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あると差がつく!ITエンジニアのポートフォリオの作り方

[最終更新日]2019/10/07

ITエンジニア必見!あると差がつくポートフォリオ

近年ではITエンジニアの転職活動において、ポートフォリオという言葉がよく聞かれるようになりました。

実績をアピールできる方ならともかく、IT業界未経験者の方は「私にはアピールできるものなどない」と尻込みしてしまうかもしれません。

しかし転職活動に必要なポートフォリオとは、あなた自身を知るための重要な情報を提供する手段の1つです。従って著名な実績を残している方とは、作成する上でのポイントが異なります。

目次

1)そもそも、ポートフォリオってどんなもの?

ポートフォリオとは。氏名経歴得意な仕事・言語自ら作成・参画したシステム連絡先

ITエンジニアのポートフォリオとは、応募者自身のスキルや実績をアピールするものです。ポートフォリオを用意することで、職務経歴書や自己紹介書に書かれている内容の裏付けとなります。

ポートフォリオに記載する内容には、以下の項目があげられます。

  • 氏名
  • 経歴(学歴や職歴など。但し職務経歴書と異なり、ある程度まとめてもよい)
  • 得意とする仕事やプログラミング言語など
  • 自ら作成した、あるいはプロジェクトに参画したシステム
  • 連絡先

ソースコードとポートフォリオは異なる

ポートフォリオの提出を求められた場合、GitHubなどにアップしたソースコードを提示する方も少なくありません。しかしソースコードとポートフォリオは異なります。

もしソースコードを提出した場合、採用側はソースコードをコンパイルするなどの手間がかかります。応募する企業の担当者に手間をかけさせることになりますから、ポートフォリオにはなるべく動作するシステムを用意するようにしましょう。



ITエンジニア経験者と未経験者のポートフォリオの違い

・在職した会社名と業種・参画したプロジェクトの内容と役割・作成したアプリやサービス

もしITエンジニアの経験がある方なら、以下にあげる内容をポートフォリオに含めることができます。

  • これまで在籍した会社名や、担当した業種
  • 参画したプロジェクトやその内容、およびプロジェクト内における役割
  • 作成したアプリやサービス
  • プロジェクトで活用した言語

しかしITエンジニア未経験者は企業における開発プロジェクトに参画したことがないわけですから、上記の内容を書けません。

その場合はあなたが作成したプログラムをWeb上にアップし、リンクを貼っておくとよいでしょう。特にWebサービスであれば、リンクをたどることで簡単に動作を確認できますから便利です。



2)ITエンジニアにポートフォリオは必要?ポートフォリオを作るべき理由

ポートフォリオを作るメリット自らの技術力を示せるやる気を証明できる面接に有利に働きやすい入社後のミスマッチの低減

未経験の方がITエンジニアを目指す場合、履歴書や職務経歴書だけでは応募者のレベルを十分に理解してもらえないことも多いです。そのため経験者と比較された場合、どうしても不利となりがちです。

このため、選考に勝ち抜くためにはポートフォリオを用意し、自らのスキルを示すことが必須です。

ここでは転職活動においてポートフォリオを作成するメリットを4つ取り上げ、それぞれについて解説していきます。



自らの技術力を示せる

ポートフォリオで示せる内容得意な言語とスキル独力でどこまでできるか見易さ・操作性への配慮

ポートフォリオの最も大きな目的は、応募者自身の技術力を示すことです。これはIT業界未経験者であっても、ポートフォリオの提示により以下の情報を示せます。

  • 得意な言語とそのスキル
  • 独力でどの程度まで開発を進められるか
  • 見やすさや操作性にどの程度気を配っているか

上記はITエンジニアとして、多くの開発プロジェクトで求められるスキルです。職務経歴書に言語名だけ書いてあっても、どのくらいの難度まで対応できるかどうかはわかりません。しかしポートフォリオの提示があれば、企業は応募者がどの程度のスキルを持っているかという情報を得られます。

従って入社後、プロジェクトで発揮できる技術力をアピールできるという観点で、ポートフォリオの提示は必要といえます。このため、ポートフォリオがある方のほうが書類選考に通過する可能性は高くなります。



