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「海外勤務したい!」転職での準備と注意すべきポイント5点

[最終更新日]2022/02/23

海外で働きたい!転職成功の5つのポイントと注意点

海外で働いてみたいという思いのある方は多いのではないでしょうか?

日本の文化を飛び出して様々な価値観の人と一緒にビジネスをすることは、大きく自分を成長させることとなるでしょう。

雑誌やテレビで特集されているような海外勤務の方々は、誰もが充実した生活を送っているように見えます。

海外勤務は確かに日本では得られなかった経験ができ自分が成長できる機会にはなりますが、日本で働くよりもかなり困難な道となるでしょう。

文化が異なるということは新鮮でもありますが、上手くコミュニケーションがとれない、自分の常識が通じない等ストレスに感じられることも数多くあります。

目次

1)はじめての海外勤務志望の人は、海外勤務経験者の話を聴く機会を

海外での勤務と言えば、「毎日が新鮮で充実!」という漠然と良いイメージを持っている方が多いと思われます。

しかし生まれ住んだ国と違った環境で仕事をするということは、様々な困難が待ち受けています。

留学経験がある、または旅行で訪れたことがある方などは、なんとなく国のことはわかるし文化も問題ないと思ってしまいがちですが、たとえ言語が上手く使えたとしてもビジネスとなるとまた違います。

現地の方の仕事に関する価値観やビジネスマナー、さらに国家情勢のビジネスへの影響など、予想する以上に未知の世界となるでしょう。まずは具体的に海外勤務者の体験談をいくつかご紹介します。

海外勤務体験談① ITサービス(役員) キール さん(男性 30歳)

海外赴任先でのクーデター 一体どうなるの?って思いました。

海外拠点がメイン事業でしたので、現地スタッフとの意思疎通が大変重要な要素でした。
そのため、実際に現地に赴き、日本人とは違う価値観の方々とのコミュニケーションを円滑にする作業が大半を占めておりました。

やらなくちゃいけないことは山積みでした。
当時はどうなることかと内心穏やかでない日々が続いていたことは事実でしたし、前の職場に戻りたいと思ったことも何度もありました。

転職してから一番の衝撃的な出来事がありまして。
海外拠点のある、かなり治安の悪い地域に赴いたのですが、反政府組織によるクーデター騒ぎが起こったのです。

この時ばかりは、身の危険も感じましたし、このプロジェクト自体が頓挫してしまうのではないかと思ったりもしました。

私の転職体験談:建設業界から、海外拠点メインのIT会社役員に。

海外勤務体験談② NGO 途上国貧困支援 Eriko さん(女性 29歳)

わたしたちにとっての「当たり前」が 当たり前じゃないこどもたちがいる。

転職先は、途上国の貧困地域の支援をする、NGO団体。──そう、今私は海外に住んで、働いています。

私が支援する子供たちは、とても劣悪な環境下での生活しています。
それは、自分の意志とは全くの無関係で強いられた──つまり、国の経済状況や施策によって創られた「貧困生活」です。

彼・彼女たちは、私たちにとっては「当たり前」の生活を知りません。だから、その劣悪な環境から抜け出る術を知らない。そんな子供たちを助けること──それが、今の私の仕事で、そして私がずっとしたかったことでした。

海外ですし、途上国ですし、大変なこともありますが、日本で働いている時よりも、やはり自分がしたかったことだからでしょうか、のびのびと働けています。

給料はぐんと下がり、現在は年収250万~300万のランクですが、途上国で生活している分には問題なく暮らしていけます。

海外では人々は日本よりずっとおおらかに、オープンに生活しています。

私の転職体験談:海外をフィールドに仕事がしたい!のつもりが…シンクタンクからNGOに転職

海外勤務体験談③ 商社資源開発 アール さん(男性 41歳)

この仕事は、 わたしたちの未来に繋がっている。

大手商社で資源開発を担当していました。

資源開発…というと、あまり馴染みの単語かもしれませんね。

「資源開発」は、その名の通り石油を代表とするエネルギー資源などの採掘と収益化を計画、立案、そして運用していく仕事です。

エネルギー資源のメイン・フィールドは海外です。ですので、私は世界を飛び回るように働いていました。
私の担当は、「原油の油田の権益の獲得」です。

油田の権益を獲得して、油田を採掘して、無事に良質な油を生産できるようにする──。決して楽な仕事ではありませんが、成功すれば莫大な利益がもたらされます。そして、それは会社の利益だけではなく、日本という資源のない国にとっての「国益」にも繋がります。

ですから、やりがいはとてもありましたね。
「自分の仕事は国の未来にも繋がっているのだ」──なんて、たいそうなことも考えたりしていて。…若気の至り、といいましょうか。

私の転職体験談:「自分で事業を立ち上げたい」──資源開発から、Webサービスの新規事業に転職!

