2023年の転職市場・コロナ禍の影響は?転職すべきかどうかの判断軸と注意点
[最終更新日]2023/05/22

2020年のコロナ禍により、私たちの暮らしは大きく様変わりしました。
転職市場でも同様にコロナ禍の影響を受けましたが、それから約3年が過ぎた2023年、転職市場はどのように変化しているのでしょうか。
目次
1)2023年の転職市場における、新型コロナの影響は?
2021年以降、求人数は全体的に上昇している
中途採用を募集する企業は全体的に増加傾向。ただし、増加が顕著な職種とそうでない職種の二極化も見られる。
参考:平成21年~令和4年までの求人数と求職者数の推移

参照:厚生労働省「「一般職業紹介状況(令和4年7月分)について 」
上図は厚生労働省が平成21年~令和4年(2008年~2022年)までの求人数と求職者数の推移をまとめたものです。
ブルーの棒線が求人数を、水色の棒線が求職者数を表わしています。
新型コロナウイルス感染拡大の見られた令和元年~2年(2020~2021年)において求人数および求職者数が大きく下降しています。 ですが、その後求人数は緩やかな上昇傾向が確認できます。
こうした状況において、人材紹介サービスdodaの「転職市場予測2022下半期」の記事では、以下のような転職市場の予測立てをされています。
2022年下半期(7月~12月)の転職市場は、14の業界・職種のうち13の分野で求人が「増える」と予測しています。
業界ではIT・通信、電気・機械、建築・土木、金融、メディカル(医療業界)など、職種ではITエンジニア、Webクリエイティブ、電気・機械エンジニア、建築・土木エンジニア、化学エンジニア、金融専門職、営業、管理部門(人事、経理、法務)、企画・マーケティング、販売・サービスなど、かなり幅広く求人が増えるでしょう。事務・アシスタントも求人数は「変わらない」という予測ですので、転職市場全体では求人が増えて活性化するでしょう。
今後コロナが完全に収束したとしても、この流れは後戻りしないと思われるため、転職への追い風はしばらく続くと思われます。
つまり、コロナ禍以降において中途採用が活性する職種とそうでない職種との二極化が進んでいるのです。
転職市場が活性化している職種と、そうでない職種は?
参考:職種別の求人倍率の推移(doda)

参照:doda「転職求人倍率レポート(データ)」
上のグラフでわかる通り、求人倍率の平均を大きく引き上げているのは「エンジニア(IT・通信)」および「専門職(コンサル・金融)」などです。
一方の「販売・サービス」「事務・アシスタント」についてはコロナ禍前と比べて求人倍率に大きな変化はありません。
このような傾向の背景には企業の「IT化・DX推進」があります。
IT・Web業界に限らず、あらゆるビジネスの分野でデジタル技術を活用した業務改革は喫緊の課題となっているのです。
そのほかSDG’sに代表される企業のサステナビリティへの取り組みも見逃せません。
こうしたDX推進・サステナビリティへの取り組みに向けて直接関われる専門職の人、または業務改革や事業推進に取り組める人は、むしろ積極的に動くことを検討してもよい時期に入ったといえるでしょう。
業界に関わらず、どの企業でもDX推進への意識が高まっている。転職者側も、目指す業界でどのようなDX推進が実施されているのかを知っておくことが大切!
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転職者側の動向は?
転職者が企業を選ぶ基準も変化しています。とくに、テレワークを導入している企業かどうか、事業内容に将来性があるか、といった点が重視されるようになりました。
そのため、コロナ禍においても業績を伸ばしている企業や、DX分野など今後の需要が見込まれる業界に応募者が集まりやすい傾向にあります。
ただし、全体的に企業の求人数増加に比べて求職者の増加は緩やかです。
また、企業側では業界の垣根を越えて人材獲得に臨むケースも増えています。
「新しい業界・領域に向けてチャレンジしたい」と考えている人は、現在は「選択肢の幅を広げての転職活動」のしやすい時期といえます。
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多くの企業で「オンライン(Web)面接」を実施

コロナ禍を機に、企業の採用活動にも変化がみられるようになりました。
現在、多くの企業では一次面接をWeb(オンライン)で行うケースが増えているのです。
本来であれば実地へ赴き面接を行うのが常でしたが、自宅で面接を受けられるのは一見するとメリットが大きいように思えます。
しかし、非対面であるがゆえに「コミュニケーションをしづらい」「どのような職場で働くのかイメージが持ちづらい」といった懸念点もあります。
これから転職活動を行う際は、Web面接への対策も必須となってくるでしょう。
Web(オンライン)面接の注意点
- 基本的なマナーは対面と変わらず。ゴールは「この人に会ってみたい」と思ってもらうこと
- 画面越しでは受け手の印象はやや異なる。いつも以上に発声や表情ははっきりと!
- 「回答は結論から」「会話の区切りは明確に」など、言葉のキャッチボールをいつも以上に意識する
Web面接の事前・本番準備については以下の記事で詳しく触れています。ぜひご参照ください。
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転職エージェントも、「電話相談」「オンラインサポート」が一般的に