ITエンジニアとしてのやる気を証明できる

ポートフォリオ作成のスキルポートフォリオに載せる成果物の作成スキル

ポートフォリオを作成することは、それ自体がITエンジニアとしてのやる気を証明するものとなります。なぜならポートフォリオを作成するためには、以下のスキルが必要となるためです。

  • ポートフォリオそのものを作成するITスキル
  • ポートフォリオに掲載する成果物を作成するために必要なITスキル

もちろん作成には、多少なりとも時間と努力が必要です。しかしそのことは、同時に「私はITエンジニアになるために、スキルアップという努力を重ねています」ということも示します。この意味でポートフォリオを作成することは、あなたのやる気を示すことにつながります。

ITエンジニアの求人には、さまざまな方が応募しています。

なかには「やる気は誰にも負けません」と力強くアピールする反面、ITエンジニアになるための努力を何もしていない方もいます。

このような方とポートフォリオを作成した方を比べた場合、面接でやる気があると評価される方は後者となることがほとんどです。その意味でも、ポートフォリオの作成は有効です。



面接に慣れていなくても、有利に面接を進めやすい

応募者の性格はさまざまです。なかには人と話すことが苦手であったり、人前ではなかなか思うことを話せないという方もいるでしょう。

その場合でもポートフォリオを用意することで、有利に面接を進めやすくなります。

そもそもITエンジニアの面接は、うまく自分をアピールしたり、立て板に水を流すようにスムーズに話す方が高く評価されるわけでもありません。

企業は仕事ができる人を採用したいわけですから、その観点で選考が進められます。この点で面接担当者は事前にあなたのポートフォリオを見ているわけですから、もしポートフォリオの評価が高ければ、その点についていくつか質問をしてくることでしょう。

そのぶん、あなたにとって答えにくい質問が減ることが予想されます。

このように企業が求める技術力があれば、口下手であってもよいことはITエンジニアの特徴です。そのぶん、ポートフォリオはあなた自身の評価を高める働きをしてくれます。



入社後のミスマッチを低減できる

ポートフォリオであなた自身のスキルを示すことには、選考に有利という以外にも重要なメリットがあります。それは、入社後のミスマッチを低減できるという点です。

あなたがポートフォリオを提示することで、応募先企業はどの言語を習得しているか、どの程度のスキルを持っているかを知ることができます。

このため合否の決定や入社後の配属先について、客観的な情報を得たうえで決めることが可能です。これにより、もしあなたの活躍が見込めるならば自信をもって採用でき、求める人材でないならば不採用と判定することになります。

従ってあなたがポートフォリオを提出することは、入社後のミスマッチを低減し、早期に離職する可能性を下げる効果があります。

もっとも場合によってはポートフォリオを提出したことにより、不採用となるかもしれません。しかしそれは入社後に「こんなはずではなかった」という後悔を防ぐという観点では、むしろ望ましいものといえるでしょう。



3)ポートフォリオを作成する際のポイント

ポートフォリオ作成のポイント見やすく作るなるべくシンプルに時間をかけすぎない職務経歴書との区別転職エージェント、スクールを活用

ここまで解説した通り、ITエンジニアを目指すなら未経験者でもポートフォリオが必要となります。一方で内定につなげるポートフォリオを作るためには、重要なポイントがあります。

せっかく手間ひまかけてポートフォリオを作っても、それによってあなたの評価を下げてしまうのでは意味がありません。それでは、どのようなポートフォリオが望まれるのでしょうか。ここではポートフォリオを作成するポイントを5つに分けて解説していきます。



ポイント1)見やすく作る

必要な情報にすぐアクセスし、内容を確認できるレアイアウトが整然として崩れている箇所がないデザインの統一性がある

せっかく作成したポートフォリオも、見てもらえなければ意味がありません。そもそも採用担当者は、他の仕事もこなしながら多くの応募者のポートフォリオも見なければなりません。このため、1人当たりにかけられる時間は短いものです。

