パソナキャリアの評判・口コミを徹底分析!丁寧にサポートされる人・されない人の違いは
[最終更新日]2022/03/27

これから転職活動を始めるにあたり、転職エージェント「パソナキャリア」について、利用すべきかどうか、また実際に利用した人の評判が気になっている人は多いでしょう。
最近のパソナキャリアの評判・口コミでは、大きく以下の2つの特徴がみられます。
- ときに厳しくも、丁寧かつ的確な書類添削・面接対策の支援
- 「紹介できる求人はない」と断られたケースも散見。キャリアの棚卸し等の事前準備が大切。
上記2点を事前に理解しておくことによって、あなたにとってパソナキャリアが登録すべきサービスかどうか、そして効果的な活用方法がイメージできるでしょう。
現在パソナキャリアに登録するか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
目次
パソナキャリアの特徴、メリット・デメリット
おすすめの人 |
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---|---|
対応エリア | 全国 |
メリット |
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デメリット |
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パソナキャリアの特徴とおすすめの人
パソナキャリアは全国都道府県に支店を設ける、支店数において国内No1の転職エージェントです。
そのため、都市部・地方に関わらず幅広い求人紹介を可能としています。
取り扱う求人の業種・職種も幅広く、とくに製造業(メーカー)、IT系の業種が豊富です。
そのほか、以下の業種・職種の求人が多い傾向にあります。

パソナキャリアがとくにおすすめの人は、地方転職やU・Iターン転職を目指す人、それからIT・Web、メディカル、ものづくり(製造業など)系への転職、そのほか営業職、女性の方全般が挙げられます。
これら分野ではそれぞれ専門とする担当エージェントが、その業界・領域ならではの転職情報の提供とともにサポートをしてくれます。
また、パソナキャリアのサービスを受けた人の評判で、「じっくり相談に乗ってくれた」という声は多いです。
キャリアや働き方の相談をしたい人にも、パソナキャリアはおすすめでしょう。
パソナキャリアのメリット・デメリット
パソナキャリアのメリット
パソナキャリアのメリットでまず挙げられるのは、品質の高いサポートを受けやすいことです。
2019年~2022年の4年間において、「オリコン顧客満足度調査 転職エージェント」の部門で1位を獲得しており、満足度の高いサポートを提供し続けていることがわかります。
参考:パソナキャリア公式HP
また、転職者の希望をヒアリングしたあとの求人マッチングにも強みがあり、利用した人の67.1%が年収アップを実現しています。
過去に25万人を転職成功へと導いたノウハウをもとに、転職者のスキルやキャリアに見合った年収となるよう、企業側と交渉してくれるのです。
参考:パソナキャリア公式HP
パソナキャリアのデメリット
一方のパソナキャリアのデメリット・注意点としては、以下の2点を意識しておくとよいでしょう。
- 求人数はdoda・リクルートエージェントと比べて少なめ
- 品質または相性の良くないエージェントが担当につくことも
サポート品質の高さが評判のパソナキャリアですが、利用者の実際の評判やネット上の口コミを確認すると、なかには「担当アドバイザーの品質の低さ」が問題となっているケースもあります。
どの転職エージェントでもいえることですが、「すべての担当が高品質で、相性もいい」ということはありません。
サービス利用の際は担当エージェントの品質はどうかを早いタイミングで確認し(話をちゃんと聞いてくれるか、連絡のレスポンスが良いか等で判断するとよいです)、状況に応じて担当変更または他の転職エージェントへの切り替えも選択肢として持っておくとよいでしょう。
また、希望する求人が少なかったときのために、doda(全世代向け)、リクルートエージェント(全世代向け)、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といった求人数が豊富でかつ担当から積極的なスカウトや提案の受けられるサービスも並行して登録しておくのがおすすめです。
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※登録時にレジュメ(職務経歴)の記入があります。
丁寧に記入することで、その後のサポートがスムーズになったり、あなたにマッチするキャリアアドバイザーが担当に付きやすくなります。
1)パソナキャリアの良い評判・口コミ、悪い評判・口コミまとめ

