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上司に「言いたいこと」言えてますか?意見を伝えやすくするポイント3点

[最終更新日]2020/09/29


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上司に言いたいことが言えない…その悩みは解決できる?

転職を考え始める人のうち、上司と合わないことを理由に挙げる人は決して少なくありません。

日々の仕事の中で否応なしに関わり合わなくてはならない上司。
その上司と馬が合わないとなれば、仕事そのものが苦痛になってしまうのも当然の成り行きと言えます。

上司と合わないと感じる理由はさまざまですが、「意見を言いにくい」「言いたいことを言えない」ということも大きな原因の1つとなり得るでしょう。

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目次

1)なぜ上司に意見を言いづらくなってしまうのか?

上司に言いたいこと、言えてますか?

はじめに、そもそも上司に意見を言いづらい・言いたいことを言えないという状況がなぜ起こりがちなのかを考えてみます。

上司や部下自身の性格やものの言い方の癖が大きいことは想像に難くありませんが、思い当たる節が何もない状態で「言いづらい」という状況は生まれないものです。

必ず何か原因があるはずですので、なぜ言いづらいという状況が生じてしまっているのか、この点を明確にすることが大切です。

上司に意見が言いづらくなってしまう典型的な理由を確認しておきましょう。



過去に意見を伝えて否定・批判されたことがある

上司に率直に意見を述べた結果、「それは違う」「あなたの考えは間違っている」と真っ向から否定されてしまったことはないでしょうか。

あるいは、「その考え方はおかしい」などと批判されてしまったとしたら、「この上司に何か言うとまた批判されそうだ」「やめておこう」と自己防衛本能が働いてしまうのも無理はありません。

自分自身の考え方や仕事の進め方に信念を持っていることは上司の立場にある人として重要なことですが、自分とは異なる考え方に対して排他的になってしまうのは問題があります。このような場合、上司と自分のどちらにより大きな原因があるのか、一度冷静になって考えてみる必要があります。

上司は「どんな意見」も否定してきたか自分の伝え方は適切だったか意見が受け入れられる人の伝え方は?
  • 上司は本当に「どんな意見でも」否定してきたのか
  • 自分の伝え方は適切だったのか
  • 意見が受け入れられている人の伝え方はどうであるか

こうしたことを振り返ってみた上で、自分自身の伝え方に何か1つでも改善の余地があれば、伝え方を変えることで意見を聞き入れてもらいやすくなる可能性があります。



意見を伝えると上司がたいてい不機嫌になる

常に忙しく、余裕のないタイプの上司の場合、そもそも部下が述べる意見や考えを聞き入れる時間的・精神的なゆとりがないこともあります。上司自身も実務を兼任しているプレイングマネージャーによく見られる傾向です。

こうしたタイプの上司の場合、立場を変えて考えてみると、なぜ上司が不機嫌になるのかが見えてくることがあります。

些末なこと、優先度の低い意見を上げてくる一度伝えたはずのことを繰り返し確認される部下が自分で解決すべきことを聞いてくる明らかに実現不可能なことを提案してくるそもそも言っていることが要領を得ない
  • 些末なこと、優先度の低い意見を上げてくる
  • 一度伝えたはずのことを繰り返し確認される
  • 部下が自分で解決すべきことを聞いてくる
  • 明らかに実現不可能なことを提案してくる
  • そもそも言っていることが要領を得ない

ただでさえ忙しい仕事の最中に、このような(上司から見れば)不適切な意見が飛んでくると、上司としては「どうしてそんなことを聞いてくるのか」「それは今どうこう言うべき問題ではない」と感じ、つい不機嫌な素振りを見せてしまっている可能性があります。

伝えていた意見や提案が本当に適切なものだったのか、改めて振り返ってみましょう。



言い出しにくい雰囲気を上司が醸し出している

部下にとって言い出しにくい雰囲気を醸し出している可能性もあります。なぜ意見を言いにくいのか、明確な理由はないけれども、何となく言い出しづらい場合、上司が醸し出す雰囲気に苦手意識があるのかもしれません。