従ってポートフォリオを作成する際には以下のように、見やすさとわかりやすさを重視することが重要です。

  • 必要な情報にすばやくアクセスし、内容を確認できる
  • レイアウトが整然としており、崩れている箇所がない
  • デザインの統一性がある(特定のページだけけばけばしいなどがない)

この点でポートフォリオに記載する作品はすべてを載せず、アピールしたいものに絞ることも有効です。 またポートフォリオが見にくいと、応募先企業は「この人がプロジェクトに入ると、見にくいコードを書くようになるのだろうか」などと考えてしまうかもしれません。この点でも、ポートフォリオを見やすく作成することは重要です。



ポイント2)なるべくシンプルに作る

未経験者が入社する場合、はじめから高い技術力を求められているわけではありません。従ってポートフォリオは基本的なスキルを身につけていることを示すという観点で、なるべくシンプルに作ることがおすすめです。

「ポイント1)」でも解説した通り、採用担当者は多忙です。このためアニメーションを多数取り入れるなどの凝った演出は不要です。それよりも、すばやく確認できるという点にポイントを置いて作成するとよいでしょう。

同じ観点で、トップページに動画などを配置する場合はSKIPボタンを用意し、閲覧者の時間を奪わない配慮も求められます。

また動作が軽いことは、Webページにおける重要なポイントの1つです。サクサクと動くポートフォリオを作成すると閲覧者への配慮があるとみなされ、評価が上がることが期待できます。



ポイント3)ポートフォリオ作成に時間を使いすぎない

未経験でITエンジニアを目指す方がポートフォリオを作成する目的は、あなた自身が採用を勝ち取るためです。ポートフォリオの作成にはこのことを踏まえ、作成に時間を使いすぎないことが重要です。

多くの企業では未経験の方に対してもプログラミングスキルを求めていますが、それは仕事をする上で基本的なスキルにとどまることが多いです。

そもそもどのプロジェクトも、未経験の方が入社早々、他のメンバーをしのぐ仕事ぶりをすることは求めていません。この点で、ポートフォリオは基本的なスキルが身についていることを示せれば、それで十分といえます。

ポートフォリオの作成はプログラミングを実践する場ともなるため、作っていて楽しいと感じる方もいるでしょう。

だからといって転職活動そっちのけでポートフォリオにばかり時間をかけてしまうと、いつまでたっても転職できません。従って時間のバランスを考えた上で、ポートフォリオを作成することが重要です。



ポイント4)職務経歴書や自己紹介書との区別をつける

ポートフォリオとはインターネット上で、全世界に公開見やすさ・分かりやすさは重要見せたい項目だけ書けばいい

ポートフォリオは、応募先企業の方に見てもらうものでもあります。その意味で、応募書類の1つとみなすことも可能です。

反面、職務経歴書や自己紹介書とは異なる特徴がありますから、これらとの区別をつけることは重要です。

そもそもポートフォリオは、応募者自身をわかりやすく紹介するものです。これは各企業に提出する書類と異なり、以下の特徴があります。

  • インターネットに掲載するため、全世界に公開される
  • 見やすさ、わかりやすさは重要なポイントの1つ
  • 見せたい項目だけ記載すればよい(職務経歴書などと異なり、書きたくない項目は書かなくてよい)

たとえばあなた自身のことをポートフォリオに記載するなら、仕事に関係のある内容にとどめておくとよいでしょう。
プライバシーを守る観点でも、あなた自身の個人情報をこと細かく記載しないことをおすすめします。過去に所属していた企業についても、実名を出すかどうかは慎重な検討が必要です。

また志望動機などは応募先企業によって異なる内容ですからポートフォリオには書かず、企業に提出する書類のほうで充実させましょう。





ポイント5)転職エージェントやスクールを活用して品質を上げる

ポートフォリオには決まった書き方はありませんが、一方でよいポートフォリオというものは存在します。

よいポートフォリオとは見やすく、あなた自身をきちんとアピールできるものです。しかし自分だけでは、果たしてよいポートフォリオが作れているか判断できない場合も少なくありません。

この場合、相談先としては転職エージェントスクールが適しています。それはどちらも多くの転職希望者のポートフォリオを見ているため、専門家の立場からアドバイスを受けられることがメリットとなるためです。

