ITアーキテクトに転職するには?仕事内容・キャリアパス・必要な知識・スキルを紹介
[最終更新日]2023/05/31

ITアーキテクトは、IT系職種のなかでも専門性の高い職種です。
それゆえ、未経験の方がITアーキテクトを目指したいと思っても、「経験もないのにそんな仕事が務まるわけがない」などと言われ、思わずくじけそうになった方もいるのではないでしょうか。
確かに第一線のITアーキテクトとして活躍するならば、高いスキルが求められることは事実です。
しかしITアーキテクトとして入社した方のすべてが、はじめから高度なアウトプットを求められているわけでもありません。そのため未経験者でも努力しだいでITアーキテクトとして入社し、将来活躍することは可能です。
目次
1)ITアーキテクトって、そもそもどんな仕事?
これからITアーキテクトに転職したいと思うならば、まず仕事内容を知ることは欠かせません。
ここではITアーキテクトの仕事内容とその位置づけ、年収について解説していきます。
ITアーキテクトとは?

そもそもアーキテクトには、「設計や建築をする人」という意味があります。
つまりITアーキテクトとは、主に技術的な視点から、顧客の課題を解決するシステムを設計することが主な職務です。
加えてインフラからネットワーク、セキュリティまで含めた上で、開発者が実装しやすいように設計しなければなりません。
加えてITアーキテクトは、プロジェクトの遂行も管理する職務もありますから、全体を指揮する立場に立つこともあると思います。ときには構築など、設計後の工程に携わることもあるでしょう。
またITアーキテクトは技術のスペシャリストとして、業界動向の把握や先端技術の調査を担当する場合もあります。顧客に適したシステムを設計するためには、欠かせない役割といえるでしょう。
「ITエンジニアのキャリアパス」における、ITアーキテクトの位置づけは──
ITエンジニアのキャリアパスにおいて、ITアーキテクトの位置づけは「技術指向の強い高度な専門職」に位置づけられています。以下の図で確認していきましょう。

上記のとおり、特定分野の技術に秀でている「ITスペシャリスト」よりも、さらに上位の職種となります。
専門性を生かしつつ、技術的な面からシステムづくりを行う職種といえるでしょう。
ITコンサルタントとの違い
ITアーキテクトはITコンサルタントと混同されがちですが、異なる職種です。
ITアーキテクトは「顧客企業におけるITのあるべき姿」という視点から携わることが特徴です。
これは顧客の経営や業務の視点に立つITコンサルタントと異なる点です。
従って顧客の経営にマイナスの影響を与える内容であっても、企業システムとして実装しなければならない機能であれば、きちんと提案し実現することがITアーキテクトに求められる職務です。
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ITアーキテクトの年収イメージ

2017年8月21日に経済産業省が公表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、ITアーキテクトの平均年収は778.2万円となっています。IT業界全体でみると、高年収の職種といえるでしょう。
ただしITアーキテクトの年収は、所属する企業やあなた自身のスキルレベルによって大きく異なります。
規模の大きいプロジェクトを任されている方などは、年収1,000万円以上を得るチャンスもあります。その一方で、年収400万円程度にとどまる方もいます。
このようにITアーキテクトは、募集する企業や条件によって年収が大きく開くことが特徴です。
そのため応募する際は求められる職務内容だけでなく、入社直後の年収額や将来の年収アップの可能性もきちんと確認しておくことをおすすめします。
2)ITアーキテクトに必要な知識・スキルは?
ITアーキテクトとして仕事をするには技術的な面はもちろん、さまざまな知識やスキルが求められます。
ここでは主な知識・スキルを4点取り上げ、押さえておくべきポイントを解説します。どれも大変重要ですから、しっかり習得しておくことが必要です。