パソナキャリアの良い評判・口コミで多かった意見
- 担当エージェントが丁寧にサポート・フォローを行ってくれる
- 求人のマッチ度・品質ともに高い
- 求人紹介のスピード/登録後のレスポンスの早さが良い
パソナキャリアの良い評判に関して特に多かった意見が、「担当エージェントの丁寧なフォロー」に関するものでした。
次いで「求人のマッチ度・品質」「登録後のレスポンスの早さ」など、総じてパソナキャリアのサポート品質には好意的な意見が多く見られました。
以下、詳しい評判・口コミをご紹介します。
ネット上のパソナキャリアの評判・口コミ【高評価】
担当エージェントが丁寧にサポート・フォローを行ってくれる
私の中でパソナキャリアは質が高くて丁寧な対応というイメージがある。
#パソナキャリア とのエージェント面談終了!
IT領域に強いエージェントだったので、今後やり取りをする中で有益な情報をたくさん得られる予感…。パソナは前回の転職活動でも、かなり面倒見がよかったので、いい機会だと思って存分に利用させてもらおう。。。
転職エージェントを利用したなかで、対応が親切かつ丁寧だったのは【パソナキャリア】でしたね😄
転職ノウハウも学べます!#転職活動 #転職エージェント
求人のマッチ度・品質ともに高い
dodaとリクナビとパソナキャリアのエージェント使ったけど、パソナキャリアが量より質って感じで希望条件のちゃんと紹介してくれてよかったよ〜
パソナキャリアで転職活動したんだけど紹介してくださるお仕事先、どこも興味深かったし、ガツガツ来ないから自分のペースで転職できたしいくつか見比べた中で一番よかったからそっとおすすめしておく……。
おはちぃ
昨日流れが悪かったので言わなかったのですが、私が登録した転職エージェントでおすすめなのは、
・対応→マイナビ
・求人の質→パソナキャリア
でした。パソナは紹介数が少なかったのですが、年収や条件の良い案件以外は紹介しなかったです。
ご参考になれば
求人紹介のスピード/登録後のレスポンスの早さが良い
ちなみに私のおすすめはパソナキャリアです
企業担当とかアシスタントと話す機会もあったけど、みんな仕事早くて優秀で感じがいい上にこちらから何か希望を言えば大抵のことは応えてもらえる
あとなぜだかわからないけどパソナキャリア経由だと書類がアホみたいに通る
ただし求人の数はあんまりない
パソナキャリアって評判わるいの意外
担当してもらった人は元製造業の方で話が早くトントン拍子で面接して、内定も何社からか貰えたから利用してすごい良かったけどな
何ならまた再登録しようかと思ってたくらいだわ
パソナキャリアのエージェントさんと面談した!最近、年齢も未経験なことも気にせず進もう!の世界にいたけど、現実は厳しいと実感させられて凹み。でも、苦戦するのも年収ダウンも覚悟の上ですと伝えたら、やりたいことに近づけそうな求人をたくさん送ってくれて泣いた😭うれしい。頑張る🔥
パソナキャリアの悪い評判・口コミで多かった意見
- 担当エージェントとの相性が合わなかった/対応に不満を感じた
- 初回面談後、「紹介できる求人はありません」と言われた/紹介される求人が少ない
- 紹介される求人が希望条件にそぐわないものが多かった
パソナキャリアには、上記のような悪い評判も一定数見られました。
「担当エージェントの対応に不満」と、良い評判の裏返しのような意見も多いです。
その他、「初回面談後、『紹介できる求人がありません』と言われた」、「希望条件にそぐわない求人紹介が多かった」などの意見が見られました。
詳しい評判・口コミをご紹介します。
ネット上のパソナキャリアの評判・口コミ【低評価】
担当エージェントとの相性が合わなかった/対応に不満を感じた
最初の面談は30分程ですとメールを貰って準備もしていましたが、担当の男性エージェントがかなり最初の方でやる気をなくし5分程で終わりました。
地方の方ですし、あまり立派な経歴はなく、持病等の関係から条件も結構絞り気味だったので条件の悪い客であったことは理解していますが、対応が適当。話を聞いていない。早く話を終わらせようとする。電話を切る前に大きなため息をついて切れた。と全く信用できませんでした。
実際、紹介もエージェントからのメッセージも全くなく3ヶ月ほどこちらも放置していましたが、そのまま終わるのも癪なので担当者変更してもらい次に担当になった女性エージェントの方はしっかりと話を聞いて、求人紹介もしてくれました。
ただそもそもの求人数が少ないので、都会の方じゃないと厳しいです。
早朝から急遽、会社見学を設定されて(連絡がきたのは前日、夜20時)企業の人事担当と会った後に 同席のパソナ営業(20代半ば)から
「何か不明点があったらメールや電話をして下さいね」と言われて、その2時間後に営業の携帯に電話したら全然、出ないし折り返しもなし。(次の日も!!)
コーディネーターにその話をしたら謝らずに無言になった・・・。
当日2時間前は一緒に居たのにその態度はないと思う。パソナ営業が酷すぎ。営業ってちゃんと会社の研修とか受けてるのかな?そもそも研修とかしてるの?疑問と不安が渦巻いた。
求人もパッとしたのがなく、応募しても2週間放置。急いでるから早くしてと催促してもまた放置され、こちらが言うまで何もしないスタンスです。
関わって時間を無駄にしました。他の対応がしっかりしている大手エージェントがあるので、そちらを使う方をおすすめします。
初回面談後、「紹介できる求人はありません」と言われた/紹介される求人が少ない
⭐️パソナキャリア
ちなみに、書類の添削が丁寧なことで有名なパソナキャリアという転職エージェントにも登録したのですが…
保育士→Web系への転職で紹介できる求人がない…ということで、こちらは電話面談の前に断られてしまいました😱笑
ま、そんなこともあると割り切って、めげずに頑張ります笑
恥ずかしい話ですが、求人を何万と抱えるパソナキャリアとマイナビエージェントで
「紹介できる求人がありません」
と登録を断られたことがありますw
いやー、あれは恥ずかしかったですね…
でも「このままじゃヤバい。頑張らないと」って強く思えたので、ある意味では良かった
パソナに登録してるけど紹介全くなく、公開されている求人に自分で応募してるけど見送りばかり。企業に応募が届いているのか、そもそもパソナ判断で応募されていないのか。たった15分電話で話しただけで応募者の何が分かるんだ? #パソナ #パソナキャリア #pasona
紹介される求人が希望条件にそぐわないものが多かった
担当者の方は人柄もサポートの一生懸命さも良かったのですが、紹介された求人がどれも微妙でした…
私の実力が無いからなのかもしれませんが、どういう理由で紹介してくれたのか教えてもらえればまだ覚悟もできたかもしれません。
コロナの影響もあるかもしれませんが…
会社がというより担当者の問題かもしれません。ただ、こちらの要望に対してマッチした求人の紹介はいっさいなく、とりあえず何かに応募してもらおうという魂胆が丸見えでした。他の担当者に変えたくださいとお願いした後は音信不通。友人がここで転職していたと言っていたので期待していましたが、残念です。
昔々私が早期退職に手をあげた時、再就職支援として会社が大金を払っていたのがパソナキャリア。ところが支援どころか内容はお寒い限り。独自の募集先企業などは僅かで、超使えない担当コンサルはハロワでも求職をせよとけしかける。就職先が決まれば理由問わず奴等の成績になる仕組み。速攻縁切った。
2)パソナキャリアの評判・口コミ考察

ここまでの評判・口コミをふまえ、以下の2点のポイントから、パソナキャリアのサービスについてさらに深掘りしていきたいと思います。
- サポート/フォローの品質について
- 求人の質と量について
パソナキャリアの「サポート・フォローの品質」に対する評判・口コミについて

