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30代の転職、「キャリアアップ転職」・「キャリアチェンジ転職」どちらを目指す?

[最終更新日]2019/10/08

30代の転職、「キャリアアップ転職」・「キャリアチェンジ転職」どちらを目指す?

30代の皆さんに質問です。
——近い将来、転職するとしたらどんな転職にしたいですか?

若手からミドルへとステップアップしていく30代。ビジネスパーソンとしても経験が豊かになり、これからいよいよ活躍の場を拡げようという時期です。
30代で築いた経験・スキル・人脈が、40代以降のキャリアの土台にもなります。

そのような30代で転職に踏み切るのであれば、今後のキャリアプランを熟考した上で決断することが大切になります。
たとえば、転職の大きな方向性として「キャリアアップ」と「キャリアチェンジ」どちらを志向すべきなのか?といったところから考えていく必要があるのです。

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1)30代の転職は、自身の「キャリアプラン」について深く理解することが大切

30代の転職は、自身の「キャリアプラン」について深く理解することが大切

20代、30代と日々忙しく働いてきた皆さんは、もしかしたら自身の「キャリアプラン」についてじっくりと時間を取って考える機会がなかったかもしれません。

キャリアプランと聞くと人生設計の一部のような堅いイメージを持ってしまいがちですが、要するに「自分は今後どう働いていきたいか」という方針や方向性と考えるといいでしょう。

そして、キャリアプランを設計していく上で欠かせないプロセスとして、そもそも「キャリア」とは何か?を改めて考えてみる必要があります。
「キャリア」や「キャリアプラン」という言葉を耳にすることがありますが、こうした言葉は何を指しているのでしょうか。



「キャリア」とは、生涯においてその人が果たす、一連の役割

「キャリア」とは、生涯においてその人が果たす、一連の役割

キャリアという言葉から、皆さんは何を連想しますか?これまで勤めてきた会社や転職歴、経験した仕事、身につけてきたスキル——。
こうしたものはもちろんキャリアの一部ではあるのですが、キャリアの全貌を表しているかと問われると疑問が残ります。

少し視点を変えてみましょう。人が働くということはどういうことなのでしょうか。

仕事を通じて世の中とつながり、結果として貢献や人助けになること。これが大きな意味での「働く」ということになるのではないでしょうか。

そのように仕事を捉えると、キャリアとは「個人がどう働きかけ、世の中とつながってきたか」という全体像を表す言葉と考えられます。

つまり、「どこの会社で」とか「どの役職で」といった一時的な話ではなく、もっと広義での「自分がどんな役割を果たしてきたか?」という問いになっているのです。

アメリカの心理学者Douglas T. Hallは「キャリアを有しているのは個人である」と述べました。
この言葉が象徴しているように、キャリアとは特定の会社や業界・職種に紐付いているのではなく、あくまで個人にとってのものと考えたほうがいいでしょう。



キャリアの描き方には、大きく4つの方向性がある

冒頭で「キャリアアップ」と「キャリアチェンジ」について触れましたが、キャリアプランの方向性はもちろんこの2タイプだけではありません

キャリアの描き方は人によって多様なあり方が考えられますが、代表的なものとして次の4つの方向性が挙げられます。

キャリアの描き方①
役職・ポストの上昇(昇格・昇給等)

  • ・役職(昇進)
  • ・ポスト
  • ・転勤
  • ・年収
などを指標としてキャリアを捉える
キャリアの描き方① 役職・ポストの上昇(昇格・昇給等)
キャリアの描き方②
組織・周囲への貢献度向上

  • ・組織への貢献
  • ・顧客への貢献
  • ・社会への貢献
などを指標としてキャリアを捉える
キャリアの描き方② 組織・周囲への貢献度向上
キャリアの描き方③
スキル・専門性の高まり(専門化)

  • ・身につけたスキル
  • ・身につけた知識
  • ・専門性の高まり
などを指標としてキャリアを捉える
キャリアの描き方③ スキル・専門性の高まり(専門化)
キャリアの描き方④
能力の拡がり(できることが増える)

  • ・身につけた知識の幅広さ
  • ・経験した業務の多様さ
  • ・複数のスキルの掛け合わせ
などを指標としてキャリアを捉える
キャリアの描き方④ 能力の拡がり(できることが増える)

