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40代男性転職の「やりたい仕事・やるべき仕事」がわからない場合の対処法

[最終更新日]2023/02/24

40代男性転職の「やりたい仕事・やるべき仕事」がわからない場合の対処法

転職する以上、できることなら「やりたい仕事」に就きたいと感じるのは自然なことでしょう。現職に不満や物足りなさがあるのなら、なおさら「やりたい仕事」を目指したいはずです。

しかし、現実には「やりたい仕事」を自分の仕事にできている人ばかりではありません。経験や能力、保有しているスキルに応じて、自分のレベルに合致した「やるべき仕事」があるのも事実です。

目次

1)40代男性の「やりたい仕事・やるべき仕事」のバランスが取れない理由4つ

「やりたい仕事」「やるべき仕事」バランスが取れない4つの理由● 経験や実績の不足による不安● 待遇が低くなることへの懸念● 家族からの心配や反対● 転職活動が思うように進まない

やりたい仕事があるものの、さまざまな要因から実現が容易でないと感じたことはないでしょうか。

とくに40代の男性は働き盛りの年代ですので、果たすべき経済的責任も考慮に入れた上で転職先を検討しなくてはならず、若手の人材と比べると転職するにあたってバランスを重視しなくてはならない場面が増えているはずです。

「やりたい仕事」ができるのが理想ですが、そうもいかなくなってしまいがちな主な理由として、次の4点が挙げられます。

  • 経験や実績の不足による不安
  • 待遇(年収等)が低くなることへの懸念
  • 家族からの心配や反対
  • そもそも転職活動自体が思うように進まない(書類審査や面談で落とされる)

「やりたい仕事」に就くのに躊躇してしまいがちな4つの理由を見て、率直にどう感じたでしょうか?「仕方がない理由ばかりだ」「こんな事情があるのなら、やりたい仕事を諦めるのもやむを得ない」と感じたでしょうか。

「もうやりたい仕事は諦めるしかなさそうだ」「多少我慢してでも、やるべき仕事を優先したほうがいい」と感じた人は、ちょっとだけ待ってください。もしかしたら、適切な対処方法が見つかれば「やりたい仕事」を諦めなくてもいいかもしれません。

一般的に、転職の経験がない人や現状に満足している人ほど、転職に対してネガティブなイメージを持っています。

周囲の人で、「よほど実績がないと転職できないよ」「転職すると給料が下がるぞ」などと言っている人はいないでしょうか。そういった人ほど、具体的な対処方法を考え抜いてみたことがなく、漠然としたイメージで話しているだけのことが多いので、鵜呑みにしてしまうのは危険です。

この記事では、「やりたい仕事」を選ぶのに躊躇してしまう4つの理由について具体的な対象方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

2)「経験や実績の不足による不安」に悩んでいる40代男性の転職者は──

経験や実績の不足による不安:「実際にやっていけるかとても不安」「転職のために必要なスキルを得るための時間が取れない」

やりたい仕事はあるものの、それを実現するために必要な経験や実績が足りないと感じているケースです。

40代の中途採用者に対して企業が期待するのは、即戦力だけではありません。管理職や責任者としてチームを牽引した経験や、部下を育成した経験を持つ人に、組織の要となる重要なポジションを任せるために、豊富な経験を持つ人材を採用したいと考えている企業も多いのです。

では、次の事例のように、転職を検討している業界・職種で必要とされるスキルや経験が足りないと感じている場合、どうすればいいのでしょうか。

Rさん 45~49歳|男性

自分の生き方に疑問を感じ、本当にやりたい仕事をするべきではないのかと思って転職を考えたのですが、それまで全く経験をしたことのない業種でしたので実際にやっていけるのかとても不安で行動に踏み切るまですごく悩みました。

Kさん 45~49歳|男性

希望している就職先に入るためのスキルと得るための時間が取れないことに難しさを感じました。またそのための情報もまとまったところがなく、探すことが難しかったです。職種が限定されると詳しい人も限られるので相談する人もなかなかいない状況でした。

40代男性の「経験や実績の不足」の悩みはこう対処していくのがおすすめ

40代男性の「経験や実績の不足」の悩みの対処法:●「やりたいこと」を実現するための課題を整理 ●転職の前に課題を解決しておく ●キャリアの棚卸しを丁寧に実施する→異業種へ転職する場合、これらが重要になる

対処法

  • 「やりたいこと」を実現するために必要な課題を整理する(→実務経験、資格取得等)
  • 転職と課題解決を一緒にやらない(→課題を先に解決するのが望ましい)
  • 視点を変えることによって、「やりたい仕事」を見つけられる場合も。「キャリアの棚卸し」を丁寧に実施しよう

40代の転職者が完全な未経験業種・職種へと転職するのは容易ではありません。未経験者を採用するのであれば、企業としてはより若く伸びしろのある人材を選ぶでしょう。そのため、40代の転職者は経験のある業種・職種の仕事を選ぶことが前提となります。

ただし、経験のある仕事以外は一切選べないわけではありません。

仮に異業種へ転職したとしても、前職までの経験で活かせる部分があったり、異業種での経験を求めている企業もあったりするかもしれないからです。異業種での経験を売り込むのであれば、自分は何をやってきたのか、転職先でどのような力を発揮できるのか、といったことを整理し、明確にしておく必要があります。

