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介護の「サービス提供責任者」ってどんな仕事?サ責の特徴・向いてる人を紹介

[最終更新日]2020/08/05

介護の「サービス提供責任者」って、どんな仕事?

『サービス提供責任者』について、その名前から、なんとなく想像はつく職種ではあるものの、その業務に携わっていないと、詳細はよく分からないと言う方も多いのではないでしょうか。

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目次

1)サービス提供責任者とは

『サービス提供責任者』とは、訪問介護事業所で働く職員で、読んで字のごとく“サービスを提供する責任者”のことです。

通称『サ責』と呼ばれ、利用者や家族、ケアマネジャーとヘルパーとの連絡・調整役を担う、いわゆるコーディネーター的な役割を担っています

指定訪問介護事業所では、利用者数が40人以下に対して1人以上サービス提供責任者を配置する事が義務付けられており、以降40人増える毎にサービス提供責任者の1人追加配置が必要となります。

ケアマネジャーが立てたケアプランを基に、利用者の状態や希望に応じた訪問介護サービス計画を立案(作成)します。ヘルパーは、サービス提供責任者から指示・指導を受け、その訪問介護サービス計画に沿って、利用者に対する支援を実施します。

ケアマネージャーケアプランサービス提供責任者利用者に応じたサービスの立案ヘルパー利用者

また、ヘルパーに対する指示・指導、管理や育成等もサービス提供責任者の仕事です。

初回訪問時等は、サービス提供責任者がヘルパーに同行し、指示・指導を行ないます。さらには、利用者に適切であろうヘルパーを選定してシフト組みするなど職員の管理や、研修の手配など育成に関することも大事な役割です。

そのほか、利用者や家族に対し、介護サービス内容の説明や同意を得る事も業務の一つです。言ってみれば訪問介護事業所内のケアマネジャーの様な存在です。





2)サービス提供責任者の主な仕事内容

サービス提供責任者の業務は、契約や会議への出席に始まり、ケアマネジャーが作成したケアプランを基に、計画を立てたり、実行して評価をして報告をしたり、ヘルパーに関する調整事を行なう等、非常に多岐に渡ります。

利用者や家族に対する相談も重要な役割を担いますが、相談援助についてはケアマネジャーが主軸となりますので、今回はそれ以外に特に重要と思われる主な仕事内容について、5つ挙げていきますので、順を追って見ていきましょう。

契約サービス担当者会議への出席訪問介護計画書の作成ヘルパーの指導・育成・管理モニタリング
  • #1 契約
  • #2 サービス担当者会議への出席
  • #3 訪問介護計画書の作成
  • #4 ヘルパーへの助言指導・育成・管理
  • #5 モニタリング



#1 契約

ケアマネジャーより相談を受け、サービスを提供する事が決まった場合、サービス提供責任者が利用者宅を訪問し、利用者やその家族へサービス内容を説明の上、同意を得て、契約書にサイン印をしてもらいます。

後々トラブルとならないよう、事業所についてや、訪問介護事業所として対応できる内容や出来ない内容等についても、ポイントを抑えて説明をしておく事が重要です。


#2 サービス担当者会議への出席

ケアマネジャーが作成したケアプラン原案を基に、話し合いを行ないます。
ケアプランに掲げた『目標』を達成させる為に、本人・家族・各関係事業所がそれぞれ行なう事について確認し、話し合います。訪問介護事業所として、何をどこまで支援すべきかについても話し合います。

例えば、生活援助の掃除について。本人は腰部圧迫骨折を繰り返しており、かがむ動作が困難であることから、床掃除について支援を希望。

テーブルの上の掃除などは本人が行なえる為、こちらは本人が継続して行なう。こういった形で、支援内容について確認していきます。


#3 訪問介護計画書の作成

ケアプランに基づいて、訪問介護計画書の作成を行ないます。訪問介護サービスを提供する上で、その支援内容や、目標設定したものを作成します。

ケアプランにはおおまかな支援内容しか記載されておりませんが、この訪問介護計画書は、具体的な内容まで細かく記載します。それを、利用者や家族に説明し、同意を得て、サイン印をもらいます。


#4 ヘルパーへの助言指導・育成・管理

初回訪問時は、ヘルパーにサービス提供責任者が同行します。難しいサービス内容のケースについては何度か訪問することもあります。サービス内容について、注意点等も確認しながら、ヘルパーへ伝達していきます。

