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46歳からの転職成功のポイントは?実際の体験談と注意点・おすすめの転職サイト

[最終更新日]2024/03/14

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46歳の転職 成功談・失敗談 ポイントと注意点

ここ数年、ミドル〜シニア層の転職が活況になりつつあります。

かつては「35歳転職限界説」などと言われていた時代もありましたが、労働人口の減少はあらゆる産業に影響を及ぼし始めており、人手不足を補おうと企業は経験の豊富な人材を欲しているのが実態です。

しかし、現実問題として40代後半で転職を考えた場合、必ずしもスムーズに転職先が決まるとは限りません。

目次

46歳の転職活動におすすめの転職エージェント

 
サービス名 JACリクルートメント
JACリクルートメント
リクルートエージェント
リクルートエージェント
パソナキャリア
パソナキャリア
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウト
doda
doda
メリット
  • ハイクラス向け求人が豊富
  • キャリア相談の品質が高い
  • 求人数・支援実績 国内No1
  • 支援ツール・セミナーが充実
  • 利用者の年収アップ率67.1%
  • 全国に拠点がある
  • 実績豊富なヘッドハンター
  • 転職者がヘッドハンターを指名できる
  • 豊富な求人・全職種カバー
  • 企業からのスカウトが多い
デメリット
  • 全体的な求人数は少なめ
  • 活動ペースを急かすことも
  • 転職意思の低い人は断られるケースも
  • 急ぎの転職には不向き
  • 提案の電話・メールが多い
公開求人数 1.2万 38万 3.5万 25万 24万
得意業界/職種 全業界 全業界 全業界 全業界 全業界
対象年代 全年代 全年代 全年代 全年代 全年代
対象地域 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県
おすすめの人
  • じっくりキャリア相談を受けたい人
  • スピーディに転職活動を進めたい人
  • 丁寧な対面サポートを受けたい人
  • ヘッドハンターの支援を受けたい人
  • 積極的な求人提案を受けたい人
公式サイト

表内の求人数は2024年3月時点のものです。

1)46歳の転職は、「仕事・家庭」の「現在・これから先」を見据えての活動を。

40代は「働き盛り」と言われることがありますが、仕事も家庭も責任が大きくなりやすい時期であり、転職に対して慎重になる人が少なくありません。

職場においてはベテランとして頼られる存在になっていたり、家庭ではいよいよ子どもの学費が家計に重くのしかかる時期になっていたりすることでしょう。

40代全体で見た場合、平均年収は以下のグラフのような分布になっています。

40代平均年収

参考:doda調査結果より(2021年) 

全年代の平均年収が400万円前後と言われていますので、40代のうちおよそ7割近くの人が平均年収よりも多く賃金を得ていることが分かります。

同調査によれば、46歳の平均年収は516万円(男性578万円、女性401万円)となっており、同じ条件以上の待遇で転職先を選ぶとなると、「転職先はどこでも構わない」というわけにはいかないことが見て取れます。

一方で近い将来、定年の70歳への引き上げが現実味を帯びています。

46歳のビジネスパーソンは、今後24年間は現役で働く必要があるわけです。
今現在の仕事・家庭の状況を鑑みて転職を考えるのも重要ですが、それと同じぐらいに「これから」を見据えてキャリアプランを考えておく必要があると言えるでしょう。

46歳の転職体験談① 夫に「やりたいことをやりな」と後押しされて。 ゆいさん 愛知県

やりたいことをやればいい、と夫は言ってくれた。

今の仕事(事務職)は、30代の後半から始めていて、はっきり言うとやりがいを一度も感じられずにいました。
…というよりも、「やりがい」というのが何か、自分でも分からない状態で。

仕事内容がきつかったり、苦痛であったりするわけでもなく。お給料も不満はありませんでした。

どちらかというと、私は「飽きて」いたのかもしれません。
もっと心からやりがいを感じられる仕事がしたい。──そう思ったのです。

〈中略〉

自分の年齢を考えると、そんなに簡単に転職を考えてしまってもいいものか、悩みました。

金銭的に不安は無いとはいえ、私が一度仕事を辞めてしまうと、その間の生活は夫の稼ぎに頼ることになります。
ですのでまずは夫婦二人で、じっくりと話し合うことにしました。

夫は、私のやりたいことをやってみるといいよ、と言ってくれました。
そこで私もようやく、転職についての踏ん切りがつきました。

引用元:転職体験談:「事務職として、もっと忙しく働きたい」という想いから、医療事務に転職!

