7月・8月・9月から転職活動を始める際に意識しておくべきポイントは?
[最終更新日]2023/05/31

新卒採用とは違い、中途採用は募集時期が決められているわけではありません。
そのため、「7月・8月・9月は転職時期として最適か」悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
結論からいうと、7月・8月・9月の転職は、多くのチャンスがある時期でもあります。
この記事では新型コロナウイルスの影響も見つつ、2022年の7月・8月・9月の転職市場の変化について見ていきます。
目次
1)7月・8月・9月は転職を検討中の人にチャンス到来の可能性あり
世の中の企業の多くが一斉に採用活動へと乗り出すのは、4月入社を見据えた新卒採用です。
そのため新卒採用者の動向は、中途採用者の転職活動にも影響を与えています。企業にとって新卒採用が優先事項ですから、中途採用は後回しにされがち。つまり、新卒採用が一段落した時期である7月・8月・9月こそが、転職者にとってはチャンスの時期となるのです。
また、7月・8月・9月の時期は求人数が増加し、未経験可の求人や第二新卒を対象とした求人も多くなっていく傾向があります。
では、2022年のこの時期の転職市場はどのように変化しているのでしょうか。
2022年以降の転職市場の動向は?
2020年以降の新型コロナウイルスの感染拡大は転職市場にも大きな影響を与え、特に1回目の緊急事態宣言が出た2020年4月~6月にかけては求人企業・転職者ともに大きく減少しました。
しかしながら、その後7月から回復の兆しが見え始め、2021年中には大半の業種・職種においてコロナ禍以前と同等か、それ以上の水準まで回復しています(※リクルートエージェント「【2022年|中途採用市場】全15業界の最新状況を解説」)。

引用元:株式会社リクルート「2022年 転職市場の展望」
特に多くの企業がIT化・DXに取り組み始めた状況もあり、IT業界やWeb業界は引き続き活発に採用活動を行う企業が多い状況です。
IT業界やWeb業界を中心に、事業活動が活発な企業は、ITエンジニアやクリエイティブ職だけでなく、事業拡大に必要な新規開拓を行う営業職や管理体制の強化に欠かせない人事・経理職でも、求人数の増加が期待できるでしょう。
IoT・自動化を進める上で必要不可欠な半導体・電子部品の業界は、業績が好調な状態が続いています。そのため生産や事業拡大を見越して、専門的なスキルや知見を持つ電気・機械のエンジニア、化学エンジニアの採用を活発化させると考えられます。
参照:doda「転職市場予測」
求人が増えてくる一方で、企業が転職者を見る目もシビアになる傾向も
コロナ禍を経て、企業の多くが以前にも増して「即戦力重視」「スキル・経験重視」を転職者に求める傾向も見られます。
コロナ禍の影響で業績が悪化してしまった企業からすれば、経験や実績の豊富な社員を採用することで財政を建て直したいと考えるであろうことは想像に難くないはずです。
つまり、転職者側にも「その職場ですぐに現場に馴染み、戦力になれるか」についてしっかり見定める必要があるということでしょう。
ただし、即戦力として通用する経験・スキルを持っているかどうかは、応募前の段階で判断し切れないことも多いのが実情です。
その際は企業の採用担当者や経営層とコンタクトを取っている転職エージェントを活用するなど、第三者を介して情報を仕入れるのも1つの方法でしょう。
精度の高い情報を得ることができれば、入社後に即戦力として活躍できる確率が高まるはずです。
あわせて読みたい
-
- 2023年の転職市場・コロナ禍の影響は?転職すべきかどうかの判断軸と注意点
- 2020年のコロナ禍により、私たちの暮らしは大きく様変わりしました。転職市場でも同様にコロナ禍の影響を受けましたが、それから約3年が過ぎた2023年、転職市場はどのように変化しているのでしょうか。 ...
2022年以降も引き続きリモートワーク導入の企業は増える?
コロナ禍によって注目されるようになった新たな働き方である「リモートワーク」。実際に採用活動を行う企業の中でも「リモートワーク可」を条件にしている求人も以前より多く見られるようになってきました。
ただし、初めて取り組む仕事である場合や、打合せなどが多く必要な職種に関しては「オフィスへ出社してくれたほうがやりやすい」と考える企業は多いといいます。
感染拡大のピークを越えたと思われる2022年以降では、「状況が改善すればまた出社を始める」という企業も一定数現れるでしょう。
また、採用活動において「一次(二次)はオンライン面接」という企業も多くあります。
オンライン面接は往復の交通費や時間を節約できるなどメリットもありますが、一方で「実際に相対するよりもやり取りがしづらい」といったデメリットもあります。
2022年現在は、オンライン面接に備えた対策もしておくのがベストでしょう。
あわせて読みたい
-
- リモートワーク・テレワーク(在宅勤務)で働く際の気をつけること・注意点は?
- リモートワーク・テレワーク(在宅勤務)という働き方が注目されています。リモートワークで働く場合にどんなことに気をつけたらいいのか、ポイントや注意点をまとめました。...
あわせて読みたい
-
- オンライン面接で注意すべきポイントは?対面面接との違いと事前準備することまとめ
- 転職時に応募企業との面接でオンライン面接をする事になり、不安を感じているという転職者の方もいるでしょう。本記事を読めば、オンライン面接についての理解を深め、適切な事前準備と対策を取ることができます。...
7月・8月・9月月の転職活動のポイント
2)7月から転職活動を開始する場合に意識したいポイント
7月時期の企業の状況をイメージしておこう