現状では転職エージェントの営業所へと出向くことが難しいケースが多くなっていることから、ほとんどの転職エージェントが電話相談やオンラインサポートへと切り替えています。
非対面であることにより、営業所に向かう時間や交通費も必要なく、転職のサポートをもらうことができるのは大きなメリットでしょう。
その反面、企業のWeb面接同様、担当エージェントとのコミュニケーションをいつも以上に意識しないと、情報伝達に齟齬が生じ、かえって転職活動を困難にしてしまう可能性もあります。
転職エージェントに登録後は、担当エージェントとの初回面談が設けられますが、この時間で今回の転職の「軸」となる希望条件や「こうなりたい」というビジョンを共有できるようにしておきましょう。
そのためには、初回面談の前までに「キャリアの棚卸し」や「希望条件の整理」を行っておく必要があります。
補足:キャリアの棚卸しについて
キャリアの棚卸しとは、「これまでの自分のキャリアで何をやってきたのかを全て洗い出すこと」です。

「キャリアの棚卸しをしましょう」と聞いても、具体的にどう進めるかパッと思いつかない人もいると思います。
そんな際は、以下の手順で進めてみてください。
- これまで経験した業務をすべて書き出していく
例)「営業事務作業、企画書・提案書の作成、サービス進捗のデータ入力」等 - 書き出した業務について、それら業務に求められる知識・スキルは何かを考える
例)「営業事務作業」=ヒアリング力、数値管理能力、PC操作の知識等 - 出てきた知識・スキルの中で、「これからも続けていきたいこと・伸ばしていきたいこと」が何かを考える
- それらを実現できる働き方について考える
特に転職前においては、キャリアの棚卸しは是非やっておきたいところです。
キャリアの棚卸しの進め方については、以下記事で詳しく紹介しています。興味のある方は併せてご覧ください。
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2)今転職すべき?判断するための3つのポイント
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今転職すべきかどうか?で悩んでいる人は、以下の3点を判断軸に検討するといいでしょう。
現在「転職したほうが良いと思える、前向きな理由」がある人は、積極的に転職活動をすべき

コロナ禍はいったん度外視したうえで、今まさに転職したほうが得策と思えるだけの前向きな理由があるのなら、積極的に転職活動を進め、希望条件に合った職場を探すことに集中しましょう。
欠員補充などの事情から今すぐ人材を必要としている企業は必ずありますので、企業が求める人材像とうまくマッチングすれば、スムーズに転職先が見つかる可能性も十分にあります。
ただし、転職したいと考えるに至った動機が前向きなものではない場合、やや注意が必要です。
たとえば「職場がテレワークを推進していない」という理由で転職を決めたとしましょう。
転職先として選んだ企業がテレワークを導入していると求人で謳っていたとしても、実際にどれほど機能しているのか、リモート環境下で業務が円滑に進んでいるのか、といったことは入社してみなと分からない部分があります。
今後改善される見込みのある転職理由であれば、転職は保留にして動向を注視するのも1つの考え方です。
「ライフスタイルを変えていきたい」人は、情報収集だけでも進めておこう

コロナ禍は私たちの働き方に大きな変化をもたらしただけでなく、働くことへの意識の面でも少なからず影響を及ぼしています。
通勤やオフィスでの就業といった、以前は当たり前だったワークスタイルがリスクを伴うものへと一変したのです。
高齢の家族が同居しているために、できるだけ自宅で仕事をしたい、ウイルスを持ち込む原因を作りたくないと感じている人もいるはずです。
あるいは、在宅勤務を経験したことで家族と共に過ごす時間が増え、以前よりも家族との時間を大切にしたいと考えるようになった人もいることでしょう。
働き方はライフスタイルと密接な関わりがあります。ライフスタイルを変えていきたいという思いは、転職を検討する十分な動機になり得るでしょう。
もちろん、働き方を変えるためだけに転職に踏み切るのはリスクが伴います。
思い立ってすぐに転職に踏み切るのではなく、現職を続けながら準備できることは進めておく、副業から始めてスキルを伸ばしていくなど、選択肢を広げておくための行動を心がけましょう。
希望する業種・職種で「即戦力」となる経験・スキルがあるかを振り返っておこう