46歳からの転職には「思い切りのよさ」が必要なこともあるものの——。

ご主人の言葉に背中を押され、思い切って転職を決意したゆいさん。

その後、いったん事務職の仕事を退職してスクールに通い、医療事務の資格を取得します。病院勤務も決まり、無事に転職成功・・・、と言いたいところですが、のちに転職先の病院が潰れてしまい、職を失うことに。

それでも、仕事を紹介してくれた知人の存在が今でも大きな心の支えになっているとのことです。

ゆいさんの事例では、いくつかの「幸運」がありました。

  • パートナーである夫の理解があったこと
  • 夫婦2人の生活で金銭的な問題がなかったこと
  • 転職に際して協力者となる知人の存在があったこと

「やりたいことをやる」「やりがいのある仕事をしたい」という思いは、たしかに転職を決意する上での要因になり得ます。

ただし、実際に転職を成功させ、かつ転職先の職場に定着するには相応の好条件がそろっていないと、転職そのものが失敗に終わってしまうリスクと背中合わせであることを認識しておく必要があります。

2)46歳の転職でも、「キャリア(できること)の拡がり」は意識したほうが良い

転職に際して多くの人が悩むことの1つに、「安定を取るか、成長を取るか」が挙げられます。

転職するからにはより良い条件の職場へ行きたい、と考えた場合、仕事の負担や責任が増すことも覚悟しておく必要があるでしょう。

一方で、46歳のビジネスパーソンにはこれまで蓄積してきた経験やノウハウがありますので、これらを転職先で活かすという視点も重要になります。

ただ、ここで注意しておきたいのが「現状維持」に固執してしまうと、かえって不安定になるケースがあるということです。

70歳まで現役時代が延びるとすれば、会社員としての暮らしはあと24年間続きます。大卒の場合、新卒から70歳まで働くとすれば、現役時代は48年間ということになり、46歳はちょうどその折り返し地点にあたるのです。

現時点で持っている知識やノウハウ、今の段階で見えているキャリアの範囲にこだわるあまり、将来的な展望やキャリアの広がりに目が向けられていないと、これからの働き方が先細りになっていく恐れがあるのです。

46歳の転職においても、キャリアの拡がりを意識し、自分が今後貢献できることは何か?という視点を持つことが大切です。

キャリア展開は、「絞る」と「広げる」とがある

人材や組織を研究するリクルートワークス研究所によると、「20世紀までは初期にキャリアを広げてその後絞っていく働き方が一般的だったが、現代社会では「絞る」と「広げる」を繰り返す働き方が一般的になっている」といいます。

20世紀までの働き方と、現代の働き方のイメージ比較

20世紀までの働き方と、現代の働き方のイメージ比較 20世紀までの働き方では、キャリアを広げてから絞るという働き方がメインだったが、現代の働き方はキャリアを広げる・絞るを繰り返す働き方が多くなっている。

図参照:リクルートワークス研究所「人生100年時代のライフキャリア」 グラフは弊社作成

上記の「現代の働き方」にある曲線はあくまで一つの例であり、カーブを描く数は人によって異なります。
「20世紀までの働き方」と比べて、その曲線の形は多様性と複雑性を増していることは間違いありません。

専業化・分業化が進む一方で環境変化の著しい現代社会においては、キャリアを「狭める・広げる」両方が求められるということなのでしょう。

キャリアを狭めるか、広げるか、悩んだ時はどちらにすべき?

