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ハイクラス・エグゼクティブの転職は、「家族からの反対」「嫁ブロック」を受けやすい?

[最終更新日]2019/10/04

ハイクラスエグゼクティブの転職

ハイクラス・エグゼクティブクラスの方が転職する場合、いくつか乗り越えなくてはならない「壁」があります。その多くが仕事に直接関わる検討事項であるため、つい見落としてしまいがちなのが家族への説得です。

管理職や経営層として活躍してきた方であれば、現在の仕事ですでにある程度のポジションに就き、相応の報酬を得ているケースがほとんどでしょう。そのため、転職することによって年収ダウンをはじめ待遇が今よりも悪くなることも想定されます。

目次

下の図は、家族に転職を反対された経験のあるミドル層ビジネスパーソンの割合を示したものです。年収別に見ると、年収1,000万円以上のハイクラス層のほうが家族から反対されやすい傾向があることが分かります。

参考:これまで家族に転職を反対された経験はありますか?「エン・ジャパンアンケート」

全体・年収1000万円以上・年収1000万円未満

仮に年収を維持できる場合や逆に上がる場合であっても、仕事を取り巻く環境が大きく変わることに対して家族が不安を感じることも考えられます。ハイクラス・エグゼクティブの転職が家族から反対されやすい理由とその対処方法について考えていきましょう。



1)ハイクラス・エグゼクティブの転職は、なぜ家族からの反対・嫁ブロックを受けやすいのか

転職に反対するケースが多いのは圧倒的に「妻」

家族から転職を反対されるケースが多いのは、圧倒的に「妻」です。「嫁ブロック」といったキーワードがSNSなどで話題になるなど、妻から転職を反対された経験を持つ人は多いようです。なお、転職に反対したのが妻でなく「親」だったというケースも見られます。

参照:家族の中で転職を反対されたのはどなたですか?(複数回答可)

妻・親・子供・夫・その他

年収別に見ると、年収1,000万円以上の人が妻から転職を反対されたケースが多いことから、高所得の人ほど妻が転職に反対する可能性が高いことが読み取れます。

ハイクラス・エグゼクティブ人材にとって、「順調に転職が進みそうだったのに、最後の最後で妻から反対されてしまった」「反対を押し切って転職するか、妻の言葉に耳を傾けるか、選択を迫られた」といった状況は十分に想定できるものであることが分かります。

そこで、妻が夫の転職に反対するケースが多い理由について、もう少し詳しく検証してみます。



年収ダウンや転居など「生活環境の変化」以上に反対の理由になりやすいこととは?

下の表は、家族から転職を反対された経験のある人が反対された理由について回答した結果をまとめたものです。年収別に反対理由を見てみると、非常に興味深い現象が起きていることが分かります。

参照:「家族に転職を反対された」その理由は?(複数回答可)

                                        
理由 全体 年収1000万円以上年収1000万円未満
年収が下がる 50% 40%51%
勤務地が遠い 20% 13%21%
「大手企業」の肩書きが無くなる 19% 36%16%
残業が多そう 14% 15%13%
転職先の良い噂を聞かない 11% 6%12%
福利厚生が良くない 11% 15%10%
本人があまり楽しそうじゃない 10% 6%10%
転職先がベンチャー企業 10% 19%9%
年間休日数が少ない 8% 0%9%
単身赴任になるから 5% 9%5%
有給休暇の取得率が低い 4% 2%4%
その他 22% 32%20%

年収ダウンが転職反対の理由になることは多くの人が想像するところでしょう。ところが、年収1,000万円以上の層では、年収ダウンが反対の理由だったケースが少なめであることが分かります。他にも、勤務地が遠くなるなど生活環境の変化に関する不安が原因だったケースは比率としてやや低くなっています。

高年収帯の人の家族が転職に反対する理由としては、「大企業という肩書き」「福利厚生」「転職先がベンチャー」といった、ネームバリューやステータス、あるいは安定感といった面が無視できないことが見て取れます。家族にとって、大企業に勤めているという事実はそれだけ安心感へとつながっているのです。

