30代の転職で、年収アップを成功するための ポイント・注意点
[最終更新日]2021/11/25

30代の転職で、「年収を上げたい」「年収アップを視野に入れている」という方は多くいらっしゃることでしょう。
社会人として一定の経験を経てきた30代となると、今後のキャリアやライフスタイルを見据えて転職を考えるのは決して珍しいことではありません。
ただし、「30代での転職は必ず年収アップする」というわけではありません。状況によっては「前より年収がダウンしてしまった…」、「年収はアップしたけれど、思っていたような働き方ではなかった…」というケースもあります。
後悔のない転職を成功させるためには、事前にチェックしておきたいポイントがいくつか存在します。
目次
1)30代社会人の平均年収は──?
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査の概況」によると、30代の年収は以下のようになっています。
20代後半 | 30代前半 | 30代後半 | |
---|---|---|---|
男性平均 | 301.9万円 | 349.0万円 | 394.8万円 |
女性平均 | 279.5万円 | 296.9万円 | 307.4万円 |
参考データ:厚生労働省「厚生労働省『令和元年賃金構造基本統計調査の概況』をもとに弊社表作成
男女ともに20代後半から30代にかけて平均年収が大きく上昇しています。
また男性の平均年収では30代の前半・後半にかけて更に大きく上昇しています。
30代女性の平均年収推移が男性と比べて大きな上昇が見られないのは、この時期に出産等のライフイベントによって働き方を変える女性が多いことも関連しているでしょう。
近年では女性活躍推進を掲げ、男女の賃金格差を是正する企業も増えてきています。
転職は職場や仕事内容を変えるだけでなく、これまでに培った経験やスキルが再評価される機会でもあります。そのため、30代時期の転職は年収アップを狙いやすいのです。
平均年収は「業種」によっても大きく変わるので、注意を

30代の平均年収は業種・職種によっても大きく変わります。主な業種ごとの平均年収は以下の通りです。
30代前半 | 30代後半 | |
---|---|---|
建設業 | 362.4万円 | 396.0万円 |
製造業 | 325.2万円 | 366.0万円 |
情報通信業 | 387.6万円 | 446.4万円 |
運輸業・郵便業 | 331.2万円 | 358.8万円 |
卸売業・小売業 | 345.6万円 | 394.8万円 |
金融業・保険業 | 462.0万円 | 579.6万円 |
学術研究、専門・技術サービス業 | 410.4万円 | 492.0万円 |
宿泊業・飲食サービス業 | 309.6万円 | 338.4万円 |
生活関連サービス業・娯楽業 | 324.0万円 | 375.6万円 |
教育・学習支援業 | 393.6万円 | 462.0万円 |
医療・福祉 | 349.2万円 | 392.4万円 |
サービス業(他に分類されないもの) | 301.2万円 | 324.0万円 |
参考データ:厚生労働省「『平成 30 年賃金構造基本統計調査の概況』
「情報通信業」や「金融・保険業」など、専門性の高い職種や現代に高い需要が見込める職種は、特に平均年収が高くなっています。
ここでも注目しておきたいのは、30代前半から30代後半における年収の「上昇率」でしょう。
高いところでは30代前半から後半にかけて約20%もの上昇を記録しています。
つまり、どの職種においても30代という年齢は年収上昇における「ターニングポイント」になりやすいということですね。
2)30代が「年収アップ転職」を目指す際の注意点
さて、ここからは具体的に30代の転職者の方々が年収を上げていくための「年収アップ転職」を目指す際の、注意点について見ていきましょう。
特に意識したいのは、以下の3点です。

- 「30代の転職だから、必ず年収アップする」というわけではない
- 給与構成は必ずチェックを!「基本給・諸手当・残業代」
- 年収は、転職時だけでなく「これから先」の推移もイメージして
それぞれ、順を追って見ていきましょう。
「30代の転職だから、必ず年収が上がる、年収アップする」というわけではない
さて、前章では「30代以降は年収アップしやすい」とお伝えしましたが、実際に30代の転職で年収アップする人の割合はどれくらいなのでしょうか。
これまで「みんなの転職「体験談」。」に転職エピソードを提供いただいた30代174名※の転職後の年収変化について調べてみたところ、以下のような結果となりました(※2017年3月~2021年2月までのもの)。
参考:30代の正社員転職における、年収変化の割合