上記の体験談を読んでどのように感じられましたか?国内の仕事では体験できない経験を得られる一方で苦労もその分大きく、海外勤務は充実と苦労が表裏一体となっています。

それでも不安よりワクワクするような魅力を感じるなら、ぜひ海外勤務にチャレンジすることをおすすめします。ざっくり国内勤務と海外勤務の違いを大きく分けると以下の違いがあります。

コミュニケーションの違い

よくジェスチャーで伝わるといった話もありますが、ビジネスである以上重要な契約を交わす際に言語が不自由で内容が理解できないような状況では海外勤務は困難でしょう

また言語が使用できたとしても態度が失礼と取られるなど、文化的な違いから意思疎通できない場合もあります。このような苦労もありますが、上手くいけば海外の方と関係を深め人脈を広げることもできます。

背景の異なる人とわかり合える喜びはひとしおでしょう。

生活水準の違い

日本は世界的に見ても裕福な国とされています。水道の水は飲むことができ、トイレは無料で使用できます。

しかし国によっては、飲み水は買わなければならない、トイレには壁も紙もないといったところもあります。

お金を出しても日本水準の生活ができない場合もあり、相当ストレスに感じる方もいるでしょう。

最悪の場合はテロに巻き込まれる場合もあります。しかし以前とは違った物の見方ができるようになり、自分の対応力も上がるでしょう。

2)初めての海外勤務を目指す際は、海外勤務に強い転職エージェントを利用すること!

一昔前ではとりあえず現地に行ってみて雇ってもらえるように交渉することでしか海外勤務は難しかったかもしれませんが、近年はグローバル企業も増えネットワークが充実したことから、日本にいながらにして海外勤務のできる転職先を見つけることも可能です。

単身で海外に乗り込むより、まずは国内でどのような選択肢があるのかを吟味し、しっかり準備したほうが海外勤務もスムーズに始めることができます。

とはいえ企業HPを1つずつ検索していてはなかなか海外勤務できる企業を見つけ出すことは難しいでしょう。

効率的に探すなら、転職エージェントを利用することをおすすめします。数ある転職エージェントの中でも今回は海外勤務を得意分野とする転職エージェントをいくつかご紹介します。

リクルートエージェント──国内No1の求人数 転職支援ツールも充実

転職エージェントならリクルートエージェント。非公開求人からご希望に沿った求人をご紹介。転職エージェントがあなたの転職を成功に導きます。
リクルートエージェントの特徴
  • 求人数および転職支援実績 国内No1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • 職務経歴書エディタや面接力向上セミナー等の「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
海外の求人数 約400件(2022年2月現在)

国内最大手であるリクルートエージェントは、勤務地が海外である案件も多数取り扱っています。

2022年2月現在では勤務地が海外である求人は公開求人が158件、非公開求人が266件と大手ならではの案件数の多さが魅力的です。

どのような企業があるのか全体像を確認できるので、初めて登録する転職サービスとしておすすめです。

また英語での書類を作成することが必要となりますが、リクルートエージェントに登録すると職務経歴書作成ツール「レジュメnavi」を利用して、案内に従って情報を入力するだけで職務経歴書が作成できます。

さらに担当アドバイザーが書類の英文添削や、英語での面接指導を実施してくれることもあり、語学力に自信がない方やビジネス英語を使用したことがない方にもおすすめです。

リクルートエージェントの活用メリットと海外勤務の転職へのおすすめポイント

リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
とくに外資系・グローバル企業の情報はネットで公開されていないものも多いため、レポート情報はあなたの活動に大いに役立つはずです。

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに海外勤務に向けての転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。

職務経歴書エディター
職務経歴書エディタ
テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。
面接力向上セミナー
面接力向上セミナー
企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。
現在(2022年3月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。

一方のリクルートエージェントのデメリット・注意点としては、これらサポートの提供は適切かつとても「スピーディ」であるということです。担当者によっては、活動ペースを急かしてくることもあるかもしれません。

じっくりと、自分のペースで転職活動をしたい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、マイナビエージェント(若手社会人向け)、JACリクルートメントリクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)にも併せて登録し、より自身にマッチするサービスを選んでおくと良いでしょう。