システム開発における高度な技術を持ち、最新の技術動向をチェックする
システム開発に用いる技術の選定は、顧客との打ち合わせから始まっています。
要件を決める際にはどのような技術を使えるかという点を踏まえた上で、決定しなければなりません。
ときには今まで使ったこともないような技術の使用を決断する必要に迫られる場合もあるでしょう。
このためITアーキテクトには経験に裏打ちされた提案をする上でも、システム開発における高度な技術を持つことは欠かせません。
加えて幅広い選択肢のなかから適切な提案をするために、最新の技術動向を常にチェックする姿勢も求められます。
幅広い技術をチェックすることは大変ですが、よい提案や設計をするためには欠かせません。
適切なヒアリングを行い、設計やコンサルティングを行う能力
企業で使われるシステムは、ITアーキテクトの設計いかんによって、顧客の経営に重大な影響をおよぼす可能性があります。また設計がよくないと、後工程となる開発作業にも大きな悪影響を与えてしまいます。
このためITアーキテクトはよい設計をするためにも、顧客が求める要件や希望、制約などをきちんとヒアリングすることが欠かせません。
加えて顧客は、業務や経営の課題をすべて認識しているとは限りません。
そのため質問により要件を深堀りし、顧客が真に求めていることを聞き出すスキルも求められます。ある意味でITアーキテクトには、コンサルティングを行う能力も求められるといえるでしょう。
プロジェクトマネジメントのスキル
ITアーキテクトには、プロジェクトマネジメントのスキルも求められます。もちろん上流工程を主体とするエンジニアであることは確かですが、だからといって設計だけ行えばよい職務でもありません。
情報処理推進機構が定めた「ITスキル標準V3 2011」では以下の職務を遂行し、プロジェクトを成功裡に遂行できるスキルを持つことが定められています。
- ソリューション設計の責任者であること
- プロジェクト計画策定
- プロジェクト計画の実施
- プロジェクトの変更管理
上記のとおりITアーキテクトは実装しやすい設計だけでなく、プロジェクトの計画を立てた上で進捗状況に応じて修正を加える業務も求められます。
そのため未経験の方は技術や設計のスキルに加えて、プロジェクトマネージャの役割を遂行できるスキルも身につけなければなりません。
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関係者とのコミュニケーションやネゴシエーションを行うスキル
ITアーキテクトには、コミュニケーションスキルも求められます。これは顧客とのヒアリング能力にとどまらず、社内においても重要です。
なぜならプロジェクトの進行においては、メンバー間の円滑な意思疎通も求められるためです。
これらは信頼関係あってのものですから、技術のスペシャリストであるITアーキテクトといえども、コミュニケーション能力は欠かせません。
加えて打ち合わせにおいては、顧客の要望とシステム会社の要件が相反するケースも少なくありません。
この場合、単にシステム会社の都合を押し通すと、顧客の不満につながります。一方で顧客の要望を無条件に受け入れることは、赤字プロジェクトや使いにくいシステムといった結果の原因となります。
従ってそれぞれが重要とするポイントを確認しつつ、交渉により合意を形成した上でWIN-WINの関係をつくる「ネゴシエーション」のスキルが求められます。
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3)未経験からITアーキテクトを目指す際に意識したい4つのポイント
未経験からITアーキテクトを目指したい場合、意識しておきたいポイントは以下の4つに分けられます。
それぞれのポイントについて意識すべき点も含め、詳しく解説していきます。
ITコンサルタントとの区別があいまいな職場も多い。入社後に求められる働き方を把握しておく

ITアーキテクトとITコンサルタントはどちらも企業の課題解決を目的とする職種であることから、しばしば混同されがちです。
実際にはITアーキテクトといえども、ITコンサルタントのように経営や業務そのものに立ち入った解決案を示すスキルを求められる場合もあります。
これはエンジニアの募集においても同じで、ITアーキテクトといいつつITコンサルタントのような動きを求められる可能性もあります。
このため職種の名前にこだわらず、その企業ではどのような働き方が求められているのか、応募前にきちんと調べておくことが求められます。
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また、この点では、後で述べる「ITエンジニア特化型の転職エージェント」を活用して情報収集することもおすすめです。
プロジェクト全体を見渡せる視点と、複雑で曖昧な状況を構造化・概念化する力を養う