割合 | |
---|---|
年収アップした | 55.2% |
変わらない | 6.9% |
年収ダウンした | 37.9% |
※「みんなの転職「体験談」。」に転職エピソードを提供いただいた30代の方174名のデータをもとに作成(集計期間:2017年3月~2021年2月までのもの)
30代の転職において、年収アップした人の割合は55.7%でした。
たしかに年収ダウンした割合よりも高いですですが、「30代の転職は、高い確率で年収アップする」とまでは言い切れないことが数値から見て取れます。
また、前職と同じ職種に転職した人と異なる職種に転職した人それぞれの年収アップ・ダウンの割合は、以下表の通りとなりました。
参考:30代の正社員転職における、同職種・異職種別 年収変化の割合
全体 | 前職と同じ職種で転職 | 前職と異なる職種で転職 | |
---|---|---|---|
年収アップした | 55.2% | 61.5% | 48.2% |
変わらない | 6.9% | 7.7% | 6.0% |
年収ダウンした | 37.9% | 30.8% | 45.8% |
※「みんなの転職「体験談」。」に転職エピソードを提供いただいた30代の方174名のデータをもとに作成(集計期間:2017年3月~2021年2月までのもの)
前職と異なる職種で転職した場合、年収アップした人の割合と年収ダウンした人の割合はほぼ同じくらいです。このことから、「未経験での転職」は年収ダウンになるリスクが大きくなることが伺えます。
ただし、前職と同じ職種で転職した場合でも10人に3人が年収ダウンとなっていますので、「同職種だから年収アップする、異職種だから年収ダウンする」という見方もすべきではないでしょう。また、前職と異なる職種で転職した方のうち半分近くが年収アップとなっています。
年収アップを果たした30代の方々の体験談を見ていると、同職種・異職種での転職に関わらず、以下の点が共通されていることが多いです。
- これまで培った知識・経験(または強み)を活かした仕事選びをしていること
- 転職前にその企業や業界の調査・研究を時間をかけて行っていること
もし、現在転職活動をされている方で、「上記2点への意識があまりない」という場合は要注意です。
30代の転職においても年収ダウンになる可能性は少なからずあり、年収アップをしていく為にはしかるべき準備・対策を取る必要があると認識しておきましょう。
給与構成は必ずチェックを!「基本給・諸手当・残業代」

基本給・残業代ルール・その他諸手当といった給与構成を確認しておくことも、年収アップを目指す転職での重要ポイントです。
たとえ基本給が低くても、家賃補助などのサポートが手厚い企業であれば、結果的に生活にかかるお金の負担が軽くなることもあります。
基本給、手当、残業代、その他福利厚生はどうなのかについて、求人票でしっかりチェックし、不明点は面接の場等で企業に確認するようにしましょう。
参考:給与の確認ポイント
- 基本給はいくらか
- 残業代は含まれているか(みなし残業制の有無)
- 加入保険・年金は何か(雇用保険、健康保険、厚生年金、その他企業年金等)
- 諸手当はどのようなものがあるか
- おおよその残業時間はどのくらいか・休日出勤はあるか
- 退職金はあるか
給与構成を確認する際には、現在勤めている会社の内容と比較してみると、転職後の報酬をイメージしやすくなります。
年収は、転職時だけでなく「これから先」の推移もイメージして
年収は、転職時での増減だけでなく、その業界・業種では40〜50代になるにつれてどのように年収が上昇していくのかを把握して、長期的なプランを立てられるように意識しておきましょう。
転職時に年収アップが成功したからといって、その後も順調に年収が上がっていくとは限りません。年齢を重ねるほどに転職のハードルは上がっていきますので、10年20年後といった長期的な視野で企業を選ぶようにしましょう。
40代や50代になると、その企業での重要なポジションが与えられ、働き方が大きく変わることも考えられます。転職する業界や業種については、その点も含めて調査をしておくようにしましょう。
3)30代転職者が「年収アップ転職」を成功する為の3つのポイント
続いては、30代の転職者の方々が年収を上げていく為の、具体的な対策・ポイントを見ていきましょう。