こうした傾向から、現在の勤め先が大企業や有名企業の人ほど、家族から転職を反対される可能性が高くなると考えられます。本人が思っている以上に、家族が「大企業勤務」に価値を感じているかもしれないことは、念頭に置いておく必要があるでしょう。



転職による生活環境の変化は、家族にとってコントロールできない問題

一般的に、勤務している本人と同じレベルで仕事内容や業界動向を家族が把握していることはほとんどありません。家族が偶然にも同業者であるとか、同じ勤務先であるといったことがない限り、家族にとってあなたの勤務先は「よく知らない場所」なのです。

そのため、転職を希望している本人が「今が転職しておくべき時期だ」と感じていたとしても、家族にとってみればパートナーの転職希望は青天の霹靂だった、ということは十分に考えられます。

現状の生活が安定していて、将来に向けたライフプランも今の暮らしをベースに考えているとしたら、転職によって生活環境が変化することはコントロール不可能な不安要素でしかないでしょう。

大企業からベンチャー企業へと転職するケースでは、この傾向はいっそう顕著なものとなります。万が一、転職先の会社が倒産したり、業績が悪化したりした場合、生活の糧を失ってしまうかもしれません。

こうした不安要素をできるだけ排除し、コントロールできない問題を持ち込みたくないと考えるのは、パートナーとして当然の心理であることを理解しておく必要があります。



2)家族からの反対・嫁ブロックを回避し、「理解」と「支援」を得るためのポイント3点!

日常会話を増やし、価値観を共有する転職で得られるメリットを理解してもらう自身の転職への熱意を示す

日頃から仕事以外の会話を増やし、ライフプランの価値観を共有しておく

家族から転職を反対される可能性について、ここまで見てきました。では、皆さんが転職するとなった場合、家族は転職に反対すると思いますか?次のうち、最も近いと思うものを選んでみてください。

1.ほぼ間違いなく反対するか、難色を示すと思う
2.反対するかもしれないが、説得すれば理解を得られるはず。
3.どうしても挑戦したいと伝えれば分かってくれると思う。
4.分からない。何とも言えない。

このうち、最も気をつけておいたほうがいいのは「4」を選んだ人です。少しは反対するかもしれない、ぐらいに考えていたところ、予想外に強く反対されたりするのはこのケースだからです。

こうした認識の食い違いを避けるためにも、日頃の意思疎通はとても重要です。下の図を見てください。平日と休日で、夫婦の会話がどのぐらいあるのかを時間で示したグラフですが、半数の夫婦が平日30分未満と答えていることが分かります。休日でも約半数が1時間未満と回答しています。

参照:平日と休日の夫婦間の会話量

会話なし・~15分・~30分・~1時間・~3時間・~6時間・6時間~

妻にとって「夫が突然転職したいと言いだした」と感じるか、「以前から話していて、いずれ転職する日が来るだろうと思っていた」と感じるかは大きな違いです。

たとえば子育ての方針やお金に対する価値観、共通の趣味など、仕事以外の面で意思疎通を十分に図っていることが、いざというときに理解を得るための土台となる場合もあるのです。



転職することで得られるメリットや仕事内容について理解を得る

多くの人は、転職に反対されるとここから説得を始めます。しかし、パートナーにとって「なぜこのタイミングで転職したいなどと言い出すのか、意味が分からない」と感じているとすれば、転職先の話を聞いてもらう態勢が整っていないと考えるべきです。

転職することにメリットがあるという主張と、とにかく現状を変えないで欲しいという主張は、真っ向から食い違ってしまうからです。転職することで得られるメリットや仕事内容について理解を得るには、その前段階の「聞いてもらう」ための態勢ができているかどうかが重要になります。

今後のことについて耳を傾けてもらえそうな状況になったら、できるだけ端的に、得られるメリットや改善される点を伝えましょう。

良い点ばかりでなく、デメリットも正直に伝えるべきです。転職する本人にとって「メリットだ」と感じていることでも、パートナーの立場からすると「それほどメリットを感じない」ということも十分に考えられます。