キャリアを狭めること、広げることどちらも大切であったとして、今回の転職に限ってどちらにすべきかと悩んだ時はどうすれば良いでしょうか。

当サイト「みんなの転職「体験談」。」での調査によると、「今までと違う仕事」を選んだ人の方が転職後に「満足した」と答える割合が若干多くなっています。

前職と同じ仕事を選んだ人・前職と異なる仕事を選んだ人 それぞれの転職後の満足度グラフ 前職と異なる仕事を選んだ人の方が、前職と同じ仕事選んだ人よりも若干満足度が高くなっている

引用元:自社Webアンケートによる(転職経験者 200名 2022年12月集計)

上記グラフは、おもに管理職・ミドル層の人が回答していただいています。

今までと違う仕事を選ぶことによって、「視野を広げられた」、「異なる環境に身を置くことによって、これまで気づかなかったことが気付けた」という人は多いです。
キャリアに迷いが出たら、いちどそのキャリアを「広げてみる」ことを意識するのも良いかかもしれません。

46歳の転職体験談② 一生デザイナーで働くつもりが、児童指導員になって。 PANKUNさん 新潟県

過去の自分を捨てなきゃ前には進めない。

私はこれまでずっとデザインの仕事をしていました。
46歳での転職も、同じくデザイン職での仕事を考えていたのですが、どの会社も採用してくれませんでした。

──転職の面接に行くと、(経験は1〜2年で十分なんだよ。それより、若い人材が欲しいんだよな)といった面接官の心の声が聞こえてくるようでした。実際、それに近い内容を言われたこともありました。

私は、かなり落ち込みました。家庭を犠牲にしてまで打ち込んできた仕事が、そして、自分自身が──全否定されたような気がしたからです。

そして、「ここから過去の自分を捨てなければ、前には進めない…!」と、考えるようになりました。

そして私が転職した事は、これまでのデザイン関係とは全く違った業界で、「放課後児童クラブの支援員」でした。

元々、子ども嫌いだった私がこの仕事に応募するきっかけになったのは、自分自身の体験からでした。
子どもの頃、両親の関係が悪く常に緊張を強いられる家庭で育った私は、自分の子どもとの関係もうまくいきませんでした。

仕事が忙しいと言い訳をして本当の意味での子育てをして来なかったという後悔の思いもありましたし、児童虐待が毎日のように起こる現代で、何か自分にできることはないだろうかと考えていたのです。

まさか職業にするということは考えても見なかったのですが、応募したところ人員が不足しているということで、すぐに臨時採用されました。 

新しい職場では、今までの仕事とは真逆の面がたくさんありました。PCは不要。子どもへの声かけ、遊び、清掃が主な仕事です。

そして毎月たくさんの研修。支援が必要な児童への対応や心理学、保護者対応など日々学ぶことが次から次へと出てきます。 

忙しい毎日でしたが「季節が巡る時間」、「人は成長するということ」、「毎日生きている実感」を、子どもたちが教えてくれました。

時々は支援がうまく出来なかったり、保護者の方に誤解されてしまったり残念なこともありますが、子どものピュアな気持ちや目の輝きを見ると自分自身が浄化されていくように感じます。