パソナキャリアの「エージェントのサポート・フォローの品質」については良い評判・口コミ、悪い評判・口コミの両方が見られます。
パソナキャリアの「サポート・フォローの品質」についての良い評判・口コミ例
パソナキャリアのエージェントさんと面談した!最近、年齢も未経験なことも気にせず進もう!の世界にいたけど、現実は厳しいと実感させられて凹み。でも、苦戦するのも年収ダウンも覚悟の上ですと伝えたら、やりたいことに近づけそうな求人をたくさん送ってくれて泣いた😭うれしい。頑張る🔥
最初は、興味のない求人を投げてくるばかりで、サポートも特になし、電話も少し感じが悪かったが、
改めて、要望を具体的に伝えたところ興味のある求人が出始めた。
サポートに関しても、してほしい事や足りない事を伝えたところある程度要望どおり対応してくれた。選考が すすみはじめる前と後であからさまに態度が違うので、なんだか…わかりやすくビジネスパートナーという感じ。
担当が悪ければ、サポートセンター等に「感情的にならず」何が悪かったのかできるだけ客観的な意見を伝えると、担当替えをしてくれる‥はず‥
パソナキャリアの「サポート・フォローの品質」についての悪い評判・口コミ例
昔大阪のパソナキャリアで、貴方に紹介できる仕事は無いです、もう少しご自分の市場価値を理解した方が良いですよ、と言われたこと、忘れられない。
最初の面談は30分程ですとメールを貰って準備もしていましたが、担当の男性エージェントがかなり最初の方でやる気をなくし5分程で終わりました。
地方の方ですし、あまり立派な経歴はなく、持病等の関係から条件も結構絞り気味だったので条件の悪い客であったことは理解していますが、対応が適当。話を聞いていない。早く話を終わらせようとする。電話を切る前に大きなため息をついて切れた。と全く信用できませんでした。
実際、紹介もエージェントからのメッセージも全くなく3ヶ月ほどこちらも放置していましたが、そのまま終わるのも癪なので担当者変更してもらい次に担当になった女性エージェントの方はしっかりと話を聞いて、求人紹介もしてくれました。
ただそもそもの求人数が少ないので、都会の方じゃないと厳しいです。
これら評判・口コミにある高評価・低評価の差から、パソナキャリアは転職意思または確度の高い利用者を優先してサポートしている傾向が見られます。
転職サービスに申し込んだのち、実際にそのサービスで活動をはじめる転職者は約半数といいます。
パソナキャリアの方でも、登録者のその後の展開を予測したうえで、サポートに注力すべき人とそうでない人に分別している可能性があります。
ただし、「転職確度の高さ」とはその人の保有スキルや経歴だけで判断していないことに注意が必要です。
例えば、「年収ダウンも覚悟の上であると伝えた結果、求人をたくさん送ってくれた」「はじめは素っ気なかったが、具体的に希望条件や要望を伝えたところ、その通りに対応してくれた」など、転職活動への前向きな姿勢により、サポート品質が向上した評判の声も多く見られます。
では「転職意思または転職確度の高さ」はどこで見られるのかというと、大きく以下の2点が挙げられるでしょう。
- ①登録時のレジュメ(Web履歴書)を丁寧に書いているか
- ②希望する業種や職種、ポジションが明確か。また、それは現在のスキル・経験に見合っているか
1点目の「登録時のレジュメを丁寧に書いているか」ですが、パソナキャリアに限らずこの点を重視する転職エージェントは多いです。
自身の経歴を1~2文でまとめた簡素なレジュメよりも、現在の業務内容や実績について詳細に記入されたレジュメの方が転職意思も伝わりやすく、エージェント側でも条件にマッチした求人を選別しやすくなります。
また、2点目の「希望する業種や職種、ポジションが明確か。また、それは現在のスキル・経験に見合っているか」では、転職者が今回の転職のゴール・方針をきちんと掲げられているかが重要になります。
パソナキャリアの強みである「丁寧なサポート」は、こうした事前の準備・行動があると実現されやすくなるでしょう。
具体的に、どのような準備・行動が求められるかについては、後述する「3)ここまでの評判・口コミから「パソナキャリアを使おう」と思った人は」をご参照ください。
未経験者向けへのサポートは、あまり積極的に行っていない
以下の評判・口コミからは、パソナキャリアは未経験者向けのサポートに関してはあまり積極的ではないことが推測されます。
パソナキャリアは第二新卒NGらしいね
紹介できそうな求人がないって。
⭐️パソナキャリア
ちなみに、書類の添削が丁寧なことで有名なパソナキャリアという転職エージェントにも登録したのですが…
保育士→Web系への転職で紹介できる求人がない…ということで、こちらは電話面談の前に断られてしまいました😱笑
ま、そんなこともあると割り切って、めげずに頑張ります笑
2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大以降は、多くの企業が中途入社の人材に対し「即戦力」を求める傾向が強くなっています。
そのため、パソナキャリアに限らずどの転職エージェントであっても、未経験分野への転職難易度は上がっているのが実情です。
未経験の分野に関しては、「自身でもスキルの積み上げなどの自助努力を行う」、「未経験者向けのサポートに手厚い転職エージェントに切り替える」などの対策が望ましいでしょう。
パソナキャリアの「求人の量・品質」に対する評判・口コミについて

パソナキャリアの「求人の量・品質」に関しては、評判から以下の傾向が見られます。
- 求人の量:国内でもトップクラスだが、職域によってはカバーできないこともある
- 求人の品質:希望条件とのマッチングは比較的高い
パソナキャリアの「求人の量」について
パソナキャリアから紹介される求人の量については、「多かった」という人もいれば「少なかった」という人もいます。
これは、パソナキャリアの保有する求人で業種・職種によるバラつきがあることが理由の一つとして考えられます。
パソナキャリアの「求人の量」についての良い評判・口コミ例
第二新卒での転職は不安でいっぱいでしたが、担当者からの手厚いサポートがあったため無事、 いきたい業界の企業へ 内定が取れました。
求人数も豊富なので求人の選択肢も多く、 スムーズに転職できた方だと思います。
パソナキャリアの「求人の量」についての悪い評判・口コミ例
最初の面談は30分程ですとメールを貰って準備もしていましたが、担当の男性エージェントがかなり最初の方でやる気をなくし5分程で終わりました。
地方の方ですし、あまり立派な経歴はなく、持病等の関係から条件も結構絞り気味だったので条件の悪い客であったことは理解していますが、対応が適当。話を聞いていない。早く話を終わらせようとする。電話を切る前に大きなため息をついて切れた。と全く信用できませんでした。
実際、紹介もエージェントからのメッセージも全くなく3ヶ月ほどこちらも放置していましたが、そのまま終わるのも癪なので担当者変更してもらい次に担当になった女性エージェントの方はしっかりと話を聞いて、求人紹介もしてくれました。
ただそもそもの求人数が少ないので、都会の方じゃないと厳しいです。
2022年3月現在、パソナキャリアの保有する求人数はおよそ4万件と、国内の転職エージェントの中でも比較的多くの求人を保有しています。
パソナキャリアで取り扱いの多い求人は、業種では製造業(メーカー)、IT、不動産・建設、職種では技術職(電気・電子・機械・化学)、IT・Webエンジニア、営業などです。

一方、物流・倉庫・交通、マスコミ・広告などの業種、およびクリエイティブ関連の求人は他の大手転職エージェント(リクルートエージェント、doda、ビズリーチ等)と比べるとやや少なめです。
職種・業種ごとの求人数はパソナキャリアの公式HPからも確認できます。
登録前に希望する業種・職種での求人数を確認して、「あまり多くなさそうだ」と感じるようならリスクヘッジとして他の転職エージェントも並行して登録しておくと良いでしょう。
パソナキャリアの「求人の品質」について
パソナキャリアの求人の品質については、高評価のコメントをしている評判・口コミが多いです。
また、他の転職エージェントで見られる「とにかく求人を紹介される」「営業の電話やメールが多くなる」といった評判は、パソナキャリアではほとんど見られませんでした。
このことから、パソナキャリアでは転職者側の能動的・積極的な姿勢を見たうえでサポートの判断をすることが多いのが改めて分かります。
パソナキャリアの「求人の品質」についての良い評判・口コミ例
dodaとリクナビとパソナキャリアのエージェント使ったけど、パソナキャリアが量より質って感じで希望条件のちゃんと紹介してくれてよかったよ〜
おはちぃ
昨日流れが悪かったので言わなかったのですが、私が登録した転職エージェントでおすすめなのは、
・対応→マイナビ
・求人の質→パソナキャリア
でした。パソナは紹介数が少なかったのですが、年収や条件の良い案件以外は紹介しなかったです。
ご参考になれば
パソナキャリアの「求人の品質」についての悪い評判・口コミ例
担当者の方は人柄もサポートの一生懸命さも良かったのですが、紹介された求人がどれも微妙でした…
私の実力が無いからなのかもしれませんが、どういう理由で紹介してくれたのか教えてもらえればまだ覚悟もできたかもしれません。
コロナの影響もあるかもしれませんが…
たとえば上記の悪い評判の場合、「どうしてこの求人をおすすめしてくださったのですか?」など、転職者側からのアクションを行うことによって、担当エージェントの考えや、コミュニケーション上での齟齬の発見に繋がり、その後の求人紹介で上方修正された可能性もあります。
このように、質の高い求人紹介を受け取るためには、担当エージェントとのコミュニケーションの取り方や信頼関係の構築も大切なのです。
担当エージェントとのコミュニケーションのポイントについては、後述する「3)ここまでの評判・口コミから「パソナキャリアを使おう」と思った人は」もご参照ください。
3)ここまでの評判・口コミから「パソナキャリアを使おう」と思った人は
ここまでのパソナキャリアの評判・口コミとその考察から、あらためて「パソナキャリアを使ってみよう」と思った人は、以下の3点を意識しておくと良いでしょう。
パソナキャリア活用のポイント
事前にキャリアの棚卸しと転職の軸決めを行っておく