そこで必要になるのが「キャリアの棚卸し」です。自分がこれまで携わってきた仕事について、具体的にどのような経験となっているのか、1つ1つ精査していきましょう。自分の中では当たり前のようにこなしてきた仕事が、実は転職先で求められる力だったということもあり得るのです。

補足:キャリアの棚卸しについて

キャリアの棚卸しとは、「これまでの自分のキャリアで何をやってきたのかを全て洗い出すこと」です。

キャリアの棚卸しとは「これまでのキャリアで何をやってきたのかを全て洗い出すこと」

「キャリアの棚卸しをしましょう」と聞いても、具体的にどう進めるかパッと思いつかない人もいると思います。
そんな際は、以下の手順で進めてみてください。

キャリアの棚卸しは簡単にできる ●キャリアの棚卸しとは:これまでの自分のキャリアで何をやってきたのかを全て洗い出すこと ●キャリアの棚卸しで得られる効果:・今後のキャリアプランを考える土台になる ・職務経歴書をスムーズにかつ高品質に作成できる ●キャリアの棚卸しの進め方 ①「自分は今、仕事で何ができるのか?」を考える ②出てきたスキル・知識に対して「好きか・嫌いか」を考える ③「その先の未来に何があるのか」を探求する

  • これまで経験した業務をすべて書き出していく
     例)「営業事務作業、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力」等
  • 書き出した業務について、それら業務に求められる知識・スキルは何かを考える
     例)「営業事務作業」=ヒアリング力、数値管理能力、PC操作の知識等
  • 出てきた知識・スキルの中で、「これからも続けていきたいこと・伸ばしていきたいこと」が何かを考える
  • それらを実現できる働き方について考える

特に転職前においては、キャリアの棚卸しは是非やっておきたいところです。
キャリアの棚卸しの進め方については、以下記事で詳しく紹介しています。興味のある方は併せてご覧ください。

キャリアの棚卸しについて詳しく見る

3)「待遇(年収等)が低くなることが心配」という40代男性の転職者は──

待遇(年収等)が低くなることが心配:「年収が下がるのは仕方ない?」「住宅ローンや子供の教育費…これからもお金がかかるし…」

転職したことで年収が下がってしまうなど、待遇面が悪化することが懸念されるケースです。求人には「前職での給与額を考慮します」と書かれていたとしても、実際には企業の規定に従って機械的に給与額が決定されることも少なくありません。

待遇面が大きく変動すると、生活にも影響が出る恐れがあります。とくに家族がいる人にとっては、住宅ローンの返済や子ども進学といったように、ライフステージに応じて必要になる資金をまかなえるかどうかは死活問題でしょう。待遇面の悪化は、仕事に対する意欲にも影響を与えかねないのです。

Aさん 45~49歳|男性

45歳で、しかも平社員という身分での転職でした。当初はかなり浮いた存在として、周囲から扱われました。
それどころか、いつのまにか私の個人情報が社員たちの間に流出されており、「あの齢で年収450万か」「バツイチなんだって。それで、前職はリストラされたみたいよ」と、陰で笑われていることもありました。

──屈辱的でしたね。社員数50名という中小企業で、まだ個人情報保護とかコンプライアンスという意識も形成されていない状態だったのでしょう。
それで、どうしたかというと、とにかく我慢しました。
屈辱的でしたし、腹も立ちましたが、とにかく、耐えました。「職にありつけただけでも助かったのだ」と思うようにして、私は我慢しました。

Uさん 40~44歳|男性

転職には失敗しました。
具体的なビジョンが描き切れなかったこと、年収・待遇に関して多少でも妥協をもって決断できなかったことが最大の原因です。
それが結果としてモチベーションが維持できず、時間だけが過ぎモチベーションがどんどん低下していきました。

「待遇・年収が下がることが不安」という場合はこう対処していくのがおすすめ

40代男性の「待遇・年収が下がることが不安」な場合の対処法:●転職エージェントを利用して「年収交渉」をプロに任せる ●担当アドバイザーには、「待遇・年収重視の転職」であることを包み隠さず伝える ●ライフプランを立てて、「自分に本当に必要な収入額」を知っておく

対処法

  • 転職エージェントを利用し、「年収交渉」をプロに任せる
  • 担当アドバイザーには、「待遇・年収重視の転職」であることを包み隠さず伝える
  • ライフプランを立てて、「本来、自分に本当に必要な収入額」を知っておく

現状の年収を維持したい人、あるいは年収アップが転職理由の1つという人の場合、転職エージェントのサポートを受けながら転職活動を進めるのが良いでしょう。

自分で応募して選考を通過した場合、給与交渉を行う余地がそもそも残されていない(ように見える)ことがあります。多くの場合、給与額は企業側から提示され、入社する側は了承するだけ、というケースがほとんどだからです。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは採用が決定する前後で、企業側と待遇面について交渉を代行してくれます。

転職エージェントに年収交渉を代行してもらうには、希望条件を明確に伝えた上で、待遇について企業と交渉してもらいたい旨を理解してもらう必要があります。転職エージェントに的確な動きをしてもらえるよう、転職者の側で意向をしっかりと伝えておくことが大切です。

直近の待遇・年収だけでなく、これから先の「ライフプラン」も描いておこう

また、待遇・年収についてはただし、転職直後の給与にばかり注目するのではなく、将来的な昇給や昇進の可能性も加味して5年、10年といった長いスパンで考える視点も大切です。

