UI/UXエンジニアになりたい!未経験から転職成功するためのポイント3点
[最終更新日]2022/03/05

これまでIT技術に求められてきたことは、スピードや正確性が主体でした。これは同じことを繰り返し行うことが得意なコンピューターの特性を生かしたものです。
しかし技術の進展に伴い、ITはユーザーの使いやすさや楽しさ、満足などを実現するために使われるようにもなりました。これにより、UIエンジニアやUXエンジニアといった職種が重要性を増しています。
目次
1)そもそも、UI/UXとは何を指すのか?
UIとUXは、どちらも利用者に関わる部分です。そのため両者は相互に関連し合っていますが、異なる部分もあります。
UIはユーザーインターフェースと呼ばれ、コンピューターと利用者との間で情報をやり取りする仕組みの総称をいいます。Webサイトやスマートフォンアプリの「見た目」は、代表的なUIです。UIを構成する項目には、以下のものがあげられます。

- 文字のレイアウトやフォント、大きさ
- ボタンやテキストボックスの種類や配置
- アイコンやイラスト、写真、ロゴなどの配置
一方でUXはユーザーエクスペリエンス(利用体験)と呼ばれています。Webサイトやスマートフォンアプリにおいてはこれらを利用した際に感じた、あるいは得られた体験のことを指します。以下の項目はその一例です。

- 読みやすさやわかりやすさ、使いやすさ
- デザイン
- サイトの回遊性や、手続きのスムーズさ
上記の通り、幅広い体験がUXに該当することがわかります。
UXデザイナーとUXエンジニアの「境」はなくなりつつある
他のシステムと同じように、UXでもデザイナーとエンジニアの分業が一般的でした。しかし現在ではその垣根もなくなりつつあります。なぜなら利用者が満足するUXデザインを実現するためには、プログラミングのスキルやセキュリティなど、ITエンジニアとしてのスキルが不可欠であるためです。
たとえば「うっかり」を防ぐ方法として、ATMでおつりがあるときに「この後、おつりが出ます」というメッセージを表示する方法があげられます。これを適切なフェーズで、かつ見やすく表現するには、ITエンジニアとデザインのスキルが必要です。
このため、UXデザイナーとUXエンジニアの境はなくなりつつあります。
2)UI/UXエンジニアの仕事の流れ
それでは、UI/UXエンジニアの仕事は、どのような流れで進められるのでしょうか。この点について「ユーザー体験に関わるデザインの5段階モデル」に触れた上で、解説を進めていきます。
ユーザー体験に関わるデザインの5段階モデル
ユーザー体験を構成する要素は、5つに分けられます。それぞれの要素について、以下の図に示しました。

画像参考元:Jesse James Garrett氏 “The Elements of User Experience”
上図の通りUXデザインは5つの段階に分けられ、それぞれが積み上げられた形となっています。
ユーザーに満足するデザインを作るためには、どのような目的で作り、どのような効果を目指すべきかという設計が欠かせません。このため「ユーザーの目に見える部分だけを作ればよい」などと軽んじることなく、下層にあるユーザーに見えない部分の段階からしっかりデザインを考えることが重要です。
UI/UXエンジニアの仕事の流れ
さきほど解説した通り、UI/UXエンジニアの仕事は大きく5つの段階に分けられます。それぞれの仕事の流れは以下の通りです。
前の段階を完璧に終わらせなければ次の段階に進めないというほどがんじがらめではありませんが、おおむね以下の段階に沿って進むことは覚えておきましょう。
段階 | 特徴と主に行う内容 |
---|---|
戦略 | 開発プロジェクトの目的を定める上で、最も重要な工程。どのようなサービスにするのか、ターゲットは誰なのか、想定されるユーザー体験などを決める。 リサーチや競合調査、インタビューなどが行われるのもこの段階。 |
要件 | 戦略段階で決めた内容をもとに、サービスに必要な機能を洗い出し、要件を決める。検討においてはさまざまな手法を用いて、ユーザーが体験するストーリーの想定も行なわれる。 ユーザーに必要なインターフェースを決めるのもこの段階。 |
構造 | ユーザー体験に必要な機能やインターフェースを実現するため、モデリングや情報の関連性、概念図などを決める段階。 UIモデリング図やUIクラス図などが作られる。 |
骨格 | サイトの設計図を作成し、サービスの枠組みを決める段階。 操作性や画面レイアウト、表示するメッセージはこの段階で決まるため、ユーザー体験に直接関わるフェーズとして重要。 |
表層 | 見た目や印象など、感性に関わる部分を決める工程。 色やモーションの選定、ロゴやページ全体のデザインなどがあげられる。 |
上記の通り進めることで、ユーザーに支持され続ける製品やサービスをスムーズにつくることができます。
3)UI/UXエンジニアリングで求められるスキル
UI/UXは、さまざまな技術や手法を組み合わせて実現されています。
このため、デザインやプログラミングだけを知っていればよいわけではありません。
UI/UXエンジニアとして活躍するためには、以下に示す通りさまざまなスキルが求められます。