2020年卒から新卒採用活動の開始時期が6月1日となり、7月は企業によっては「新卒採用がちょうど一段落した時期」でもあります。そこで、次に挙げるような企業は中途採用に本腰を入れ始めるでしょう。
- 新卒採用が計画通りに進まず、人材を十分に確保できなかった
- 事業拡大により、新卒採用以外でも「即戦力枠」として中途採用を継続する
- 下半期に向けた人員強化を図りたい
こうした時期には、業種・職種未経験者でも応募可能な求人や、第二新卒などポテンシャル重視の求人も増加する傾向にあります。異業種への転職を検討している人、第二新卒で初めての転職を考えている人にとっても、7月は転職活動を開始する絶好のタイミングと言えるのです。
あわせて読みたい
-
- 第二新卒は転職に有利?メリット・デメリットと転職成功のコツ
- 「第二新卒者向けの転職」ということばが一般的になって10年以上経ちます。この記事では、第二新卒の転職の際のメリット・デメリットと、転職を成功する為のコツ・ポイントについてお伝えします。...
7月時期の求人数、ライバル数(求人倍率)は──

参照:e-Start「統計で見る日本」
2021年7月の求人倍率は1.12倍で、前月6月を0.03ポイント上回っています。前年2020年の同月と比較すると0.12ポイントの上昇が見られます。
ワクチン接種も徐々に進んできている2022年度は、2021年の同月水準より求人倍率は大きく上回ることが見込まれます。
目指す業界・職種に対して、事前の情報収集や求められる知識・スキルの獲得に向けて、できる限りのアクションを取っておくようにしましょう。
7月から転職活動する際の、おすすめ活動スケジュール

7月に転職活動を開始する人が目指したいのは「10月入社」です。一般的に「秋入社」と呼ばれる時期の採用となり、下半期に向けて人員を確保しておきたいなど、計画的に採用活動を進める企業においては比較的よくあるタイミングでの入社となります。
7月に求人を探して応募した場合、選考に1ヶ月〜1ヶ月半を要すると想定されますので、内定獲得時期は8月中旬頃を目指して活動を進めるとよいでしょう。内定を獲得したら、8月下旬から9月にかけてのタイミングで退職を申し出、退職手続きや業務の引き継ぎを開始します。
およそ2ヶ月の引き継ぎ期間を経て退職し、新たな職場へと移ることになります。スケジュールとしては余裕がありますので、慌てて応募せず、じっくりと検討して応募先を選定することができるでしょう。
企業によっては、下半期に向けて社内の体制を再考するケースもあるはずです。9月までに退職を申し出ていれば、職場側もそのつもりで下半期の体制を検討するはずですので、今の職場にも迷惑をかけることなく円満な退職を実現しやすくなるはずです。
2)8月から転職活動を開始する場合に意識したいポイント
8月時期の企業の状況をイメージしておこう