引用元:私の転職体験談:「一生デザイナーで働く」つもりが、児童指導員になって。

経験を活かすと同時に「これから何ができるだろうか」という視点を持つ

デザイン一筋だったPANKUNさん。勤務先の倒産により、転職を余儀なくされます。

転職活動は想像以上に厳しく、「未経験歓迎は30代前半までがセオリー」「経験の長さがかえってマイナス評価になる」という過酷な現実を突きつけられてしまいます。

これまで好きだった仕事、ずっと続けたかった職種を捨てるのは、大変な覚悟が必要だったはずです。

それでもPANKUNさんは「過去の自分を捨てる」という決断をし、全くの異業種である児童相談員の仕事に転職することにしたのです。

注目すべきは、PANKUNさんが仕事の面だけでなく、これまでの半生やご自身の実体験を元に、キャリアを抜本的に再考している点です。

これから自分に何ができるだろうか——。この本質的な問いに行き着いたとき、それまで思いもよらなかった「第三の道」が拓けることもあるのです。

今後のキャリアや生き方そのものに思いを馳せ、ときには思い切った方向転換を決意することも必要になるのかもしれません。

46歳の転職体験談③ 「自分の能力を活かした働き方」を目指して。 ヒロシさん 東京都

15年の経験をノートに記していました。これが役に立ちました。

私はずっとこれまで、証券会社で働いていました。

転職先は、同業の証券会社ではなく、投資会社にしようと考えました。

そのきっかけは、あるときお客様から「キミは熱心に銘柄を調べてくれている。いっそのこと証券アナリストの資格を取ったらどうだい。将来きっと役に立つよ」とアドバイスいただいたことです。

そのアドバイスがあって、私は当時証券営業の仕事に限界を感じながらも、「アナリストやファンドマネージャーを目指すのはどうだろう」と考えることができました。

転職活動時に、担当のキャリアコンサルタントには、私がお客様に推奨した銘柄と実際にどの程度株価が値上がりしたかを記した約15年分の手書きのノートを提出しました。

するとキャリアコンサルタントは感心してくださり「これほどの実績があれば、どの投資会社もあなたを採用してくれますよ」と言ってくれました。

私を担当してくれたキャリアコンサルタントの方は3社の投資会社を紹介してくださり、キャリアコンサルタントみずから手書きの推薦状も書いて、私を推薦してくれました。

その甲斐もあって、私は「証券会社」から「投資会社」に転身することができたのです。

引用元:私の転職体験談:証券会社から投資会社に転職!「自分の能力を活かした働き方」を目指して

能力や経験を活かすには「伝わるようにPRすること」が大切

時の政権とその政策の影響を受け、仕事の限界にぶつかってしまったヒロシさん。自分の仕事のスタイルが通用しなくなり、能力を活かせないと感じたことがきっかけで、転職を決意します。

証券会社から投資会社へと転身を決めたヒロシさんは、これまで証券営業として蓄積してきた経験と実績をノートにまとめ、キャリアコンサルタントに提出しています

これはどんな職務経歴書よりも説得力のあるPRになったことでしょう。結果的に3社の投資会社を紹介してもらうことができ、転職を果たすことができたのです。

その数年後、ふたたび転職し、より自分の能力を発揮できる働き方を模索しているとのこと。

自身がこれまで身につけてきた能力と、今後活かしていきたい能力を、常に意識して働いていることが分かります。

40代後半からの転職だからこそ、これからのキャリアの拡がりを念頭に置いて仕事をすることが求められるのでしょう。

3)46歳の転職では、特に「応募先企業の調査・リサーチ」を入念に

「郷に入っては郷に従え」ということわざがあります。46歳のビジネスパーソンが転職する場合、これまでの経験や習慣がプラスに作用することもありますが、むしろマイナスに働いてしまうこともある点に注意が必要です。

異業種へ転職すれば、これまでの業界では常識だと思っていたことが通用しなくなったり、「そんなことも知らないのか」という扱いを受けたりすることもないとは言えません。

これは同業種へ転職する場合も同様で、会社が変われば新天地の文化や「そこでの常識」に従わざるを得ないことも多いものです。

別の業種の人から見て、前職の業種がどう見られているのか、という視点も持っておく必要があるでしょう。
実際以上に「できる人」と思われてしまうと、転職後に苦労することも考えられるからです。

また、残業やノルマに対する認識など、業界ごとにスタンダードとされる感覚は異なります。

情報不足のまま転職してしまい、「思っていた仕事のやり方と全然違う」といった後悔をしないよう、入念なリサーチを行っておくことが重要です

企業研究 見るべきポイント

転職時の企業研究のポイント①成長性・安定性はどうか?→同業他社と比較して確認 ②どのような人物が活躍しているか?→事業内容・業界動向と実際に働く人たちの様子をチェック→企業理念と職場環境も確認を ③多少の困難があっても続けられそうな仕事か→実現したい将来像に近づけられそうか