- プログラミングの技術
- Webデザインのスキル
- マーケティングのスキル
- コミュニケーションスキル
ITエンジニアのなかには「デザインは苦手」「マーケティングは営業みたいで嫌」という方もいるかもしれません。
しかしUI/UXエンジニアとして働くためには、上記にあげた4つのスキルが必要です。それぞれのスキルについて、順にみていきましょう。
プログラミングの技術
UIやUXを用いるシステムは、Webサービスとして提供されることが多いです。このため他のシステムと同様、UI/UXエンジニアにはプログラミング技術が求められます。
代表的なプログラミング言語には、以下のものがあげられます。このうちHTMLやCSSはWeb技術の基本といえますから、どの立場で関わる場合でも積極的に習得しておきましょう。
種類 | 代表的な言語 |
---|---|
フロントエンド | HTML、CSS、JavaScript |
バックエンド | PHP、Java、Ruby |
近年の開発ではLaravelなど、フレームワークを用いた開発が主流です。よく使われるフレームワークは言語ごとに異なりますから、プログラミング言語とセットで習得することをおすすめします。
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Webデザインのスキル
UI/UXエンジニアが他のエンジニアと異なる特徴の1つに、Webデザインのスキルも求められる点があげられます。ここまで解説した通り、UIやUXは見た目も重要なことがその理由です。
必要なスキルは、大きく以下の2点に分けられます。プログラミングと異なるスキルであるため習得も大変ですが、頑張りましょう。

- IllustratorやPhotoshopなどのソフトを用いて、Webデザインを行うスキル
- サイトの設計図(ワイヤーフレーム)やプロトタイプ を作成するため、ツールを使えるスキル
なおデザインは芸術作品ではないため、自分の好きなものを描けばよいわけではありません。あくまでも利用者に好まれるものを作るという視点を持つことを心掛けましょう。絵が得意な方は、この点に特に注意が必要です。
マーケティングのスキル
さきに解説した通り、事業の発展に貢献するUIやUXを作るためには、市場のニーズやウォンツに沿ったものでなければなりません。したがってUI/UXエンジニアには市場を正しく把握するため、以下にあげるマーケティングのスキルも求められます。

- 統計に関する基本的な知識
- Google AnalyticsやGoogleウェブマスターツールなどを使えるスキル
- データの収集や分析を行うスキル
- SEO(検索エンジン最適化)のスキル
上記はいずれも戦略段階で使われますから、数字の解釈を誤るとシステム自体の方向性を誤ることになります。せっかく作ったシステムを意味あるものにするためにも、しっかり習得しておきましょう。
コミュニケーションスキル
UI/UXエンジニアは他のIT系職種以上に、仕事を進める上でさまざまな方との会話が発生します。このため、UI/UXエンジニアはコミュニケーションスキルが欠かせません。
コミュニケーションを取る方々は、大きく以下の3種類に分けられます。

- 開発プロジェクト内(メンバーやプロジェクトリーダーなど。協力会社のエンジニアも含む)
- 社内の他職種(デザイナー、営業、マーケティング部門など)
- 社外の方(クライアント企業や市場調査会社など)
それぞれ、持っているITやマーケティングに関する知識は異なります。
そのため、相手に合わせたレベルで話せるように工夫することも求められます。もちろんプロジェクトを成功させるため、建設的にコミュニケーションを行うことも欠かせないスキルです。
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4)未経験からUI/UXエンジニアに転職するための3つのポイント

