企業研究の正しいやり方・進め方は?転職に役立つ効果的な会社調査・リサーチ法
[最終更新日]2021/02/28

転職サイトなどの求人媒体には、数多くの企業が求人を掲載しています。選択肢が多いのは転職希望者にとって良いことですが、一方で「どの企業を選んだらいいのか分からない」「判断基準が定まらず迷ってしまう」と感じてしまう原因にもなり得ます。
そこで重要となるのが「企業研究」「会社調査」です。
目次
1)企業研究・会社調査はなぜ必要?
転職活動を進める上で「企業研究は必ずしておくべき」「会社についてリサーチをしよう」とよく言われています。そのため、多くの人は転職するなら企業研究をしておいたほうがいいことは知っているでしょう。
では、そもそも企業研究や会社調査と呼ばれるプロセスはなぜ必要なのでしょうか。目的や必要性を理解した上でリサーチを進めないと、重要なポイントを外してしまうことがないとも言い切れません。
企業研究・会社調査をする目的として、主に次の3点が挙げられます。

- 入社後のミスマッチをなくすため
- 内定獲得の確度を高めるため
- これから自身の望む働き方をより鮮明にイメージしていくため
入社後のミスマッチをなくすため

求人内容から得られる情報は限られています。実際に入社して働き始めてみると、求人には表れていなかった企業の文化や仕事の特徴に気がつくことはめずらしくないのです。
このことは、入社後にミスマッチが発覚する主要な原因の1つとなりがちです。
入社後にミスマッチが発覚すると、職場の風土や仕事内容が肌に合わず再び転職を繰り返すことになる恐れがあります。転職しないまでも、納得がいかないまま働き続けていかなければならず、ストレスを抱える原因にもなるでしょう。
入社前にできるだけ詳細な企業の情報をつかんでおくことで、その職場の良い面も悪い面も理解した上で入社することができます。
入社後のミスマッチを極力なくしていくために、企業研究・会社調査は不可欠なプロセスと言えます。
内定獲得の確度を高めるため

企業は人材を募集するにあたって「こんな人を採用したい」といった条件を設定しています。
条件に合う人材に応募してもらいたいのはもちろんのことですが、それ以前に「当社に関心を寄せている人」「仕事内容に興味がある人」であることが大前提と考えていいでしょう。
応募する企業のHPをすみずみまで見ておくのはもちろんのこと、プレスリリースや経営者のブログ・SNSをチェックするなど、入手できる情報は全て仕入れておく姿勢でのぞむことが重要です。
たとえ企業が求める条件に合致していたとしても、明らかに企業研究を行っていない応募者は志望度が低いと判断され、敬遠される傾向があります。
内定獲得の確度を高める上で、応募先企業の詳細を知りたい・理解したいという姿勢は欠かすことができないものです。
現役キャリアアドバイザー 武蔵野さんからの「企業研究」アドバイス①
- 武蔵野
さん -
以前からもそうですが、特に若い世代の転職者の方々で、「応募する企業のHPすら見ていない」というケースが少なくありません。その場合は、まあ、当然落とされます。
逆を言えば、企業研究をしっかり行っておけばそこから頭一つ抜けられるということですね。
もちろん、企業研究は会社HPを見るだけでは十分ではありません。その会社の強み、主力事業、そしてその業界・分野での立ち位置(業界大手の存在なのか、新規参入フェーズなのか等)も把握しておくべきでしょう。
これから自身の望む働き方をより鮮明にイメージしていくため