ここで挙げた4つのキャリアのタイプは、どれが正解・不正解というものではありません。

その人にとって能力が発揮できているという実感が湧き、それによって貢献できていると感じることができれば、キャリアの方向性として適切と言えるのです。

多くの場合、キャリアアップという言葉は上の①や③の方向性を指しています。
いわゆるゼネラリストとしてマネージャーなどに抜擢されていくのが➀、専門職の道へと進むのが③の方向性です。

一方、キャリアチェンジという言葉は④の方向性を指すニュアンスで用いられることが多く見られます。

ただし、人によっては特定のポストやスキルにこだわらず、②のような貢献度の高さにおいて自身のキャリアを充実させたいと考える人もいるでしょう。



2)「キャリアアップ転職」と「キャリアチェンジ転職」、それぞれのメリット・注意点

30代が「キャリアアップ転職」、「キャリアチェンジ転職」それぞれを目指す際の注意点

キャリアの描き方にはさまざまなタイプがあり、キャリアアップとキャリアチェンジといった方向性の違いもあることがお分かりいただけたでしょうか。

キャリアアップとキャリアチェンジは、どちらが優れている・どちらが正解というものではありません。人によって、あるいは時期によって、選ぶべきキャリアの方向性は変化していくからです。

では、キャリアアップ転職とキャリアチェンジ転職には、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。整理してみましょう。



キャリアアップ転職のメリット・注意点

30代の「キャリアアップ転職」の進め方と注意点

キャリアアップ転職のメリット

  • より大きな裁量の仕事を任せてもらえる可能性がある
  • 現在よりも高い収入やポジションが期待できる
  • さらに高いスキルや希少な経験を積むことができる
  • マネージャーとしての実績に厚みを持たせられる場合もある

キャリアアップ転職のデメリット・注意点

  • 良い待遇や高い報酬に見合ったパフォーマンスが求められ、プレッシャーが強くなる
  • 習得すべき知識やスキル、経験値のレベル・量が増す
  • チャンスが大きい分、リスクも負わなくてはならない場合がある
  • プレーヤーとして優秀=マネージャーとしても優秀、とは限らない

キャリアアップ転職を望む人の多くが、現在よりも大きな裁量を持つことができるポジションや、そこで得られるより高い報酬を求めていることでしょう。

今以上に専門性を高め、希少価値の高い人材を目指したいという人もいるはずです。同じ業種・職種で転職するのであれば、こうしたステップアップを狙って転職する人が多い傾向があります。

ただし、より高い報酬やポジションに就くということは、それだけ求められるスキルや実績のレベルも高くなることを意味しています。
仕事に対して感じるプレッシャーが今より高くなる可能性も十分にあるでしょう。

ステップアップするからには、相応のレベルが求められることを覚悟した上で、キャリアアップ転職にのぞむ必要があるのです。



キャリアチェンジ転職のメリット・注意点

30代の「キャリアチェンジ転職」の進め方と注意点

キャリアチェンジ転職のメリット

  • 本当は就きたかった仕事や、社会人になって興味が湧いた仕事へと変わることができる
  • 新たなスキルを身につけるなどして、自分ができることの幅が広がる
  • 複数の業界や組織を経験することで視野が広がり、自身のキャリアを客観視しやすくなる
  • キャリアに拡がりが生まれ、貢献できる場面が増えることで人生の満足度が高まることがある

キャリアチェンジ転職のデメリット・注意点

  • 経験の浅い仕事に変わる場合、待遇や報酬がダウンすることも少なくない
  • 新しい業界・職場の慣習や仕事の進め方に慣れるまでに時間がかかることがある
  • 転職するタイミングや転職先の年齢構成によっては、年下が上司になることがある
  • 年齢が上がるほど経験の少ない仕事に就くことが難しく、転職成功のハードルが上がる

キャリアチェンジとは「新たなスタート」を切ることです。
これまでの経験が全く活かせないわけではないかもしれませんが、現実的には業界知識などをイチから覚え直さなくてはならないケースがほとんどでしょう。
新しい環境を楽しめるタイプの人なら充実した日々のスタートとなりますが、慣れない環境にストレスを感じやすいタイプの人だと負担が大きいことも予想されます。