ここまでの評判・口コミから、パソナキャリアでは「転職活動に対し能動的に動ける人」「キャリアの方向性が明確な人」を優先してサポートを行う傾向があります。
そのため、パソナキャリアへの登録前に、今回の転職の方向性を明確にするうえで「キャリアの棚卸し」などの事前準備を念入りに行っておくとよいでしょう
キャリアの棚卸しとは、これまで仕事で経験したことを整理して、改めて自分の適性や目指したい分野を明らかにしていくことです。
補足:キャリアの棚卸しについて
キャリアの棚卸しとは、「これまでの自分のキャリアで何をやってきたのかを全て洗い出すこと」です。

「キャリアの棚卸しをしましょう」と聞いても、具体的にどう進めるかパッと思いつかない人もいると思います。
そんな際は、以下の手順で進めてみてください。
- これまで経験した業務をすべて書き出していく
例)「営業事務作業、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力」等 - 書き出した業務について、それら業務に求められる知識・スキルは何かを考える
例)「営業事務作業」=ヒアリング力、数値管理能力、PC操作の知識等 - 出てきた知識・スキルの中で、「これからも続けていきたいこと・伸ばしていきたいこと」が何かを考える
- それらを実現できる働き方について考える
特に転職前においては、キャリアの棚卸しは是非やっておきたいところです。
キャリアの棚卸しの進め方については、以下記事で詳しく紹介しています。興味のある方は併せてご覧ください。
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キャリアの棚卸しを行ったら、続いて今回の転職の「軸」を定めておくとよいでしょう。
例えば、「今回の転職で何を実現したいのか」「絶対に譲れない条件は何か」といった、転職の目的・方向性を明確にしておくことで、担当エージェントに希望条件を齟齬なく伝えやすくなります
転職の「軸」の定め方
自分だけの転職の軸を持つことに難しさを感じる方は、以下の考えに沿って考えをまとめて行くと良いでしょう。
- ①目指したい業界・企業・ポジション(働き方)を、ざっくりとイメージする
- ②その分野で、自分が出来ること、得意なことをイメージする
- ③その分野で求められること(知識やスキル)が何かをイメージする
- ④改めて、その分野であなたがやりたいこと、そして情熱を持ち続けられることをイメージする
- ⑤イメージの重なりの部分を、自身の転職の「軸」とする

それぞれのイメージは、上記図のように「CAN(できること)」「MUST(求められること)」「WILL(やりたいこと)」と表すことができます。
そして、これらのイメージの重なる部分が、その人が長く活躍できる領域になるのです。
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担当エージェントとの初回面談では、相手の「本音・やる気」を引き出す

ここまでの評判・口コミからパソナキャリアでは初回面談後に、転職者の「転職意思や確度の高さ」を見極め、サポートの優先度を決めていることが予想されます。
そのため、初回面談でいかに担当エージェントの「本音・やる気」を引き出せるかが重要となります。
先に挙げた「キャリアの棚卸し」や「転職の軸」を明確にしておくことも大切ですが、そのほかに面談の場で以下のような質問をしてみるとよいでしょう。
- 今の自分のスキル・経歴で、興味を持ってもらえる企業はどんなところがあるか
- 希望条件に適う転職を実現するために、課題や取り組むべき点は何があるか
- (ハイクラス層の転職を検討している場合、)現在の自分の市場価値はどれくらいか
場合によっては、これらの質問に対して厳しい返答をもらうこともあるかもしれません。
しかし、答えを真摯に受け入れ、そのうえで前向きに転職活動に臨む姿勢を見せられれば、担当エージェントに「これだけ前向きなら、こちらも精いっぱい応援したい」と思ってもらえる可能性は高まります。
担当エージェントも人ですので、「この人をしっかり支援したい」と思えばサポート・フォローへの働きかけは強まるものです。
仮に初回の面談でうまく話せなかった場合や期待する提案を受けられなかったとしても、その後に「新しい求人はありますか」「気になっている企業があるのですが、社風や採用傾向など教えてもらえませんか」などこちらから連絡を取ってみるのもおすすめです。
コミュニケーションの回数を重ねると、自然と相互理解は深まります。
条件にマッチする求人が発生したときに優先的に紹介してもらえるなど、適切な提案やサポートを受けやすくなるでしょう。
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未経験分野への転職の際は、並行して知識・スキルの積み上げも行っておく

先述したように、現在転職市場では「即戦力人材」が積極的に求められる傾向にあります。
パソナキャリアで未経験分野を目指す際には、「エージェントにサポートしてもらう」といった受動的な姿勢だけではなく、自身でも「必要なスキルを積む」「書籍やスクールを活用し知識を学ぶ」などの自助努力をすることが大切です。
たとえば未経験からデスクワーク系の仕事に転職したいという人は、以下の「必須スキル」や「職種によって求められるスキル」について事前に学習しておくとよいでしょう。
デスクワークで求められるPCスキルの一例
必須スキル | 職種によって求められるスキル | |
---|---|---|
事務職、営業、総務・労務 |
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Webデザイナー |
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Webコーダー・プログラマー |
|
自ら学ぶ姿勢は、採用企業から好印象を持たれることが多いです。
また担当エージェントにおいても、「こちらもしっかり支援しよう」という気持ちになりやすいでしょう。
4)「パソナキャリア以外のサービスが良さそう」と思った人への、おすすめサービス
この章では、ここまでの内容で「自分はパソナキャリア以外のサービスを使った方が良さそう」と思った人向けに、以下タイプ別におすすめの転職サービスを紹介します。
パソナキャリアよりも求人の豊富な転職サービスを利用したい人