心理学において「MUM効果」というものがあるのをご存知でしょうか?MUM効果は沈黙効果とも呼ばれ、相手にとって不利・不快な情報を伝えるのを避けようとする心理のことを指しています。

「こんなことを言ったら怒らせてしまうのではないか」「意見として不適切なのではないか」と部下の側が感じ、意見を口に出すことなく飲み込んでしまうのです。

こうしたMUM効果は、もしかしたら「思い込み」による部分が大きいのかもしれません。上司の表情が不機嫌そうに見えるとか、人から又聞きした話などから勝手なイメージを形成してしまっている可能性も否定できないのです。

「言い出しづらい」という感情が何か具体的な根拠に基づいているのかどうか、いま一度振り返って確認しておきましょう。



2)上司に意見を言いやすくなるメリットとは?

上司に対して率直に意見を伝えるのは、コミュニケーションスキルとして実はそれなりに高度なものです。

しかし、もし上司に意見を言いやすい状況を作ることができたとすれば、仕事を進める上でさまざまなメリットを得ることができます。

「上司には意見を言いにくいもの」と決めつける前に、仮に上司に意見を言いやすくなったらどのようなメリットがあるのかを考えてみましょう。

得られるメリットが大きいことを実感すれば、どうにかして意見を言いやすい状況を作ろうという気持ちになれるはずです。



上司との信頼関係が厚くなる

上司の立場にある人はたいていの場合、部下との立場上の違いを理解しています。部下にとって意見を言い出しにくいだろう、ということは容易に想像できるはずなのです。

そうした「言いにくい」状況があることを理解した上で、あえて意見を述べてくる部下に対して、上司は一目置くものです。

意見をぶつけられることによって上司自身の考えが整理されたり、反論を考えるプロセスで自身のロジックが強化されたりすることも考えられるからです。

反対に、何でも上司の言うことを聞き入れるイエスマンが好きな上司がいないわけではありません。

このタイプの上司は、むしろ上司自身が部下から否定されたり、批判されたりするのが怖いのです。
上司の考えに対して真っ向から反対意見を述べてくるような部下に対して身構えてしまうところがあると考えられます。

こうした上司に対しては、伝え方や言葉の表現・トーンを工夫して対処することで、意見を受けてもらいやすくなる場合があります。

部下・上司ともにお互いが意見を言いやすくなることで信頼関係が増す効果があることは、念頭に置いておく必要があるでしょう。



自分が仕事をしやすい環境を作りやすくなる

上司に意見が言いやすいということは、自分自身の考えを上司と共有しやすくなることを意味しています。

たとえば、これから実行しようとしていることを前もって上司に伝えておくことで、上司から了承を得た上で行動に移すことができます。

上司の側は前もって承諾しているわけですから、部下の行動は上司自身の責任でもあるため、その通りに行動した部下を責めにくくなります。

このように、上司に意見を言いやすくなることによって部下は自分自身を守りやすくなるという効果があるのです。

日ごろから上司に「言いやすい」状況を作っておくことは、部下自身が仕事をしやすい環境を作ることにつながります。

このことは部下の側としても「あとで怒られるのではないか」「自分の行動は果たして正しいのだろうか?」とヒヤヒヤしながら仕事を進める場面を減らすことになり、仕事の成果をあげやすくなる効果も期待できるのです。



いざという時に重要な提案や意見を伝えやすくなる

イソップ童話に登場するオオカミ少年のエピソードは、多くの人が覚えていることでしょう。

日ごろから誤った情報ばかりを伝えていると、本当に重要な情報を伝えなくてはならない場面で「また誤報だろう」と思われてしまい、信頼されないことを示唆するエピソードです。