中長期的なスパンで目標とする行動と収支を定めることを、「ライフプラン」といいます。

ライフプランとは、人生の中で想定される大きなイベントを考え、お金が必要になるタイミングやその金額を把握して計画をたてることです。

具体的には、以下のプロセスでプラン立てを行います。

ライフプランの作り方 Step1 目標を立てる 「実現したいこと」の洗い出し 自家用車や持ち家の購入、海外旅行、子どもの大学進学等、これから先の人生で「実現したいこと」をリストアップします。 STEP2 スケジュールを建てる 「いつまでに実現したいか」を 考える STEP1で出したリスト項目それぞれについて、「何年後に実現したいか(またはすべきか)の時期・スケジュールを考えます。 STEP3 「どのくらいの金額が必要か」を出す 実現したいことそれぞれにどのくらいのお金が必要か、またお金を積み立てていくとして毎月どのくらいの金額があると良いかを算出します。 STEP4 毎月の収支イメージ・生活様式を新たにする STEP3で算出した金額を毎月の支出に落とし込みます。その後、その支出を継続するうえで現実的な生活プランを建てます。 □ライフプランの例: 海外旅行(2年に1度)・マイカー購入・マイホーム購入(頭金)・子どもの大学費・老後を楽しむ為の資金 それらすべて毎月の積立額にした場合の合計:24万円

上記図の例では、今後の主な支出として海外旅行、マイカーとマイホームの購入、そして子どもの大学入学と老後資金を挙げており、これら全てを貯蓄でまかなうとしたら毎月24万円の積立が必要となることが分かります。
(※ すでに貯蓄がある場合や積立投資等の資産運用を行っている場合は、この限りではありません。)

ライフプランを立てることによって、「早めの貯蓄が必要になりそうだ」という気づきがあるかもしれません。
または、「転職時の給与条件として、これくらいは欲しい」という新たな希望条件が出ることもあるでしょう。

パートナーや家族のいる方は、転職の際にこれからのライフプランについてパートナー・ご家族の方と話し合うことをおすすめします。
ライフプランを交えての転職活動はパートナー・ご家族の方にとも共有する「共通目標」となり、活動を応援してもらいやすくなるでしょう。

4)「家族からの心配や反対」で悩んでいる40代男性の転職者は──

家族からの心配や反対がある:「なんとか説得するべき?」「家族から反対されたまま転職活動を続けるのは困難」

転職にはそもそもリスクが伴います。自分自身が家計における主たる収入源を支えているのであれば、家族から反対される可能性は十分にあります。

今の待遇にある程度満足しているのであればなおさら、わざわざリスクを冒して転職に踏み切らなくてもいいのでは?と思われてしまうのは、ある程度仕方がないことなのです。

それでも「やりたいこと」があり、実現に向けて動き出したいのであれば、家族を説得する必要があるでしょう。次の事例では、根気強くパートナーを説得しています。

Rさん 40~44歳|男性

私は、海外出張を重ねていくうちに、海外の国々で活躍される人々を見て「この人たちのように、自分もビジネスを立ち上げたい」と思うようになりました。

ですが、転職をしたいと妻に最初に話したときには、かなり猛反対されました。
これまでの給料がかなり高い水準でしたから、いったい何が不満なのかと言われたのです。

もちろん、妻から反対されたまま転職活動を続けることは困難です。
そこで私は、自分が仕事を通じて海外で見てきたことや、自分も資源の乏しい日本という国家のなかで新たなビジネスを立ち上げることによって社会に活力を与えたいという強い思いを、何度も何度も妻に説明しました。

やがて、妻も納得(もしかしたら「根負け」と言った方が近いかもしれません)してくれて、「…あなたの気持ちはよくわかった。私も応援する」と言ってくれました。

「家族からの心配や反対」の悩みはこう対処していくのがおすすめ

40代男性の「家族からの心配や反対」の悩みの対処法:●日頃から価値観・考え方を共有しておく ●転職することで得られるメリットや仕事内容について理解を得る ●「挑戦したい」という熱意を示す

対処法

  • 日頃から仕事以外の会話を増やし、価値観・考え方を共有しておく
  • 転職することで得られるメリットや仕事内容について理解を得る
  • 自分自身が「挑戦したい」「ぜひやってみたい」という熱意を示す

家族から反対されたから諦めるのであれば、「やりたい仕事」への本気度は実はそれほど高くないのかもしれません。

どうしても諦めたくなければ、上の事例のように粘り強く説得するしかありません。回りくどいようですが、この方法が最も効果があります。なぜなら、反対されても諦めようとしない熱意や自信こそが、家族に理解してもらうための最良の方法となるケースが少なくないからです。

収入源が変化することに対して、家族が漠然とした不安を抱くのは無理もないことです。ただし、その不安はほとんどの場合、非常に漠然としています。

転職者本人以上に、家族は転職先の環境や待遇について情報を持ち得ないため、「今の生活が維持できなくなるのではないか」「大丈夫だろうか」と根拠のない不安に襲われやすいのです。

説明するべきことはきちんと説明し、理解を得ようとする姿勢を忘れるべきでありません。結果的に家族から応援してもらうことができれば、他の誰よりも心強い味方になってくれるはずです。