また、職員の育成も大事な役割です。例えば、外部研修について事業所のヘルパーが受けられる様、手配をしてスキルアップを図る事も重要です。

さらに、シフトを組む、職員の管理(調整)もあります。どの利用者に対し、どのスキルを持った職員を割り当てるか、基本的に1週間毎のスケジュールで考え、シフトを組んでいきます。その調整が出来ない部分や、欠員については、自身がヘルパーとして現場へ出るように調整します。


#5 モニタリング

PDCAサイクルという言葉をご存知の方は多いことでしょう。
計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)。P⇒D⇒C⇒A、そしてまたPに戻るといった流れです。

モニタリングはCの評価(Check)にあたります。
サービス提供責任者が計画(Plan)を立てて、ヘルパーが実行(Do)したら、今度はサービス提供責任者が評価(Check)を行ない、改善(Action)に役立てます。それらを定期的にケアマネジャーへ報告していきます。



3)サービス提供責任者のやりがい、大変な点、「向いている人」は?

サービス提供責任者の仕事のやりがい

主な業務内容でご理解頂けた通り、サービス提供責任者の業務は、自身の事だけでなくヘルパーの調整なども行なわなくてはならず、日々多忙です。

しかし、そんな中でも支持されているのは、やはりやりがいを感じられるからです。このやりがいなくして、訪問介護サービスは成り立たないといっても過言ではありません。それでは、そんなサービス提供責任者のやりがいを3点、ご紹介致します。

責任あるリーダー的存在需要の高い在宅介護連携を通じてできる信頼
  • 責任あるリーダー的な存在
  • 需要の高い在宅介護
  • 連携を通じて出来る信頼関係

サービス提供責任者は、責任あるリーダー的な存在として業務を行ないます。

利用者は、週に1回の方もいれば、毎日利用する方まで、様々です。その利用者の方々のスケジュールに合わせ、ヘルパーを割り当てます。急遽ヘルパーに欠員が出た際などは再度調整を行ないます。

どうしてもヘルパーの調整が難しい場合は、最終手段としてサービス提供責任者自らがヘルパーとなって、支援に入ります。ただ、突発的に発生するトラブル等の対応に備え、できるだけ自身の体は空けておきたいところです。

それから、なんと言っても訪問介護サービスは需要が高いです。皆が出来る限り望むのが、在宅での生活です。

核家族化している現在、要支援の妻が要介護の夫を支えている等の、老々介護は珍しくありません。そんな中で、訪問介護を通じて少しでもそういった方々の支えになれた時は、やりがいを感じられます。


そして、利用者や家族、ケアマネジャー、そしてヘルパーと連携を取り、利用者に必要な支援を行えるよう調整します。

予期せぬ出来事や、様々な問題が起こる事が多々ありますが、それぞれと連携取っていく事で信頼関係を構築し、自身の立てた訪問介護計画が適切に行えるよう取り組めた時は、とてもやりがいを感じられることでしょう。



サービス提供責任者の大変な点

業務を行なう中で、やりがいだけを感じられて仕事が出来れば一番良いのですが、やはり残念ながら大変な事もあります。

責任ある立場であるからこそ、やりがいを感じられる反面、大変な事も背負わなくてはいけません。しかしそこで、それを大変と捉えるのか、今後の糧と考えるのかは、あなた次第。まずは、その大変なポイント3点を、見ていきましょう。

急な欠員補充やカバークレーム対応困難ケース対応
  • 急な欠員の調整やカバー対応
  • クレーム対応
  • 困難ケース対応

ヘルパーに急な欠員が出た際の、調整が大変という声が非常に多いです。

ヘルパーの割り当てで調整が出来れば一番良いのですが、それでも駄目な場合は前にも述べた通り、サービス提供責任者自らがヘルパーとなって訪問し支援に入ります。

日頃から、ヘルパーとのコミュニケーションを十分に取っておき、急な場面でも対応できる様、信頼関係を気づいておく事が重要です。

それから、クレーム対応です。「出来れば避けて通りたい」、そう考える方がほとんどではないでしょうか。しかし、クレーム対応は早い方が良いです。小さな芽のうちから、気づく事が重要で、早目の対応で大きな問題へと発展する前に無くす事が出来ます。

そして、困難ケース対応。利用者は100人いれば100人違う色を持っています。

例えば、傍から見れば、足の踏み場も無いような汚部屋でも、利用者からすれば落ち着く空間であったりします。

そこを確認せずにヘルパーが無理矢理片付けてしまったとすると、本人にとっては「必要な物が無くなった」「勝手に捨てられた」「自尊心が傷ついた」等となってしまうこともあります。

場合によってはその状況が生命の危機にさらす原因となっている事もありますので、利用者や家族に確認をしつつも、必要な支援を見極める事も重要となってきます。



サービス提供責任者に向いている人はどんな人?