ロバートウォルターズ──外資系企業・海外案件への転職支援に強い

外資系・日系グローバル企業の転職・求人なら。ロバート・ウォルターズ
ロバートウォルターズの特徴
  • 外資系への転職市場を熟知したキャリアコンサルタント
  • 選考突破率の高さと転職成功までのスピード感あるサポート
  • フォーマットに入力するだけで簡単に英文レジュメを作成できる
サービス対応地域 東京・大阪+海外
拠点 東京、大阪
海外勤務の求人数 約50件(2022年2月現在)

ロバートウォルターズは、世界28カ国で人材紹介ビジネスを展開する外資系転職エージェントの大手です。

ハイクラスの転職に特化しており、読む・書く・聞く・話す全てがネイティブと遜色ないほどの高い言語レベルが求められますが、その分ハイクラスな求人が多数あります。

外国語がネイティブレベルかつさらなるキャリアアップを目指したいという方におすすめの転職サービスです。

またロバートウォルターズは全員がバイリンガルのコンサルタントということもあり、海外勤務の専門性に関しては特に高いとの評価を受けています。

外資系企業ということもあり求人紹介・選考と進むスピードが速いので、スピード感を持って転職活動を進めていきたい方には特におすすめです。

ロバートウォルターズの活用メリットと海外勤務での転職へのおすすめポイント

ロバート・ウォルターズではバイリンガルで優秀な人材をコンサルタントとして採用し、各業界に精通した専門チームへ配属した上で、定期的なトレーニングを課すことを徹底しています。

そうしたサポート人員の品質もあって、ロバートウォルターズは「外資系・グローバル企業に対する深い理解と高い専門性を持ったサービス」として、利用者の93%が「サービスに満足した」といいます(※公式サイトより)。

求人は金融、経理・財務、IT、法務・コンプライアンス、営業・マーケティング、人事、秘書・サポート業務、物流・購買・サプライチェーン、リテール、サービス業、医療・医薬、製造、エネルギー・インフラ、化学など、幅広い職種・業種を取り扱っています。

サービスに登録するとフォーマットに必要な情報を入力するだけで簡単に英文レジュメ作成ツールが利用でき、コンサルタントの迅速な対応と相まってスピーディな転職活動を実現しやすいでしょう。

一方のロバートウォルターズのデメリット・注意点は、保有求人数が大手サービスよりも少なめである点です。

希望している求人が思ったより多く紹介されなかった…」という場合は、求人数の豊富なリクルートエージェント(全世代向け)、doda(全世代向け)、パソナキャリア(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった転職サービスがおすすめです。

doda──幅広く充実したボリュームの求人と、積極的な提案

doda 転職なら、・・転職サイトdoda(デューダ)
dodaの特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
拠点 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡
海外の求人数 約100件(2022年2月現在)

dodaも大手転職サービスの1つであり、海外勤務の案件では主にアジアでの求人に力を入れています。

海外勤務だけでなく、英語を使う仕事や海外出張のある仕事などカテゴリー分けされているので、いきなりの海外勤務はどうかなと考えている人はいろいろ検討できるようになっています。

転職サイトはコンテンツが充実しており、現地転職エージェントによる各国の特性や注意点をまとめたものは、初めて海外勤務を考えている方におすすめの読み物です。

個別相談会も随時開催しているので、アジアで海外勤務しようか迷っている人にとっては敷居が低く利用しやすい転職サービスです。

dodaの活用メリットと海外勤務の転職へのおすすめポイント

dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

従来の採用形式:転職者が企業に応募する形式 ダイレクト・リクルーティング:企業から転職者に直接アプローチする形式

dodaに登録した際、これまでの経歴を丁寧に書きつつ海外勤務への志向をアピールすることによって、希望する分野の企業からのスカウト・オファーが届く確率を高められるでしょう。

スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。

また、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。

年収査定 わずか3分で分かる、あなたの適正年収
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自身の市場価値を知りたい人におすすめ。
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自己分析・適職探しにも役立つ。
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エゴグラム適職診断
50問の設問に回答することによって、自身の性格と「適職」を診断してくれる。
doda転職フェア 出展企業300社以上
doda転職フェア
多くの企業が出展する転職イベント。
企業の担当者に直接話を聞ける機会がある。
現在は新型コロナウイルスの感染拡大に伴いオンライン中心で開催されている(2022年1月)

一方のdodaのデメリット・注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。

丁寧かつ実績のあるアドバイザーに担当に付いてほしい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメントリクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といったベテラン層が厚いと評判の転職サービスがおすすめです。

Spring転職エージェント──幅広く充実したボリュームの求人と、積極的な提案

Spring転職
Spring転職エージェントの特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
拠点 東京・名古屋・大阪
海外勤務の求人数 約60件(2022年2月現在)

