転職活動で迷わないために。 転職の「軸」の見つけ方
[最終更新日]2023/03/07

これから初めての転職活動に踏み出そうとしている皆さんにとって、分からないことや不安に感じることは決して少なくないはずです。
「そもそも何から始めたらいいのか分からない」と思っている人もいるかもしれません。
転職活動は新卒の就職活動とは異なり、活動のスケジュールやノウハウに画一的な基準がありません。そのため、転職活動を始めてみたものの、「自分が何を目指したいのか、だんだんと分からなくなってきた」といった心境になりやすいのも事実です。
目次
1)転職の「軸」って何?
転職の「軸」という言葉が初耳という人もいることでしょう。
そもそもなぜ転職活動を始めるにあたって「軸」を見つけておくことが大切だと言えるのか、いまいちピンとこないと感じる人もいるかもしれません。
ただし、多くの転職希望者にとって転職の「軸」という考え方は必要なものですので、意識しておいて損はないはずです。
転職の「軸」とは何であるのか、また「軸」を持つことでどのようなメリットを得られるのか、といった点について、まずは確認しておきましょう。
そもそも、転職の「軸」とは何か?

転職の「軸」とは、言い換えるとすれば「転職するにあたっての理由や動機の核心部分」のようなものです。
「転職しよう」と思ったきっかけや、転職を機に実現したいこと、今後目指していきたいキャリアプランといったように、転職に期待することはさまざまでしょう。たとえば、次のような転職の「軸」が考えられます。
転職の「軸」の例
待遇
- 給与アップ
- 残業時間の縮小
- 時短勤務や育児休業の取得
環境
- 風通しの良い職場
- 人間関係が良好
- 若手が活躍できる
- 実力主義
- プロセスを評価してもらえる
- 社会貢献度が高い
働き方
- 得意分野の仕事
- 好きなことに携われる
- ワークライフバランス
- やりがい重視
- 全国区・海外勤務
- 地域密着
将来性
- 手に職を持てる
- 10年後、20年後も必要とされる
- キャリアアップを目指せる
- 伸び盛りの業界
- スペシャリストを目指せる
このように、転職に求めるものは人それぞれであるため、「これが正解」というものは存在しないのです。
だからこそ、自分にとっての「軸」を明確にしておき、何を実現するための転職であるかを意識して活動を進めることが大切なのです。
転職の「軸」があることで得られるメリット

転職の軸が定まることで、自分が転職を通じて何を実現したいのかが明確になります。つまり、自分がどのような企業で働きたいのか、理想とするモデルが完成するのです。
モデルが決まれば、その理想像を実現することが困難と思われる企業や目指すものが明らかに異なる企業は転職先の候補から除外されます。
これにより、求人を探す際の基準がはっきりし、応募する企業を効率的に探すことへとつながります。
また、応募後に採用選考がスタートしてからも、どのような目的で転職したいのかがはっきりしているため、志望動機や転職後に実現したいことを伝えやすく、書類選考や面接選考をパスできる確率が高まります。
反対に、転職の軸が曖昧なまま求人を探し始めると、「この企業は良さそう」「こっちの企業も待遇が良いようだ」「ここにも働きがいのありそうな仕事があった」といったように優柔不断な状態に陥りやすく、何を実現するための転職なのかが見えにくくなってしまいます。
仮に応募したとしても、「求人を見てぜひ入社したいと思った」といった以上の動機を伝えられなくなる可能性が高く、選考にも通りづらくなりやすいのです。
2)転職の軸を見つけるための3つの方法

転職の「軸」を見つけると言っても、すぐには見つけられないこともあるはずです。そこで、転職の軸を見つけるための3つのヒントを挙げてみます。
- 「WILL-CAN-MUSTの法則」で考える
- 周囲の人の体験談から、ロールモデルを選ぶ
- 転職エージェントからアドバイスを受ける
それぞれ、順を追って見ていきましょう。
「WILL-CAN-MUSTの法則」で考える
「転職の軸のイメージがつかない」という方は、まず「どのような働き方をしていきたいか」という「キャリアの軸」を見つけることをおすすめします。
上の図は、キャリアの軸の元となる3つの要素(求められること「MUST」、出来ること「CAN」、やりたいこと「WILL」)を表しています。
3つの要素が重なりあった④の状態を見つけ出すことで、転職の「軸」を定めやすくなります。
Must(役に立てること)