現実としては、我慢できないレベルのデメリットでないといった理由で「折れる」といったことも十分に考えられるのです。



自分自身が「挑戦したい」「ぜひやってみたい」という熱意を示す

転職に伴ってパートナーを説得する、と聞くと、論理的に筋道立てて理屈を伝えるイメージを持つ人もいるかもしれません。ところが、パートナーにとっていったんデメリットと認識されてしまったものを一転してメリットに変えるのは、現実的には難しいことのほうが多いのです。

たとえば、転職に伴って次のデメリットがあることが分かっているとします。

  • 年収が今よりもやや下がる
  • 企業規模が今よりも小さくなる
  • 福利厚生などの待遇が悪くなる

こうしたデメリットが事実であれば、どんなに言葉で取り繕ってもデメリットでしかありません。これをうまく言葉で取り繕おうとすればするほど、パートナーにとっては不信感が増していく一方なのです。

一方、本心では不満がないわけではなかったとしても、転職すべき理由を誠心誠意伝えようとしている姿勢そのものに根負けし、背中を押してくれるケースは少なくありません。パートナーの気持ちを動かしたのは、理屈よりも気持ちの面だった、ということもあり得ます。

さまざまなデメリットがあることを承知で「挑戦したい」「ぜひやってみたい」という強い熱意を持っていることが伝われば、「そこまで言うのなら、やってみたほうがいいかもしれない」と気持ちを切り替えてくれるかもしれないのです。



3)家族を味方につけての、ハイクラス・エグゼクティブの転職は「じっくり」型の転職サービスがおすすめ!

ここまで見てきた通り、転職に際して家族を説得するには一定の時間が必要名ケースがほとんどです。そのため、利用する転職サービスも利用者側は「待ち」の態勢でいることを前提とした「じっくり」型のスタイルのものを選ぶといいでしょう。良い話があれば通知してもらい、詳しい内容を聞かせてもらう、といったイメージです。 ハイクラス・エグゼクティブの転職において、「じっくり」型で進めやすい転職サービス5社をご紹介します。

ハイクラス・エグゼクティブの「じっくり型」転職活動におすすめの転職サービス

転職サービス 特徴
JACリクルートメント 外資系企業や海外勤務を望むハイクラス人材からの信頼が厚い。企業から求められるスキルレベルが一定以上の案件を中心に扱っている。
パソナキャリア 幅広い業種・職種に対応する総合型転職エージェント。転職支援のきめ細やかさには定評がある。
キャリアカーバー ヘッドハンティング中心のスカウトサービス。担当コンサルタントを転職希望者自身が選ぶことができる。
転機 社長の右腕募集など、経営層と距離が近い案件が多い。経営者と直接話せる社長面接など、他社にはない特徴的なサービスを提供している。
ビズリーチ 転職サービスとしてはめずらしい有料プランが用意されている。有料プランでは面接確約ありのプラチナスカウトを受けることができる。

アピールすべきスキルや実績が明確な人は、「JACリクルートメント」がおすすめ!

JAC Recruitment。転職にグローバル戦略を。外資系や海外転職はJACリクルートメント。

JACリクルートメントは管理職経験者や専門スキル保有者など、ハイクラス人材の転職を専門とする転職エージェントです。外資系企業であることから海外拠点を複数持っていることも特徴の1つで、外資系企業や海外勤務といった案件の紹介を得意としています。

JACリクルートメントを通じて人材紹介を依頼する企業の多くは、求める人材にとってマストとなるスキルや経験を想定しています。

そのため、転職者側としてもアピールすべきスキルや実績が明確にあり、「このスキル・経験を活かせるフィールドで働きたい」という希望を強く持っている人におすすめの転職エージェントと言えます。

登録時にキャリアアドバイザーとの面談を行った後は、基本的にメールと電話によるやりとりとなります。現在の仕事を続けながら、じっくりと期間をかけて転職活動を進めたい人に向いているサービスなのです。





キャリアプランについて相談したい人は、「パソナキャリア」がおすすめ!」がおすすめ!

パソナキャリア。転職活動の成功を、全力でサポートします。専門アドバイザーがあなたの転職活動を全面サポート!!