パソナキャリアよりも求人の豊富な転職サービスを利用したい人は、リクルートエージェント、doda、ビズリーチがおすすめです。
リクルートエージェント|国内No1の求人数 転職支援ツールも充実
リクルートエージェントの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京(2か所)、埼玉、栃木、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡 |
求人数 | 397,927件(2022年3月現在) |
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。
全国の地域で対応が可能で、各都道府県の求人も豊富です。拠点も多く、オンライン・電話のサポートはもちろん対面での面談の受けやすさも強みの一つです。
リクルートエージェントの活用メリットとおすすめポイント
リクルートエージェントでは、志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。
![]() 職務経歴書エディタ |
テンプレートや入力例に沿って、職務経歴書を半自動で作成できるサービス。作成後にWordファイルにダウンロードして利用することも可能。 |
![]() 面接力向上セミナー |
企業が「採用したい」と思える面接の必勝法が学べるセミナー。参加者の99%が「満足」以上の回答。 現在(2021年9月)はLIVE配信(オンライン)で行われている。 |
一方のリクルートエージェントのデメリット・注意点としては、これらサポートの提供は適切かつとても「スピーディ」であるということです。担当者によっては、活動ペースを急かしてくることもあるかもしれません。
「じっくりと、自分のペースで転職活動をしたい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、マイナビエージェント(若手社会人向け)、JACリクルートメント、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)にも併せて登録し、より自身にマッチするサービスを選んでおくと良いでしょう。
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doda|幅広く充実したボリュームの求人と、積極的な提案
dodaの特徴 |
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---|---|
サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡 |
求人数 | 165,175件(2022年3月現在) |
dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は常時10万件以上、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。
また、dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。
「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という方は転職サイトのサービスを利用し、その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときにエージェントサービスを利用する、という使い方もできます。
dodaの活用メリットとおすすめポイント
dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

dodaに登録すれば、「自分が今どんな企業から関心を持たれているか」について、スカウトメールの傾向から確認することができるでしょう。
スカウトメールは登録時のレジュメ内容をもとに送付されます。
登録者全員に送付される「軽いオファー」もあれば、面接が確約された「本気のオファー」もあります。
また、dodaは「レジュメビルダー(職務経歴書作成ツール)」や「年収査定」など、転職活動をサポートしてくれるツールも豊富です。これらを無料で利用するメリットだけでもdodaに登録する価値はあるでしょう。
![]() 年収査定 |
これまでの経歴からあなたの適正年収を算出。 自身の市場価値を知りたい人におすすめ。 |
---|---|
![]() キャリアタイプ診断 |
120問の質問に答えることで、自身の「性格」や「向いている仕事スタイル」、「向いている企業風土」などがわかる。所要時間は10分程度。 |
![]() 転職タイプ診断 |
自身が仕事に対してどんなことを大切にしているか、また、今の仕事への満足度などを可視化することができる。 自己分析・適職探しにも役立つ。 |
![]() エゴグラム適職診断 |
50問の設問に回答することによって、自身の性格と「適職」を診断してくれる。 |
![]() doda転職フェア |
多くの企業が出展する転職イベント。 企業の担当者に直接話を聞ける機会がある。 ※現在は新型コロナウイルスの感染拡大に伴いオンライン中心で開催されている(2022年1月) |
一方のdodaのデメリット・注意点は、担当アドバイザーの品質にバラつきがある点です。応募・エントリーを急かされたり、希望する分野への知識の浅いアドバイザーが就いてしまうこともあるでしょう。
「丁寧かつ実績のあるアドバイザーに担当に付いてほしい」という場合は、パソナキャリア(全世代向け)、JACリクルートメント、リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス向け)といったベテラン層が厚いと評判の転職サービスがおすすめです。
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ビズリーチ|優秀なヘッドハンターと良質な企業からスカウトが届きやすい
ビズリーチの特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
求人数 | 71,712件(2022年3月現在) |
ビズリーチは主にハイキャリア人材を対象とした転職サービスです。
一般的にハイキャリア転職サービスは求人数が少なくなりがちですが、ビズリーチは近年求人数が増えており、首都圏はもちろんのこと地方での転職においても非常に豊富な求人を確認することができます。
「ハイクラス転職サービスにはどんな求人があるのだろう?」「自分の場合、どのような企業からスカウトが届くのか?」といったことを知っておくだけでも、今後のキャリアプランを考える上で十分参考になるはずです。
現在の年収が500万円以上で、ゆくゆく転職を検討する可能性のある方であれば、登録する価値が十分にあるサービスといえるでしょう。
ビズリーチの活用メリットとおすすめポイント

ビズリーチの登録者に届くスカウトには、企業からの直接スカウトとヘッドハンターによるスカウトの2種類があります。
紹介される求人は経営管理(管理職・役員)やプロジェクト管理、専門職といった事業の上流工程を支える重要なポジションのものが多いです。
カバーしている業種も幅広いため各業界の最前線で活躍するポジションへの転職が期待できます。
紹介される会社は大企業だけでなく、中小の優良企業の求人も扱っています。
また、独自に「BizReach創業者ファンド」を創設するなど、スタートアップ企業の支援も積極的に行っていることから、スタートアップ企業やベンチャー企業への転職支援にも強いのが特徴です。
一方のビズリーチのデメリット・注意点は、求人が年収600万円以上のハイクラス向けのものに寄っている点、および基本的にヘッドハンターからの提案を待つ転職スタイルになるため、急ぎの転職には向かない点が挙げられます。
「希望年収はもう少し低くなる」場合や「なるべく早く転職したい」場合は、幅広い求人数を扱い、かつスピーディな対応が可能なリクルートエージェント(全世代向け)、doda(全世代向け)、パソナキャリア(全世代向け)などの転職サービスがおすすめです。
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担当エージェントの品質を重要視する人

担当エージェントの品質を重要視する人は、「目指す分野(業種・職種)への理解があるか」および「転職する地域での支援実績が豊富か」の2点を意識すると良いでしょう。
アドバイス・サポートの品質は、あなたの希望する分野に対して転職支援の実績が豊富かに大きく関わるからです。
「目指す分野(業種・職種)への理解があるか」については、その分野に特化してサポートを行っている転職エージェントからチェックすると良いでしょう。
たとえばITエンジニアの方はITエンジニアに特化した転職エージェントを利用することによって、専門知識や業界動向に熟知した担当が付く可能性を高められます。
特化型の転職エージェントは、例えば以下のようなものがあります。
代表的な特化型エージェント ※クリックすると展開されます。
分野 | サービス名 | 特徴 |
---|---|---|
IT・Web | ![]() マイナビITエージェント |
■手厚いサポートを受けたい全国のITエンジニアの転職におすすめ
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![]() レバテックキャリア |
■都市部でキャリアアップを目指すITエンジニアの方におすすめ
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20代・若手 | ![]() マイナビジョブ20's |
■20代のはじめての転職、正社員経験の浅い人におすすめ
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![]() JAIC(ジェイック) |
■20代~30代前半のフリーター・既卒・若手社員におすすめ
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![]() 就職Shop |
■20代のフリーター・既卒・第二新卒におすすめ
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ハイクラス | ![]() JACリクルートメント |
■キャリアプランについてじっくり相談したい人におすすめ
|
![]() リクルートダイレクトスカウト |
■年収700万円以上の転職を目指す全国の転職者におすすめ
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![]() ビズリーチ |
■ハイクラス層向けのスカウト・オファーが欲しい転職者におすすめ
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マスコミ | ![]() マスメディアン |
■テレビ・書籍・Web等のメディア系事業を目指す転職者におすすめ
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アパレル | ![]() クリーデンス |
■アパレル・ファッション業界を目指す転職者におすすめ
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経理・財務、人事、管理業務 | ![]() ジャスネットキャリア |
■会計、税務、経理・財務分野の転職におすすめ
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![]() MS-Agent |
■管理部門(経理・財務・人事・総務・法務等)の転職におすすめ
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外資系 | ![]() ランスタッド |
■製造業・ものづくり業、医療機器・医薬品業界の好条件求人が豊富
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![]() エンワールド |
■質の高いグローバル求人を提案してもらえる
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![]() ロバート・ウォルターズ |
■外資系企業・日経グローバル企業の転職におすすめ
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製造系エンジニア | ![]() メイテックネクスト |
■製造系エンジニアへの転職を目指す人におすすめ
|
介護 | ![]() きらケア |
■介護・福祉分野への転職を目指す人におすすめ
|
![]() かいご畑 |
■はじめて介護職を目指す人、資格取得を検討中の人におすすめ
|
「転職する地域での支援実績が豊富か」については、その地域に拠点を持つ転職エージェントがおすすめです。
以下に紹介する記事で都道府県別におすすめの転職エージェントをまとめていますので、チェックしてみてください。
地域密着型の転職エージェント ※クリックすると展開されます。
社会人経験の浅い人/希望職種に対してのスキル・経験不足が不安な人