企業研究を行う際に、優先して見るべきポイントは以下の通りです。

チェック項目 確認ポイント どこで確認するか
事業内容 自分自身の知識領域にあるか、また今後も興味・関心を持続して持ち続けられる内容かを確認する 企業HP
主力商品・サービス その商品・サービスの開発・運用を自身が携わることになる際に、どの範囲まで知っていて、どの範囲を知らないかを確認する 企業HP、業界ニュース、四季報、業界地図、競合他社のHP等
強み・独自性 同業他社をいくつか確認し、「この会社ならではの特色・強み」がどこにあるかを見出す
企業理念 企業理念から、求められる人物像(主にスタンス面)をイメージし、自身との適合性を家訓する
社風・雰囲気 歓迎される人物像や業務への取り組み姿勢をイメージする インタビュー記事、口コミサイト等
求められる知識・スキル 現在の自身の知識・スキルと照らし合わせて、過不足を確認する 企業HP、求人票等

こうしたリサーチを重ねた結果、「この企業で働いてみたい」「こういった文化の会社なら馴染めそうだ」といった手応えを得ることができれば、入社後のミスマッチを軽減する効果が期待できます。

46歳の転職体験談④ 人材派遣会社営業から、飲食店へと「鳴り物入り?」で転職! ムーミンさん 神奈川県

若い世代の方と働き始めて、私も、かつての情熱を取り戻しました。

初めは私の希望もありゼロからのスタートということで、現場の仕事からやらせてもらうことになりました。

──にもかかわらず、新しい職場では

「どうやら今度入ってくる転職者の女性は、相当やり手の営業マンらしいわよ」
「私たちの上司になるんでしょ?その人。どれくらいできる人なのかしら」

という、私に対しての噂が盛んにあったようで、かなりピリピリモードだったようです。
新しい職場では、とくに営業職の仕事は若い世代が中心に活動している組織でしたので、年配の新参者に対してややナーバスになっていたのでしょう。

<中略>

新しい職場で特に印象的だったことは「思っていたよりも、若い世代の人が仕事に対してやる気を持って取り組んでいた」ことですね。

前の職場ではどちらかというと、従順な──悪く言えば上からの言いなりになってしまっている若い方が多かったので。

例えば私が「〇〇について、もし良かったらお願いしたいんだけど、どうかしら」という風に自発的にやろうという気持ちになってくれるようなお願いをすると、若い世代の方々は皆、「いいですよ、やります」とすぐに返事してくれて、そこからは目を見張る集中力で仕事をこなしてくれるのです。

最初は結構驚きましたね。「え?…そこまでやってくれるの?」みたいな感じで(笑)

そんな若い方々の働き方を見ていて、昔私がガムシャラに働いていた時の気持も蘇ってきたりして、懐かしい&嬉しい気持ちになったりしました。

引用元:転職体験談:人材派遣会社営業から、飲食店へと「鳴り物入り?」で転職!

異業種に転職する場合は「想定外」の事態になることも——。

人材派遣業界から飲食業界へ——。前職の幹部交代を機に、全く異なる業界に転職を決意したムーミンさん。

飲食業界で働くスタッフにとって、異業種の営業経験者で年上の人材が転職してくるとなれば、「すごく仕事ができる人なのだろう」「自分たちの上司になるのでは」といった想像をするのは無理もないかもしれません。

幸い、ムーミンさんのケースでは同僚と打ち解けることができたことに加え、若い方々が想像を超えて意欲的に仕事に取り組んでくれていたとのこと。

しかし、場合によっては悪い方向へ想像が外れることもあるでしょう。業界が変われば働き方だけでなく、そこで働いている人の考え方や物事の捉え方も変わるという好例と言えます。

異業種の情報はどうしても得られない部分もあるなど、実際に入社してみないと分からないことも出てくるでしょう。

できる限り不明点や不安な点を解消しておくためにも、プロフェッショナルである転職エージェントに相談してアドバイスを請うなど、ときには第三者のサポートを活用することも検討するといいでしょう。