さきに解説したとおり、ITアーキテクトはプロジェクトマネジメントと設計者という、2つの顔を持ちます。
要件を設計に落とし込む上では、開発がしやすいか、スムーズに運用できるか、セキュリティのリスクはないかなど、さまざまな視点を考慮しなければなりません。
「開発しにくい設計」「本稼働後、運用面でさまざまな問題が生じる」などといった事態を防ぐためにも、プロジェクト全体を見渡す視点を持つことが求められます。
また顧客が提示する要件は、しばしば複雑かつ曖昧なものとなりがちです。このため設計する際は後工程となる開発がしやすいよう、できるだけシンプルな形で提示する必要があります。
従ってITアーキテクトには要件を構造化・概念化して複雑な状況を解きほぐし、曖昧な要件を明確化するスキルが求められます。
転職後は技術的な課題よりも、コミュニケーション上の課題が圧倒的に多くなる

そもそも顧客企業がシステムを導入する目的は、何らかの課題を解決するためです。
このためには現状を把握した上で、可能な限り双方にベストな方法を見つけ、顧客と合意に達しなければなりません。
信頼関係を構築した上で適切なヒアリングを行う必要がありますから、必然的にコミュニケーションやネゴシエーションのスキルが求められます。
このことは社内の関係者との対話でも同様です。お互いに信頼関係が構築されていない状況では円滑なシステム開発は行いにくく、スケジュールの遅延や不具合、および手戻りなどが発生する原因となります。
従って高度な技術力の発揮が求められるITアーキテクトといえども、相手に納得してもらうためにはコミュニケーション能力が必須です。
相手の話をきちんと聞き、状況を踏まえた提案をすることは、あなたの持つ技術力を認めてもらう上でも欠かせません。
将来活躍するためには、人一倍努力する必要がある