「この仕事なら貢献できる」という要素です。周囲に対して自分の経験やスキルが役に立つだろうと思えること、あるいは周囲から期待されていると感じられることがこれに該当します。
たとえば、前職で店舗責任者として実績をあげた経歴から、同様の店舗マネージャーの仕事であれば役に立てる可能性が高い、といったことです。
どちらかと言えば客観的事実や数値に表れている実績が裏付けとなることが多く、自分自身が本当は何をしたいのかという価値観とは必ずしも合致しないことがあります。
先の例で言えば、「たしかに前職では店舗責任者として実績をあげることができたけれども、転職先でも同じように店舗責任者をやりたいわけではない」と考える可能性もあるというわけです。
Can(できること)

「現状できること」「今後できるようになりたいこと」に該当する要素です。
自分にとって得意なことや、平均よりも優れていると自負していることがこれに当たります。
自分にとって「強み」となりやすい要素であり、転職活動においても重要な位置を占めています。職務経歴書を作成する際などに、アピールポイントとして挙げる人もいることでしょう。
ただし、あくまで現状における「強み」ですので、その範囲内だけで転職先を探そうとすると、選択の幅が狭くなりがちなだけでなく、今後の成長やキャリア形成の面で広がりが期待できない可能性があります。
現状よりも発展させて、今後できるようになっていきたいことや、これからできるようになる必要があることも踏まえておくといいでしょう。
Will(やりたいこと)

「今後やっていきたいこと」「こうなりたいという理想像」についての要素です。
周囲から見た現状の期待度や自身が今できることの範囲をいったん取り払い、理想としてはどうなりたいのか、情熱を持って取り組めるのは何であるのかを考えてみましょう。
この点こそが、転職するにあたっての志望動機となる部分であり、前職までの働き方ではなく転職して別の仕事を選び取っていく必要性にあたります。
ここが弱いと、「わざわざ転職しなくても、今までの職場で頑張っていけば実現できるのでは?」と思われてしまいがちです。
自分は本当は何がしたいのか、どうなっていきたいのか、理想を追求していく中でやりたいこと(Will)が浮かび上がってくることでしょう。
どの「軸」を優先すべきか、順位を決める

転職の「軸」がはじめから1つに絞られていれば問題ありませんが、たいていの場合、転職によって実現したいことは複数あり、軸も1つに絞られないことのほうが多いでしょう。
軸が複数あること自体は悪いことではありませんが、転職活動においてどの軸を優先すべきか決めておいたほうがいいでしょう。
たとえば「社会貢献度が高い」「やりがい重視」「キャリアアップを目指せる」の3つの軸が挙がったとすれば、キャリアアップを志向することで結果的にやりがいや社会貢献度はついてくる可能性が高いことから、今回の転職においては「キャリアアップ」を最優先の「軸」として定める、といった具合です。
優先すべき軸をどれにしたらいいか迷ってしまう場合は、どうしても譲れないものは何かを考えて軸を絞っていくといいでしょう。
周囲の人の体験談から、ロールモデルを選ぶ

人は生き方や働き方について、「身近な他者」を参考に決めることが多いものです。こうした「ロールモデル」を持つことは、転職の軸を見出すうえでも有効です。
「周りに参考になりそうな人がいない」という方は、以下、実際に転職の軸を見出したことで転職を成功させた方々の体験談を紹介します。
どのような視点や考え方が「軸」を発見するきっかけになったのか、その「軸」が転職成功にどう寄与したのか、といった点に注目して読んでみてください。
「なるほど、こういう思いも寄らないことがきっかけで転職の「軸」が見つかることもあるのか」といった気づきは、きっとご自身にとって転職の「軸」を見つける際のヒントにもなるはずです。
「書く」ことの楽しみを諦めなかった結果、ライターに転職。 不可思議さん(男性/24歳/東京都)