8月に人材募集を行う企業はどのような状況にあるのでしょうか。考えられる理由としては、「夏季賞与支給後の退職」が挙げられます。ボーナスを受け取ってから退職を申し出る社員が7月頃から出始めるため、欠員補充のために慌てて求人を出す企業も少なくないはずです。
8月は長期休暇を設定している企業がよく見られます。とくに近年は働き方改革の流れを汲んで、8月半ば頃に1週間〜10日程度の休暇を付与している企業もめずらしくありません。
企業全体としては交代で出勤するなどして稼働している場合もありますが、肝心な人事採用担当者が休暇に入ってしまうことも十分考えられますので、応募するのであれば8月の早い時期にしておくほうが無難でしょう。
反対に、サービス業をはじめとする休暇中の需要に応える業種にとって、8月は繁忙期となります。こうした業種は8月よりも前の時期から人材募集をかけている可能性がありますが、8月前半は募集の追い込みの時期にあたる場合もあります。いずれにしても、8月初旬には応募先を決めておくことが重要です。
8月時期の求人数、ライバル数(求人倍率)は──

参照:e-Start「統計で見る日本」
2021年8月の求人倍率は1.14倍で、前月7月を0.02ポイント上回っています。対前年(2020年)で比較すると0.15ポイントの上昇が見られました。
8月は長期休暇も挟むことから、休み明けに転職活動を本格化させる転職者も一定数いることが考えられます。8月頭から応募先企業の選定を終えておくことで、他の転職者より一足先に転職活動を進めることができます。
また、夏季休暇中に採用活動がストップしてしまうのはデメリットにも感じられるかもしれませんが、応募先の企業の情報を集めたり自己分析を進めておくなど、じっくりと転職準備期間に充てることができます。特に現職に勤めながら転職活動を行う人にとって、まとまった時間を取れる夏季休業のタイミングはメリットとして挙げられるでしょう。
8月から転職活動する際の、おすすめ活動スケジュール

8月から転職活動を開始する際に注意しておきたいのは、やはり企業の夏季休業期間です。業種・企業によって異なるものの、一般的には8月中旬のお盆前後で休業期間を設けていると想定されます。そのため、応募先の選定にあまり時間をかけ過ぎず、スピーディに応募することが大切になります。
転職エージェントを活用するなどして、8月初旬〜中旬にかけて希望条件に合った応募先の選定を終えておくようにしましょう。
採用選考は8月下旬からスタートすると考えられます。そこから2次、3次選考と進むことを想定すると、内定獲得は9月中旬から下旬にかけての時期を目指したいところです。9月中に内定を獲得できたら、9月〜10月で退職を申し出、10月いっぱいで引き継ぎを終えるスケジュールで交渉していきましょう。
入社予定の企業の事情もあるはずですが、希望すれば11月入社で検討してもらえることもあります。ただし、12月に入ると年末にかけて忙しくなる企業が多いことから、1月入社で決定する場合もありますので、入社時期については要相談となる可能性があります。
2)9月から転職活動を開始する場合に意識したいポイント
9月時期の企業の状況をイメージしておこう

9月は多くの企業にとって上期を締めくくる月となります。半期決算に向けた準備で忙しくなるだけでなく、下期に向けた体制を決定する重要な時期でもあるのです。
下期に向けて、企業内の各事業部は上期の総括と下期に向けた体制の構築を検討します。業績が順調に伸びている企業は人員増強を図ったり、新規事業を始めるために必要な人材を採用したりするケースが多くなります。
あるいは、上期を振り返って人材不足が常態化している部署が明確になるなど、必要に迫られて中途採用の募集を検討するケースもあるはずです。
いずれにしても、9月は企業にとって人材募集を開始するのにちょうどきりの良い時期であり、求人が増加する理由にはこうした事情も含まれているのです。
このように、どちらかと言うと計画的に人材募集を行う企業の求人が多くなる時期のため、即戦力として活躍できる人材が求められるケースが増える時期とも言えます。
これまでの経験を活かしてステップアップしたいなど、積極的な理由で転職を検討している人にとっても、9月は転職活動を始めるのに適したタイミングです。
9月時期の求人数、ライバル数(求人倍率)は──