転職エージェントは、ITエンジニアに転職したい方の希望をかなえることが仕事です。

多くの方の転職支援をしていますから、あなたが作成したポートフォリオの良さと課題を教えてもらうことができます。またスクールにはITスキルを教える先生がいますから、ポートフォリオの出来ばえをチェックしてもらうには最適です。

これらのアドバイスをもとに品質を上げることは、よりよい企業から内定を得られるポートフォリオを作成することにつながります。



おすすめのIT系転職エージェント#1 【ITエンジニア実務未経験者におすすめ】ワークポート

ワークポート。各業界専門の総合転職エージェント。
ワークポートの特徴 各業種・職種の求人紹介数が多く、実務未経験者に対してもキャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
特に、IT・Web向けの転職支援に強い。
対応地域 全国(東京・神奈川・埼玉・大阪・九州・愛知・岩手・兵庫)
ITエンジニア転職おすすめ度 ★★★★★




おすすめのIT系転職エージェント#2 【ITエンジニアのスキルアップ転職希望者におすすめ】レバテックキャリア

レバテックキャリア。IT/Web業界のエンジニア・クリエイター専門
レバテックキャリアの特徴 IT・Web業界「経験者」へのサポートに特化した転職エージェント。
エンジニアの市場・実情に即した求人紹介・アドバイスが可能。
対応地域 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・福岡
ITエンジニア転職おすすめ度 ★★★★★
サービス名 レバテックキャリア
特徴 IT・Web系のエンジニア経験者に特化した転職支援サービス! 業界最大級の非公開求人数と、業界情報や技術に精通したキャリアコンサルタントが、転職者に対して、キャリア相談から企業のご提案、条件面交渉などトータルな転職サポートを提供してくれます。
企業名 レバレジーズ株式会社( 2005年4月)




おすすめのIT系転職エージェント#3 【キャリアアドバイザーの親身なサポートを希望する方におすすめ】マイナビエージェントIT

マイナビエージェント。ITエンジニアの方へ
マイナビエージェントITの特徴 国内最大規模の転職エージェント
大手転職会社「マイナビ」だからこその独占求人も多数。
対応地域 東京・横浜・大阪・名古屋・札幌・福岡
ITエンジニア転職おすすめ度 ★★★★★
サービス名 マイナビエージェント(IT特化)
特徴 マイナビエージェントITは、国内有数の転職サービス「マイナビ」が、IT・Web業界の転職にターゲットを絞った転職エージェント。

数多くの独占求人非公開求人を掲げ、登録からアフターフォローまで一貫した手厚いサポートが人気です。
企業名 株式会社マイナビ(1973年8月)




おすすめのスクール





4)ポートフォリオの参考例

ポートフォリオはどのように作ればよいのでしょうか。このイメージを得る上で、他の方が作成したポートフォリオが参考となります。すでにさまざまな方がポートフォリオを作成し、自己のアピールに役立てています。

ここでは4つのポートフォリオを取り上げます。各ポートフォリオは、それぞれ見た目も記載している内容も異なります。そのため、あなたがアピールしたい内容に近いポートフォリオを参考にして作成するとよいでしょう。



平尾 誠 |WEB_DESIGNER MAKOTO HIRAO(フロントエンドエンジニア)

Makoto Hirao


Nitta.Studio by Soishiro Nitta(デザイナー兼デベロッパー)

NItta.studio


Yohei Munesada’s Portfolio(エンジニア)

Yohei Munesada's Portfolio


Portfolio(webエンジニア)

Portfolio




まとめ)まずはポートフォリオを作ることをおすすめ

未経験者が応募した際、企業が最も気にすることは「仕事ができる技術力があるか?」という点です。

この点でポートフォリオは、未経験者こそ必要といえるでしょう。よいポートフォリオを作成すれば、他の応募者に差をつけることが可能です。

もっとも、最初から完璧なポートフォリオを作る必要はありません。訂正や追加、更新が簡単にできることは、ITの共通する特徴です。

まずはとにかくポートフォリオを作ってみて、他の方の意見などを聞きながら少しずつブラッシュアップしていきましょう。