- 応募する企業が、年収の対価として「求めているもの」を理解・把握する
- 自身の経験・実績・スキルから、どこをアピールしていくかを明確にする
- 実績豊富な転職エージェントを利用し、かつ「年収アップ」希望をきちんと伝える
応募する企業が、年収の対価として「求めているもの」を理解・把握する
転職成功に際しては、応募先の企業がどのような人材を求めているのかを把握しておくことが重要です。
スキル、知識、労働に対する姿勢など、その企業が重視する点を事前に確認しておけば、今以上の年収を得られる可能性も上がります。
前述したように、30代での転職では、企業側は「即戦力になりそうな人材か」という視点も踏まえて採用活動を行っています。
特に「マネジメント経験」の有無やプロジェクトのリーダーの経験がある場合は、それが評価され年収アップの可能性も高まるでしょう。
具体的な役職に就いたことがなくても、特筆すべき実績があればそれを証明できるようなエピソードを準備することが、年収アップにおけるひとつのポイントになるでしょう。
また、企業ごとに異なった具体性のある人物像を確認することもポイントです。
転職先の企業が求めているものを具体的に知るために、求人票だけでなく以下のような情報源をチェックして、企業研究を進めることをおすすめします。

- 投資家向けのIR情報
- その企業が提供する商品やサービスの情報
- ホームページや説明会資料の社員情報
これらの情報をリサーチすることで、企業が求める潜在的なニーズをイメージできるようになります。
企業研究 見るべきポイント
企業研究を行う際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。
チェック項目 | 確認ポイント | どこで確認するか |
---|---|---|
事業内容 | 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持続して持ち続けられる内容かを確認する | 企業HP |
主力商品・サービス | その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する | 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHP等 |
強み・独自性 | 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す | |
企業理念 | 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を家訓する | |
社風・雰囲気 | 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする | インタビュー記事、口コミサイト等 |
求められる知識・スキル | 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する | 企業HP、求人票等 |
こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得ることができれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。
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自身の経験・実績・スキルから、どこをアピールしていくかを明確にする
企業が求める人材像が見えてきたら、続いて自身のこれまでの経歴や知識・スキル、その他強みや関心の高さと照らし合わせて、マッチするポイントを見出していきます。
具体的には、以下の図にある「領域の重なり(広がり)」を意識しておくと良いでしょう。

このように、転職者側と企業側で需要と供給の関係が成り立つ部分こそ、あなたが企業へ積極的にアピールしていくべきポイントとなるのです。
わかりやすいアピールポイントの提示は、年収の高い企業に目を留めてもらうきっかけとなるので、自己分析にはしっかりと時間を取ることをおすすめします。
自己分析の進め方
自己分析のコツは、「根本に立ち返る」ことです。
具体的には、次の4つのステップに沿って進めていくと良いでしょう。

- STEP1 今までの経験を振り返る
…これまで培った知識・スキル・そして経験を振り返り、整理していきます(キャリアの棚卸し) - STEP2 これから何をやりたいかを考える
…STEP1で整理した内容を踏まえて、これから先どんな働き方をしたいか、転職後にどんな知識・スキルを身につけたいかを考えます - STEP3 現在、何が出来るかを考える
…STEP2で描いた今後の働き方に役立てられそうな、いま現在の自分の強み・活かせるスキルを整理します - STEP4 応募先企業で求められていることを確認する
…応募しようと考えている企業が求める人物像を確認し、STEP1~3で導き出した自身の状態との共通点(またはギャップ)を明確にします
STEP1が「キャリアの棚卸し」、STEP2~4が「自己分析」の行為になります。
これらを行っておくことによって、自身がどんな企業に応募すべきかの方針を立てやすくなり、また職務経歴書や面接の際の自己紹介や自己PRは格段に進めやすくなります。
キャリアの棚卸し、自己分析の進め方については以下記事にも詳しく説明しています。
興味のある方は、併せてご覧ください。
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実績豊富な転職エージェントを利用し、かつ「年収アップ」希望をきちんと伝える
年収アップの確率を高めていくには、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントでは担当のキャリアアドバイザーによるキャリア相談、求人紹介、年収交渉などのサポートが無料で受けられます。