企業研究・会社調査を進めていくと、応募先企業について意外な事実が明らかになることがあります。
仕事内容が想像していたよりも幅広かったり、成果を厳しく求められる一面を持ちあわせていたりすることもあるでしょう。
こうした事実を入社前に知っておくことで、今後の働き方を自分の望むものにできるかどうか、より鮮明にイメージしやすくなるはずです。
転職は入社が決まった時点で完了するのではなく、入社して働き始めてからが本当の勝負です。
企業側が期待していることと、自分自身が望む働き方が合致していれば、中長期的にキャリアを見通せるようになるでしょう。
自分が望んでいない働き方をすることを避けるためにも、今後どのような働き方をしていきたいのかをイメージする上で企業研究・会社調査のプロセスは重要な示唆を与えてくれるはずです。
2)まずは企業研究・会社調査の「見るべきポイント」を明確にしておこう
企業研究・会社調査には、見るべきポイントが数多くあります。確認しておくべき情報には基本的なものから詳細にわたるものまであるため、リサーチする順序を間違えないようにすることも重要です。
手当たり次第に情報を探っていくよりも、リサーチしておくべき項目をまとめたチェックシートを活用するほうが効率よく進めることができ、かつ応募先企業に対する理解も深まりやすいでしょう。
そこで、当サイトでは独自の「企業研究チェックシート」を作成し、企業研究でリサーチするべき項目をまとめました。以下よりダウンロードすることができますので、ぜひ活用してください。

企業研究チェックシートのテンプレートダウンロード( Excel形式 / PDF形式 )
「企業研究チェックシート」は大きく分けて4つのセクションで構成されています。
下図の➀は企業の基本情報、②は企業の特色(事業内容・方針等)に相当します。③は募集条件をまとめるセクション、④は調査から得られた考察や所感を書き留めておくセクションです。
企業研究を行う際には、この➀〜④の順に進めていくと、情報が整理しやすく理解が深まるはずです。以下、各セクションで見るべきポイントと注意点について解説していきます。

①企業の基本情報

企業の基本情報で見るべきポイント
項目 | 見るべきポイント |
---|---|
創業(設立)年 | 創業30年以上の会社は、業界でも「老舗」的存在として相応の実績・ノウハウを積み上げていることが多い。また、社内の制度・仕組みも整っていることが多い。ただし、企業によっては旧態依然で新しい変化を拒む風土であることも。 創業10年未満の会社は、急成長中であったり社員の新しいチャレンジ機会が多い等の傾向がある。一方、社内の制度・体制が完全に固まっていない場合が多い。 |
資本金 | 一般的に資本金の多い会社の方が、企業体力及び対外的な信用力が高くなる傾向にある。 ただし、資本金が多くとも業績悪化中の企業は短期的に資本金が目減りしていく可能性がある。 業界によって資本金平均額は大きく異なるので、資本金額の妥当性や優位性は同業他社と比較して判断することが望ましい。 |
業績(売上・収益) | 過去3~5年までの業績(特に売上と利益)から、業績が伸びているのか、停滞しているのか、または衰退しているのかを確認する。 数年続けて業績が落ちている企業や赤字収益が続いている企業は、今後さらに業績が悪化していく可能性がある。 また、一般的に業績の悪い会社は離職率が高まる傾向がある。 |
従業員数 | 従業員数が多いほど人件費がかかっているところに注目し、業績と照らし合わせる、同業他社の従業員数と比較する等で妥当性を確認する。 また、傾向として従業員数が少ない会社は離職率が高まりやすい。 |
本社・事業所の所在地 | 自宅からの通いやすさ、および勤務先が複数ある場合は転勤等の可能性を確認する。 |
企業の基本情報は、ほとんどの企業が自社HPの「会社概要」「企業情報」などに掲載しています。
業績に関しては、上場企業であれば決算発表のたびにプレスリリースがなされ、かつ「会社四季報」などの季刊誌にも定期的に掲載されますので、最新情報を比較的入手しやすいでしょう。
非上場企業の場合も、「官報情報検索サービス」や「会社四季報 未上場会社版」などから決算内容を把握することができます。
こうした基本情報をリサーチする際には、応募先企業だけでなく同業他社についても調べ、業界内での水準と比較しましょう。
たとえば、創業から30年近く経っている企業でも、業界そのものが古くからある業種の場合、業界内では後発企業であることも考えられます。情報を一面的に捉えるのではなく、複数の視点を持つことが大切です。
②企業の特色(事業内容・方針等)