参照:e-Start「統計で見る日本」
2021年9月の求人倍率は1.15倍で、前月8月を0.01ポイント上回っています。前年同月と比較すると、0.15ポイントの上昇が見られます。
10月入社を見据えるとなると転職活動期間がわずか1ヵ月ほどとなります。転職を急ぐがあまり自身の希望に合わない企業へ入社を決めてしまったり、現職の引継ぎの期間が設けられなかったりといった事態に繋がるおそれもありますので注意しましょう。
また、9月は正社員同様、派遣社員の求人も増加する傾向があります。勤務形態にとらわれず仕事を探している人は、派遣社員の求人も視野に入れつつ転職活動を進めてみるのも良いでしょう。
9月から転職活動する際の、おすすめ活動スケジュール

9月に求人を出す企業の中には、欠員補充など急募案件で10月勤務開始できる人材を求めているケースもあります。ただし、現実的な選考期間を考慮すると応募までにおよそ1ヶ月、選考に短くても1ヶ月、引き継ぎに1ヶ月と、計3ヶ月間はかかるつもりで転職活動に取り組んだほうがいいでしょう。
そのため、9月から転職活動を開始するのであれば12月または1月入社の可能性が高いと考えられます。
9月中に応募先の選定を終え、応募すべき企業に全て応募完了したとします。9月下旬から10月にかけては選考期間として確保しておきましょう。順調に選考を通過できれば10月中旬から下旬にかけての時期に内定を獲得できるでしょう。
その後、退職手続きや引き継ぎに必要な期間として1ヶ月を見ておくとすれば、退職日は11月下旬か12月となるのが一般的です。新たな職場には12月または1月から入社といったスケジュールになります。
12月に入ると年末商戦や年末休暇に向けた残務処理で慌ただしくなる企業も多いため、できるだけ選考期間を引き延ばさないようスケジュール調整をしっかりと行うことが大切です。
5)7月・8月・9月の転職活動は、サポートの手厚い転職エージェントも活用しよう
採用されて入社した以上、その企業で働き続けていくことになるわけですから、「思っていた仕事内容と違っていた」「自分には社風が合わないと感じた」といったミスマッチをできるだけ防ぎたいところです。求人が増える時期こそ慎重に検討し、入社後もしっかりと定着できる見通しがつく職場を探すことが大切になります。
求人が多い時期に自力で求人を探しやすくなるのは事実ですが、逆に数が多すぎるために「偶然目に留まった」求人が自分に合った企業かどうかを見極めるのも難しくなると考えられます。転職市場が活性化する時期だからこそ、サポートの手厚い転職エージェントを活用し、キャリアアドバイザーによるアドバイスを十分参考にしておくことをおすすめします。
サービス名 | doda![]() | リクルートエージェント![]() | マイナビエージェント![]() | パソナキャリア![]() | JACリクルートメント![]() |
---|---|---|---|---|---|
メリット |
|
|
|
|
|
デメリット |
|
|
|
|
|
求人数 | 約20 万件(※非公開求人を含む) | 約37万件 | 約4.6万件 | 約3.7万件 | 約1.5万件 |
得意業界/職種 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 | ◎全業界 |
対象年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 | ◎全年代 |
対象地域 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 |
おすすめの人 |
|
|
|
|
|
公式サイト |
表内の求人数は2023年3月時点のものです。
doda|なるべく早く転職先を決めたい人におすすめ
おすすめの人 |
|
---|---|
利用年齢層 | 20代・30代・40代・50代 |
対応業種・職種 | 全業種・職種 |
2023年3月時点の求人数 | 20万件以上(※非公開求人を含む) |
対応エリア | 全国 |
メリット |
|
デメリット |
|
「なるべく早く転職先を決めたい」という人にはdodaの利用をおすすめします。
常時10万件以上の多くの求人を保有していることと、転職成功に関するノウハウも蓄積されているため、スピーディに転職活動を進めることができます。
dodaの特徴・メリットは以下の3つです。
- 「転職エージェント」「転職サイト」両方の機能を使える
- 企業からの直接スカウトも多くもらえる
- 「年収査定」「キャリアタイプ診断」などのツールが充実
dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