5)「そもそも転職活動自体が思うように進まない」で悩んでいる40代男性の転職者は──

そもそも転職活動自体が思うように進まない:「書類審査で落ちてしまう」「書類審査や面接で落とされ続けるとモチベーションが持たない…」

40代の転職において、おそらく最初にぶつかる壁は「書類選考」でしょう。書類選考で落とされてしまう、一次面接に漕ぎ着けられないといった事態は、気持ちの焦りや自信喪失につながりやすく、ますます転職活動が好転しないという悪循環に陥りがちです。

Tさん 40~44歳|男性

社会人経験を10年程度経ての転職だったので、次の転職では就きたい職種のイメージはできていました。しかし、その分野の経験がやや乏しく書類審査の段階で落ちてしまうことが多かったです。「未経験可」の求人を懸命に探し、現在の職場に採用されるに至りました。

Mさん 40~44歳|男性

希望する職種は明確にしていたのですが、年齢的な面とスキル不足が足を引っ張り次の職につくまでかなり時間がかかりました。そのような状況なため面接までなかなかいかずに書類審査で落とされることが多くかなり悩まされました。

「転職活動が思うように進まない」悩みにはこう対処していくのがおすすめ

40代男性の「転職活動が上手くいかない」の悩みの対処法:●自己分析、および業界・企業研究がおざなりになっていないかを振り返る ●書類選考で落とされることが多い場合は、職歴書を第三者に見てもらい意見をもらう ●転職エージェントの書類添削・面接対策のサポートを受ける

対処法

  • 自己分析、および業界・企業研究がおざなりになっていないかを振り返る
  • 書類選考で不通過になることが多い場合は、いちど職歴書を第三者に見てもらい意見をもらう
  • 転職エージェントの書類添削・面接対策のサポートを受ける

書類選考を通過できないなど、壁にぶつかっていると感じたことは、できるだけ具体的な対応策を練ることが大切です。

避けたいのは、やみくもに応募を続けて疲弊してしまうことでしょう。「数打てば当たる」式の応募を繰り返していると、応募先の企業研究や業界研究が疎かになりやすく、応募書類の精度も下がってしまう可能性が高いため、さらに選考に通りにくくなるという悪循環に陥ってしまう恐れがあります。

遠回りなようでも今一度、業界研究や自己分析へと立ち返り、なぜ応募書類が企業に「刺さらない」のか、よく検証してみる必要があるでしょう。その上で、応募書類に何らかの改善を加えて次に進むことが大切です。

自己分析の進め方

自己分析のコツは、「根本に立ち返る」ことです。
具体的には、次の4つのステップに沿って進めていくと良いでしょう。

自己分析は、振り返り→Will→Can→Mustの順番で行う
  • STEP1 今までの経験を振り返る
    …これまで培った知識・スキル・そして経験を振り返り、整理していきます(キャリアの棚卸し)
  • STEP2 これから何をやりたいかを考える
    …STEP1で整理した内容を踏まえて、これから先どんな働き方をしたいか、転職後にどんな知識・スキルを身につけたいかを考えます
  • STEP3 現在、何が出来るかを考える
    …STEP2で描いた今後の働き方に役立てられそうな、いま現在の自分の強み・活かせるスキルを整理します
  • STEP4 応募先企業で求められていることを確認する
    …応募しようと考えている企業が求める人物像を確認し、STEP1~3で導き出した自身の状態との共通点(またはギャップ)を明確にします

STEP1が「キャリアの棚卸し」、STEP2~4が「自己分析」の行為になります。
これらを行っておくことによって、自身がどんな企業に応募すべきかの方針を立てやすくなり、また職務経歴書や面接の際の自己紹介や自己PRは格段に進めやすくなります。

キャリアの棚卸し、自己分析の進め方については以下記事にも詳しく説明しています。
興味のある方は、併せてご覧ください。

自己分析のやり方を詳しく見る

「印象に残る職務経歴書」作成のポイント

  • Point1)最初の職務要約ですべてを語る
  • Point2)緩急をつける
  • Point3)企業毎に職務経歴書を書く
  • Point4)定量的に書く
  • Point5)「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。
  • Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。
Point1)最初の職務要約ですべてを語る

採用担当はたくさんのレジュメに目を通すため、最初の職務要約しか見ない人もいます。逆にいうと、この部分は全員が見るということです。

そのため、「最初の職務要約ですべてを語る」くらいの気概で作成したほうが良いでしょう。

自分の強みが最初の数行でパッと分かるように表すなど、とにかくこの部分の品質に意識を集中して作成することが大切です。

Point2)緩急をつける

ある程度実務経験を持った人が陥りがちなミスが、「やってきたことを全部書いてしまう」ことです。

全部盛り込むと、強み(アピールポイント)が薄まってしまいます。
アピールすべきところとしなくてもいいところを分けて、しなくても良いところはバッサリ切る──、といったメリハリが大切です。

例えば総務部門を経験した転職者の場合、総務の幅広い業務範囲を全部書くとどうしても冗長になってしまいます。

その際に、例えば応募する企業の求人要件が「総務の資産管理」だった場合、そのポジションと関連する経験をアピールするのです。

「自分はそのほかにも人事、採用などを経験していた」という場合においても、応募企業側で人事、採用のポジションを求めていないようなら、その記載は軽く触れる程度に留めるなどの取捨選択を意識しましょう。

Point3)企業毎に職務経歴書を書く

職務経歴書は、基本応募企業毎に準備します。
テンプレートのようにひとつの職務経歴書を使いまわしていた場合、応募企業側はすぐにそれを見抜きます。

効果的な職務経歴書にしていくためにも、企業が募集しているポジションに合わせて書くことを意識すると良いでしょう。

イメージとしては、「60%は共通部分として、残り40%を企業毎にかき分ける」、「これまでやってきたことが20種類あったら、求人ポジションに合わせて12~3個に絞って、7~8個は削る」といった形で進めると良いと思います。