企業の特色(事業内容・方針等)で見るべきポイント
項目 | 見るべきポイント |
---|---|
事業内容、主力商品・サービス | 事業内容においては、「自分自身が興味・関心を持続して持ち続けられる内容か」も確認する。 主力商品・サービスでは、「自分がターゲット顧客になったとき、その商品・サービスに対してお金を払ってでも利用したいと思えるか」についても考える。 |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す。そのうえで、その特色・強みが今後の組織成長や事業拡大にどれだけアドバンテージになるかを考える。 |
その企業の業界内のポジション | その業界内における企業のポジションを確認する。(業界シェアTOP5に入る存在なのか、または新規参入なのか…等) |
企業理念 | 多くの場合、企業HPで紹介されている会社理念は良いことしか言っていないのでそれだけを信用しないように。 ここでは、事業内容や今後の方針と照らし合わせて、企業理念との整合性(言っていることの統一性)があるかを確認する。 |
社風・雰囲気 | 企業口コミサイトや同業種で働く知人・友人から情報を得やすい。 自身が求める職場環境とのマッチング度合いを確認する。 |
企業の特色をリサーチする際には、情報源を複数確保することが非常に重要です。企業HPは自社の事業内容や理念を対外的に紹介するための媒体なので、基本的には良いことを前面に出してPRしていることが多いものです。
事業内容や主力商品について調べる際には、自身が顧客として利用したいかどうかといった視点も持ちましょう。可能であれば、実際に顧客として製品やサービスを利用してみるのも1つの方法です。
社風や雰囲気は人によって捉え方や感じ方が異なる部分です。
企業口コミサイトや同業種で働く知人から情報を得ることも検討しましょう。こうして得られた情報は情報提供者の主観によるものですので、100%鵜呑みにすることはできません。
しかし、同じようなニュアンスの口コミや感想を複数見かけるようなら、その企業の実態の一部を表していると考えることができます。
③募集条件

募集条件で見るべきポイント
項目 | 見るべきポイント |
---|---|
募集職種 | 未経験の場合は、その職種で一般的に求められる知識・スキルについて確認する。 また、その職種のキャリアパス(将来の働き方)としてどのようなものがあるかについて確認する。 |
雇用形態・契約期間 | 有期雇用(パート、契約社員等)か、無期雇用(正社員等)を確認する。また、試用期間を含め、期間の定めがあるかを確認する。 |
給与・諸手当・社会保険 | 月収・年収額とボーナスの有無、そのほか諸手当と社会保険の適用状況を確認する。 また、残業についてはみなし残業ルールや裁量労働制の有無を確認する。 |
求められる知識・スキル | 自身がその知識・スキルを現在有しているかどうか、および有していない場合はどれくらいの期間で取得可能かを確認する。 |
募集条件は、入社時の雇用契約条件や求められる知識・スキルのレベルを知る上で重要な要素です。
とくに試用期間や給与体系、残業に関する各種制度は企業によってまちまちですので、「前職までとそう変わらないだろう」などと安易に考えず、きちんと確認しておくようにしましょう。
企業が求めている知識・スキルは、応募時の「必須条件」や「歓迎するスキル」などから推測できることがあります。
自身の業務知識やスキルレベルと大きな隔たりがあると、入社後のミスマッチにつながる原因となりやすいので、入念にチェックしておくことが大切です。
なお、知識・スキルに関しては応募時点で必ずしも全ての条件を満たしていなくても選考の対象となる場合があります。企業がとくに重要視している知識・スキルは何であるかを事業内容から推測することも必要です。
現役キャリアアドバイザー 武蔵野さんからの「企業研究」アドバイス②
- 武蔵野
さん -
企業研究で意識しておくと良いのが、「その会社が、どこに注力し、こだわっているか」を把握しておくことです。そして、そこに共感できるのなら面接の場でも積極的に伝えていくべきでしょう。
企業側は、「うちの会社を調べてくれているんだな」と感じて好印象を持ってくれるケースが多いです。
少し打算的な言い方になってしまいますが、「ここをくすぐってあげると、喜んでくれそうだな」というポイントを見出しておくのは、効果的な手法だと思います。
④調査からの考察・所感