このように、人は日ごろの言動によって印象が左右されかねない面があります。

上司が「相手によって対応が違う」と感じることがあるとすれば、もしかしたらこうした日ごろの行動の違いが表れているのかもしれません。

同じことが上司と部下の間でのコミュニケーションについても言えます。日ごろから的確な意見を上げてくる部下に対しては、重要な提案や意見を述べてきた場面でも耳を傾けやすいはずです。

逆に、ふだん全く意見を言わない部下が急に重要な提案を上げてきたとしても、半信半疑の感が拭えないことは十分にあり得ます。ふだんから小さな意見や提案を通しておくことで、いざという時に重要な意見・提案を伝えやすくなるのです。



3)上司に意見を伝えやすくする3つのポイント

上司に意見を言いにくい場合、上司の側に原因がないとも言い切れませんが、上司を変えるのは恐らく不可能でしょう。そうであれば、自分が上司に意見を伝えやすくする工夫をするのが近道です。

実際、ちょっとした工夫1つで「言いやすくなる」ということは往々にしてあります。ふだんのコミュニケーションに少し工夫を加えることで、上司に意見を言いやすくなる3つのポイントを見ていきましょう。



ポイント①:意見の論点を明確にする

一般的に、上司は部下と比べて責任の重い職務を担っています、プレイングマネージャーの場合は、仕事量の面でも部下よりはるかに多く、やるべき仕事が山積みになった状態が続いている可能性もあります。

そういった忙しい相手に対して意見を述べる際は論点を明確にし、端的に伝えることが必須です。

上司からどのような回答を得たいのか、自分の中ではっきりさせておくことも重要です。

単に確認したいのか、提案に対して検討してもらいたいのか、その場でYes/Noの返答を聞きたいのか、といった点を整理した上で、上司に意見を持っていくようにしましょう。

《論点を明確にするための伝え方の例》

△△を〇〇にしたいです。なぜなら…△△が問題と考えています。そこで…〇〇と考えますが、どう思われますか?
  • △△を〇〇にしたいです。なぜなら・・・(まず結論から述べる)
  • △△が問題と考えています。そこで・・・(何が問題かを伝える)
  • 〇〇と考えますが、どう思われますか?(確認したいことを絞る)




ポイント②:クッション言葉を活用する

言いたいことが言いづらいと感じる人の多くが、自分の考えを上司にストレートにぶつけることに抵抗を感じているはずです。

面と向かって直接伝えるのが憚られるのは、考えていることと言葉が完全にイコールになっており、考えそのものを直球でぶつけようとしているからなのです。

妙な言い方に聞こえるかもしれませんが、ある意味で上司にも「逃げ道」を用意しておくことで、感情的な部分での拒否感が薄れ、上司としても話を聞き入れる態勢になりやすいものです。

具体的には本題となる「言いたいこと」の前に、相手を立てるための短い言葉を挿入する「クッション言葉」というテクニックを駆使してみましょう。

《クッション言葉の例》

〇〇については理解できるのですが…もし可能であればですが…既にご存知かもしれませんが…
  • 〇〇という点に関しては理解できるのですが・・・(理解を示す)
  • もし可能であればですが・・・(譲歩する姿勢を見せる)
  • すでにご存知のことかもしれないのですが・・・(上司が先に気づいていたことにしてもらう)




ポイント③:相談という形で話を持ちかける

上司に言いづらいと感じる原因として、「何か言っても否定されてしまうのではないか?」という不安感を持っていることが挙げられます。

せっかく勇気を出して意見を表明したにも関わらず、冷たく一蹴されてしまったとすれば、今後ますます意見や提案をしにくくなるでしょう。

上司に言いたいことを伝えるのであれば、最初のやり取りが肝心です。上司としても、はじめに聞く姿勢を示した以上、途中で手のひらを返したように急に聞く耳を持たない素振りを見せづらくなるからです。

最初のやりとりで話を聞く態勢になってもらうには、意見や提案ではなく「相談」という形で話を持ちかけてみましょう。

《相談として聞いてもらうための言い回し例》

〇〇について伺いたいことがありまして…〇〇を確認させていただけますか?困っていることがあるのですが…
  • 〇〇について伺いたいことがありまして・・・(質問から入る)
  • 〇〇を確認させていただけますか?(確認から入る)
  • 困っていることがあるのですが・・・(困りごとから入る)