先にお伝えした通り、企業は採用において「即戦力重視」「スキル・経験重視」の傾向が強まっています。
転職先として希望する業種・職種で即戦力として活躍できる経験・スキルを持っているかどうか、十分な振り返りを行った上で応募する必要があるでしょう。
求人情報の職務要件(求められるスキルや歓迎スキル等)をチェックして、更に企業HP等で事業内容を詳細まで確認して、それらスキルが業務でどのように発揮されるのかをイメージしておくことが大切です。
即戦力として通用する経験・スキルを持っているかどうかについて、自分では判断が難しいという場合は、次章で紹介する転職エージェントに相談しておくとよいでしょう。
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3)電話サポートまたはオンラインサポート対応可能なおすすめの転職エージェント
ここでは、電話サポートやオンラインサポートでの対応が可能な転職エージェントを紹介します。
できるだけ多くの有益な情報を得るためにも、転職エージェントは1社のみに絞ってしまうのではなく、複数のサービスを併用するほうが得策です。
各サービスの特徴や強みについて解説しますので、自分に合った転職エージェントを複数組み合わせて効果的に活用していきましょう。
リクルートエージェント
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国内No.1の求人数と転職支援実績があるため、あなたの希望条件に合った求人がきっと見つかるはずです!
転職活動を成功させるうえで「転職市場に詳しいエージェントのサポートがほしい」という人も多いでしょう。
リクルートエージェントでは幅広い業種・職種への知見に長けているエージェントが担当に就いてくれます。
他の転職サイトには掲載されていない「非公開求人」も多いため、比較的ライバルの少ない中で選考に臨むことができるでしょう。
企業からのスカウトも活発なので、あなたの職務経歴を見た企業から、嬉しいオファーが届く可能性もあります。
リクルートエージェントの特徴
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 営業・販売・カスタマーサービス|企画・マーケティング・経営|管理・事務|物流・購買・貿易・店舗開発|コンサルタント|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|SE・ITエンジニア|エンジニア(設計・生産技術・品質管理)など |
公開求人数 | 約39万件(2023年5月現在) |
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doda
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地方求人も多い&サポートがスピーディなため、なるべく早く転職したい人におすすめです。
dodaはリクルートエージェントに次ぐ求人数を持つ転職サービスです。
「転職サイト」「転職エージェント」の二つの用途があり、状況によって使い分けることでよりスムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
そのほかにも、dodaには転職活動をサポートしてくれるツールが充実しています。
たとえば「キャリアタイプ診断」では、120問の設問に答えることで自身の性格や「向いている仕事スタイル・企業風土」がわかります。
また、オンラインを中心に多くの企業の担当者に話が聞ける「doda転職フェア」も開催しており、転職先の選択肢を多く持つことができるでしょう。
dodaの特徴
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 営業職|企画・管理|技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)|技術職(組み込みソフトウェア)|専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)|クリエイター・クリエイティブ職|販売・サービス職|公務員・教員・農林水産関連職など |
公開求人数 | 約19万件(2023年5月現在) |
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マイナビエージェント
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書類作成や面接対策をじっくりサポートしてほしい人に向いているサービスです。
マイナビエージェントは主に20~30代の若手社会人の支援に長けている転職サービスです。
もともと就職支援をメインに行ってきた企業であるため、転職活動にまつわるノウハウも十分に蓄積されています。
マイナビエージェントの評判・口コミでよくみられるのが「担当エージェントのサポートが手厚い」という声です。
実際、マイナビエージェントでは「無期限」でサポートをしてくれるため、転職者が納得のいくまでサポートやアドバイスをしてくれるのです。
じっくり転職活動に時間をかけられるからこそ、入社後のミスマッチを避けることにも繋がるでしょう。
マイナビエージェントの特徴
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット)|機械/電気・電子/素材等|化学/素材/食品/化粧品等|営業職|医療系専門職|コンサルタント/監査法人/士業関連|金融専門職|不動産専門職|クリエイティブ|経営/企画/管理/事務|販売/サービス|建築設計/土木/プラント/設備等など |
公開求人数 | 約4.5万件(2023年5月現在) |
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パソナキャリア
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利用者の年収アップ率67.1%。キャリアアップ転職におすすめの転職エージェントです。
パソナキャリアは年収アップができる全国の企業の求人を扱っています。
拠点も全都道府県にあるため、地元の企業の情報収集を行うなら、パソナキャリアがおすすめです。
パソナキャリアでは転職者一人につき平均して20時間のサポートを行っています。
