職に踏み切るきっかけの1つにはなり得ますが、直接の転職理由としてはNGと考えておいたほうがいいでしょう。目先の人間関係にとらわれず、より広い視点で自身のキャリアを見つめ、ポジティブな転職理由を摸索することを強くおすすめします。



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