ポイントは、求人企業に対して「企業が求めているポジションと、自分の経歴がいかにフィットしているか」を伝えることです。

Point4)定量的に書く

よく言われることですが、職務経歴書は「定量的」に書くことが大切です。

例えば、「お客様に大変喜ばれた」といった表現は、第三者はその程度を知ることができません。また、「主観的、感覚的にしか物事を捉えられていない」と評価されてしまうリスクもあります。

アピールする事柄は、なるべく「数値」に落とし込むことが大切です。
「売上や会員数、またはPV数などが何パーセント増えた」であったり、「結果として作業時間がこれだけ短縮できた」などの定量的な説明を意識すると良いでしょう。

Point5)「ボランティアをやっています」等の副次的なものは程ほどに。

プライベートでの活動(ボランティア)などは、書いても書かなくても、書類通過や採用にそこまで影響は無いと見たほうが良いでしょう。

他の候補者と比較検討になった際に、その人と甲乙つけがたいくらいの同評価だったら効果はあるかもしれませんが、その他ではあまり効果を期待しない方が良いと思います。

たまに、経営層の価値観とマッチした等のラッキーパンチもありますが、やや運要素の強いPRと言えます。
また、そうした副次的なPRをたくさん書いてしまうと、「仕事でアピールできないから、そこでアピールするのかな?」と思われてしまうリスクもあるでしょう。

Point6)「レジュメはラブレター」の意識で書く。

レジュメ(職務経歴書)は、「企業へのラブレター」と思って書くと良いです。

例えば、気になっている異性に「私はたくさんのスキルと知識がある。だから付き合ってください」とラブレターを書く人はいないでしょう。

それよりも、「あなたはきっと、こういう人を求めていますよね。私はまさにそういう経験をしてきています。つきましては、私と付き合ってくれませんか」といった形でアプローチする方が成功確度を高められるはずです。

ポイントは、「相手を基点」にあなた自身のペルソナを作っていくこと、──つまり、「顧客視点」を持って職務経歴書を書いていくことです。

「印象に残る職務経歴書」作成のポイントを詳しく見る

自分で改善策を練るのが難しいようであれば、転職エージェントの力を借りて原因究明を試みてもいいでしょう。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、日々大勢の転職者を見ていますので、あなたが今ぶつかっている壁をどうすれば乗り越えられるのか、多くの事例から解決策を見出し、アドバイスすることもできるのです。

転職活動の際には、殆どの人が「転職エージェント」を利用しています。

その主な理由は、国内の少なくない企業がハローワークや転職サイトではなく転職エージェントのみに「非公開求人」を出しているからです。

「非公開求人」とは?=企業が社名を明かさず人材を募集すること。▽企業が非公開求人を行う理由●企業側で急な採用が必要となり、求人を公開して募集する時間がない。●企業の人事採用側の事務コストの節約。●機密性の高いプロジェクトや事業戦略に関わる人材採用。

ですが、私たちが転職エージェントを利用する際は「求人を紹介してくれる人」としてではなく、「転職活動全般を相談できる人」として活用したほうがより効果的でしょう。

転職エージェント サービスの仕組み

上記図で表す通り、「求人紹介」は転職エージェントが提供するサービスの一部でしかありません。

それ以外のサービス、例えばキャリアプランのアドバイス(キャリア相談)、書類添削、面接対策などの選考通過のためのサポートも受けることによって、転職成功の確度を高めていけるはずです。

ただし、転職エージェントは国内多くのサービスがあり、またどの担当者が付くかによってもサポートの提供のされ方が変わります。

あなたに合った転職エージェント(または担当アドバイザー)を見つけるためにも、はじめに2~3つのサービスに登録して、利用のしやすさやコミュニケーションの取りやすさを比較しておくことをおすすめします。

転職エージェントについての説明を詳しく見る

6)40代の転職は「不安」を「希望」に変えていく準備と努力が大切

自分でも気づいていない長所が埋もれているかも?40代の転職者こそ、自己分析と業界分析が重要!

40代で転職する人が増加傾向にあるとはいえ、若手の人材と比較するとどうしても年齢の面がネックになりやすいのは事実です。そのため、40代の転職においては不安要素を事前準備と努力によって「希望」へと変えていく必要があります。幸運は待っているだけでは降ってこないのです。

自己分析や業界分析と聞くと、「まるで新卒採用のようだ」「長年働いてきたのだから、自分のことはだいたい分かっている」と感じるかもしれません。

しかし、40代のビジネスパーソンのようにキャリアが長くなってきた人材ほど、これまで培ってきた経験やスキルが複雑化しており、自分でも気づいていない長所が埋もれてしまいがちです。40代の転職者こそ、自己分析と業界分析を改めてじっくりと行うべきなのです。

具体的には、次の観点で事前準備を進めていきましょう。

  • 現職での仕事内容と必要とされるスキルセットとは?
  • 社外から見た場合に、自身のスキルレベルはどの程度か?
  • ポータブルスキルをどの程度持っているか?(保有資格も含む)
  • やりたい仕事に就くために必要な要件を満たしている部分とは?
  • やりたい仕事に就くために必要な要件を満たしていない部分とは?