未経験といえどもUI/UXエンジニアに転職するためには、プログラミング技術の習得は欠かせません。あわせて、以下にあげる3つのポイントも押さえる必要があります。
どの項目も、UIやUXエンジニアとして仕事をするためには欠かせない項目です。それぞれについて詳しく解説しますので、しっかり理解しておきましょう。
ポイント1)UI・UXデザインに関する基礎知識を学んでおく
UI/UXエンジニアは、見栄えや使いやすさ、ユーザーが抱く印象を左右する仕事です。
いわば製品やサービスの成否を左右する、大変重要な職種といえるでしょう。このためプログラミングと同じように、UIやUXデザインに関する基礎知識を持つことも重要です。
とはいえUIやUXデザインを学ぶ方法は、プログラミングを学ぶ手段と大きく変わりません。一例として、以下の方法があげられます。

- 書籍や雑誌で学ぶ
- Web上のコンテンツで学ぶ(Slideshareが便利)
- セミナーや講習会を利用する
時代の最先端を追いかけるためには、Web上のコンテンツを活用することが欠かせません。
しかし未経験の方は、基本的な知識を正しく、また効率よく学ぶことが重要です。そのためお金はかかりますが、セミナーや講習会を利用することも1つの方法です。独学ができる方なら、書籍や雑誌で学ぶ方法も効率的といえるでしょう。
ポイント2)UXを届けるべき相手(ペルソナ)をイメージする力を養う
多くのサービスは万人向けではなく、ある一定のターゲットが存在します。この際、どのような方に届けるかというイメージが明確でなければ、適切なUIやUXを作ることもできません。
したがってプロジェクトを進める上ではさまざまな調査結果などをもとに、UXを届けるべき代表的な人物像をイメージする必要があります。それが「ペルソナ」です。
ペルソナには、以下のような内容が示されます。

- 年齢、性別
- 大まかな居住地のエリア
- 職業、年収
- 家族構成
- サービスを利用しようと思った背景
- サービスに求める内容(意識していること、意識していないが重要なこと)
上記の内容を見ると、1人の社会人として人物像が示されていることがわかるでしょう。
ペルソナを考える際には、売り手の都合だけで考えないことが重要です。したがってペルソナを想定したら、本当にこの人は自社が提供するサービスを求めるのか、よく確認することが大切です。
ポイント3)Webマーケティングに関する知識を習得する
UIやUXを活用する目的は、Webを活用して企業の収益を向上させることです。
Webサイトを設置しただけでは集客に結びつきにくいため、仕事を進める上ではWebマーケティングに関する知識の習得も欠かせません。
Webマーケティングには、独特の手法があります。一例として、以下のものがあげられます。

- SEO
- リスティング広告(検索結果ページに掲載される広告)
- サイト最適化(ページ表示速度の改善、ランディングページを最適化して離脱率を下げるなど)
これらの手法は、頻繁にアップデートされています。
SEOはその代表的な例で、3~4年前はとにかくキーワードを散りばめることが重要とされていました。
しかし現在では「コンテンツマーケティング」の時代であり、いかにペルソナにとって役立つ情報を届けられるかどうかが重要とされています。
したがってWebマーケティングを学ぶ際には、最新の情報であるかどうかをチェックすることが欠かせません。
5)UI/UXエンジニアの転職支援に強い転職エージェントサービス
未経験からUI/UXエンジニアに転職するには、さまざまな方法があります。
転職エージェントは経験者だけのものと思われがちですが、未経験者でも利用できます。
転職エージェントは企業の内情も理解していますから、満足する転職を実現するなら、むしろ転職エージェントの活用が最適といえるでしょう。

ここではUI/UXエンジニアの転職支援に強い転職エージェントと、あなたに合ったサービスの見つけ方について解説していきます。


UI/UXエンジニアでの転職で、転職エージェントを活用するポイントは以下の3点です。
- Point1 各ITエンジニア向け転職エージェントの、それぞれの特徴を知っておく
- Point2 はじめに2~3つ「複数」の転職エージェントに登録しておく
- Point3 何度かのやりとりで「相性」と「やりやすさ」を確認する
特にポイント3つ目の「相性とやりやすさ」は重要です。転職エージェントの担当者とは、転職期間中はずっと付き合いを続けていきますので、「自分に合った担当アドバイザー」を早めに見出していくことが、転職成功のひとつの要となるでしょう。