ITアーキテクトはITのプロフェッショナルである「ITスペシャリスト」よりも、さらに専門性が高い職種です。
入社して周りを見てみたら、同僚も上司もすごい人ばかり。そのような環境に置かれることも多いでしょう。「自分はできない」という劣等感にさいなまれる方も、いるかもしれません。
このような職場でスキルが低いままでいると、いつまでたってもやりがいのある仕事はまわってきません。
職場で認められるためには他の人以上に努力し、スキルアップを図る姿勢が求められます。
まさに文字通り、人一倍努力する必要があるでしょう。もちろん受け身の姿勢で仕事に臨んではいけません。
未経験者がITアーキテクトとして評価を受け、活躍する道のりは、決して簡単ではありません。しかししっかり努力をすれば、将来活躍する道が開けます。
4)ITアーキテクトを目指す際におすすめの転職エージェント
ここまで解説した通り、ITアーキテクトはITエンジニアのなかでも、高いスキルが求められる専門職です。
高度な職種であるがゆえに、プログラマーやシステムエンジニアよりも求人数や応募者数は少なくなりがちです。また非公開の求人も多くなりますから、転職活動は自分ひとりで進めるよりも、転職エージェントを活用することがおすすめです。
転職エージェントを選ぶ際には、ITエンジニアを専門とするエージェントのなかでも、高度な職種に対応しているものを選ぶ必要があります。
ここでは数あるITエンジニア特化型のエージェントのなかから、ITアーキテクトに対応するサービスを選びました。それぞれを比較し、ご自身にあった転職エージェントを選びましょう。
マイナビIT AGENT
マイナビ社が運営する、ITエンジニア転職に特化した転職エージェント。好条件求人の紹介、書類作成・面接準備へのサポートの手厚さに強みがあります。
マイナビIT AGENTは人材紹介会社の大手マイナビが運営する「IT/Webエンジニア専用」の転職支援を行うエージェントです。
サポート対応地域は全国。オンラインでの面談も受け付けています。
マイナビIT AGENTの大きな特徴は、エンジニア向け求人数の豊富さ、そしてシステム会社から事業会社まで幅広い業界の求人に対応している点が挙げられます。
また、マイナビの転職サービスは「サポートの丁寧さ」にも定評があり、職歴書の作成や面接対策に不安を感じている人におすすめです。
マイナビIT AGENTを利用した人の転職後定着率は97.5%(※公式サイトより)。
転職者一人ひとりにマッチする求人紹介とサポートが期待できます。
マイナビIT AGENTの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.9万件(2023年4月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、社内SE、SE・PG、PM・PL |
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リクルートエージェント
ITエンジニア求人数は国内No1!豊富な転職ノウハウと支援ツールで、「スピーディな転職」を実現できます。
リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
ITエンジニアの転職支援にも強く、2023年4月のITエンジニア向け公開求人数は約8.9万件と、他のエージェントから群を抜いての豊富さです。
これまでの培ったノウハウと企業とのリレーションをもとにした支援ツール・サービスの充実がリクルートエージェントの強みです。
たとえば、リクルートエージェントでは志望企業の特徴・評判といった分析から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」を用意してくれます。
ITアーキテクトの転職では、応募企業への入念な調査・リサーチが欠かせません。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。
また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとにITアーキテクトへの転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。
リクルートエージェントの特徴
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サービス対応地域 | 全国 |
ITエンジニアの公開求人数 | 約8.9万件(2023年4月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・Webエンジニア、社内SE、製品開発・ASP、組込み・制御エンジニア、ITコンサル |
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レバテックキャリアの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.6万件(2023年4月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー・SE全般、PL・PM、ITコンサルタント |
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ワークポートはリクルートエージェント・dodaに次ぐ豊富な求人を抱える転職エージェントです。
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「検討の余地があれば求人を紹介する」というスタンスのエージェントのため、転職先の選択肢を広げる際にもおすすめです。
ワークポートの特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
公開求人数 | 約1.8万件(2023年4月現在) |
とくに多い職種 | SE・PG、PL・PM、インフラエンジニア、社内SE |
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Geekly(ギークリー)
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。各職種別に専門コンサルタントが在籍しており、目指す領域の最新トレンドをキャッチしながらの転職活動が実現できます。
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントサービスです。
ギークリーのキャリアコンサルタントは、最低でもIT業界で3年以上のコンサルティング経験を持っています。
また、サポートの際は細分化された職種別に担当が付きますので、目指す領域のトレンドや転職事例を知りつつの活動ができるでしょう。
そうしたサポート体制もあって、ギークリーを利用した転職者の年収アップ率は77%といいます(※2023年4月 公式サイトより)。
かつては「35歳転職限界説」もありましたが、ギークリーの転職成功者のうち、およそ4割近くは36歳以降のミドル世代であり(※公式サイトより)、幅広い年代で偏りなく実績を積んでいる点もギークリーの大きなメリットです。
Geekly(ギークリー)の特徴
特徴 |
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サービス対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京 |
公開求人数 | 約1.8万件(2023年4月現在) |
とくに多いエンジニア職種 | プログラマー、SE、PL・PM、その他トレンド性の高い分野(エンタメ、ディープテック、SaaSなど) |
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まとめ)高度な専門職であるITアーキテクトへの転職こそ、転職エージェントの活用がおすすめ
ここまで解説したとおり、ITアーキテクトは高度なスキルを持つ専門職とされています。
身につけるべきスキルの高さに、思わずあきらめそうになった方もいるのではないでしょうか。確かに未経験から一般応募でITアーキテクトの求人に応募しても、書類審査で落ちてしまう可能性は決して低くありません。
もっともすべての企業が、入社後直ちに第一線で活躍することを求めているとは限りません。
このため未経験からITアーキテクトへの転職を希望するならば、企業選びが大変重要です。企業の内情や募集背景をよく把握する転職エージェントならば、あなたの希望をかなえられる可能性があります。
したがって高度な専門職であるITアーキテクトへの転職こそ、転職エージェントを十二分に活用することがおすすめです。