企業からのスカウトの頻度も多く、担当エージェントや自分で探している分には出会えなかった企業から嬉しいオファーが届くかもしれません。
あわせて読みたい
-
- dodaの評判・口コミと特徴は?20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイント
- dodaの実際の評判・口コミと特徴、メリット・デメリット、20代・30代・40代以降それぞれdodaを有効活用するためのポイント、注意点について詳しく解説します。あなたにとってdodaが利用すべきサービスかチェックしてみてください。...
リクルートエージェント|実績のあるエージェントのサポートが欲しい人におすすめ
おすすめの人 |
|
---|---|
利用年齢層 | 20代・30代・40代・50代 |
対応業種・職種 | 全業種・職種 |
2023年3月時点の公開求人数 | 約37万件 |
対応エリア | 全国 |
メリット |
|
デメリット |
|
「実績のあるエージェントのサポートが欲しい」という人は、リクルートエージェントとの併用がおすすめです。
リクルートエージェントは求人数・転職成功実績ともに国内No.1を誇る転職サービスです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。
リクルートエージェント独自のサービスにも、以下のような特色があります。
- 採用面接の必勝法が学べる「無料セミナー」を開催
- 担当エージェントが企業の選考ポイントをレポートでまとめてくれる
大手企業とのリレーションも厚く、「他の転職サービスでは紹介してもらえなかった求人を、リクルートエージェントでは紹介してもらえた」というケースもあるでしょう。
あわせて読みたい
-
- リクルートエージェントの特徴と評判は?20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイント
- 「リクルートエージェントに登録しようか迷っている」「登録したけれど、上手く活用できていない」と悩んでいませんか。この記事では、リクルートエージェントのサービスの特徴・評判、メリット・デメリットを踏まえた活用法をまとめています。...
マイナビエージェント|幅広く求人を比較したい人におすすめ
おすすめの人 |
|
---|---|
利用年齢層 | 20代・30代・40代・50代 |
対応業種・職種 | 全業種・職種 |
2023年3月時点の公開求人数 | 約4.6万件 |
対応エリア | 全国 |
メリット |
|
デメリット |
|
マイナビエージェントは専門知識を持つキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職者に対して丁寧に向きあい、きめ細かなサポートをしてくれることで知られる転職エージェントです。
とくに20代〜30代前半の転職サポートを得意としており、志望動機のブラッシュアップや面接指導を的確に行ってくれます。
サポート対応地域は全国で、地域ごとに専門のアドバイザーが対応しています。
マイナビエージェントの特徴・メリットは以下の3つです。
- 大手企業から優良中小企業まで幅広い業種・職種の求人を保有
- 担当エージェントの書類添削や面接対策などのサポートが丁寧
- 期間の定めなく「無期限」でサポートを行ってくれる
大手の転職エージェントでは「3カ月」でサポート期間を一区切りとするサービスも少なくない中、じっくり腰を据えて転職活動に臨むことができます。
あわせて読みたい
-
- マイナビエージェントの評判と特徴は?メリット・デメリットとおすすめの人
- マイナビエージェントの特徴と、実際の評判、メリット・デメリット、そのほか20代、30代、40代以降それぞれのおすすめの人と活用ポイント・注意点をまとめています。...
パソナキャリア|入社後のミスマッチを防ぎたい人におすすめ
おすすめの人 |
|
---|---|
利用年齢層 | 20代・30代・40代・50代 |
対応業種・職種 | 全業種・職種 |
2023年3月時点の公開求人数 | 約3.7万件 |
対応エリア | 全国 |
メリット |
|
デメリット |
|
パソナキャリアは転職コンサルタントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする転職者が多いです。
サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面サポートもしやすいエージェントです。
その他、パソナキャリアには以下のようなメリットがあります。
- 利用者の67.1%が年収アップに成功している
- 全都道府県に拠点があるため、地方の転職にも便利