ここまで解説してきた➀〜③は、一般的に言われている企業研究・会社調査の主な項目です。
ここまでをリサーチし終えた段階で企業研究を終えてしまう人も多いのですが、実は最も重要になるのが次の④のセクションです。企業研究の目的はリサーチそのものではなく、リサーチ結果を踏まえて採用選考に生かすことにあるからです。
この「調査からの考察・所感」でまとめた内容は採用選考時にも生かすことができますので、企業研究と並行して進めておくようにしましょう。
項目 | まとめる際のポイント |
---|---|
この会社に対する印象 | ①~③の内容を踏まえ、自身が感じるこの会社の印象・所感を記載する。 印象をあまり持てない場合は、調査が足りていないか、またはその会社自体への興味を持てない(マッチング度が低い)可能性がある。 |
入社するメリット・期待したい点は? | この会社に入ることで得られるメリット・改善点、および期待している点を記載する。 |
入社後にチャレンジしたいことは? | この会社に入ってからチャレンジしたい点を記載する。主に業務で得られる経験や知識・スキル獲得に関わる点を見る。 |
選考前に準備しておく点は? | 応募書類の提出や企業面接の前に準備する点がないかを確認する。すでに面接日程が決まっている場合は、準備のためのスケジュールも併せて記載しておく。 |
調査からの考察・所感をまとめる際に気に掛けておきたいポイントとして、各項目をどれだけスムーズに記載できるかという点が挙げられます。
もし書くべきことが思い浮かばず手が止まってしまうようなら、➀〜③までのリサーチがやや不足していることが原因として考えられます。もしくは、十分に企業研究を行ったにも関わらず印象が薄いようなら、そもそもその企業とのマッチング度合いが高くない可能性もあるでしょう。
逆に、志望度が高く書いておきたいことが数多くあるようなら、その中でもとくにアピールできそうなポイントを絞っておきましょう。
こうして➀〜④がそろうことで、志望動機から自己PRまでが網羅された有意義な企業研究となるはずです。
現役キャリアアドバイザー 武蔵野さんからの「企業研究」アドバイス③
- 武蔵野
さん -
企業研究では自身の考察までやっておきましょう。やるのとやらないのでは大分違います。
また、「自分の考察に自信が持てない」、「そもそも企業研究する時間がない」という方は、転職エージェントのサービスを利用して、アドバイザーに相談してください。
エージェントはこれら情報を事前に持っていることが多いです。また、自分とは違う視点を持てるので、対象の企業に対してより深い理解を持てるようになると思います。
3)あなたの「転職理由」によって、企業研究・会社調査の方針は変わる
前項では企業研究・会社調査の進め方について解説してきました。基本的には前述の➀〜④の項目に沿って企業研究を進めていくことで、ある程度までは効率的に情報収集を行うことができるはずです。
ただし、転職に求めるものは一人一人異なります。どのような理由で転職に踏み切ったのかによって、必要とする情報の種類や度合いに違いが出てくるからです。そこで、優先してリサーチしておきたい情報について転職理由別に整理しておきましょう。
「スキルアップ・キャリアアップ」「実績の積み上げ」を重視する場合の企業研究は
スキルやキャリア、実績をブラッシュアップし、さらに高みを目指すための転職にしたいと考えている人は、次の項目について優先的にリサーチを進めましょう。