国内ではあまり知名度は高くないかもしれませんが、Spring転職エージェントは世界60カ国に拠点を持つアデコグループの人材紹介サービスであり、世界ではシェアNo.1を誇っています。

そのため良質な求人が多いとの評価を得ています。Spring転職エージェントでは各企業に担当者がついており、複数の担当者が求職者に連絡をとるというスタンスをとっています。

また、各担当者はその企業のことを熟知しており、企業の詳細まで質問することができます。

その他、Spring転職エージェントはサポート期間も「3年」と長く、じっくり腰を据えて転職活動を行いたいという方にもおすすめです。

Spring転職エージェントの活用メリットと海外勤務の転職へのおすすめポイント

Spring転職エージェントは営業(企業担当)とコンサルタント(転職者担当)が兼任という仕組みを採用しています。

転職希望者と面談するコンサルタント本人が紹介先の企業へ足を運び、採用担当者や部門責任者と直接話しているので、「聞いて来たままの情報」「見て来た通りの情報」を転職希望者へ届けることができるのです。

他のエージェントでよくあるように営業とコンサルタントが分業制になっている場合、双方の連絡がうまくいっていないと企業に関する情報がうまく伝わらないことがあり、結果的に転職希望者が重要な情報を知らないまま入社してしまうことも全くないとは言い切れません。

当然、そのような場合はミスマッチが起きる大きな原因となりますので、コンサルタントが正確で本質的な情報を持っているのは非常に重要なことなのです。

詳細にわたる企業情報ときめ細やかな面談によって、転職希望者にとって真の意味で最適な案件を紹介できるのがSpring転職エージェントの強みです。
転職者の年収UP率は59.0%(公式サイトより)と、年収アップを狙う人にもおすすめです。

一方のSpring転職エージェントのデメリット・注意点は、保有求人数が大手サービスよりも少なめである点です。

希望している求人が思ったより多く紹介されなかった…」という場合は、求人数の豊富なリクルートエージェント(全世代向け)、doda(全世代向け)、パソナキャリア(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった転職サービスがおすすめです。

3)海外勤務の転職を成功する為に、準備したいポイント5点!

●英語はビジネス会話レベルは必須 ●海外勤務の種類を知っておく ●どこへ、どれくらいの帰還勤務するか ●企業研究はとにかく重要 ●海外勤務の手続きを知っておく

海外勤務はやりたいという情熱ももちろん大切ですが、情熱だけでは上手くいかないことも事実です。

「とりあえず海外勤務できる企業を見つけて渡航したものの、思っていた仕事とは違うし生活にも耐えられない!」ということにもなりかねません。

海外勤務で自分のどんなスキルを使ってどんな業務がしたいのかをしっかり考え、多くの準備をする必要があります。海外勤務において準備しておきたいポイントは以下の通りです。

  • 語学力は必須!特に英語は、ビジネス会話レベルまでマスターして
  • 海外勤務の種類(パターン)を知っておく
  • 「どの地方に、どれだけの期間海外で勤務したいか」を明確にしておく
  • 企業研究はとにかく重要!雇用条件から事業内容、現地の文化・風土まで入念に確認を
  • 海外勤務に向けた手続きで、何が必要かを知っておく

それぞれ、順を追って見ていきましょう。

語学力は必須!特に英語は、ビジネス会話レベルまでマスターして

もちろん仕事内容によって求められる外国語のレベルは異なりますが、語学力はあるに越したことはありません。

英語圏でない場合は現地の言葉も話せるようになった方がベターではありますが、最低限共通語で使用される英語はビジネスで使用できるレベルには達しておきたいです

日本企業ではTOEICが指標とされがちですが、一般的なTOEICでは話す・書くといった能力に関して基本的に問われていません。

英語力を高めようと努力していることはTOEICの点数から伺うことはできますが、海外勤務で使える語学力にするには実践的な訓練が必要となるでしょう。

英語のビジネス書を読む、英会話教室に通うなど、読む・書く・話す・聞くを満遍なく駆使することが重要です。

を知っておく

海外勤務の種類(パターン) ●海外企業での直接採用 ●国内企業での海外現地採用 ●国内採用で海外出張ペースでの勤務

海外企業での直接採用

外資系企業など海外で展開している企業で勤務するパターンです。

転職エージェントを通じれば日本にいながらにして応募することができます。どうしても国内では取り扱われていない企業で働きたい場合は、自ら直接コンタクトをとる必要があります。