前職を退職から一年を経てから転職活動に臨みましたが、まずは「自分がやりたい仕事は何か」を考えました。
学生の頃は物書きを目指していましたし、退職後の一年間はライターのアルバイトをしていました。
そこから考えて、やはり自分は
「自分の好きなことで、仕事にできるのは、やっぱりライターの仕事しかないな」
という結論に至ったのです。
ライターの求人は決して多くはありませんでしたが、諦めず続けていくうちに、ある一社と出会いました。
それが、今私が通う会社です。
「自分が本当にやりたい仕事は何か」で考える
転職先を選ぶにあたって、できれば実現したいと思える条件は1つとは限りません。
「生活を安定させたい」「プライベートの時間を確保したい」「物書きの仕事をしたい」——これらは転職先を探すにあたっての「条件」にはなり得ますが、マストかどうか?を考えると、必ずしも全てが絶対に必要ではないのかもしれません。
この体験談では、自分が本当にやりたいことを実現するための一過的な手段として印刷会社の営業職を選んだものの、うまくいかなかったというエピソードが印象的です。
自分にとっては妥協の結果でしかなくても、一緒に働いていく同僚の中には「ここで働いていること」に全力投球している人もいます。どんなにうまく取り繕おうとしても、全力で取り組んでいる人にはかないません。
自分ができること・期待されていることと「やりたいこと」が乖離していると感じている人は、一度思い切って「本当にやりたいことは何か?」を起点に考えてみると、これまでとは違った方向性が見えてくるかもしれません。
「私にできることって…なんだろう」という私が転職した理由。 幸ママさん(女性/29歳/奈良県)

転職活動はまず、「私にできることってなんだろう?」から考えなければなりませんでした。
私は接客業も好きでしたが、それ以上に、「一人でコツコツと進める仕事」が得意でした。
私の性格的にも、後者の方が合っていると思いました。
その結果、「コツコツできる仕事=事務職」というイメージに結び付き、転職活動を本格化させていきました。
目標が明確化したため、それに向けて、まずは職業訓練校に通い、PCスキルを習得しました。
その訓練校から紹介された求人企業のうちの一つに、無事内定をいただくことができました。
「どんな仕事で役に立てるか」で考える
自分にとって「やりたい仕事」「好きな仕事」という考え方はストレートで分かりやすい反面、ほぼ全てが主観によって決まっている面があります。
一方、周囲の人からの反響や評価を振り返ったとき、自分が役に立ってきたと思える仕事や、貢献できると思える仕事はないでしょうか。
もしあれば、たとえ自分の中では自己評価が高くなかったとしても、周囲に貢献できる可能性がある仕事として転職先を検討する際に候補に挙げておく価値があるでしょう。
この体験談の「幸ママ」さんは、おそらく異なるタイプの仕事もこなすことができる器用な一面を持った方なのでしょう。販売や接客の仕事をこなす傍らで、在庫管理の仕事にもしっかりと取り組んでいたことが、事務職という選択肢を検討するきっかけになっています。
このように、周囲からの反響や評価を振り返り、自分ができること・貢献できそうなことを整理してみると、意外なところで転機となる気づきが訪れることもあるのです。
一杯のコーヒーが、私の転職を決めた…。 イントロデューサーさん(男性/40歳/東京都)

転職活動を始めた時、私は36歳でした。
年齢的な問題も感じつつ、一番は「どの職種で転職すればいいのか」すら決められなくて……。
そんな時、転職エージェントに相談をしたところ、
「キャリアを活かすという意味でも、今まで営業をかけていたお客さんの立場で考えてみませんか?」
と言われて。
以前は証券会社の営業をしていたのですが、エージェントさんの考えに則るとすると、転職すべきはつまり、上場企業の投資家向け広報業務の仕事ということになります。
通称、IR担当者ですね。
正直、目からウロコと言いますか、自分でもまったく念頭に無かった分野でしたし、すごく魅力的な仕事に感じられました。
「転職エージェントからのアドバイス」で軸を見つけた
日々数多くの転職希望者と面談し、企業とのやりとりを行っている転職エージェントのキャリアアドバイザー。
彼ら・彼女らは転職市場におけるプロですので、転職希望者が思いもよらないような切り口のアドバイスをしてくれることがあります。
この体験談にあるように、転職希望者の多くは「自分に合った業界はあるだろうか?」「どの職種がいいだろうか?」といった、「選ばれる側」の立場で応募先を検討するはずです。
ところが、キャリアの棚卸しを客観的な見地から行っていくことで、実は自身が企業を「選べる」側にいることに気づく場合もあるのです。
ただし、自身のキャリアについての希少性や保有スキルに対する需要は、自分では気づけないことも多々あるのが現実です。
転職市場のプロである転職エージェントに相談することで、自身のキャリアを客観的に評価してもらうことができるだけでなく、自分では気づかなかった可能性を引き出してもらえることもあるのです。
転職エージェントからアドバイスを受ける