転職サービスによっては首都圏や大都市部のみが対象エリアとなっていることも少なくない中、すべての都道府県に支店があるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、地元の企業との信頼関係を築く上でも、エージェントの企業担当者が高頻度で採用担当者とコンタクトを取っていることは重要です。
地方に本社・支社がある企業の詳細な情報を得られるだけでなく、「パソナキャリアが推薦する人材なら採用を前向きに検討しよう」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。
そうした背景もあり、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。
あわせて読みたい
-
- パソナキャリアの評判と特徴は?20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイント
- パソナキャリアの特徴、メリット・デメリットについて、利用者からの評判・口コミをもとに解説しています。20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイントと注意点もまとめていますので、あなたに合うサービスかどうか、チェックしてみてください。...
JACリクルートメント|キャリアプランについてじっくり相談したい人におすすめ
おすすめの人 |
|
---|---|
利用年齢層 | 20代・30代・40代・50代 |
対応業種・職種 | 全業種・職種 |
2023年3月時点の公開求人数 | 約1.5万件 |
対応エリア | 全国 |
メリット |
|
デメリット |
|
JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。
JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。
在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらうことができます。
その他、JACリクルートメントのメリットは以下のようなものがあります。
- ミドル・ハイクラス向けの優良求人が豊富
- 今後のキャリアパスやキャリアの方向性についてじっくり相談に乗ってくれる
- グローバル企業、外資系、金融系、IT・通信、管理部門・経営層への転職支援に強い
紹介される求人の品質も高く、またじっくりとサポートを受けつつの転職活動を臨めるでしょう。
あわせて読みたい
-
- JACリクルートメントの特徴と評判は?メリット・強みとデメリット・注意点
- JACリクルートメントの特徴と、実際の評判、20代・30代・40代以降それぞれの活用ポイント・注意点についてまとめました。記事を読めば、あなたが利用すべきサービスかどうかの判断を付けられるでしょう。...
あわせて読みたい
-
- おすすめ転職エージェント・転職サイト14選+αを評判・口コミと併せて紹介【2023年5月】
- 転職の際に「どの転職エージェントサービスを利用しようか」、「今の転職エージェントのままで良いだろうか…」と迷っていませんか。この記事では、多くの人におすすめできる転職エージェントを厳選ピックアップしました。...
まとめ)チャンスが豊富な7月・8月・9月だからこそ、転職のプロに相談を!
例年では、7月・8月・9月は人材の動きが活発になり、転職市場が盛り上がる時期にあたります。それだけ中途入社の人材を求める企業が多くなる一方で、転職希望者も増える時期となります。
求人が多くなると希望に合った仕事を探しやすくなる一方で、むしろ多すぎて探しきれない・どの会社が自分に合っているのかよく分からない、といった状況にもなりがちです。チャンスが豊富な時期だからこそ、転職のプロに相談して的確な判断を下せるようにしておくことの重要性が増してきます。
転職は「内定を獲得して完了」ではなく、新天地で仕事に慣れ、定着することができて初めて成功と言えます。入社後のミスマッチに悩まないようにするためにも、サポート体制の厚い転職エージェントを活用し、後悔のない選択をしていきましょう。
あわせて読みたい
-
- 「転職の活動期間はどれくらい?」転職スタート時期の目安、準備・スケジュールについて
- 転職活動の適切なスケジューリングの仕方と活動のポイントを紹介します。「転職ってどれくらいかかる?」「準備はいつから始めたらいいの?」といった疑問を解決できます。 ...
あわせて読みたい
-
- 「転職するなら1月~12月でいつ頃がおすすめ?」転職活動のベストな時期は?【2023年版】
- 年間を通して見ると求人数や転職者の人数は変化しており、多い時期と比較的少なめの時期があります。1年間の中でどの月が転職におけるベストの時期なのか、理由とともに検証しています。...