国内企業での海外現地採用

グローバル展開している国内企業での、海外拠点で勤務するパターンです。

日系企業であれば現地に日本人がいなくとも企業には多くの日本人が務めていることが予想されます。その分日本国内で選考を進められる可能性も大きいでしょう。

国内採用で海外出張ベースでの勤務

国内企業で採用され海外出張にて海外勤務を実現するパターンです。

求人に「海外出張有」と記載されているからといって必ずしも機会が保障されているわけではないかもしれませんが、日本に拠点を置きつつ海外勤務も経験することができます。

「どの地方に、どれだけの期間海外で勤務したいか」を明確にしておく

海外勤務ならどこでも良いという方もいらっしゃるかもしれませんが、「自分がなぜ海外で働きたいのか」「どのようなライフプランを考えているのか」を深堀すると、自然とエリアや期間は定まってくるかと思われます。

一例として以下のような考え方が挙げられます。

海外で働きたい!なぜ? ●語学力を活かしたい ●映画に憧れて ●海外で結婚したい  ライフプランは? ●英語圏か、英語を使う企業 ●ファッション関連の企業都会的な場所 ●とりあえず海外に永住か

この考え方でいくとアメリカが候補に挙がると思われますが、さらに詳細を考えてみることも重要です。
例えばアメリカと考えてみて、銃を所持しても良い国はどうしても嫌だと感じるかもしれません。その場合希望の条件として「治安の良い場所」が追加されます。

このように考え続け、自分の本当に求めている条件をリスト化してみましょう。

しかし全てを満たすのは難しい場合があります。そこでリストアップした条件に優先順位をつけることが重要です。

その条件を見ると自分が海外勤務で本当に何を求めているのかがわかりやすくなり、自然と行先や期間が決まるでしょう。

企業研究はとにかく重要!雇用条件から事業内容、現地の文化・風土まで入念に確認を

日本の企業なら当たり前とされていることが、海外では通用しないことが多々あります。

転職エージェントを利用すると雇用条件は詳細に調べられるので、内定を承諾する前にしっかり確認しておきましょう。また事業内容も日系企業であっても海外拠点は全く別事業をしている可能性もあるため、事業内容も入念にチェックしておきましょう。

このような企業に関する情報収集も重要ですが、現地の文化や風土について確認しておくことも重要です。

仕事仲間とはドライな関係の風土もありますし、逆に食事会が頻繁に開催される、または家族ぐるみの付き合いが当たり前というようなような文化もあります。

できればその企業の現地拠点で働いている方に、休日の過ごし方など詳しく話を聞いてみましょう。

難しければネットでその国特有の文化等はあるか調べておくことをおすすめします。

海外勤務に向けた手続きで、何が必要かを知っておく

海外勤務に向けた手続きで必要なモノ ●ビザの申請・取得、在留届の提出 ●役所への海外転出届の提出 ●日本での社会保険・税金の手続き

どの国で、どれだけの期間働くのかによって、準備することはかなり異なってきます。しかし以下は短期間での滞在でない限り共通して必要となります。

  • ビザの申請・取得、現地での在留届の提出
  • 役所への海外転出届の提出
  • 日本での社会保険や税金の手続き

国や期間で対応は異なるので、しっかり調べて手続きしておきましょう。

これらは手続きができていないとペナルティを受けたり、海外での滞在自体ができなくなってしまったりする恐れがあります。特にビザは発行に時間を要する場合が多いので、早めの対応を心がけることをおすすめします。

他にも準備することはたくさん考えられます。

例えばアフリカや南米の熱帯地域の国々では予防接種の証明書が渡航に必要とされます。

日本と生活水準の似ている国なら現地で必要な物はそろえられるかもしれませんが、場合によっては日本から持って行く必要がある場合もあります。

特に普段飲んでいる薬がある方や持病がある方は、日本で医者に事情を相談しておきましょう。

まとめ)苦労と魅力は表裏一体!それでも情熱を持てるかが鍵

海外勤務は日本で働くよりも苦労することが多いでしょう。

日本に慣れてしまっているので突然のスケジュール変更や役所での対応の曖昧さ、コミュニケーションの難しさなど多くの困難が予想されます。

しかし苦労と魅力は表裏一体です。
逆手に取ると国の文化に左右されない対応力や柔軟性を身に着けることができます。

また人種や国籍に関係なく多くの人と時にはぶつかり合いながらも助け合い、笑い合えるというのは、一生の思い出となります。

海外勤務に対して不安よりもトラブルさえ楽しむような思いが強ければ、現地でもきっと成功できるでしょう。