未経験分野の職種・業種を目指す人は、前述のとおり「目指す分野で求められる知識・スキルを獲得するための自助努力が必要」であることを意識しておきましょう。
そのうえで、これまでに一定の正社員経験がある人は、以下の求人数が豊富な大手転職エージェントを利用することによって、「未経験可」の求人や自身のこれまでの経験が活かせる求人に出会いやすくなるでしょう。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
![]() リクルートエージェント |
|
![]() doda |
|
![]() マイナビエージェント |
|
正社員経験自体が浅い20代の方に関しては、以下の既卒・第二新卒の転職支援に特化したサービスがおすすめです。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
![]() 就職Shop |
|
![]() マイナビジョブ20’s |
|
![]() JAIC |
|
![]() ハタラクティブ |
|
また、「自分でも求人を探して、応募したい」という方は、転職サイトも利用するとよいでしょう。
転職サイトは、応募や面接の日程調整などの企業とのやり取りは自身で行う必要がありますが、「自分のペースで転職活動を進めたい」、「企業からのスカウト・オファーが欲しい」という方におすすめです。
以下の転職サイトは比較的未経験者向けの求人が多く、企業からのスカウト・オファーも多いです。
特徴の欄を確認しつつ、自分に合いそうと感じられるサービスから登録を検討してみてください。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
![]() リクナビNEXT |
|
![]() doda |
|
![]() en転職 |
|
![]() Green |
|
![]() LIBZ |
|
![]() Re就活 |
|
5)ネットの悪い評判に振り回されないように。転職エージェント活用の基本
パソナキャリアに限らず、どんなサービスにもそれが有名であるほど悪い評判・口コミがあるものです。
転職エージェントに対する評判では、サービスの性質をよく知らずにいた為に、または有効な活用法を知らなかったが為にマイナス評価となっているケースも少なくありません。
そのため、これから転職エージェントを利用する人は、ネットの悪い評判・口コミに振り回されないようにするためにも、以下の3つの活用基本ポイントを押さえておくことをおすすめします。
転職エージェント活用のポイント
「担当エージェントの当たりはずれは、実際にある」ことを知っておく

パソナキャリアの評判・口コミでは、「担当エージェントのやる気がなかった」「連絡しても返事がなかった」といった、明らかに担当エージェントの品質面に問題のあるケースがあったことも認められます。
実際、このような「担当エージェントの当たりはずれ」はどの転職エージェントにおいても起こりうる問題です。
具体的には、以下のようなタイプのエージェントに注意しておくべきでしょう。
- 自社の売上(または自身のノルマ)を優先しすぎるエージェント
- 転職者の目指す業種・職種への理解が不足しているエージェント
自社の売上(または自身のノルマ)を優先しすぎるエージェント
最も避けるべきタイプのエージェントは、転職者の満足いく転職よりも「自社の売上(または自身のノルマ)」を優先するエージェントです。
転職エージェントは、企業に転職者を紹介することで報酬を得ています。
報酬額は転職者の年収の30%前後で設定されることが多く、ときに人員獲得を急務とする企業が50%~70%の報酬率で依頼することもあります。
例をもって説明してみましょう。
転職者Aさんに対して、担当エージェントBさんは、会社Xと会社Yのどちらを優先して紹介すべきか悩んでいたとします。Aさんの想定年収は500万円です。
担当エージェントBさんの仲介で転職が決まればその30%の150万円が売上として入ります。
担当エージェントBさんは、Aさんの希望条件では会社Xとの相性が良さそうと考えていました。
ですが、ここで会社Yから「急遽空き人員が出たので補充を急ぎたい。報酬率60%出すので、誰か紹介してくれないか」といった連絡が入ります。
Aさんと会社Yのマッチ度はいま一つですが、もしかしたらうまく馴染むかもしれません。更には、会社Yへの転職が決まれば報酬額はX社の倍の300万円で、担当エージェントBさんの今月分の営業ノルマは一気にクリアします。
──このとき、担当エージェントBさんは、会社Xと会社Yのどちらを、優先してAさんに紹介するでしょうか。
私が知りうる限り、知人のエージェントの方々は皆「この場合も会社Xを紹介する」といいます。
ですが、「会社Yを紹介するようなタイプのエージェントも確かにいる」という話もききます。
こうした売上・ノルマ優先のエージェントにミスマッチ転職を促されないためには、以下の対策が有効でしょう。
- 紹介された求人については、自分でもしっかり企業研究・調査する
- 求人を紹介した理由を詳しく聞いて、納得できたときにのみ応募するようにする
ひとつ目の「企業研究」は、担当エージェントの見極めだけでなく、その後仮に応募することになった際には職務経歴書作成や面接対策にも役立ちます。
また、ふたつ目については、たとえば「今回紹介いただいた求人の中で、いちばんのおすすめはどれですか?また、その理由はなんですか?」「ほかの求人と比較して、この求人の良いところはどういう点ですか?」といったことを訊いてみるのです。
その際にあなたにとって納得いく返答が得られないようでしたら、その求人の応募は慎重に判断した方が良いと思います。
転職者の目指す業種・職種への理解が不足しているエージェント
特定の業種・職種に絞って転職活動をする人は、担当エージェントがその分野への知識・理解が充分にあるかについても確認しておくと良いでしょう。
担当エージェントが事前に転職者の志向を把握していれば、多くの場合は事前に自社の取扱求人や過去の支援実績などを確認したうえで対応してくれます。
注意すべきは、そうした事前把握ができたはずにもかかわらず、目指す業種・職種への知識・理解不足が見られる担当エージェントです。
「担当エージェントが知識・理解不足でも、良い求人さえ紹介してくれればそれでよい」という人もいるでしょうが、そもそもどの求人がもっともおすすめかが分からなければ、適切な求人紹介もされなくなってしまいます。
担当エージェントの知識・理解不足が見られた際は、「この分野の転職について、専門としているエージェントの人がいたら話を聞いてみたいです」「●●という会社が気になっているのですが、実際にこの会社の転職支援をされている担当さんはいますか」という風に、やんわりと別の担当を紹介してもらうようにお願いすると良いでしょう。
また、このように期待した品質に満たないエージェントが担当になってしまったときのためにも、転職エージェントははじめに2~3つ登録しておくことをおすすめします。
担当エージェントを複数持つことによって、サポート対応の品質を見極めやすくなりますし、「この担当とは合わない」と思った際も、他の担当エージェントを利用してタイムラグなく活動を継続できるからです。
また、希望する求人を紹介される確率も高められるでしょう。
大手の転職エージェントになるほど、転職者一人にかける時間は短くなる