4)46歳の転職の際におすすめの転職サイト・転職エージェント

 
サービス名 JACリクルートメント
JACリクルートメント
リクルートエージェント
リクルートエージェント
パソナキャリア
パソナキャリア
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウト
doda
doda
メリット
  • ハイクラス向け求人が豊富
  • キャリア相談の品質が高い
  • 求人数・支援実績 国内No1
  • 支援ツール・セミナーが充実
  • 利用者の年収アップ率67.1%
  • 全国に拠点がある
  • 実績豊富なヘッドハンター
  • 転職者がヘッドハンターを指名できる
  • 豊富な求人・全職種カバー
  • 企業からのスカウトが多い
デメリット
  • 全体的な求人数は少なめ
  • 活動ペースを急かすことも
  • 転職意思の低い人は断られるケースも
  • 急ぎの転職には不向き
  • 提案の電話・メールが多い
公開求人数 1.2万 38万 3.5万 25万 24万
得意業界/職種 全業界 全業界 全業界 全業界 全業界
対象年代 全年代 全年代 全年代 全年代 全年代
対象地域 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県 全都道府県
おすすめの人
  • じっくりキャリア相談を受けたい人
  • スピーディに転職活動を進めたい人
  • 丁寧な対面サポートを受けたい人
  • ヘッドハンターの支援を受けたい人
  • 積極的な求人提案を受けたい人
公式サイト

表内の求人数は2024年3月時点のものです。

今すぐ転職する予定がない人であっても、今後のキャリアプランをどうしていくべきなのか、転職活動の方向性をどうしたらいいのか、といったことを第三者の視点からアドバイスしてもらうために、転職サイト・転職エージェントを活用するのは有効な方法の1つです。

転職エージェントには各社さまざまな特徴や強みがありますので、自分の希望条件に合ったところへ相談することが大切です。また、2社以上のサービスに相談することで、各社の強みをより効果的に引き出すことができます。

そこで、ここからは46歳の転職でおすすめしたい転職サイト・転職エージェントを紹介していきます。

doda(デューダ)

doda doda(デューダ)公式サイト

都市部・地方ともに豊富な求人と、担当からの積極的な提案が特徴。企業からのスカウトも多く、たくさんの求人に接していきたい人におすすめの転職エージェントです。

dodaは国内トップレベルの求人数と、担当アドバイザーから積極的な提案が評判の転職エージェントです。
保有求人は20万件以上(※2024年2月時点)、都市部だけでなく地方での転職支援にも強いです。

dodaは求人を自分で探して応募する「転職サイト」と、求人紹介から企業への応募、日程調整までアドバイスしてもらえる「転職エージェント」両方のサービスを利用できます。

「まずは自分でじっくり求人チェックしたい」という人は、転職サイトのサービスを利用するとよいでしょう。
その後「応募や企業への交渉についてサポートしてほしい」となったときに、エージェントサービスを利用することもできます。

また、dodaでは「ダイレクト・リクルーティングサービス」という仕組みを取っており、そのため企業から熱意あるスカウトメールが届きやすいです。

従来の採用形式:転職者が企業に応募する形式 ダイレクト・リクルーティング:企業から転職者に直接アプローチする形式

これまでの経験業務を活かした職に就きたい46歳の人は、doda経由のスカウト・オファーからその選択肢を増やしておくのもよいでしょう。

dodaの特徴

特徴
  • 幅広く、豊富な求人数(国内トップクラス)。地方求人紹介にも強い
  • 担当者から積極的な求人紹介を受けやすい
  • 担当者のサポートと併用して、自分でも求人情報を探して応募できる
サービス対応地域 全国
公開求人数 約24万件(2024年2月現在)
とくに多い職種 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|技術職(機械・電気)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職|事務・アシスタント|医療系専門職|金融系専門職など
ワンポイントアドバイス

dodaは求人を自分から応募可能ですが、エージェント経由でのみ紹介される非公開求人も多いです。担当エージェントには初回面談時に希望条件をしっかり伝えておくことで、より有意義なサポートを受けられるでしょう。