キャリアアドバイザーは各業界の詳細な情報を持っているため、転職者自身の経歴や希望条件も踏まえ、的確な求人紹介を行ってくれます。
また、採用面接の場での自己PRの方法などについてもプロの目線からアドバイスがもらえるため、転職活動の強力なバックアップとなるでしょう。
転職エージェントにはそれぞれ得意とする業界や年代等のに分野に違いがあります。
転職の選択肢を広げたり、数人のアドバイザーから意見をもらいたい方は、1社に絞らず2~3つ複数の転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
次章では、年収アップを目指す30代転職者におすすすめの代表的な転職エージェントをご紹介します。
4)年収アップを目指す30代転職者におすすめの転職エージェント
ミドルクラスの転職には「JACリクルートメント」がおすすめ
JACリクルートメントの特徴 | 求人情報・キャリアアドバイザーのサポートともに品質の高さで人気の転職エージェント。管理職・ハイキャリア層のサポートにも強く、外資系・金融系企業の求人を多数扱っている。 |
---|---|
対応地域 | 全国(拠点:東京(2か所)、横浜、名古屋、静岡、大阪、京都、神戸、広島) |
30代の年収アップ転職おすすめ度 | ★★★★★ |
JACリクルートメントは「これまでのキャリアを活かしつつ、さらなるキャリアアップがしたい」という30~40代のミドル層のサポートに強い転職エージェントです。
プロのキャリアコンサルタントのサポートにより、転職者自身の市場価値や、気になる業界の市場動向についても詳しい情報を知ることができます。
また、保有する求人の多くは「年収600万円以上」のものが多く、アジア7か国に拠点を持つことから海外勤務も見据えた「外資系・グローバル企業」の求人も多数扱っています。
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求人情報の豊富さなら「doda」がおすすめ
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---|---|
対応地域 | 全国(拠点:北海道、宮城、東京、横浜、名古屋、大阪、岡山、広島、福岡) |
30代の年収アップ転職おすすめ度 | ★★★★☆ |
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---|---|
対応地域 | 全国(拠点:北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡) |
30代の年収アップ転職おすすめ度 | ★★★★☆ |
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30代の年収アップ転職おすすめ度 | ★★★★☆ |
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---|---|
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30代の年収アップ転職おすすめ度 | ★★★★★ |
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これからの多様な働き方を検討するなら「iX転職」がおすすめ
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---|---|
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30代の年収アップ転職おすすめ度 | ★★★★☆ |
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各分野のおすすめ特化型転職エージェント
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まとめ)30代の年収アップ転職成功に必要なものは、適切な準備と心構え!

30代の転職は、ポイントをしっかり押さえることができれば年収アップも十分に可能です。
30代転職者が「年収アップ転職」を成功する為の3つのポイント
- 応募する企業が、年収の対価として「求めているもの」を理解・把握する
- 自身の経験・実績・スキルから、どこをアピールしていくかを明確にする
- 実績豊富な転職エージェントを利用し、かつ「年収アップ」希望をきちんと伝える
「現状に満足せずさらなるキャリアアップを目指したい」「自分のスキルに見合った報酬が欲しい」という人は、この記事で紹介したポイントを意識しつつ、転職活動に臨んでみてください。
30代の転職に必要なのは、適切な準備と心構えです。皆さんが30代の転職を後悔のないように進めていけることを、心より願っています。
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