4)上司に意見を伝える際にやってはいけないこと

最後に、上司に意見を伝えるにあたって「これだけは避けたい」という注意点を挙げておきます。

上司も人間ですので、言い方・伝え方ひとつで気分を害したり、聞き入れたくないという気持ちに傾いてしまったりすることもあり得ます。

とくに次の3つの点については、意見そのものを聞いてもらえなくなるリスクが高いばかりか、あなた自身に対する上司の印象も悪くなってしまう可能性がありますので、十分に注意しておきましょう。



上司自身が否定されたと感じるような言い方をしない

自分の落ち度や至らない部分をあからさまに指摘されていい気がする人はいません。
また、自分の考えや方針に対して真っ向から異を唱えてくる相手に対しては、無意識に身構えてしまうものです。

そのため、意見を伝えるにあたって上司の考えや方針を否定しているように聞こえてしまわないよう、十分に気をつける必要があります。

部下の中では「意見を述べた」つもりでいても、上司の目には「私の方針に対して不服を申し立ててきた」「こちらの苦労も知らずに不満を言っている」と映らないとも限りません。

先に紹介したクッション言葉をうまく交えるなどして、上司の考えや方針、あるいは人格を否定・批判しようとしているわけではないことを伝えるようにしましょう。



相手(上司)を変えようとしない

言いたいことを言いづらい上司だとしても、あなた自身の目的は「意見を聞いてもらう」ことであって、「意見しやすい上司に変わってもらう」ことではないはずです。

他人を変えようとするのは不可能である上に人間関係に亀裂を生じさせかねない方法であり、他人に対する誤った期待のしかたと言えます。

「なぜ聞きやすい雰囲気を作ってくれないのだろう」「もっと部下に配慮してくれてもいいのに」といった不満が積もっていくうちに、自分の中で作り上げた理想の上司像と現実の上司の姿とのギャップにますます不満を募らせることにもなりかねません。

前で述べた通り、相手を変えようとするのではなく、まずは自分の伝え方や働きかけ方を変えることに専念し、上手に伝えられる方法を模索していくことが大切です。



必要以上に大ごとにしない

上司に意見を言いづらいと感じている人にとって、「今日こそは上司に言いたいことを言おう」と決断するのは勇気が要ることかもしれません。

しかし、よく考えてみれば単に「意見を伝える」というだけであって、決して大げさなことをするわけではありません。自分の中で「上司に意見を言う」ということ自体を必要以上に大ごとと捉えていないでしょうか?

一大決心をして上司に意見を言う、などといった緊張感は上司にも伝わってしまうことがあります。

すると、上司の側でも身構えてしまい、慎重に考えて手堅い判断を下した結果、ドライな対応になってしまうということもあり得るのです。

上司に意見を述べる、ということを必要以上に大ごととして考えないことも、場合によっては必要な心がけなのです。



まとめ)コミュニケーションの練習と思って上手な伝え方を摸索しよう

上司に言いたいことが言えない・・・。そう悩んでいる人は、おそらく職場に1人、2人はいる「上司に対して気軽に意見を言えてしまう人」を羨ましく感じているかもしれません。

もちろん天性のコミュニケーション力を持つ人も中には存在しますが、ほとんどの人は失敗と改善を繰り返してコミュニケーションの引き出しを増やしていったはずなのです。

コミュニケーションの取り方は、意識的にトレーニングすることで後天的に伸ばすことができるからです。

上司とのコミュニケーションに苦手意識がある人は、練習と思っていろいろな伝え方を試してみると良いでしょう。

自分に合った伝え方が1つでも多く見つかれば、上司との接し方にも余裕が生まれ、仕事上のストレスを1つ減らすことができるはずです。ぜひ自分なりの上手な伝え方を摸索してみてください。



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