パソナキャリアは、いわゆるハイクラス人材に特化した転職エージェントではなく、幅広いターゲット層に対して業種・職種を問わず企業を紹介する、いわゆる総合型転職エージェントです。

総合型転職エージェントの強みとして、さまざまなニーズに対応できるという点が挙げられます。家族の理解を得るためにも複数の条件をクリアした案件を検討したい場合や、ベースとなる今後のライフプランに合った案件を探したい場合は、総合型転職エージェントのほうが対応できる幅が広いことがあるのです。

また、パソナキャリアは登録後の転職支援がきめ細やかなことで知られています。じっくりと面談で希望条件を聞いてもらうことができますので、今後のキャリアプランを含めて相談したい人には最適なサービスでしょう。





良い案件があれば話を聞いてみたい人は、「キャリアカーバー」がおすすめ!

Career Carverキャリアカーバー リクルートのヘッドハンティングサービス

キャリアカーバーは国内の転職サービスとしてはめずらしいヘッドハンティング型のサービスを展開しています。利用者はキャリアカーバーへ登録後、基本的にスカウトが届くのを「待つ」ことになります。ヘッドハンターからメッセージが届き、ぜひ話を聞いてみたいと思ったら詳細を聞かせてもらうといったイメージです。

また、ヘッドハンターや企業からの直接スカウトのコーディネイトを行う担当コンサルタントを指名することも可能です。希望する業種や職種が決まっている場合、その業界についての知識を持つコンサルタントに担当してもらいたいと考える人も多いはずです。

登録後に担当コンサルタントが自動的に割り振られてしまうケースがほとんどの転職サービスの中で、キャリアカーバーの指名システムはユニークな存在です。





経営層クラスへの転職を希望している人は、「転機」がおすすめ!

転機。経営者との直接面談を実現するハイクラス向け転職情報サイト。

転機は社長と直接話せる転職サービスとして知られています。今後の会社としての方針や経営理念を直に聞いてみたい人にとって、社長へ直接つないでもらえるサービスは貴重な存在です。

転機の応募は、基本的に「社長面接」など経営層と直接話すことが前提となります。「社長の右腕募集」など、経営者に近いポジションを募集していることもありますので、経営クラスへの転職を希望している人は要チェックの転職サービスと言えます。

ただし、経営者と直接話して交渉するということは、それだけ高いレベルが求められることも意味しています。社長と話してみて、「合う・合わない」といった面が採否に直接影響する可能性も高いでしょう。そのため、すぐに転職が決まるケースもあれば時間がかかるケースもあるという点に注意が必要です。





年収750万円以上が転職の条件という人は、「ビズリーチ」がおすすめ!

選ばれた人だけの会員制転職サイト BIZREACH(ビズリーチ) 年収2,000万円以上の求人特集

ビズリーチは転職サービスの中でもめずらしい有料プランを用意していることで知られています。プレミアム会員には「タレント会員」「ハイクラス会員」が存在し、ハイクラス会員は年収750万円以上の案件を直接紹介してもらうことができます。

中には1,000万円超の条件が提示される案件もありますので、パートナーを説得する上で年収条件はマストだという人は、ビズリーチの利用を検討してみるといいでしょう。

プレミアム会員になるメリットとして、面接確約のプラチナスカウトを受け取ることができる点が挙げられます。企業側としても「この人に来てもらいたい」という条件の登録者にしかプラチナスカウトを送ることはないため、マッチングに期間を要することも想定されます。

急いで転職したいわけではなく、家族への理解を求めつつ、家族の希望する条件も考慮して転職先を検討したい人にとって、ビズリーチのプレミアム会員はおすすめできるシステムと言えるでしょう。





まとめ)家族から理解を得られる転職の実現は「転職活動前」が勝負

転職を家族から反対されるということは、現在の勤務先に対する家族の満足度が高いということの表れとも言えます。そのため、家族から理解を得られる転職を実現するには、転職するタイミングで初めて相談するよりも、転職活動前からじっくりとお互いの理解を深めておくほうが望ましいでしょう。

転職という目的に向けてはもちろんのこと、せっかくの機会ですので、夫婦や親子で今後の働き方やキャリア観について話し合い、長い目で見たときにどのような暮らし方をしていきたのか、価値観を共有しておいてもいいかもしれません。

ライフプランや生き方そのものについても共通認識を持つことができれば、家族の結束はより強固なものになっていくはずです。