ここまでは、やりがいと大変な点をそれぞれ挙げてみましたが、それぞれ表裏一体の部分もありました。介護の仕事には様々な事業所や職種があり、それぞれ向き不向きもあるかと思います。

それでは実際にどのような人がサービス提供責任者に向いているのでしょうか。その人の能力や、持っている感覚、性格、生活状況等に照らし合わせて、具体的に4点挙げてみましたので、一つずつ見ていきましょう。

リーダーシップを取れる主婦力が高い一人仕事が好き安定した勤務時間を希望する
  • リーダーシップが取れる人
  • 主婦力の高い人
  • 一人仕事が得意な人
  • 常勤希望で安定した勤務時間を希望する人

サービス提供責任者は、リーダーシップが取れる人に向いていると言えます。
ヘルパーの中にはベテランの女性も多く、サービス提供責任者より年上の場合も少なくありません。ベテラン職員の意見をしっかり聞きつつも、言うべき事はしっかりと言えるリーダーシップも求められます。

また、業務を行なっていく中で、主婦力の高い感覚を持っている事は非常に重要です。様々な調整を行なっていても、この感覚がズレていると、調整を円滑に行なう事は出来ません。

施設サービスは、通常チームとして支援にあたりますが、訪問介護は一人での訪問が多く、それを手配するサービス提供責任者は、利用者や家族、ケアマネジャー、他関係事業所等と上手く連携を取りつつも、一人仕事が得意な人が向いていると言えるでしょう

そして、常勤希望で安定した勤務時間を希望する人にも向いている職種です。入所施設の場合、シフト制で夜勤も必要になってきますが、小さな子供がいるけどバリバリ常勤で働きたい日勤帯希望の方に向いている職種と言えるでしょう。



4)サービス提供責任者になるためには

サービス提供責任者になる為には、以下の条件を満たす必要があります。

①介護福祉士の資格を持っている②旧・介護職員基礎研修を修了③介護職員実務者研修を修了④介護職員初任者研修を修了+実務経験3年以上
  • ① 介護福祉士の資格を持っている。
  • ② 旧・介護職員基礎研修を修了している。
  • ③ 介護職員実務者研修(旧・ヘルパー1級)を修了している。
  • ④ 介護職員初任者研修(旧・ヘルパー2級)を修了している+実務経験が3年以上(540日以上)である。

上記の、①~③の条件を有している際は何の問題も無く、サービス提供責任者になることが出来ます。

しかし④については注意が必要です。
介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)を修了している上で、実務経験が3年以上(540日以上)であればサービス提供責任者になることは出来ます。

ですが、2018年の介護保険法の改正により、介護報酬の減算対象となってしまうこととなった為、雇用する側からすると出来れば避けたいところで、求人情報をみても④は除外されていることが多いようです。

確実にサービス提供責任者になる為には、①介護福祉士の資格を取るか、②旧・介護職員基礎研修を修了しているか、③介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級)を取得しておくことが良いでしょう。


また、これから資格取得をして、サービス提供責任者を目指すのであれば、まずは③の介護職員実務者研修を修了し、サービス提供責任者となり、そしてさらに業務経験を積んでいき、介護福祉士の資格を取得出来れば、スキルアップとしては尚良いことでしょう。

以上の内容は、サービス提供責任者になる為の条件ではありますが、ヘルパーとしてのそれまで積み重ねてきた現場経験こそが、就いた後の自身を支える土台となってくれることでしょう。



まとめ)今後益々需要が高まるサ責へ、ステップアップしてみては?!

サービス提供責任者について、なんとなくのイメージから、具体的にイメージできるまでのものへと繋がったのではないでしょうか。

サービス提供責任者は、責任あるリーダー的な存在で、需要の高い在宅介護に携われることと、連携を通じてできる信頼関係作りが、やりがいに繋がります。

又、急な欠員の調整やカバー対応や、クレーム対応、困難ケース対応が大変であるものの、今後の糧と捉え、積極的に取り組むと良いでしょう。

そして、リーダーシップが取れて、主婦力の高い人、一人仕事が得意な人、常勤希望で安定した勤務時間を希望する人に向いている職種と言えるでしょう。サービス提供責任者になる為には、介護職員実務者研修等の資格条件を満たす必要があります。

皆が望む在宅生活を支える訪問介護サービスの、サービス提供責任者。事業所としても配置が必須である為、今後も益々注目が集まる職種と言えるでしょう。

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