転職エージェントのサービスサイトを見ていると、たまに「ひとりの転職者に平均〇〇時間かけて、サポートしています」と宣伝しているところを見かけます。
こうした「ひとりひとりにじっくりサポートする」という謳い文句は、大手の転職エージェントになるほどあまり見られなくなります。
これは、大手の転職エージェントでは、エージェントひとりが同時に見る転職者の数が多くなる傾向にあるためです。
転職エージェントにじっくりサポートを受けてもらいたいという人は、大手よりも中小規模の転職エージェントのほうが、期待にマッチしたサービスを受けやすいでしょう。
「いい求人が出たときにのみ動く、待ちの姿勢での転職活動」をする人にも、大手よりも中小規模の転職エージェントのほうが「ペースに合わせてくれる」ことが多いです。
ただし、サポート時間が短いことが必ずしも転職者に悪影響を与えるとは限りません。
短い時間であっても、適切な求人紹介と支援を実現するだけのノウハウ・事例が、大手の転職エージェントにはあるからです。
特に急ぎの転職活動をしている人にとっては、大手の転職エージェントの対応に「スピード感のよさ」を感じることもあるでしょう。
また、大手の転職エージェントは保有求人数も中小の転職エージェントと比べて豊富です。
「なるべく多くの求人を見たい」という人も、大手の転職エージェントのほうが適いやすいです。
大手転職エージェントと中小規模転職エージェントの傾向比較
大手転職エージェント | 中小規模の転職エージェント | |
---|---|---|
求人数 | 〇豊富 | △大手には劣る |
ノウハウと事例 | 〇豊富 | △~〇特定の分野に強いことが多い |
ひとりの転職者のサポートにかける時間 | △短いことが多い | 〇時間をかけてくれることが多い |
転職者のペースに合わせてくれるか | △担当者にもよるが、中小と比べるとその傾向は少ない | 〇担当者にもよるが、大手と比べるとその傾向は多い |
こうした大手・中小の転職エージェントそれぞれの特徴(強み)を把握した上で、利用するサービスを選ばれることをおすすめします。
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はじめに2~3の転職エージェントに登録し、徐々に絞っていく

転職エージェントの登録先を選ぶ際は、以下の確認ポイントを持っておくと選びやすいでしょう。
- 希望する分野への転職支援実績が豊富か
- 興味・関心を持てる求人を多く保有してそうか
- 担当エージェントとはコミュニケーションを取りやすいか
・雑談を含めて、こちらの話をよく聞いてくれる
・自分の希望する業界や企業への知識が豊富で、いろいろ教えてくれる
・ 求人紹介の際に、きちんとおすすめする理由を教えてくれる
ひとつめの「希望する分野への転職支援実績が豊富か」と「興味・関心を持てる求人を多く保有してそうか」については、サービスHPをチェックすることで確認できることが多いです。
ただし、「担当エージェントとはコミュニケーションを取りやすいか」については、実際にコンタクトを取らない限りは判断できないでしょう。
そのため、転職エージェントははじめの段階で2~3つ並行してサービス登録をしておくのがおすすめです。
ちなみに、リクルート社の調査によると転職成功した人の平均転職エージェント利用者数は4.2社ほどであったといいます。
参照:リクナビNEXT「転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド」の内容をもとに、弊社にてグラフ作成
当然、転職エージェントに複数登録していた方が「自分に合った担当エージェント」に出会える確率は高められます。
「この人のサポートがあると、安心できる / 活動を進めやすい」という担当エージェントを見つけたのちは、徐々にそのサービスに利用をシフトしていくとよいでしょう。
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6)転職エージェントの利用に関するよくある質問(FAQ)
Q1転職エージェントと転職サイトはどちらに登録した方が良いですか
非公開の求人含め、求人を多く確認したい人や担当者からの転職支援を受けたい人は【転職エージェント】がおすすめです。
その理由は、多くの場合において転職サイトよりも転職エージェントの方が保有求人が多いため、そして転職エージェントは他の媒体では紹介されない「非公開求人」を取り扱っているからです。

転職エージェントと転職サイトの違いは、以下の図で確認すると分かりやすいと思います。
※図をクリックすると拡大します。
転職エージェントの仕組み | 転職サイトの仕組み |
---|---|
![]() |
![]() |
一方で、転職サイトは以下のような人には利用メリットが大きいでしょう。
- 完全に自分のペースで転職活動を進めたい方
- 企業からのスカウト・オファーがどれだけ来るかを確認したいなど、自分の市場価値を確認したい方
- 転職エージェント・ヘッドハンターからのスカウトが欲しい方
そのほか、「転職エージェントからのサポートを断れてしまった」という方も、転職サイト経由からの応募でうまくいくケースや他の転職エージェントからスカウトされるケースがあります。
Q2転職エージェント選びに求人数は重要ですか
転職エージェントが保有している求人数が多ければそれだけ選択肢が増えることになりますので、転職エージェント選びのひとつの指標にはなるでしょう。
ただし、転職エージェントの担当アドバイザーから紹介される求人は1回につき大体10件前後です。
担当者がその際にどれだけあなたにフィットする求人を選んでくれるかは、その前段にある担当者とのコミュニケーション、および担当者の品質にも関わります。
つまり、転職エージェント選びは求人数だけでなく、実際に一度コミュニケーションを取ってみての「担当アドバイザーの品質や相性」についてもしっかり見ておくことが大切です。
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Q3転職エージェントの「非公開求人」とは何ですか
非公開求人とは、転職サイトやハローワークといった求人媒体には掲載されていない求人のことを指します。
非公開求人は転職エージェントを介して紹介されます。
つまり、私たちが非公開求人を確認したり応募したりするためには、転職エージェントに登録しておく必要があります。
企業が求人を「非公開」にする理由については、大きく以下3つの理由があります。
- 企業戦略・人事戦略にかかわる採用のため、なるべく外部に知られたくない
- 採用にかかる時間的なコストを減らしたい(一般公募だと、応募者が殺到して選考に時間がかかってしまう)
- 急な人材採用が必要となり、採用活動にあまり時間をかけられない
管理職などの重要なポジションでの人材採用や、機密性の高いプロジェクト・事業内容にかかわる求人は、「非公開」で募集されることが多いです。
そのため、非公開求人は一般の求人と比べて好待遇のものであることが多いです。
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- 転職エージェントの「非公開求人」とは?非公開求人のメリット・デメリットまとめ
- 転職エージェントは「非公開求人」と呼ばれる求人情報を保有しています。転職希望者が非公開の求人を紹介されて応募する場合、公開されている求人への応募と比べてどういったメリット・デメリットがあるかについて、説明します。...
Q4転職エージェントの「総合型」と「特化型」の違いについて教えてください
転職エージェントは、幅広い業種・職種を扱う「総合型」のエージェントと、特定の業種や職種への支援に注力している「特化型」のエージェントに分かれます。