書類作成や面接対策はもちろん、年収交渉における実績も高く、実に67.1%(約3人に2人)が転職で年収アップを成功させています。
また、「女性活躍推進コンサルティングチーム」も発足し、女性が働きやすい企業の紹介も行っています。
パソナキャリアの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | 営業|管理・事務|IT・Webエンジニア|技術職(電気・電子・機械・化学)|クリエイティブ|マーケティング・企画|コンサルタント・士業|販売員・サービススタッフ|研究・開発(メディカル)|専門職(Web・IT・ゲーム)|専門職(金融・不動産・建設)など |
公開求人数 | 約3.6万件(2023年5月現在) |
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JACリクルートメント
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転職で「年収600万円以上」を目指す人におすすめのハイクラス転職サービスです。
JACリクルートメントは「転職で年収アップ・キャリアアップを目指したい」という人におすすめの転職エージェントです。
紹介する求人はいずれも「マネジメント経験がある人材を求める企業」「外資系・グローバル企業」など、高年収帯のものが中心です。
JACリクルートメントは「キャリアコンサルティング」において高い評価を得ています。
転職した先にある最適なキャリアプランについてのアドバイスや、これまで培ってきた経験・スキルの棚卸しなど、今現在の自身の市場価値を知るにもいい機会でしょう。
求人企業へは担当コンサルタントが直接ヒアリングを行っているため、企業の風土や人間関係といった詳しい情報を共有してもらうことができます。
JACリクルートメントの特徴
特徴 |
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サポート対象地域 | 全国 |
特に多い職種 | サービス|商社|流通|消費財|マスコミ|建設・不動産|金融|IT・通信|WEB|EMC|コンサルティング・シンクタンク・事務所|メディカル・バイオ|医療・介護・福祉など |
公開求人数 | 約1.4万件(2023年5月現在) |
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すでに目指している業界・領域が明確な人は、その分野に特化した転職エージェントを使う方が、転職への近道になるでしょう。
ここでは代表的なサービスを一覧でご紹介します。
タイプ | ITエンジニア | ITエンジニア | IT・Web系職種 | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 管理職・エキスパート | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門 | 外資・グローバル | 外資・グローバル | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
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サービス名 | マイナビITエージェント![]() | レバテックキャリア![]() | ワークポート![]() | JACリクルートメント![]() | リクルートダイレクトスカウト![]() | ビズリーチ![]() | ジャスネットキャリア![]() | マスメディアン![]() | クリーデンス![]() | MS Agent![]() | エンワールド![]() | ロバート・ウォルターズ![]() | メイテックネクスト![]() | きらケア![]() | かいご畑![]() |
メリット |
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公開求人数 | 約1.6万件 | 約1.9万件 | 約6.8万件 | 約1.4万件 | 約46万件 | 約8.4万件 | 約3,500件 | 約3,900件 | 約1,300件 | 約8,700件 | 約800件 | 約1,900件 | 約1.2万件 | 約5.3万件 | 約1.0万件 |
得意業界/職種 | IT・Web | IT・Web | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | ◎全業種・職種 | 会計・経理・税務・財務 | マスコミ・メディア | アパレル・ファッション | 管理部門・士業 | 外資系 | 外資系 | 製造系エンジニア | 介護・福祉 | 介護・福祉 |
対象地域 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | 関東・関西・中部(東海) | 東京・大阪 | 関東・関西・東海 | ◎全都道府県 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・愛知・大阪+海外 | 東京・名古屋・大阪・福岡 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 | ◎全都道府県 |
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表内の求人数は2023年5月時点のものです。
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まとめ)2023年は再び売り手市場に。目指す業界・職種のニーズもしっかり調査を
先行きの見えない社会情勢のさなかで、転職という大きな決断に踏み切ることを躊躇している人もいるでしょう。
しかし、今回解説してきたように、こうした状況だからこそ今までになかったチャンスも台頭してくるものです。
「状況が落ち着いたら」「元に戻ったら」と考えているうちに、時間ばかりが経ってしまうことにもなりかねません。
いま動くだけの理由や動機があるならば、積極的に転職という決断へと舵を切ってみるのも1つの考え方です。
一方で、コロナ禍においては求人の動向が再び変化する可能性もゼロではありません。今すぐ動く必然性がないのであれば、じっくりと考える姿勢を保つこともときに重要です。
熟慮と積極性のバランスを意識した転職活動で、コロナ禍に負けず理想のキャリアを実現へと引き寄せていきましょう。