しかし、キャリアチェンジすることで得られるメリットもたくさんあります。

本当は就きたかった仕事があったものの実現できずにいた人や、社会人経験を積む中で新たに興味を持つようになった職業がある人は、実際にその仕事に就くチャンスが訪れるかもしれません。
また、異なるキャリアを歩んだ経験は、仕事の幅を拡張するだけでなく、自身の視野を広げてキャリアを客観視しやすくなるメリットが得られるのです。



3)30代の転職で、「キャリアアップ転職」「キャリアチェンジ転職」を適切に選び、成功していく為のポイント

30代の転職で、「キャリアアップ転職」「キャリアチェンジ転職」を適切に選び、成功していく為のポイント

ここまで見てきた通り、キャリアを縦方向に高く伸ばしていこうとするキャリアアップ転職と、横方向へと広げていこうとするキャリアチェンジとでは、キャリアプランの方向性が大きく異なることが分かります。

そのため、自分は30代の時点でどちらの選択が向いているのか、しっかりと見極めて方針を固めた上で転職していくことが重要になります。

これからのキャリアを適切に選び取り、成功していくために欠かせない3つのポイントについて確認していきましょう。



自身のこれからのキャリアを、イメージしてみる(キャリア・デザイン)

自身のこれからのキャリアを、イメージしてみる(キャリア・デザイン)

キャリアアップとキャリアチェンジの選択を見誤ってしまいやすいのは、「やりたいこと」と「できること」が明確になっていない状態のときです。

やりたいことに固執してしまったり、できることにしか目が行かず仕事がつまらないと感じたりする原因は、こうしたところにあることが多いのです。

今後の自分のキャリアをイメージする方法として、「キャリア・デザイン」が挙げられます。キャリア・デザインは次の3つのステップを踏んで進めるとスムーズに進みやすいと言われています。

  • 市場を理解する
    現在の市場はもちろんのこと、今後求められる人材や能力について理解することで「世の中からのニーズ」を把握します。
  • 自身の能力・価値を理解する
    自分ができること、やりたいこと、反対に絶対にやりたくないこと、といった自身の能力や価値観にスポットライトを当てて分析します。
  • 市場と自身の接点を摸索する
    世の中のニーズと自身の能力・価値が交わるところを探していきます。どうすれば求められる能力に対して自身のスキルや経験を駆使してアプローチできるのか、その具体的な方策も含めて摸索していきます。

自分のキャリアを「こうだ」と決めつけすぎない。一定の偶然やタイミングも大切にする

自分のキャリアを「こうだ」と決めつけすぎない。一定の偶然やタイミングも大切にする

キャリアアップなのかキャリアチェンジなのか、キャリアの方向性を考えておくことは大切ですが、かと言って一度決めたキャリアプランを変えてはいけないというルールはありません。

むしろ、いったん決めたキャリアプランに縛られてしまい、狙い通りのキャリアを歩むことにこだわり過ぎてしまうのも問題です。

成功を収めたビジネスパーソンの8割が予期せぬ偶発的な出来事によって人生が好転し、成功へと結びついたと考えているそうです。
こうした結果から見ても、ある時期に決めたキャリアプランをその通りに実現できることのほうがまれだと分かります。

スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授は、自身が提唱するキャリア理論において「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」としています。

実際のキャリアはさまざまな偶然やタイミングによって左右され、決定づけられていくものです。
そういった偶発的な一面があることを否定せず、ときにはあえて流れに身を任せてみてもいいのです。





 キャリアアップ転職・キャリアチェンジ転職、ともに柔軟に対応してくれる転職エージェントを利用しよう

キャリアアップ転職・キャリアチェンジ転職、ともに柔軟に対応してくれる転職エージェントを利用しよう

転職活動を始めるとき、多くの人は「キャリアアップ」「キャリアチェンジ」のどちらに向かうかを決めてから動き始める傾向があります。

しかし前で述べたように、キャリアにはさまざまな偶発性が伴います。どちらかと言うとキャリアアップorキャリアチェンジ、という思いがある人も、一応は両方の可能性を残しておくことをおすすめします。

そのためには、キャリアアップ転職・キャリアチェンジ転職のどちらにも柔軟に対応することができる転職エージェントを活用するのが近道です。



キャリアの方向性に迷いがある方は、パソナキャリアがおすすめ

パソナキャリア。転職活動の成功を、全力でサポートします。専門アドバイザーがあなたの転職活動を全面サポート!!