総合型の転職エージェントのイメージとしては「デパート」に近く、転職者の希望に幅広く応じられるよう、多くの業種・職種を扱っています。
これに対して特化型は「専門店」をイメージすると良いでしょう。「IT業界」「20代などの若年層の転職」「ハイクラス層向けの転職」といったように、取り扱う求人の範囲を絞ってサポートを行っているのが特徴です。
メリット | デメリット | |
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総合型転職エージェント |
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特化型転職エージェント |
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総合型・特化型それぞれメリットとデメリットがありますが、可能な範囲で両方登録しておくことをおすすめします。
総合型は大手の人材紹介会社が運営していることが多く、その分これまでの支援実績に基づいた適切なサポートが提供されやすいです。
一方の特化型は特定分野についての知識・サポート経験が豊富なキャリアアドバイザーが多く、その分野において高品質なキャリア相談や求人紹介を受けやすいでしょう。
Q5今すぐ転職する予定が無くても、転職エージェントには登録できますか
すぐに転職する予定がなくとも、転職エージェントを利用している人は多くいます。
転職活動は「必要に迫られて開始する」よりも「自身のキャリアプランを立てておき、常日頃から希望に合う求人をチェックする」人の方が転職成功しやすいといいます。
各サービスの転職支援の実績・ノウハウを最大限活用するうえでも、早いタイミングで登録しておくと良いかもしれません。
Q6転職エージェントのサポート期間は、期限がありますか
多くの転職エージェントは、サポート期間を「無期限」としていますが、dodaやリクルートエージェントでは「3か月間」という期限を設けています(※ 3か月後に延長依頼することも可能です)。
転職活動にかかる期間は、その人の状況やタイミング等でも変わります。
サポート期限よりも「納得のいく転職先を見つけていく」ことを優先した活動を行う方が、最終的に転職成功となる確率は高められると思います。
Q7転職エージェントに登録してから内定をもらえるまでの期間はどのくらいですか
転職活動にかかる期間は「およそ3か月程度」といわれています。
そのうち退社から入社準備の期間は平均4~5週間ほどですので、転職活動開始から内定を貰えるまでの期間目安は2か月程度と見ておくと良いかもしれません。

大前提として、転職は「早ければよい」というものではありません。
「今後のキャリアプラン、ライフプランを見据えた、最適な職場選びを実現できること」を第一に考え、上記の期間についてはあくまで目安として持っておき、なるべくゆとりを持ったスケジュールで転職活動に臨むことをおすすめします。
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Q8他の転職エージェントを掛け持ちして利用している場合、正直に伝えたほうが良いですか?
転職エージェントを掛け持ち利用している場合、担当アドバイザーにもそのことを伝えておいた方が良いでしょう。その理由は、以下の2点があります。
- 別の転職エージェントと同じ求人をおすすめされる場合がある
- 掛け持ちを隠したままだと、意思疎通や信頼関係の構築が難しくなることがある
例えば一点目の「同じ求人をおすすめされた」場合、掛け持ちを隠したままだとその求人を見送る為に嘘の理由を作らなくてはならなくなります。その作られた理由によって、担当アドバイザーは転職者の希望や意思を誤って解釈してしまうことも起こりやすくなるでしょう。
現在、ほとんどの転職者は転職エージェントを掛け持ちで利用しています。キャリアアドバイザーもその状況は重々把握していますので、それで信頼関係や支援の優先度に影響がでることはまずないでしょう。変に気を遣って隠すことなく掛け持ちしていることは率直に伝えて良いと思います。
Q9転職エージェントからサポートを断られてしまいました。何が原因でしょうか
転職エージェントにサポートを申し込んだものの、サポートを断られてしまった場合には、以下のような原因が考えられます。
年齢と職歴が見合っていなかった
ほとんどの転職エージェントサービスでは、利用する人の年齢層の制限は設けていません。
ですが、転職エージェントの保有求人状況によって、または「30代で正社員経験なし」、「40代でこれまでの職歴はオペレーション業務のみ」といったように年齢でみたときに職歴が不足していると見られた場合、「見合った求人がありません」と断られてしまうことがあります。
短期間での転職を繰り返している
転職エージェントサービスでは「短期間での転職を繰り返している」人へのサポートを敬遠しがちです。「再度短期の転職をされると、紹介企業からの信頼を失ってしまう」というリスクがあるからです。
エージェント側の都合(繁忙期など)により、優先度を下げられてしまった
繁忙期などで「転職者が多くて、さばききれない」ときに、すぐに転職する予定ではない転職者や、内定獲得まで若干の時間を要することが見込まれる転職者に対して、担当側で優先度を下げてくる可能性もあります。
これらの理由でサポートを断られてしまった場合は、以下の対策を取ることをおすすめします。
- 転職サイトを使って「自分から求人応募する」スタイルの転職活動に切り替える
- 他の転職エージェントサービスに登録する
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まとめ)パソナキャリア「悪い評判・良い評判」は、転職者の働きかけでも変わる!

最近の評判・口コミから、パソナキャリアは以下の性質・傾向があることをお伝えしました。
- ときに厳しくも、丁寧かつ的確な書類添削・面接対策の支援
- 「紹介できる求人はない」と断られたケースも散見。キャリアの棚卸し等の事前準備を。
また、パソナキャリアへの評価がポジティブ・ネガティブのどちらに傾くかは、転職者の自発的・能動的な姿勢も大きく関わるでしょう。
転職エージェントは「サポートしてもらう」というよりも「使い倒すくらいの気持ちで、利用する」というスタンスの方が有効活用できるでしょう。
こここまでの内容を読まれて、「パソナキャリアを有効活用できそうだ」と感じられたのでしたら、ぜひパソナキャリアのサービスを試してください。
一方で「パソナキャリア以外のサービスにしたい」と思った方は、この記事の5~6章に書かれている転職エージェント活用に向けての役立ち情報をチェックしたうえで、新たなサービスを選んでみてください。
この記事を読むことによって、転職エージェントをより効果的に使えるようになり、あなたの転職活動がより有意義になることを、こころより応援しております!
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