これらの分析には客観性が欠かせないため、転職エージェントを活用して事前準備を進めたほうが得策です。

転職エージェントは「複数登録」が鉄則!

転職エージェントは複数登録がおすすめです。

具体的には、大手の「総合型」転職エージェントと専門分野に特化した「特化型」転職エージェントを組み合わせるように登録しておくと良いでしょう。

総合型:幅広い業界・職種に対応している 特化型:ある特定の業界・職種に対応している
メリット デメリット
総合型転職エージェント
  • 幅広い業界の求人を多数保有している
  • 多くの転職成功実績がある
  • キャリアアドバイザーの業界・職種への知識が浅い場合がある
   
特化型転職エージェント
  • 特定の業界知識が豊富なキャリアアドバイザーにサポートしてもらえる
   
  • 総合型に比べると求人は少ない
  • 未経験者や、その分野での知識・経験がない転職者に対して、求人が用意できない場合がある
   

以下に総合型サービスと特化型サービスそれぞれのおすすめ転職エージェントを紹介します。「ここが自分に合いそう」と思えたものから登録を検討してみてください。

総合型の代表的な転職エージェントサービス

 
サービス名マイナビエージェント
マイナビエージェント
doda
doda
リクルートエージェント
リクルートエージェント
パソナキャリア
パソナキャリア
type転職エージェント
JACリクルートメント
メリット
  • 幅広い求人紹介
  • 書類添削・面接対策が手厚い
  • 豊富な求人・全職種カバー
  • 企業からのスカウトが多い
  • 求人数・支援実績 国内No1
  • 支援ツール・セミナーが充実
  • 利用者の年収アップ率67.1%
  • 全国に拠点がある
  • 丁寧なサポート・面接通過率が高い
  • 若手向けのIT/Web求人が豊富
デメリット
  • 職種によっては求人数は少なめ
  • 提案の電話・メールが多い
  • 活動ペースを急かすことも
  • 職種によっては求人数は少なめ
  • IT/Web業界以外の求人は少なめ
公開求人数 4.6万 20万件以上※非公開求人を含む 36万 3.7万 1.0万
得意業界/職種 全業界 全業界 全業界 全業界 全業界
対象年代 全年代 全年代 全年代 全年代 全年代
対象地域 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 東京・神奈川・埼玉・千葉
おすすめの人
  • 書類添削・面接対策をしっかり行いたい人
  • 積極的な求人提案を受けたい人
  • スピーディに転職活動を進めたい人
  • 丁寧な対面サポートを受けたい人
  • 東京首都圏でIT・Web系の仕事を探している人
公式サイト

表内の求人数は2023年3月時点のものです。

特化型の代表的な転職エージェントサービス

   
タイプ ITエンジニア ITエンジニア IT・Web系職種 管理職・エキスパート 管理職・エキスパート 管理職・エキスパート 会計・経理・税務・財務 マスコミ・メディア アパレル・ファッション 管理部門 外資・グローバル 外資・グローバル 製造系エンジニア 介護・福祉 介護・福祉
サービス名 マイナビITエージェント
マイナビITエージェント
レバテックキャリア
ワークポート
ワークポート
JACリクルートメント
JACリクルートメント
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウト
ビズリーチ
ビズリーチ
ジャスネットキャリア
ジャスネットキャリア
マスメディアン
マスメディアン
クリーデンス
クリーデンス
MS Agent
MS-Agent
エンワールド
エンワールド
ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズ
メイテックネクスト
メイテックネクスト
きらケア
きらケア
かいご畑
かいご畑
メリット
  • 書類添削・面接対策が充実
  • 優良企業やレア求人が豊富
  • 求人のマッチング率が高い
  • 担当は全員エンジニア経験者
  • 担当からの積極的な求人提案
  • 未経験転職への支援に強い
  • ハイクラス向け求人が豊富
  • キャリア相談の品質が高い
  • 実績豊富なヘッドハンター
  • 転職者がヘッドハンターを指名できる
  • 企業からのスカウトが多い
  • 都市部から地方までハイクラス層求人が豊富
  • 会計、税務、経理分野に強み
  • 担当から専門性の高いサポート
  • マスコミ・メディア系転職に強い
  • 独占求人・非公開求人が多い
  • アパレル・販売系業界に特化
  • 業界経験ある担当のサポート
  • 管理部門・士業の転職支援専門
  • 管理部門支援実績は業界No1
  • 外資系・グローバル転職に強い
  • 入社後も定期的なフォロー・定着支援
  • 選考突破率の高さで評判
  • 英文レジュメの作成支援あり
  • 製造系エンジニア支援実績No1
  • 模擬面接サポートが手厚い
  • 職場環境を詳しく聞ける
  • 担当から専門性の高いサポート
  • 未経験向け求人豊富
  • 資格取得の支援制度あり
デメリット
  • 求人は都市部に寄っている
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 求人は質よりも量を重視
  • 全体的な求人数は少なめ
  • 急ぎの転職には不向き
  • 全ての求人を見るには有料会員になる必要あり
  • 地方の求人は少なめ
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 地方の求人は少なめ
  • 地方の求人は少なめ
  • 未経験者向けの求人は少ない
  • 全体的な求人数は少なめ
  • 地方の求人は少なめ
  • 地方の求人は少なめ
  • 正社員求人は少なめ
公開求人数 1.7万 1.8万 6.6万 1.5万 41万 8.3万 3,500 3,900 1,300 8,500 900 2,000 1.1万 5.3万 1.0万
得意業界/職種 IT・Web IT・Web 全業種・職種 全業種・職種 全業種・職種 全業種・職種 会計・経理・税務・財務 マスコミ・メディア アパレル・ファッション 管理部門・士業 外資系 外資系 製造系エンジニア 介護・福祉 介護・福祉
対象地域 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 関東・関西・中部(東海) 東京・大阪 関東・関西・東海 全都道府県 東京・愛知・大阪+海外 東京・愛知・大阪+海外 東京・名古屋・大阪・福岡 全都道府県 全都道府県 全都道府県
おすすめの人
  • 書類添削・面接対策のサポートをしっかり受けたい人
  • キャリアアップ・年収アップを目指す人
  • 未経験分野にチャレンジしたい人
  • じっくりキャリア相談を受けたい人
  • ヘッドハンターの支援を受けたい人
  • 企業からスカウトを多く欲しい人
  • 会計、税務、経理、財務分野を目指す人
  • マスコミ・メディア系職種の人
  • アパレル・ファッション系業種の人
  • 管理部門・士業での転職を検討している人
  • ハイクラス・グローバル系企業を目指す人
  • 英語力を生かした転職をしたい人
  • ものづくり・製造系エンジニアの人
  • 職場環境を重要視する人
  • 未経験から介護職を目指す人
公式サイト