転職の「軸」を自分で探すことも大切ですが、自分のことを客観視するのは誰でも限界があります。
そこで、第三者の視点からアドバイスをしてもらうためにも転職エージェントの活用をおすすめします。

転職を希望している人の多くは、自分がこれまで培ってきたスキルや経験の真価に気づいていないことも多く、経験したことのある仕事や事情が分かっている業界の仕事に偏って求人を探してしまいがちです。
しかし、今後のキャリアを考えた場合、自身の興味関心や適性を総合的に判断した上で転職先を検討する必要があります。
このとき第三者からアドバイスを得ることで、自分一人の視野の中では気づいていなかった可能性を発見したり、これまで考えたこともなかったようなキャリアを検討したりするきっかけになることもあり得るのです。
4)転職の「軸」に関するアドバイスをもらえる、おすすめ転職エージェント
転職の「軸」を定めるためのヒントとなるアドバイスをしてもらうには、とにかくじっくりと面談で話せる環境が整っている転職エージェントを選ぶのがコツです。
これまでの経験業務や保有スキルについて知ってもらうと同時に、やりたい仕事やこれから進んでいきたい方向性についても知ってもらうためにも、十分な面談時間を確保してもらうことが大切です。
また、転職エージェントごとに保有している非公開求人が異なるため、同じ転職希望者の希望や経歴を見た場合であっても、紹介することを想定している企業の候補が異なる場合があります。
複数の転職エージェントに登録しておくことで、紹介された企業を比較検討することが可能になりますので、転職エージェントにはできるだけ複数社に登録しておくことをおすすめします。
リクルートエージェント
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業界・企業情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにあなたが定めた転職軸に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡 |
公開求人数 | 約35万件(2023年2月現在) |
とくに多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など |
リクルートエージェントのサポートは効率的かつスピーディに進みます。日頃の転職活動にかけられる時間を確保しておくと、より有意義にサービスを受けられるでしょう。
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dodaの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
公開求人数 | 約19万件(2023年2月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など |
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引用元:マイナビエージェント公式HP
マイナビエージェントの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
公開求人数 | 約4.6万件(2023年2月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|マーケティング|広報|人事|経理|クリエイティブ(Web・編集・制作など)|ITコンサルタント|システムエンジニア|金融アナリスト|調査・分析|看護師|薬剤師|保育士|不動産専門職|建築・設計アシスタント|デザイナーなど |
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パソナキャリア
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サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面サポートもしやすいエージェントです。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 全都道府県 |
公開求人数 | 約3.7万件(2023年2月現在) |
とくに多い職種 | 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など |
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JACリクルートメントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京、埼玉、神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、広島 |
公開求人数 | 約1.5万件(2023年2月現在) |
とくに多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
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まとめ)転職の「軸」が見つかれば、転職活動の方向性は決まったようなもの
転職の「軸」は、求人検索・書類選考・面接選考・内定承諾といったあらゆる段階において、「この方向で行こう」と自分の中での判断基準となり得ます。
言い換えれば、転職の「軸」さえ見つかってしまえば、転職活動の方向性全体が定まったようなものです。あとは目的に向かって邁進するだけなのです。
このように、転職の「軸」を見つけておくことは転職活動を始める準備として必要なだけでなく。転職活動全体を通じて立ち返るための判断基準を固めておくためにも非常に重要なプロセスです。
早く求人を検索してしまいたくなる気持ちを抑えてでも、転職の「軸」を見つけることからスタートしておくことで、転職活動開始後は迷うことなく突き進んでいけるはずです。
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「転職の軸、ムズカしい!!」と思ってましたが、あんまり肩ひじ張らずとも考えられるものなんですね。というのが読んでてわかりました!ありがとうございます😊
この記事を読む前と読んだ後では気持ちがガラリと変わりました。どうすべきなのかを考え、理解し、納得できたから大きな不安が取り除けました。星の評価を満点にしたかったですがやり方が、、