豊富な求人&充実の支援ツール

JACリクルートメント

JACリクルートメント 公式サイト

ミドルクラス・ハイクラスの転職 満足度で6年連続No.1!(オリコン満足度調査2019-24年)利用者からは「相談の手厚さ」と「適切なマッチング」への評価が高いです。

JACリクルートメントは「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェントです。一定以上の経験や実績のある人材を求める企業の紹介に優れており、ミドル層以上の転職活動におすすめです。

JACリクルートメントでは求人紹介だけでなく、キャリア面談やキャリアの棚卸し、キャリアプラン相談といった総合的なキャリアコンサルティングを行ってくれます。

在籍コンサルタントは人材業界の中でもベテラン勢が多く、これまでの豊富な転職支援実績をもとにキャリアコンサルティングを実施してもらうことができます。

リクルートエージェントやdodaといった大手総合型エージェントと比べると求人数は少なめですが、その分一つ一つの求人の質は高いです。
じっくり中長期で利用したい転職エージェントです。

JACリクルートメントの特徴

特徴
  • 「年収600万円以上」のミドル・ハイクラス向け転職エージェント
  • ベテランのキャリアアドバイザーが多く、キャリア相談の品質が高い
  • じっくりと転職者のペースに合わせたサポート。好条件求人も多い
サービス対応地域 全国
公開求人数 約1.2万件(2024年2月現在)
とくに多い職種 サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など
ワンポイントアドバイス

サポートの充実がウリのJACリクルートメントですが、求人数は少なめです。登録の際は希望条件をやや広めに&他の転職サービスにも登録しておくのがおすすめです。

ミドル・ハイクラス転職6年連続No1

リクルートエージェント

リクルートエージェント 公式サイト

国内No1の求人数の多さ!40代・50代への転職支援実績も豊富で、「正しい転職活動を知りたい」人にもおすすめのエージェントです。

リクルートエージェントは国内No1の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。

リクルートエージェントの強みは全業種・職種に対して豊富な求人数を持つこと、そして長年の実績で培われたノウハウ・転職支援ツールの充実さにあります。

とくに活用したい支援ツールは、企業の特徴から選考のポイントまでをまとめた「エージェントレポート」です。
46歳の転職では、応募企業への研究・調査が非常に大切です。その際に、レポート情報は大いに役立つはずです。

また、担当アドバイザーもこれまでの実績をもとに46歳の転職に関する有益なアドバイスを提供してくれるでしょう。

リクルートエージェント登録後に無料で活用できる、職務経歴書を自動で作成できる「職務経歴書エディタ」や無料の「面接力向上セミナー」のサービスもおすすめです。

リクルートエージェントの特徴

特徴
  • 求人数および転職支援実績 国内No1。全業種・職種において常時豊富な求人を用意
  • 担当者の提案ペースが早く、スピーディな転職を実現しやすい
  • エージェントレポートや面接力向上セミナー等の「転職支援ツール」が豊富
サービス対応地域 全国
公開求人数 約37万件(2024年2月現在)
とくに多い職種 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)|建築・土木|医療・医薬・化粧品など
ワンポイントアドバイス

リクルートエージェントを利用した人たちからは、オンラインで受講できる「面接力向上セミナー」について「実際の面接で役立った」という感想が多く見られます。登録後は無料で参加できますので、面接対策に不安を感じている人はぜひ利用しましょう。

求人数・サポート実績No1

パソナキャリア

パソナキャリア。転職活動の成功を、全力でサポートします。専門アドバイザーがあなたの転職活動を全面サポート!!