表内の求人数は2023年3月時点のものです。

40代男性におすすめの転職エージェント

転職エージェントに登録するにあたって、まずは各社の特徴やターゲット層を知っておくことが大切です。

ターゲット層から外れた転職エージェントに登録した場合、紹介できる案件がほとんどない可能性もありますので、「登録したきり音沙汰がない」「希望条件とは異なる案件ばかり紹介された」といったミスマッチが生じることになりやすいのです。

複数の転職エージェントに登録しておくことは前述の通り重要ですが、やみくもにいくつも登録しておけばいいというものではありません。自分に合った転職エージェントのうち、タイプの異なる2〜3社に絞って併用することでシナジーが生まれ、良い案件を紹介してもらえる確率を高めることにつながります。

doda──業界を限定せずに転職活動を進めたいという方におすすめ

doda 転職なら、・・転職サイトdoda(デューダ)

dodaは総合型エージェントの中でも保有案件数の多さやカバーしている業界の幅広さでは随一のレベルを誇っています。そのため、業界を限定したくない人や、目指す業界がまだ定まっていない人にとって、視野を広げて転職活動を進める意味でもおすすめの転職エージェントと言えます。

dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。

また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。

dodaの活用メリットとおすすめポイント

dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

従来の採用形式:転職者が企業に応募する形式 ダイレクト・リクルーティング:企業から転職者に直接アプローチする形式

dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認することができるでしょう。

スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。

一方のdodaの注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。

丁寧かつ実績のあるアドバイザーに担当に付いてほしい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメントリクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といったベテラン層が厚いと評判の転職サービスがおすすめです。

転職者満足度 No1
登録は5~10分程で完了します。

パソナキャリア──キャリア相談をじっくりしたい方におすすめ

パソナキャリア。転職活動の成功を、全力でサポートします。専門アドバイザーがあなたの転職活動を全面サポート!!イチ押し

キャリアの振り返り・棚卸しを進めるのは、思いのほか容易なことではありません。とくに新卒からずっと同じ職場で就業してきた人にとって、社外から見た場合に自分のスキルセットやレベルがどの程度であるのか、客観的に判断しづらい面があるかもしれません。

パソナキャリアは登録後の面談をじっくりとていねいに実施してもらえることで知られています。自己分析をはじめ、スキルの棚卸しについても相談したいという人にはおすすめの転職エージェントです。

パソナキャリアの活用メリットとおすすめポイント

パソナキャリアは、人材派遣業の代表的な企業として知られるパソナグループが運営する転職エージェントです。派遣事業で築いてきた信頼は厚く、取引企業数は16,000社以上にのぼります。過去の転職支援実績は累計25万人に達しており、豊富な転職ノウハウを有しているのが特徴です。

転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、利用者の年収アップ率67.1%という実績からもサポート品質の高さがうかがえます。

人材サービスを総合的に手掛けるパソナグループならではの特色として、拠点が全国の都道府県にある点が挙げられます。
拠点が各地にあることで、キャリアアドバイザーによるサポートも受けやすくなるはずです。

転職サービスによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、地方での転職にも対応できるのは大きなメリットといえるでしょう。

また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取ることは重要です。

地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。

一方のパソナキャリアの注意点は、サポートは手厚いが、転職意欲の低い人は優先度を下げられる可能性がある点、そのほか職種・業種によっては提案される求人が少ない場合もあることです。

doda(全世代向け)、リクルートエージェント(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった求人数が豊富でかつ担当から積極的なスカウトや提案の受けられるサービスも並行して登録しておくと、安心でしょう。

利用者満足度4年連続【1位】
登録は3分程で完了します。

JACリクルートメント──年収・待遇アップを狙いたいという方におすすめ

JAC Recruitment。転職にグローバル戦略を。外資系や海外転職はJACリクルートメント。

一般的な転職エージェントでも年収アップを実現する案件を紹介してもらうことは可能ですが、とくに現職での待遇がそれほど悪くないという人は、ハイクラス人材向けの転職エージェントを活用したほうが優良案件を効率よく探せるでしょう