- 業績(売上・収益)
- 事業内容、主力商品・サービス
- 強み・独自性
- 業界内のポジション
これらの項目は、転職先で取り組むことになる仕事の内容やスケールに直接的に影響を及ぼします。
業界内で最大手の企業でなくても、業績を大きく伸ばしている新興企業や独自性の高い商品・サービスを企画・開発している企業であれば、より短期間で数多くの経験を積み、実績を挙げられる可能性があります。
また、既存の事業内容だけでなく、これから注力しようとしている事業にも注目しましょう。会社が進もうとしている方向性と自身のキャリアプランが合致していれば、会社に貢献しながら自身の望むキャリアを実現でき、自他共に良い結果をもたらすことができるからです。
応募先企業の現状だけを見て判断するのではなく、進もうとしている方向性に共感できるかどうかを確認しておくといいでしょう。
「現職の人間関係」「安定感のある職場」を重視する場合の企業研究は
職場の人間関係や事業の安定性といった要素は、働く上でメンタル面に大きな影響を与えます。現職で会社の将来性に不安を感じている人は、安定した職場を探す上で次の項目を重視しておくといいでしょう。

- 資本金
- 業績(売上・収益)
- 従業員数
- 社風・雰囲気
業績や従業員数は、現在がどうであるかだけでなく、過去数年間の推移についても注視しましょう。従業員数が短期間のうちに変動している企業や業績が下降傾向にある企業は、社内の雰囲気に関しても良好とは言いがたい状態になっている可能性があるからです。
社風や雰囲気は、口コミサイトや知人からの情報を収集していきましょう。
このとき、企業HPなどを見て感じた印象と大きなずれがないか確認しましょう。また、社風や従業員の雰囲気が何となく分かると、その職場で活躍しやすいのはどんなタイプの人なのかを推測しやすくなることもあります。口コミなどの評判が社風や雰囲気を必ずしも正確に伝えているとは限りませんが、思い描いていたイメージと大きな乖離がないか確認しておくことは重要です。
「企業ビジョン」「一緒に働く人たちの価値観」を重視する場合の企業研究は
ビジョンや価値観といったマインドの部分で共感できる環境で働きたい人は、次の項目に比重をかけてリサーチを進めましょう。

- 企業理念
- 社風・雰囲気
企業HPに理念は掲載されていることがほとんどですが、企業のビジョンや価値観を知る手がかりはこれだけではありません。
企業の沿革や創業の経緯、人材育成の方針、経営者のインタビュー記事など、背景にある価値観を伝える情報は数多くあるはずです。
また、リサーチから得られた情報を総合したときの「会社に対する印象」も重視しましょう。「良い企業とは思うけれども、どことなくしっくりこない」といった直感の部分も無視できません。
企業研究を通じて何らかの違和感を覚えたのであれば、入社後にますます違和感が強まることもあり得るからです。「この企業で働くことの価値とは何か」「入社して良かったと思えるか」といった根本的な部分で満足感を得られれば、先々も意欲を持って働き続けることができるでしょう。
4)企業研究をあなたと一緒にやってくれる、おすすめの転職エージェント
企業研究を進めるにあたって、できる限り自分で情報を集めようとする姿勢でのぞむことは重要ですが、自力では収集が難しい情報があるのも事実です。
とくに企業が求めているスキルや人材像は求人情報などから読み取れないケースもあるため、より確実な情報を得るためにも転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントは一般の転職サイトなどに出回らない非公開求人も扱っています。転職エージェントによって紹介可能な非公開求人は異なりますので、2〜3つの転職エージェントに登録し、並行して活用したほうが望ましいでしょう。
ここからは、企業研究を一緒に進めてもらうのに最適な転職エージェント5社の特徴を解説していきます。

サービス名 | 特徴 |
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![]() リクルートエージェント |
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![]() doda |
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![]() マイナビエージェント |
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![]() JACリクルートメント |
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![]() パソナキャリア |
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まとめ)転職先は「未知の世界」だからこそ、事前のリサーチがカギ。
転職者にとって、応募先企業は「未知の世界」です。最終的には自分の目で確認しないことには、全貌が明らかにはならないかもしれません。
しかし、事前にリサーチしようという気になれば、収集できる情報は案外たくさんあるものです。
この記事で紹介したポイントや優先順位を参考にしながら、企業研究や会社調査を進めてみてください。前もって把握している情報が多くなれば、応募後の採用選考にも自信を持ってのぞむことができるはずです。