ひとりの転職者に平均20時間のサポート。「じっくり丁寧なサポート」を求める人におすすめです。

パソナキャリアは、人材派遣の大手パソナグループが運営する転職エージェントです。

担当エージェントによる丁寧なサポートを特徴としており、「こちらの相談に対して、じっくり聞いてくれた」という評価をする転職者は多いです。

サポート対応地域は全国、かつ全都道府県に支店があります。対面での相談もしやすいエージェントです。

企業とのリレーションも強く、条件交渉にも強力にバックアップしてくれます。
実際、パソナキャリア利用者の67.1%が内定後の年収アップに成功しているといいます(※公式サイトより)。

パソナキャリアの特徴

特徴
  • 全都道府県に支店あり。対面サポートを受けやすく、UIターン転職にも強い
  • 「担当者がじっくり相談に乗ってくれる」という評判が多い
  • 企業への交渉力が強く、転職者の年収アップ成功実績が豊富
サービス対応地域 全国
公開求人数 約3.4万件(2024年2月現在)
とくに多い職種 営業職|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム|金融|不動産・建設)など
ワンポイントアドバイス

丁寧なサポートゆえに、転職者のやる気、熱意も求められます。転職するにあたって「これだけは譲れない」という希望条件を持っておくと、担当エージェントも求人紹介がしやすくなります。

利用者満足度4年連続【1位】

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト リクルートのヘッドハンティングサービス

「実績豊富なヘッドハンターに出会いたい」ならココ!企業・ヘッドハンターからのスカウトが届く転職サイトです。

リクルートダイレクトスカウトは、転職大手「リクルート」が運営するヘッドハンティング型の転職サービスです。

年収600万円以上のミドル・ハイクラス層をメインにサポートを行っており、優秀なヘッドハンターからのスカウトを待つことができます。

リクルートダイレクトスカウトでは「転職者がヘッドハンターを選ぶ」という逆指名制を採用しているのが大きな特徴です。

リクルートダイレクトスカウトは転職者がヘッドハンターを選べる!

自分が希望する業種・職種に関する知識が豊富か、優れた転職支援実績があるか、といった点を見極めるために、ヘッドハンターのプロフィールを閲覧することができます
優秀なヘッドハンターを見つけたら、転職者のほうからヘッドハンターを選んで求人紹介を依頼できるのです。

また、ヘッドハンターは複数名を同時に指名することも可能です。

リクルートダイレクトスカウトの特徴

特徴
  • 「年収800~2,000万円クラス」の好条件のスカウトが届く
  • 優秀なヘッドハンターを転職者側で選ぶことができる
  • より採用確度の高い「一求入魂スカウト」がある
サポート対象地域 全国
特に多い職種 経営ボード|経営企画・事業企画|管理|人事|マーケティング|広告|マスコミ・メディア・出版|クリエイティブ|営業|サービス|コンサルタント|ITコンサルタント|専門職(公認会計士、司法書士等、その他)|IT技術職|Webサービス・制作など
公開求人数 約19万件(2024年2月現在)
ワンポイントアドバイス

ヘッドハンターには並行して2人目、3人目に相談することも可能です。スカウトを待つだけでなく、自分からも積極的に求人情報や相性のいいパートナーを見つけに行きましょう。

優秀なヘッドハンターに出会える

まとめ)46歳の転職は人生100年時代を意識して見通しを立てよう

ここまでの内容を、ざっとまとめてみましょう。

46歳の転職をする際のポイント

  • 仕事・家庭の現在はもちろんのこと、将来まで見据えて検討する
  • 現時点で持っている経験やスキルに固執し過ぎず、これからのキャリアの拡がりも意識する
  • 応募先企業・業界に関するリサーチを入念に行い、転職サービスも積極的に活用する

46歳の転職は、今現在の仕事の状況や暮らしのことを考慮する必要があり、軽々しく判断できない面もあるのは事実です。

しかし、長い目で見ればキャリアの折り返し地点にようやく到達した時期であり、今後の見通しをよく考えた上で転職先を検討する視点も重要になります。

「70歳定年」「人生100年時代」といった言葉が頻繁に聞かれるようになった昨今、46歳の転職は、慎重さと思い切りの良さがバランスよく求められるものになるでしょう。

後悔のないよう、企業や業界に関するリサーチを入念に行い、転職サービスも積極的に活用することで、転職成功の確率を高めていきましょう。

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