JACリクルートメントはいわゆるハイクラス人材向けサービスで、外資系企業をはじめとする好待遇案件を豊富に保有しています。高年収帯の案件が多いので、より良い待遇で働きたいという希望を叶えやすいはずです。

JACリクルートメントは「年収600万円以上」のハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。

JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。

在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらうことができます。

JACリクルートメントの活用メリットとおすすめポイント

JACリクルートメントを活用するメリットとして筆頭に挙げられるのが「ハイクラス向け求人の充実度」です。とくに年収600万円以上など好条件の求人を多数保有していることから、ハイクラス人材を求める企業と転職者のマッチングを得意としているのです。

JACリクルートメントは両面型サポートのため、コンサルタントが企業の採用担当者が直接コンタクトを取り、企業の情報や就業条件についてヒアリングを実施しています。

JACリクルートメント:企業の詳しい情報を直接教えてもらえる! 多くの大手転職エージェント:担当が企業情報を詳しく把握できていないことも…

つまり、転職者に伝えられる企業情報はコンサルタント自身が収集した一次情報なのです。

このため、企業担当と人材担当の間で情報が分断されてしまう心配がなく、精度が高く確実な情報を得ることが可能となっています。

一方のJacリクルートメントの注意点は、保有求人数が大手サービスよりも少なめである点です。

希望している求人が思ったより多く紹介されなかった…」という場合は、求人数の豊富なリクルートエージェント(全世代向け)、doda(全世代向け)、パソナキャリア(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった転職サービスがおすすめです。

43万人の転職支援実績あり
登録は5~10分程で完了します。

リクルートダイレクトスカウト──管理職経験を活かしたいという方におすすめ

Career Carverリクルートダイレクトスカウト リクルートのヘッドハンティングサービス

現職で管理職経験のある人は、その経験を活かさない手はありません。40代の人材を採用する企業の多くは、マネジメントスキルを発揮してもらいたいという思いも込めて採用することが多いからです。

リクルートダイレクトスカウトはハイクラス人材向けの転職サービスで、管理職ポジションでの採用など経験豊富な人材向けの案件を数多く保有しています。ヘッドハンターによる直接スカウトを受けられる場合もありますので、管理職経験者であれば登録しておいて損はないでしょう。

リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サービスです。

年収600万円以上のミドル・ハイクラス層をメインにサポートを行っており、優秀なヘッドハンターからのスカウトを待つことができます。

リクルートダイレクトスカウトの活用メリットとおすすめポイント

リクルートダイレクトスカウトでは「転職者がヘッドハンターを選ぶ」という逆指名制を採用しているのが大きな特徴です。

リクルートダイレクトスカウトは転職者がヘッドハンターを選べる!

自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧することができます
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できるのです。

また、ヘッドハンターは複数名を同時に指名することも可能です。

一方のリクルートダイレクトスカウトの注意点は、求人が年収600万円以上のハイクラス向けのものに寄っている点、および基本的に「スカウトを待つ」活動スタイルになるため、急ぎの転職には向かない点、です。

希望年収はもう少し低くなる」」場合や「なるべく早く転職したい」」場合は、幅広い求人数を扱い、かつスピーディな対応が可能なリクルートエージェント(全世代向け)、doda(全世代向け)、パソナキャリア(全世代向け)などの転職サービスがおすすめです。

優秀なヘッドハンターに出会える
登録は5~10分程で完了します。

リクルートエージェント──転職活動に行き詰まりを感じているという方におすすめ

転職エージェントならリクルートエージェント。非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介。転職エージェントがあなたの転職を成功に導きます。

書類選考をなかなか通過できないなど転職活動に行き詰まりを感じ始めている人は、どこに問題があって応募書類が通らないのか原因を客観的に分析し、解決していく必要があります。

リクルートエージェントはいわゆる大手転職エージェントで、在籍キャリアアドバイザー数や取引企業数は国内最大規模と言われています。数多くの転職者を見てきたキャリアアドバイザーに、現状の問題点と解決策を示してもらえるチャンスも多いはずですので、行き詰まりを感じている人はリクルートエージェントに相談してみるといいでしょう。

リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。

リクルートエージェントの活用メリットとおすすめポイント

リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

一方のリクルートエージェントの注意点としては、これらサポートの提供は適切かつとても「スピーディ」であるということです。担当者によっては、活動ペースを急かしてくることもあるかもしれません。

じっくりと、自分のペースで転職活動をしたい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、マイナビエージェント(若手社会人向け)、JACリクルートメントリクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)にも併せて登録し、より自身にマッチするサービスを選んでおくと良いでしょう。

求人数・サポート実績No1
登録は5~10分程で完了します。

まとめ)40代男性の「やりたい仕事」を諦めるのはまだ早い!?

40代に入ると、仮にやりたい仕事があったとしても、生活レベルの維持やリスク回避のために「やるべき仕事」に軸足を置いて転職先を検討する人が多くなっていきます。しかし、やりたい仕事を諦めなくてはならないわけではありません。これまでの経験や培ってきたスキルを活かし、さらに活躍できるフィールドを目指していくのは間違いではないのです。

やりたい仕事を諦めかけていた人は、その実現に向けて改めて戦略を練ってみてはいかがでしょうか。やりたい仕事を諦めるのはまだ早いのかもしれません。

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