そもそもキャリアアップを目指すかキャリアチェンジを目指すか決まっていないという人は、まずはキャリアプランをしっかりと考えておく必要があります。
転職エージェントと聞くとすでにキャリアプランが固まっている人のためのサービスというイメージがあるかもしれませんが、キャリアプランについて相談に乗ってもらうことも可能です。

パソナキャリアは登録後の面談をじっくりとていねいに実施してくれることで知られています。結果的にキャリアアップ/キャリアチェンジのどちらを選ぶことになったとしても、パソナキャリアなら対応可能です。

これから自分はどのように働いていくのがいいのか、転職市場のプロと共にしっかりと考えておきたい人は、パソナキャリアに登録して相談することからスタートするといいでしょう。

サービス名 パソナキャリア
特徴 手厚く、そして親身な転職者支援で評判の高いパソナキャリア

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企業名 株式会社パソナキャリア(1976年)

専門スキル系のキャリアアップ志向が強い方は、JACリクルートメントがおすすめ

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ターゲットが明確になっているため、人材募集のために利用する企業の側も専門スキルを持つ人材を探している確率が高く、マッチングに成功しやすいのです。

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サービス名 JACリクルートメント
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企業名 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント(1988年3月)

管理職採用を狙うキャリアアップ志向の方は、ビズリーチがおすすめ

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キャリアアップの中でも管理職としての経験値を高めたいと考えている人は、高年収の求人を扱っているサービスを利用したほうが一般的には成功率は高くなります。

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ビズリーチには転職サービスとしては異色の有料プランがあります。
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サービス名 BIZREACH(ビズリーチ)
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企業名 株式会社ビズリーチ(2007年)

キャリアチェンジ志向が強い方は、リクルートエージェントがおすすめ

転職エージェントならリクルートエージェント。非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介。転職エージェントがあなたの転職を成功に導きます。

未経験業種など、新しい世界で自分の力を試してみたいと考えている人は、総合型転職エージェントを活用するといいでしょう。

すでに転職を希望する業種を決めていたとしても、いろいろな案件を紹介してもう中で興味が湧く業種や職種が出てくるかもしれません。
こうした偶然の出会いを大切にすることも、転職においては大切な視点なのです。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも屈指の案件数・在籍キャリアアドバイザー数を保有しています。
大手なので大企業や人気企業にもパイプがあるほか、ベンチャーやスタートアップといったように幅広い企業規模に対応しているのも特徴的です。
自分のキャリア・デザインに合った案件をさまざまな業種・職種から紹介してもらうことも可能ですので、自分では想定していなかった面白い仕事に出会えるかもしれません。

サービス名 リクルートエージェント
特徴 転職後の利用者満足度によると、99%の方が「満足」!20代~40代まで幅広い利用者の方からの高い満足を実現する、業界最大手の転職エージェント。
企業名 株式会社リクルートキャリア(1977年11月)

まとめ)多様なキャリアがあり得ることを踏まえつつ、自分の志向を探ろう

キャリアと聞くと、出世街道や昇進といったイメージが先立ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、実際にはキャリアには多様な形があり、目指す方向性や志向も人によってさまざまです。

むしろ、キャリアは「こうあるべき」と決めつけてしまうことで視野が狭まり、かえって他の成功の可能性を見過ごしてしまう原因にもなりかねないのです。
キャリアの多様性を知ることで、息苦しさを感じない柔軟なキャリアの選択をしやすくなるはずです。

自分がどのような生き方・働き方をしたいのか、自身の志向を探るつもりでキャリアプランやキャリア・デザインを考えてみてください。
キャリアアップとキャリアチェンジのどちらを目指すか以前に、「どんな転職にしたいのか」という大きな方向性がきっと見えてくるでしょう。

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