UI・UXエンジニアの転職で、おすすめの転職エージェント一覧
ITエンジニア業務経験1年以上の人向け
転職エージェント | 特徴 |
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![]() レバテックキャリア |
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![]() マイナビITエージェント |
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![]() doda IT エンジニア |
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![]() Geekly(ギークリー) |
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![]() DYM IT転職(経験者向け) |
|
ITエンジニア実務未経験・業務経験1年未満の人向け
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
![]() リクルートエージェント |
|
![]() doda |
|
![]() ワークポート |
|
![]() type転職エージェント |
|
![]() DYM IT転職(未経験者向け) |
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マイナビIT AGENT──IT・Web業界への転職支援に強い&丁寧なサポート
マイナビIT AGENTの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京(2か所)、神奈川、北海道、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡 |
ITエンジニアの求人数 | 約21,000件(2022年2月現在) |
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援を行うエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
マイナビIT AGENTの活用メリットとUI/UXエンジニアの転職へのおすすめポイント
マイナビIT AGENTの所属アドバイザーは、全員がIT・Web業界に精通したプロフェッショナルです。
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レバテックキャリアの特徴 |
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ワークポートの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡 |
ITエンジニアの求人数 | 約15,000件(2022年2月現在) |
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全都道府県の地域を対象としており、オンライン面談も受け付けています。
また、ワークポートに登録した際に担当となってくれる転職コンシェルジュ(アドバイザー)は、積極的な求人提案をしてくれることでも知られています。
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ワークポートの活用メリットとUI/UXエンジニアの転職へのおすすめポイント

引用元:転職エージェントのWORKPORT(ワークポート)で 転職相談サービスを体験してみた!
ワークポートは「未経験職種」へのサポートが手厚いことでも知られています。
そのため、今の職種から新たにUI/UXエンジニアジョブチェンジを検討している方は、ワークポートから積極的な支援を受けやすいでしょう。

引用元:ワークポート 「転職コンシェルジュの転職相談サービス」
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Geekly──IT・Web業界の実務経験ある担当が力強くサポート
Geeklyの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
ITエンジニアの求人数 | 約12,000件(2022年2月現在) |
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かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
Geeklyの活用メリットとUI/UXエンジニアの転職へのおすすめポイント
特化型エージェントだけにゲーム業界に強く、企業のコアな情報を転職希望者に提供していることに定評があります。キャリアコンサルタントの専門性も高く、エンジニアの経験やスキルレベルをしっかりと把握してくれるので、マッチングの精度が高いのも大きな特徴です。
とくにゲーム分野でのUI/UXエンジニアを目指す人におすすめのサービスといえます。
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そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は75%といいます(※2022年2月 公式サイトより)。
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doda ITエンジニア──幅広く充実したボリュームの求人と、積極的な提案
doda ITエンジニアの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
ITエンジニアの求人数 | 約35,000件(2022年2月現在) |
doda ITエンジニアは国内大手人材会社「doda」の、ITエンジニアに特化した転職エージェントサービスです。
ITエンジニア系のエージェントは都市部に特化したところが多い中、doda ITエンジニアは都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
doda ITエンジニアの活用メリットとUI/UXエンジニアの転職へのおすすめポイント
doda ITエンジニアでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため実績のあるエンジニアは企業から熱意あるスカウトメールが届くことが多いでしょう。

doda登録時のレジュメ入力にて、これまでの経歴と保有スキルを丁寧に書きつつUI/UXエンジニアへの志向をアピールすることによって、希望する分野の企業からのスカウト・オファーが届く確率を高められるでしょう。
また、doda ITエンジニアでは担当にキャリアアドバイザーのほかに「プロジェクト担当」といって求人企業への採用支援を行うスタッフも就いてくれます。

引用元:doda「転職エージェントのdodaがあなたをしっかりサポート」
これにより、転職者は応募企業についての詳細情報を入手しやすくなり、ミスマッチ転職の回避が期待できます。
一方のdoda ITエンジニアのデメリット・注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。
「丁寧かつ実績のあるアドバイザーに担当に付いてほしい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメント(キャリアアップ、ハイクラス向け)、マイナビIT AGENT、レバテックキャリア(IT/Webエンジニア向け)といった各分野で評判の高いの転職サービスがおすすめです。
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まとめ)UI/UXエンジニアを目指すなら、幅広いスキルが求められる

いかがでしょうか?UI/UXエンジニアは他の職種と比べて、また想像していたよりもはるかに多くのスキルが求められることに、お気づきの方も多いと思います。
一方でUI/UXエンジニアになることで、これからの社会人に求められるさまざまなスキルを身につけることができます。この点では、あなた自身の市場価値を上げることにもつながります。
身に着けるべきスキルが多い仕事ですから、効率化できるところはできるだけ効率化したいものです。
その点で転職エージェントの活用はおすすめです。転職のプロからアドバイスを受けることで、より少ない手間でよい職場に就職することができるでしょう。
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